Top > 読み物 > イベントレポート > COMITIA102
今回の新刊は詩唄いの「灯陰の冒険者」。俗称「灯陰シリーズ」という、新しい世界観・舞台での最初の作品になります。
世界観最初の作品は、中世の統治について、漫画と文章で解説する「解説本」になっています。
なお、夏コミで配布した同タイトルの準備号(コピー本)をイベント当日スペースにお持ちいただいた方は、無償でオフセット印刷板に交換するとのことです。
5年間お待たせしました。ReSin-ensシリーズの最新刊(3巻)です。
完全に続き物ですので、一巻から順にお楽しみ下さい。
緩やかに変わる。激しく変わる。良い方向に変わる。悪い方向に変わる。それは誰にもわからないこと。でもただ一つ確実なのは、幸せになりたいと願っていること。
幸せになりたいと願うことすら忘れた二人に、新しい季節はやってくるのだろうか。
イベント情報の配布作品のフォーマットがいつもと違うことに気がついた方もいるかと思いますが、色々考えた末にこうなりました。私は結構シンプルなスタイルを好む傾向にあるので配布予定作品のタイトルだけを並べて来ましたが、お勧めというか、新刊のアピールはちゃんとやった方がいいよねという結果、今のような形に落ち着きました。
次回以降も似たようなやり方になると思います。
かつて無いほどにゆとりがあった今回のイベントですが、それもそのはず。特に新刊は無いうえに(それの是非についてはまた別にw)ディスプレイも既存の物を使うことになっていたので、前日の準備は荷造りだけでした。(といいつつ、ReSin-ensの正誤表を作っていないことを寝る直前に思い出してばたばたしていたのですが)。
まあ、こういうエピソードあってこそのイベント前日ですよね。
当日は5時30分に起床しシャワーや朝ご飯。6時になるとフォローしている同人作家でコミティアに参加される方が続々と起きてきます。私はイベント当日は出発の2時間前に起きることを目標にしているので、逆算するとこの時間になりました。本当はもう30分早く起きる予定だったのですが、電車の乗り継ぎを調節して5時半になっています。できるだけ寝ていたいですからね。
コミティア前日は雨模様でしたが、当日は打って変わってすがすがしいほどの秋晴れ。同じような感想を持った人も多いらしく、Twitterを始めとしたネット各地で「秋晴れ」という言葉が多く見られたような気がします。
予定の時間通り詩唄いと合流を果たし、会場の中へ。今回は海外漫画フェスタと同時開催ですが、それ以外にも子供の将棋大会やネイルの展示会があって、いつもながら11月のコミティアは同日開催イベントがカオスだなあという感想。季節柄就活イベントと重なりやすいのですが、今回はありませんでした。12月から始めるようにというお達しがあったのが効いているのでしょうか。あれはあれで午後からスーツ姿の人が会場内をちらほら歩くようになって面白いのですけどね。
新刊があるイベントというのはディスプレイに困らなくていいですね。今回初めてのオンデマンド印刷の本がスペースに置かれました。詩唄いの新刊ですが、これはやっぱり見栄えがいい。マットPPいいなあ(そっちか)。
しかし改めてこうやってみるとディスプレイがちょっと寂しく感じるのでそろそろ別の一手を考える必要がありそうです。来年へ向けての課題ですね。
長編は豪華に、短編や中編はシンプルな表紙というのが私の中での設定でしたけど、そう言う考えなんて取っ払って、作品にあわせた表紙を作るのが一番だと思いました。そもそもこの設定って、印刷代を気合いで捻出していた学生時代の名残ですからね(今でも気合い入れて捻出しないとなかなか大変ですが…)。
今年を振り返ると、やっぱり「ちゃんと新刊を出せた」というのがすごく大きいと思います。本を出した後の充実感や爽快感、感想が来た時の喜びというのは、やっぱり作品を作ってこそなんですよね。
そう言うことに気づくことができた一年だったような気がします。
遅々として筆が進まずにお待たせすることも多いですがこれからも頑張っていきますね。
写真はイベント終了後のビッグサイト。夕日とビッグサイトのコラボをこの時間帯に見られるのは秋のコミティアならではですね。
来年もまた、よろしく!
イベント終了後は恒例の打ち上げへ。イベント開催中からどこに行くか詩唄いと話をしていましたが、今年最後と言うこともあってなじみの店になりました。
写真はクリスマスのデートスポットとして秋葉原をアピールするための写真。クリスマスに秋葉原でもいいじゃない。