2004年7月の日記 2冊目

2004年7月11日 (日曜日)

文章は人間の鏡?

■(00:00)
9日に「管理人ルームファイト」で晒した部屋は今では跡形も無くなくなっています。
と言っても、まだ汚れていますけど…。
私としてはあのままでもいいのですが、色々なところから苦情が来そうなので掃除をしておきました。
………どうでもいいですけど…サーバーの容量、使いすぎましたね…。


CSS の呼び出し方法変更。
対応しているページとブラウザの組み合わせがそろったとき、CSS を無効化できます。
ありえないと思いますが、今後 CSS を切り替えてデザインを替えることが出来るようになったときの対策です。
Mozilla での動作を確認しています。
『表示 > スタイルを使う』で「基本ページスタイル」を選択すると CSS をMozilla の仕様に切り替えることができ、事実上、このサイトで指定している CSS を使わないように出来ます。
元に戻すときは、同メニューより「blue sky [default]」を選択してください。
今日の作業で、約 300 の HTML ファイルのうち、200 のファイルがこの CSS 選択に対応しています。


………。
鈴響雪冬の将来の夢に一つ追加。
バケツでプリンを作りたい♪

■(00:30)
今日は高速日記レス>
むぅ…ステロイドは出来るだけ使いたくないですよね…。
その気持ち、わかります。
服用タイプは皮膚が薄くなるらしく、外部的刺激に弱くなる副作用も認められているとか…。
副腎皮質ステロイドはそれを利用する臓器も多く、ステロイド剤はその分効果も行き渡りやすいですが、副作用も全身に現われる恐怖の薬ですね。
………最近排尿の色が怪しい…。
検査紙でも買ってこようかしら…。
はっきり言って、濃度が高いだけか潜血か、というのは、なかなか見分けがつかないものです。
どちらにせよ、主治医と要相談ですね。

表面活性剤 → 界面活性剤。
ということになります。まずはここの修正をば。
で、界面活性剤は基本的に化学合成なので、人体によくないというのは明確ですね。
化粧をクリーム状にするためにも用いられています。
………歯磨き粉にも使われていたり………(他にも防腐剤も歯磨き粉には含まれていますよね)。
と、いうことで、石けんは固形に限るわけです。
衣料用洗剤に至っては、粉末洗剤には蛍光増白剤が…液体洗剤には界面活性剤が………。
理想的には、蛍光増白剤の入っていない粉末洗剤がでればいいのでしょうけど、ここまで来ると、粉石けんがやはり最強でしょうか?
近くのマツモトキヨシで、完全無添加石けんが売られているのですが…高いですね…。
もう少し広まれば安くなるのかな?
用語集のランジェリーの話にも派生しますが、現代人は服の汚れを気にしすぎと言われていますね。
そもそも、ランジェリーやシャツを用いれば、洗剤を使ってアウターを洗う必要なんてそんなに無いかと…。
となると、石けんを使う機会が減るので、生活雑排水の汚染度が下がります。
最終的に、水が綺麗になるので、浄水処理に必要なお金が減る。
水道代が安くなる。
ウマー、なわけです。
閑話休題。
結果的に、何に置いても見極める目が必要、と言うことですね。

■(07:45)
久しぶりに政治関連。
………………………。
ここ見ている暇があったら、選挙に行きなさい。
ただし、間違っても比例代表に「いもう党」などとは書かないように。
以上、終了。


謎サイト発見。
ページ中の一部のタグだけが大文字。
今後のことを考えると、全て小文字の方がいいのでは?
………むしろ、どうして途中だけ小文字なのでしょうか…。

■(09:00)
投票完了。
それにしても…近いっていいですね…投票所(500メートル弱)。
移動時間の6割は信号待ちなのでは?

■(09:41)
何となく萌え仕様にしてみました。
昼には戻します。

■(10:40)
あまりに見づらいので、元に戻しました。

■(11:47)
運がいい………。
論文を書くために資料を集め終わり、ちょっと息抜きで今朝の新聞を読んでいたら、書こうと思っていた内容に大きく関係する最新情報が記事になっていました。
………完璧。

■(15:07)
おジャ魔女カーニバルを聞きながら論文を書くという姿は何となく笑えますね。
【画像】 おジャ魔女カーニバル!!とおジャ魔女カーニバル!!(5人Ver)の二曲だけをリピート状態。
ほぼ単曲リピート状態(ぉ 。
やはり、歌っている人数が違うと、ミックスも変わってきますね。
ストリングスの音色や定位が変わっています。


時にして、Web サイトの管理人等というものをやっていると、自然と人の文章に触れる機会が多くなる。
小説系の同人誌を読めば、その分、他の人の文章に触れる機会が多くなる。
新聞もしかり、小説もしかり。
男性の書いた小説や女性の書いた小説、年配や若年層。
私もそう言った機会を経て多くの文章を目にしてきた。
友人のサークルに文章の校正を頼まれることもあれば、原稿を入稿することもある。
私の生活の大半は文字に触れる生活によって生み出されていると言っても過言ではないだろう。
人の文章を多く読むようになると、文章の形や表現、語彙などから、その人がどんな人か想像できるようになる。
伊奈かっぺいの言葉にあるが、「人は書きたいことの 10% しか書けない。書いたことの 10% しか言えない。本当に思っていることの 1/100 しか人間は言うことが出来ないのである。」。
しかしながら、その人が本当に言いたいことに最も近い形が文章である。
つまり、第一出力の文章を読むことにより、その人の人間性が表れてくる。
あぁ、この人は知的な人なんだろう、明るい人なんだろう…そんなことが文章には表現されている。
もちろん、こういった好印象の逆もあり得る。
そう言った文章にぶち当たると、多くの読者は痛々しいと思うだろう。
私も何度と無くそう言った文章にぶち当たってきた。
痛々しい文章でも文章として読むことが出来るのならいいが、文章としても成り立っていないものなら、もはや読む気も起きてこない。
結果、その人を理解しようとも思えず、記憶から消え去っていく。
よく、私を理解してくれ、と言うが、果たして、その人は、理解して貰えるような行動をしているのであろうか。
単なる自己主張では前述した痛い文章になってしまう。
自然と人間は、この人は理解できないな、ということで、理解しようとせず、その場を立ち去る。

私達が普段何気なく書いている文章や日記、作品などで、自然とそれを読む読者は作者の人間性を判断している。
そして、作者である本人も、他の人の文章でその人を判断する。
人に触れる機会が多い文章の重要性とはこういうところから現われてくる。
しかしながら、文章による人間判断は時によって危険をもたらす。
特に WWW という世界に置いてはそれが頻繁に起こる。
WWW という世界では、電子コミュニケーションの心理学的作用でも何度と無く報告されてきたとおり、自分を偽ったり、相手を手軽に罵倒できたりする。
WWW 上の文章とは相手をご判断してしまう可能性が大いにある。

しかしながら、そこは文章であり、人間の鏡。
言葉の端はしにその人の人間性が見えてくる。
そしてそれは、句読点の使い方と言った細かいところにも現われてくることが多い。
また、作品以外では、特定のスキルも現われてくることが多い。
掲示板での書き込みを見ればインターネットの利用歴も大体判断がつく(2ちゃんねるがその典型的例である)。
やはり、文章は人間の鏡であるのだろう。

………どうやら私は、粘着体質のオタクに見られているらしいです………(苦笑)。


私が知らない間にインナー市場も変化していたようで…。
…ブラにおいては、サイズは 70B や 75D のように、5 センチ刻みですが…気がついたら、2.5 センチ刻みの商品もあるのですね。
うーん…これは便利かも知れないかと…。
こうなると、サイズの調整が難しいフロントホックの商品に関しては結構便利なのでしょうね。
…でも、ピッチが細かいと言うことは、微妙に体型が変化しただけで体に合わなくなってしまうと………。
ジーンズなんかは無理してはけるでしょうけど、流石にインナーとなると体の形状に関わってくるのでサイズを対応させて行かなくてはなりませんね。
………どっちもどっちのような…。
結論としては何処かで見かけたように、ホックではなく、ベルト式にするのが一番なのですが、これもかがんだときにアウターに響きそうですね。
しかし、ここで、ヌーブラを持ち出してきた場合、問答無用で切り捨てますのでご了承下さい♪


選挙が終わりましたので…。
経済学や建築学と言った分野から見れば、小泉首相の改革ってかなりまともなんですよね。
なんだかんだ言って、今まででのなかでもまともな政党だと思いますよ。
某岡田のように、少なくとも、「まじめ」って記事を連ねないと証明されないまじめさなんてまじめって言えるのでしょうか。


今日のリザルト。
………休みすぎました………。

今日のリザルト(前日集計)
差分Res : +4(1242) /TeamRank +4(2272)
差分Pts : +1186(177676) /TeamRank +9(2939)
差分CPU Time : +50h(1年064日17時間47分29秒) /TeamRank +9(3775)

気がついたら一年ですね…。
よく頑張りました >> PC

今日の2ちゃんねる

久しぶりに笑いました…。

引用元: 2chで見つけた面白い文章 Part9/595

【社会】インターネット利用率ついに100%に-総務省の実態調査で判明

先月27日に実施された、インターネット利用に関するアンケートで
インターネットの利用率が100%となっていたことが明らかになった。
麻生総務大臣は「これは政府主導によるIT政策の効果の現れと言っていいだろう」
とのコメントを発表した。

調査したのは、総務省統計局統計センターなど。今年四月に
ネット上でアンケートを実施し、約二万三千人から回答を得た。

2004年7月12日 (月曜日)

低部数印刷の恐怖。


ギリギリセーフで論文完成。
もう少し締め切りに余裕のある生活が送りたいですね。
とりあえず、今週は、木曜日のプレゼン草案の締め切り、っと。
来週は…建築心理学の論文と、プレゼンテーションパネル(図面5枚・模型1台)の提出っと。
夏コミの原稿(原稿用紙200枚を目標)も来週中に仕上げないと後半大変なことに…。
再来週はいよいよ期末考査突入。
で、考査終了と同時に、創作畑の申し込みと原稿完成(原稿用紙350枚程度?)。
同時進行で、自宅スタジオ(スタジオと言うほど立派なものでもないですが…)にて「貴方への花束」のレコーディングとミックス。
で、夏コミ突入。
帰省して、希望風のメンバーと打ち合わせをして希望風の活動方針決定、および、Web サイトのデザインと作成。
帰ってきて創作畑の参加。
………………………公私ともに楽しい夏休みになりそうですねっ♪(涙)。
冬休みが3日しかない代わりに夏休みがちょっとだけ長くなっているので、後半は ReSin-ens に回せそうです。
来年の四月には ReSin-ens は完成予定。
原稿用紙 700~800 枚程度になるのでは、と個人的に予想中。
あー、雪解け水3周年記念の作品の予定と「窓辺に座る小さな妖精」の予定が入ってないや(ぇー 。


ちょっと試しに、「光になりたい」を自動見積もりにかけてみました。
一冊単価 2000 円(上下を一冊にまとめての計算)。
むぅ…上下あわせて 550 円の雪解け水価格には遠く及びませんでした。
低部数印刷は自分でやった方がいいようですね…。
あぁー…注文が無いからといって、在庫がない状態にしておくのも危険ですね(コラ 。
夏休みに増刷しよう。
十月ぐらいには群馬のイベントに久しぶりに出てみようかしら。
9月23日とか?(近っ 。
二週間で三つのイベントをこなせるのかな…。
というより…在庫が危うい………。
あっ、今回もイベントが近くなったら取り置き申し込みフォームを設置しますので、ご利用下さい。
私の持ち込み荷物の削減にご協力お願いします。

二週間で三つのイベント
 創作畑、某イベント、群馬のイベントの三つ。12、19、23日
持ち込み荷物の削減
 地元イベントや売り上げが予想できないイベントなどでは、サイトの常連さんからの注文を別枠で考えることにより、余分に持ち込む本を減らすことが出来る。雪解け水の普段の売り上げから持ち込む部数を決め、予約分を追加で持ち込むことにより、予測の範囲を狭め、印刷料を最適化する。これにより、イベントに持ち込む本の数を減らすことが出来る。

現在サークル参加を予定しているイベントは、9月12日の創作畑、来年の4月の創作畑と夏コミです(ずいぶんと高飛車な…)。
今年から来年にかけて長編のリリースが続きそうです。
私としては問題はないのですが、アシスタントさんが大変なことになりそう………。
………ReSin-ens なんて………何冊構成になることか(苦笑)。
少なくとも、光になりたいの倍の原稿量ですから、一冊 100 ページだとして、3冊構成ギリギリ…。
容量にすると、1.3MB 近くの Word ファイル………。
と、取らぬ狸の皮算用をしている暇があったら、原稿を書け、という話ですね、はい。

アクセスログより


アクセスログを設置してからしばらくがたちますが…見たこともないログを発見。
アルタビスタの翻訳エンジンを通してサイトを閲覧してみると、どうやら、米国の情報収集系の会社の様子。
MSN にも情報を提供しているとかしていないとか…。
うーん…謎多きネットの世界。

2004年7月13日 (火曜日)

インテル迷走


ようやくインテルの新チップを搭載したマザーボードが増えてきましたね。
長らく買い時ではないと言われてきた PC ですが、そろそろその傾向も終わりでしょうか?
実際、ログホーンの開発は遅れているので、XP インストール目的なら、これからが買い時でしょうね。
しかしながら、PCI-Ex を搭載しているマザーボードは大抵1ポートしか装備していない様子(残りは普通の PCI)。
拡張が非常にしづらいですね。
しかしまぁ、新しいチップセットもなかなかいい機能を取りそろえています。

特に四つ目は DTM 用途の PC としては最適ですね。
今まで足を引っ張ってきた AC'97 の制限(48K・16bit)が無くなるということは、標準で、96KHz・24bit が使えるように。
よほど本格的ではない限りサウンドボードの拡張も必要ではなくなるでしょうね。

と言うことで、そろそろ買い時ではないでしょうか。
これから値段も落ちていくでしょうし………。


アクセスが増えているなー、と思ったら、どうやら、ルームファイトが捕捉されていた様子。
google からの検索キーワードのトップがしばらく「鈴響雪冬」になりそうな予感。
それにしても…こうやってリファラから探し出す人は凄いですよね。
大規模サイトになればなるほどログの量も増えますから必要な情報を洗い出すのはすぐですよね。
このサイトは多くても一日 150 ヒットが限度なので、すぐに目的の情報を探すことが出来るので楽ですが………。
メールでも送っておけばよかったかなとちょっと後悔。
あまり目立った行動をしたくない上に、見つからなかったら見つからないでいいかな、と考える人間なので、割と企画に参加してもリンクするぐらいでお知らせをしたことはないです。
今まで個別にお知らせしたと言えば、サイトの移転ぐらいですからね(性質が違います)。
美少女化も気がつけば捕捉されていましたし、ルームファイトも同様。
ログもただログを取るために使われているわけではない、と言うことなのでしょうか。
私もログを利用してこのサイトの運営方針を決めています。
ただ単に自己満足ではないですよ?(笑)。
極まれに全く繋がりがないサイトからリンクが張られていたりするとちょっと驚きです。

2004年7月14日 (火曜日)

成長しないブラウザはバグの固まり。


最近 Opera でのアクセスが減りました。
一週間ぶりぐらいに今日目撃しました…。
しかも…7.51 。
確か、無料版は 7.51 はリリースされていないはずですから、有料、と言うことなのでしょうか。
私が思うに、正直、あれほどまでに性能の悪いブラウザを有料配布している企業の気持ちが知れませんね。
何度と無くこのサイトでは Opera を批判してきましたが、きちんとした根拠があります。

と言うことで、まともにネットブラウジングできるはずもなく…。
このサイトを表示したら最後。
スクロールの遅さで落ち込みます(Pen4・2600MHz)。
というより、まともにスクロールできません(笑)。
ブラクラを踏んだり、ウイルスに引っかかったりと何かと問題がある IE より、基本的能力に欠けていますね。
まずは、HTML を正常に閲覧できるようになってください(ぉ 。
結論。
Opera はいまだにアルファバージョン。


そう言えば…昔はリンク先を自動的に取得してインターネットの体感速度を速くするソフトが流行っていましたが、今はどうなのでしょうか?
正直、Mozilla には標準装備の機能ですし、ブロードバンドの時代に先読みソフトが必要なのかな、と考えてしまいますね。
アングラサイトで勝手に先読みされてブラクラやウイルスを読み込まれても困りますし(笑)。
今のご時世、流行らないソフト、ということでよろしいのでしょうか?


M$ 修正パッチりリース。
緊急レベルが二つもあります。
とりあえずこれで、JPEG 問題は解決しそうですね。
【外部直リンク・Microsoft】 絵で見るセキュリティー(タスク スケジューラの脆弱性により、コードが実行される (841873))
いや、だから、問題が発覚してからどれだけ経つのかと原稿用紙 300 枚。
直接の被害は確認されていませんって………2ちゃんねるは凄いことになってますよ?
ということで、修正してくださいね♪
【外部リンク】 Windows Update
………この日記を閲覧している人で、いまだに Windows Update をしたことがないと言う人は流石にいないでしょうけど…。


修正パッチのために 42 日ぶりにサブマシンの Win98 を再起動。
………それにしても………。
「彩音」って…そろそろ五年目突入ですね…。
ほぼ全ての部品が当時のままですが、完動していることに驚きです。


グラフィックボード。
3D ゲームの発達はグラフィボードの発達と言っても過言ではないでしょう。
512MB 搭載タイプも増えてきていますね。
しかし、それと引き替えに、熱エネルギーと消費電力を犠牲にしてきました。
消費電力は安定性、熱エネルギーは(ファンからの電磁波による)ノイズへと直結します。
結果的に、最新のグラフィックボードは DTM 用途のマシンには用いるべきではないと何度も言われてきました。
私自身、それほど高速な処理を求めているわけでもないですし、グラフィックボードは 128MB を選択してあります。
実際、速度を求めるのなら、16bit 表示にすればかなり速くなりますしね(笑)。

■(17:17)
昨日、友人との会話が盛り上がり、和服で登校しようと言うことになりました。
………今年中には実現する予定です。
しかし、お互いの移動手段が自転車と言うことに問題あり。
これをどうやって解決するか、これからの重要課題になりそうです。
浴衣ならあるので今すぐにでも出来ますが、浴衣を着て自転車をこぐという荒技は、実写版三国志を実行したり、(1.5 キロなら)電車を追い抜ける自転車使いの私でも流石に難しいです………。
そう言えば、祖母が浴衣ではなく着物を作ってくれたそうなので、期待しているところ。
一瞬、今日これから浴衣で行こうかと思いましたが、流石にやめておきます。
襦袢が無い…。
扇子も買ってきたいな…。
あっ…間違っても、呉の某姉妹のようには振り回したりしませんからね♪


修羅場キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!
………とんでもないことになってしまいました。
ついに二年前の悪夢を越えるタスクが誕生。
一週間で、A1 のパネル、3~4 枚。
………………………正直言って、二年前の悪夢の 3 倍。
と、言いつつ、今まで最大の悪夢は今年の一月の模型でしたが…。
一週間と言いますが、期末の関係があるので、明日から来週の月曜日でほぼ全ての作業を終わらせなくてはなりません。
………と、言うことで。
今日から来週の金曜日まで引きこもります。
はたして… BGM が足りるのでしょうか…。
今週の買い物はこのことを見越して、「~だけ」系列のおかずを大量購入してあるので、料理の時間には困らないでしょう。

今年の一月の模型
 日記には詳しく書かれていないが、鈴響雪冬にとっての過去最大の修羅場。
 2003年12月28日、午後よりインフルエンザの症状が出始める。
 29日、薬を飲むだけで吐く状態が続く。横になると何も食べていないのに吐き気が現われる。高熱。
 30日、一時小康状態が続くも、症状続く。1/10 の 階段詳細模型の材料購入、制作開始。
 31日、横になりながら模型を作る。
 2004年1月1日、0 時に初詣。起床後、横になりながらも模型制作するが、全く進まず。
 2日、祖母宅へ新年の挨拶。親戚一同そろう。症状収まりつつある。
 3日、新幹線で帰宅。風邪をうつされる。徹夜で模型制作。
 4日、徹夜で模型制作。
 5日、模型完成、徹夜でA2 プレゼンパネル作成開始。
 6日、プレゼン用の写真撮影、模型仕上げ。プレゼンパネル完成。全ての必要材料閉めきり1時間前に完成。二回に分けて搬入。
 13日、持病観察のため病院へ。
 以後、20日頃まで風邪の症状続く。

■(23:37)
西側立面図一枚完成。
二時間で一枚、と言うことは、もう1時間で南立面図が完成する予感。
配置図を書いて、アバウトなレイアウトを組めば、きっと 28 時頃。
いったん眠って、起きて、学校に向かって………。
パース図を現地で書けば OK 、と言うところでしょうか?
………製図板を学校に持って行けばどこでも作業が出来そうな予感………。
自転車で運べるのでしょうか………。

2004年7月15日 (木曜日)

締め切り一週間前になっても原稿が完成していないときに突入するモード。使用すると、飛躍的に能力が向上するが、週末に行動不能になる。

■(01:18)
南側立面図完成。
私のレベルから言えばかなり早いです。
………それとも、成長?
ここで気を抜いたら終わり。
後は断面図とパースと配置図。
ここまで完成させないと………。

■(02:17)
学校に行って図面をコピーしてきました。
コピー機の前に立つとドキドキするのは仕様ですね(笑)。

■(04:30)
おやすみ………。


休み続きだった授業…聞いていましたが…次元が変わっていました。
で、帰ってきてパースを描いて………間に合わない事が発覚致しました(ぉ 。

2004年7月16日 (金曜日・入試のため休み)

管理人は企業である SONY を痛烈に批判する可能性を秘めています。

■(00:37)
昨日の日記の内容が少ないことに気がつき、増補(笑)。
先生の期待に応え、巨大パースを描くことに。
………柱を三本描くのに1時間。
難しい………。


太陽が照っている日が多かったのですが、洗濯をできずじまい。
で、起きてからやろうと思っていたのですが、どうやら今日は曇りになるようですね。
湿度が高いとか………。
先日も、スチレンボードを学校から家に持ち帰ったら、湿気でゆがみました。
750 円返して欲しい気分。
7mm のスチレンボードでもゆがむと言うことを知りました。
閑話休題。
持っている服もそれほど多い方ではないので、洗濯を休むとすぐ着るものがなくなってしまいます。
幸い、上半身は二枚着ているので、肌に近い方だけを洗濯し、上にはおっているだけの服は数回使い回しがきくので、そう言う点では便利ですね。
真夏でも二枚着ていることが多く、友人にはおかしいと言われますが、二枚着ている方が涼しいのですよ?

で、ですね、エネルギーの問題が関わってくるのですが、クーラーを強めにかけて、社員が長袖を着ている会社はただの馬鹿だと思います(ぉ 。
外気温と室内気温の温度差が 7 度以上になると、免疫機能が弱まったりするので要注意です。
東京の真夏の最高気温が 37 度と仮定すると、冷房の設定温度は大抵 18 度ですから、その温度差、約 20 度。
スーパーやショッピングセンターなどで、お客さんに脳出血の患者さんが現われても、店側は文句を言えない、と言うことでよろしいでしょうか?
何時も思う奇妙な光景ですが、女性社員が冷房が強すぎると言って、ブランケットやストールを持ち込みますが、これもおかしいですよね。
冷房を弱くすれば解決するわけで。
対する男性社員のスーツも考え方によっては無駄です。
某国会議員が作った省エネスーツ(上下半袖半ズボン)のような画期的なものができあがればいいですね。
メッシュ素材という前に、上着だけでも半袖のスーツを常識的になじませたほうがこれからの地球の未来としてはよろしいのではないのでしょうか。
大体にして発想がおかしいですよね。
長袖のスーツを着る → 暑い → エアコンを強くする
夏の制服を着る → 寒い → ブランケットなどを使う
その前にエアコンの温度をどうにかした方がいいのではと小一時間。
それ以前に、建築家も、いい加減、空気冷房式がこの世で一番効率が悪い冷房方式だと言うことに気がついた方がいいのではないのでしょうか?
むしろ、冷房より、除湿が先決だと思うのですが、どうでしょうか?
こういった矛盾は結構ありますよね。
まさに「厚化粧の定理」。
長袖がいいとされる建築の現場で用いられる作業服ですら、夏場は半袖の作業服を使うというのに………。


みいなの報告によりますと、日記連載 422 日目だそうです。
よくここまで続いていますね。
サイト運営も 1004 日目。
ついに 4 桁ですね。
これでようやく、(運営機関だけ)老舗サイトの仲間入りでしょうか?


DI●Nのインデックスページ。
【画像】 エラー多すぎです(GIF:11色:24KB)
直して欲しいと言っているのですが、改善される様子無し。
まぁ、このようなものでしょうね。
404 エラーなどもいい加減日本語と英語の両方にして欲しいものですが…。
今時、404 エラー系列で、英語のメッセージだけにしているサイトなんて国内でほとんど見あたりませんよね。
ここのサイトのようにネタに走るのはともかくとして、基本的部分が間違っているような気がします。
まぁ、既に DION にスペースは持っていないので、全然問題はないですが。

………デザイナーなんてこんなものでしょうけど。
デザイナー意識の根底には、「私が生活をデザインする」と考えている人がほとんどだと思いますが、デザイナーはあくまで「使用者が生活をデザインするのを補助する」ことが役割であって、生活そのものはデザインできないのです。
この世で最高峰のデザイナーは、道具を使う人であって、デザイナーではないのですね。

読売新聞のサイトは結構洗練されているデザインが見え隠れしますよね。
以前はもっとスタイリッシュでしたが、それでもいまだに見やすい感じがします。
と言うよりも、企業がお金をかけて作っている(デザイナーに任せて作っている場合も含む)サイトより、個人が作ったサイトの方がデザインが洗練されていることが多いですよね。


関係ないですが、いまだに読売新聞の記事引用に関する規制には違和感を憶えますね。
それでも、以前よりは改善されたようで、今では引用は可能になっています(元々著作権法で引用は可能ですけどね(笑))。
ちなみに、リンクに関する問題ですが…これにはちょっと意見があります。
今現在、ほとんど全ての新聞系ニュースサイトでは、記事へのリンクは同一フレーム内部に展開しないでください、とあります。

引用元: YOMIURI ON-LINE / お知らせ

解説:ウェブ上のリンクについては、リンクの方式によっては、読売新聞社の権利を侵害するケースがあります。いくつかの例をあげましょう。

  1. 作成したフレームの中に、(リンク先の)読売新聞社のページを取り込んだ形でのリンクは、フレーミングと呼ばれています。これは、一つのページとしての表示が変わることによって、同一性保持権(Q5を参照)を侵害している恐れがあります。さらに、あたかも表示されているページ(リンク元)の著作物の一部のように見える場合は、リンク先のページが誰の著作物か分からなくなり、氏名表示権(これも著作者人格権といわれる権利の一つです)も侵害している恐れがあります。
  2. リンクには、「読売新聞」という商標や「読売新聞社」という商号が使用されることもあり、このような使用が法律上許容されない場合があります。また、リンクをする場合には、「インデックス」をつけることがありますが、そのインデックスについて記事の見出しを自らのサイトに表示したうえでリンクをすると、読売新聞の記事見出しを無断で使用している疑いがあります。
  3. 選挙等が近づくと、立候補者が自分のホームページに政治関係の記事をリンクするケースが増えてきます。しかし、特定の記事だけを選んでリンクされると、それが読売新聞の主張であるかのように受け取られ、その候補者を応援しているかのような誤解を招く恐れがあります。これは、読売新聞の中立性を犯す恐れがあると考えています。

まずは、1 番について。
現実問題、今後はフレーム内部に呼び出さざる終えなくなるでしょう。
なぜならば、HTML4.01 では、新しいウインドウを呼び出す [ _blank ] は「非推奨」となっており、DHTML 等と言った HTML4.01 以降の規格では [ _blank ] は使用できなくなっています。
と言うことは、同一フレーム内部に呼び出すことが今後は半強制的になりますし、今現在でも、そう言ったサイトが増えてきています。
読売新聞の意見を反映するならば、「次のページは読売新聞のページです」といった表記が必要になるでしょう。
(このサイトでは「【外部リンク】 読売新聞」という形で表現中。)

続いて 2 番について。
リンクの見出しに付いては、著作権は存在しませんね。
このあたりはご存じのことと思います。
この時点でで著作権法の範囲から離れます。
で、インデックス(ここでは正規の表現として、「アンカー」と呼ぶことにします。)を使用することについてですが、HTML は [ HyperText Markup Language] それすなわち、マークアップによって成り立つ言語です。
リンクを利用し、他のファイルにリンクする事が HTML の基本要項です。
アンカーもそれにしかりです。
YOMIOURI ON-LINE が HTML を利用し、WWW 上という世界にサイトを公開している時点で、リンクやアンカーリンクについての制限がついて回ることになります。
つまり、正当な HTML の使い方を考慮すると、アンカーへの直リンクや各ページへの直リンク(隠しページを除く)は全く問題がないことが予想されます。
実際、私達は他の人が作ったインデックスを利用して本を探したりしますよね。それと同じでしょう。
と言うことは、直リンクやアンカーについては HTML を使用しているうちは、制限を設けること自体がおかしいのではないのでしょうか?
何度も申しますが、リンクをする側の意志次第でしょう。
(このサイトではリニューアルと同時に、全てのファイルへの直リンクを事実上許可。)

最後の 3 番について。
これについては中立性の侵害はあり得るかも知れません。
しかしながら、このようなことはよく起こりうるので、よほど社会的影響力が強い場合以外は黙認されるのではないでしょうか。

閑話休題。
見出しの利用についての著作権はよくあげられます。
見出しには著作権がある可能性もあるでしょう(要約に関するものなのでグレーライン)。
しかしながら、何らかの別文字列(管理人が考えた文章)などでリンクを形成した場合、考え方によっては、記事の公平性を欠く場合があります。
各著作権者の意見をそのままの形で伝えるためにも、見出しを利用したテキストリンクなどは必要だと私は考えます。
また、記号などによる代用リンクはブラインドユザーに対して優しくない(公平性の問題)がついて回りますし、ディバイスを上手く操作できない人に対する問題もついて回るでしょう。
やはり、見出しを利用したリンクは重要だと思います。
グレーラインから逃れる方法はただ一つ。
見出しを引用文として扱う(ぉ 。

ちなみに、 最近では、ホームページ上にコピーライトマークを表記し、無断転載や複製(コピー)を禁止している個人のページも増えてきました。( [ YOMIOURI ON-LINE ] より引用(HTML での表現の制限により一部文章改変)) とありますが、日本国内は「無方式主義(明示しなくても著作権が発生)」する法律を使用しているので、自動的に著作権が発生します。
つまり、「ホームページ上にコピーライトマークを表記し、無断転載や複製(コピー)を禁止している」というのは、ちょっとおかしいですよね。
明記しなかったとしても、無断転載や複製は出来ません。
………しかしながら、ごく少数の国では明示していなければ著作権が発生しないとしている場合もあるので、注意が必要です。

万国著作権条約 第三条

 締約国は、自国の法令に基づき著作権の保護の条件として納入、登録、表示、公証人による証明、手数料の支払又は自国における製造若しくは発行等の方式に従うことを要求する場合には、この条約に基づいて保護を受ける著作物であつて自国外で最初に発行されかつその著作者が自国民でないものにつき、著作者その他の著作権者の許諾を得て発行された当該著作物のすべての複製物がその最初の発行の時から著作権者の名及び最初の発行の年とともにCの記号を表示している限り、その要求が満たされたものと認める。Cの記号、著作権者の名及び最初の発行の年は、著作権の保護が要求されていることが明らかになるような適当な方法でかつ適当な場所に掲げなければならない。

すなわち、方式主義を採用している国においても、「まるC」マークがあれば著作権が発生する、とあり、その国の著作権法に基づいて処理しなくてはなりません。
海外からのアクセスがある場合、この問題についても検討する必要があります。
(アメリカが無方式主義になりましたので、最近ではあまり気にする必要もないでしょう。)
ということで、日本国内では、「まるC」マークの意味は全くありません。

さらにちなみに、「無断引用・転載を禁ず」なんて言う言葉ですが、引用は法律で認められますし、転載は法律で禁じられています。
と、いうことで、この言葉も無意味ですね。

………いや、だからさ、「ホームページ」っていうのはブラウザを起動して一番始めに表示されるページのことで…ぶつぶつ………。


最近日記が痛い。


XP 標準装備の FW が頼りないような気がしてきたので、フリーの FW をインストールしておきました。
設定が終わるまで色々と問題が起こりそうですが、無いよりはあった方がいいので、がんばります。
………それにしても… XP の FW はどうしてポート単位なのでしょうね…。
アプリケーションレベルで対応して欲しいものがあります。


フルサイズ 1U ラック搭載可能な PC が発売されるとのこと。
元々音楽用途で開発されたものらしく、PenM で 1.6 MHz 、PenM 低電圧 で 1.1 MHz の CPU を搭載できるらしいです。
エフェクターや音源モジュールと一緒に PC もラック出来るようになるわけですね。
4U や 5U は今までも出回っていましたが、1U というのは私は初めて見ました。
そう言えば、エプソンさんがロスの少ない「無接点電力伝送」モジュールを開発したそうです。
変換効率は 7 割。
来年半ばには販売開始とのこと。
記事にあるとおり、携帯電話のバッテリーがなくなったとき、他の人から電力をもらう事が出来るようになる時代も近いですね。
………さっさと、静電充電を開発して欲しいですが。
【外部直リンク】 【レポート】組込みシステム開発技術展が開催、「Alviso」搭載Mini-ITXマザーも (1) PFUが最新Pentium Mシステムを展示 (MYCOM PC WEB)


………また、SONY ですね。
今度は電子書籍に独自規格を持ち込んできた様子です。
もうね…馬鹿かと。
毎度お馴染み、Open-MG です。
しかも、ダウンロードした書籍を 2 ヶ月間しか読めないという強力なセキュリティーシステムを搭載しています。
………………………意味無い。
ということで、私は、東芝・Panasonic の発売している e-Book リーダであるシグマブックを応援致します♪

スペック対決

製品・項目 東芝・Panasonic
シグマブック
SONY
リブリエ
本体価格 定価: 不明
実勢: 39000円
定価: オープン
実勢: 37532円
重さ 520 グラム 190 グラム
形状 幅: 154.5 ミリ
高さ: 205 ミリ
厚さ: 25.4 ミリ
(A5 サイズ準拠)
幅: 126ミリ
高さ: 190ミリ
厚さ: 13ミリ
液晶 7.2 型
記憶型液晶
6 型
マイクロカプセル型電気泳動方式電子ペーパー
解像度 1024*768*2枚
180 dpi
800*600
170 dpi
階調表現 16階調グレースケール 4階調グレースケール+白黒
電源 単三乾電池 2 本 単四乾電池 4 本
閲覧ページ数 7200 ページ 10000 ページ
記録媒体 SD メモリーカード メモリースティック
128MB媒介価格
(平均)
7089円 6897円
著作権保護 SD メモリーカード搭載の機能を使用 Open-MG
対応形式 独自形式
.bmp、.txt 形式については変換可能
独自形式
対応OS Windows 98/ME/2000/XP Windows ME/2000/XP
閲覧制限 無し 2 ヶ月間
ダウンロードサイト
会員会費
無し 210円(月)

前半は SONY 優勢かと思いましたが、後半では段々とボロが………。
電源と液晶のところからわかりますが、3V で、液晶を 2 枚表示することが出来る時代なのですね。
それで、私が使いたいなと思うのは、偏見の目を無くしても、シグマブックです。
テキストデータを読み込めると言うことは、作りかけの小説を紙にに印刷することなく持ち運ぶことが出来るので、文章の校正をするのが凄く楽になりますよね。


ウイルスの送信者名でおもしろいものを発見。
「admin」
………管理者は私ですが、何か?


それにしても、この日記で私が何度も批判をしてきた影響か、1 ヶ月で IE のシェアが 1% 低下したらしいですね(違)。
たったの 1% としても、人数としては膨大な数になるはずです。
代わりに、Gecko テクノロジ系列が 1% 上昇。
IE の シェアが下降するのは、1999 年以降初めて、とのことですから、かげりが見えてきたのがわかります。
Mac でも IE より Safari がメインブラウザとして使われるようになりましたし、そろそろ IE の終演が見えてきたような気がします。

順位 ブラウザ 利用者数 割合
1 Internet Explorer 354 90%
2 Gecko 32 8%
3 i-mode 3 1%
4 Safari 2 1%
5 Opera 1 0%
6 Sleipnir 1 0%

これは最近一週間でこのサイトを閲覧したブラウザの割合です。
もうそろそろ Gecko が 10% を達成しそうですね。


以前から少しずつ用いてきましたが、公開します。
これもまた Gecko 系ブラウザと Opera 専用の機能ですが、CSS に [ abbr ] と [ acronym ] の二つの要素を追加。
どのようになるか以下に示してみましょう。
HTTP.
表示の通り、上下に破線が引かれ、マウスを乗せると、カーソルがヘルプに変化します。
しばらくオンマウスを維持すると、ポップアップで、正式名称が表示されるはずです。
これで、難解な単語、特に DTM 関連の単語の意味がわかりやすくなるはずです。
HP が [ hit point ] なのか、[ home page ] なのか、と言ったところもわかりやすくなるはずですね。
基本的には、明示しないとわかりづらいものや、説明をしないと一般的に理解に苦しむものに使っていきたいと思います。

アクセスログより


目的がわかりやすくて大好きです。
検索キーワード: Windの画像
ちなみに…1位です…

2004年7月17日 (土曜日)

当たっている。


【外部・直リンク】 Web 版マーフィーの法則
かなり的を射ています。
所々このサイトにも当てはまることがあります………。

■(12:50)
本当は時間がないのですが、本気でやるといった手前、3D-CAD を使って CG を立ち上げることにしました。
これならば、パースを描くより早いですし、何より、色を塗る手間が省けます。
後は私がいかに 3D-CAD の操作方法を思い出せるかですね。
2 年前に 卒論で使ったきりですし………。
と言うより、Win95 専用のソフトがよく XP で動くものですね(ぉ 。
かなり高速に動作しますが(笑)。

■(16:25)
とりあえず、一段落ついたので、レンダリングをしています。
思えば数年前、レンダリングで半日以上かかったものですが、今の技術ではそれも数秒から数時間の世界ですよね。
アンチエイリアシングを実行しても、速さを保ったまま…。
Dual CPU ですから、こうして日記を書く余裕もあるのです。
そうやっている間に、早くも 60% 。
技術の進歩は凄いですね。

■(16:32)
なんて…日記を書いている間にレンダリング終了…。
休憩時間ぐらいくれたっていいのに… >> みいな


Σ( ̄▽ ̄|||
BGM に飽きてしまいました。
15 曲超とはいえ、一週間近く連続再生をしているので、当然と言えば当然ですが………。


史上最悪 YahooBB !!RinRin王国より)
………この間うちにも勧誘の電話が来ましたよ。
通信速度が Sin 波になるプロバイダーとなんて契約したくありません。


そう言えば…プラスティック(リサイクルが義務づけられているものは除く)は燃えるゴミとして処分するようになるそうです。
自治体によって違った処分方法もこれで一括。
実家は資源ゴミ、私のところでは萌えないゴミ(一発変換)。
焼却炉の温度は 700 度を超えるので、ダイオキシンもあまり問題ではないかと思われます。
そう言えば、私の近所は著しくゴミ捨てのマナーが悪いのですが…。
私の場合、実家の方が分別が厳しいので(10品目超)、今の街はかなり楽です。
………実家の方は発泡スチロールとか、トレイとかも回収してくれたのに、こちらは燃えないゴミとして処分。
都会の方がゴミ問題が顕著なのに、自治体が腐っていますからね。
都会で出たゴミは都会で処分してください。
田舎に持ってきて捨てないでください。


本日のつっこみ。
「著作権は破棄していません。」
………日本国の法律では著作権は破棄できません。

2004年7月18日 (日曜日)

不用意な言葉


便乗ネタ、兼、何時も言っていることですが。
「学生は時間があっていいよね~。」
………………………。
ふざけんじゃNeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!
…。
ということで、何でもかんでも、ステレオタイプで決めつける人は嫌いです。
忙しい人だっています。
ちなみに、こういう事を言う人に限って自分の時間を管理できずに忙しいと言っている人が多いですね。
そう言えば先日、こんな会話を…。
【雪冬】 「とりあえず 4 連休で何とかする予定です。まだ何もやっていないんですよ。」
【友人】 「○○さんはいいよね。早く終わって。」
【雪冬】 「そう言う言い方はちょっと嫌いです。」
………。
相手に嫌味を言うつもりは無いのでしょうけど、ちょっと怒りました。
珍しく、ね。
決して私は作業が早いわけではないはずです。
時間をかけて作業をしているのです。
これは二年ほど前の会話なのですが…。
【雪冬】 「(図面を見ながら)時間かけていそうですね」
【先生】 「かけていそうじゃなくて、かけているんだよ」
正直、かなり納得しました。
それ以来、作品のクォリティーを出すために時間は惜しみませんでした。
掲示板にもありますが、やはり、「あと 30 分」なんですよね。
結果的にこりすぎてしまい、無駄な時間を過ごすときもありますが…。
結局、早く終わっているのではありませんし、その逆です。
私は他の人と違い、ほとんど全ての課題を家でこなします。
そう言う環境をそろえています。
確かに周りから見れば、作業をあまりしていないようにも見えますが、実際は皆さんと同じぐらいでしょう。
自分のことを棚に上げると嫌われますが、私は他の人より多くの授業を取っているので、時間は他の人より少ないか同じぐらいのはずです。
となるとどこから時間を出すか。
それは睡眠時間に他なりません。
幸い、何時も早起きなので、今日も休みでしたが 9 時に起きました。
眠りについたのは、当日の 2 時なので、平日と同じ睡眠時間なのです。
今日もこれから作業を続けていくつもりです。
閑話休題。
相手の事情を知らないで不用意な言葉を発すると、それは大抵、相手を傷つける結果に終わる。
ちなみに、今現在の私の部屋は、このときより汚れています。


実質上、DTM を初めて、7 年が経つわけですが、ここ一年の進歩は特にめざましいものがあったと、自分でいうと怒られますか?
と言うのも、環境や考え方ではなく、私自身のやり方や技術が上がったように感じます。
活動を1年ごとに区切ると、2003~2004 が最もデータのクォリティーが上がっています。
しかしながら、今年に入ってから、会心の出来、というデータはまだありません。
個人的に、評価のレベルに値すると思うのは、「夜が来るOP」と「貴方への花束」ぐらいでしょうか。
単純に、曲を出す速度が遅くなったというものもありますが…。
一応、今までは、一年に 20 曲のペースでしたが、今年はまだ 5曲。
そのうち 2 曲がリミックスですから、実質新曲はたったの 3 曲(しかも 1 曲は未完成)。
明らかなペースダウンですが、その分、1 曲にかける手間は増えました。
第一、DTM から DAW への移行は大きいと思います。
ミックスダウンというもう一つの山場が出来たので、その分神経も使いますし、時間も使うようになりました。
そう言う点も、2004 年の作曲状況に関わってきているのではないのでしょうか。
………考えてみれば、貴方への花束は 2002 年に作曲した曲なんですね。


画面のキャプチャーで、XP のスタイルを見ると、嫌になります。
何が嫌かと言いますと、無駄にダサイ(笑)。
Microsoft にはまともな色覚デザイナーがいないのかなと思ってしまいます。
Mac な外観を目指したであろうアイコンは色が多すぎて統一性がない上に、ダサイ。
強いて言うなら、丸くなっただけ(w 。
しかも、ウインドウの角を OS に処理させて丸くして、動作を重くする。
Opera なみにたちが悪いですね。
ということで、結果的に、シンプルが一番で、なおかつ、処理も速くなるのならば、WinXP スタイルは使わないのが一番、ということに…。
XP のデフォルトデザインが、格好いい、なんて言っている方は、私から見れば、「えー」という感じです(テーマの変え方がわからないのは仕方がない)。
大体にして、メディアプレイヤー 8・9 にファイルを関連づけすると、メディア形式が違ってもアイコンが同じになる、というのはおかしいですよね。
Winanp でも同じですね。
結局、メディアプレイヤー 6.4 のようなアイコン形式が一番ですね。
同じファイル名で、動画と音楽があるときに、すぐにわかりますし。
更に言えば、DTM 用途で、テーマスキンを用いると、動作が重くなるので、音ずれが起こりやすくなりますし、第一、動かないソフトも出てきますし………。
それに、デザインがむかついて作業に集中できない(w 。
………シンプルだからと言って、Win3.1・95 を勧めるのは止めてくださいね?
あれだけは…使いづらい…。フォルダを開くごとにウインドウを増やさないでください…。
結局、Windows のデザインが一番優れていたのは、98~Me・2000 にかけて、ですね。
………。
Me タン、ハァハァ…。

2004年7月19日 (月曜日)

オーバーニーソックス最前線

■(06:23)
朝起きて、メールの返信をしてただいまの時刻をお知らせ致します。
…眠い…。
今日中であらかたのめどをつけなければなりません。
………間に合わない…されぞ、間に合わせなければならない。
板挟み…。


………タイトル書き換え。
何とも言えない衝撃的タイトルに…。
昨日、プレゼンに使う模型の買い出しに行きました。
途中、凄いファッションを目撃。
濃緑色のプリーツスカートと黒地のシャツの上に緑のブレザー。
その姿で自転車に乗る人。
正直、ちょっと引きましたが、黒地のオーバーニーソックスでした(ぉ 。
………許す。
で、情報によりますと、最近、郡山市でオーバーニーソックスが流行っている模様です。
脳内補完をしたい方は、どうぞ、郡山市へ♪
………法は犯さないようにしてくださいね。


某所でやっていたので(w 。
【外部・直リンク】 ドリンク占い
そして、結果。

とにかく頑張れ!栄養ドリンク系

 責任感が強い。約束は絶対に守る! 与えられたノルマは、しっかり果たす。こんなに頼もしく信頼できる人はいないかも。組織の中では出世間違いナシのタイプ。人間関係でコケさえしなければ、ね。理想主義者なので、そのあたりをうまくこなしていくことができるかどうか…。自分を曲げてまで人にコビへつらうことはできないので、そこが難しいかも。だから人間関係がすべての鍵。良い仲間や上司に恵まれるかどうかで、運勢が大きく変わるタイプでもある。
 つねに完璧をめざし、さらには上を上を見てしまう努力家なので、目標を追いかけ続け、とどまるところを知らない。そしてさらに頑張らなければ、と思い込んでしまう。コダワリ派、不屈のチャレンジャー。なにせ仕事が好きなので、結婚しても家庭をほったらかしにして職場でサバイバルしていることも多い。栄養ドリンクを片手に…。
 女性の場合は、とにかく家庭を守る良いオクサン。たとえ共働きしても、家事も仕事も育児もしっかりこなす!と本気で考えているスーパーレディなのである。しかも家事は手抜きナシで手作りにこだわったり。完璧になんでもやりたいほう。でも、完璧主義すぎて、自分で自分を追い詰めたりするけれど…。
 頑張らなくっちゃならないので、健康第一主義。健康にはすご~く気を使う。だって体が資本だからね。コツコツ努力家なので、財産を作るのがうまいタイプでもある。忙しすぎてお金を使うヒマがなく、気がついたら結構たまっていた、なぁんていう人も多い。

…どこに行っても、責任感が強いと言われますね。
当たっているから怖い………。
………あっ、はい、そうですか? 課題やりますね、すいません………。


レンダリング中。
…ちょっと大きめ(1800*1200程度)に出力しているので、時間がかかっていますが…レンダリング中にこうして日記を書くことが出来ます。
…あっ、作業は至極遅れています。
三菱の対応もびっくりの遅れ具合です(苦笑)。
で、ですね、衝撃的事実が。
レンダラーを使ってレンダリングをするのですが、レンダラーが CAD 本体と同期しているらしく、レンダリング中は本体の方でファイルを編集出来ないという事が………。
………………………。
ありえない…。
バージョン古いからでしょうか?
………99年3月…。
もうね、先生が「貴方の造った家は平面図だとその良さが全く伝わらないから、リアルな模型を作るかパースをしっかり書かないと駄目だよ」なんておっしゃるのですが…。
リアルな模型を作る時間も残っていませんし、パースを2点透視図法で書く時間の余裕がありません(半日かかりますし)。
ということで、3D-CAD に逃げたわけですが、一応、データは出来たので、後は視点を変えてレンダリングを実行すれば何とかなります。
必要部分しか作っていないので、視点によっては背景が見えてしまったり(苦笑)。
そのところは回避しますけど(苦笑)。
3D-CAD の利点は、カメラではピンぼけしてしまうところまで視点を寄せることが出来ることにありますね。
あと、物理的に不可能な視点を作り出したり…実際にあるものを半透明にしたり…。
そう言うところを上手く用いれば…何とかなるのかな…明日までに(無理です)。
………………………。
はぁ…金曜日の建築心理学のレポートは半分あきらめムード一色。
………こんな調子で、来週の期末テストや、夏コミの原稿が終わるのかと自分自身に原稿用紙 256 枚。

冊子版「ReSin-ens ~遼風彩音~」制作日記


こういうときに限ってネタが降臨………。
物語中盤の山場、喧嘩のシーン。

「さて…まずは上からだな」
 そう言った男の手が彩音のタートルネックシャツに伸び――― 一気にまくり上げた。目を瞑っている彩音。さっきまでは胸元にあった腕も、もはや地面に着いている。男の指が彩音の体をなぞり、そのたびに彩音は手を強く握る。
「なんだかんだ言って感じてるのか? 服の上からでもわかるぜ」
 そんな男の言葉に彩音は何も言わず、ただ寝そべっていた。口はきつく結ばれ、目を瞑る。その姿は…今から起こること…恐怖を予測しているように見えた。
「さっきに比べて随分と静かなもんだな。それじゃあ、さっさと続き、やらせてもらうぜ」
 男の手が再び彩音に伸びる。
 …。
 急激に胃液が逆流し、はき出しそうになった。口の中が苦い…。鼓動が…早くなっていく。知らない間に手を握りしめている自分がいた。
 …こいつら…。
 ………。
 殺す。
 彩音に………彩音に何をしているんだっ!
 沸々と怒りがわき上がってくる。体全体から感じる熱。腕が震える。
 だけど…。
 喧嘩なんてしたこともない。やりたくもない………。
 ………………………だけど…こいつら…まとめて………。
 手のひらから血がしたたる。爪で切ってしまったらしい。だが、痛みはなかった。ただ…苦しかった。
 「助けてっ…」
 そう叫ばれたような気がする。彩音が…俺に向かって叫んだような気がする。もう…理由なんて無い。こいつら…。
 ぴんと張りつめられたピアノ線が切れた。

「やめろっ!」
 気がついたら俺は茂みを飛び出していた。広場に陰が一つ増える。
「んぁ?」
 示し合わせたかように三人の男が俺をにらみつける。一人は遅れて立ち上がると、「だれだ、てめぇ」と言った。
「直哉先輩っ!?」
 事態の展開に追いついた彩音が走ろうとして、男に押さえつけられる。
「逃がさねぇよ」
 後ろに立っていた男が彩音を羽交い締めにする」
「もう一度聞く。おまえは誰だ」
 彩音に手をかけていたやつが聞く。
「答える必要は…無い。この場でおまえらは死ぬ」
「ふざけんじゃねぇ」
「それはこっちの台詞だっ」
 …光が舞った。少なくとも俺にはそう見えた。風の流れが変わる。さっきまで吹いていた風はやみ、俺を中心に空気が流れ始める。体中にみなぎる力…。さっきより強い怒りと…憎悪。そして…それとは別の感覚。怖いのに…何処か懐かしい気がした。この感じ…。
 真っ白だ…何もかもが真っ白だ。音がやみ、鼓動が消えた。色が失せ、世界は白と黒に染まる。体からわき上がってくるこの感覚…。まさか…。
………
………………
………………………
「直哉! 直哉!」
 振り返ると、聞こえてくる母親の声。全力で走ってきたのか、その音も途絶え途絶えだ。
「母さん………こっちに来ちゃ駄目!」
………………………
………………
………
 あのときの出来事が瞬時に頭を駆け抜けた。早送りのフィルムのように像ははっきりしなかった。でも、俺の記憶に…それは鮮烈に残っていた。もう一度…俺は…人を殺してしまうんだろうか。
 でも…恐怖はなかった。ただ…繰り返すだけだから。
「その子から手を離せっ!」
 まだ自分の意識はあった。俺はかろうじてそう叫ぶ。
「おぉ~っと、彼氏の登場かぁ?」
 名前を呼んだことでそう判断したんだろう。一人の男が俺を挑発する。今時はやらないモヒカン頭野郎だ。
「そいつは好都合だ。おまえの前でこいつを犯してやるよ」
「こんな可愛い子はなかなか居ないからなぁ」
 背の高い男が彩音を羽交い締めにし、憎むべき彩音をこんな姿にした本人が彩音の体を触る。
「うっ…」
 力なく…男に羽交い締めにされていなければ立つことすらままならない彩音の表情…そして、足…。男はそんな彩音に対して自分の行為を進める。
 いつの間にか彩音の上着は全てはがされ、かろうじて下着を着ているという状態にまで陥っている。月明かりに彩音の白い肌が反射し、俺は僅かに目を細めた。
「やめないと、貴様らまとめて葬ってやる」
 自分にこんな声が出せるとは思っていなかった。その声は大地を這うように空気の流れとなって、周囲にこだました。
「へぇ~、カッコイイこと言ってくれんじゃぁん?」
 モヒカンがつぶやく。
「それなら、まずは、お前からだな。その後で、このあやねちゃんとやらと好きにさせてもらうとするよ」
 男はゆっくりと笑った。その笑いがまた俺の心を狩り立てる。
 …今のこの俺の状況………この精神的不安定が自分でもわかる。そして、このまま戦うと、どうなるかも予想できる。怒りに任せた行動は、周りを傷つける事を俺はよく知っている。そして…本当に守らなければならないものまで失ってしまう。俺は…何を守るべきなんだ? その守る方法は? そして…守ったら…? 守るべき価値のあるものは?
 …彩音。
 ただ一つ。その単語…その名前…その人…俺の恋人にその答えは全て行き着いた。彩音だけは…守らなければいけない。かつて…俺が守れなかった…母親や…あの子のためにも…俺は…守らなきゃいけない。
 だから…。
「彩音は、影に隠れてろ」
 わかっていた。わかっていたはずだった。俺がこの先犯す罪の重さ。そして、結果。きっとそう…あのときと同じ…。光に包まれた男達は全て死に、そして…俺だけは生き残る…。突然死として男達は…扱われる。俺のこの力で…また人を殺してしまう………。でも…それはそれでいいような気がした。彩音を守る…ただそれだけで十分だ。
 だが…。
「先輩、逃げて下さい!」
 彩音の言葉は俺の思考を完全に停止させた。
「先輩、先輩が…それ以上………。心を落ち着かせて!」
 落ち着けだって…? そんなの無理だ…。もう止められない。だから………彩音…逃げてくれ…お願いだから。俺は彩音を殺したくない。自分の目で彩音が死ぬところなんて見たくない。自分の力で彩音を殺したくないっ!
「あたしは、彼らの言いなりになりますから…先輩っ! 逃げてくださいっ!! 先輩はそれ以上…罪を負う必要はありませんっ! 私が彼らを受け入れれば全てが解決するからっ! それ以上…苦しまないでください」
 …俺の力が暴走すれば…彼らを殺す事なんて容易だろう。村一つの人間を死に追いやることだって出来る…この力…。この力さえあれば…俺は彩音を救うことが出来る。
 ………でも………彩音のためなのに…彩音が苦しんでいる。俺のやろうとしていることは…ただの人殺し。過去と同じ過ちの繰り返し。それで…いいのか? もしかしたら…彩音の言うとおり…ここはいったん引いて警察を呼んだ方がいいのかもしれない。確実性は遙かに高い。三分…三分あれば…近所の家に駆け込んで、電話を借りて警察に電話が出来る。そして、ここに戻ってこれる。そうすれば警察が来る間までの時間だったら…俺だって止められるかも知れない。俺がここで飛び込んでも…負けてしまうかも知れない。ならば…警察の方が…いいのかも知れない…。
 だけど…。
 もし…その数分の間に………彩音に何かあったら? ………………………殺されてしまったら?
 俺は………また、大切なものを失ってしまう。好きな人を失ってしまう。彩音にこんな事をする奴らを逃がしてしまっていいのか? 犯されようとしていたんだ…。一人の弱い人間を…集団で襲うような………こんな卑劣で卑猥な男どもに嬲られ………最悪の場合………。そんな状況を目の前で見せつけられても…俺はっ!
 信じろ………。
 信じるんだ………。
 何を………。
 力か…それとも………自分か。
 ………。
 誰も苦しめたくない。誰も傷つけたくない。誰も殺したくない。後悔なんてしたくない。彩音を悲しませたくない。
 ならば…信じろ………。
 ………………………自分自身を…。

「彩音の頼みでも………、それは出来ない!」
「かっこいいねぇ…。しかし、そこまでだな」
 力が体を包み込んでいく感覚。暴走…させてたまるかよっ! 彩音のためにも―――!
 空気の流れが再び変わる。上昇気流が巻き起こり、草が宙に舞う。全ての力を…神経を…手に集中させる。
 目の前には四人の男。そして…背の高い男が俺に向かってくる。
 視点の上から繰り出された拳を何とかかわす。すぐさま男は体制を立て直し、二激目を繰り出し、立て続けに回し蹴りを俺にプレゼントしてくれる。体を後ろに滑らせ、相手の出方をうかがう。左利き。それだけで十分だった。
 予想道理に繰り出された単調な攻撃を、俺は集中力を増した手で押さえ込み、手首を掴む。
「ふざけんじゃねぇ」
 とたんに苦肉にゆがんだ相手の顔。目を瞑り、更に力を込めた。
「っ!」
 焦げ臭い匂いが舞い、風がそれを上に吹き上げ、そして、周囲にまき散らす。肌が焦げるような匂いが辺りに充満する。彩音を…返せっ!
「はぁぁあああっ!」
 もう一度…光が舞った。でも…何も起こらなかった。何も…。突風も吹かなかった。俺を包む光もなかった。ただ…音も…光も戻ってきただけだった。三人の男が後ろに見える。待ってろよ…こいつが終わったらおまえらだ。
 全ての感覚がとぎすまされていた。1キロ先の内緒話が聞こえそうなほどに…。僅かに頬をかすめる空気や、月明かりすら届かないはずの広場の隅の気配を感じた。相手の動きが…手に取るようにわかる。微かなエネルギーの流れを感じる。
「わぁっつっ!」
 手を強引に振り払われ、直後、手首を押さえ込むようにして男が倒れる。微かに煙が立ち上る。残りは…三人。
「こいつ!」
 …彩音を嬲った事…許さないっ! グループの中心と思われる男が飛び込んでくる。左、左、上、右…。
 全く予想通りの攻撃を相手は仕掛けてくる。
「貴様…」
 上段蹴り、上方かかと落とし、下段キック、可変下段回し蹴り、左ストレート、右アッパー、左ストレート、右からのラリアット…。
 わかる…。全てがわかる。操り人形のようにこれから相手がやろうとしていることがわかる。次は…。
「………」
 僅かな間。男はいったん後ろに下がり、何を思ったのかポケットに手を突っ込む。脳裏を冷たい空気がかすめる。これは…。
 刹那、
 月明かりに反射する金属片。ナイフ………。
 本当に…彩音を殺そうととでもしていたのか!?
「消え失せろ!」
 ナイフを中段の位置に構え、走ってくる。一瞬、怖いと言う感情がよぎったが、彩音を助けるという考えがそれを勝り、押さえ込んだ。彩音は…俺が守る!
 ギリギリまで間合いを詰め、後ろに下がる。男ナイフが俺の腹を切り裂く。でも…痛みはない。血も…流れていない。
「ちょこまか動きやがって!」
 男の更なる一撃。後ろに飛びつつ、それを避ける。バランスを崩し地面に倒れこむが、受身を取り、転がりながら立ちあがる。
 …作戦変更。もう…どうにでもなれ。
 実戦経験なんて無い。萌さん達みたいに戦いを職業にしているわけでもない。全て机の上だけの知識。映画…ドラマ…本…雑誌…全ての知識だけが俺の次の行動を決める。
「お前の実力はそんなもんか? ほら、かかって来いよ」
 頼む…単純な奴であってくれ。俺は祈るように言葉を吐いた。
「言ってくれるな………貴様…。これで最後だっ!」
 ナイフを高く上げ、俺に向かってくる。下段が…がら空きだ。自分の感覚なのに…自分の感覚じゃないような気がした。この世の全てを操る絶対神になった気分だ。1秒の数分の一の世界までが見えるような気がした。相手の動きが…ゆっくりと流れる。
 体を横に滑らせ、足払いを掛ける。
「!」
 とたんにバランスをくずす男。すぐさま後ろに回りこみ、手に力をこめる。左手で後ろから腕を掴み、右手を相手の背中に叩きこむ。急激に熱が膨れあがり、男の服から煙が漂い、発火する。ポリエステル繊維の服の表面を炎はなめるように進む。断末魔をあげ男は地面に倒れ、転がっていく。やがて火が消えると、周囲に独特の刺激臭が漂った。男のうめき声も混ざる。
 ナイフを拾い上げ、相手の目線の高さに掲げ、力を込める。冷たい刃は銀色からオレンジ色へと変化し、やがて、ぐにゃりとその形を変えた。周囲の空気が暖まり、舞い上がり、陽炎が発生し、相手の顔がゆがんで見える。内部から暖められたナイフ…。柄の部分にももうすぐ熱が伝わってくるだろう。
 オレンジ色に光るナイフを男たちにちらつかせる。このナイフは今相当の熱を持っているはずだ。俺はそのナイフを男たちに向かってさらにちらつかせる。
「こいつ…」
 倒れた男を横目に見ながら俺は正面に向き直る。彩音は…ただ…俺をじっと見つめていた。
「お前らには学習能力ぐらいあるだろう! それでもまだやるか!」
 それだけじゃない。俺が二人を倒したことは明白な事実。そして、いまあいつ等の目の前には無気味に光るナイフ。それだけでも十分だ。二人がお互いを見つめ合う。主犯格は後ろでうめき声を上げている。
「喋る事が出来ないぐらい低脳な奴なら、身を持って、叩きこんでやる」
 熱くなったナイフを相手の足下に向かって投げる。周囲の草から煙が上がり、やがて焦げ臭い匂いが漂う。
 戦意は無いようだ。こう言う時は、逃がし安くするのが得策。
「戦う気が無いなら、ここから立ち去れっ!」
「あいつ…化物だっ………!」
 恫喝すると、二人は倒れている二人を抱きかかえて、この場から立ち去った。
 ………ふぅ…。一気に熱が冷める。理性を持っていないかのように足が震える。腕の力が抜け、重力に逆らえなくなる。彩音が走ってくる。彩音…心配させて…悪かっ―――。
 瞬間、俺の視界は消え失せ、全ての神経が脳から切断された。

 目が覚めるとそこは見覚えのある風景だった。くすんだ壁。やや黄ばみがかった天井。温泉独特の匂い…。ちらつく蛍光灯。そして…ソファ…。
 ………夢?
「よぉ…目、さめたか?」
 懐かしい声を聞いてしまった。心の奥を羽根で撫でられたようだった。
「七夏…?」
「他に誰がいるって」
 ほら、と言って、七夏は牛乳を差し出す。
「ありがと…」
「80円な」
「まじか?」
「冗談だ」
 同時に渡された針でふたを開け、俺は一気にそれを飲み干す。
「七夏?」
 そうよんだ声はロビーにむなしく響いた。…七夏がいない。瓶を戻すために立ち上がる。
 っ!
 鋭い痛みが走り抜けた。手を…おなかに当てる。何かを巻き付けているような感覚…包帯…。夢じゃなかった。………。
「彩音っ!?」
「心配しなくてもここにいる」
 七夏が手を握って連れてきた彩音は目をこすりつつ、ふらふらしながら歩いてきた。寝起き…かな?
「薫さんも真也さんもいる」
「………直哉…さん…」
「彩音」
 七夏が手を離すと彩音は俺に向かって走ってきた。その勢いを支えきれずソファに俺は倒れ込んだ。
「直哉…さんっ…」
 ふわりと石けんの匂いが舞い、少し遅れて、水明温泉独特の柔らかい匂いが漂う。微かにほてっている体が俺には心地よかった。彩音の顔が俺の胸元にある。少しだけためらって、俺は自分の腕を彩音に絡めた。
「………」
「………ありがとう…ございます」
 微かに揺らいだ声。その声を残して彩音は俺から離れた。紺色のTシャツ。七夏が着ているのを見たことがある。いつもの彩音とあまりに服装に違いがあって、俺は思わず笑ってしまった。
「…直哉さん?」
「…いや、なんでもない…。無事でよかった…」
「直哉の馬鹿っ!」
「七夏…」
「人に心配かけんじゃない。助けを呼びに来い!」
 ………結果的に誰も傷つかなくてすんだ。それだけで十分だった。
「…すまない」
 でも…俺は七夏に謝った。そして…彩音にも…。
「「こんばんは」」
 二つの音色が会話に混ざる。入り口の方を見ると彩音の母親と父親が立っていた。

ふぅ…。
元々がゲーム用のシナリオとあって、脚色作業も楽ではありませんね。
このシーンはReSin-ensの中でも重要なシーンの一つです。
本編ではさらっと書かれていたので、少し書き直してみました。

2004年7月20日 (火曜日)

精神と時の間を希望。


誰か私に、HT 処理が出来る脳みそと腕(これが重要)を下さい。
または、マルチ CPU でもいいですから………。
………………………と言うより、Type-8-System 希望(ぉ 。

アクセスログより


………このサイト現在の一日の閲覧者は約 60 人。
そのうち、約 30% が常連さんのようです。
すなわち…この日記の閲覧者は 20 人。
増えましたね…。
流石、日記更新同盟本部(w 。

鈴響 雪冬
2004年7月

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