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「雪待終夜」としては久しぶりのイベント参加となりました。どのぐらい久しぶりかというと、最後に雪待終夜として参加したのが2010年10月24日の「おでかけライブ
in 高崎 125」でしたので、5年と2カ月ぶりですね。2011年に東京に引っ越してからは希望風としての活動だけになっていたので、一人参加としても5年2カ月ぶりのサークル参加となりました。
そんな久しぶりのイベント参加ですが、参加のきっかけは、スマフォ・タブレット用の位置情報ゲーム「Ingress」での知り合いにイベントのスタッフがいて、そのスタッフから直接「参加してみませんか」と声をかけられたのが始まりです。
その他にも、イベントの前日に一関市でIngress仲間同士の忘年会があって参加しやすかったという要因もあります。イベントのためだけに電車で片道三時間というのはハードルが高いですが、他にも行く用事があるとなると参加しやすくなりますしね。
同人活動はあくまでも創作文芸であって、Ingressを取り扱った同人誌を作る予定は一切ないですし、それ故に二つが交わることなんてないと思っていたのですが、こういうかたちで二つが結びつくというのは、縁というのは不思議なものです。
さて、イベントへ参加することを決断すると、次に悩むのは配布作品です。雪待終夜としての新刊は2013年8月の「良縁結ぶは神ならず」が最後であって、去年と今年の新刊がないことを悔やみつつも初参加のイベントだし…ということで、長編を抜きにした短編5冊をもちこむことにしました。
ですがいざ在庫を確認してみると「百合はじめ」の在庫が0冊ということが発覚。
古い本を増刷するかどうか、イベント一週間前まで悩みましたが、増刷しないことにしました。一方でショコラは在庫が2冊だったので、表紙の紙が残っているぶんだけ増刷することに。今回のイベントでショコラの表紙をすべて使い切ったため、以後増刷は行いません。無くなり次第終了とします。ショコラの表紙は特殊紙なので表紙の在庫が切れると、紙を注文するところから始めないといけないので、ちょうどいい区切りとなりました。
8時59分の東北本線に乗車し、9時23分に水沢へ到着。会場まではキャリーカートを引っ張って向かいます。サークル参加、一般参加者ともに配られたアンケートによると、前回のイベントで電車で来場した人は一人だけだったようですが、実際に歩いてみるとそれっぽい人もちらほら。ただし、サークル参加者っぽいひとは私だけでした。
30分ほど歩いて会場にたどり着き、受付をすませて会場に入ると、懐かしい雰囲気に包まれます。「帰ってきた」感満載ですね。コミケやCOMITIAも「帰ってきた」と思う部分はありますが、いまだサークル活動の過半数は地方のイベントですし、初参加のイベントは募集40SPでしたし、色々思うところがあるようです。
事前情報の通り創作サークルの比率が高く、54SPのうち**SPと、地方イベントとしては非常に多いでしょう。比率としては私が参加していた時の「おでかけライブ
in 高崎」や「前橋」を上回っているように思います。
左隣のサークル(右側は細い通路でした)に挨拶をすませつつセッティングを開始。今回は短編だけ4種類でしたので、すべて平積みにします。比較的新しい作品である2作品にはA6のPOPも追加で設置します。A6のPOPは最近の本であれば全て用意してあるので、改めて用意した物ではありません。
久しぶりとなるイベント参加は、色々な刺激を与えてくれました。最近、こういった刺激を行動に向かわせることができないでいるので、2016年こそは、と思います。
本日はどうもありがとうございました。