2021年11月の日記

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2021年11月3日(水曜日・文化の日)

新刊「Lumturo en la nokta ĉielo ~大槌の星空~」制作日記

風力発電と天の川の競演する表紙の写真集がプラスチック製のケースに入っている
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 9月27日に入稿した大槌星空写真集のテスト版が届きました。入稿当時はまだタイトルが決まってなかったので仮題です。

 いやあ、自分用と言うだけあって趣味全開の使用ですけど、これ本当にいいですね…。完成版が楽しみです。

2021年11月6日(土曜日)

プリンタが帰ってきた

 修理に出したプリンタが帰ってきました。
 検証用のメンテナンスユニットAを取り付けたら正常に印刷できるので、自分で交換してねと言われて。
 技術料も何もかからず送料だけだったのでまあよしとしましょう。取り寄せ部品なので、プリンタが戻ってくる前にメンテナンスユニットAの注文を済ませて、本体が帰ってくるのを待ちます。

 帰ってきたプリンタの電源を入れて1ページ刷っていると、実質行って帰ってきただけなのに、ちょっと改善されてるのでは…。変な模様が出るのがのど側だけになって、本文印刷にほとんど支障がないのでこのまま印刷できそうです。私が注文したメンテナンスユニットA(´・ω:;.:...

 まあ、プリンタも戻ってきましたし、イベントも近いので増刷スタートです。
 自動両面にお任せで私自身は日常生活も含めていろいろ作業を済ませていきます。

 本当に自動両面は神!
 自動両面がない場合は、片面を印刷して、もう一回印刷という流れになるのですが、これが結構面倒です。ジョブも1回ずつ送るしかありませんし、両面を処理するドライバの動作も重たいです(全ページ処理してからの印刷になるので時間がかかる)。
 それが、自動両面なら6冊と指定して印刷ボタンを押せば、後は紙が切れたら補充する程度で放置できます。この差は本当に大きい。これだけでプリンタを買い換えて良かったと実感します。

 黒髪本を7冊、裁縫本を7冊刷ってふと気がつきました。
 汚れが、つかなくなってる………???
 私が注文したメンテナンスユニットA(´・ω:;.:...

 まあ、消耗品なのでいつか交換する日は来るでしょう。公称耐久10万枚、今のドラムが死ぬのが早いか、プリンタを買い換えるのが早いか、いざ尋常に勝負です。
 とはいえ、A5サイズを縦に入れていると消耗が早い(ドラムの中心ばかり使うので熱が偏る)と思うので、まあ出番はあると信じて。

2021年11月13日(土曜日)

コロナ禍の設営

 イベント前の最後の週末なので製本や設営準備をしていました。
 写真をよく見ると「その思いを制服に込めて」も製本していますが、ジャンル的にCOMITIAでは頒布できないので、BOOTH用です。コミティアが終わった後一週間通販を行いますので、その時にお願いします。

 さて、コロナ禍の設営について。
 去年、今年とコロナ禍が始まってからすでに3回のイベントに参加していますが、いずれも写真集というビジュアル面で設営しやすい作品でしたが、今度は小説ですので今までどおりには行きません。私のサークルは見本誌を使うスタイルですのが、共用の見本誌を手に取ることに抵抗がある人も多いでしょう。
 そこで、以前Twitterで見かけた一般参加者の声や、サークル参加者とやりとりしたときに思いついた案を実行に移すことにしました。


RX100M3

 ポスター風の本文抜き出しと試し読み(このサイトの作品紹介ページ)へのQRコードリンクです。背景は気にしないで下さい(苦笑)。
 今回はまだ作品数が少ないのでこのスタイルでやってみようと思います。作品が増えてきたらまた考えると言うことで。その頃には一段落していることを祈りつつ。

 私がCOMITIAで小説スペースにいた頃(7年とか8年前)は小説スペースでポスターのようなものを掲げている人は少なかったのですが、最近は表紙イラストをポスターにしたりするサークルも増えてきましたし、私自身も評論ジャンルでポスターを掲げるのに抵抗がなくなったので、その辺の合わせ技という感じですね。
 当日はどうぞよろしくお願いします。

2021年11月14日(日曜日)

新刊「Lumturo en la nokta ĉielo ~大槌の星空~」制作日記


 自分用の大槌星空写真集の表紙が完成しました。自分で言うのもなんですけど、この表紙、めちゃくちゃかっこよくないですか?? 表紙のフォントは私が写真のウォーターマーク(署名)としても使っているTwinkleStreamです。タイトルだけ箔押しにしても良かったのですが、それだけで印刷代が一気に1万円変わるので流石に無理でした…。
 本文も全部完成しているのですが、ずっと現像していたので入稿まで少しの間寝かせておくことにします。時間が経つとまた調整したくなると思いますしね。

 なお、3日の日記に表紙の写真を掲載していますが、ここで紹介している完成版は現像からやり直しているので雰囲気(特に色味)は3日のものと変わります。というか、表紙も含めて全ての写真の現像が終わっていたのですが、全部DxO PureRAWで前処理からやり直したのでげっそりです。やった価値はあったのでいいですが(笑)。
 話は変わりますけど、PureRAWは絶大な効果があるので、加算平均合成せずにバンバン撮る人にはお勧めです。

 後々作品紹介ページは作りますが、一応、現時点でほぼ決まっていることを。

 肝心の頒布開始時期ですが、2022年2月20日のCOMITIA139になる予定です。まだ申し込んでいないのでどうなるかは本当に予定段階ですが。

2021年11月23日(火曜日・勤労感謝の日)

新刊「Lumturo en la nokta ĉielo ~大槌の星空~」制作日記


 本日午前中に、星空写真集を入稿しました。月末締め、翌月末以降発送(最短で12月末)で、1月中旬納品希望にしましたので、手元に届くまでは二か月弱ありますが、一仕事終わりましたという感じです。
 関西美術印刷はいま50%ポイント還元を行っているのですが、印刷費用の50%となると結構なポイントになるので、ポイントが付与されたら(発送と同時に付与)そのポイントで追加分を印刷しようと思います。一昨日のCOMITIAで関西美術印刷が企業ブースにいたので、写真集を作ることやポイントで追加分を発注するのが心苦しいのですが…と話をしたら、そのためのポイントですのでと後押しされたので、心を鬼にして発注しようと思います(笑)。
 ですので、今回発注は30冊ですが、年明けに追加10冊(全額ポイント支払い)で、合計40冊になる見込みです。これで部数に余裕ができそうですね。あ、それでも原価は1冊3000円超えるので頒布価格に影響はありませんのでご注意ください。

 今日は朝から入稿前の最終チェックをしていたのですが、結局1枚現像し直してフィニッシュでした。
 やっぱり気になるところは出てくるものですね。

 COMITIAで参考展示したのですが、手に取った方全員がべた褒めでした。この装幀だけで萌えますよね。「買います(即答)」という声も頂きましたが、納品まで二か月あるのでお待ちください(苦笑)。
 頒布開始は2月のCOMITIA139を考えています。まだ申し込んでいないのですが、無料参加チケットが4枚あるので、そろそろ使いたいですしね。今週中に申し込もうと思います。新刊のジャンルは旅行とかになると思いますが、メインジャンルは小説ですので、配置は小説で行う予定です。詳細が決まりましたらサークル活動のページを更新しますのでそちらをご確認ください。

 そうそう、関西美術印刷のアカウントで紹介していただきました。こういうの嬉しいですね。
 9月の日記でもふれましたけど、ハードカバーで本(フォトブック)を作るサービスはいくつかありますが、完全原稿で入稿できて(フォトブックってWebから写真を貼り付けてレイアウトするタイプが多いんですよね…)、オフセットで刷ってもらえるのは稀少だと思うので、積極的にアピールに使ってもらえればと思います。
 とはいえ、値段が値段なので頒布というよりは自分用に作るのがメインかなあとは思うのですが。

2021年11月28日(日曜日)

新刊「Lumturo en la nokta ĉielo ~大槌の星空~」制作日記

 制作日記というタイトルでいいかは微妙ですが、関係する話題なので。

 大槌星空写真集は30冊印刷して、年明けにポイントで10冊追加するので、合計40冊になるのですが、どのように頒布するか悩ましい感じです。
 現時点で来年の参加予定イベントは、2月ティア、文フリ岩手(6月)、8月ティア、という感じで、新刊小説は文フリ岩手に間に合わせたいなあという思いがあります。実家に帰省している間にどれだけ書けるかが勝負という感じがします。
 どうして新刊小説の話が出てくるかというと、両方とも大槌の星空がテーマなので、一度でもいいから同時頒布したいのです。なので、小説と同時頒布できるだけの枠は別に設ける感じになりそうです。

 大槌の星空なので、盛岡のCyg art galleryが毎年開催している「ART BOOK TERMINAL TOHOKU」(以後ABTT)に出品するのもありかなと思いました。この催しは同人誌即売会とはまた違った客層が訪れるので、今まで見てもらえなかった層に届ける事ができると思っていて、「大槌町ここは復興最前線2017」と同2018を出品したこともあります。
 一方で、ABTTは見本誌として販売用とは別に1冊提出が必須な上に、手数料が4割かかるので、仮に3000円の本の販売手数料を全て価格に転嫁すると5000円という値段になってしまいます。復興記録写真集の時は半分ぐらい価格に転嫁して、後は身銭を切った形になるのですが、星空写真集はそれをやる理由がないよな…というのが正直な思いです。
 仮に5000円で並べるとして、場違いになるのは嫌だなあと、ABTT出品作品をCygの通販サイトで調べてみたら、高い方から1万円とか5500円とかを見かけたので、価格帯的には不相応ではないのかと。これを調べる前までは結構な割合で「やめようかな」という思いだったのですが、「これならまあ」という感じで、上方修正されました。
 BOOTHで販売するときはいつもの1割増しにするので、3300円。そこに岩手までの送料(ネコポスなら370円、宅急便コンパクトだと800円ぐらい?)を加算すると、3800~4100円になるので、ちょっと価格差が心苦しいですね。とはいえ、私のことを知ってる方はBOOTHを使ってもらえば例え岩手に住んでいてもABTTより安くなりそうなので、その点は安心です。
 ABTTへの出品はもう少し悩んでみようと思います。

 という感じでいろいろ悩むところはあるのですが、40冊のうち5冊を自分用にキープ(うち2冊は大槌町立図書館に寄贈予定です)したとして、残りの35冊を割り振るなら

こういう感じになるのでは、と思います。
 文フリ岩手に参加するならもっと持って行きたいという思いもあるので、2月ティアは11冊(1冊は見本誌)で固定、7冊+5冊を文フリ岩手に搬入して、残ったら8月ティアに、という感じになるのかな?
 8月ティアでイベント頒布は終了で、残りを全てBOOTHに登録して、次のイベント参加時に余っていたら持ち込む、という感じになりそうです。
 まあ、半年以上先の話なのでその時が来たら真面目に考えましょうか。まずは2月ティアの申し込みをしないと(そこからか

 とここまで日記を書いて、変に悩まずに、欲しいけどイベントに来られない人向けに頒布するのが筋だなあと思ったので、とりあえず当初はABTT無しで、

こんな感じで始めようと思います。
 ABTTは例年6月いっぱいまで申込期間があるので、文フリが終わった後申し込むこともできる可能性がありますしね。

初出: 2021年11月03日
更新: 2021年11月23日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2021 Suzuhibiki Yuki

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