Top > 読み物 > イベントレポート > コミックマーケット78
前々日の夜中製本に加え、前日のお酒もあり適度に眠って、予定通り4時半に起床。既に詩唄いさんは起きていました。どうやら2時に目が覚めていたようです。バカですね、愛すべき。
いつも通りシャワーを浴びたりなんかして出発準備。今回はホテルの予約の都合により、三日目の夜だけ別のホテルになるので、全ての荷物を持ってホテルを出なければなりません。全ての荷物といっても、一番重い本は前日に会場に搬入してあるため、さほど重くはないですけどね。
7時集合に合わせて、6時少し前にホテルを出ます。荷物は道中のロッカーに預ける予定でしたが、イベント当日のロッカー戦線をなめてました。移動経路のロッカーが全滅。今日泊まるホテルに預けようとも思いましたが、移動時間もあったのであきらめて会場に全て持ち込むことにします。東館だからこそできる芸当ですが、これが西館だったら死んでいましたね。
結局、ロッカー探しのごたごたもあり予定より15分遅れて国際展示場駅に到着。既に来ていた蒼瀧さんと合流し、颯爽とサークル参加者用の通路を通っていざ会場へ!
設営班(私一人による構成)による設営を開始します。毎度の事ながら、サークル入場開始直後なので、同じ島どころか列単位で人数は数人。この風景が毎度のことですが大好きです。
スタッフによるサークル受付も始まっているようで、荷物を広げている最中にやってきました。まだサークル受け付けようのカードを記載していないので、もうしばらく待って下さいと他のサークルに移動していただき、準備を進めていきます。最初の巡回で受付できなかったのはこれが初めてじゃないかな。
見本誌登録カードを書き、冊子に貼り付け、サークル受付用のカードを記載し終わった詩唄いさんはここから借りてきた猫モードに突入。いつものことなので生暖かく見守ります。
イスの配置は悩んだあげく、東館だからこそできる配置(2脚のうち、1脚を90度向きを変え、1脚目のイスの後ろに配置する)に落ち着きます。この配置が色々と便利だと思うのですが、いまいち創作文芸ジャンルでは流行っていないような気がします。
朝ご飯を食べ終え、のんびりしているとお隣のサークルさん達が合流を始めます。ここにきてすることが無くなったので、スペースの準備が終わったところで、開場後はカオスエリアになるであろう「こねこねこ」さんのスペースに挨拶へ。いつもいつももらってばかりの新刊、今日はお返しができると意気揚々と黒髪ロング本を持ってスペースへ向かいます。コミティアや高崎への参加宣言をして、群馬の創作事情に探りを入れてスペースを後にします。
頂いた新刊をスペースに置いて、お願いされていた買い物へ。今日を最後に閉店するというビッグサイト東館内のampmは、サークル参加者と(何らかの方法でチケットを入手した)一般参加者で既に溢れています。この時間帯からコピー機が混んでいるのもご愛敬。そういえば、めっきり作らなくなりましたね、コピー本。最後に作ったのはReSin-ensの資料集(3年前の夏コミで同人誌を買っていただいた方にペーパーとして進呈)ですね。
買い物を終え、スペースに戻ると創作ブースも賑わってきていました。そんなサークルと挨拶を交わしながらイベント開始を待ちます。
相も変わらず正確な開場宣言と友に5度目となる夏コミが幕を開けます。
といっても、午前中は基本的にまったりムードなので、まったりと雑談をしながら過ごしていきます。この雑談のさなか、詩唄いさんが、左隣とその向こうのサークルが、一昨年の夏コミで、左隣と、二つ右隣であることに気づいたのですが、私はどうしても思い出せず。一昨年の夏コミは右隣のサークルの印象が強すぎたので、他のサークルはあまり頭に残っていないようです。あとで確認してみたら、本当にその通りでした。流石の記憶力。
ここから先はちょっと箇条書き気味に。
イベントも終了に近づく中、左隣の「現夢書房」さんが帰られると言うことで、周辺のサークルが起立して一同でお見送り。お見送りの輪に参加しながら「何年か先のコミケでまた出会えるのかな」といった事を考えつつ、他の方も同じ事を考えているんだろうなと思いました。
そのまま時間は16時を迎え、コミックマーケット全日程の終了を盛大な拍手で迎えます。この瞬間の感覚というのは何度味わっても寂しい物ですね。
16時を過ぎてからの帰り方はいつも悩むところですが、今回もちょっと手段を変えて見ました。具体的にはタクシーで新木場駅まで移動して、そこから京葉線で東京経由でホテルに戻るという経路です。
こういった経路の模索をするのも、一般参加者と違いサークル参加者の間ではあまり問題にならないカート(入場時は混雑する前に入場するほか、サークル参加者と一般参加者の動線がわけられているためあまり問題にならない)ですが、帰り道となると話は別だからです。いつもカートを持った帰りの移動には悩まされているのですが、今までで一番スムーズだったかもしれません。強いて言うなら、ディズニーランド帰りの一般の方の不思議な視線が増量されていたぐらいでしょうか。
ホテルへチェックインをすませて、ドイツ居酒屋へ。席にほとんど空きはなく、2時間まででお願いしますと言われたのに、飲み終わったら4時間経過。誰も止めに来なかったけど、これでいいのかな。4時間ずっと注文し続けたから、店長さんが「あいつらは飲ませておけ。金を落とす」とか言ってくれたのかな。
何はともあれ、ひたすら飲み、食べ、愚痴を話し、愚痴を聞いて、聞いて、聞いて(あれ?)、夏コミの三日目が終了したのです。