2021年9月の日記

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2021年9月20日(月曜日・敬老の日)

よし、旅をしよう「旅程検討編」

※実際の旅程の検討は9月上旬に行っています。

 例年なら帰省をする時期ですが、帰省直前になって青森県でクラスターが発生してピリピリしているとのことで、親族一同ワクチン接種済みですが今年の夏休みも帰省見合わせに。浮いた帰省費用でのんびりと一人旅をすることにしました。
 日程については夏休み期間中(18日~27日)であればどこでもいいのですが、24日(金曜日)は23日に秋分の日がある影響で休みを取る人も多いでしょうし、21日・22日を中心に添えて祝日の23日は帰ってくるだけの日程にしました。
 行き先は

 の二つの候補がありましたが(前者は去年の旅行のボツ案)、城崎温泉に行きたいという気運が高まっていたので、日本海堪能プランにしました。
 行き先の方向が決まれば、後はその周辺で気になる場所をピックアップしていきます。この辺は気になる場所を先に調べて行く方向を決めるときもあれば、その逆もありますし、お互いに調整しながら場所を決めていくので、これといったルールや順番はなかったりします。
 そんなこんなで、豊岡周辺では、出石伝建地区)、コウノトリの郷、玄武洞、城崎温泉。鳥取周辺では鳥取砂丘、奇岩巡りという感じに収まりました。
 ちなみに熊本・大分プランだった場合は、熊本まで新幹線あるいは飛行機で移動して、阿蘇山、温泉、原尻の滝、別府温泉と巡ってフェリーで大阪に戻るのを想定していました。

 場所が決まれば移動手段と時間です。これも当然、場所を考えるときから参照しているので行き先の決定に影響を与えていますが、分単位で時間を決めるのはこの段階に入ってからです。

一日目
08:08-10:48 新大阪→豊岡(JR:こうのとり1号)
11:01-11:31 豊岡→出石(バス)
出石蕎麦、出石見学、(徒歩で移動)、出石神社参拝
14:59-15:58 鳥居→城崎温泉(バス)
三國屋チェックイン、湯巡り(夜撮影のロケハン)
夕食
城崎温泉写真撮影

 出石から城崎温泉への移動時間は、出石での散策時間が読めなかったのでプランCまで作りましたが、結果的にはプランAでの実施になりました。コウノトリの郷はどうあがいても時間が足りなかったので残念ながらカットです。

二日目
09:33-09:42 城崎温泉→豊岡(特急こうのとり12号)
10:00 レンタカー借用(豊岡駅)
玄武洞、コウノトリの郷、はさかり岩、浦富宮島展望台
昼食?(マル海渡辺水産 味波季)
浦富海岸島めぐり遊覧船、鳥取砂丘、因幡國一之宮 宇倍神社
17:30 レンタカー返却(鳥取駅)
17:42-18:49 鳥取→米子(特急スーパーまつかぜ9号)
皆生シーサイドホテルチェックイン

 二日目はがっつりレンタカーで移動します。一日目の予定から移動してきたコウノトリの郷はいけたら行くという感じですね。宇倍神社も時間が空いていたらという位置付けです。玄武洞も最初の頃は一日目を考えていましたが、バスでは行きづらいこともあって二日目に回してレンタカーで向かうことにしました。
 運転距離は110kmの予想です。去年は岩手と串本でそれぞれ運転していて100km超えていると思うので、去年と同じぐらいですね。米子まで運転するほうが時間の自由度も高いのでしょうけど、慣れない道を長距離運転する気力も集中力もないので鳥取で打ちきりです。安全運転でいきましょう。今思えばほ鳥取から米子はほとんど高速道路なので運転してもよかったかなとは思いますが。(一般道は慣れてないと疲れる)

三日目。
09:15-09:29 皆生温泉観光センター→市役所前
 賀茂神社天満宮
11:25-13:38 米子→岡山(やくも14号)
13:53-14:38 岡山→新大阪(みずほ606号)

 最終日は帰るだけと言ってもまっすぐ帰るのはもったいないので神社への参拝を追加します。
 最近は御朱印にあやかって御城印なるものがありますが、個人的にはあまり興味がなくて。ですが、お城の敷地内あるいはその近くには城や藩主にゆかりのある神社が必ずあって、そういった神社の御朱印を頂くのは旅の楽しみだったりします。賀茂神社天満宮は米子城のすぐ側にある神社です。

 無事に旅程も決まりましたので、後は全日晴れることを祈って出発です(フラグ)。

2021年9月21日(火曜日)

よし、旅をしよう。「兵庫県『出石、城崎温泉』」

荷物

 今回は写真メインなので比較的荷物は多めです。城崎温泉の夜景も撮りたいので三脚も一緒です。

種類 詳細
Shimoda Explore 60(シモダ エクスプロール60)
カメラ  α6600
RX100III
レンズ SEL1670Z(24-105mm/F4)
SEL1018(15-27mm)
SEL24F18Z(36mm/F1.8)
SEL70300G(105-450mm)
16mm F1.4 DC DN(24mm/F1.4)
三脚 UTC-63 & QHD-S6Q
着替え 二日分一式
その他 雨具上下、折りたたみ傘、救急セット

 カメラバッグが小さいときはレンズを厳選していたのですが、バッグが大きくなって全部運べるようになってからはとりあえず全部持って行こうになってしまいましたね。ちょっと自重が必要ですね…。
 ということで重量は締めて15kg。さあ、頑張っていきましょう。

出石へ

 通勤ラッシュの時間帯にどう見ても旅行の出で立ちでごめんなさいねと思いつつ(優越感)新大阪まで移動。駅弁を購入して「こうのとり」に乗車します。そんなに混まないだろうけど密を避けるためにグリーン車を選んでいたのですが(J-WESTカード会員なので普通車とほぼ同じ値段で乗れる)、後から見たら普通車の方は結構着席率が高かったのでグリーン車で正解でした。
 こうのとりのグリーン車は1両の前半分がグリーン車という作りになっているので、後ろ半分の普通車に乗るためのお客さんがグリーン車の方から入ってしまって通り抜けるという場面が何度もありました。それだけお客さんが乗っていると言うことですね。スーツ姿の方も見かけたので、ビジネス需要も結構あるようです。

こうのとり号のグリーン車。テーブルは肘掛けから出てくるタイプ。普通車は背もたれに取り付けてあるタイプでした。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 ところで、座席を指定する上で車内の様子を事前に調べたいのですが、JR西日本の公式サイトは座面の写真ばっかりで、背もたれの後ろ側の写真が載ってないことが多いんですよね。個人サイトでもそういうところがおおいのですが、個人的にはテーブルの形状で作業できるかどうかを見極めたいので、背もたれの後ろ側の写真も見せて欲しいです。
 例えば去年デビューしたばかりの近鉄特急「ひのとり」も、これだけ写真が多いのにテーブルの形状がわかる写真は一枚もないのですよ。
 上の写真は「こうのとり」のグリーン車です。テーブルは肘から出てくるタイプですね。普通車は背もたれの後ろ側についてるタイプで、作業ができる奴です。まあ、実は今回、BTキーボードを忘れたので原稿なんて1ミリもできなかったんですけどね。

姫路の「味づくし」弁当。俵型のご飯に煮物、揚げ物、佃煮など。
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
パッケージはこんな感じ

駅前の公衆トイレにコウノトリの模様が。
α6600 + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)

 新大阪から特急で2時間40分かけて豊岡駅に到着です。キーボードを忘れたので読書の旅でしたが、長い本を持ってきて正解でした。まだ半分以上残っています。
 豊岡は駅前からコウノトリ推しです。ここからはバスに乗って出石を目指します。

出石

 出石と書いて「いずし」と読みます。当初、ずっと「でいし」で変換しようとしてて、どうして変換できないんだろうって悩んでましたが、いずしでした。

出石蕎麦の薬味セット。生卵、とろろ、ネギ、大根おろし。
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

出石蕎麦は皿に載って出てきます。1人前で大体5皿。成人男性で15皿ぐらいが目安とか。
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 出石蕎麦は皿そばスタイル。どことなくわんこそばを思い出しますね。ごちそうさまでした

日本で2番目に古い時計台。足下の石垣は出石城・三の丸・大手門の石垣の再利用とのこと。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

時計台を奥に添えて商店街を真正面に捉える。出石城の屋根も小さく見える。
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 出石の街並みを歩き回り、出石家老屋敷を見学させてもらった後は、歩いて出石神社へ向かいます。

青空に燦々と輝く太陽。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 いい天気ですねえ。

大形の鳥、コウノトリ。羽根と尾が黒いのが特徴? 田んぼのあぜ道を歩いている。
α6600 + SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)

 コウノトリだー!!(奥の方、手前は鷺)
 コウノトリの郷に行けなくても満足です。


α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 出石神社。旅の安全を祈ります。さて、バスで城崎温泉へ向かいましょう。

雲一つない青空を背景にバス停を。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 本当にいい天気です。

城崎温泉

 一日に何本か設定がある出石から城崎温泉へ直通のバスに途中から乗り込み、一時間ほどでサクッと城崎温泉へ。
 今回は「心の宿三國屋」さんにお世話になります。内風呂が三つあって、全部貸し切りタイプです。この時代、こういうタイプの宿は嬉しいですね。
 とはいえ、城崎温泉と言えば湯巡りですので、夜景撮影のロケハンもかねて浴衣に着替えて湯巡りです。五本指靴下なので下駄も靴下をはいたままで履けるので快適です(笑)。

日本家屋のようなファミリーマート。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 拙者、景観配慮型の全国チェーン店大好き侍で候。
 こう言うのだけまとめた写真集を作りたいっていう構想だけはあるんですよ。誰かやってくれたら買います。

柳と木造三階建てのお宿。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

一の湯
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 コロナ禍なのか以前からやっているのかは不明ですけど、城崎温泉の湯巡りができる温泉は混雑モニターがあって、今どこが混んでいるか・空いているかを事前にチェックできました。今回は柳湯と一の湯の二か所を巡りました。

 湯巡りから戻ってくると、既に夕飯の準備がされていました。
 旅館には、(部屋食の場合)客が外出している間に夕食を準備する・しない、(会場食の場合)夕食中に布団を敷く・敷かない、(会場食の場合)朝食中に布団を片付ける・片付けないといった違いがありますが、事前に説明してくれたら荷物を片付けておくのになあと思います。
 特にカメラレンズは万が一落としたなどしたらトラブルに発展する可能性もありますしね。まあ、常日頃から片付けておけばいい話ではあるのですが。

刺身の盛り合わせ
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

但馬牛
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 ごちそうさまでした。
 食事も済ませて布団も敷いて頂いたので、三脚を持って夜の城崎温泉へ向かいます。

一の湯
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

橋の上にテーブルが置かれ、ぼんぼりと団子とススキが飾られている。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 今日は中秋の名月ということもあるのか、複数ある橋のそれぞれにお団子が供えられていました。これは萌えます。
 帰り道、少し離れたところにある大江戸温泉物語(きのさき)の湯巡り送迎バスがお客さんで満席になっているのをヒェェ…って思いながら見送りました。

 寝る前に内風呂を満喫して、明日は寒冷前線が通過すると言うことで局所的に天気が悪くなると言う予報を見ながら眠りにつきます。

2021年9月22日(水曜日)

よし、旅をしよう。「兵庫県『玄武洞、大雨、はさかり岩』」

 旅行に出発する前から分かっていたのですが今日は雨の予報です。寒冷前線が通過する関係で、急激に雨雲が発達することと、通過後に気温が下がることがわかります。後はどのタイミングで前線が通過するか、ですね。寒冷前線なので、過ぎ去ってしまえばすっきり晴れるのですが、さてさて…。

続・城崎温泉

米、魚、湯豆腐、漬物、練り物、煮物、ザ・日本の朝食
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 お米とお米に合う者達。
 配膳担当はとにかくもう触れませんという雰囲気で大変好感が持てます。
 おひつは空っぽにしてやりました(○´∀`○)

 チェックアウトした後でも湯巡りをすることができるのですが、次があるので移動を開始します。

城崎温泉駅に置いてあった鉄道むすめの城崎このりのPOPスタンド。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 ばいばい。

玄武洞

 特急で一駅だけ乗車して豊岡駅で降ります。ここからはレンタカーで移動です。

目の前が全部柱状節理
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

幾何学模様が美しいです。自然すごい。
SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)

落ちそうで落ちない岩
SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)

 柱状節理ぃ~。
 玄武洞についてはこの辺が詳しかったのでどうぞ!(丸投げ
 個人的に、今回の旅はこれを見られただけでもう大満足でした。時間があったらネイチャーガイドをお願いしてお話を聞きたかったですね。(1組聞いている人がいた)

 ここから「はさかり岩」に向かうルートは城崎温泉の山を越えるルートと、バイパスを使うルートがあるのですが、大雨が迫っている気配がするので距離が倍にはなりますがバイパスルートにしました。

大雨

駐車場に降り注ぐ雹混じりの大雨。
RX100M3

 はい、予想通り大雨頂きましたー
 あまりの雨に思わず途中のコンビニに退避して10分ほど様子を見ることに。少し時間が経つと落ち着いてきたので出発します。

はさかり岩

二つの巨大な岩の間に挟まる岩
SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)

連続で現れる断崖がリアス式海岸を示す
SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)

 途中もう一度大雨に降られながらもなんとか目的地に到着です。
 はさかり(この地域で、挟まるの意)岩。ザ・奇巌です。最近気がついたのですが、街並みの写真よりこういう景色の方が好きかもしれないです。街並みも好きですけどね。
 海岸はリアス式なのですごく親近感がありますね。

 このまま西へ移動して鳥取県へ入ります。

よし、旅をしよう。「鳥取県『昼食、浦富宮島展望台、島巡り、鳥取砂丘』」

昼食

本日休業を告げる絶望的看板
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 大雨の影響で予定よりちょっと遅くなりましたが、お昼は事前に調べていたお店(味波亭)で海鮮丼です!!
 家族連れで来ていたお客さんの一人(おじいちゃん)が看板を見て「海鮮丼に逃げられてしもた」って言ってて可愛かったです。
 休業するなら公式サイトに書いておけ定期。

 気を取り直して次に行きましょう。

浦富海水浴場

青い空、白い砂浜、小島に鳥居
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 雨もすっかり上がりました。

荒砂神社の鳥居。白木の両部鳥居がかっこいい。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 海水浴場のすぐ側にある荒砂神社。この神社の境内から展望台に行くことができます。

階段崩壊により立ち入り禁止の看板
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 あ、はい(´・ω・`)
 海岸の方から上るルートもあるようですけど、そっちも遠目に見て階段が崩れていて、荷物を持ったまま登るのは危なそうなのでやめました。一人旅は引き際が大事。
 気を取り直して次に行きましょう。

浦富海岸島めぐり遊覧船

欠航を告げるウェブサイトのスクリーンショット
山陰松島遊覧船株式会社のページより(2021年9月22日14時2分閲覧)

 あ、はい…(´・ω:;.:...
 朝は運行中だったのにグギギ…!
 こればっかりは天気次第なので仕方がないですね…次に行きましょう…。

鳥取砂丘

砂丘に向かう階段。ビル3階分ぐらいはありそう?
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 階段を上るとそこには…。

沙漠。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

鳥取砂丘の裏側は日本海。意外なようで当然と言えば当然ですね。
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 沙漠…じゃない、砂丘だー!
 寒冷前線が通過するので気温が下がるはずでしたが、直射日光でめちゃくちゃ暑かったです…。写真だとわかりづらいですが高低差もすごくて、歩くだけでめちゃくちゃ体力を使います。雨上がりで砂が硬くてもこんな感じなので、晴天続きの時に来ると本当に大変だと思います…。
 鳥取砂丘と言えばIngressの聖地の一つ(ポータルあるいはポケストップが砂丘上に等間隔にある)。これを申請したエージェントは本当に頑張った…。

 いろいろありましたが、巡るべきところはこれで全部巡りました。
 時間としては少し早いので宇倍神社に参拝できそうですが、お昼から何も食べていないですし、元々の予定では米子駅からホテルまでの移動が結構タイトなので、電車を一本早めて米子に向かうことにします。
 県庁所在地の幹線道路(県道365→国道9→県道26)を初見で走るというスパルタなリハビリ教習を乗り越えてなんとか鳥取駅のトヨタレンタカーに辿り着き返却手続き。駅に向かう途中に特急の切符をキャンセルして、駅で普通車乗車券を購入し直して「快速とっとりライナー」へ乗り込みます。快速なのにボックス席といういまいちな車両ですが、無事に席を見つけられたので2時間弱ののんびり旅です。

皆生温泉

 米子駅の外にセブンイレブンが運営する土産物店があったので覗いてみたら「赤てん」が大量に売られていたのを見て思わず「明日は何時からやってますか」と店員さんに確認。無事に購入できそうなので満足してバス停へ向かいます。
 バスは夕方の渋滞に巻き込まれて予定より遅れて到着。それでも当初の予定(19時30分着)よりは前倒しになりました。

 本日は「皆生シーサイドホテル 海の四季」にお世話になります。
 一番遅い夕食は20時スタートということなので、先に温泉に入るためにこちらは予定どおり20時に設定してもらい、ひとっ風呂浴びます。マッサージチェアが使い放題とのことなので、マッサージもセットで。寝る前にもう一度入るときはウォークマンを持ってこようと心に誓いました。


α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

「追加の料理はいかがですか」
「今はここまで出てますよね(メニューを指さしながら)」
「そうですね」
「じゃあ大山鶏の唐揚げとビールを」

唐揚げとビールの組み合わせはノーベル平和賞受賞候補
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 雨やら休業やら立ち入り禁止で波瀾万丈だった二日目も無事にたどり着ければそれでOK。
 いよいよ明日は最終日です。

2021年9月23日(水曜日・秋分の日)

よし、旅をしよう。「鳥取県『賀茂神社・天満宮』」

朝食

ソファーセットの向こうに窓と庭園
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 食事会場に行く手前にあるロビーの窓。こういう構図がバッチリ決まると気持ちいいですね。今日はいいことありそうです。

彩り鮮やかな朝食
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)

 ざ・日本の朝ご飯。

4階の窓から日本海を望む
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 今日は戻るだけとはいえ、途中に神社に参拝する予定ですので、少し早めに出てバス停へ向かいます。


α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)


α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 バスの待合所が米子市観光センターと併設されていていろいろ置かれていました。温泉むすめの遭遇率高いですね。温泉に行くから当然と言えば当然ですが(笑)。

賀茂神社・天満宮

 さて、駅へ向かうバスに乗り、途中下車をして賀茂神社へ向かいます。下車するのは「市役所前」か「東町」のどちらかですが、距離的に市役所前が若干近いので市役所前で降ります。
 ………が、市役所前でブザーを鳴らしたのに運転手が忘れてて東町まで連れて行かれました。昨日からツイてない(笑)。市役所前を通り過ぎたときは気づかなかったんですけど(そもそも通過しますの放送すらなかったので完全に失念していた模様)、ルートを調べたときに交差点を左折する前にバス停があるのは把握していたので、曲がった瞬間に「あれ?」っと思ったんですよね…。
 まあ、軽い運動を追加したと思って神社に到着。


α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 周辺の街の骨格に対して参道の作りが不思議だったので、御朱印を頂きつつ「昔の入口はあっちにありました?」と聞くと「大昔はそうでした」という答えだったので満足でした。
 さて、駅へ向かいましょう。


α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 駅までの歩道を歩いていると一つ気がついたことが。この青で着色されてる部分、道路と同じ高さになるように境界ブロックが設置されていません。車椅子や自転車のことを考慮してると思うのですが、よくできています。
 道路と歩道を同じ高さにして、高さ15センチぐらいの歩車道境界ブロックを間に設置するのが今風の設計だと思うのですが、歩道と道路が交差する部分にも2センチぐらいのブロックを置くのが普通だと思いますが、全く置かないのは感心しました。

そして帰路へ

 お土産売り場で駅弁と「あかてん」を購入し、目に入った「梨のお酒」もついでに確保します。後で飲みましたけど、梨のお酒は本当に美味しかったのでおすすめです。

よにゃーご駅(猫)が絵が描かれた駅名板
α6600 + SEL1018(E10-18mm F4 OSS)

 かわいい。

酢鶏、照り焼き、鶏そぼろの鶏三昧。
α6600 + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)鶏三昧弁当

 ということで特急やくもの中でお昼ご飯です。鶏三昧弁当です。
 ごちそうさまでした。

 2時間ほどで岡山に到着して新幹線に乗り換えて大阪へと戻りました。今回も無事に帰宅できました。ありがとうございます。

2021年9月26日(日曜日)

COMITIA138に申し込みました

 11月21日に開催されるCOMITIA138に申し込みました。雪待終夜名義で、ジャンルは小説です。
 COMITIAで雪待終夜での小説への参加はこれが初めてとなります。
 意外に思うかもしれませんが、COMITIAは(詩唄いとの合同ユニットとしての)希望風での参加がほとんどで、雪待終夜名義で参加するようになったのは2016年に大槌町の写真集を頒布するようになってからなんですよね。ですので小説ジャンルへの雪待終夜での参加はこれが初めてになります。

 とはいえ、執筆中の新刊は間に合わないのは確実なので、既刊の3種類のみでの参加となり、ちょっと卓上は寂しいかと思います。ReSin-ensもREBOOTという形で、今の新作が完成したら、第1巻から順次復活させていきたい(ちょっと組版を変えたいのと在庫が古いので刷り直ししたい)のですが、もう少し後になりそうです。
 また2019年の新作である「その思いを制服に込めて」はCOMITIAのレギュレーションとしては二次創作に該当するので頒布できません。取り置きという形で個別対応ならしてもいいかなあと思ったりするのですが、この辺はちょっと保留で。

 COVID-19(新型コロナウイルス)の感染状況も落ち着いてきていますが、無事に開催されることを祈りましょう。11月に入れば2回目接種率も7割近くになってそうですね。

2021年9月27日(月曜日)

新たな写真集…?

 Twitterの方ではぼかして書いてましたが、新しい写真集の発行を考えています。発行と言うかどうかちょっと微妙なところですが。

 現在執筆している………とここまで書いたところで、確か制作日記も付けてたよねってサイト内検索したら全く見つからなかったんですけど、もしかして新作に関する情報って日記にも書いてないんですね…。
 ではまずはそっちからにしましょう。

新作「(仮称)今夜星を見に行こう」制作日記

 制作日記と執筆日記で表記がブレてるんですが、写真集のこともあって最近は制作日記の方が多いみたいですね。ということで、制作日記としましょう。

 事の発端は、2017年9月11日。
 ここまではっきりしてるのはとても珍しいですが、Twitterでのほんの些細なやりとりがきっかけで、物語が急に姿を見せました。
 そこから写真集を作りながらものんびりとプロットを作り上げ、これは次の新刊になるなと自覚したのが2018年に入ってからだと思います。原稿そのものは2020年の1月ぐらいから着手したようです。

 舞台は岩手県大槌町。仮称のとおり、星をテーマにした作品になる予定です。もう一つ踏み込めば「旅行」もテーマになっています。
 現在の執筆状況は起承転結で言えば「起」が終わって「承」の序盤を書いている形になります。すでに文字数が5万文字を超えているので、ちょっと蛇足気味な感じがありますね。この辺は一度書き切ってから再度調整と言うことで。

 今年度に入ってから仕事もそうですし、日々報道されるCOVID-19がらみのニュースで気を落としていたのもあるのでしょうか(作品のテーマのひとつが旅行ですからね)、少し筆が遠のいていたのですが、仕事のピークが引けると同時に感染状況も一山越えた感じがありますので、これからまたのんびり書いていければと思います。

天の川の写真を背景に、小説のキーワードがちりばめられている
2020年2月9日のCOMITIA131で配布したペーパーの裏側

 COMITIA131で同人活動18周年記念と題した2L版のポストカードの裏側に新刊の予告を印刷していました。この時は執筆が順調だったので、2020年発行(秋ティアのつもりだった)と書いてありますが、2021年に入ってもまだ完成していませんね…(苦笑)。

 ということで、新刊の準備を進めていますよ、というお話でした。
 さて、当初の話に戻りましょう。

新たな写真集…?

 星空をテーマにした作品ということもあるので、作品に連動したミニ写真集を作ろうと考えています。いわゆるフォトブックのようなものです。この構想自体は小説よりだいぶ後に浮かび上がったもので、多分今年に入ってからだと思います。
 部数とか仕様とかいろいろ考えてみたのですが、完全に自己満足の体裁で、ついでに欲しい方いますか、ぐらいの感覚で作ろうかなと思っています。多くても20冊で1冊2000円かなと考えています。正直高いと感じますが、あくまでも自己満足で、頒布はお裾分けというイメージなのでそんなところで。
 自己満足なので、装幀はものすごく豪華になる予定です。卒業アルバムと同じ、ハードカバー、合紙製本(貼り合わせ製本)。

 仕様はなんとなく固まってましたが、果たしてこれに対応する印刷所があるかなと年初に検索した際は、以下の二つが見つかりました。

 フォトブック自体はたくさんサービスがありますが、ハードカバーやA5サイズ(小説と連動させたい=小説と並べて本棚に入れたい)という条件を作ると結構絞られてしまいます。その中でもこの二つはA5サイズができるのがポイントでした。ただ、上のウェーブはフォトブックにありがちなウェブ上でレイアウトを作るタイプで、私達のような完全原稿で入稿する同人界隈とは肌が合わないので、自然にビスタプリントになってしまいます。しかし、ここは少部数はオンデマンドになるので、印刷品質が気になるところです。

 という感じで、ピタッとハマるサービスがなかったのですが、最近検索したら、当時見つからなかったサービスを発見したのです。

 もう印刷所の名前だけで安心感がありますね(笑)。
 いわゆる「かんび」です。その関西美術印刷が、いつの間にかハードカバーを始めていました。後から知ったのですが、サービスが始まったのが6月ごろのようなので、年初に見つからなくて当然ですね。

 ハードカバー、1冊から(デジタル)オフセット、RGB対応、本文にPPコート可能、というザ・卒業アルバムという仕様で、1冊3600円から。毎月月末締めで、翌月月末以降納入なので、最短でも一か月待ちですが、この値段だと隙間時間に作る感じ=貼り合わせなので製本も面倒なのでよしとしましょう。
 A5サイズぴったりでないのもちょっと気になります(ほぼB6サイズ)が、A5と並べることはできるので及第点。
 3600円からというところからもわかるとおり、2000円は完全に赤字です。なので部数少なめの趣味の世界で。

 あー、これで印刷所も仕様も決まった、めでたしめでたし…と思っていたら、今月末までに入稿で基本費用半額というフェアをやっていることに気づいて、慌てて原稿を作って入稿しました(笑)。朝から作業を始めて昼までに入稿。偶然にも夏休みを撮っていたのでなんとか間に合いました。
 といっても今回入稿したのはテスト用なので16ページ1冊という最低限のもの。完成版は24ページか、36ページか、40ページか…といろいろ考えていますが、そこはいつもの出たとこ勝負で。
 まずは収録したい写真を全て現像し直すところからですね。

初出: 2021年09月26日
更新: 2021年10月30日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2021 Suzuhibiki Yuki

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