イベントレポート「ワールド制作者が案内する『岩手県大槌町 震災復興記録写真展示室』Part3」

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イベント情報

ワールド制作者が案内する「岩手県大槌町 震災復興記録写真展示室」Part3

 日本では、毎年のように災害が起こり、その度に大きな被害をもたらします。
 しかし、人々は何度となく立ち上がり、生活や文化を取り戻そうとしてきました。
 1000年に一度の大災害と言われる東日本大震災にも、不屈の精神で立ち向かった人達がいます。
 このイベントでは、東日本大震災からの復興の歩みを10年に渡って定点観測してきた写真の解説を通じて、復興事業と人々の歩みを紹介します。


 第3回は第2回と概ね同じ内容になりますが、展示をひとつ追加しています。
 どちらのサービスも使用していないけど、聞いてみたいと言う方は、clusterでのアカウント作成がお手軽なのでお勧めです。

 第2回のVRChat会場開始前にトラブルがあり、不完全燃焼だったため、METAFES当選記念としてリベンジします。それに合わせてcluster会場でも実施します。今回でイベントは3回目となり、開催から一周年を迎えたこともあって、第3回を持って一区切りにしたいと思っています。聞きそびれていた方は、この機会にぜひお越しください

各会場の日程と参加方法

会場 cluster会場(夜) cluster会場(昼) VRChat会場(夜)
日時 2024年11月2日(土曜日) 2024年11月3日(日曜日) 2024年11月9日(日曜日)
開催時刻 20:00~23:00 13:00~16:00 20:00~23:00
開場時刻 開催時刻の10分前 開催時刻の10分前
開催形式 公開イベント Friends+
参加方法 イベントページから「会場に入る」を選択するか、フレンドの方は当日「雪冬(Yuki)」に「参加」してください。 開催10分前にFriends+でインスタンスを作成しますので、事前にフレンド申請をしたうえで、「雪冬(Yuki)」に「Join」してください。
参加用リンク clusterのイベントページはこちらです clusterのイベントページはこちらです VRChatのフレンド申請先はこちらです
定員 500名(イベント形式の上限) ワールドの上限が30人ですので、先着29人までのご案内となります。
会場別の注意点  ワールドはQuest(Android)対応ですが、主催のアバターのQuest対応が不完全なため、身振り手振りによる解説が伝わりません。Quest単機の方は、その旨を承知の上で参加するか、PCVRで参加するか、cluster会場をご検討ください。
 活動の記録として録画を予定しています。映像を公開する場合は参加者の音声を消した上で公開します。

プログラム

夜の部 昼の部 プログラム 詳細
19:50 12:50 開場オープン イベント会場、ワールドのインスタンスオープン
20:00 13:00 スタート
20:00~20:15 13:00~13:15 はじめに イベントの諸注意、復旧と復興の違い、大槌町町方地区の復興事業
20:15~21:15 13:15~14:15 第一部 定点観測写真(1~3)
幕間(大槌町役場旧庁舎)
21:15~21:20 14:15~14:20 5分休憩 (進捗に余裕があれば記念撮影をしてから休憩に入ります)
21:20~22:20 14:20~15:20 第二部 定点観測写真(4~5)
定点観測写真(解説イベント限定)
幕間(郷土財活用湧水エリア、蓬莱島)
22:20~22:25 15:20~15:25 5分休憩 (進捗に余裕があれば記念撮影をしてから休憩に入ります)
22:25~22:50 15:25~15:50 第三部 パノラマ写真
復興の歩み(道路開通、三陸鉄道リアス線開業ほか)
大槌の風景
22:50 15:50 記念撮影 写真解説終了、記念撮影
自由解散 自由解散 イベント終了

注意事項、お願い等

各会場へのリンク

記録

イベントレポート

イベント開催にいたるまで

 第2回のVRChat会場でトラブルがあったことと、METAFES2024に当選したことが重なって、今度こそ最後と第3回の開催を決定しました。最初はVRChat会場だけリベンジ開催するつもりでしたが、ここまで来たらcluster会場もやってしまおう、なんなら昼間も開催してしまおう、と、勢い余った気がします。
 ワールドについても特に手を入れるつもりは無かったのですが、気がついたらパネル1枚と3Dモデルが増えてましたし、それを設置するために部屋が増えてましたね。どうしてでしょうか。

イベント告知

 イベント告知は前回、前々回同様のHello Clusterでの告知、Misskey.ioへの広告出稿、VRChatイベントカレンダーへの登録に加えて、HollowShelfieとWonder Noteにも登録してみました。後はTwitter(自称X)とMisskey.ioでの告知ですね。一応BlueSkyでも告知しています。


Misskey.ioで出稿した広告のリンク先のノート


Twitterでの告知ツイート

イベント本番

11月2日 cluster会場 夜の部

 前回、前々回と、ほとんど写真を撮ることができなかったので、反省点を生かしてあらかじめカメラを設置しておくことを覚えました。


開始ツイート用の素材


解説の様子


解説の様子

 腕の動きを使って説明する場面があるので解説の時はフルトラをしているのですが、私の環境下だと1時間経ったあたりから謎のねじれが発生しがちで、写真でも下半身が捻れているのが分かりますね。Unimotionを使っていますが、磁気補正のありなしを切り替えても変わらないので現状諦めてます。


解説の様子


記念撮影

11月4日 cluster会場 昼の部

 カメラを操作しているときに、VRでも自分を端のほうに寄せた写真を撮ることができることに気づいたので、ここからは少し画角が変わっています。clusterのカメラはVRだと画質が劣化するうえに操作性も劣化するのでどうにかしてほしいところですが、長年放置されているうえに改善予定という話も聞こえてこないのでしばらくはこのままでしょうね。


開始ツイート用の素材写真


解説の様子


解説の様子


解説の様子


エモートのピースのポーズが可愛いことに嫉妬して、フルトラ環境下で気合いでポーズをしている私

11月9日 VRChat会場 緊急リハーサル

 パネルや3Dモデルを追加するのに合わせてワールドのギミックを変更したのですが、11月4日の夜にたまたまフレンドとテストをする機会があってテストをしてみたら、動作していないという緊急事態が。やっかいなことに、私にだけは動作しているように見えたので発見が遅れてしまいました。
 テストしてよかったと思いつつ、急遽元の仕組みに戻しましたが、当日の朝までテストできていない状態が続きました。
 元の仕組みに戻しただけなので動作すると思いつつも、これも私にしか見えていなかったらどうしようという気持ちが残ります。何かあったら嫌なのでテストはしたい。わらにもすがる思いで、Twitterにテストに付き合ってくれる方を募集しますと投稿したところ、土曜日の昼間という人が少ない時間帯にもかかわらず、そして今まで面識がなかったにもかかわらず、快く応じてくださった方が居ました。


記念撮影

 時間の都合で抜けた方も居ましたが、最後までテストに参加してくださった方と記念撮影。本当にありがとうございました。
 この日の朝はなぜかPCとQuestが繋がらず、またもやQuest単機でした。このイベントは呪われているのでは…?(苦笑)

 ちなみに、PCとQuestが繋がらない(USBに繋いでも認識されない)という問題は、スタンバイから復旧させた後にPCに接続すると認識しない(USBのコントローラーのバグ)ということが分かったので、これ以降、Questを接続する場合はPCを再起動するようにしました。

11月9日 VRChat会場 本番

 前回、前々回と、ほとんど写真を撮ることができなかったので、反省点を生かしてあらかじめカメラを設置しておくことを覚えました。VRChatはカメラの位置を3か所覚えさせることができるので、それらもフル活用して写真を撮ることができました。なお、動画も撮影したのですが、ストリーミングモードに切替忘れて酷いことになっていたので、今回もボツになりました。配信できる人、尊敬します。


告知ツイート用の画像


解説の様子


解説の様子


解説の様子


解説の様子


解説の様子


記念撮影


イベント終了後の3Dモデル解説

参加者のティオさんから提供頂いた写真を紹介

 参加者のティオさんより写真を提供していただきましたので、許可を取った上で掲載いたします。私の写真はアングルが固定されているので、別アングルからの写真をお楽しみください。


解説の様子


盛り土の圧密沈下が収まった後に土を掘り起こして下水管を埋設する大切さを説明している様子


解説の様子


解説の様子

イベントを終えて

 第1回が終わった段階で、あと2回ぐらいと思っていましたが、無事に3回目まで終わらせることができて、そして特に大きな事故も無く終えることができて本当によかったです。もう満足感しかありませんので、一応これで一区切りとさせていただきます。今まで参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
 今後の予定は特にありません。仮に開催したとしても、今までの「イベント」のように大々的に参加者を募集してというよりは、話の流れで解説をしたり、メンバーを限定して解説という格好に落ち着いていくと思います。
 不慣れな進行でご迷惑をおかけした部分もありましたが、参加してくださった皆さんの中になにかが残れば幸いです。
 3回も続けることができたのも、参加してくださった皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

clusterのワールドについて

 clusterで公開しているワールドについては、イベント使用を許可する設定にしています。イベント用のギミックもそのまま残しており、私以外の方でもイベント会場として使えるように、簡単な説明についてもスタッフルームの中に設置してあります。
 復興事業あるいは建築・建設学科の教材等としてお使い頂ければ幸いです。

Misskeyにノート

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