Keyが発売したゲーム「Kanon」のメインヒロインの一人、美坂栞がアイスを食べるのが好きなことから、彼女の誕生日である2月1日、外套を羽織らずアイスを食べるというパーティー。第1回は2002年1月30日、18時頃行われた。大人になってからも何だかんだと毎年行っており、近年では2月1日0時にスタートするのが習わしとなっている。
原作、著作共に鈴響雪冬の長編恋愛小説で、長編作品の中では二作目に当たる。2002年7月5日から2003年3月13日にかけてウェブサイト上で連載した。
物語の中で二日目に当たる日付が8月32日という、一種のパラレルワールドで話は進行する。話を思いついたきっかけは、恋愛AVG「夏色の砂時計」で、主人公の思い通りにならない形でのタイムトリップという設定を見て、「時間が進み続けたらどうなるんだろう」と考えたことに起因する。
なお、恋愛小説という冠ではあるが、物語の主題が別の所にあるため、一部では恋愛小説ではないと言われるほど、恋愛度は薄い。
ウェブ版発表時のキャッチフレーズは、「時間が交わるドタバタ恋愛アドベンチャー小説」。
鈴響雪冬の発行した同人誌のタイトル。
ウェブで発表した「アクロス・ザ・タイム」を収録している。ウェブ版に対して大規模な設定変更を施し、その上で新しい話も書き下ろしたため、物語の展開や本質は変わっていないが、原作と異なる部分が多い。メインヒロインである夏菜の言動に女らしさが加えられていたり、まさみの扱いの変化、主人公の心境の描写などにそれが顕著に表れている。また、鎖骨に関する描写が大幅に加えられ、作者の趣味を感じさせる。これを踏まえて鈴響雪冬は「新編:アクロス・ザ・タイム」や「完全版:アクロス・ザ・タイム」と日記内で発言している。なお、加筆量を文字で見たとき、ウェブ版の9万文字に対し、冊子版は11万文字と2万文字であるが、本編を大幅に書き換えているため、全体的に見ると半分近くは書き換えられている。
この改編によって、ウェブ版では一切触れられなかった、主人公がパラレルワールドへ辿り着いたのかという理由について曖昧な形でながらも触れることになった。これにより物語の本質に読者も触れられるようになったと言える。それらを踏まえて完全版となっている。
鈴響雪冬の同人誌の中で初めて(単独で)100ページを超えた作品で、今でもB5では唯一の100ページを超えた作品である。また、表紙のデザインが途中で変わった唯一の同人誌でもある。
表紙 | |
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作 | 鈴響雪冬 |
価格 | 450円 |
発行 | 2004年9月12日 |
絶版 | 2007年8月18日 |
ジャンル | 現代・恋愛 |
長さ | 長編 |
小説「アクロス・ザ・タイム」の舞台となる土地。群馬県に存在する架空の都市であり、物語中に主人公の家の東経と西経が出てくるが、それによると実在する前橋市から見て北部にあると思われる。
人口の規模は不明だが、商店街が活発な点や鉄道網が発達しているところを見るとかなり大規模な都市であると想像できる。
主人公、「前橋遼一」はここで不思議な生活を送ることになる。
Brother製のレーザープリンタ、またはBrotherを指す言葉。原典は2ちゃんねる・同人板で、Brother製のレーザープリンタを「兄貴」と呼ぶことから。
このサイトで兄貴と表記した場合は、特定の機種「HL5240」を指すことが多い。日記上では「お兄ちゃん」と呼ぶことが多い。
株式会社avexを指す隠語。CCCD、のまネコ、色々恨みを買ったavexを悪い意味で呼ぶときに使っていた言葉。
小説「丘の上の物語 ~春がすぐそこまで来ていた~」に登場する和菓子専門店。鈴音駅前の商店街でも北端に位置している。
一般的な和菓子から、創作和菓子までを取り扱う、商店街でも人気のお店で、白河修司やその妹、白河蓮にとっても愛用の店。後に、白河修司からその存在と評判を聞かされ、その店のどら焼きを食した水瀬千夏も味に惚れ込み、愛用することになる。噂のどら焼きは一個120円。
画像は原作では一切登場せずお蔵入りとなった公式ロゴマークを、2007年になってからリメイクしたもの。
「あっ、これって甘党のお菓子だ」
「あぁ。ってオレが知ってるのもここくらいだし…」
「これは…?」
漫画のヒロインの女の子が、よく聞きとれない時に「ん?」って聞き返すような仕草で聞いてくる。
「この町で有名な和菓子専門店の『甘党』って言うお店なんです」
水瀬先輩の質問に蓮が答えた。
「ReSin-ens 遼なる風、彩りの音」を読んだ読者に言わせると鈴響雪冬が誓った言葉。どのようなシナリオを書けばむらむらするのかは不明。
ゲーム「こみっくパーティー」の登場人物「長谷部彩」の事。松浦亜弥ではない。
パン生地の中にあんこを入れた菓子パンの一種。表面に砂糖をまぶすこともある。明治8(1875)年に、木村屋が開発・販売し始めた。F&C・カクテルソフトが販売したゲーム「Canvas ~セピア色のモチーフ~」に登場するヒロイン「橘天音」が好んで食べるもの。
コンビニエンスストアの「am/pm」の略の一つ。他には「エーピー」などがあった。
1978年にアメリカで始まり、1989年に日本に進出。2009年にファミリーマートがam/pmの日本法人を買収、完全子会社化し、2011年12月10日、ファミリーマートへの置き換えが完了し、日本国内からam/pmは消滅した。
小説「丘の上の物語 ~春がすぐそこまで来ていた~」に登場する人物。
明朗活発、容赦端麗、ロングヘアーの似合うひと。謎の拳法を使い、その腕は達人レベル。拳法を習い始めたのには修司が関わりあるらしいが…。
俗世間の人間全体から、オタクとマニアを取り除いて残った人達のこと。非戦闘員。
オタクやマニアのこと。「一般人」の捩り。
性別 | 男 |
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年齢 | 16歳(高校2年) |
誕生日 | (1988年)11月29日 |
身長 | 176cm |
体重 | 68kg |
3サイズ | - |
血液型 | - |
性格 | 内向的、閉鎖的、冷静 |
職業 | 学生 |
趣味 | 水彩画、珈琲を淹れること |
一人称 | 俺 |
※本項は「ReSin-ens 遼なる風、彩りの音」での設定に基づいて記載しています
全てのReSin-ens関連作品に登場する人物で、本編では主人公という立場。
物静かで冷静、閉鎖的な性格で友人は少ない。勉強はそれなりに出来きるがそれ以上に頭は良く、物事への計算が速く適応能力やとっさの判断力に長けている。学校は地域の進学校でもある私立鈴木野原大学附属高等学校高校、普通科2年C組、帰宅部。
かつてはものを動かすという超能力を持っていたが、現在はその力は失われていて、替わりに手で触れたものを温める能力を持っている。
父親はいるが家には住んでおらず、直哉自身は実家で独り暮らしである。そのため料理を含めた最低限の家事はそつなくこなせ、幼馴染みの月詩茜に羨ましがられている。
性別 | 女 |
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年齢 | 200歳前後 |
誕生日 | - |
身長 | - |
体重 | - |
3サイズ | - |
血液型 | - |
性格 | 外交的、明るい |
職業 | 神 |
趣味 | - |
一人称 | 私 |
小説「良縁結ぶは神ならず」に登場する女神。神様としては若い。元は人間。ある事件がきっかけで死後に奉じられた。その時の諡「ケイ」がもととなっていつしか「色瀬京姫神」へと神格化された。総本社は京姫神社。
御利益は縁結び、祈念成就、商売繁盛。逆に苦手なのは縁切りで、敵対心も抱いている。縁切りの役目を持つ神様への理解を持つようになるのはまた別の話。
「ReSin-ens 遼なる風、彩りの音」で、鈴響雪冬が貰いたいと詩唄いに語った感想。もはや、どうすれば話の路線からこのような台詞が出てくるかは不明である。
本文をインクジェットプリンターによって印刷した同人誌。サークル「雪解け水」時代に鈴響雪冬が使っていた印刷方法。現在はレーザープリンターによる印刷にシフトしている。
印刷コストは抑えられるが印刷時間がかかるのが当時の課題であった。現在はオフィス向けのインクジェットプリンターも普及し、この課題はある程度解消したと思われる。
自宅出力のため製本も基本的には自力で行う必要があることから、時間をかけてでもコストを抑えたいサークルに向いている方法と言える。
下着。一般的に衣類の内側に着る服のことを指す。単純に「インナー」と称する場合もある。以前はアンダーウェアと表記していた。
体の補正を目的とする「ファンデーション」、装飾や服や肌を守る「ランジェリー」、ショーツ、ブラジャー、ストッキング等が含まれる。パジャマ、ネグリジェ、ルームウェアなどもインターウェアとしてくくる場合もある。
オンラインクイズゲーム「Answer×Answer」において鈴響雪冬が得意とした問題の一つ。インナーウェアは「グルメ・生活」ジャンルに含まれ、同ジャンルの正答率を底上げしていた。
酒類の一つで、一般的には梅の実を氷砂糖と共に焼酎に漬け発酵させた果実酒。鈴響雪冬がビールの次に好きなお酒。
果実酒の中では最も好きで、2016年現在のお気に入りは岩手県釜石市の酒造会社浜千鳥が作る日本酒を使って作られた梅酒(通称:浜千鳥の梅酒)。大学生時代は「さらりとした梅酒」を愛飲し、課題が終わった後、学校帰りに購入し、家で祝杯を挙げるのが習慣になっていた。
ここに「エロ」の用語の説明があると思ってワクワクしていたキミは、その心を失わないままでいて欲しい。
岩手県大槌町が東北太平洋沖地震(被害氏日本大震災)から復興していく姿を追った写真集シリーズ。
鈴響雪冬の発行した同人誌のタイトル。通算17冊目。写真集としては1作目。前作の「良縁結ぶは神ならず」から3年ぶりの新刊となった。
2015年度の写真を中心に、仕事が忙しくて一年を通して数十枚しか撮影できなかった2014年の写真も加えて一冊にまとまっている。あくまで中心は2015年度の写真であるため、タイトルは「2015」となっている。(なお、好評であれば2016年版も作成する予定もあることも、考慮した結果である。)
写真の収録範囲は大槌町町方地区(30ha)にほぼ限定したことで、密度の高い写真集となっている。東北でも、三陸でも、岩手でも、大槌でもなく、大槌町町方地区の写真集である。
写真集の編集方針に「淡々と事実のみを提示する」を掲げ、できるだけ私情を挟まず写真を選定し、キャプションを記入することで、事実のみを記載するように配慮されている。故に、写真集の中では事業の善し悪しなどには一切触れていない。
写真集を作成した経緯は、
そんな状況があるなかで、「誰が今の姿を記録し、伝えてくれるのだろう」「今、復興の情報を知りたい人はどうやって手に入れればいいのだろう」という考えに変化していき、写真集を発行するに至った。
2002年に活動を始めてから14年という長きにわたって創作文芸一本だったこと、印刷所を使うのは12年ぶり、データ入稿は初めて、そもそも誰も買ってくれないのでは無いか、などなど、多くの悩み、戸惑いもあり、一年以上作るか作らないか悩んでいた。
しかし、写真集の構想を一部の人に打ち明けると、「作った方がいい」「興味がある」「新しいことに挑戦するのも大事」といった好意的な意見が多いことも後押しし、制作を決意。2016年3月から写真の整理をはじめ、同年8月に完成した。
当初から国立国会図書館に納本してみたいという構想はあったが、Twitterでも勧められたため国立国会図書館と岩手県立図書館に1冊ずつ納本した。翌年、2016年度版を納本するとき、岩手県立図書館に追加で1冊、大槌町立図書館に2冊納本を行っている。
表紙 | |
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写真 | 鈴響雪冬 |
文章 | 鈴響雪冬 |
装幀 | 鈴響雪冬 |
価格 | 2000円(初版1800円) |
発行 | 紙の本:2016年8月21日 電子版:2018年12月6日 |
絶版 | 2018年2月21日(完売) |
ジャンル | 写真集(情報・評論) |
長さ | 424枚収録 |
ページ | 104P / 108P (A4) |
表紙 | コート紙225kg フルカラー グロスPP |
遊び紙 | - |
本文 | マットコート紙110kg フルカラー |
印刷・製本 | 株式会社グラフィック |
鈴響雪冬の発行した同人誌のタイトル。通算18冊目。写真集としては2作目。前作の「大槌町 ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2015~」から1年ぶりの新刊。
2015の評判がよかったことから、半年ほど悩んで制作を決定した。2016年4月~2017年3月までの写真を収録した。1年間の撮影枚数は約4000枚、そこから収録候補を800枚弱選出し、そこからさらに483枚を選んで収録を行った。
特設コーナーとしての構想はいくつかあったが、現場写真だけで予定ページ数を大幅に超えてしまったため(当初90ページ前後予定)、それらは全てカットし、現場写真のみを収録した。
国立国会図書館、岩手県立図書館、大槌町立図書館への納本を行っており、各所で閲覧が可能となっている。また一時期は有志職員によって「一関市民センター」で閲覧可能だったが、2019年現在は撤去されている。
なお、一冊当たりの原価は初版2180円で、頒布価格の2000円は赤字である。
表紙 | |
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写真 | 鈴響雪冬 |
文章 | 鈴響雪冬 |
装幀 | 鈴響雪冬 |
価格 | 2000円 |
発行 | 紙の本:2017年8月20日 電子版:2018年12月8日 |
絶版 | 2018年6月2日(完売) |
ジャンル | 写真集(情報・評論) |
長さ | 483枚収録 |
ページ | 114P / 118P (A4) |
表紙 | コート紙225kg フルカラー グロスPP |
遊び紙 | - |
本文 | マットコート紙110kg フルカラー |
印刷・製本 | 株式会社グラフィック |
鈴響雪冬の発行した同人誌のタイトル。通算19冊目。写真集としては3作目。前作の「大槌町 ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2016~」から1年3か月ぶりの新刊。同日に「浪江町 2018年ある日の光景」も発表しており、2003年以来15年ぶりの新刊2冊となった。
2016の評判がよかったことから制作を決定。3部作の完結編として、2017年度の写真および2018年度10月までの写真、過去の写真も一部掲載し、集大成という体裁を取っている。2017年度の写真は573枚、その他の写真は217枚、合計754枚の写真を掲載している。なお、完結編としているものの、すでに次の巻の構想が浮かびつつあったため、COMITIA126のサークルカットには「最終巻」ではなく「最終章」と記載していた。
集大成と言うこともあり、2015や2016ではセーブしていたページ数を解放し、結果的に170ページとなった。最初の台割りの段階では200ページを超えていたため、これでも削った方である。ページ数が災いして、過去最高の頒布価格となっている。
本文用紙、表紙用紙ともに2015や2016より1段階薄くしており、めくりやすさが向上している。
印刷数は2015の70冊(初版50冊)、2016の60冊を大きく上回る100冊となっているが、これは原価を抑えるためというよりは、頒布機会を増やして多くの人に手に取ってもらう事が目的となっている。
国立国会図書館、岩手県立図書館、大槌町立図書館への納本を行っており、各所で閲覧が可能となっている。
表紙 |
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写真 | 鈴響雪冬 |
文章 | 鈴響雪冬 |
装幀 | 鈴響雪冬 |
価格 | 3000円 |
発行 | 2018年11月25日 |
絶版 | - |
ジャンル | 写真集(情報・評論) |
長さ | 754枚収録 |
ページ | 166P / 170P (A4) |
表紙 | コート紙180kg フルカラー グロスPP |
遊び紙 | - |
本文 | マットコート紙90g フルカラー |
印刷・製本 | 株式会社グラフィック |
鈴響雪冬の発行した同人誌のタイトル。通算21冊目。写真集としては5作目。前作の「大槌町 ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2017~」から9か月ぶりの新刊。「大槌町 ここは復興最前線」シリーズの最終巻。
2017の前書きでシリーズ最後と言っておきながらも、その後書きで2017に収録できなかった内容をもう一冊出したいと書いていたのが本作にあたる。JR山田線の復旧(三陸鉄道の開通)や三陸沿岸の風景写真を収録した。
今度は本当に最後だからとページ数なんて気にせず好きなことをやろうとしたため、当初は40~50Pの予定だったが案の定膨らみに膨らんで72Pとなった。
また風景写真が含まれることや、最終巻である事から当初よりオフセット印刷を予定していた。原稿作成中に印刷を依頼する予定の株式会社グラフィックより新サービス(スーパーリアル)が発表され、印刷費の2割増しと引き換えに高品質な印刷が行えることになり、それに飛びついた。結果としてページ数は2017に比べて大幅に減っているにもかかわらず、印刷費は2017より少し安いぐらいの23万4376円となった(冊単価2344円)。悔いは無い。
今までと異なり、食べ物の写真(飯テロ)を一枚も収録していない。現像段階では収録予定だったが、紹介を望まない店があるだろうという配慮のほか、復興記録写真で建物再建を紹介する場合、鮮魚店や菓子店などと店名を掲載しない方針を一貫している中で、食べ物の写真は店名を掲載しているという矛盾があったこと、ページ数が膨らんでいく中で、食べ物の写真を掲載していると主題である復興記録写真を収録するスペースが減るという理由により、食べ物の写真を全てカットするという決断に至った。
国立国会図書館、岩手県立図書館、大槌町立図書館への納本を行っており、各所で閲覧が可能となっている。
表紙 |
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写真 | 鈴響雪冬 |
文章 | 鈴響雪冬 |
装幀 | 鈴響雪冬 |
価格 | 1500円 |
発行 | 2019年8月25日(COMITIA129) |
絶版 | - |
ジャンル | 写真集(情報・評論) |
長さ | 179枚収録 |
ページ | 68P / 72P (A4) |
表紙 | ハイマッキンレー ピュアダルポスト220kg フルカラー グロスPP |
遊び紙 | - |
本文 | マットコート紙110g フルカラー |
印刷・製本 | 株式会社グラフィック |
膝上丈の靴下のこと。無地、ワンポイント、横縞と言ったデザインが主である。
アニメや同人の界隈におけるニーソックス、ニーソはオーバーニーソックスの事をさす事が多い。本来、ニーソックスは膝下丈のハイソックスなので、オーバーニーソックスとは違う。
膝下丈をニーソックス、膝上丈をオーバーニーソックス、太ももまでかかるものをサイハイソックスと呼ぶ。
ReSin-ensの登場人物「遼風彩音」の代表的衣装の一つ。ロングスカート+オーバーニーソックスという組み合わせは鈴響雪冬の趣味によるもの。
サークル「雪解け水」のメンバーである「二重影」が企画と原作を担当し、二重影と鈴響雪冬が執筆した二本の小説の総称。二人にとって、公開を目的とした小説の記念すべき第一作。ほのぼのとした雰囲気を醸し出す、あたたかい恋愛小説。
もともとは四人分のシナリオが作られる予定だったが、大人の事情により、白河蓮と水瀬千夏の二人分を持って完結となった。
冊子化を考えているとき、地元で活動しているイベンターでグッズ系同人サークルの主宰を務めるある人に開発途中の見本紙を見せたとき、中身も見ずに「こんな本が売れるわけ無いじゃん」といいながら突き返された作品。
原作、二重影、著作、鈴響雪冬の長編恋愛小説で、鈴響雪冬名義での長編小説では処女作となる。具体的な連載開始日は記録が残っていないため不明であるが、第二章を2002年3月24日に公開し、2002年に8月15日に連載を終えている。
主人公「白河修司」が妹の「白河蓮」に追いかけられ、階段を勢いよく下っているときに足を滑らせ階下に転落、その時修司の直撃を受けたのが「水瀬千夏」と言う、悲惨な出会いから物語が始まる。
お見舞いを通して始まる交流と、千夏の友人を含めた新たに生まれた人間関係に居心地良く感じながらも、その中心的人物である次第に修司は千夏に心を惹かれていく。
ウェブ版公開時のキャッチフレーズは、「冬が過ぎ、春がやってくる…季節と共に人は変わる…。そんな日常の断片からはじまる小さな恋の物語」。
鈴響雪冬の発行した同人誌のタイトル。通算三冊目、長編としては一冊目。
ウェブで発表した「丘の上の物語 ~春がすぐそこまで来ていた~」の水瀬千夏ストーリーを収録している。
鈴響雪冬名義かつオンラインで公開した処女作の冊子化と言うこともあり、変更点には基本的な文法の遵守や組み版などの冊子としての体裁といった、基本的な物も含まれている。特に本文の改行に関しては、現在の文体よりも大分多いが、ウェブ版公開時よりは減らされている。
文章その物についての変更は特別新しいシーンの書き下ろしなどは殆ど行われず、心情・風景描写にとどまっている。それでも1万文字程度新たに書き加えられている。
作 | 鈴響雪冬 |
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価格 | 旧: 450円 新: 350円 |
発行 | 2003年11月1日 |
絶版 | 2006年8月15日 |
ジャンル | 現代・恋愛 |
長さ | 長編 |
ロングヘアーなら誰でも出来るが、(二次元的)事実上、黒髪ロング専用の髪型。
後ろの髪はそのまま下ろし、両脇の髪を後ろに回して、一つに結んで垂らした髪型。大正時代頃から存在する「半結び」に近い。後ろに回した髪の量や結ぶ位置によってはポニーテールの形状を取る。ポイント結びの一種。結んだところにはリボンなどを添えるのが基本。
代表例は、“Kanon”の“倉田佐祐理”、“Wind”の“鳴風みなも(冬)”など。
「お疲れ様」の意味で、いずれの表記でも「おつかれさま」と読む。チャットの終わりなどで会話を終わる際、参加してくれてありがとうという意味も込めて使う言葉。鈴響雪冬が2002年から2003年頃に考案。(時期が曖昧なのは、チャットのログが残っていないため。)
基本的な読みは「おつかれさま」であるが、意図的に「おつかれんさま」や「おとめかれんさま」とする場合もある。
鈴響雪冬は、ある時MSNメッセンジャーを使ってチャットをしていたが、時間も遅くなり、会話を切り上げることになった。いつもは“お疲れ様”の略語としてインターネットの世界でも標準的に用いられていた“乙”を用いていたが、他のバリエーションを探そうと考えた鈴響雪冬は、“おつ”と入力し、ATOK15に変換を任せた。一度目に出てきた単語は“乙”であり、その次は“乙津”であった。しかし、最後に“乙女”と言う二文字を見つけた。この瞬間、インターネットの片隅で“お疲れ様”の略語として、“乙女”が生まれた。
その後、“お疲れ様”の意味である“乙女”を、“お疲れ様”の前半部分、『おつ』の部分に当てはめ、『かれ様』を別の単語で補おうと考えた際、シスタープリンセスに登場するキャラクター“可憐”の事を思い出す。そこで、“乙女”と“可憐”を組み合わせて、“乙女可憐”と言う単語を作り上げ、以後、“お疲れ様”の代替語として用いるようになる。
更にその後、“様”も取り出し、“乙女可憐様”と言う単語を生み出しす事となる。
チャット上での地道な布教活動を繰り返したことによって、「何それ?」と言う反応が多かった“乙女可憐様”は次第に黙認されるようになり、徐々に使用者人口は広がっていった。
2005年には2ちゃんねるデビューを果たす。
蒼瀧紀綱が独自に進化させた“乙女可憐秋刀魚”、2ちゃんねる内部で独自に発達した“乙鈴凛”などの亜種の存在が認められている。
これからも鈴響雪冬本人は“乙女可憐”と“乙女可憐様”を布教しようと地道な努力を続けるであろう。
同人誌即売会に出品する新しい作品が完成せず、間に合わなかったこと。
性別 | 女 |
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年齢 | 16歳 |
誕生日 | 6月12日 |
身長 | 158cm |
体重 | 50kg |
3サイズ | 原作、ウェブ版: 83(70B)、58、84 同人誌版: 85(70C)、62、84 |
血液型 | - |
性格 | きめ細やか、明るい、生真面目 |
職業 | 学生 |
趣味 | - |
一人称 | 私 |
※本項は「ReSin-ens 遼なる風、彩りの音」の居元シナリオでの設定に基づいて記載しています
小説「ReSin-ens ~遼風彩音~」及び「ReSin-ens 遼なる風、彩りの音」に登場する人物で、前者では脇役、後者では主役の一人。
遼風彩音にとっての無二の親友であり、音瀬紗自身も遼風彩音のことをそう見ている。見返りを一切求めない愛情を遼風彩音に注ぎ続けて、少々行き過ぎることもあるが、それほどまでに優しい少女。その成長過程からか、同年代の人よりも圧倒的に大人びている面を見せる一方、遅れてやってきた青春を謳歌している。
学校は地域の進学校でもある私立鈴木野原大学附属高等学校高校、普通科1年A組、文芸部。
性格がきめ細やかで、その多くは見えないお洒落、すなわち下着に注ぎ込まれている。中学生の頃から下着専門店であるAMO'S STYLEに通い詰めている。もちろん上着にも手は抜いていない。また、そのきめ細やかさは本人の気づかないところで発揮されることもある。代表的な例は、気が付いたら脱いだ服は全て畳んだ状態になっていること。仕事場の先輩に指摘されて初めて気が付いた。
また、ものを大切に扱うため、物持ちがよい。そう言ったことと下着への尽力の影響か、服の下には必ずランジェリーを身に着け、上着の寿命向上と、お洒落を両立させている。作中では特に触れられていないが、親の影響でガーターベルトとガーターストッキングを愛用している(パンストの存在を知らなかった)
。左目の上辺りに付いているヘアピンは端の方に音楽で使う記号があしらわれていて、その種類は「♪(八分音符)」、「♯(半音上げる)」、「♭(半音下げる)」の三種類。
遼風彩音と同じぐらいの髪の長さだが、若干紗の方が短い。
性別 | 女 |
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年齢 | 16歳 |
誕生日 | 2003年3月30日生まれ |
身長 | 150cm |
体重 | 0~∞kg |
3サイズ | 75(69AA)、60、80 |
血液型 | - |
性格 | 生真面目 |
職業 | ウェブサイト副管理人 |
趣味 | デフラグ |
一人称 | 私 |
鈴響雪冬の専属メイドで、サイト内の地位は管理人補佐(副管理人)。2003年3月30日に開催された同人誌即売会「おでかけライブin高崎」に参加した際、同人サークル「喫茶Please
more!」のサークルマスコットに着想を得て誕生した。
業務では常に裏方に回り、あまりお目にかかれないが、特定のコマンドを特定の場所(当時サイトに設置されていたBBS)に入力することによって呼び出すことができるようにしていたが、CGIの仕様により実際に入力しても反映されなかったため、呼び出しに成功した者はいない。現在BBSは閉鎖されているため、呼び出すことは不可能になった。
誕生当時の演算能力は3.25T FLOPS、2019年現在は150T FLOPSの設定となっている。
鈴響雪冬の生み出した人物の中で、断トツの貧乳。見た目よりも大人びていて、鋭いツッコミをする。なお、一部には大人気のようでファンレターが届いたこともあった。
2006年に開催されたWBCで不正の上参加しそれを決勝戦が始まる前に公表したが、観客の圧倒的支持により決勝戦出場の機会を与えられ、優勝した。
開催ジャンル | オールジャンル |
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主な開催地 | 日本全国 |
スタジオYOUが名古屋や東京などで開催している大規模同人誌即売会「コミックライブ」の地方版。開催地が全国であるため、規模は50スペース程度から1500程度までと広い範囲にわたる。開催回数は年間で300を超えると考えられ、本家のコミックライブよりも断然多いため、おでかけライブの方が地方の人にとってはメジャーである。