2003年夏コミ&東西エロゲーバンド乱れ祭り報告

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2002年からこの物語は始まる。
鈴響雪冬…このひとは馬鹿だ。
コミケに参加するためだけに引っ越した人だ。
何かが間違っている。でも、正しいかもしれない。
それは、この人が死ぬ時に分かるであろう。
でも、鈴響はこういうであろう。
『わが人生に一点の悔い無し』と…。
最後はネタ人生という記憶を…。

2003年。
8月15~17にかけて行なわれた、コミックマーケット
そして、その前日秋葉原で行なわれた『東西エロゲーバンド乱れ祭り』
そのレビューをここに記す。

東西エロゲーバンド乱れ祭り

2003年8月14日(木曜日) / 19:00~21:00
秋葉原
エロゲーバンド演奏会
参加人数 : およそ180人
参加内容 : 一般参加

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前日の準備をすべて終わらせた。
カバンの中には

が詰まっている。
これらのものをリュックサックに詰め込んだ私は眠りについた。

8月14日、当日。
時間通りに起床。
10時ごろの電車に乗るために8時に起床。
朝の準備を整え、電車にのり、いざ浅草橋へ。
NWMedi+さんと合流し、彼の家に荷物を置かせていただいた。
秋葉原に出陣。
話をしながら盛り上がりつつ、いよいよ会場…。
TKさん経由でチケットを持っていた私たちはスルーで会場へ。
すでに漢たちの熱気で会場は熱くも、まだ嵐の前の静けさ。
それぞれが2,3人のグループになり、談笑を交わしていた。
私もNWmedi+さんと一緒に談笑に浸る事にする。
TKさんを発見。
いい人でした。というより、面白い人でした。
今度じっくり話してみたいと思います。
手元に無いので正確なタイトルはわかりませんが、とある人からCDをいただきました。
ピアノ演奏者とたっぐを組み、AIRの曲をピアノでアレンジしたCDのようです。
とりあえず、手持ちの商品が無かった私は、虹の音堂からCDが出ると言うことと、名刺を渡してきました。

いよいよ物語が始まります。

司会の登場と共に、一気に盛り上がる会場。
bambooさんや、通称編集長のMC・CONさんの二人がMCを勤める。
ダークトークを織り交ぜつつも次から次へのネタの嵐。
会場ははや熱気に包まれていた。
ピンスポットライトとともに、緞帳が上がり、演奏が始まった。

一つ一つのバンドにレビューをするのも不本意なので、総合的に…。
まず、会場の雰囲気。
これに尽きるかと。
ほぼ最前列で全曲を聞きましたが、やはり、あのうねりというか、グルーヴ感がたまりません。
バンドとお客さん、司会者がひとつになって熱い空気を作り上げているあの雰囲気。
生の音から来る振動。
会場内に響き渡る『跳ね』による振動。
そのすべてが支配している環境で、確実にバンドの皆さんは輝いています。

選曲もマニアック…。
まさに、乱れ祭りにふさわしい内容ではないでしょうか。
サンプラーに集録され、ところどころ流される『逝ってよし!』という声や効果的なSEが会場を笑いに包み込みます。
全員コスプレをしたボーカル嬢。
何を早まったのかバンドのメンバーの一部がコスプレ+女装という装備。
しかし、違和感がないのです、あの場所では。
バンドのメンバーが観客の中に飛び込み、胴上げされつつステージにもどる…。
あのおかしな空気があの場所においては普通に見えてしまうほどの盛り上がり。
立ち見3時間という長い時間においても疲れることなく、飽きることなく、聞かせていただきました。
そして、跳ねさせていただきました。
唄わせて頂きました。
色々な意味で疲れました(笑)

最後の最後にはみこみこナースの全員大合唱。
『みこみこナース』の部分を5回繰り返し、いよいよフェードアウト…。
熱い会場はまだその熱を保っています。
なぜか突然『スネアドラム』のじゃんけんプレゼント…。
商品をもらった彼はスタンドもない中あのスネアを何に使うのでしょうか…。

出版社も駆けつけるあの会場。
司会者の『一度発表した発売日は守れ!』というあの発言はきっとゲーム会社にも届いたでしょう。
攻撃の対象になった作品は…ラバーズでした(笑)

ブラックトーク、異様な空気…熱い空気…全員のおでこがいい具合にてかっているあの場所にはもはや時間と言う概念はありません。
あるのはただひとつ。
『萌え』
たったそれだけでしょう。

演奏のミスがあったと言う方もいるでしょう。
でも、気にすることはないと私は思います。
あの空気を作ることができたのは、バンドとお客と司会者がいたからです。
皆さんがいなければ成り立たなかったのです。
だからこそ、次回のイベントがあることを期待して…。

「エロゲーバンド東西乱れ祭り」 出演バンド及び演奏曲
(登場順。カッコ内は出展ゲーム名)

  1. 紫陽花
    1. WHITE NIGHT(『吸血殲鬼ヴェドゴニア』)
    2. 青い記憶(『“Hello,World.”』)
    3. 恋のミルキーウェイ(『Milkyway2』)
    4. 鳥の詩(『Air』)
    5. Go With Me(『とらかぷっ!』)
    6. Style(『それは舞い散る桜のように』)
    7. 遠い約束(『十六夜れんか』)
    8. いちごGo!Go!(『いちご打』)
    9. みずいろ(『みずいろ』)
  2. 萠葱團
    1. The decadent Juliets(『Only you -リ・クルス-』)
    2. 風に負けないハートのかたち(『とらいあんぐるハート2)
    3. A night come's!(『夜が来る!』)
    4. beloved ~桜の彼方へ~(『それは舞い散る桜のように』)
    5. face of fact(『BALDR FORCE』)
    6. philosophy(『家族計画』)
    7. こたえ(『ぽぽたん』)
    8. Rumbling Hearts(『君が望む永遠』)
    9. グリーングリーン(『グリーングリーン』)
  3. over18
    1. 雪の少女(『Kanon』)
    2. 勝利のポーズ(『ONE ~輝く季節へ~』)
    3. コズミックラン(『SenseOff』)
    4. 夏はマシンガン(『みずいろ』)
    5. 見つめて☆新選組(『行殺新選組』)
    6. wind(『Wind -a breath of heart-』)
    7. 星空(『グリーングリーン』)
    8. ラブレター(『グリーングリーン』)
    9. さくらんぼキッス~爆発だも~ん~(『カラフルキッス』)
  4. 全員
    1. 巫女巫女ナース(『巫女巫女ナース』)

いつまで公開されているかはわかりませんが、関連コンテンツの紹介。
外部リンク:http://www.dengekionline.com/g-net/g-net_news/200308/22/gn20030822_midare.htm
電撃Webページ内のニュースページへリンクします。

コミックマーケット64 一日目

2003年8月15日(金曜日) / 10:00~16:00
東京国際展示場(東京ビックサイト)
オールジャンル/即売会
参加内容 : 一般参加

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夏コミ一日目。
NWmedi+さんから教えられたとおりの道順で会場についたのは11時ごろ。
午前中のため、入場規制がかかっている。
大雨のなか外で待った後、会場に突入。
すでにそこは人の山。
見渡す限り、人、人、人。
狭い体育館に全校生徒を押し込んだようなあの異様な人数。
流石述べ15万人を集めるコミックマーケットは違うようだ。

一日目は特にお目当てのサークルがあるわけではないので、とりあえず、会場の形を覚える事に…。
八戸のユートリーの大展示場を6個ほど並べた大きさの東1…。
そして、反対側には、東2…。
西棟に移動すると、西1、西2、コスプレスペース、企業ブース。
それらすべてが人、人、人!
予想通りの人数に色々な意味でびっくりでした。
友人、おっきーのためにエヴァのテレかを購入。
人生3回目のおごりをする事に(笑)

企業ブースを回ると言う目的はまったく無い為、時間を持て余す事に…。
しかし、神はそれを許さなかった…。
ミニライブの中に…bambooさんが出るライブを発見。
時間はちょうどOK。
これは見るしかない、ということで、早速向かう事に。
グリーングリーンの声優さん、yuzucaさん、佐藤さんを加えた豪華メンバーにより、会場は笑いに包まれる。
また、私は跳ねてしまった(苦笑)
時間の都合で退場が近づく。
私は次なるイベント…というより、舞台『月光の夏』を観覧するため、会場を後にした
途中、御茶ノ水の有名画材店『レモン水』に寄り、課題の模型の材料を買う。
ついでに、製図の本を購入。

『月光の夏』は8月15日の日記にレビューを書きました。

コミックマーケット64 二日目

2003年8月16日(土曜日) / 10:00~16:00
東京国際展示場(東京ビックサイト)
オールジャンル/即売会
参加内容 : 一般参加

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夏コミ2日目。
途中、中村屋で牛飯をゲッツ!

お目当てのサークルが1つ。
そして…本日の目玉は、創作!!
さて、逝きましょう!
先日と同じく11時ごろに会場到着。
昨日の失敗を元に、カタログは一日ごとに切り分ける事に…。
カバンの中身を極力軽くして、いざ西館へ…。
『A!』というサークルにて、ネット声優、深月さんがさんかしているドラマCDを購入。
前編後編の2枚で、1300円ほどでした…。
まだ聞いていません(苦笑)


さて、本日のサブメイン。創作サークル回り。
会場の規模と連動し、創作スペースは大量に…。
およそ200近く?
その中から恋愛を探すわけですが…。
やはり同一ジャンルは一塊の法則(例外あり)により、簡単に見つけることができました。
・水羊書房
・ConcealedWings
・liquid SUN
の3つのサークルから、およそ10冊ほどの本を購入。
水羊書房様の小説しか読んでいませんが…これはいいということで、次回のイベントにお邪魔させていただく事にしました。
私が買った次の瞬間には商品の在庫がなくなった様子で、撤退を始めていました。
ぎりぎり…でしたね。


結局、創作サークルをほぼ網羅し、精神的にも満足した私は、2時ごろ会場を後にしました。
その後、葵さんと秋葉原で合流し、お話しました。

コミックマーケット64 三日目

2003年8月17日(日曜日) / 10:00~16:00
東京国際展示場(東京ビックサイト)
オールジャンル/即売会
参加内容 : 一般参加

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夏コミ3日目
これが最後…。
そして、最大の決戦…。
NWmedi+さんをたたき起こしつつ、一人で会場に向かう私。
途中、中村屋で牛飯をゲッツ!

すべての移動はSuicaで行なうため、切符を買うことなくスムーズに移動。
購入しておいて正解でした。
開場まえですが、ビックサイトに向かう電車はすでに乗車率150%…。
こちらも前回の経験から、ホームの最前線から乗ることでだいぶ緩和。
椅子に座って移動することができました。


臨海線をおり、地上に帰還。
すでに人の嵐。
天候が晴れ、人手は抜群。
約1時間並んだ後、西館から会場へ。
途中、詩唄いさんに電話し、八戸のイベント参加へ激励を行なう。
カラダが東京にあれぞ、精神は有明と八戸にあるのです。


まずは、約束どおり、Oguuさんのスペースへお邪魔しました。
人が予想と違うのは当然ですが(笑)…。
いい人でした♪
しかもCDを2枚もいただいてしまいました…。
むぅ…やはり自分も配布用のCDを作らないといけないのですね…。
逆の立場になることがあるならば、無料で進呈させていただきます♪
CDを購入し、次へ…。

さて、いよいよ虹の音堂さんのスペースへ。
いつもお世話になっている虹の音さんに挨拶をしに…。
個人的には女性疑惑も2%ほどありましたが違いました(笑)
人も結構並んでいるようで…あまり長い時間はなすことが出来なかったのが残念です…。
1stアルバムを購入し、私は次の会場へと向かいます。

スタジオエンジェルのゲーム『うにょ』の一発系SE担当の私は、同じゲームのBGMを担当しているサークル『ぐっどていすと』さんのもとへ。
何を勘違いしたのか、ハンドルネームを『ぐっどていすと』と間違えてしまいました…。
それはサークル名です…。
ごめんなさい…平謝りしますから許してください。
挨拶もそこそこに次のスペースへ。
恥ずかしかったので半分逃走です(苦笑)

以前からのお気に入りサークル、A NULL FUNCTIONにお邪魔して、CDを購入…。
今回回った中では、唯一視聴が出来なかったサークルさんですが、Webで視聴が可能でしたので事前に聞いておいたのがよかったです。
一番新しいCDを購入させていただきました。
ダンス系の曲を作る人たちです。


ここでいったん会場の外へ。
制汗スプレーを補充し、しばらく休憩した後、東へ再び突入…。
さて、イベントの日付分配がわかり、百合も3日目に移動しています。
百合姉妹で気に入った作品を書いていた作家さんのスペースを回りつつ、チェックしていたサークルだけを回りました。

ごらく部様にての会話。
【鈴響】「これとこれ、二つ下さい」
【売り子】「創作狙いですか? 珍しいですね」
【鈴響】「はい♪」
【売り子】「(商品を渡しつつ)実は創作を買ってくださった方にはやっていることがあるんですよ」
【鈴響】「?」
【売り子】「握手してください!」
【鈴響】「あっ、はい」
こういうのもいいなぁ~と思いました。

とりおきを頼んでいた、OUT IN OUTにお邪魔しました。
他の作品も欲しかったのですが、とりおきを頼んでいた作品しか在庫が残っておらず…ちょっと残念…。
再販を待つ事にします…。
しかし…無料配布にしては分厚いですよね…その厚さ10mm…。

レイヤー1400枚サークル(失礼)の和-Nagomi-さまにお邪魔しました。
購入予定作品を確実にゲット。
壁際でしたがそれほど混雑も無く(スタッフの熟練の技か…)購入することができました。

一通り購入が終わり、橋場先輩と合流する事に…。
会場内はIモードの接続が絶望的で、連絡はほとんど不可能でしたが、待ち合わせ広場にて、しばらくお話が出来ました。
また、次回…葵さんの舞台あたりで出会えたら会いましょう♪

NWmedi+さんと東で待ち合わせ。
こちらもIモードは絶望的なので、電話で。
どちらにしても繋がりにくいのですが…ね。
とりあえず、現代人によく見られる、メールで待ち合わせ場所を決めていくあの方法がどれだけ脆いかを証明することが出来そうです(笑)
一緒に回りつつ、みずいろの本をゲット。
隠れ創作サークルから創作作品を1つゲット。

帰りの電車の都合も含め、会場を後にしました。

4日間の集計商品購入サークル・企業一覧。

文章、イラスト系

・和-Nagomi-
・ごらく部
・OUT IN OUT
・TEA PA.
・水羊書房
・ConcealedWings
・D.U.S.T.?
・liquid SUN

音楽、声系

・あとりえOguu
・A!
・ぐっどていすと
・A NULL FUNCTION
・虹乃音堂

企業

ガイナックス

推定集計
本:15~20冊
CD:10枚
その他:1

費用

移動:7000円(群馬>東京間含む)
参加費用:5000円(ライブチケット・カタログ)
商品:20000円
合計、32000円

結論

カバンはリュックを用意し、両手を開けるべし。
カタログは日付ごとに切るべし。
Suicaを有効活用すべし。
制汗スプレー、タオルは必須。
目的をもって行動すべし。
萌えを持つべし(意味不明)

以上で、レビューを終わります。

2003年9月14日
鈴響雪冬[Suzuhibiki Yki]

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