例年…とは言い切れないのですが、12月に「今年買って良かったもの」とかを紹介してきてたので、今回から12月は今年一年を振り返る的な日記を書いていければなと思います。覚えていればですが。
ということで、最初は映画にしようと思います。というのも、先週の金曜日に今のところ見る予定だった映画は全部見終えたので、タイミングとしてちょうどいいかなと。
まずは今年映画館で見た作品の一覧から(見た順)。旧作の再上映(ガルパンの極澄音上映とか)などは割愛しています。
合計11本、そのうち実写が2本、アニメが9本ですね。実質OVAともいえるガルパンとプリプリを除けば、8作品が劇場アニメとなるでしょうか。去年は実写で当たり作品が多かったイメージですが、今年はアニメ作品(そもそもほぼアニメしか見ていないのもある)が豊作ですね。
続き物を除けば、
以上、5作品が個人的にお気に入りです。
Twitterのタイムラインを眺めている感じでは、誰も見に行ってないミッション・マンガル以外はどの作品も満足度が高そうです。
では一作品ずつ振り返り。
見たきっかけは劇場での予告編が気になったから。視聴は一回。
インドのロケット打ち上げチームの実話が元になっている。限られた打ち上げ能力(ペイロード、軌道上にどれだけ重いものを投入できるか)で、非常に難易度の高い火星探査衛星を打ち上げる物語。
当時の火星探査は当然のごとくアメリカが先行していたが、アジアでは日本も中国も未達の分野であり、アジアで初めて火星探査機の打ち上げに成功したチームである。
予算、人員、性能、様々な制限、課題をアイディアで突破して行く様は胸が熱くなる。
見たきっかけは原作のファンだから。視聴は三回。円盤購入。
人との接点を築けず映画(鑑賞)の中に閉じこもった学生生活を送ってきたアシスタントと、映画俳優に憧れて都会に出てきた新人女優と、敏腕プロデューサーが様々な苦悩を乗り越えて映画を作る物語。
もはやウェブコミック界隈では説明不要とも言える作品。ポンポさんやジーン君の映画論は凄く極端なところがあり、それが是とは言い切れない部分も多いが、一方でクリエイターたるもの、そういう「考え方」も大事と思わせられる作品。
原作1巻はクリエイターとしての苦悩にスポットが当たっていたが、映画ではそこに別の苦悩が加わり、90分という長尺映画となっている。
原作を知っていると、原作終盤部分が映画の中盤になっていて、そこからさらにという感じで続くので、脳内の時間配分が狂って間延びした感じを受けてしまいました。2回見ると解消されたので劇場で1回しか見てない人は円盤か配信でもう一度見よう。
見たきっかけは舞台が大槌町だから、監督:川面真也、脚本:吉田玲子だから(劇場版のんのんびよりと同じ)。視聴は一回。
両親が亡くなり親戚の元に身を寄せるはずだったのにその親戚が津波で亡くなり行く当てをなくした少女、母を亡くし父の暴力に耐えかねて家を飛び出した先で震災に見舞われ身動きが取れなくなった少女(原作小説では夫の暴力に耐えかねて家を出た妻)、一人で老後を送るおばあちゃんが、ふとしたきっかけで出会い、家族の形になっていく物語。
とだけ書くと、新しい家族の形を模索する作品なのかなと思ってしまうのですが、実際は、タイトルにもあるとおり、マヨイガ(遠野物語)や妖怪が出てくるガッツリとしたファンタジー作品です。原作は岩手県沿岸南部をそれとなく組み合わせた場所が舞台になっている感じですが、アニメ化に当たって大槌町が舞台となっています。
震災がらみの作品ではありますが、そういった描写は少なめで、むしろ人々が復興に立ち向かっていく姿にスポットが当たってる感じがしますね。
小鎚神社とコラボしたポスター一般販売してください。
東日本大震災からの復興を応援する「ずっとおうえんプロジェクト 2011+10」の作品。
見たきっかけは予告編が気になったから、岩浪音響監督だから、音楽もの(?)っぽいから。視聴は一回。
ほんの少し先の未来、AI技術実証特区で過ごす主人公の学校に一人の転校生がやってくる。彼女は実は人間ではなく、実証実験のAIが登載されたロボットだった。積み重ねたことによって膠着していた人々の関係が、転校生の存在で大きく動き出そうとする。少年少女の群像劇。
予告編だけだとピンとこないのが正直なところだと思うのですが、ミュージカルっぽい雰囲気なのと、岩波音響監督というところに惹かれて見に行ったらこれが大ヒットでした。
タイムラインに限界オタクというかアイ歌ロスになっている人が居るぐらいなので全人類は見に行こう。なお今週木曜日で上映終了の映画館も多い模様。冬休みの映画シーズンが始まりますしね。
AIの遺電子とか好きな人はハマると思う。
見たきっかけは予告編が気になったから、舞台が福島だから。視聴は一回。
福島県いわき市にある「スパリゾートハワイアンズ」(旧:常磐ハワイアンセンター)を舞台にした作品。史上最悪の出来と言われた新人フラダンスチームが、チームメンバー同士手を取り合ってダンサーとして一人前になる過程を描く。
これもアイ歌と同じく、よくできた群像劇と言ったところ。年齢が少し上がって悩みもまた少し大人っぽくなっている感じ。劇場版の後にアニメ4クールを幻視できるなんて言われていますがその気持ちも分かります。新人が入ってきて先輩として奮闘する姿を見てみたいですね。
フラダンス部分は伝統的なリミテッドアニメーションではなく、CGによるフルアニメーション。フラダンスのゆったりとした動きとそれに合わせて揺れる衣装との調和が素晴らしい。
岬のマヨイガと同じく、「ずっとおうえんプロジェクト 2011+10」の作品。岬のマヨイガはその直後を描いた作品ですが、これはそれから10年が経ち、コロナ禍も相まって今なお先の見えない明日に光を当てる作品という感じでしょうか。
日記の日付は適当です(2022年1月に書いてます)。
今日は「今年買ってよかったもの」。振り返りシリーズの原点ですね。
去年の今年買ってよかったものに登場した「エクスプロール60」のサイズ違いです。
エクスプロール60が2泊の旅行向きなら、40は日帰りから1日の旅行向きです。
日帰り旅行程度であればよくあるカメラバッグでもいいのですが、三脚を入れたときの安定感がやっぱり全然違うというか、バッグとしての作りがしっかりしているのですごく歩きやすいです。
日帰り旅行でも三脚があるときとないときでバッグを使い分ける事になりそうですね。
今年最大の買い物は多分プロジェクターのHaloとその周辺装備(スクリーンなど)ですね。
プロジェクターの設置場所を固定していない(使うまでに準備が必要)ということもあって、稼働率はそれほど高くないですが、新しいBDソフトを購入したときなどは、まずこれで見るのが慣例になってます。土曜日の昼前に大画面で映画を見ながら酒を飲める環境、素晴らしいです。
なんだそれと思うかもしれませんが、トングです。料理で肉を掴むときに使うアレです。
肉は焼くときと取るときで違うものを使いなさいと言いますが、自宅で料理をするときはついつい箸を兼用してしまいがちですよね。菜箸を使えばいいのですが、長いだけあって収納するのも面倒ですし(紐がついてるタイプはかけておけるけど使いづらい)、結局箸を使ってしまいそうになります。
一応気を配って料理に使った箸を一度洗ってから食べる箸として使うのですが、それもそもそも面倒だよねということで、トングを買いました。
世界が変わりました。
料理をする人は全員トングを買おう。
今年一番QOLが上がったかもしれません。
日記にはこの時点でまだ書いてないのですが、ベッド下の書庫であるメタルラックを半分ほど作り替えました。
収納力がアップして本をもっと格納できるようになりました。
作り替えによって余ったメタルラックのパーツは実家で別のメタルラックに組み替えて余生を過ごしています。作り替えるのは大変ですが、なかなか勝手がいいので便利ですよね、メタルラック。
よくよく考えたらこの日記を書いている日に届いているのでタイムリーですね。
今年の4枚だったり5枚だったり枚数は適当です。今年は5枚で。
個人的に今年のn枚は写真単体というよりはその写真を撮る前後の思い出まで含まれてるので、私以外には伝わらないと思うんですけど、まあここは日記なので。
α6600 + SEL24F18Z (Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
構図がバシッと決まって決まっているのがお気に入りです。9月の兵庫・鳥取旅行の時ですね。
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
この滝を見るのは2回目ですが時間帯が違うだけでこれほどまでに見た目が変わるのかと驚いた一枚。
10月です。
α6600(ILCE6600) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
伊勢神宮・外宮でいけてなかった2社をお参りした際の、瀧原宮の写真。瀧原宮本当に好き。
こちらも10月。
α6600(ILCE6600) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
瀧原宮に行った後、尹雑宮に参拝する前に立ち寄ったお店のうな丼。ご飯たくさんでとても満足。
α6600(ILCE6600) + SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)
この写真だけ日記には載せてない写真でした。
宝塚市の武田尾駅の傍にある桜の園(亦楽山荘)に紅葉狩りしに行ったときの写真です。11月。