4年ぶりに大洗に行ってきました。
前回の大洗旅行もゴールデンウィークでしたのでちょうど4年前ですね。4年前の大洗旅行は実は日記にしていなくて、「大洗の日記も書かないとねー」みたいな事を後日日記にしているのですが、結局そのまま日記にしなかったという体たらくです、はい。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/80sec, F8.0, ISO100, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
列車を降りると真っ先に目に広がるのが空の広いホーム。電化されていないので架線が必要無く、空がスッキリしていますね。天気はあいにくの曇り空ですけど。この日は15時頃から雷雨になると分かっていたので、ここから先は雨との戦いです。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F11.0, ISO1000, 52mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
階段を降りると電光掲示板が出迎えてくれます。右下に「劇場版11.21全国公開!!」と書かれていて、これが劇場版の看板であることが分かります。4年前とは図柄が変わっていて、ちゃんと更新しているのは凄いと思います。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO125, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
駅を出て振り返ると顔ハメパネルが設置されていました。
これも前回来たときには無かったと思います。劇場版準拠のディティールが細かい絵柄ですし、劇場版が公開される前後に設置されたと思います。
この日の装備は鞄が二つ(カメラバックと着替え)という重装備でしたので、着替えをホテルに預けるためにひとまず大洗シーサイドホテルを目指します。途中、コラボイベント中は大変な賑わいを見せたCOCO'Sを横目に見ながらホテルへと向かいます。
磯前神社の脇に差し掛かると除草が追いつかないのか草に浸食された歩道と、吹きだまりになるのかゴミが溜まっている場所が目につきました。前回はさほど気にならなかったので、たまたまだと思いたいです。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO125, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
ホテルに入って目に飛び込んできたのは巨大なボコでした。「さわらないでください」の前に「ボコはけがをしています」と書いてあるのが憎いですね。
α6300(ILCE6300) + SEL24F18Z(E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F2.8, ISO500, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
ホテルに荷物を預けると既に13時を回っていました。夕飯は18時30分にお願いしたので軽めに昼食、ということでホテル近くの日野治に入ってみました。この日はしらすが捕れたと言う事ですのでしらす丼にしました。生しらすは当日中に食べないと苦みが出てしまう(普段スーパーで見る限りは賞味期限は捕れた日の翌日に設定されていますけど、翌日は厳しいと思います)ので、朝捕れたシラスはその日の午後までにいただきたいものです。
しらす丼についてはミョウガをチラしているのがgoodでした。ごちそうさまでした。
三陸に住んでいるのでこの時期は食べる機会はたくさんありますけど、出先でも食べたいのです(笑)。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/80sec, F8.0, ISO100, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
お昼を終えてそのまま近くの磯前神社へ。劇場版で階段を戦車が駆け下りた場所ですね。前回ももちろん来ているのでこれで二回目です。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F8.0, ISO100, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
階段を上りきり境内へ。鬱蒼とした森に囲まれた神社ですが、拝殿・本殿の周囲は開けています。風が吹く度に松の花粉が飛び散っていて、カメラに降りかかって大変でした(笑)。翌日ホテルの運転手さんに聞いたのですが、松は花粉症にはならないようですね。
最近まで同じ神社で御朱印は頂かないことにしていたのですが、最近は気にしなくなったので改めて御朱印を頂きます。前回は一冊目の御朱印帳で、今回は五冊目の御朱印帳ですから、4年の月日を感じますね(二冊目以降は片面しか使っていないので消費が早い)。
磯前神社を後にすると少しずつ雲行きが怪しくなってきたので、気になっていた喫茶店「グーテ」に向かいます。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F4.0, ISO500, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
ちょうど雨が降り始めた頃、「グーテ」に辿り着きました。庭が凄く綺麗に作られているのはもちろん、屋根のように張り巡らされた藤がちょうど満開になっていて幻想的な雰囲気でした。雨が降っていて写真を撮れなかったのが惜しいです。
船屋を移築したような内装(白一色)と調度品が綺麗にマッチしていました。写真を撮ろうと悩んでいる間にお客さんが来てしまい断念。誰もいないうちに写真を撮っていいかきいて撮影するべきでした。もったいない…。
上の写真はお店の中に置かれたボコです。内観の写真はこれだけですが、雰囲気を感じ取って下さい。
肝心の珈琲はとても私好みでした。雨が止むまで居座ると決めていたのでガルパン劇場版の小説(下巻)を読みながら、コーヒーをおかわりしながら1時間半ほど過ごしました。とても居心地のいい、そして珈琲の美味しい喫茶店でした。昼ご飯をもう少し早めにしていたら、ケーキセットでも注文したかったです。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO2000, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
雨も上がり、時間も頃合いですのでホテルに戻ることにします。途中、聖地の中の聖地「肴屋本店」に立ち寄ります。
ダー様のパネルの多さは流石の貫禄ですね。初代、二代目、三代目とどんどん増えていっています。そしてこれだけ継続しているのもすごいなあと思います。
α6300(ILCE6300) + SEL24F18Z(E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F2.8, ISO1600, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
一度お風呂に浸かり、ついに夕食の時間です。
大洗シーサイドホテルは「ホテル」ではありますけど部屋食になっているほか、「ホテル」でイメージする食事より凝っているのが面白いですね。それにしても月曜日から豪華で本当にすいません。
(移動に時間がかかるため泊まらざるを得ないとは言え)あえて大洗シーサイドホテルに泊まったこと、夕飯をいつもの19時ではなく18時30分にしたことには理由があります。
旅行のプランを立てているとき、4年前に大洗に来たときのことを思い出しながらプランを作っていました。そして真っ先に浮かんだのは神磯の鳥居を含めた星景写真と朝日の写真を撮りたいというものでした。もう正直ガルパンは二の次で、こっちがメインといっても過言ではありません(笑)。
気象レーダーやGPVとにらめっこをしながら、窓の外に目をこらしながら雲が抜けきることを待ち続け22時。日頃の行いに感謝しながらいよいよ作戦決行です。
α6300(ILCE6300) + SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
15sec, F2.8, ISO1600, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
はい、もう満足です(笑)。この一枚が撮れただけでも私の旅の目標はほぼ達成されました。
雲が抜けきっていないこと、町明かりがあるので条件はよくありませんが、狙ったとおりの写真が撮れて大満足です。
α6300(ILCE6300) + SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
20sec, F2.8, ISO1600, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
少し高いところ(展望台)から縦構図でもういちまい。鳥居の上の一本の線は流れ星では無く飛行機です。残念。
α6300(ILCE6300) + SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS
8sec, F2.8, ISO1600, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
明日の朝日もあるので1時間弱で写真撮影を終えホテルへ戻ろうとすると、大洗磯前神社の鳥居とその上に浮かぶ北斗七星が目に入りました。ライトアップの照明があるという悪条件での撮影でしたけど無事に鳥居と北斗七星をとらえることに成功しました。
星景写真を撮るためだけに三脚と明るい単焦点の超広角レンズを持ってきたので荷物としてはかなり無駄なのですが、狙っていたとおりの写真が撮れたことに満足です。
ホテルに戻り、冷え切った体を短めのお風呂で軽く暖め、明日の日の出(4時44分)に備えて布団へと早々と入っていくのでした。
4時44分。
これが今日の日の出の時刻です。冬に来ればもう少しのんびりできるのでしょうけど、ゴールデンウィークのまっただ中。朝日は無情にも昇ってくるのです。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS) + ND Filter
10sec, F11, ISO125, 28mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
夜明け前の静寂さを描いている(と思う)一枚。4時34分の写真ですので、日の出10分前ですね。この時間帯の空は本当にあっという間に表情が変わるのでもたもたしてられません。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS) + ND Filter
1/30sec, F4.0, ISO125, 45mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
そうこうしているうちに朝日が昇ってきます。海岸には十数人の人が三脚を立て、それ以外もカメラやスマフォをもった若い人達が一心にシャッターを切っているのは不思議な光景でした。逆光の中に立ち並ぶ人みたいな写真も一枚ぐらい撮っておけば良かったですね。今頃後悔しています。
α6300(ILCE6300) + SEL1670Z(E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/2500sec, F11, ISO100, 105mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
さざ波が描く模様が美しいですね。スローシャッターの写真も撮ってみたかったのですが、手持ちのNDでは限界を感じたので諦めました。太陽を入れるならND200やND500が必要になりそうですね。
5時半まで写真を撮り続けて部屋に戻るとそのまま朝風呂へ。寒暖差が激しい季節ですので朝の撮影はやっぱり寒いです。こういうときお風呂があるととてもありがたいですね。
朝食を済ませて大洗シーサイドホテルをチェックアウト。「車でどこかお送りしましょうか」というフロントの提案に応じて駅まで運んで頂くことに。車内のBGMはガルパン、車の脇の大洗シーサイドホテルと書かれた左側のロゴマークは、本来シーサイドホテルのロゴマークのはずが大洗女子学園の校章に。徹底していますね(笑)。
α6300(ILCE6300) + SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)
1/500sec, F6.3, ISO160, 436mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
駅のロッカーに荷物を預け、少しだけホテル側へ戻りまずは一枚。なんてことの無いドラッグストアの看板ですけど、劇場版の最初の戦闘シーンに登場する看板ですね。ドラッグストアは道路の右側にあるのですが、超望遠で切り抜くと道路の左側にあるように見えますし、劇中でも同様に表現されています。ガルパンはレンズを意識しながら見るのも楽しい作品ですね。この写真ともう一枚の写真を撮るためだけに超望遠レンズを持ってきたと言っても過言ではありません(後述)。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO500, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
正面から全景が入るのは超広角ならではですね。アニメにも劇場にも登場する旅館福本楼さん(作中では別の名前です)。松の木の枝振りが渋いですね。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO1250, 19mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
聖地中の聖地とも言われる旅館肴屋本店。アイストップにあたる位置に建てられていて、都市の骨格としても面白い場所だと思います。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO1250, 19mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
待ちをブラブラ歩いたら大洗リゾートアウトレットを目指します。
実は大洗に来る数日前、大洗リゾートアウトレットのテナントが激減しているというツイートが回ってきて「まさか!」と思ったのですが、いざ現地に行ってみると確かにとても寂しくなっていました。GWとはいえ平日の火曜日ですが、お客さんがあまりにも少ないです。平日という要素に目を瞑っても、かなりのテナントが撤退しているのは紛れもない事実でした。
α6300(ILCE6300) + SEL70300G(FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS)
1/500sec, F11, ISO800, 450mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
アウトレットに来たからにはこの写真を撮らなければなりません。ということで、アウトレット側からマリンタワーの展望台に置かれているキャラクターPOPを超望遠で切り抜きます。超望遠を持ってきたもう一つの理由はこの写真を撮るためですね。若干トリミングしていますが、450mmあれば十分引き寄せることができます。ニコンの200-500があれば十分とらえられそうですね(荷物は酷いことになりますけど)。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO200, 21mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
そんな大洗リゾートアウトレットの運営と一悶着あった末に移転した(現在は仮設での営業)「大洗まいわい市場」と「大洗ガルパンギャラリー」は道路を隔てた先に建っています。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO400, 19mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
4月27日に現在の仮設店舗に移動して僅か5日で応援イラストがびっしり書き込まれています。A0用紙6枚分でしょうか。ガルパンギャラリーはこれで4回目のリニューアルと言う事で、もはや芸になってしまっているような気がします(可哀想ですが)。
ガルパンの話題はこの辺にしておいて、個人的に大洗の好きなところといいますか、町としての面白いところを上げようと思います。一言で言えば、古い町を想起させる骨格が残っていることです。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO125, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
街中に突如として現れるこのコンクリートの物体は、海岸線を埋め立てる前の防潮堤です。この防潮堤の向こう側は全て埋め立て地ということですね。防潮堤から東側(太平洋側)は道路の幅員は広く、街区も大きく作られており、新しい町であることが容易に見て取れます。大洗町役場も埋め立て地の上にあることになりますね。
α6300(ILCE6300) + SEL1018(E 10-18mm F4 OSS)
1/60sec, F11, ISO100, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
大洗の町を歩いていると路地が多いことに気がつくと思います。海岸線に平行に家と街道が引かれ、その街道に直行するように山と海を結ぶ路地が形成されるというのは典型的な漁師町の骨格です。大洗の場合、内陸と海を結ぶ大きな道が後から作られていますが、一方で路地もかなりはっきり残っていて、街の骨格を眺めているだけでもお腹いっぱいになれると思います。
8月の写真を整理していたらバックホーが並んでいる写真を発見しました。お盆を控えて現場が止まっているときならではの風景ですね。裏表紙候補として保存しておきましょう。
ページ数はそんなに変わらない予定(企画書的には90ページ)なので、収録する写真の枚数も同じぐらい(400枚)のはずですが、8月までの写真を選定した段階で既に400枚越えているのですが、どうしましょう。台割り段階でのボツカット率は3割を越えそうな勢いですね。
私だって嫌ですよ、120ページとかになるのは…。
念のため、念のためね。
120ページで70冊印刷したときの見積もりを見てみたら、冊単価2000円超えていてショックを受けるなど。
110ページを越えてはいけない、雪冬心に刻んだ。
去年の原稿の様子を振り返ってみると、5月上旬に写真選定が終わって、5月末に台割り完了、6月~7月でレイアウトして、8月一週目で入稿していますね。今のところ、去年のペースから一週間程度遅れている雰囲気です。
このままだと作業日程が読めないので、今後のざっくりとした予定を組んでみました。
2015の編集がちょっと厳しそうな感じですね。誤字は2ヵ所見つけていてそこだけ直すべきか、余裕があったらもう一度全部直すか悩ましいところです。
原稿の日程には直接関係ないのですが、その他のスケジュールはこんな感じです。
今年は映画が豊作ですね(白目)。
映画館が遠いのでほとんど泊まりがけになると思うのですが、やり過ぎると作業が最も進む土日を潰すことになるので自戒したいです。
冊子紹介ページは去年と同様に7月1日(それでも普段より一ヶ月早い)でもいいのですが、6月上旬にコミケの当落が出るとしばらくはコミケの話題に持ちきりになるので、当落が出る前に一度告知したいのでこの日程になっています。作業スケジュール的にはまだレイアウトに入っていないので見本を提示できないのですが、そこはそのページだけ先行して作って何ページか見せられたらと思います。
(PDFや画像に直リンクするのはどうかと思うけど、PDFや画像のURLを削ってディレクトリだけにしたときに403エラーが出る構造のWebサイト(Index.htmがない)もどうかと思うんですよね。直リンクが当たり前のようにされる世の中だからこそ、そういう部分は気をつけたいと思うのです。)
経済産業省の若手グループが作成した「不安な個人、立ちすくむ国家」が凄くよくできてるという話ですけど、配布元はこのページですね。
http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/020_haifu.html
これの「資料2 不安な個人、立ちすくむ国家~モデル無き時代をどう前向きに生き抜くか~」が該当のファイルでした。結構いいことを書いているんですけど、これが厚生労働省から発表された資料だったらどれだけよかったことか。
撮影した現場写真がおよそ4000枚。
4000枚から最初に選び出したのが700枚。
700枚から400枚を選んで同人誌として発行。
こうして考えてみると、撮影した写真のうち1割しか収録できないことになりますね。
選んだ写真の枚数を無視して簡単な台割りを作ったところ96ページ、表紙込みで100ページになりました。最初に90ページの予定と言った人はちょっと出てきましょうか(自首)。
選んだ写真の枚数を元にざっくり台割りしてみます。
428枚、116ページになりました。
表紙込みですと120ページです。
おかしいですね。二週間ほど前の日記で110ページを越えてはいけないと言い聞かせていたのに。
ページ数のことに目を瞑って今後の作業を考えると、これだけ元になる写真があると、構図が被ってるからこの写真を削って別の写真を入れたいけどどの写真を入れよう…という事が少なくなるはずなので、その点は気が楽です。もっとも、どれをボツにするか悩むという点で気苦労は増えるのですが。
I'll be back...(親指を立てながら写真の海に沈んでいく)
2015年版を少部数印刷して再販するのは赤字になる ←わかる
20冊の場合 55,956円、冊単価 2,798円 ←まあわかる
2016年版を2015年版より多めに印刷して頒布するのに赤字になる ←はあ?
60冊の場合 128,733円、冊単価 2,146円 ←もぅマジ無理...スペースに募金箱置こう
恵まれない同人作家に愛の手を!
ドメインごとに違う「わいせつ」なキーワードを抽出して、フィルタリングに応用するという趣旨の論文で、PixivのBL小説トップ10を調査対象にして行った論文が人工知能学会の論文大会で発表されることが分かり、にわかに騒然としていますね。
無断引用だ、勝手に研究対象にするな、とか的外れな主張を偶に見かけますが、的外れすぎるので個人的にはどうでもいいです。研究手法が残念なのも指導教員にこの分野に詳しかった人がいなかったというどちらかというと学生が可哀想な事案なのでそれもどうでもいいです(この手の調査をするなら男性向け、女性向け、NL、BL、GLぐらいに大別して、各ジャンルの小説を無作為に100ぐらい抽出してそれぞれテキストマイニングするぐらいをしないとダメだと思うのです)。
研究手法については指導できる教員や院生がいなかったというのもあって学生も不幸だったと思うのですが、やっぱり研究倫理に欠けるというのが大きいです。ネットに公開されている文章を利用して調査を実施するなら、URL、作者名、作品名を公表するというのも成り行きとしては理解できるが、対象数が10本となるとその10本をやり玉に挙げるような論文になってしまう。フィルタリングに用いる言葉を探していくというのであれば、Pixivで発表されている小説を使うにしても、無作為に100本選び、匿名性を保持したまま調査をするべきだったと思うのです。
文章を引用する場合は引用元の明示が求められるのでそれは書かざるを得ないが、論文を読んだ限り(現在は非公開にされている)では本文を引用した箇所は見当たらなかったし、○月○日時点で公開されている小説を無作為に抽出して~ぐらいでよかったと思います。
研究は後続者が調査結果を再現できるように調査対象を明示するという考えもあるが、ドメインごとにキーワードを抽出するというのであれば、そのドメインのみを明らかにして実際に用いた小説のタイトルまで明らかにする必要はないでしょう。タイトルまで出したいのであればそれは梗概に書く必要はなく、論文本編の参考資料一覧にでも掲載しておけば今回のように騒ぎになる事はなかったと思います。
研究の手法はともかく、研究分野としては望まれている分野でもあると思うので、本当に突き詰めたいのであればこういった分野に詳しい教授がいる大学や民間の研究施設に進んで継続的な研究をして貰いたいですね。
同人誌でエロ漫画統計を発表している人が綺麗にまとめてくれたので紹介しておきます。おおむね研究倫理の件ということで私の考えとも一致していました。
去年よりも更に早いですが、告知ページを公開しました。コミケの当落が6月8日(たしか)に発表されるのですが、それ以降しばらくコミケムードになるので、それよりも前に公開しておこうという算段です。早すぎて忘れられるリスクはもちろんありますけど、告知だけでも出しておけば作業としても前倒し出来るのでひとまず公開です。
告知を出した以上、ちゃんと入稿しないと、ですね。
それにしても、相変わらずの反応の薄さに心折れそうになりますね。頑張ろう…。
以前、表紙込みで200ページになると書きましたけど、そこから4ページ減らして116ページになりました。
なったつもりでした。
2ページどこかで数え間違っていたみたいで、118ページになりました。120ページは切りたいですね…!