旧年中は大変お世話になりました。本年も、みいなや私、その他諸々の作品に登場する人物達をよろしくお願いいたします。
【みいな】「去年のぱくりですね」
【ATOK】「ぱくりですね」
ということで、毎年恒例、今年の抱負のコーナーです。まずは例年通り、昨年の目標のおさらいと達成率から。
長らくお待たせいたしました。今年は生活が規則的になりそうなので、ReSin-ensの執筆を再開します。まずはなんというか………2巻まで読み返すのと、資料整理と伏線の確認を。ReSin-ensを書き上げるというのは、気分的な問題はともかく、非常に重労働なので、春から変わるであろう生活スタイルとの調整が大変と考えられますが、ゆっくり書いていきます。
月記から隔週記ぐらいにはなるはず。去年の末期は酷かったですからね。
実験的な部分が多々ありますが、小説ページ用のCSSをそろそろ完成に持って行きたいと考えています。
はい、ジャンピング土下座です。私生活上の問題もありますが、執筆どころかプロット作成も途中で終わってしまった状態です。3巻の構成については未だに悩んでいるところもあるのですが、そろそろ猪突猛進になるべきですね。
一昨年に比べて昨年は割と更新頻度は高いように思えます。2009年の日記に費やしたHTMLは190KBですが、2010年は230KBとなっています。およそ25%程増えたのでしょうか。写真の枚数に関しては飛躍的に増えていて、2009年と比較して2倍になっていますし、それなりに手の込んだ更新だったように思えます。
これに関しても完全に手つかずでしたね。今後はリニューアル構想と絡めて邁進させることになるでしょうか。
昨年の目標達成率は30%程度かなと思います。その点を反省しつつ、今年の目標ですね。
以上、5本柱の目標を達成すべく、2011年を過ごしていきたいと思います。また、サブ目標にはなりますが、もう少し自分の立てた目標について責任を持てるようにします。ここ数年、立てた目標を達成できないという事態が続いており、一年の抱負が形骸化してきているのも事実です。責任という言葉が適当かどうかは分かりませんが、目標←行動←日々の生活と、ボトムアップで行動していきたいところです。
サイトのデザインの根幹を司るCSSを軽量化してみました。21,141Byteが19,911Byteに! 1KB強の軽量化ですね。
3代目みいなの残滓を処分していますが、今日はケースの処分が完了。パーツまでばらすとパソコンケースというのは鉄くず扱いになりますので、不燃ゴミとして処分できます。
Q7-3 : 部品交換などで不要になった部品だけをメーカーに回収してもらうことはできますか。
メーカーには「パソコン」という製品に対して回収・再資源化の義務が課せられており、部品一つ一つはメーカーの回収対象ではなく、またメーカーには法律によって回収が認められておりません。
PCケースとはパソコンではなくパソコンの部品ですから、このQ&Aに該当してきます。もちろん不燃ゴミとして処理するためにPCケース内部の燃える部分(コードやら一部プラスチック類)については完全に取り外し、鉄くずになるまでばらしてあります。後はこれを私の街の処分方法(指定袋に入れる)に準拠して袋詰めして集積場に出すだけです。
他のパーツに関しては、箱がある物は箱の捜索、添付ディスクがある物はそれらの捜索などをへて、近日中にソフマップに売り飛ばす予定です。7600GSのAGP用なんかは一部に根強い需要があると思います。
HDDはここ数年の技術革新がすごかったためか、もはや40GBのHDDなんて買い取り価格10円の時代のようです。個人的に40GB~80GBのHDD(またはSDD)はシステムドライブやキャッシュドライブとしての使い勝手がいいのでありがたいのですが…。
所々追い切れていない部分がありますが、三行でまとめると。
というところでしょうか。
1の時点で既におかしい気がします。ネットって、サービスを殺すのは基本的に運営のような気がします。
ITメディアに速報が出ましたね。やじうまWatchも相変わらず早い。情報が出るのが最も遅かったGigazineは遅いだけあって速報よりは情報が多い感じ。
2ちゃんねるブラウザなんかは、DATを直接ダウンロードしてHTMLに変換するだけですから、凝ったコードの実行なんかはしないはずですけど、JavaScriptやHTMLだけでも別のサイトに転送させることはできますから、転送先からウイルスをダウンロードさせるといったことは可能でしょう。
ネットをさまよっていたらもっとわかりやすいまとめがあった。
- 71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 11/01/06(木) 16:56:17.54 ID:W+fZdrHh0
>>53
パスが割れて
スレ建て放題消し放題
最悪2ch閉鎖
事前にソースコードの公開があったようですが、このコードを利用するだけで不正アクセス禁止法に触れてくるはず。あまりに数が多すぎていちいち検挙なんてできないでしょうけど。不正アクセス禁止法って、誰が訴えれば捜査が始まるのかな。
iGoogleに登録しているのですが、その設定でiGoogleに接続すると、幾つかの地域の天気情報を表示するようにしています。
地元の現在の気温はマイナス7度ですって!
天気予報を見る限り、明日は今日より冷え込みそうですね。
というPOPが惣菜コーナーに置いてあったのですが、該当の商品が無くなったため移動された後なのか、吹き出しが輪ゴムから伸びていました。
裏返すとかしたほうがいいのでは、と思いつつも、おいしいネタをありがとうございます。
ところで、何の食べ物だったんだろう。
2004年に参加した同人誌「Happy Birthday to Me(Not OS たん)!!! ~プルプルやかまたんと12
人の進藤行進」(長い…)の在庫を処分しようと思います。2004年の夏コミで無料配布した後、主催者様から別の場所で使うと言うことで便宜的に預かっていましたが、とうの主催者さんと連絡が取れなくなってしまったのもその当時のお話。
元々捨てるつもりはあったのですが、中々タイミングがつかめない上に、手軽に処分できない状態でしたので今の今まで持っていましたが、在庫を持ち続けて6年、そろそろ捨ててもいいかなと判断を下しました。捨てる先としてはこの業界では有名どころの西翼辺りを予定しています。
同時にもらい手のいなかったB5の紙もまとめて処分する予定。こちらについては結構もったいない気がしますが、再資源化されるのであればと言うことで処分します。欲しい方がいたら今月中に名乗り出てくれれば幸いです。送料のみ着払いでお送りしようと思います。記憶が正しければ、2000枚ぐらいあって、中厚口程度の暑さ、色はクリームです。目の方向が横なので使いづらいとは思います。
空の彼方へは定期的にバックアップを取っていて、8年ぐらい前までさかのぼることができるようになっています。つい、先日までは。
従来、私のバックアップというのは同人に関係するフォルダやこのサイトのデータなど、失ったら本当に復旧できないファイルについてバックアップしてきました。マイピクチャなんかもバックアップしたかったのですが、容量の問題でこれについては除外ですね。
Windows7に移行してから、Windows7の標準のバックアップ機能がかなり使い物になるように進化したので、これを使ってマイドキュメントのほとんどのデータをバックアップするようにしました。この設定を行った時、過去のバックアップファイルについては要らないと思って削除しています。同じHDDに二重にバックアップを取っても仕方がないですからね。
と、すでにお気づきかとは思いますが、過去のバックアップを削除した時、このサイトのバックアップファイルを全て削除してしまいました。
最新のバックアップはあるけれども、過去のバックアップはない、そんな状況になっています。バックアップファイルを削除してから今日までおよそ二週間経っていますから、復元ツールでもファイルのファの字も見つかりませんでした。
ということで、空の彼方へは、過去を脱ぎ捨て未来へ進むことにします。
貴重なバックアップが…orz
去年の10月と11月にそれぞれ開催された「おでかけライフ in 高崎 125」と「コミティア94」のイベントレポートをアップしました。
本当に何を突然やり出すんだか…。
サイトのリニューアル計画を考えつつ、現在のサイトを眺めてみると幾つか課題が浮かび上がってきましたが、コンテンツの整理とデザインが主になるのではと思います。
コンテンツの整理については古いコンテンツを廃止または別コンテンツと統合といったありきたりの手法で乗り切ることができますが、デザインについてはそうもいきません。もちろんコンテンツだってサイトの主たる中身なのですから簡単に操作できないことはわかっていますが、取捨選択は非常にやりやすいと思います(ディレクトリの物理的な移動などはともかく…)。
デザインについて少し踏み込んだ話をすると、空の彼方へ…はデザインの改訂を経る毎に素人っぽさが抜け、良くも悪くも整ったデザインになってきたと思います。特に現在運用している6番目となるデザインは私自身良くできていると思います。しかし、これは私のいいところでもあり悪いところでもあるのですが、そつなくまとまりすぎていて、ある種の楽しさやおもしろさに欠けているのは事実です。このように分析してしまうのも私の(略)。
そう言う意味で詩唄いさんのサイトが現在の形式にリニューアルした時、そのフッターにはやられたと思いました。脳内Webデザインデータベースと照らし合わせるとDellなんかがこういう形式ですね。
現在のサイトにおけるデザイン上の問題はやはりページタイトルの背景とメニュー周りでしょうか。私が見ている範囲での「普通」とは、ページタイトルの背景画像というのは横方向に伸びていて、メニューはその下から始まるのが主流です。ただ、このサイトにおいてはメニューの数が多かったため、ページタイトルの画像は本文の幅に限定して、メニューは上から始まるようにしています。このレイアウトのいい所は、本文とタイトルの一体性があげられる一方、悪いところとしてメニューがとってつけたように見える事にあります。
ページを見渡すと、本文のエリアは良くできていても、メニューが後付のように見えるのはこの辺に起因している物と考えられます。
例えばこれがリニューアルによってメニューの数が減った場合、今までより短くなるので、ページの上部からメニューを始める必要性というのは薄れてくるのではないかと思います。一番身近なところでは希望風のサイトですね。詩唄いさんや蒼瀧さんのサイトも同様のレイアウトですが、メニューが水平なので、単純に比較できないでしょう。
横に貫きたかったのにできなかったというのが現在のレイアウトの本質であるならば、横に貫ける環境が整った時にどうするかということを考える必要が出てくると思います。こんな時幾つかの案が浮かんでくるとすれば次のような物でしょう。
ざっと三つほど案を並べてみました。個人的には三つ目が気に入っていたりします。色々悩ましいところではありますが、コンテンツのリニューアルと同時にこの辺りのデザイン変更も視野に入れていきたい物です。
今年、このサイトは10年になるのですが、ここ数年はオフラインの活動が主流だったため、コンテンツの量としては10年という期間に見合っていないと思います。この辺については向こう数年間でじっくり対応するとして、当面の問題としては一部放置気味になっているコンテンツの行方でしょうか。特にリンクのページなんて言うのは、サイト同士の付き合い方が変わった現在ではその意味合いについて自分自身で疑問を投げかけたいところです。
IEの7からか8からかはわかりませんが、CSSのmax-widthに対応したようなので、ずっと実行したかったことを施しました。これでワイド液晶でこのサイトを全画面表示したとしても、横幅いっぱいまでに広がらないように制御ができます。指定した値はbody要素に対して、1280pxです。1280pxまでなら従来通りの表示ですが、それよりも横幅が広がった場合は横幅が1280pxに押さえられ、中央に表示されます。
固定レイアウトとフレキシブルレイアウトの中間に位置するこの手法はmax-widthプロパティの存在を知ってからずっと実行したかったのですがIE6が非対応だったのであえて使ってきませんでした(IE5から独自対応のCSSにJavaScriptを記述する手法で再現はできるようですが)。
ですがいつまで経っても腐った牛乳の事ばかりを考えているわけにも行きませんし、このサイトというのは従来よりこういったことを先取りする傾向にありましたし、丁度いい機会でしょう。
関連する話題かもしれませんが、職場の次期システムでWindows7に対応させようということでシステム設計が進んでいる(現在はVistaまで対応)ようですが、あえて一言。
「知っているか。来年、Windows8(仮称)がでると考えられているんだぜ…」
Windows7をインストールした直後から必要以上にHDDが消費されているような気がしていたのですが、本日その疑問が解けました。
VistaあたりからWindowsは電源管理の仕様変更があったと思いますが、この時実装されたハイブリッドスリープを有効にしていると、結果的にHDD消費量が増えるようです。
XP | Vista、7 | |
---|---|---|
休止状態 | メモリの中身をHDDに書きだして電源OFF。 消費電力は電源OFFと同等。 復帰に多少時間はかかるが、コールドブートよりは早い。 |
メモリを保持しつつ、HDDにも情報を書きだしてOS停止。 通称「ハイブリッドスリープ」 通常時はメモリから復帰するが、電源が切れた場合はHDDから復帰。 |
スリープ | メモリの中身を保持しつつ、OS停止。 消費電力は機種の対応状況によって異なる。 復帰時にかかる時間が短い。 |
たぶんこういう認識で間違いないはず。(ハイブリッドスリープを無効にすると休止状態として動作する)
で、Vistaや7の動作でわかるとおり、メモリの中身をHDDに書きだしています。これは常に行われているようで、スリープを利用してもしていなくても常にHDDの一部領域がメモリの複写領域として使われています。
このメモリの複写として使われる領域(ファイル:hiberfil.sys)のコピー内容が、実際に利用されているメモリのエリアだけなのか、搭載されている物理メモリの全領域をコピーしているかはわかりませんでしたが、仮に後者だった場合、私のパソコンでは12GBも消費されていることになります。しかも問題なくなりつつあるとはいえ、SSDでメモリの中身が変わる度にSSDにアクセスが発生するというのはあまり気持ちのいい物ではありません。
ということで、ハイブリッドスリープを無効にしたよ、っていう、ただそれだけのSSDを使う上では割と常套手段なお話。
ということで、新しいメニュー案をひとつ。あまり変わっていない気がする…。
現状の最大の悩みは、日記や自己紹介などの私に関することと、リンクやメールアドレスといったサイトに関すること、そして各コンテンツに配置しきれないコンテンツ(現在の副産物)の取り扱いですね。これらのカテゴリー分けが中々うまくいきません。
ひとつに全てまとめて一番上に配置すると、主役となるコンテンツが目立たなくなります。かといって全てを下に配置すると日記などにアクセスしづらくなります。現状、日記などとリンクは上下に分離するというのがシンプルでしょうか。
この辺りはサイトを始めた時からの形なので私のアイディアも凝り固まってしまって中々うまくいきません。
これらを上手い具合にわけられるカテゴリー分けは無いのか、何年も悩んでいます。悩んだあげく、いいアイディアが浮かばず、今のような状態でずっと放置しています。
他については見ればわかるとおりだとおもいます。音楽については縮小の方向で来ていましたが、その方向性は継続でしょうか。今後続けていくとして、ハード音源については売りに出して、ソフト音源だけで行くという事もなきにしもあらずでしょう。
同人関係も結構整理整頓。希望風へのリンクの取り扱いはまだ未確定ですが、ページランク維持のためにも残しておいた方がいい気はします。通販については廃止してもいいと思います。そのうち委託は辞めることになりますが、あにたまへの出品を行っていますし、通販を始めた頃と違って現在はコミケやコミティアなどの大型イベントにも参加していますからね。代わりに大分ログが貯まってきたイベントレポートを表に持ってきてもいい気がします。このイベントレポート、書いていないこともありますが、基本的に初めて参加したイベントから全部残っているんですよね。最近は日記と連動してますし、もっと表に出てもいいような気がします。
不景気に増税っていうのは狂っているとしか思えない。
公共工事を減らして増税をするというのは、かの世界恐慌でアメリカが成功させた経済政策と正反対だと思うのですが、どうでしょうか。
ということで、おなじみのコピペをわかりやすく表に収めた物を貼っておきますね。
理想 | 現実 |
---|---|
4年間でマニフェストを実行する | 外国人参政権や夫婦別姓など、マニフェストに無い法案を全力で推進 |
子供手当てを出します | 満額支給断念。地方が負担。 (国籍不問=在日、出稼ぎ外国人が母国に残して来た子供にも支給、養子でもok) |
埋.蔵.金を発掘します | 埋蔵金はありませんでした |
公共事業9.1兆円のムダを削減 | 削減は0.6兆円だけ |
天下りは許さない | 郵政三役を天下りさせた |
公務員の人件費2割削減 | 法案を再来年以降に先送り 天下り先も無くすと更に肥大化 |
増税はしません | 扶養控除、配偶者控除の廃止、タバコ税と酒税を増税、相続税と内部留保課税、消費税、所得税の増税も検討、環境税導入も検討 |
暫定税率を廃止します | 維持しました(自動車取得税、自動車重量税、軽油取引税、揮発油税・地方道路税) |
赤字国債を抑制します | 過去最大の赤字国債を発行(総額44兆円) |
クリーンな政治をします | 鳩山小沢北教組の違法献金と脱税。 現職議員逮捕、議員辞職も離党もせず。 |
沖縄基地は最低でも県外に移設 | 県外移設断念。 「『最低でも県外』は民主党の公約ではなく、私自身の代表としての発言」(鳩山) |
内需拡大して景気回復をします | デフレ進行、景気対策補正予算の執行停止。 CO2の25%削減表明、鳩山不況に突入しました。 |
コンクリートから人へ | 道路整備事業費が608億円増(民主の弱い選挙区へ)。 ホワイトビーチ埋め立てに1兆円 |
高速道路は無料化します | 土日1000円やめて値上げします |
ガソリン税廃止 | 「そうでしたっけ? フフフ」 |
消えた年金記録を徹底調査 | 「年金記録を回復する必要性は薄れた」(長妻) |
医療機関を充実します | 日本の医師免許を持たない外国医師の診療を可能にする制度改正を検討 |
農家の戸別保障 | 政府米買入れ廃止で米価暴落、農家悲鳴 |
最低時給1000円 | 何それ |
消費税は4年間議論すらしない | 「大いに議論していく」 |
あまりマスゴミは問題にしないのでひとつだけ触れておくと、高速道路の無料化って、運営母体が民間企業になった以上、政府からひとつの民間企業に対して価格を指定するという行為になるので、越権だと思うのですがどうでしょうか。
もういっそのこと、IMFに統治してもらったほうが景気は上向きそうです。
日記で追尾する。
表参道の通行人と秋葉原の通行人でチェック柄を来ている人の割合を調査してました。表参道は19/100、秋葉原は63/100だそうです。もっとも、同じ日、同じ時間に似たような属性を持つ道路(駅前の大通りとか、裏通りといった場所の属性を統一しているか)で調査をしているとは限りませんが、秋葉原の方がチェック柄の率が高いようです。
様々な模様のシャツを着た4人を用意して、その人達の話を聞き、4人が部屋を出て行った後、4人の服の模様を思い出せるかという調査。無地や水玉、ストライプ、チェックの4パターンで実験していました。
テレビの話によると、覚えようとする意識がない場合、チェック柄のような複雑な模様は覚えづらい(=目立たない)ようです。
第一印象「またおまえか(西又葵)」
通常のパッケージに入ったクッキーと萌えキャラのパッケージに入ったクッキーを販売するという実験(対象地は秋葉原)。それぞれ通行人が5000人になるまで調査し、通常のパッケージは4人、萌え柄のパッケージは17袋。
この場合、萌えキャラのパッケージというのもありますが、西又葵氏が描いたという補正もあるでしょうか。絵柄がわかりやすいので、作家買いということもあるでしょう。
レースクイーン、キャビンアテンダント、警官、ナース、メイドの5種類で調査。事前に通常の服装でアンケート調査を行い、最も人気の無かったEの人にメイド服を着せて調査をしていました。最終的にEが優勝しましたが、これ、制服、巫女、メイドあたりの、いわゆるオタクの間で人気な服装でやったら調査結果が変わるのではと思ってみたり。
最終的な結論としてはメイド=従順なイメージという形でまとめられて、シャイな人でも自分が優位に立てるからと結論づけられていました。
東京・新橋のバス停前。とあるラーメン屋に列ができている。
列の最後尾の若者に「ここ、うまいの?」と聞けば「普通においしいですよ」。
普通においしい? よく分からないが……ともかく並んだ。
うまかった。太麺。味はこってり。5枚も入っている「海苔」はバリバリとして最上品なのだろう。隣り合った、例の若者に「うまいじゃないか?」と言うと「そうでしょ」と笑っている。
ネットのある界隈で話題になっているこの記事について、私なりの考えを書いてみようと思います。まず、私は「普通においしい」という言葉について、「絶対におかしい!」と考えているのではなく「そう言う表現も口語なら有りだよね」という立場にいることを提示しておきます。
- ふ‐つう【普通】
- [類語分類]程度/標準
1【名・形動】他の同種のものとくらべて特に変わった点がないこと。特別でなく、ありふれていること。「ごく─の考え」「─とは違った印象」⇔特殊
2【副】たいてい。一般に。通常。「─一週間もあれば完成する工事」 2は、かな書きも多い。
「普通においしい」という言葉についてあまり抵抗がない人は、「普通においしい」から「普通」という単語を取り除いても、意味が変化したとはあまり感じないはずです。つまり、この単語における「普通」とはその程度の意味合いなのだと思います。
食べ物を食べる時、多くの場合はおいしいことが前提だと思います。誰もまずいものなんて食べたくないですし、最低限、おいしいものを食べたいと思っているはずです。おいしいことが前提ということを考えながら、「普通においしい」を考えると、「普通に(想像していたとおり)おいしい」と、括弧書きを加えられるような気がします。または「普通に(食べ物の前提条件=一般的な考えが満たされる)おいしい」とも言えるでしょうか。
さて、話を少し逸らしてみましょう。
何か、彼とは日本語が通じたような、通じないような……会社に戻って、この奇妙な経験を同僚に話すと「普通においしい、というのは、すごくおいしい!という意味ですよ」。
(中略)
同僚は「今の若者は、もの心ついてから不況の連続。自分のことを“普通以下”と考えている。だから彼らが言う“普通”とはワンランク上の事なんですよ」。
記者はこの言葉遣いについて同僚に尋ねています。
こういった言葉というのは年代においてとらえ方が変わって来るのは周知の通りかとは思いますが、この記者は自分と同じ属性を持つ同僚に尋ねています。この場合、いわゆる若者言葉についての見方が同程度であることが推察でき、若者が使っている意味での「普通に」について、誤解がある可能性もあります。
もう少し多くの年代の人に聞いてみて、それぞれの年代の人の考えをまとめると、もっとおもしろい記事になったのではないでしょうか。
閑話休題。
外食に的を絞って、店を選ぶシチュエーションから考えると、クチコミや評判を参考にしてお店に入った時の「普通においしい」は、「普通に(評判通り)おいしい」ともとらえることができます。評判を同じく明鏡国語辞典で調べてみると「世間で」という説明文が出てきます。つまり、狭い範囲ではありますが、一般的であることです。一般的ということは、普通という単語と置き換えられますので、「普通においしい」がこの場合でも成立しそうです。
これをきちんと言い換えると、「評判通りおいしい」となるでしょうけど、評判を分解して、「世間で言われているとおりおいしい」と書き換え、さらに「一般的に言われているとおりおいしい」と書き換えると、「普通においしい」と変換できそうな気がします。
これらのプロセスを省略してできあがったのが、「普通に(評判通り)おいしい」なのだと思います。
普通の「普」は「並」の下に「日」と書く。「並」は横に広がることを表し「通」はあまねく知れ渡っているという意味。だから広辞苑で「普通」は(1)ひろく一般に通ずること(2)どこにでも見受けるようなものであること……とある。この若者は「広く知れ渡ったおいしさ」とでも言いたかったのか? でも「普通においしい」はやっぱりおかしい。
私との解釈の違いはここです。
この記者は「広く知れ渡ったおいしさ」を直接「普通においしい」と変換していますが、私の場合はもうワンクッション置いています。ここが大きな違いなのでしょう。
「普通においしい」とは、食べ物がおいしいという前提条件の下で、「普通(食べ物の前提条件が満たされるという意味=通常通り)においしい」というニュアンスで使われる。
マスゴミが執拗に「うまいうまい」とあおるグルメ番組が蔓延する中で(報道バラエティーですらよく見かけますよね)、「普通(のテンションで。誇張することなく)においしい」と表現するという意味合いがあるのかもしれません。