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一年を振り返るイベントというのでしょうか、11月の(今回は10月でしたけど)COMITIAはそう言う位置づけだと思います。なぜなら11月のCOMITIAが終わると、5月のCOMITIAまでイベントには参加しないからです。今回も2月のCOMITIAは欠席の予定ですので、突発的に何かのイベントに参加しない限りは半年間の冬眠期間となります(長いな)。
そう言う点で今回のCOMITIAは大失態と言うべきでしょうか。私個人としても希望風というグループとしてもまるまる1年間新刊が出ないと言う状態になったからです。前回の新刊は詩唄いが昨年11月のCOMITIAで発行した作品ですので、ちょうど1年経つ計算になります。本来であれば私のReSin-ens3巻を発行する予定でしたが…。
厳密には真正面ではないのですが、通路を挟んで斜め前に「懐中天幕」さんが配置されていまして、そこの巨大POPがスク水なのです。個人的には結構前から知っているサークルでして、本も何冊か持っているのですが、今年に入ってから始めたTwitterでお世話になっています。目の前がスク水と言うこともあり、目のやり場には困りませんでした。
久しぶりの西館でしたけど、誕生日席が机一本でした。東館での二本になれていたので、ずいぶんと狭く感じます。次々回のCOMITIAは東館半分ぶち抜きと言うことですので、広いスペースだといいな。そして、新刊を一杯並べるんだ(遠い目)。
前回のCOMITIAの直前、(ネットの世界で)ナイフを突きつけられて「スペースを教えろ」って言われたので教えたサークルさんは今回もサークル参加と言うことで、今度はこちらから挨拶へ。同人界隈も狭い物です。
今回のCOMITIAのパンフレット、サークル「オレンジ色のゼリー」の鈴北千家さんがP&R(COMITIAではお薦めの本にたいして投票とコメントの寄稿が出来るのですがそれがP&R)を紹介する漫画(パンフレットでいうと「COMITIA
GUIODE」側の裏表紙)を描いたと言うことで、身内ではもっぱらサインネタが流行っていました。
COMITIAのパンフレットをお持ちの方は是非「サイン下さい」とスペースに押し寄せて下さい(マテ
私の気のせいでしょうか。今回のCOMITIA、ずいぶんとせかせかしているというのか、文芸スペースを素通りする人がすごく多かったような印象があります。スペースの前で人が立ち止まるという場面をあまり見かけることがありませんでした。詩唄いと共に「こんなんだっけ?」と首をひねっていました。
話は飛びますが、今回のCOMITIAのパンフレット、ティアズマガジン側からみて50ページ目に「コミティア統計調査」なるページがあって、各ジャンルの申込数の変遷がパーセンテージでグラフ化されています。これが中々おもしろくて、増えていると感じていた文章ジャンルは80回から見て緩やかに減少傾向にあるようです。
この調査が結構おもしろいので、個人的には申込みジャンル別の年代層とかも割り出してもらえると、また違った結果が出てくるのではないかなと思います。
新刊については冒頭で触れましたが、来年は気持ちよい同人ライフを送りたいものです。