Top > 読み物 > 日記 > 2010年11月 -1冊目-
何度も書いていると思いますが、イベント準備で一番楽しいのは什器を作っている時だと思います。あ、新刊の表紙作りも悩ましいところ…。
それはともかく、コミティアで導入する予定の新しい什器の材料を購入してきました。今度の什器は以前から使っているReSin-ens用の什器の改良版です。今の什器を示すいい写真はないかなと探した結果、こんな写真が見つかりました。2年前の日記からの借用ですが、これを見る限り、2年は使っていると言うことになります。ReSin-ens用としていますが、これはすなわち、将来的に8冊並ぶであろうReSin-ensを無理なく展示するために作ったという経緯があるからです。現状、これのおかげで6冊のReSin-ensシリーズをコンパクトに配置できています。
一方で、2年以上使っているからこそ、色々と問題点も見えてきています。そこで、これを機に新しく作り直そうと思い立ち、今回の材料購入に繋がっています。
そもそもこの新兵器は先月のおでかけライブ in 高崎で使う予定でしたが、製作が間に合わなかったため先送りになりました。今度はイベントまで二週間ありますので、じっくり作っていこうと思います。頭の中には設計図ができているので、糸鋸と等を使ってそれを再現するだけですけどね。
昨日の日記で書いた什器の続き。
今回は切断作業を伴う箇所が非常に多いので、失敗できないと判断し、図面を書くところから始めてみました。VectorWorks(3次元CAD)を立ち上げさくっと図面を書き、サイト用にSSを取ろうとしたところで、VW恒例のランタイムエラーで不正終了。図面もSSも無かったことになりました。
それでも必要な情報を得ることはできましたし、脳内により詳細な図面を描くことにも成功しました。明日はこれを具現化する作業に移ります。
しかしまあ、いい値段でソフトを売るなら、最低限ランタイムエラー(しかもしょっちゅう発生する)なんておきないような設計にしていただきたい物です。そう言えばフォトショップが落ちた事ってほとんど無いなあ…。
昨日半日をかけて什器を一気に完成に持って行きました。制作過程も昨日のうちに掲載しようと思ったのですが、糸鋸を使うのに体力を使ったので、今日に回しました。
ということで、早速製作工程の全貌を明らかに!
そう言えば、周りのサークルでは百均の商品をいかにして使うかということにこだわっているような気がしますけど、私はこの「加工する」ということに力を入れているので、同じ百均ユザーでもちょっと毛色が違うのかなあと思ってみたり。
今回用意したのは、ネット2枚と、書類の綴じ紐1セットです。ネットについては、今回はスタイリッシュな感じに仕上げたかったので安いビニールでコーティングされた商品ではなく、ちょっと高いクロムメッキがむき出しになっているタイプを購入しました。315円のネットが2枚と、綴じ紐1セットなので、合計735円ですね。
早速材料の加工に移ります。どこの家庭にもある糸鋸を使って、昨日作成した脳内図面に従ってゴリゴリ切り出していきます。ここまで切り出すのにおよそ2時間かかりました。途中でお昼ご飯を食べているので、実際の作業時間は1時間半程度でしょうか。切断箇所は3箇所。太いところは糸鋸、細いところはペンチで切断していますが、ヤスリ掛けもしたので、妥当な作業時間でしょうか。
2ステップで完成かよ! というつっこみをお待ちしております。
まずは切り出した材料を簡単に組み合わせてみます。後から作業しやすいようにひとまずタイラップで簡単に縛ります。この写真は足を取り付けた段階の写真です。平面から立体に移ると、一気にイメージが固まっていきますよね。
続いて、本を載せる台を取り付けて、本を実際に置いてみたところ。仮組の段階なので、本の重さで一部たわんでいますけど、大体のイメージがこれでわきますね。さっきの状態から僅か10分で完成。
脳内図面の状態と実際に組んでみた結果がかなり近かったので、このまま仕上げに移ります。といっても結束バンドできちんと縛って、紐で支えを取るだけですので、割と簡単に仕上がります。特にネット同士を結束バンドで縛るというのは私の中で方法が確立しているので、さくさくと進みます。ただ、今までより縛る箇所が多いので、そこでちょっと時間を消費した感じです。
結束バンドで縛ったら、綴じ紐を加工して支えとして、完成。さっきの状態からここまでおよそ1時間。縛るだけでしたけど、結構時間がかかりましたね。
写真右下に紐の結び目の拡大写真がありますけど、物干し竿に紐を結ぶ時に使われる事が多いふた結びという結び方で結んでいます。引っ張っても中々ほどけないので安心ですね。
実際に本を載せてみました。イメージを固めるためにスペースの上にのせているような形でセッティング。作業台として使っている製図板は幅900ミリなので、1スペースの大きさと同じというのが個人的には便利なところ。向かって左奥に空きスペースがありますが、本を置いたりPOPを置くことができそうです。むしろ、空間が空きすぎてどうやって使っていいか悩むようなスペースができてしまいました。A4サイズのボードぐらいなら楽におけるかなあ。今度のコミティアで………チラ?
今回の本立ては従来のReSin-ensを置くための什器の差し替えになるのですが、試しに新旧の本立てを並べてみました。今までに比べて大分スペースの重さが軽減されたような気がします。簡単な言葉で表現すると、スマートになりましたね。
しかし、これでこの手のスタンドが5つぐらいになったのですが、古いスタンド、誰か引き取ってくれないかなあ…。
さて、次は、前回の夏コミやおでかけライブで準備できなかった黒髪本のPOPですね。どんなデザインがいいかな。
そう言えば、おでかけライブのイベントレポートを書いていませんでしたね。これも仕上げないと。
正確にはタイラップは商標、結束バンドは分類として考えれば納得。by専門家もどき
専門家もどきキタワァ━━━━━━(n‘∀‘)η━━━━━━!!!!
ぐぐって把握。ホッチキスのような認識にしておこうかな。大きな分類としては結束紐(ただしソースはWikipedia)というらしいです。実際の商品も見てみましたが、正式な意味でタイラップ(トーマスアンドベッツ社)と呼ばれる商品と、私が手に持っている結束バンドは若干固定の方式が違うようです。では手元にある結束バンドと同じような方式で固定している商品を探してみると、どうやらインシュロック(ヘラマンタイトン社)が該当するようです。市販されている結束バンドの多くは後者のような形状をしている気がしますが、特許の扱いが違うのかもしれませんね。
なお、調べた範囲ではナイロン製の結束バンドを最初に最初に作ったのはトーマスアンドベッツ社だそうですので、タイラップが最古と言うことになりそうです。
ATOKの変換で、登録商標については「登録商標」とメッセージが出るようにしているのですが、これも万能ではないようです。そもそもタイラップで一語の扱いになってませんでしたしね…。
ソレナンテ・エ・ロゲ風に始めてみました。
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ソレナンテ・エ・ロゲ[Sorenant et Roage]
(1599~1664 フランス)
コミティア準備シリーズ。
先日の高崎から、試験的に黒髪本の帯を新しいデザインにしていました。具体的な改善点としては、作品紹介の文章の文字を大きくしています。一行減らすことによって今まで縦方向に縮小をかけていたのを廃止して、正規の大きさにしています。フォントは同じですが、結果的に文字が大きくなって読みやすくなっていると思います。それに伴って各所のバランス調整もしています。
今回はさらにそれを一歩前進させて、値段の表記を大きくしています。バランスはちょっと悪くなりましたが、見やすさ優先ですね。
希望風というくくりで見てみると、詩唄いさんの帯は作品毎にデザインを変化させて、作品の世界観にあうような形に、私の帯はデザインは統一してスペースの統一感にあうように、と、二人の考えの違いが見て取れておもしろい物です。
2004年から始めたこの帯(当時東京で開催されていた同人誌即売会、そうさく畑の参加には帯の装着が義務づけられているため、それに参加する際に始める)、今年で6年目、バージョン6になるのですが、ちまちまと進化してきていると思います。
と、いうことで、勢い余ったのでバージョン2から6までの帯を貼り付けてみる。
最初はバージョン2です。バージョン1もきちんと保存しているのですが、同じ作品で比べることができるというのと、バージョン2を作った当時はB5ばかりで、A5サイズ用の帯は無いので、文字の大きさに違いが出ると言うことで、バージョン2からにしてみました。
これは2006年夏頃の帯ですが、この当時は必要な情報をとにかく詰め込むということに専念していた気がします。あと、見やすさを重視しようとしたあまり、記号で文字をわけてみたりと、ぱっとみでごちゃごちゃしていますね、今思えば。「見本誌」という言葉はそうさく畑の帯の作成規定で記入することとされていた気がするのですが、多分その名残でこの帯にも書かれています。これが結構場所をくってますね。
この帯の前進となるバージョン1のころは、雪解け水として参加していて著者が本によって違っていたので、その名残で帯に著者名や発行サークル名が入っているのも中々おもしろいところだと思います。
上で取り上げたキーワードの見やすさをどうするかと悩んだあげく、線を引くことにしたのがこのバージョン。以後最新のバージョンまで線を使っていることから、ひとつの大きな革命だったようです。
左下の評価項目はちょっとしたアイディアで導入してみた物です。今思えば、この項目をひとつに絞っていればそれはそれでおもしろかったのかもしれません。3つもあるとちょっと邪魔ですよね。ただ、この「読みやすさ」と「わかりやすさ」という、小説を読み慣れている人とそうでない人への目印は、本文の装幀の行間や文字数を読者層によって変えるというアイディアに引き継がれていると思います。この当時からそう言う発想があったということですね。
未だに作者名やサークル名の記載がありますね。フォントがゴシック体になって、バージョン2の毛筆体よりは遥かに読みやすくなったと思います。値段の表記も奇をてらうことをやめて標準的なゴシック体になっているところはなかなかおもしろい変化かな。
バージョン4は掲載しなくても良かったんじゃないかと思うぐらいバージョン3からの変化が少ない帯ですね。大きな所と言えば、「見本誌」という文字が無くなったところでしょうか。ただ、これを無くした事による空きスペースを全くと言っていいほど活かせていないのはいかがな物かと。
値段とセットで置いていた「見本誌」が無くなったことで、値段は表紙のサムネイルの下に動きました。各文字の行頭が縦に揃ったことで整然とした雰囲気になりましたね。
従来の、作品を説明するという考えから、作品をアピールするという考えに基づいて、本文中のキーセンテンスを帯に持ってくると言う形にしました。線を導入することに並ぶ革命だと思います。それに伴ってメインのような立ち位置だった表紙のサムネイルは右側へ。値段ももちろん一緒に右側に動きます。
本文の言葉という新しい記載内容が増えた割りには、帯の高さは変化していないので、かなり窮屈になっています。読みやすさといった指標や、発行サークル名がキーセンテンスの導入に伴って消えていますが、それでも窮屈ですね。ただ、この帯になってから人目を引く機会が増えた気がするので、キーセンテンスの存在は大きいようです。
キーセンテンスの書体やタイトルの書体は、表紙と同じ物を使用したり、本文のイメージに合わせて変えています。ReSin-ensはシリアスなので、正統派の明朝体ですね。
キーセンテンスを入れるというアイディア自体は私のオリジナルではありません。広大なネットの世界には同人誌即売会におけるスペースのレイアウトやディスプレイを語る場所があるのですが、そこで出たアイディアを導入してみた結果です。キメ言葉をさらすのは勇気が要ることですが、自分の言葉を表に出すのが恥ずかしいなら作品を作って発表するなと言っているのと同じだなと思い、このような形式に収まっています。
いまではどの言葉を入れるかを考えるのが帯作りの楽しみだったりします。
今度のコミティアからデビューするバージョン6リビジョン2の帯です。
大きなレイアウトの変更などは特にありませんが、紹介文を1行減らし、フォントの縮小を解除して可読性をあげています。より短い言葉で作品を説明しないといけなくなったので、私自身への試練でもあります。
行を減らすことで結構なスペースができたので、線の位置などを変えて(ミリ単位ですけど)キーワードの大きさも変えています。同時に表紙のサムネイルもほんの数ミリ小さくなっています。
小さな変更ですが、値段の大きさを少し大きくしています。
新しい記載内容としては再録や書き下ろしといった言葉をキーワードにする代わりに、その言葉があった場所に発行年月日を入れてみました。私自身、他のスペースで本を購入する時、発行年月日を頼りに新刊を探すことがあるので、あると便利かなと言う考えで入れてみました。私を含めて、初めてのサークルでは新刊を買うという方が結構いるようですので、発行年月日を入れるのは大事なことかなと思いました。バージョン5で一度は消滅しましたが(当時は発行年)、バージョン6で復活と言うことですね。
夏コミで用意できなかった黒髪本の卓上POPを作成。
希望風のスペースでは(私の方針でもありますが)新刊についてはA6サイズで卓上POPを作ることにしています。夏コミには間に合いませんでしたが、コミティアには出すことができそうです。今回はいい感じのブラシ(フリーフェア)を手に入れたので、全面的に使ってみました。こういう印象が強いブラシを模様として使うというのもひとつのデザインの手法なのかもしれません。
いつもはテキスト主体なのですが、今回は割と見た目重視で。
いつもなら、と書いたとおり、普段なら文字を中心にしたデザインにするのですが、夏コミで詩唄いさんが作ってくれたPOPが、割とビジュアル重視(というか手間をかける時間がなかtt)だったので、それに触発されて見た目勝負に走ってみました。ただ、デザインそのものはちょっと繊細なので、会場では沈んで見えるかな。
タイトルの通りです。先日発表されたGoogleの新機能、Instant Previewsを使ってみました。体感としてはプレビューが表示されるまで2秒ぐらいのラグがあるかなといったところ。縦に長いサイトは省略されて表示されるなど、細部にわたって調整が行われていることが伺えます。
似たような技術としては、一定時間毎にサイトをクロールしてキャプチャを行い、サイトのサムネイルとして提供するタイプの検索エンジンや、リンク集が既に存在していたので、驚くべき新技術、というわけではないですが、検索キーワードに該当する部分をピックアップして表示するようになっているのは流石といった所でしょうか。
技術的な部分や、その手法について言及するのはあえてさけますけど、私が気になったのはこの部分。
同社はWeb運営者に対し、効果的なプレビュー画像を表示させるための注意点を公式ブログで紹介している。例えばポップアップ広告やインタースティシャル広告が含まれているとそれが表示されてしまい、クリックされる可能性が低くなるという。いずれにしてもWebページは可能な限りシンプルにするべきだと同社はアドバイスしている。(※強調は著者による)
私個人としては、ポップアップ型のウェブ広告は既に負の財産に成りはてていると思います。開発者のMicrosoft自身が腐った牛乳と揶揄されるIE6.0ですらポップアップブロック機能は実装されており、最近のモダンブラウザ(ATOK娘:重複表現を検出しました)にこの手の機能が実装されていることは希でしょう。今でもなお、この手の広告を行っているサイト(というよりレンタルサーバー会社)があることに驚きです。
【みいな】「その昔、FC2っていうポップアップ広告が有名な―――」
【雪冬】「みなまで言わないで」
もっとも、検索順位を上げたいと考えているサイトの管理者や、自分の情報を適切な形で配信したいと考えているサイトの管理者が、このような広告システムを採用している環境でサイトの公開を行っているのは、他の一般人に比べてマレでしょうし、有益な情報がきちんと提供される可能性が上がるという点ではいいことなのかもしれません。
少なくとも、商品のページに関連する商品名を詰め込んだり、商品のページにランキングの順位を記載するように書かれているとされている前時代的なマニュアルをテナントに配っている楽天では、サイトのプレビューとキーワードのクローズアップで検索スパムが露呈することになりますね。
ここ数回のイベントで、準備不足で配ることができなかった栞ですが、今回のコミティアで久しぶりに配布することができそうです。今までのお詫びもかねてデザインを一新(といっても使用している写真が変わるだけなのですが…)しました。しかも一種類ではなく五種類ほど用意してみました。
当日は一冊につき一枚添付する予定ですので、お楽しみに。
もともと雪待終夜としてのサービスなので全部の栞に雪待終夜と記載しているわけですが、萌屋の本に対してもつけるべきなのか悩みます…。
詩唄いさんの新刊も間に合うことが確定し、冊子情報ページが作成されたので、追従する形でこのサイトと希望風のサイトを更新。これでコミティアの準備についてはほぼ完了した形になります。出発当日に準備することが多くなりがちな荷造りも、夜のうちにできていますし、割と今回は順調のようです。
さて、荷造りといえば、今回のイベントでディスプレイに関して色々と新兵器を導入した結果、什器やその付属品が大幅に減っているようです。普段ならカートの中身は本とディスプレイ用品だけで埋まってしまうのですが、今回はその他に何着か服を入れることもできました。私のディスプレイの方針のひとつとして、遠征時の体積を軽減するというものがあるのですが、今回はそれをかなり突き詰めたところまで発展させることができたのでは、と思います。
カートひとつに全ての荷物が収まると言うことは、当日、会場へ搬入する荷物もひとつで済むと言うことであり、ホテルから駅、駅から会場までといった部分においてかなりの労力削減になります。今回のイベントはそう言う方面でも楽しみですね。
昼休みに確認したニュースに思わずガッツポーズ。技術大国日本万歳です。
今回は先に開封したA室の結果。いとかわでのはやぶさの動向の都合上、B室に物質が紛れ込んでいる可能性が高いので、B室の結果にさらに期待。来年の1月頃になるようです。
これで全部のミッションが成功ということになるんですよね…。
次の日テレの「はじめてのおつかい」は、はやぶさ特集に差し替えの方向でお願いいたします。
一方で、民主党の売国精神は止まらない。
政治主導(笑)。
今からでも遅くないから今年の流行語大賞にノミネートしてあげたい。
幅広くかつ掘り下げた超難問の国家試験を突破して官僚になる人と、地盤(例:親の七光り)と看板(知名度)と鞄(お金)さえあれば議員になれる国会議員のどちらが政策について明るいのだろうか。
何のための代替技術なのか、大畠章宏に問おうか。工業大学の大学院を出ていてもこの程度の発想なのね…。
コミケやコミティアのような大規模イベントを乗り越えると、反動で二週間ぐらい無気力になるのですが、ようやくその期間を脱したような気がします。
今年も残すところ一ヶ月強となり、やり残したことはないかと確認する日々。幾つかすぐに思い浮かぶことがあるので、まずはそれに取りかかっています。
毎年11月はさくらインターネットの契約を更新する月です。昨日になりますが、向こう一年分の利用料を支払いました。これでまた一年お世話になります。サーバーの容量が増えたので、プランをランクダウンしても耐えられるようになったのですが、さくらインターネットはプランの移動に対応していないので、割と面倒な手法を採らざるを得ません(解約してすぐ同じIDで契約しないとアドレスが…)。
ということで、10GBという途方もない容量の管理業務を背負いつつ、また一年お世話になります。
さて、11月にはアンチウイルスソフトの更新もあるのですが、こちらはまだ購入していません。今日の仕事帰りに購入する予定です。
ノートンとマカフィーの両方を使ったことがある私ですが、契約更新についてはノートンの方が利便性は高いです。マカフィーはクレジットカードとコンビニ振り込みの両方に対応している(コンビニもここ数年でようやく対応したと思う)のですが、コンビニ振り込みだと、振り込み用紙が届いてからの入金、契約更新になるので、いざ契約が切れてから更新をしようとすると三日ぐらいのラグが生まれます。
その点ノートンの場合は、その場でバーコードが発行され、そのバーコードを印刷してコンビニに持ち込むと料金を支払うことができ、即契約更新となります。支払い方法もノートンの方が多い記憶がありますね。
この辺りの利便性はノートンに軍配が上がりそうです。
BCNアワードを受賞し続けているトレンドマイクロなんかは、支払い方法が非常に充実しており、キャッシュカード、コンビニ決済、振り込み用紙(コンビニや郵便局)決済、請求書での決済と、多様な方法を選択できます。このうち、二番目がノートンのコンビニ決済、三番目がマカフィーのコンビニ決済に当たりますね。
もっとも、主だった賞がBCNアワードしかないということについては、触れないことにしておきます。
学生の頃から運営を始めたこのサイトで「仕事」というキーワードを出すことに、私自身驚愕しておりますが、そのことに少しだけ触れつつ、軽いお話。
私の人生におけるテーマとまで書くと重い表現になりますが、人に影響を与えられるようになるというのがひとつの目標というか、行動指針というか、願望です。
そう言う意味で、昨日の仕事中、「ちょっと時間ある?」と、隣の係にExcelのマクロについて訪ねられたのはちょっとした幸せです。私の行動によって影響をされる人が、隣の係に飛び火したという意味で、ね。
まあ、それだけです。
私自身、あまりExcelのマクロというのは触ったことがないのですが、要はVBA(ビジュアルベーシックのアプリケーション向け)なので、VBに触れたことがあるというのはかなり大きく作用しているようです。もちろん、中学の頃にBASICで基本的なプログラミングの作法を学んだというのが、根本にはあるのでしょうけれども。
おかげさまで、Excelマクロを本格的に触るようになって7ヶ月。Excelの機能である「マクロの記録」ではなく、エディッターからマクロを直接入力するようになっています。
本職のプログラマーには到底及びませんが、基礎を学ぶ過程で得た、フローチャートを構築してから作業に取りかかることや、やりたいことをコードに置き換えていく作業といった基礎的なところは、いつになっても役立つ物です。
もっとも、基礎を学んだからといって終わりではなく、本当に大切なことは、基礎を元に応用を行うことができる、運用の部分にかかっているのは明らかですが。
少し話はそれますが、この「アイディアを形にできる」という力は、もっと誇れることだと、自画自賛。
神のみぞ知るセカイの4話で天門さん+酒井さんの楽曲が挿入歌とエンディング曲として使われているのですが、それを抜き出してTTAに保存完了。タグの埋め込みもついでにすませました。
聞いた瞬間、天門さんっぽいなあと思ったら、スタッフロールで確定。
ヴァイオリンの部分がよく話題になりますけど、個人的にはメロディーラインの綺麗さが天門さんの持ち味だと思います。
と思ったら12月1日にシングルカット(神のみぞ知るセカイキャラCD第5段扱い)されるようです…。努力が二日で泡になることが発覚したのですが、これはまあ、アニメイトに駆け込むしかないかな。
このサイトが今のような形式になってから(ビジュアル的なデザインではなく、物理的な構成の意味で)数年が流れるのですが、だんだんと活動の実情にあわなくなってきたなと思うことが多々あります。
そもそも、選択と集中というわけではありませんが、私自身がやりたいことが明確に見えてきたがために、当初あった「なんでもあり」という風潮から「やりたいことに力を注ぐ」に移行しているのが実情です。そう言う実情に、今のサイト…すなわち「何でもありを受け入れてきたがために巨大化したサイト」が追いつけていけない状態になりつつあるのではないかと思います。
例えば左のメニューですが、この並びを活動の状況や同人界隈における標準的なサイトの構成に合わせると、
という具合になるのではないかと思ってみたり。
私自身が忘れないためにも将来的にこのサイトで実現したいことを箇条書きしておきますと、
この三つが大きな所かと思います。
最初については、非常に小さな範囲での実験的試みではありますが、同人誌紹介ページで数ページ分PDFで読めるようにしてあるのが布石だったりします。数年前から構想はあったんですけど、技術的にそろそろ成熟してきたのではないかと思います。
次は過去に何度も試みて、その度に辞めた事です。日記をトップに持ってくると言うことは、今まで以上に文章のできばえを重視する必要がありますし、目立つことにより発言の責任も重要になります。後者についてはもう一つ理由がありまして、作品だけを見て回る人の一部に「作者の日常生活なんてどうでもいい」や「作者が表に出てくると作品を読む気が失せる」といった意見があり、私としてはこれを非常に重視してきました。
ですが、ここ数年の創作系のページにおいて日記をトップに持ってくるのは主流になっており、閲覧者はなれてきているのではないか、というのが私の考えです。
三つ目については最終的な構想のひとつですので、まだまだ「夢物語」ではありますが、最終的に実現できたらいいなと思っています。
いずれにせよ、デザインの範疇にとどまらないこのような大改革は、サイトの構造そのものを大きく変化させるために、下準備も膨大な量になり、数ヶ月~半年、一年というスパンでやっていくことになるでしょう。来年中とは言いませんが、数年のうちに実現できれば、と思います。
メニューの構成を変えるぐらいなら別に何ともないのですが、メニューの構成と物理的な構成(ディレクトリの位置関係など)を合わせていかないと管理が煩雑になるので、メニューの変更=ディレクトリの全面変更になるんですよね。