2023年3月5日(日曜日)
ComicVket3、お疲れ様でした
ComicVketに参加された皆さん、お疲れ様でした。そしてスペースに来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。
イベントの様子などはイベントレポートの方にまとめたいと思います。
まずはひとまずありがとうございます、と。
今日の午前中、柱の角にぶつけた足の小指が痛いのですが、なんか紫になってきてるのでこれはあれかもしれない。
ComicVketに参加された皆さん、お疲れ様でした。そしてスペースに来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。
イベントの様子などはイベントレポートの方にまとめたいと思います。
まずはひとまずありがとうございます、と。
今日の午前中、柱の角にぶつけた足の小指が痛いのですが、なんか紫になってきてるのでこれはあれかもしれない。
骨折でした( ᐛ👐)パァ
オンラインイベントは骨が折れていても参加できる、雪冬覚えた。
レントゲンの結果、足の小指に中節骨が残っている珍しい人である事が判明しました。日本人の8割ぐらいは退化してなくなっているらしい…。
3月11日が近づき、なんとなく周囲がザワザワとなる季節です。
この季節になると震災に関する情報がいろいろ出てきますが、例えば写真集や写真展などが企画されたりします。大槌町では今年写真展が二つ(おしゃっちとマストでそれぞれ別の団体による開催)と、写真集が一冊発表されるようです。
さて、大槌町に関するTwitterアカウントは観光協会や町役場の観光課など、比較的公的な団体のものから、個人的なもの(ではありつつも大槌を紹介するという運用方針のアカウント)まで多岐に渡りますが、これらのアカウントは先に挙げた写真集や写真展、あるいは震災の特集記事などをこぞって紹介し始めます。このことについて何ら否定するつもりはありません。ですが、これらのアカウントに私の本が紹介されることは一度もありません。
RTもなければ、いいねもありません。
これがプレスリリースを打つような活動をしている人と、そうでない人の違いなのかなあと思ったりする一方で、Twitterにアカウントを持っていても、情報の入手元はTwitterではない(ニュースやプレスリリースしか見ていない)というところに、Twitterにアカウントを持っている意義ってなんだろう、なんていうことを思ってしまいます。
私のように大槌の話題があれば一般人のツイートだろうがRTしてしまう(流石にいいねもRTもついてないまっさらなツイートを、フォローフォロワー外からRTするのは躊躇するので少し間を開けたりしますが(苦笑))節操なしとは違うのでしょう。
アカウントの運用方針についてそれっぽいことを淡々と書いているように見せかけてますが、どうして私の本は紹介してもらえないんだろうというただの嫉妬です。同人誌(個人誌)は孤独な戦いなのです。
さて、一旦上の記事は忘れるとして。
ここ数日、VRChatに公開しているワールドのアクセス数が急増しています。関心の高まりを感じますし、何か得られるものがあれば幸いです。
ワールドを見た方の見学ツイートもワールド名が入っていればちゃんと気づいていますし、ブックマークに入れたりスクショしたりして全部読んでいます。どうもありがとうございます。
少し気づくのが遅くなったのですが、二つのワールドを動画形式で紹介してくださった方がいましたので紹介します。
【VRchat】3.11あの日を忘れない。。津波の怖さと震災復興雨に関するワールド紹介!
内容が内容だけに「どうぞ見てください」と言いにくいワールドではあるのですが、こういった形で紹介していただき、どうもありがとうございます。
イベント開催2週間前ですが、NEOKET4の設営が完了しました。NEOKET3で一度経験してるので今回は楽でした。画像はポスター以外作り直しですが、見本誌などは前回のNEOKETで使ったものを多少改良しただけで済んだのが一番大きいですね。
ポスターは実はComicVketのものをそのまま流用してます。スペースの表示はサークルロゴの方に入れてしまったのでこのままでもいいかなと思うのですが、撮影配信ご自由にどうぞっていう文言を入れた方がいいかな? NEOKETもComicVketと同じく撮影、配信が自由なのですが、もはやそれが文化として根付いているVRChatとNEOKETは違うと思うんですよね。アイコン素材探してみよう。
こちらが前回の設営の様子。星空要素を減らして復興記録写真メインにしました。ジャンルが評論・情報というのもありますし、星空写真集は前回1冊も出てないのと、オンラインイベントで売るならPDFの方が手に取りやすいと感じたからです。
ちなみに前回は撮影自由にという文言を入れています。やっぱり入れますね。
作品の画像も作り直していて、前回は背表紙もつけたりして立体感を持たせたりしたのですが、見やすさ優先にしました。一目瞭然だと思うのですが、左が前回で右が今回。並べて撮影した後さらに調整して、表紙の上に2015年度という文字を重ねています。見やすさ大事。
VRChatに公開しているワールド「津波を刻む建物 (Documenting The Tsunami)」のアクセス数が、11~12日の二日間で、今までの累計アクセス数の1割以上増えました。3月11日という日付が持つ意味もそうですが、興味を持って頂きありがとうございます。
このワールドの発端としては、過去の日記にも書いたとおり、これだけ伝承が叫ばれていて、さらにはコロナ禍で人の往来が制限されたんだから、どこかの行政(あるいは伝承施設)の一つや二つ、こういうワールド(平たく言うと遠隔地にいながらも体験できる仕組み)を作ってるでしょという認識と、おいおい誰も作ってないなら私が最初をもらっちゃうよ、というしたたかさです。先駆者は頂いた。
そういうこともあって、メッセージ性の強いワールドというか、スポーン地点の真っ正面に16.7mの赤いラインが見えるという、わりかしショッキングな作りになっています。Quest対応ということもあって、アクセスがしやすいワールドではありますが、別の人を誘うときはそういうところも加味して声をかけて頂ければと思います。
設計意図としては、まず衝撃的な数字を見せて、陸前高田、釜石と浸水深が低くなっていくのですが、最後の展示で、10何メートルではなく1mの津波でも巻き込まれた人間のほとんどは亡くなってしまう、という流れになっており、改めて後ろを振り向くと16.7mが見える、という作りになっています。
正直、こういう作りにするのはあまり好みではないのですが、伝える必要があることですし、考えるきっかけになって欲しいですし、最終的には未来の人の命が掛かっているわけですから、多少説教くさいワールドになっています。
と、ここまでメモ帳に日記を書いていて、HTMLに起こす前に別件でGoogle Keepを覗いていたら、2019年3月のメモが出てきました。
震災8年、3つの視点への疑問 被災地・岩手県大槌町に駐在した記者が警告する風化
震災が風化するのは、かわいそうだとしか思われないから
この辺の指摘とかは凄くいい視点だと思う。
世界の衝撃動画100みたいな感じで、「衝撃的な」とか、「悲劇的な」ってのは、もう浪費されるだけのコンテンツの一つになってると思うんですよ。
人間、自分に被害が及ばないところで起こってる事はよくも悪くも客観的に見ちゃいますよね。私の身に起こったらどうしよう、って考える人はそんなには多くない。
「被災地」だとか「被災者」という言葉で記号化されて、コンテンツとして発信され、消費される。まさに素材扱いですよ。
人の胸を打ち、考えさせなければならない。消費されるコンテンツに成り下がってはならない。そのように扱ってはならない。
大槌もそれ以外の地区も、津波を被った地域として何を発信できるか、発信を通して人々に何を促すかを考えないといけないのです。そしてそれを電波に乗せるマスコミは重要な立ち位置なのです。
前も言いましたけど、風化をさせるなと言うマスコミも、その責務の一翼を負っているのです。
ことある毎に言っている「風化させるなと言うマスコミも、伝承の一端を担っている」という趣旨の発言は、この時点でもう私の中にはあったようですね。
Keepに残されていた文章自体はこの倍以上あって、日記に載せなかった範囲の記述を見る限りはGoogle+に書こうと思った記事の下書きのようですが、当時これを投稿したかは覚えていないですし、確認のしようもありません。
閑話休題。
そう、考えさせないといけない。このワールドは最初に衝撃的な数字を見せることで注意を引きつけ、その後津波の高さとは何か、どの程度の津波が襲ってきたら危ないのか、と自分事として消化できるような構成になっています。意図した構成ですが、どうやらその根元の部分は、4年前には私の中にあったようですね。
そんなわけで、3月11日に限らず、ふとしたきっかけで立ち寄って頂ければと思います。
本心としては、大槌町の復興記録写真展示室のほうが私の本懐なので、そっちの方を着目してもらいたいとも思っていますが、展示室の方はどうやっても容量が100MBを切ることができずにQuest対応にできないので、なかなか難しいものです。いっそのこと、写真を減らしてしまおうかなと思うのですが、写真の方はかなり軽量なので、それ以外に何か容量を食ってるものがあるんですよね。別プロジェクトで最初から作り直した方がはやいかも。
というか、すでに別プロジェクトを作って一から作り直してます。土日で完成させたいなあ。
VRChat版の「岩手県大槌町 震災復興記録写真展示室」が無事にQuest対応になりました!!!!
と、書き出してしまうと1行で終わってしまうお知らせなのですが、紆余曲折があったのでメモがてら。
ということで、作り直さなくても実は最初からQuest対応だったというオチでした。WindowsからAndroidに切り替えてビルドすると、Windows版の容量が表示されて、容量制限に引っかかってる警告が出てしまうようです。トラップ過ぎる………。
衝撃の事実が判明したのが土曜日の26時で、6番でテクスチャーをさらに圧縮するのを戻したりして、サムネイルも作ってVRChatにアップロードが終わったのが27時でした。いやはや…終わって良かったです…。
Quest対応という観点から見ると、1から作り直したのは完全に無駄だったのですが、常々デザインを作り直したいなあと思っていたので、それを実現できて良かったです。日曜日になってclusterにも反映して、VRChatもclusterも最新のデザインになりました。Quest対応によって今までよりも間口も広がりましたので、見に来て頂ければ幸いです。
画像はclusterのサムネイルを作るために撮影した写真を並べてみました。似たようなアングルで見比べるとデザインの違いが一目瞭然ですね。
最初はclusterのチュートリアルを見ながら作ったので、そこで配布されている素材(特にフォトフレーム)を使っていましたが、今回はフォトフレームというか、写真のパネルから全部自分で作っています。床は有料のテクスチャーを使用しました。そのほか、スカイボックスやイスは無料のアセットを引き続き使っています。
大槌町の写真展示室を作るにあたり、ほぼ全行程をVDRAWを介してタイムラプスを作っていたのですが、それをまとめて1本の動画にしてみました。
今回は単純なワールドなので、ワールドを作る自体はほぼ1日で終わってるのですが、Quest向けの騒動だとか(19日の日記を参照)、VRChat向けに作ったものをclusterに持って行くためにいろいろエラーが出て大変だったとか、そう言う地味な作業も結構あるのですが、そういうところは収録してないですし、作業としても映えないので省略と言うことで。
今回思ったのは、最初からVRCとclusterの両方を作るなら、ワールドだけで一度プロジェクト全体を書き出してしまって、ギミックの類い(座れる椅子とかミラーとか、VRCとclusterで互換性がないもの)を後付けした方が良さそうです。今回これらをつけてからclusterに移植したので、いろいろエラーが出て大変でした…。反省。
まあ、もうネタはないのでしばらく作ることはないと思うのですが。