2018年6月の日記

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2018年6月1日(金曜日)

イベント準備クライマックス

 どこに重きを置くか、楽しみを見いだすかは人それぞれというのが、趣味であり同人の醍醐味ですけど、単なる紙の束が本・作品に変化する行程というのは、私にとってホント楽しいひとときです( ´∀`)

化粧裁ちをする前の本。

化粧裁ちが終わった本。

2018年6月2日(土曜日)

大槌町 ここは復興最前線

 イベントレポートはまた別にアップしますけど、ひとまずお礼を。

 大槌町ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2016~、印刷分、すべて完売いたしました
 ご愛読、応援ありがとうございます!!!

 なお、すでに完売となっていた2015、2016ともに岩手県立図書館、大槌町立図書館(6月10日開館)にて、閲覧、貸出承りますのでそちらも併せてご利用ください。

 最終巻となる2017は鋭意制作中ですので、お楽しみに!

2018年6月3日(日曜日)

INGRESS OO DAY準備

 はなけっと2も無事に終わりましたので、大槌町で開催されるINGRESS OO DAYの準備に取りかかります。準備といっても私はスタッフと言うよりは外野の応援部隊という感じなので、手が付いてないところに勝手に手をつけていくような雰囲気です。

「おしゃっち」にテキストを入れたポスター。

 画像はポスター案の3番目。いい感じにまとまってきたと思いますが、今ひとつ違う感じ。難しい。

2018年6月4日(月曜日)

はやぶさ2

イオンエンジン往路完走

 初代「はやぶさ」の打ち上げの頃から見守ってきた(打ち上げ当時、詩唄いと国際電話で盛り上がったのは懐かしい思い出です)はやぶさも2号機。その2号機のイオンエンジンの往路運転が無事に終わったようです。初号機と違って本当に安定していますね。
 トラブルがないのはちょっと寂しいのが本音だったりするのですが(笑)、いいことには違いないのでこのままのペースで進んで欲しいです。

ポスター完成!

文化交流施設「おしゃっち」と赤いテキストを主体としたポスター。

 INGRESS OO(ダブルオー/おしゃっち オープニング)DAYのポスターが完成しました。今度のポスターはイベント応援店舗の店頭にも張り出されると言う事で、このポスターが大槌町内に張り出されることになりますね。ちょっと緊張です。
 当日は大槌町でお目にかかりましょう!

2018年6月5日(火曜日)

三陸月報!

 そういえばここの日記で三陸月報を紹介したことがなかったですね。発端は大阪あたりのファーストサタデイで作られていた「第一土曜日新聞」というIngress新聞なのですが、その後開催された大槌のファーストサタデイでパクリスペクトして作ったのが「三陸月報」です。
 折角ですので6月5日号を貼っておきますね

2018年6月6日(水曜日)

ふざけているようで真面目

【徒歩で125 km】廃線になった三江線の全駅を死にそうになりながら記録してきた

 Patoさんといえば私の中では伝説のテキストサイトの管理人(Numeri)なのですが、最近はライター業務もこなしているようで、こういった記事も書くようになっていました。長文なのに最後まで読ませてしまう謎の技術と、ふざけているようでスッっと真面目な話題を落とし込んでくるところは流石だなあと感嘆します。
 今回の記事にも凄くいいことが書いてあったので備忘録として引用しておきたいと思います。

そこでは多くの人が廃線前と変わらず生活しているのだ。僕らはニュースで遠い町の廃線の報を聞く。少しだけ廃線に沸き、廃線特需だってあるかもしれない。僕らの中ではそこで終わってしまう話なのかもしれないが、そこには廃線後も町があり人の生活があるのだ。きっと僕らには分からない不便さがあるのだろうけど、それでも生活は続いていくのだ。

変わらず畑を耕すおばちゃん。ロックに生きる婆さん。イベントを主催する人たち。レールカフェを出店する人たち。洗濯物を干す人。代替バスを運転する人。遊ぶ子供たち。そこには三江線沿線の生活が変わらずあるのだ。レールが錆び、線路に雑草が茂ろうとも、そこには人がいるのだ。

それを踏まえて、昨今よく聞かれる「地域活性化」とはなんだろうかと考える。地方、特に過疎に悩む地域をなんとかしようという試みだ。地域を活性化し過疎を食い止める多くの試みがなされているが、果たしてそれらの活性化は本当に効果があるのだろうか。

都会のコーヒーショップを田舎に持ってくるのが地域活性化だろうか。意識の高い人たちが田舎に集まってオシャレなことをするのが地域活性化だろうか。よくわからない箱物や銅像を作ることが地域活性化だろうか。ネットでバズるPR動画を作ることが地域活性化だろうか。僕にも正解はわからない。ただ、活性化の先に田舎を都会にするという思いがあるなら、それは確実に失敗するのではないだろうか。

新しい大槌町立図書館でも引き続き

 6月10日に新しい大槌町立図書館が開館しますが、どうやら城山図書室に引き続き「大槌町 ここは復興最前線」シリーズは2冊とも開架図書として取り扱って頂けるようです。

2018年6月10日(日曜日)

INGRESS OO DAY(ダブルオー/おしゃっち オープニング)

 INGRESS OO DAY、二日間の日程無事に終了しました! 参加して頂いた方、どうもありがとうございました。

 今回は城マリーのルール微調整とポスター制作を担当いたしました。思い出したようにお土産の話をしたり、当日は特に何もせずひたすら食べ歩いていた駄目なスタッフもどきです。

 ひとまず大きな怪我や事故などなく終わって一安心です。色々不手際等あったと思いますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

 FSから3年越しの大槌となった方も居る方も、初めていらっしゃった方も、それぞれ楽しんで頂けたなら幸いです。
まだ移動中の方もおられますが、ひとまずここで挨拶といたします。

 二日間、本当にありがとうございました!

 備考:イングレス ダブルオー デイコミュ【イングレス おしゃっち オープニング デイコミュ】

 一段落したので明日から原稿再開しますね…。

三陸月報

 ありがとうございました

2018年6月12日(火曜日)

大槌町役場旧庁舎解体反対に思う

 本気で旧庁舎解体を止めたければ、リコール請求(有権者の1/3)で現町長を失職させれば、少なくとも推進派の勢いは削がれるわけです。本気で保存したければ払い下げ請求も考えられます。本気で民意を問いたければ住民投票という手立てもあります。

 でも、そういう展開にならないですよね。つまりはそういうことなんだと思ってます。大槌トンビ(様子見)ってことですかね。

 町長側も慰霊祭は実行しないだとか、平成33年に鎮魂の森が完成するまで保存するとか譲歩の姿勢が全くないので、変にこじれるわけですね。

 さて、南三陸の防災庁舎を引き合いにして、「岩手県に一旦預けることはできないか」という声もありますが、これほどまでに政治やら個人やら団体やらの思惑が入り交じると、県としては何もできないでしょうね。
 防災庁舎は宮城県側から一時預かりの話が出たようですけど(その前段で有識者会議から報告書が県に上がっている)、ここまでこじれた物件に岩手県がこのタイミングで参加してくるかというのは難しいのではないでしょうか。

 お互い議論を放棄して対岸から鉄砲を撃ち合ってるような状態でどうやって話がまとまるのでしょうかね。

2018年6月14日(木曜日)

そこに綺麗な空が広がっていたから

 飲み会帰り(日付跨ぎ)に見上げた空があまりにも綺麗で、酔っ払った体にむち打って三脚を引っ張り出して何枚か写真を撮ってきました。

夏の大三角
α6300(ILCE6300) + SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary 017
10sec, F1.4, ISO2000, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

天の川と大接近している火星
α6300(ILCE6300) + SIGMA 16mm F1.4 DC DN Contemporary 017
10sec, F1.4, ISO2000, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 星撮りように購入したSIGMAの24mm F1.4を初めて実戦投入してみましたけど、なかなかいい映りですね。ISOをどれだけ上げてもF値が大きいと写らない星というのは出てくるそうですが、F1.4となるとその辺の心配は無用ですね。

2018年6月16日(土曜日)

新刊「大槌町 ここは復興最前線 ~震災復興記録写真集2017~」制作日記

 ひたすら写真を現像して地区別のフォルダに分けるという作業を延々と繰り返しています。写真の枚数が明らかに増えているのを感じていますが、本当にこれ、11月までに原稿終わるのでしょうか………。

 現像をしていて気がついたのですが、自分の中で写真撮影のエリアを見分けるときの基準の一つに中里鮮魚店の庭が加わってて吹きそうになるます。建物が出来る前から庭の工事やってからしょうがないですね(笑)。
 写真の遠景、右側に写っていたら上町側から撮影、左側に写っていたら本町・大町側から撮影というおおざっぱな括りが分かる程度には立派な庭なんです…。

 今日は2017年6月7日の現像もしていたのですが、この頃は末広町商店街の建築ラッシュですね。
 INGRESS OO DAYでもお世話になった境田自転車商会、化粧品のいわさき、ひびき鮮魚店、エルマーノもまだ建築中です。考えてみたらまだ1年経ってないということですね。(よろづ園、岩喜酒店は完成済み)


 2巻続けて写真集の裏表紙は重機が並んでいるところなので今回も…と思っていたのですが、昨年度はGWやお盆の前後で撮影をしていないので重機が並んでいるところの写真がないことが発覚しました…。(2巻とも現場が長期休暇の時の写真を使っている)


 今日から新刊紹介ページ公開スタートです!

2018年6月17日(日曜日)

お帰りなさい!

ひょっこりひょうたんじま(蓬莱島)をイメージしたご飯がカレーの海に浮かんでいる。

 湘南のカレー屋さん「湘南カレーゆうゆう庵」が発災後大槌の食事環境を見て湘南のお店を畳んでまでオープンした「湘南カレーどんりゅう庵」。役場前での営業、嵩上げ工事に伴い復興拠点街区に移転しての仮営業、復興拠点街区の工事に伴い一時閉店、再開を志すもご病気で一時休店を余儀なくされた「湘南カレーどんりゅう庵」。
 それが昨日、ショッピングセンターマストの中で再開しました!
 お帰りなさい!!

 実は二日連続でカレー食べてます(笑)。

解体工事前日

 明日、大きな動きがあるであろう大槌町役場旧庁舎。記録として留めるために意を決して撮影してきました。

 2014年に現地に入ってから何度となく見てきた旧庁舎ですが、最初に写真を撮ることが出来たのは2015年だったようです。私にとっては目を背けたくなるような光景だったに違いありません。
 それから数年が過ぎ、良くも悪くもそこにあることに慣れた頃、旧庁舎が解体に向けて動き出すことになりました。

 解体工事の入札執行、予算請求に対する住民監査請求、裁判所への仮処分申請など、様々な動きが見られた二ヶ月でした。
 解体工事差し止めを求めた仮処分申請に対する裁判所の回答は明日発表される見込みです。果たしてどのような結末を迎えるのでしょうか。

解体工事に必要な足場が張り巡らされた大槌町役場旧庁舎。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/160sec, F11, ISO100, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

2018年6月21日(木曜日)

ロフトベッドの下

 段ボールを放置するのは衛生的にもよくない(虫とか湿気とか)のは分かっているのですが、中々手をつけられなかった部分が一箇所だけ残っていましたが、今日、一気に片付けました

 これでロフトベッド下の収納スペースは全てアイリスオーヤマのメタルラックに統一することができました。何年越しでしょうか(笑)。

2018年6月23日(土曜日)

よく内容が分かってないニュースに適当なコメントをつけるのはやめようと思いました。実際にやられると腹が立つので。

 旧庁舎の解体工事について触れてるツイートを見てると色々憶測が飛び交ってるけど、そもそも担当課の人員はまだ8割から9割が他の自治体からの応援職員だし、そのうちのほとんどがやったことがない仕事をしているのだから、こういう見落としはあると思うのよね。見落としちゃったことはあれだけど。

 担当者が反対派では?
 反対も何も応援職員ry

 大槌町は解体工事をしたことがないのでは?
 復興事業はCMrがいままでやってたから、直営は久しぶりかも?
 あと応援職員は基本専門外。大きな自治体だと「契約課」みたいな専門の課があって、そういうところが担当すると書類不備はほぼほぼ防げたりする。みんなプロだからね。

 慌ててやるのは後ろめたいことがあるのでは?
 解体は2年先送りして今年実行に。
 まあ、今の町長の任期は来年8月で切れるから今年やりたいというのはあるかもね。
 ただ、入札そのものはやろうと思えば4月にできたのを5月にしているから、スケジュール的にはゆとりがあったと思う。

2018年6月30日(木曜日)

民間宇宙開発

 MOMO2の炎上というニュースで目覚める朝(´・ω・`)

武田日向先生

 武田日向先生の画集が到着。こんなイラストを生み出せる方がもう亡くなってるなんて、と改めて思う。

初出: 2018年06月01日
更新: 2018年06月30日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2018 Suzuhibiki Yuki

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