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おでかけライブ in 高崎 103

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ペーパー (【PDF】 サークル雪待終夜情報紙 No.1 [1.03MB]
 雪待終夜として初参加になるイベントですので、真面目にペーパーを作ってみました。今度からこういった形式でペーパーを作ることになりそうです。
 毎度恒例の栞です。同人誌を買って下さった方に一冊あたり一枚、添付しました。

記録

即売会報告

 同人誌の印刷を全くしないイベント直前というのも珍しいもので、今回はゆっくりと準備できたというのがイベント前に対する感想です。おかげで、『雪待終夜』のデビュー戦となるこのイベントに対して、色々と準備をすることが出来ました。
 雪待終夜の栞は夏コミの時に完成しているので、今回新しく作ったのはペーパーと、スペース表示用の看板です。特にペーパーについては、今まで時間を掛けてゆっくりと作ったことがなかったので、デビューに合わせて今後のひな形を決めることが出来たのは大きな一歩だと思います。
 最近のディスプレイ構成は、平置き2冊、客寄せ2冊、その他という構成で、平置きの本が一番厚遇されます。というのも、他の本とは違い専用の広告を用意するからです。夏コミの時は両方ReSin-ensでしたが、今回は巫女のスヽメを平置きすると言うこともあり、巫女のスヽメの広告を作ってみました。
 次の新刊が出るまではこの構成になりそうです。

 会場で買ったパンフレットで驚いたのが、創作の扱いでした。カタログにはスペースの地図に合わせてジャンルが表記されるのですが、今回のイベントでは『創作一般・雑貨・アクセサリー』と、怒濤の纏められよう。D6には以前お隣だったサークルがいるので、間の4と5にはアクセサリーサークルでも来るのかなと思っていたら、全部創作サークルでした。
 それどころか、スタジオYOUの中では奇跡的ともいえる、男性が4スペース立て続けに並ぶという異様な光景。スペースの準備をちまちまと進めてはその男性側を見ながら、「怖い」と呟いたのはこのレポートだけの内緒話。
 結局、創作サークルが5サークルも集うという珍しい並びに、イベントとしての結果よりも、色々な創作サークルを見ることが出来たという嬉しさが先立ちました。

 スペースから見て右隣のサークルはサークルとしてイベントに参加するのは今回が初めてとのことで、数年前の私を見ているような雰囲気でした。本を作るどころか、創作一般というジャンルはスタジオYOUでは絶滅危惧種ですから、同じジャンルとして頑張っていけたらと思います。 左隣の方はサークルカットを見る限り今回が一周年らしく、右隣と合わせておめでたい雰囲気です。この左隣のサークル、何処かで見たことがあるような気がするのですが、イベントが終わるまで結局思い出せずじまい。本を買っていただいたときも、「何処かでお会いしたことがあるはずなのですが思い出せなくて申し訳ありません」などと言っていました。
 ちなみに、この左隣のサークルですが、過去のスタジオYOUのパンフレットを紐解くと、今年の2月に同じく左隣に来ていたサークルでした。今度きちんと挨拶しておこうと思います。

 そう言えば、イベント開催中の12時頃から面白い現象が起こりまして、創作を含む列の前に一時間ほどお客さんが誰も通らなかった時間が存在しました。スタジオYOUのイベントでは創作が勝負を始めるのは午後からですが、その流れ通り、13時頃からお客さんがまた増え始めるという流れに。人の流れが午前と午後で切り替わることは経験則で分かっていましたが、目に見える形で現れたのは今回が初めてです。
 あくまで予想ですが、午前中に買ったお目当てのサークルや同人誌を会場外(ロビーなど)で読みふけっているのでは無いでしょうか。そして読み終わった後、今度は他のジャンルやスペースを覗いているのでしょう。
 そう言った流れがあると仮定すれば、このような空白の時間帯や、午後から創作が売れ始めるというのも説得力が出てきますね。


 同人誌即売会ならではの交流も含め、色々な出会いがあり、今後の活動に弾みがつきそうなイベントだったと思います。
 週間予報では雨とされていた天気も当日にはきちんと晴れ、コスプレイヤーの密度も高く、これで一般のお客さんやサークルが沢山集まればもっと良いイベントになるなと思いつつ、イベントも終了しました。

初出: 2006年12月11日
更新: 2007年2月22日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2006-2007 Suzuhibiki Yuki

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