Top > 管理人とこのサイト > 日記 > 2013年2月
明日のCOMITIA103ですが、希望風名義でスペースを確保していながら、私は一切関知しておりません。そう、これが希望風分裂の結果なのです…。
という大ボラから始まりますが、2割ぐらいは正解のような気がします。
希望風の歴史を語り始めると長いのですが(何と11周年!)、大まかに整理するとこんな感じだと思います(私自身の回顧録も含みます)。
大まかに整理とかいっておきながら、書き始めたら経緯のほとんどを語っちゃいましたね。
という具合に、最初の狙いであった「それぞれが希望風として参加することで名前を広める」ことや「イベント参加の経費を浮かす」といった事については、前者は二人とも東京に来たこと、後者は現状イベント単位で分離していることと社会人になったことで金銭的に余裕が生まれたことによってほぼ解消されているのが現状です。
そして2010年頃から話としては存在していた、希望風分割理論(というよりユニットを解消し、個人サークルの運営に戻る)話がちらほら出始めます。
二人の活動ジャンルも、現時点では創作文芸ですが、去年の詩唄いの新刊は文芸というよりはファンタジーであり、今後は文芸の枠組みを確実に超えてくるでしょう。もう何年も前の夏コミで、隣のサークル(創作文芸)が二次創作のゲームを同じスペースで売っていた事(そしてよく売れていたw)に疑問を持った(嫉妬乙)あのときが素因になっているとは言い切りませんが、やっぱり自分のジャンルで活動するのが一番シンプルな姿だと思うのです。
そう。これは予測されていた未来。
今の時点では私のReSin-ensが完結するまではユニットを崩さない事にはなっていますが、完結の暁には詩唄いが希望風を、私が雪待終夜を引っ張ってイベントに参加することになるかもしれません。
今回のCOMITIA103の詩唄い単独参加というのは、そう言ったやがて訪れるであろう未来を見据えた末の、実験的な参加になると思います。
その時歴史は動いた。そう言えるようなイベントになればいいなと思います。
劇場版魔法少女リリカルなのはMovie2ndを劇場で鑑賞すると、ポイントがもらえて、それを2個(2回鑑賞)貯めると、12センチ角ぐらいのイラスト入り色紙をもらうことができます。この色紙、結構出来が良くてスタンドにたてて飾るとそれなりに映えるのですが、ふとしたところで、その色紙をアクリルに挟んで飾っている写真を見てしまい、「アクリルのパネルに入れるというのはいいアイディアだなあ」と、それ以来思っていました。
話は変わりますが後輩が卒業する時に、卒業式で撮影した集合写真を即座に編集してフォト用紙に印刷して、アクリルのフレームに入れて、その日の夜の送迎会でプレゼントしたらそれはもう喜ばれましたね。アクリルのフレームというのは作りが簡素だからこそ、中の物が映えるという特徴があると思います。
ちょっと前まではアクリルのフレームって結構いいお値段がしたうえに入手が面倒だったと思うのですが、無印良品のラインナップに入るようになってから一気に手軽になりましたよね。もちろん、本格的な物を求める人は専門店でUVカットのアクリルを使って作ってもらったりするのでしょうけど。
話は前後して先日の掃除の最中のこと。
何年か前に知り合いの同人サークル「プラスミド」の谷崎北斗さんからいただいたReSin-ensのファンアートを取り出してみたら、木枠だったからでしょうか、フレームの部分が乾燥か何かで歪んでしまっていて、中味は全く問題ないのですが、ちょっと残念な事になっていました。
その時、「フレームだけを買い直してもいいのけど、折角いただいた物だしちゃんと飾りたいなあ」という想いが沸々と沸いてきまして、「じゃあ、もう一枚の飾る予定だったイラストのアクリルフレームを買うと同時に、このイラスト用のフレームも購入してしまおう」という結論に至ったのです。
金曜日の仕事終わり、新宿の無印良品に直行して、イラスト用のA3サイズのフレームと、いただいたイラスト用のA4サイズのフレームを購入し、期待に胸を膨らませつつ帰宅します。
着替えもそこそこにフレームの梱包をとり、イラストを中に入れます。そして部屋に飾ると…。
なかなかいい具合に仕上がったのではないでしょうか。
ちなみに手前のイラストは、桜沢いずみさんの原画集の購入特典を拡大コピーした物で、奥にあるイラストは前売り券の購入特典をコピーした物です。なぜコピーかって? そりゃあ本物は厳重に保管するためですよ。
ReSin-ensのイラストも飾ったのはコピーをした物で、本物は元の木枠のフレームに収まって元の場所に戻しました。あれ?
ちなみに、無印良品のアクリルフレームは「アクリルフレーム」と「アクリルピクチャーフレーム」の二種類があります。前者は自立するスタンドタイプで、後者はワイヤーで釣るような構造になっています。前者と後者はサイズのラインナップが異なるので基本的に間違うことは無いのですが、A4サイズだけは両方にあるので、このサイズだけは気をつけないといけません。
それにしても彩音きゃわわ。#親ばか
あと、T定規も歪まないようにという配慮であそこにおいてあるけど、そろそろ片付けなきゃ…。
新しいサイトのデザインにおいて最大の欠点は各種ページへのアクセスが手間になることでしたが、完全にCSSだけで折りたたみのメニューを作れる(ドロップダウン型)事が分かったので、2時間ほどかけてゴリゴリと。IE6.0は非対応になりますけど、この手のメニューを作るために必要なホバー(マウスカーソルをメニューの上に置いた状態)はタブレットでも苦手なので、それようの代替ページを作ることでIE6.0もそっちを使ってくれたらいいなということで解決。
IE6.0の息が長いなどといわれますが、正直なところ、首に手を掛けてとどめを刺したいというのは、私だけじゃないはずです。
ということで、新旧デザイン比較。
左側が旧デザインで右側が新デザインです。今回のリニューアルはスマフォ・タブレットへの対応が狙いでもあるのでNexus7からアクセスした状態で表示しています。
大きな点でいえば、左側のメニューが無くなったことにより記事をページ全体に表示でき、視認性が上がったことだと思います。とくに横幅が狭いタブレットやスマフォでアクセスした時、左側のメニューで幅を取られるのはもったいないですからね。
ちなみにこのデザイン、最初から狙ったというわけではなく、昨今の同人界隈のページデザインを見ると左側のメニューをなくすのがトレンドだなあという所から始まっています。ただ、このデザインは同時にページ上部には少ないメニューしか表示できないため、奥まったページへアクセスしづらいという欠点も持ち合わせます。
それもあって私自身も実は躊躇していたのですが、CSSによるドロップダウンメニューの実装ができたので、これに対する問題はある程度解決。マウスをメニューの上にのせればサブメニューが自動的に表示されるようになっています。
この状態をCSSではhoverとして扱うのですが、hoverはタブレットやスマフォではつかえないのですが、そこは代替メニューを用意することで解決できればと思います。
当初の目的通り春先にはリニューアルできそうですね。
一太郎は縦書きのレイアウトがWordと比較して簡単な上に綺麗に仕上がるためそういったものを求める人が愛用しているかと思いますが、それは小説系の同人サークルにも一部当てはまると思います。ネットで見ている限り、一般の利用者に比べたら一太郎のシェアは格段に高いでしょう。
今回は一太郎2007からのバージョンアップということで、6年ぶりの買い替えになりましたが、そのバージョンからの比較を中心に、同人小説書きの皆さんが気にしているあれとかあれについて改善されたか否かについてレビューしようとおもいます。2007からの比較ですので、2012や2011で既に改善されている事が分かっている項目もありますが、そこはご了承。
また、バグだけではなく個人的な願望がどこまで叶えられているかについても触れていきたいと思います。
書式設定ウィンドウのフォントを指定するスクロールエリアの横幅が狭いためフォント名が長いフォントを表示することができませんでした(特にウエイト違いやPの有無)。また高さも数行分しかなかったため、インストールしてあるフォントが多い場合、永遠とスクロールする必要がありました。
結果:飛躍的に改善
フォント設定のウィンドウは一太郎2012の時点で改善されていたことが公式ページに掲載されていたSSから分かっていたのですが、2013ではさらに改善されて視認性が一気に向上されました。これは驚き! というかあまりにも変わりすぎててちょっとリアルで吹いた。
フォントの太さはW3やW4のように数字で表示される場合とEL、L、Rなどというようにアルファベットで表示される場合がありますがアルファベットで表示されている場合、アルファベット順に並んでしまいフォントの選択が面倒だでした。最近の一太郎はウェイト別のフォントが付属されることが多いためそろそろウエイトの順に並んでほしいのですが…。
結果:2007と同等
ウェイト順には並んでくれませんでした。W3やW4などのように数字で掲載されている物についてはフォント名の並びがそのままウェイトと同じなので問題はありませんね。
一太郎2007では縦中横を設定した文字にルビを振るなど、特殊な書式設定を二重に設定することが出来ませんでした。また、ルビを振った文字に圏点をつけるとルビと圏点が重なってしまいました。
結果:2007と同等
マニアックな部分ではありますが改善はされていませんでした。こういうのを使う人がどれだけいるか分かりませんし私自身も必要と思ったことはほとんど無いのですが、気になっているんですよね。
詳細については12月の日記の記事に譲りますが、特定の条件下で文字間がおかしくなるバグがありました。一応一太郎公式にはウェブやTwitterから報告してありますが、詳細についてはまだ明らかになっていません。あくまでも私の予想ですが、文字間の設定の制限がおかしくなっていて、必要以上の数字に設定できてしまい、ひょんな事からその数字が正規の範囲に再設定されるのではないかと思っています。
結果:2007と同等
これについては今後の改善に期待ですね。
小説系同人誌を書く上で最大の問題点とされている表と裏の行の位置がずれる問題です。2ちゃんねるなんかの一太郎スレッドや小説系同人誌についてのスレッドでは定期的に話題になる問題の一つですね。
一太郎では各ページの一行目だけが他の行と幅が異なるうえに左側に少し隙間が出来てしまうため、縦書きの文章を両面印刷した場合、表と裏の行の位置がずれるという欠点がありました。ちなみに、奇数ページ(表)と偶数ページ(裏)で左右の余白を変えることによってなんとか行の位置をそろえることが出来ますが、この場合は冊子のノド側だけをあけるといった細かな設定が出来ないという問題もあります。
結果:2007と同等
相変わらず左側に余白が出来る問題、一行目だけ右側に寄ってしまう現象は解決されていませんでした。一太郎を使って同人誌を書いている人にとっては頭の痛い一年になりそうです…。
ちなみにTwitterの公式アカウントとのやりとりの最中でこの現象を問題として把握していなかったという回答をいただいているので、もしかしたら改善するかもしれないですね。
上で触れた対処方法ですが、参考までに私の設定を掲載しておきます。下記の設定は一例であって、行数(すなわち行間隔)によって必要な余白量は異なります。最初の設定を見つけるのが大変ですが、一度適切な値を見つけると後は使い回しでなんとかなると思います。
こうすることで裏表ともに中央に配置出来るので(インチを使っているのは一太郎で最も細かく設定できる単位のため)、あとはプリンターの余白調整機能でノド側に5ミリや8ミリといった余白を追加して印刷しています。
文章エリア(余白設定の内側)に、そのエリアより大きな画像を貼り付けた場合、文字列の回り込みをしないように設定していても一文字だけ回り込みが行われ、そのページの余白エリアに文字列が来てしまう問題がありました。
これは回り込みが発生しないように設定をしていても、必ず発生してしまいます。
結果:2007と同等
一太郎で挿絵を入れようとする場合、手動で改行を入れて調節するか、文章エリア内に収まるようにしなければならないという対処方法は今後も続きそうです。
ここ数年の一太郎は太字(ワープロソフトとしての機能)ではなく、フォントのウェイトを切り替えると文章の見た目が綺麗になるよと公式ページでアピールしつつ、一部パッケージではウェイト別のフォントを同梱してくれるようになりました。しかしウェイト切り替えはフォントの切り替えで対応しなければならず(Photoshopのようにフォント指定とウェイト切り替えのメニューが独立している訳じゃない・ウェイト順にフォントが並ばない)、太字を設定したら現在のフォントのウェイトより太いウェイトのフォントを自動的に設定してくれるというわけでもありません。
果たして今回の一太郎はいっていることとやっていることが一致しているのでしょうか…。
結果:2007と同等
ウェイト順に並ばない事については上の方で触れた通りです。BOLDボタンはあくまでもBOLDのままでした。
文字列の検索はCtrl+F、文字列の置換はCtrl+R、多くのWindowsユーザーにとってはこれが普通だと思います。OS標準のショートカットではありませんが、Wordを始め各種テキストエディッタはこれに倣うような設定になっていると思います。しかし一太郎でのショートカットは、文字列の検索はCtrl+^、文字列の置換はCtrl+Shift+^となっています。
ATOKはMS-IMEと同じような設定にボタン一つで設定するメニューがあるのですが一太郎には存在しません。会社ではWord、家では一太郎といった使い方をする人にとってはWordと同じ設定の方がいいと思うのですが、そのためにはいちいち個別に設定しないといけないのです(従来からの一太郎ユーザーにはデフォルトでいいのかもしれませんが)。
結果:2007と同等
それらしきメニューを発見することは出来ませんでした。動作設定については過去の一太郎のバージョンと同等になるように選ぶメニューはありましたが、ショートカットの設定にはその手の設定すら存在していません。
Wordと同じキー設定で使いたい場合は今まで通り個別に設定するしかなさそうです。
従来のナレッジウィンドウとは別の新しいメニュー(ナレッジウィンドウも選べる)が実装され、書式設定のほとんどをそこから出来るようになりましたが、一度に表示できるメニューの数が少なく(スクロールしないといけない)、操作性はあまり良くないように思います。従来のメニューバーのように自分でカスタマイズできると便利かもしれません。この手のメニューはPhotoshopがすごく良く出来ているのでその辺をみて研鑽してもらえると使い勝手が良くなるのかなあと思います。
全体的には非常に良い出来で、2007から見ると画面が一気に洗練されたような気がします。細かな使い勝手や既知の問題など結構残っていますが、今後も応援していきたいですね。
EPUB出力については私にとっては初めての機能になるのでもう少し調べてからにしたいとおもいます。その間に誰かがまとめてくれることを祈って。
本日、「空の彼方へ… ~Wing of Wind~」はリニューアルを行い、第7次デザインへと移行しました。今回のリニューアルの目的は、タブレットやスマフォからの閲覧にも対応するというのを主題にしつつ、今同人界隈で流行っているヘッダータイプのメニューを取り入れてみたいという願望から実現しました。といっても、イラストサイトのようにシンプルな構成には出来ませんでしたので、ドロップダウン型のメニューになりましたけどね。
リニューアル構想というのは多分うっすらと私の心の奥底にあった願いだったと思うのですが、Nexus7を購入して自分のサイトを閲覧した時に、左側のメニューの分の幅がすごく無駄だなと感じたことが誘因になっています。思えば今のデザインというのは、多少枠組みこそ変わりましたが、左にメニュー、右にコンテンツという形はサイトの開設当時からのデザインであり、すこし見飽きたというのもあります。
それと同時に、イラスト系サイトが巨大なトップ絵に最小限のメニューというシンプルなデザインをどんどん採用していって、それに憧れていたというのもあります。今回のデザインは同人系のイラストサイトのデザインを参考にしつつ、クリック数を出来るだけ押さえるような配慮をしてみましたが、いかがでしょうか。
なにぶん、サイトを構成する全てのHTMLファイルを書き換える大規模なリニューアルになったため、メールフォームや検索フォームといったCGIを使っている部分、またカテゴリーの移動を行った事によるパン屑リストの未整備、インデックスページのデザインは未着手というようにまだ多少なりとも問題は残っていますが、これから順番に潰していきたいと思います。
新しくなった「空の彼方へ…」をよろしくお願いしますね!
脳みそが働かない。
残業から帰ってきてもなお、原稿を書き進められる人を尊敬するなあと、不意に思ってみたり。
年度末に納期が集中する関係でこの時期は急激に忙しくなるのですが、それに比例して残業も増えていきます。一応、平時の作業開始時刻、24時には夕食やシャワーなど、日常的なことは全て済んでしまうのですが、24時から原稿に取りかかろうとしてもこれが中々難しいのです。頭が回らないというか、物事に集中できない感じが寝るまで続きます。
仕事そのものは完全なる頭脳労働ですので、体が疲れているという感じはほとんど無いのですが、何かを考えようとすると思考停止してしまうというのが実情です。帰りの電車で座れたからとNexus7を取り出して数行打ち込むとすぐに眠たくなってしまいます。休止ボタンを押し、しばらく目を瞑ると、あら不思議、降りる駅の一歩前。そんなことも多々あります。
ただもちろん、仕事と同人活動を両立している人は多いですし、むしろほとんどのサークルが仕事をした上で同人活動をしていると思うのですが、どうも私にはそのパワーが生み出しづらいようです。
そこで一つ思いついたのが、仮眠を取ってしまうということ。長時間運転する時も合間に20分ぐらい仮眠を取るといい(それ以上は深い眠りに入ってしまうため逆効果)と言われていますが、そういう短い睡眠を間に挟んでリフレッシュするといいのかなあと、思いました。
そういえば、大学の課題制作がクライマックスにさしかかると、3時間睡眠であとはひたすら作業というローテーションを一週間続けたりしてましたけど、目覚ましをセットして仮眠を取るということは忘れていなかったなあと、不意に思い出しました。
仮眠にこだわらなくてもいいとは思いますが、何らかの形で頭をリセットするという方法を探るようにしていかないと、両立というのは難しいのかもしれません。
そういえば会社から駅までの間に一人カラオケ専門店、ワンカラがあるなあ…。
以上、疲れた頭で考えた文章は読めた物じゃないということを実戦した日記でした。自分で書いていてもこれは酷いと突っ込みたくなりますね。
5月のCOMITIAの申込みを完了しました。詩唄いが申込みを行った2月のCOMITIAとは違う、いつも通りの申込みです。故にサークルカットもいつも通りです。
今後の希望風については先日の日記で触れた通りですが、当面は今の形を維持しつつ、詩唄いの方では新たなやり方を模索するというスタイルが定着しそうです。
それに関連して、今年か来年の早いうちに「雪待終夜」としての活動を復活させたいと考えています。「希望風」というぬるま湯(表現が正しいかどうかはともかく)に浸かりすぎて、自分が本来、雪待終夜というサークルに所属しているということを忘れそうになってしまっています。
ですから、今後は「雪待終夜」や「鈴響雪冬」としてもちゃんと活動していけたらなあと。