早速文フリ岩手について正式な告知を出しました。岩手県初上陸は星空写真集と「その思いを制服に込めて」の2種類となります。
大槌町の写真集シリーズはこれで最後ですので、文学フリマ岩手に参加するのもこれが最初で最後かな…と漠然と思っています。
また、「おねがい天国」の「み~み」さんから同人誌を一種類預かる予定(委託頒布)ですので、そちらの案内はまた追々。
置き時計…というか、昔使っていた目覚まし時計を置き時計の代わりに使っていたのですが、元が目覚まし時計と言うこともあってちょっと見た目もごついですし、文字が小さくて時間が読みづらいので買い換えたいなあと思っていました。
時計はもちろん精度が大事(電波時計の電波は室内だと届きづらいのでクォーツ)なので時計メーカーの商品を探していたのですが、「これだ」というものに出会えず、「まあこれかな」という商品を欲しいものリストに登録していました。
欲しいものリストに登録して数週間。他に頼む物ができたので、それと一緒にカートに…というタイミングで「他のお客様はこちらもご覧になっています」と表示されたところに「これだ!」というものがありました。
聞いたことがないメーカーだったので大丈夫かな…とおもってメーカー公式ページを見に行ったら、ちゃんと使っているムーブメントについても書いてあって好印象だったので購入を決めました。
加藤木工株式会社 KATOMOKU Dual use clock 2 km-53
それがついさっき届いたのですが、真っ先にムーブメントを確認したらリズムのムーブメントだったので一安心。早速部屋に置いてみましたが雰囲気も予想通りで大変よい買い物でした。
毎日のようにTwitterで「大槌」を検索しているのですが、大槌駅は大槌の起点でもあるので、大槌駅関係のツイートは結構見かけます。
そんな大槌駅にまつわるツイートですが、駅の展望台から北側にカメラを向けて「ここまで復興しました」という人と、南側にカメラを向けて「復興はまだです」という人に分かれると思っています。
感じ方は人それぞれですし、見たままの景色なのでどっちの言葉も間違いではありません。ですが、南側は南側は災害危険区域に指定されたため家は建てられないという前提条件があります。
ここまで来たら「なぜ南側は復興していないのか」という事に思いを馳せて欲しいと思うと同時に、大槌町観光交流協会が入っているからこそ、南側の説明(なぜ家がないのか、設置されたビオトープ、防潮堤など)について看板でも設置してくれたらなあと思います。
「再建が進まない」と言うのは簡単ですけど、なぜ進まないのか、それは復興事業だけが原因なのか、被災前から要因はなかったか、という議論はとても大事なので東北の大学、研究者には頑張って欲しいなあと思います。
何年か前から寒川神社にはいつか参拝しようと思っていたのですが、旅程を考え始めたたのは最近のことにように思います。帝都に行くときに、途中下車して参拝するというのが現実的だなあという結論に至った時、じゃあイベントに行く途中で立ち寄ればいいじゃん、というわかりやすい結論にたどり着くのは当たり前のことでしょう。
ということで、行こうかどうか悩んでいたCOMITIA140と絡めて参拝することにしました。ぶらり途中下車の旅、ただし新幹線。
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
ということで小田原で新幹線を降り、東海道線で茅ヶ崎までやってきました。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
ボタンでドアを開ける電車に懐かしさを覚えつつ相模線で宮山駅へ。とてもわかりやすい案内です。
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新緑がまぶしい季節です。
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最後の馬車がいいですね。
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色とりどりのおみくじが結ばれています。
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広い境内。
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植栽の囲いも八角形。
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
拝殿には巴紋、提灯には菊紋。楼門も扉は巴紋で提灯は菊紋でした。
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
回廊が生み出す直線と影が大好き侍で候。
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寒川神社と言えば龍が支える渾天儀。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
青銅色の渾天儀が神社にある風景。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
ひっそりと置かれている細石(天然記念物)。これが苔むすわけですね。
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
帰りがけに神池の噴水を。太陽を背にしていたのでちょうど虹がでていました。手持ち1/15秒シャッター。
ということで寒川神社でした。
御朱印を頂いた際に、明日の祭礼の御朱印もあると言うことでしたので、通常のものと1枚ずつ(コロナ対策で書き置きのみ)頂いてきました。
宮山駅から茅ヶ崎に戻り、普通車グリーン(乗車率99%)で東京へ向かいます。途中から隣に座ってきた子連れの親子の子供(3歳ぐらい?)の方が降りるときに突然「ばいばい」って言ってきたので「ばいばい」って返しました。大事。まあ、私も同じ駅で降りるんですけどね。
α6600(ILCE6600) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
寒川神社と言えば渾天儀の御朱印帳ですね。念願が叶いました。この御朱印帳にたどり着くまでに何冊御朱印帳を埋めればいいのでしょうか(遠い目)。
α6600(ILCE6600) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
一息ついていつものお店でCOMITIA前の乾杯です。たくさん歩いたのでカロリーを補充しないとね。
今回のCOMITIAは一般参加ですので、朝に余裕があります。でもホテルは掃除の関係で10時までにでないといけないので、少し間が開きます。11時入場開始なら12時ぐらいに行くのが一番楽ですからね。
神社巡りでもしようかと思いましたが、そういえば今使っている扇子がだいぶボロボロになってきたので、将棋会館に行くことにしました。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
カルミア、という花だそうです。ちょうど一週間ぐらい経った頃、TLでこの花は何だろうという話題があって、そこで名前を知りました。タイムリー(笑)。
つぼみがアポロチョコみたいだなって。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
ということで将棋会館です。前回は表参道駅から来たような気がしますが、今回は千駄ヶ谷駅です。駅前が綺麗でびっくりしました。
将棋会館に扇子を買いに来るものこれで3回目です。個人的に、手軽に購入できて実使用に耐えうるのは将棋会館(将棋連盟)と日本棋院の扇子だと思います。
そういえば前回、数年前に来たときは藤井聡太棋士がプロ入りするかしないか、という話題で盛り上がっていた気がします。お客さんも多かったですね。
あ、将棋会館の扇子を愛用しているからと言って、将棋に詳しいとかそういうわけではないです。単純に扇子としてのクォリティで選んでます。
今回は伊藤沙恵女流名人の「澄心静慮」にしました。お世話になります。
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せっかく将棋会館まで来たので、すぐ側の鳩森八幡神社へお参りに。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
手水舎は最近流行の花筏スタイル。
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初めて知ったのですが、鳩森八幡神社には富士塚があるようなので、登頂します。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
山頂。結構高い。
登拝もすませ、御朱印も頂きましたので、ビッグサイトへ向かいます。
今回は新宿側にいるので、大崎でりんかい線に乗り換えて向かうことにします。いつもは新橋からゆりかもめなので、このルートは久しぶりですね。せっかく大崎で乗り換えるので、コミケがあるときは100万人がスルーする駅と自虐ネタをかます大崎駅近辺でランチを済ませてからにしました。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
ということで、りんかい線の国際展示場駅がわからビッグサイトへ。こっち側の写真も久しぶりに撮りますね。前述したとおり、普段はゆりかもめなので、ここを通るのは夏コミの待機列で待つときぐらいなので。
結局会場内に入ったのは13時ぐらいでしたけど、2月ティアと違ってメチャクチャ人が多くてびっくりしました。普段から2月は少なめ、5月は多め(一番多い)という傾向ですけど、コロナ禍もあってかサークル参加した2月はものすごく少なかったので、今回の人の多さはびっくりでした。
13時と言うこともあって、片付けるのが早いあの島の本も買えたので満足です。それでも14時頃にもう一度見たときは半分以上片付けが終わってましたけど。
サークルチェック中に気づいた、以前お隣になったサークル(遅刻来場、どうせ売れない連呼、1時間もしないうちに早退)が参加しているのに気づいたので通りすがりに見てみたら、片付けの真っ最中でした…。他のサークルの活動方針にとやかく言うつもりはないですけど、今年一番盛り上がる本を出しているのにもったいないなあと。
α6600(ILCE6600) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
はい(編集点)、ということで、COMITIA140、一般参加でした。
欲しいと思っていた本はほとんど購入できましたし、歩いている最中に気になった本も何冊か。紙切れ1枚で本と交換できるから同人誌即売会すごい。
帰りはいつものようにホイホイ手前で離脱してゆりかもめの有明駅から帰ります。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
次は変則的な9月開催ですけど、今のところサークル参加を予定しています。
今回の上京で悩んだのが荷造りでした。途中下車して参拝(写真を撮る)するという目的があったので、カメラは一式持っていきたいですが、帰りは同人誌もあるのでカメラ以外の荷物も増えます。
着替えと同人誌だけならトートバッグでもいいのですが、カメラと交換レンズがあると、カメラ用のバッグインバッグだけでは容量が足りません。少し考えて、結局エクスプロール60にしました。カメラ以外の荷物を持って旅ができるエクスプロールシリーズは本当に便利ですね。
2月の新刊、「Lumturo en la nokta ĉielo ~大槌の星空~」を発注するとき、50%ポイント還元をやっていたこともあって、ここで得たポイントを使ってさらに10冊追加発注すれば、原価を少しでも抑えられる、という打算がありました。
しかし、その打算はいい意味で裏切られました。
いま、KANBI LIVREでは5月末までの発注が3割引になるキャンペーンを実施しています。元々早割で1割引2割引はやっているのですが、ハードカバーブックセットは早割の対象外です。ですが、この3割引は対象になっている関係で、6万ポイント弱で20冊印刷できることになります。元々6万ポイント保有しており、そこから4万ポイントを使って10冊印刷しようと考えていましたが、手持ちのポイントで20冊印刷できる事になったので、コロナ禍で印刷所も大変な時期で心苦しくはありますが、思い切って20冊発注しました。
印刷所の名前やセットの名前はアピールしていくので許してください。
「思い切って」と書きましたが、これはポイント決済のこともありますが、それについてはある物を使うということもあって多少吹っ切れています。むしろ20冊印刷したところで捌ききることができるのか、というところが大きいです。
というのも、2月のティアでは思ったより捌けなかったのもあって、10冊刷れるのが20冊刷れることになっても、果たして刷る意味があるのかと結構悩みました。ですが、今回の写真集は「今」にこだわった作品ではありませんので、小説と同じように数年かけてのんびり頒布すればいいかなと覚悟を決めるに至りました。
あと5月のティアに参加して思いましたが、2月ティアは本当に人が少なかったので、まだ本気を出していない…!
さて、10冊増刷の予定が20冊になった関係で、原価が多少下がりましたので、ABTT2022に出展する方向に方針転換します。地獄の沙汰も原価次第。
去年の11月の日記では出展手数料のこともあって「ABTTへの出品はもう少し悩んでみようと思います」としていますし、2月ティアが終わった段階では在庫はできそうだけどやっぱり手数料が重くて出展しない方向に傾いていたのですが、予定より部数が多めに確保できることになったので、これも何かの縁と言うことで。
ここから先は取らぬ狸の皮算用ですが(そもそもABTTへの出展は審査があるので必ずしも参加できるわけではない)、お値段の話になります。
ABTTの出展手数料は1000円(1作品あたりの登録時)+売れた本の値段の4割です。つまり3000円の本だと1200円がCyg側にはいり、出展者には1800円となります。さらにここから振込手数料が引かれ、ついでに言うと余った本の返却は着払いなので、何気にお金がかかります。
………改めて書き出してみると結構キツいですね、これ(苦笑)。
ざっくり見て5割ぐらい持って行かれる感じでしょう。
仮に手数料を負担したくないので値段に全て転嫁すると、5000円になります(5000×0.6=3000円)。流石に5000円は値付けする方も買う方もハードルが高いので、多少抑え気味に設定することになります。10冊の時の予定では4000円ぐらいかなあと思っていたのですが、20冊刷れたので、もう少し下げてみてもいいかなと。
いまBOOTHでは3300円で購入できるのですが、ここに送料が370円上乗せされて、3670円が実際の購入価格になります。となるとABTTでもこの辺の金額にしておけば、あとから通販を知った人にとっても損をしない金額になるのかな、と。
という感じて、3600円か3700円(ABTTは100円単位の値付けがルール)になります。2割増しということで3600円のほうがわかりやすいと思うので、多分3600円に設定すると思います。もっとも、登録申請は6月に入ってからなので、実際にはその時改めて考えます。
少なくともここの日記を読んでる方はABTTで購入するということはないと思いますが、今買ってもABTTで買っても変わりませんよということで。6月まで待てば文フリ岩手で購入するのが一番安いのは確かです。開催されるかどうかはまだ未知数ですが、多分開催されるでしょうね。開催してください。もう飛行機もホテルも確保してるんです…。
あとは思い切って大槌町の一頁堂に委託する…というのもフォロワーからおすすめされていますし、私自身も一つの手とは思いますが、はてさて…。一般書店委託は過去にちょっとあってなかなか…。
以前お伝えした「おねがい天国」の「駅はそれでも、そこにある」の委託情報を追加して更新しました。
文フリ岩手は全6作品の頒布となります。6作品中2作品が岩手関係になったので、まあそれっぽい感じでしょうか。
肝心の開催については二週間ぐらい前までは気が抜けない感じはしますが、都内のイベントはバンバン開催されているので、文フリ岩手もこのまま開催されて欲しいなという感じです。そろそろレンタカーの予約を入れましょうか。
レポートという言葉が目を引くが、実態は複数人が共同でワークショップ(体験型講座)を通して、作品を作り上げていく場を切り取った漫画である。
テーを考え、物語を組み立て、本にする。
そしてそれを成立させるための裏方としての努力。
見方を変えれば我々になじみのある同人活動のようにも見える。
作り手にも読み手にもおすすめの本。
何か一つ記憶を失うという森に住まう少女と、そこに訪れる人々との交流を描いた作品。
失いたい記憶、失いたいと思う動機は人それぞれで、失った後の反応もまたそれぞれである。
少女はそれを全て受け止め、新たな旅立ちを見送る。
静かな森の中で人の心が揺れ動く様を丁寧に描いた作品。
3巻まであるようなので続きを購入したい。
サークルカットに一目惚れして買いに行った本。
戦後、荒れ果てた大地で運び屋をしている冴えない中年の男の元に、突如少女が現れる。
天候を自由に操る銃を持つその少女は何者かに追われているという。
荒野、旧文明の遺物、謎の兵器、追っ手、かつての戦友、様々な思惑とともに、少女とその母親との最後の約束を果たすための、二人の逃亡劇が始まった。
80年代~90年代の洋画を思わせるタッチで進む物語。雨上がりに光が差すかのような爽やかな読了感である。