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COMITIA96

イベント情報

イベント概要

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記録

即売会報告

 イベントの申込みを行った時は精神的に色々な物を抱え込んだ状態での応募でしたが、開催日の数日前にその状況も突破し、心が晴れ渡った状況で参加することができました。そう言ったこともあるのかもしれませんが、「いいイベントだった」と言えるイベントでした。

 春(夏)になったら希望風と私はよく言いますが、長い冬眠から目覚めて今年も希望風の活動が始まります。5月のコミティアというのは2年ぶりなのですが、今年もこのイベントを活動の起爆剤にしていきたいものです。

当日の様子

挨拶回りから始まったコミティア

 2003年より群馬県で活動していますが、その当時は創作サークルはほとんど見られなかったものの、現在では数多くの創作サークル(本中心!)が参加し、その中の幾つかはコミティアやコミケに参加するようになってきています。
 イベント直前に日記で発表したとおり、活動拠点を移すことが決まったため、群馬県でお世話になったサークルに今後の活動の展開や、お世話になった旨を挨拶して回ることから始まりました。同じ文芸配置の「ぷらすみど」から始まり、「こねこねこ」、「Feather Forest」、「オレンジ色のゼリー」と、コミティアに参加している群馬県出身のサークルに一通り挨拶回りを行います。
 結局の所コミティアでまだ会うことができるのであまり寂しいと言うことは無いのですが(特に文芸系はほぼ全サークルがコミティアに参加していますからね)、もうあの会場に行くことはないのかと思うと、そちらの方は少し寂しいです。

 挨拶をすませた時点で開催5分前。「開催の拍手はスペースで」を合い言葉に「こねこねこ」の所に偶然集まっていた3サークルは各々の居場所に戻っていきました。

若手!

 コミケットもコミティアも年齢層が厚いのが特徴だと思いますが(おでかけライブを見慣れているからそう感じるのかもしれません)、今回は同年代層に囲まれた配置となりました。良く会話をしたのは左隣のサークルでしたが、右隣も私とほぼ同年代であり、純粋に珍しいなあと感じました。
 「若い」に関連するわけではないのですが、「ravens panic」と詩唄いの会話を聞いていたところ、呼び込みについての話題になった時に、お互いの考えの違いが浮き彫りになったように思えました。この点についてはどうやら詩唄いの方のイベントレポートでも触れているようなので割愛します。
 希望風は作家連合という形を取っている以上、それまで別々の道を歩んできた二つのサークルが合同で参加しているわけですが、別々の道と行ってもほぼ同じ方向を向いていたため、おおむね似たような発想を持っています。だからこそ、こういった外部のサークルを見ることで、自分たちを見つめ直すことができるのではないかなと思います。それも即売会の醍醐味ですよね。

 今度は「若い」に関連して。
 おでかけライブでラミカやグッズばっかり作るサークルのことを暗に批判する人達がいますけど、彼らが成長してやがて同人誌を作るようなサークルになると言うことを理解して欲しいなあと、呟いてみたり。

BGM

 会場のBGMはいつも通りの往年の洋楽。いつも同じサークルがBGMの作成を担当しているとのことなので、今回もきっと同じサークルでしょうか。イベント(コミティアに限らず)によってはBGMがとぎれたりするのですが、今回は最初から最後までずっと流れていました。
 開始直後に流れる洋楽を聴くと、「コミティアだなあ」と感じます。おでかけライブのBGMと選曲が全然違うので、これもイベントの違いだなあと思ってみたり。

来年は100回!

 サークルスペースに配られているアンケート用紙の項目で気づきましたが、来年の同時期に開催されるコミティアは100回目なんですね。気になって調べてみたら、希望風がコミティアに参加したのは丁度3年前のCOMITIA84から。参加していないイベントも含めて、初参加から今回まで12回のコミティアがありました。そう考えると、コミティアの大きさを知ることができます。
 ちなみに100回記念にやって欲しい企画としては二つほど上げてみました。採用されるかどうかが楽しみです。

結び

 最初に書いたとおり、出だしとしてはいいイベントだったのではないでしょうか。今年は幾つかやりたいこと、やるべき事が明確になっていますので、それを淡々とこなすだけだと思っています。ここ数年、生活の事情が同人活動に絡んでしまい、なかなか思うように執筆が進まないことが多々ありますが、今年はそう言う状況を受け入れつつもやりたいことをやっていくことに力を入れていくことができればと思います。

初出: 2011年5月8日
更新: 2011年5月8日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2011 SUZUHIBIKI Yuki

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