2005年10月の日記 -2冊目-

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2005年10月9日 (日曜日)

本日公開! ポロリもあるかもよ

恋の from A to Z (このエントリーにはネタバレが含まれています)

 さて、A・B・C、公開しました。特にひねっている、と言うわけではないですが、色々と伏線が始まっているのも事実です。伏線を読み解きながら話を読み進めていってください。

 Cについては賛否両論有ると思いますが、テーマに沿っていないと勘違いした人は早速私の術中にはまった人です(笑)。Cはかなりテーマに沿った話です。表に見えていない部分でテーマに沿っているんですよね。このぐらいは簡単ですから、すぐに答えを見つけられるでしょうけど。


 今回の企画の面白い部分は、やはり、3人の作者が同じテーマを元にして文章を書いているのに、内容が全く違うというところでしょう。その違いを楽しむだけではなく、作者の個性を楽しむ、と言うのも面白いかも知れません。私と詩唄いと幻霧無名は、自他共に認める方向性がバラバラな書き手の集まりですから(笑)。
 それに、100のお題は大体何処のサイトも好き勝手にやっていることが多いので、今回のように相互リンクを結んだサイト同士で同じ単語をテーマにして、というのはなかなかないと思います。しかも、同時進行、と言う点も珍しいでしょう。

 作者として面白いと思うのは、他の二人がどんな文章を書いているかを研究することによって、自分の勉強にもなるんですよね。何時かも書いた通り、複数の人の世界の見方を見ると言うことは、視野が広がると言うことを意味しますから、それだけでも面白いというものです。

諦める人間は嫌いだ (03:06)

 ここ一ヶ月ほど、はぐれメタルとかメタルスライム等という言葉に形容される私のMSN登場頻度がかなり高まっているのだが、そのさなか、少しばかり理解しがたいことが起こった。

 それは丁度、ReSin-ensの原稿を書いているときだろうか。MSNウインドウに、とある人がオンラインになったという知らせが入った。しばらくそのウインドウを眺めていたら、どうやら、あるSEを作れなくて困っている様子だった。そこで、多少なりとも音の加工の知識がある私は声をかけてみることにした。
 しばらくその人とのやりとりが続いたが、ある時突然、「もういいです。自分でやってみます」と言われ、一方的に会話を切られたことがあった。会話は未だ途中で、説明してくださいと頼まれたエフェクターの効果について説明していたときのことだった。だからこそ不可解だったのである。
 エンハンサーというエフェクターがあるが、そのエフェクターの効果を説明しているときのことである。上手い言葉が見つからずに、色々な言い回しを試して見るも、相手は理解してくれない。そんなときに、一方的に会話を切られたのである。その直後、素晴らしい表現を見つけて相手にメッセージを送信しても、それについての返信は一切無かった。

 未だに私はあの行動が謎でしょうがない。忙しそうではあったが、取り込み中になる様子もなく、最初から最後まで“オンライン”の状態を維持し続けた。いったい何だったんだろうか。

 全く関係ないが、もう一つ気にかかることがある。話をした相手は、私が誰だか覚えているのだろうか(笑)。案外と、不審者と思われて会話を切られた可能性も無いとは言いきれないのである。

 さて、自分が諦め嫌いなためか、他人が物事を諦める瞬間というのはものすごく嫌である。特に嫌いなのが、「もういいです」と言ったたぐいの台詞である。この台詞だけは、例えその人にどんな事情があったとしても、腑に落ちないのである。
 きっと、この間の性格診断にもあったとおり、友達とかそう言う肩書きは全く関係なく、人間として好きかどうかで人を判断するところがあるのはあながち間違っていないだろう。

ReSin-ens作業日誌 (03:25)

 始めゆっくり、中は変化に富ませて、終わりは休息に収束させる。こんな物語作りの法則が小説にはあったりする。法則と言ってしまうと非難されそうだが、あながち間違っていない。普通の手法を用いて物語を書こうとしたら、大体このようになってしまうからである。

 そんなこんなで、ReSin-ensの原稿はまだ序盤ですが、彩音が初めて登場するシーン、そして、その登場によって徐々に考え方を変えられていく登場人物。そんな場面があるのが、第一巻の序盤です。
 必然と描写もねちっこくなりがちで、気を緩めれば描写だけで数ページを使い切ってしまいそうなぐらい勢いが出てしまいます。そう言う状態になるのを押さえて、リズムを作っていくというのは結構難しい作業で、頭の中で何度も文章を読み返すため、集中力も必要になってきます。読点の位置一つでリズムが変われば、単語一つで雰囲気が変わる。そんな繊細な文章を書き上げていく作業がどれだけ疲れるかは簡単に想像できるでしょう。

 悩んでいるときにがむしゃらに文章を入力していくと、大体の場合はうまくいきません。入力した文章をメモとして扱うのならいいですが、それをそのまま本文として使うというのはかなり危険です。たとえて言うなら、『考えなく一日中キーボードを叩いている割には、仕様書の確認に手間取っている上に、できあがったソースはスパゲッティーでバグだらけ。デバッグにも時間のかかるプログラマー』と『頭の中で構想が決まるまで何もせず、いざパソコンに向かえば、緻密な計算で作られた素敵なソースを掻き出すプログラマー』の違いのようなものです。
 だからこそ、進まないときは全く進まないですし、進むときは一気に進みます。その差が激しいのも、私の文章の特徴でしょう。二時間近く作業した割に、二行しか進みませんでした。

 同人作家の日記らしく、この間引用した部分の続きを引用してみましょう。予想外に綺麗にまとまってくれました。

 ベッドから降り、はるかぜさんが腰掛ける椅子の所まで移動し、顔の高さをそろえるために、前にかがみ、声を―――
 ふわり
 と、匂いが舞い踊った。その匂いは…天日干ししたバスタオルの匂い…そう…お日様の匂い。世界中に存在する香水をかき集めても手に入れることができない最高級の匂い、お日様の匂い。一言で表現できないぐらい不思議に落ち着く匂い、お日様の匂い。どんなに科学が発達しても、どんなに技術が発達しても、人間の手で合成することができないその匂いは、ハルカゼさんの周りに確かに存在していて、薄く、それでいて、穏やかに存在感を主張していた。
 思わず、一歩引いてしまう。あまりにも、崇高すぎるからだ。そして、また驚いた。
 オレンジ色だった。窓の外には既に傾いた日が最後の自己主張をし、それに呼応するように世界全体がオレンジ色に染まっていた。その色は、燃えるようでいてほんのりと暖かく、懐かしいようでいて今だった。その色は、山梔子(くちなし)も向日葵も山吹も…橙も蜜柑も頭を垂れる稲の実も、それら全てのオレンジをかき集めて作られているかのように、純粋な色だった。
 そんな太陽の色に、透明な窓ガラスですらその色を身に纏い、病室の床も壁も天井も、カーテンも、シーツも、テーブルも、全てのもの達が応えていた。
 そして、そんな日の光を体いっぱいに浴びて、椅子の上で静かに寝息を立てている一人の少女がいた。ハルカゼさんはそこにいる事がビッグバンの瞬間から決まっているかのように周りの風景にとけ込み、“人間”と言うよりも、“背景”のように病室の中に収まっている。冬服の象徴である紺色のセーラー服ですら、オレンジ色の中に沈み込み、気配を消していた。

 ちょっとまだ、語尾が単調で面白くないですけど、いい具合にまとまってきている感じがします。

AtoZ

 さて、単語が決まりましたね。皆さん意外と優しいようで、選ばれた単語はまたずいぶんとテーマを作りやすそうな感じです。どうもありがとう御座います(w。いえ、あくまで、私から見て、ですので、他の二人はものすごく困っているかも知れません。

 一応、趣旨の一つに、『作者を苛める』と言うものがあるのですが、今のところその趣旨は達成される予感がありません。
 今回の単語で、これはちょっと難しそうと言うものを上げると、

と言う感じでした。もうね、作者みんなで、DTMが選ばれたらどうしよう、と怖がっていました。
 さて、肝心の、G~Iですが、癖のある単語が届き始めているようです。その単語が選ばれるかどうかは別ですけど…。
 一応私も投票権があるので、他の二人を困らせようと、わざと難しそうな単語に投票しているのですが、今まで一つも選ばれてないんですよね、私が投票した単語…。

 …や、ちょっと待って下さいよ…。“empire”って、単語的には簡単かも知れないですけど、私が考えている物語の流れ的に見ると、難しい単語のような気がしてきました…。謀ったな、司馬懿!

 しかし、こうやってみてみると、英単語は一つの単語で色々な意味を持っているので結構面白いですね。逆を言えば、意味を沢山包括しているので、日本語圏の人から見れば、意味不明になるのでしょうけど。


 ここ最近、司馬懿という言葉を使うので、用語集に追加しておきました(笑)。無駄に気合いが入っているのは仕様です。

サポートBBSの恐怖

 “スタジオYOU”の質問BBSの幼稚具合は私達の間では笑い話になるほど凄い物があるのですが、今使っているサポートBBSはもっと凄かったです…。
 技術的面で驚いたのは“.htm”でもSSIを動くように設定してくださいと言うもの。それは自分で出来るので、自分でやってくださいと脳内で突っ込んでしまいました。このサーバーは“.htaccess”が使えますので、.htmでSSIが動くようにすることは、管理人自身で可能になるんですよね。
 まぁ、そう言った、利用者の知識を突っ込むのは個体毎の能力差があるのであまりよろしくないのですが、掲示板の管理者から返答があっても、お礼をしないという人が多いというのは、十分ツッコミどころになると思います。
 スタジオYOUの掲示板ですら、返事をするのに、レンタルサーバーの利用者は返事をしない、と言うのが面白いですよね。

 このサーバー、利用者の七割は女性のようですが、コミュニケーションが下手になったのかしら。

 ちなみに、新しいサーバーでも、DIONのサーバーのように安定していて、アクセス自体に全く問題もなく、かなり大好評ですが、このサーバー、月々263円で借りています(ぉ 。
 月々263円で、容量は300MB。SSI、PHP、CGIが使える、というのは恐ろしい物があります。小さな会社(社員8名程度だったかな?)ですけど、こういった会社があるおかげで、このサイトは成り立っているわけですね。
 徹底して無駄を省いている、というのは、利用者から見ても分かるもので、サポートはメールとBBSだけでしか受け付けていませんし、メールが来るのもサーバーの更新時ぐらいです。こういう事を書くと、サポートの品質が悪いように感じる人もいるかも知れないですけど、そもそも、サポート、いらないですしね(笑)。
 そう言った意味では、多少知識のある人や、自力で全部出来るという人にとってはかなり安いサーバーだと思います。

 個人的には、SSIを絶対パスで呼び出せるというのは、空の彼方を運営するに当たって、最大の利点ですね。もう一つの有名な安いサーバー、ロリポップでは、絶対パスで呼び出すことが出来ませんし、上位ディレクトリを参照できないですから。………SSIの意味がない気がする…。


 SSIの最大の利点はやはり、全てのページに同じ内容を挿入できるという事です。つまり、このサイトのように、全てのページにメニューを付けている場合、SSIでメニュー部分を挿入してしまえば、個々のHTMLファイルにメニューを書く必要がない、と言うわけですね。そう言った場合、挿入するべきメニューは、上位ディレクトリに設置し、後は個々のファイルから呼び出すと言うのが普通だと思うのですが、上位ディレクトリを参照できないとなると、全てのディレクトリにメニューファイルを設置しないと行けなくなってしまいます。メニューファイルを更新するときも全てのファイルを更新しなければ行けないので、SSIの意味が無い、と言うことになってしまいますね。
 特にこのサイトは、ディレクトリ数110と言う、安い自販機でジュースを買えそうなぐらいの膨大なディレクトリを誇っていますから、上位ディレクトリ参照不可、絶対パス使用不可なんて言われたら、死んでしまいます。
 そう言う点では、ロリポップのSSIの使いどころがよく分からなかったりしますね。

驚いた

 サイトの整理整頓のために、“文字書きさんに100のお題”の文字数を調べたのですが、ものすごいことになっていました。全編合わせて58000文字。原稿用紙にして190枚程度。後もう少しで、長編恋愛小説同盟に長編小説として掲載できる長さです。よく書いた物です。もっと抽象的表現に直せば、“光になりたい”の上巻ぐらいですね。

笑った

 ちょっとばかりネットを彷徨っていたら面白い記述を見つけました。コンセント関係の器具なのですが、雷サージ(落雷防止)………。
 わーすごーい。今の雷サージは落雷を防止してくれるのかー。
 世の中進歩した物ですね。ついに人間は天候を操るようになってしまいました。

2005年10月10日 (月曜日・体育の日)

タイトル未決定

設計四、本格始動 (03:06)

 設計の授業、いや、ここでは作業としよう。設計の作業が始まると、生活に空き時間という物は一切なくなる。それはなぜか。時間を掛ければ掛けるほどいい物が出来ると言うことを知っているからだ。何度も話題に取り上げて、ミニにたこができそうではあるが、やはりこの話題をもう一度出させていただこう。

 私は基本的に可謬主義者である。可謬主義とは、現時点で最もよい物を求めることである。最も良い物、それはすなわち、現在の能力で出来る最大限のことをする、と言うことである。例えそれが、未来の成長した自分にとっては陳腐な物だとしても、当時の自分にとってはそれが最大限なのである。評価の基準は刻一刻と変化する。その中で、今のこの瞬間、最も良い物を作り上げる。それ可謬主義である。
 それに加え、私にはこういう考えもある。時間を費やせば費やすほど、いい物が出来る、と言うことである。これは賛否両論がありそうだが、断固としてこの姿勢は崩さないし、崩されるはずがない。例え、時間を掛けたときと掛けなかったときに全く同じ物ができあがったとしても、時間を掛けた場合は、それだけの作業をした上にその作品ができあがっている。すなわち、説得力があるのである。そのような場合、説得力のある作品の方が、全く同じ作品だとしても評価は高いし、満足感も高い。

 話を本題に戻そう。
 設計の作業を始めると、なぜ時間に空きが無くなるか。それは、全ての余剰時間を設計に回すからである。そして、それは、課題が終了するまで続く。すなわち、有限ではあるが、終わりなき戦いなのである。矛盾しているかも知れないが、意外とこれが成立する事例はある。線分ABが存在する。線分ABに線形性が適応されるなら、線分ABの区間は有限ではあるが、その区間の間にある数字の数は無限である。すなわち、有限の無限である。
 設計の作業というのは他の作業と同じで、時間を費やせば費やすほど、考えを巡らせれば巡らせるほど、よりよい物ができあがっていく。そして、その過程が楽しい。同人作家にとってはごく当たり前の話だが、トイレの中で考えた事が、そのまま作品に反映されるなんて言うことは多々あるのである。

 生活の隙間という隙間に設計作業を押し込んでいくことによって、“暇”と言う時間が無くなる。もちろん以前の日記に書いたとおり、私には暇という時間は人生が終わるまで存在しないだろうが。

 このような生き方をしていると、『設計の作業が終わる』と言う瞬間は存在しないことになる。なぜなら、常に考えているからである。朝起きてから寝るまでの間、常に私の設計作業は続いている。(流石に、夢の中でも考えていたときはかなり驚いたが。)頭の中では、何度となく案を作り上げそれを改良していくという作業が続けられる。そして、その作業に終わりは存在しない。

 時間を掛ければ掛けるほど良い物が出来るならば、一生考え続ければいい、と言うわけでもない。現実でも学校課題でも、そこには必ず締めきりという時間が存在する。今日という日から締めきりの日までの時間を計算し、授業を受ける時間、ご飯を食べる時間、寝る時間などを引いてしまえば、使える時間というのは簡単に計算することが出来る。だからこそ、その限られた時間内で、どれだけ良い物を作るかと言うのが、重要なのである。
 2ちゃんねるのコピペで面白い物があるので紹介しよう。

そんなことより>>1よ、次のような銀行があると考えてくれ。

その銀行は、 毎朝お前の口座へ86,400円を振り込んでくれる。同時に、
その口座の残高は毎日ゼロになる。つまり、 86,400円の中で、
お前がその日に使い切らなかった金額はすべて消されてしまうわけだ。
守銭奴のお前ならどうする?もちろん、毎日86,400円全額を引き出すよな。
オレたちは一人一人が同じような銀行を持っている。それは時間だ。
毎朝、お前には86,400秒が与えられる。
毎晩、お前が上手く使い切らなかった時間は消されてしまうんだよ。
それは、翌日には繰り越されない。貸し越しもできない。

毎日、お前の為に新しい口座が開かれる。
そして、毎晩、その日の残りは燃やされてしまう。
もし、お前がその日の預金を全て使い切らなければ、
お前はそれを失ったことになる。過去にさかのぼることはできない。
お前は今日与えられた預金のなかから今を生きないといけない。

だから、与えられた時間に最大限の投資をしろ。
そして、そこから成功のために最大の物を引き出せ。
時計の針は走り続けている。今日という日に最大限の物を作り出しなさいってこった。

 時間は有限。ならば、その有限的時間をどれだけ活用するかが、人間同士の差となって現れる。
 結局、設計作業に終わりなんて言うのは、締めきり以外存在しない。例え相手が望もうとも、自分が望もうとも、設計作業を締めきり以外の時間で終わらせると言うことは、初めから不可能なのである。また、それを望もうとすること自体が、設計者として、それ以前に人として愚行なのである。

マゾ? いえいえ、自虐です。 (03:44)

 えーと、ちょっとばかり燃料投入と言うことで、許可が下りるかどうか分かりませんが、“長編恋愛小説同盟”に、“恋の from A to Z”を、連載作品(中編)として、登録申請してきました。さーて、許可が下りれば、目の肥えた恋愛小説読者が訪れるようになり、やがて、残りの二人のサイトにも訪れるようになるでしょう。
 さー、二人とも、がんばるのです!

 ちなみに、幻霧無名の文章力が格段に上がっていることに、色々な意味で頭を抱えた鈴響雪冬でした(笑)。

手相

 某所でやっていたので、手相占いをやってみた。マウスを使って自分で書くタイプなので、マウスが苦手な人はご注意。普段からDTMなどで、マウス入力をやっている人にとってはこのぐらい楽勝でしょう。
 マウスの操作の能力を調べたい人は、マウス検定を受けて下さい(ぉ 。

総合。
 あなたの手相は特A級です。運命鑑が見たところ非常に価値のある手相をお持ちであることが見受けられます。

性格。
 マイペースで他人に流されない。記憶力もよく、努力を重ねられ自分らしさを追及するリーダー的存在小さいときから学級委員長などに抜擢される

人間関係。
 年下から慕われるが年上とはあわない。パワーがあり対立を恐れないため敵も味方も多い。友人関係を広く深く

恋愛。
 嫉妬や束縛は苦手。自分と同じ趣味を持つ人を好み、一風変わった恋愛をする。

仕事。
 自分自身で行動するより人を動かして出世する。仕事も趣味も独自の方法で合理的に進められる。

注意。
 大きな失敗はしないが自分にとっての価値が分からなく、なくして初めて大切さに気づくことが多い。人の意見に耳を傾けるのを怠らないようにするべし。

適職。
 政治家、裁判官、お笑い芸人のツッコミ役、弁理士、気象予報士

 当たっていると思われるところには、緑文字+アンダーライン装飾を施しています。 

 ちなみに、同じサイトでやっていた、IQテストですが、私のIQは、全世界人口の上位3%と言うものすごい値をたたき出したようです。

お買い物

 設計に使うトレーシングペーパーが足りなくなったので、いつもの業務用文具店で100枚ほど購入。この100枚買ったトレーシングペーパーも、三ヶ月もすれば無くなってしまうんですね、きっと…。ついでに、冬に出す予定の無料同人誌に使う紙を購入してきました。

地獄耳 (19:23)

 いえーい。14.5kHzが限界だったぜー!!

 Dim 鈴響雪冬 As 難聴

 音楽をやっている人なんてみんなこんな物だと開き直ってみるテスト。
 ………………………無理でした。

 聴力が落ちている原因は音楽だけではなく、パソコンそのものの影響だと思います。24時間電源がついていると言うことはそれだけで騒音に耳が晒されていると言うことですからね。それに、設計が始まると、ずっと音楽をかけ続けているわけですから、その影響もあるでしょう。一日300曲も聴いていれば、それは耳が悪くなるよ。
 300曲*4分=1200分=20時間…。

 とりあえず、『彩音』のハードディスクが音的にも寿命だと叫んでいるので、早く新しいのに取り替えたいところです。あれも結構高周波の原因になっていますからね。…低速HDDなんて最近じゃ見つからないけど…。

萌えの日

  1. 10月10日
  2. 十月十日
  3. 十日十月
  4. 十  十
    日  月
  5. 十十
    日月

 と言うことでしたが、皆さん、萌え萌えして過ごしました? えっ? 何時もしてるって? こりゃ失敬。

2005年10月11日 (火曜日)

無題

ジャンクのプリンター、キャノン編

 プリンタの購入は何時でもねらっていまして、何時も使っているオークションサイトから新しい出品があるとメールが届くように設定してあります。今日も既に届いていたのですが、キャノンのプリンターが出品されている模様です。ヘッダが目詰まりを起こしているとのことですが、キャノンのプリンターはヘッドだけなら自分で交換できるので、それこそ材料費4000円ぐらいで片が付きます。
 そのプリンターは現在1200円。一撃落札で3000円。送料を含めても、最高8000円ぐらいでプリンターが手にはいることになります。うーん…。ハードオフでジャンクをあさってきた方が安いかな?

 最近の一般向けプリンターは殆ど染料インクなので、色はいいのですが滲みやすく耐候性がさほど強くありません。それならば、今回オークションに掛けられているプリンターは黒だけ顔料インクですから、滲みにくく、コントラストが強く、耐候性が強い印刷をしてくれます。
 EPSONが、染料インクで表面にコーティングを施した強インクなるものを発売しましたけど、顔料インクは元から光や酸、オゾンに強いのですね。わざわざ高いインクを買わなくてもOKなのです。

 かなり前に書いたような気がしますが、同人誌の印刷用にプリンタがもう一台欲しいんですよね、個人的に。PM-870C一台だと、どうしても時間がかかってしまいますし…。いっそのこと、モノクロインクジェットとか昔みたいに売ってくれればいいのに…。最近は、モノクロと言えばレーザーですからね。
 いえ…まぁ…実際の所、レーザーはトナーなので、滲まないし綺麗だし早いし保存性があるし、といいとこづくしなのですが…印刷コストが…。
 ということで、手っ取り早く、コントラストがはっきりした、滲まなく、保存性を強めに、と言った条件をそろえてしまうと、顔料インクのプリンタの出番になるわけですね。

 ただし、顔料インクは染料インクのように総天然色出力にはちょっと向いてません。インクの発色が鮮やかなので、滑らかな階調が表現できないのです。16bitと24bitの違いのような物ですかね。アナログ・デジタルの差のような物でしょうかね?

 ここで一つ気がついた。プリンタを取り扱うサイトの閲覧方法。
 一般人: 機能説明や写真プリントの画質を扱うページを見る。
 逸般人: 製品仕様のページを見る。

 それにしても、どんどんインターフェイスから、双方向通信パラレルボードが消えていくのですね…。確かにパラレルは同期のタイミングを合わせるのが難しいですから、高速通信には向かないですけど、何となく寂しい物があります。そのうち、LAN接続が普通になりそうですけどね。
 …無線通信は本当にはやらなかったな…。ほら、あの、パソコンの周辺に周辺機器を設置するだけで無線通信が使えるようになる規格が有りましたよね。

2005年10月12日 (水曜日)

かさばる…

かさばる用紙

【みいな】 「雪冬さん。11日のサイトのアクセスログです。」
【雪冬】 「何時もご苦労さん。…あれ? ずいぶんと厚いような気がするんだけど…。」
【みいな】 「そうですね…いつもの倍ぐらいは有りますね。」
【雪冬】 「他に何か変わったことはあった?」
【みいな】 「いいえ特に有りません。ログの枚数がいつもの倍ぐらい有ることぐらいですね。」
【雪冬】 「うーん…原因は分かるの?」
【みいな】 「身から出たさび、自分で撒いた種は自分で刈ると言うところでしょうか。」
【雪冬】 「…長編恋愛小説同盟ってところかな?」
【みいな】 「はい。昨日だけで“恋の from A to Z”の閲覧者数が、公開初日の20倍の値をマークしました。」
【雪冬】 「ぶっ…!」

 皆さんの期待に応えられるような作品を書きたいと思っています。

 全く関係ないのですが、“恋の from A to Z”の直リンクアドレスが異様に長いので、長編恋愛小説同盟の小説紹介ページのレイアウトが…崩れてます…。一体何層ディレクトリを掘れば気が済むんでしょうね、私。

 AtoZの連載が完了した暁には、"100-novel"と言うディレクトリ名を"theme"にしようと思っているので、少しは短くなりますか?
 95文字 → 91文字…。変わらないも同然ですね。

設計四 (11:09)

 昨日は設計の授業があったのですが、先生の話を聞いている限りだと、要求している事柄のレベルが上がっていきます。と言うよりも、要求項目が増えた、とする方が正確でしょうか。
 今まではどちらかというと、土地があって周りの状況があってそこに建築物を設計する、と言うのが主流でしたけど、今回の課題の場合は、その土地の歴史性を紐解いて、と言う事件が加わりました。運良く、建築史3の期末レポートで今回の対象となった土地周辺の歴史を調べていたので、少しは手間が省けましたけど、土地の解釈をするための定規が増えたと言うことは、それだけ建築の形に必然性が生まれてくると言うことです。必然性が生まれてくる、と言うことは、裏を返せば、読み解けなかった場合、全くおかしな形の建築を設計してしまうと言う事に繋がります。

 先生にも、もう少し慎重に事を進めた方がいいと、行動にブレーキを掛けられたので、いったん巻き戻して作業を進めようと考えているところです。ただし、来週は早速第一回目のプレゼンテーションなので、適度に素早く事を進めなければなりませんね。
 11月の頭に、“Peek-a-boo”の公演があるのですが、設計の作業が遅れていると観に行けなくなってしまうので、それを防ぐためにも、士気と気力と集中力と速度を維持しなければ行けませんね。…それが一番難しいのですが。

劇的リフォーム

 えへ♪ 19インチ、買っちゃった(ぉ 。

 …いえ、もうね…桁が違う大きさです。そして、素晴らしい描画速度です。結局、UXGAは目がムスカのように悲鳴を上げたので、1280*960pxに決定しましたけど、それでも水平同期100Hzを保つことが出来るようです。対角長さ45センチ。ヘビー級の画面サイズです。
 ちなみに、OAフィルターを買い換えようと思っていたのですが、
 (CRT19インチ = TFT18インチ) + 持っているOAフィルターは18インチ対応 = 使用可能
 と言う、素晴らしい方程式によって、使い回しが効きました。

 中古なのでどれほどの物かと思って電源を投入したら、画面全体がかなり白かぶりしていて使い物にならなかったのですが、そこは大きな買い物をする前は情報収集を怠らないと言う癖によって得られた、補正方法を試してみたところ、一発で回復。あと本当に数年の命でしょうけど、液晶の品質が良くなるまで、または、SED形式のディスプレイが登場するまで、耐えていただきましょう。ナナオのディスプレイさん。
 一応、動画を再生したりしながら、性能をチェックしていたのですが、かなりご機嫌です。中古の割には、今まで使っていたNECのディスプレイより文字がくっきりしていたりします。ダンパー線も全く気にならないレベルですし。

 捕捉ですが、30Kg有ります。佐川急便がいつものワゴン車ではなく、トラックで運んできました。
 更に捕捉ですが、安物ディスプレイ切替機の影響で、画面全体にノイズが出ています。やはり、さっさと取り替えた方がよさそうです。これは今のディスプレイになる前からですし。

2005年10月13日 (木曜日)

無題

三次元補正フィルター

 人間の能力とは凄い物で、特に視覚に関する補正能力は驚嘆します。例えば、カメラなどに詳しい人なら分かると思いますが、人間の網膜に映る風景は、上下逆さまになっています。これは簡単に作図をすると理由は簡単に分かるはずです。しかし、その上下逆さまになっている映像を、脳内で入れ替えて、きちんとした映像として処理します。
 そこで、面白い実験がありまして、風景が上下逆さまに見える特殊なメガネ(器具)を装着した状態にします。すると、最初こそ混乱してしまいますが、一週間程度付け続けていると、脳が慣れてしまい、逆様に移っているのにもかかわらず、日常生活にまったく支障がないレベルまで脳は補正を掛けてしまいます。

 さて、今まで使っていたディスプレイは普通のディスプレイですので、ディスプレイ中央部分が凸になっています。そんなディスプレイを長い間に渡って使っていたので、私の脳味噌は中央がふくらんでいるディスプレイに慣れていることになります。
 しかし、今回のディスプレイは平面ディスプレイですので、どうも、中央が凹んで見えてしまいます。

 つまり、中央部分がふくらんでいるディスプレイを長い間見ていたため、脳が自然とそれを受け入れられるように解釈をしていたのですが、突然平面ディスプレイを見るようになったため、凹方向に脳内補正していたのが裏目に出てしまい、平面ディスプレイを見ているのにもかかわらず、凹補正がかかってしまっているようです。
 人間の視覚って凄いですね。この違和感も一週間もすれば無くなるのでしょう。

 ちなみに、多くのオタクには、三次元補正フィルターや、3D2D変換器が内蔵されていますから、この程度のギャップ、すぐに埋めてしまうでしょう。ついでに言っておくと、脳内でハイビジョン映像を構築する能力(妄想)も持ち合わせていますね。

2005年10月14日 (金曜日)

美しい黒

時間との戦い?

 新しいディスプレイが届いて以来、二日間に渡ってディスプレイの色合いを調整してきたのですが、ようやく満足のいく結果になりました。一応、画面と印刷物の出力結果の違いも考慮しないといけないのですが、カラーインクがないので、印刷が出来ず未着手です。まぁ…ものすごく間違った調整結果になっているとは思えないので、たぶん問題ないでしょう。黒が美しいです、本当に。

 さて、各所(二箇所)で、AtoZを書いていないと言う悲鳴が日記から漂っていますが、えー、私は、20文字も書いたかな? 相変わらず、スロースターターです。いいのです。エンジンを暖めなきゃいけない人間ですから。

 そんな感じで、明日に控えたサイト四周年記念のネタとかも、構想はあるにもかかわらず、一切作っていません。と言っても、去年の記念日のサイトを見たことがある人なら、私が何をやろうとしているかはすぐに分かるはず。だって…記念日の前にリニューアルして、全ページのデザインを統一したなんて言ったら、やることは一つぐらいしかないじゃないですか。
 これはあれなんです。オチを楽しむのではなく、どうやってオチるかを楽しみにするような感覚で、待っていて下さい。
 というと、人間は過剰な期待を抱いてしまうので、適度に忘れたぐらいにして待っていて下さい。

 詩唄いさんのサイトで作っている表を参考にして(ぱくってともいう)適当にこんなのを作ってみた。

締めきり一覧
締め切り日 私事 学校
10月15日 サイト四周年記念
16日 DEF
23日 GHI
30日 JKL
11月6日 MNO
13日 PQR
16日 設計四
20日 STU
27日 VWX
12月4日 YZ
11日 イベントの原稿

 あははー。毎週締め切りがある“恋の from A to Z”が素敵ね、祐一さん。

謝罪の言葉は繰り返せば繰り返すほど誠意が薄れていく (02:18)

 上の言葉は私の決め台詞のような物です。言葉とは実に恐ろしいですね。

 私達が使う言葉という物はあまりに急遽です。たとえて言うならば、パソコンが普及して、誰でも手軽に難しい漢字に変換できるようになったからと言って適当に難しい漢字を使えば日記が格好良く見えると思っている人間ぐらい誠意に欠けます。
 思うに、私達は、言葉という物を簡単に扱いすぎているのです。

 “言葉”なんて格好良く人間は言うものだが、所詮は声帯によって発生する空気の粗密波であるから、特に身体機能に問題がない限り、誰だって言葉を作ることは出来る。しかしその言葉は、ただ単に空気を震わせるだけの言葉から、人の心までを震わせる言葉まで実に幅広く意味合いが存在する。
 学校で問題が発生したとき、学級担任が出てこなくて校長先生が謝るような仮初めの「真に申し訳ありません」と言う言葉に、謝罪をする意図は全く見受けられないし、「二度と繰り返しません」と言う言葉に、反省の色は見られない。その本当の意味すらまともに考えられることなく、周りの人が使っているからと慣例的に使われる社交辞令という名の言葉達。社交辞令ほど語彙に欠ける言葉なんて存在しない。
 表面上、綺麗な言葉を使う人ほど内面は酷い物で、まさに“腹黒い”と言う言葉がぴったりである。“永遠の愛”だとか“世界で一番君が好き”だとか、ファブリーズ100リットルで脱臭が出来そうにない台詞を、枕元で口にする人ほど信用ならない。求愛のダンスよりも簡単に発することが出来る言葉なんて、そんなに簡単に信用していい物ではない。自称、ピンク色と黒色の血が体内でマーブル状に混ざっている私ですら、そんなみすぼらしい台詞を吐き出そうとは思わない。
 我々の言葉は、今ある言葉だけでどうにかして外来語を言い換えようとする何処かの学会のお偉いさんがいるほど、陳腐な物に成り下がっているのである。

 私達ウェブサイトを運営する人間、創作文芸という分野に携わっている人間は、そんな“言葉”を使って読者に対して何かを伝えようとしている。
 知識は持っていなくても、権力だけは持っている人が、自分の考えに合わないからといって、表面上はもっともらしい理由を述べて無駄な規制をするために法律を作り上げようとする時代、商売道具、と言う次元ではないかもしれないが、私達にとって言葉というのは武器である。

 言葉には、
 人を惑わす邪悪な面も、人を感動させる清らかな面も、
 社会全体を悪い方向に持っていく面も、社会全体を良い方向に持っていく面も、
 空気を震わせるだけの粗密波も、心まで震わせる粗密波も存在する。
 言葉は、使う人によって化けていく。ならば、私達言葉の使い手はその言葉をどうやって扱っていけばいいのだろうか。答えは一つではないだろう。実際、各地で戦争が起こるぐらい私達は個性があり、考え方はバラバラである。
 しかし、一つの方向性は存在する。それは、言葉という自分の想いを伝えるための武器を簡単に扱わないようにすることだ。昔から武士は刀に手を掛けた瞬間、死を覚悟して戦いに望む。この現代社会、そこまで考えることすらおかしな事かも知れないが、私達にとって武器であることに変わりないのである。
 そんな“武器”を、軽んじることなく、空虚な気持ちで扱うのではなく、大切に扱っていくべきなのであろう。

ネタ作り

 とりあえず、四周年ネタ完成しました。なんかもう…自分で作ってて頭が痛くなります、これ。
 さて、各所で、「記念日の絵が間に合わない」と言う悲鳴が聞こえていますが、このようにして祝ってくれる人がいると言うことはうれしいことですね。

音感は何型?

 hiro氏のブログで発見。

 早速試してみたところ私は、『相対音感 ノンラベリング型 譜面固定ド型』だそうです。よかったよかった。まだDTMerとしてがんばっていけそうです。

 ちなみに、MIDI演奏を、"T-midi Player"に関連づけしているので、いきなりT-midiが立ち上がって、鍵盤が光りそうになるのにはびっくりしました。流石に鳴っている音が分かってしまったらテストにならないので、ディスプレイから目を背けながら聞いてました。

 あまり書いたことがないですが、私の耳コピにおける音の探り方は、こんな感じです。
 Cherryでピアノロールの画面を出したとき、鍵盤部分をクリックすると音が鳴ります。さらにマウスを押したままにすると、カーソルが当たっている部分の音が鳴り続けるので、その状態でドラッグして、音をずらしながら聞いて、原曲の音とぴったり重なる音を探すと言う手法です。キーボードがないので、マウスがキーボード代わりだったりするわけですね。

不可解な行動

 私は管理人でありサイトの閲覧者でもありますから、サイトに関するログを見つめていると、大体の行動心理が読めてきます。しかし、世の中には時として予想の範囲を超える行動があります。代表的な例が、既に存在しないファイルに対して更新日時を取得しようとする行動だったりします。

 私もかつてナローバンダーだったころ、WWWCを使って各サイトの更新をチェックし、更新をしているサイトだけを巡回し、時間を節約した物です。此処までは分かるのですが、それら巡回ソフトで何らかのエラーが出ているはずなのに、いつまで経ってもそのエラーを無視し続けると言う行動が私にはよく分からなかったりします。

 現実問題、先日リニューアルを終えてから、初日こそ"index2.htm"と言ったフレームページにブックマークをして下さっている方はエラー画面が表示され、そのような傾向がログにもしっかりと残っているのですが、それもすぐに収まりました。これは皆さんがブックマークを書き換えたからなのですが、未だに巡回ソフトと思われるアクセスだけが、既に存在しないファイルへ更新日時の取得を試みているのです。
 此処までくると、検索エンジンを停止しますと言ったNEVERのロボットが未だにネットを徘徊し続けていると言う現状並みに不気味だったりします。

 一応、私もサイトの管理人ですから、無くなったファイルに対しても管理を行い、リニューアルの時に削除した二つのフレーム専用ファイルにアクセスした場合、エラー410を出力するようにしています。googleや賢い巡回ソフトなどは、自動的にこのファイルを次から請求するのをやめてしまいます。なぜなら、エラー410は『恒久的ファイルの消滅』すなわち、そのアドレスに二度とファイルが置かれることがない、と言うエラーだからです。一応、エラー410ページにもそのような趣旨で文章を残しています。
 未だにエラー410を吐き出させ続ける謎アクセスが有るので、サーバーの設定としてもエラー410を吐き出すようにし続けなければなりません。極数ミリ秒でしょうけど、サイト全体のアクセスが遅くなるのも事実だったりします。

 うーん…。情報を取得している側には何らかのエラー(取得失敗と言ったダイアログ)が出ているはずなのですが、どうしたことでしょう。言ってしまえば見ず知らずの他人ですけど、少しばかり心配してしまう物です。

 ちなみに、そのサーバーの設定というのはこんな感じ。

Redirect gone /index_02-top.htm
Redirect gone /index_02.htm

カラスの濡れ羽色

 新しいディスプレイですけど、細かい設定が出来るので、ちまちまと弄って、同人誌製作用に調節してあるのですが、ものすごく黒が綺麗です。今までの黒をアスファルトのような黒とするなら、今の黒はまさにカラスの濡れ羽色。壁紙にしている那波たんの黒髪が映える映える。

【雪冬】 「うーん…美しい黒だよぉ~。(;´Д`)ハァハァ
【ボーダー】 「姉さん…雪冬さんが壊れたよ…。」
【パディング】 「しっ! 見てはいけませんっ!」

2005年10月15日 (土曜日)

四周年

今回も難しい単語が揃ってますよー

 さて、AtoZの決選投票日ですが、今回も難しい単語、面白い単語が揃っています。ただ、今現在の話ですが、今、最も有名な単語 "inspire (インスパイア)" が候補に挙がっていないというのは面白いですね。
 ブラックジョークが苦手なのか、あえて回避したのか、初めから誰も考えなかったのは不明ですが、個人的にはこれがくると思っていたので、予想外でした。
 さてさて、どれに決まることか。そして、何時になったら私は、D~Fを書き始めることか。

自己嫌悪

 毎年何回かサイトの色を一日だけ変えると言う手法はよく取りますが、今回ばかりはかなり自己嫌悪です。フォトショップでハートマークのドットを打ちながら、「私は何をやっているんだろう」と何度も考えてしまいました。
 もっとも、最大の自己嫌悪は違うところになりますが…。

 おおよそウェブの特性を紐解けば、始めてきた人がリピーターになる瞬間というのは、「おもしろいからまたくる」と言う行動原理による物です。ウェブという世界において、「しばらくしてから来れば、面白くなっているかな?」というのは存在しません。だからこそサイトを一般公開するときは、工事中のコンテンツは作るな、日記は一ヶ月ぐらい書きためてから、なんて言われるわけですね。ウェブの世界では、第一印象が全てですから。第二の印象は、常連さんしか見ることがないのです。
 簡単に言ってしまえば、初めて見たその瞬間、そのサイトのイメージが決まってしまい、そのイメージに元図いて次に来るか来ないかが決定されます。全世界に一億以上のウェブサイトがあるそうですが、期待はずれのサイトなら別のサイトを探せばいいだけですからね。

 さて、今日に限って空の彼方は『空彼4周年 ~恋せよ乙女~』ということで、全面ピンクの激ラヴリーなデザインですが、この印象を元にして初めてのお客さんは次に来るかどうかを決めてしまうわけです。この気持ちは丁度、4月1日のネタ更新したサイトを、グーグルがキャッシュしてしまいしばらく公開処刑されるような気持ちに似ています。というより、このデザインはマジでヤバイ。激ラヴリーとか超マジ有り得ない。

 ということで、何時にもまして体力を削りながらお送りします当ウェブサイト、24時間ばかりのお祭り騒ぎにおつきあい下さいませ。

 で、初めて日記を読んだ人は、上の何時もと違うノリの文章を読んで、鈴響雪冬とはこういう人なんだとイメージを作り上げ、もう一度訪れるかを決めてしまうわけですね………。

 こんな私に、あの言葉を投げかけてくれる人を募集中。

日記レス

 相手がブログであろうと、『日記レス』と言うシステムを持っている限り、色々と役に立つ物です。早速本題。

 私はあのような放置的な日記でも面白いと思いますよ。実際、“拝聴”の意味を調べて納得。謙譲語云々もそうですけど、聞く、と言う言葉ですからね。

 人によっては、せっかく見に来てやったのにこれしか情報がないのかよ、と思う人もいるかも知れませんけど、読む人も書く人も考え方がそれぞれありますからね。

これが運命

 うーん…企画物の宿命ですよね。段々と投票率が…orz
 このサイトの読者層は日記と長編小説だけで軽く八割ぐらいは超えてしまいそうですから、短編に興味を持っている人なんて皆無と言えば皆無なのでしょうね。短編だって面白いんですけどね。
 まぁ結局、ウェブ世界ではインタラクティブ通信は成り立っているようで成り立っていない、と言うことになってしまうのでしょうか。

 現実問題、インターネットを使って私達は必要な情報を必要なときに取り出していると勘違いしますけど、結局、他人がその情報を作っていないと意味をなさないと言うことにおいては、やはり閲覧者というのはいつまで経っても受け手になってしまうんですよね。これは、多少なりともネットで検索をしたことがある人はうすうす感じ取ることだと思います。
 Blogの様な簡単にコメントができる設備が整っていたとしても、脱ROMに至人が少ないのは事実。結局、ネットの世界にいても人間はめんどくさがりな生き物だったりするわけです。
 クリック一つで募金が出来る、なんて言うサービスがありますけど、あれだって自分の出費がないのにもかかわらず、毎日続けている人なんて極めて希でしょう。ボランティア大好きな日本テレビ(笑)の社員だって毎日クリックしている人なんて数えるほどでしょうね。

 手品の中には、カードを選ばせ、選ばせて貰った方は自分が選んだと勘違いしている、と言うトリックがありますけど、まさにその通りで、インターネットの世界で自分は色々な情報を手に入れていると思っている人は、所詮既存の情報から探しているに過ぎないと言うことを知っているのでしょうか。
 確かに毎日新しい情報が生まれていますけど、毎日情報が捨てられています。古い情報を探しても、出てこないことだって多々あります。結局、ネットを使っているから大丈夫、なんて言う人は、ネットのそう言う側面、すなわち、ネット上に存在する情報が他の人によって作られていると言うことを知らないのでしょう。

 近年騒がれるテレビとネットの融合ですけど、その利点としてあげられるのが、好きな時間に見逃した番組をダウンロードしてみられる、と言ったような、視聴者がテレビを使うと言う考え方ですけど、結局、サービスが提供されていなければ、視聴者がどんなにあがいてもテレビを見る事なんて出来ないんですよね。

 結局、自由にやっていると思っているネット生活も、実は他人がもたらした環境であると言うことは忘れることは出来ません。こうして私がサイトを持って情報を発信することだって、プロバイダーとレンタルサーバーの会社が無ければ出来ませんし、それをするためのパソコンだって店を使わないと用意することが出来ないのです。
 こうして考えると、インターネットの世界で私達が自由に出来る事なんて無いに等しいんですよね。ウェブを通して閲覧者が何かに参加する、と言うことは出来るかも知れませんけど、その根本に、まずそう言った機会が存在しなければならない、と言う条件があることは一サイトの管理者としても忘れてはならないことですね。

 ということで、投票よろしく(笑)。

今日の2ちゃんねる ~3分で突破~

  • 269 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/14(金) 12:00:14 ID:0S2fs4T30

    携帯のパスワードはかなり簡単に解読できるようだけど指紋認証方式の携帯はどうなんだろう?

  • 270 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/14(金) 12:03:11 ID:8o8D4BWt0

    寝てる間に指にくっ付ければ良いと思う。

技術偏重セキュリティー (2チャンネルベストヒット)

 何処かの雑誌社が“3分ハッキング”なんて言う本を出していましたけど、今も未だ残っているのでしょうか。

2005年10月16日 (日曜日)

BBS = 電子掲示板?

自己嫌悪終了 (00:47)

 さて、あれほどまでに落ち込むとは思わなかったピンク色バージョンも24時間で終わり、何時も通りの落ち着いた雰囲気を取り戻した空の彼方へですが、まだまだ祭りは終わっていませんでしたー。

 なんかエロい。

 神薙さんに去年失敗した百合で、とお願いしたら、こんなのが届きました。なんかエロい。でも、萌えるから許す。よし、なんか変な創作意欲わいてきた。

掲示板について考える

 別に書き込み数が少ないからそれを解決する方法を模索する、と言うようなネガティブな文章ではありません。これもウェブの姿だと思って普通に受け止めていますし。

 此処で問題にするのは、BBSの訳として“電子掲示板”とされていることです。純粋な掲示板と言えば、典型的な例として、学校なんかで連絡事項を張っておくようなコルクボードのような物で、今日インターネットの世界で使われている電子掲示板とはいささか趣が違うような気がするのです。
 インターネット世界で使われている掲示板はどちらかというと、誰かが発した言葉に対して他の誰かが返事をすると言う流れで使われています。一方的に言葉を発するのはゲストブックや伝言板という形で使われていますから、やはり“電子掲示板”と言う名前が付く物はそう言った使われ方をするべきだと思うのです。
 しかし、掲示板という本来の意味を引っ張り出してくるとどうも使われ方に即していないような気がするのです。

 このようなことを考えて見たのですが、未だにいいアイディアが浮かびません。決まった名前はコンテンツのメニュー名や、掲示板の別名として今後使っていこうと思うのですが、なかなか良いのが無いですね。
 個人的な候補としてはこんな感じ。

 それこそ、外来語を日本語に置き換えてるだけだとか批判されそうですけど、私の国語力もこの程度です(苦笑)。そんな貧弱な国語力ですが、まずは考えることが大切。掲示板の別名を考える作業はまだ続きそうです。皆さんも何かアイディアがあったらメールフォームから適当に送ってみて下さい。
 ………いえ、もしかしたらこれこそ掲示板にスレッドを立てるべきなのでしょうか。ちょっと怖いですけど、久しぶりに公式スレッドを立ててみますので、どうかよろしくお願いします
 結構まじめな話でして、違和感があると思ってしまったら気になってしょうがない性格です。まさに、文章オタクと言われているだけあるような気がするのですが、日本語をまじめに扱うサイトだけあって、ちょっと気になります。

初出: 2005年10月9日
更新: 2005年10月30日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2005 Suzuhibiki Yuki

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