作品紹介

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作品紹介

短編小説(4万5000文字未満、読了目安90分未満)

洋菓子専門店ショコラに訪れた幾つかのバレンタインの物語(2007年発行)

洋菓子専門店ショコラに訪れた幾つかのバレンタインの物語 新河流駅の前に広がる小さな新興商店街。その商店街の一等地………ではなく、路地裏にある小さな洋菓子専門店「ショコラ」。そのショコラの調理場で店長とアルバイトが今日の仕込みをしていた。仕込み中の会話は、お店にやってきた人達の恋模様。
 幼馴染みに告白をしたいという少年、彼氏とケンカをしたアルバイト、少年に告白された幼馴染み、そして店長自身。

 バレンタインデーを前にして、洋菓子専門店ショコラに訪れた幾つかの恋の物語。バレンタインデーの持つ不思議な力は、恋を成就させるのか、それとも―――。

その思いを制服に込めて(2019年発行)

氷上に朝日が昇る写真をベースにした表紙 ラスト大陸の覇権を懸けた、ノーザリア、ファイアランド、エルダーグランの三国による戦争は二年に及ぶ戦いの末に決着し、どの国も痛み分けのような結果に終わった。一年中雪と氷に覆われたこの国、ノーザリアは日々の生活にも苦労し、故に新天地を求めて戦争したとも言われているけど、結局は元の鞘に収まることになった。

 終戦から二年。人々の生活は落ち着きを取り戻し、多くの人は前を向いて歩き始めている。少なくとも、明日に向かって歩いている、そんな希望にあふれているように見えた。戦時中は各地を転々としながら魔法の研究と機織りに没頭していた私も、故郷である首都アイスブランドへ戻り、そんな光景に背中を押されるかのように魔法の研究と機織りの続きに勤しんでいた。

 そんなある日、その知らせは突然訪れた。
 裁縫師と協力して、この国の未来を担う子供達が通うことになる新しい学校の制服を作って欲しいと。だけどその裁縫師は、裁縫学校時代の因縁が残る裁縫師だった。

中編小説(4万5000〜9万文字未満、読了目安90〜180分)

黒と髪と彼女たち(2010年発行)

黒と髪と彼女たちある人は彼氏に邪魔になるから髪を切れと言われ、近くにあった理容院に駆け込んだ。
ある人は髪に合うシャンプーを見つけられずに悩んでいた。
ある人は奥さんの長い髪が気に入っていた。
ある猫は同居人の長い髪が気に入っていた。
ある人は寝癖と格闘していた。
ある人は友達の髪型を結って満足していた。

これは、黒髪とそれを持つ5人の少女達の日常を描いた物語。

良縁結ぶは神ならず(2013年発行)

良縁結ぶは神ならず 京姫神社―――それは、縁結びと恋愛成就、つまり恋の女神、色瀬京姫神を祀る神社。
 様々な縁を結ぶということで地元ではちょっと有名なその神社には、今日も色々な人が色々な悩みを抱えてやってくる。
 ひょんなことから京姫神社に奉仕することになった巫女の楓は、彼らの悩みを聞いているうちに居ても立っても居られなくなり、告白に悩む片思いの子の背中を押してあげたり、マリッジブルーに悩む新郎の相談を受けたりと、右に左に大活躍するのであった。
 そしていつしかそのターゲットは―――。

長編小説(9万文字以上、読了目安180分以上)

ReSin-ens 遼なる風、彩りの音 シリーズ(全4巻を予定・2006年〜)

 好きという感情? それは何? それがあると、満腹になるまでご飯が食べられるの? 誰にも裏切られないですむの?
 好きという感情? それは何? それがあると、死んだ人が生き返るのか? 誰にも迷惑をかけずに生きられるのか?
 私はもう、上辺だけの付き合いしかできない。
 俺はもう、恋なんてしちゃいけないんだと思った。

 人を好きになって、その人のことを傷つけることになるのなら…自分を傷つけることになるのなら、始めから人のことなんて好きにならなければいい。そうすればもう、辛い思いなんてしなくてすむから。

 でももし、心の奥底から好きになれる人が目の前に現れたら―――ううん…そんなことはあり得ない。
 でももし、心の奥底から好きになれる人が目の前に現れたら―――いや…何も変わらないだろう。

 一人の少年と少女、二人の目の前に少女は現れた。それはまるで、季節を払拭する颯のように。
 ある時から止まっていた三人の歯車が急激に動き出す。その歯車によって、三人は一体どこに向かうのだろうか。
 でもきっとそれは…予想可能な結末を迎えるだろう。何故なら人は、誰かと共にあるから。

 どうしようもなく純真な心を持つ少年と少女の物語………。

写真集

大槌町 ここは復興最前線 〜震災復興記録写真集〜 シリーズ(全4巻・2016年〜2019年発行)

 被災前の美しい景色の写真、地震や火災が町を襲う写真、被災直後の写真は、新聞社、自衛隊、自費出版など、様々なところから出版されています。そして、三陸の書店はもちろん、道の駅や土産物店には、必ずと言っていいほどこれら本やDVD・BDを取り扱ったコーナーが設置されています。大きな書店であれば東北から遠く離れていた場所でも手に取ることができます。

 それでは、「今」はどうでしょうか。
 町民や技術者が一歩一歩進む姿を、どれだけの人が知っているでしょうか。

 「今」はなかなか伝わりません。伝えてくれる人もほとんどいません。
 この本は、そんな「今」を住民目線の写真で綴った大槌町の復興記録写真集です。

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初出: 2004年**月**日
更新: 2019年10月26日
著作: 鈴響雪冬
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