2月の日記

Top > 読み物 > 日記 > 2016年2月

2016年2月1日(月曜日)

誕生日

 誕生日おめでとう

2016年2月4日(木曜日)

ラジオですよ、ラジオ!

 ドームですよ、ドーム!

 1月10日の日記に書いたことについて、ラジオで告知することになったので、地元のラジオ番組に出演してきました。テレビでお便りを読み上げてもらったことはありますけど、ラジオに自分の肉声で出演するとは思ってもいませんでした。今年はなにかいろいろありそうな予感です。 

2016年2月7日(日曜日)

盛岡ゆきあかりに行くか行かないか、それが問題だ

 東北の冬のイベントと言えば、かまくらとかキャンドルとかそう言うのが多いですけど、盛岡ゆきあかりもその一つだと思います。
 実は去年も「盛岡ゆきあかり」には参加しているのですが、Ingressのイベントに参加しつつの見学だったので、じっくりと見ることができなかったというのもあります。
 そういうこともあって、今年はもう少しじっくり見てみたいという想いがあります。奇しくも今年は金曜日に休みを取れば四連休という日程になりますし、Ingrssのイベントも行われてますし、開運橋のフォトコンテストもあるし、ということで、盛岡に行く理由は割とたくさんあったりします(笑)。

 とはいっても土曜日に盛岡ゆきあかりに行くと宿泊が必要な関係から、日曜日が移動日になってしまいます。日曜日は家でのんびりしたいという私にとって結構痛いです。
 ですが、スケジュールを頭の中でこねくり回していると、そもそも金曜日は休みを取る予定だったということを思い出しました。ということは、金曜日は朝から移動して盛岡ゆきあかりを見て一泊して、土曜日に帰宅すれば、日曜日はまるまるフリーになります。

 ということで、早速ホテルを取りました。
 残った問題は、三脚を持っていくか、一脚を持っていくか、といった装備面ですね。開運橋は長時間露光をやりたいですし、盛岡ゆきあかりは三脚だと邪魔になるので一脚を…と考えると、二本持っていくのが一番なのですが、いかんせん荷物が…。
 荷物についてはもう少し悩むことにします。

2016年2月12日(金曜日)

「もりおか雪あかりに」を見に行くついでに「ぐるっと!!MORIOKAまちなかラリー」(とIngressのミッション)に参加してきたよ

 行くか行かないか悩んだ次の日記が、行った日記ですよ、と。

 毎年この季節になると開催される「もりおか雪あかり」ですが、見に行ったのは去年が初めて。ですが、去年は同日開催のIngressのイベント「ポータル大量発生感謝!ハック&キャンドルin盛岡」に結構時間を取られてしまって、見ることができたのは僅かな時間だったので、リベンジをかねてもう一度行ってみることにしました。
 べ、別に「ぐるっと!!MORIOKAまちなかラリー」に参加するためとかじゃないんだからね!(テンプレ)
 ちなみに今回は「開運橋フォトコンテスト」の情報を事前に仕入れていたので、そちらについても何枚か写真を撮ることにしていたため、実質三つのイベントに参加する形に。去年よりハードだが、そんなスケジュールで大丈夫か。

スケジュール決め

 「ぐるっと!!MORIOKAまちなかラリー」は「盛岡まちづくり株式会社」が主催するイベントで、市内8ブロックに張られたポスター(計140枚)に書かれている問題を解き、3問以上(同一ブロック内は同じ問題)正解するとプレゼントに応募するチャンスがもらえるというもの。クイズがあるという点ではスタンプラリーというよりはオリエンテーリングに近いかもしれませんね。
 そして、そのイベントに連動した形でIngressのミッション「ぐるっと!!Moriokaまちなかラリー in もりおか雪あかり」が設定されていて、ミッション内でもラリーと同じ問題を解くことができます。
 Ingressのミッションをクリアした人には粗品がプレゼントされるということで、Ingressのミッションをクリアしつつ「ぐるっと!!MORIOKAまちなかラリー」も進めれば、ラリー協賛店からのプレゼント挑戦のチャンスと、岩手県庁ゲームノミクス研究会からの粗品が同時にもらえるというちょっぴりお得な企画です。

 こういったイベントがなかったとしても「もりおか雪あかり」を見に行くつもりでしたが、ミッションの内容がクイズになっているということに興味をそそられたので、金曜日の午後早いうちから盛岡入りをして、ラリーとミッションを同時クリアしつつ、「もりおか雪あかり」を見る、ついでに開運橋の写真を撮るという三本立てのスケジュールを組んでみることにしました。
 去年の反省から「もりおか雪あかり」に余裕を持って参加できるように、ラリー・ミッションの推定攻略時間を割り出すことにします。問題が設定されているエリアを見てみると、市内の循環バスのルートと重なっている部分があるので、バスを使えば時間を短縮できそうですが、駅東側は歩きなれた道ですし、雪もほとんど積もっていないようなので、バスを使うのは最初から頭に入れていませんでした。
 Ingressをしながら設定されたエリアを歩き回ると考えたら3時間~4時間程度で巡れると感じたので、13時頃に盛岡入りして盛岡駅前からラリーとミッションをスタート、お昼ご飯、開運橋の写真を撮りつつ、17時頃に駅前に戻ってホテルにチェックイン、休憩を挟んで18時に「もりおか雪あかり」の会場に行けば、全ての目的を達成できる、というスケジュールを組んでみました。

「ぐるっと!!MORIOKAまちなかラリー」&Ingressミッション

 12時半頃に盛岡駅に到着し、荷物を預けたりしていて13時からミッションをスタート。駅前からなのでAブロック(Ingressのポータルでは盛岡駅前開運神社)から始めます。Bブロックへ移動する途中、開運橋フォトコンテストに応募する写真のロケハンをしたのですが、あまりいい構図に巡り会うことができなかったので、北側からの撮影はしないことにしました。材木町まで来ていたのでそのままB(永祥院)、F(カメラのキクヤの時計台)と進めて、休憩もかねてお昼ご飯へ。

ヒレカツ定食
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F3.2, ISO640, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 夕ご飯が本番だったのと、お昼時を逃してしまった関係でお昼ご飯は適当に済ませたのですが(適当と言いつつヒレカツ定食でしたが)、おいしい珈琲が飲みたくなりました。何度も来ているので近くにあるドトールの場所はわかっていたのですが、どうせならと思い立ったので周辺を検索します。すると「六分儀」という珈琲屋さんが引っかかりました。そういえばこのお店、何度となく目の前を通っているものの一度も入ったことがないお店だと気づいたので、いい機会だと思って入ってみることにしました。
 メニューも見ずに「ホットで」と頼んだら出てきたのが「まいるど」でした。味から豆の状態を理解できるほどの知識はないですけど、浅煎り~中煎りぐらいのアメリカンに近い感じでした。あっさりとしていて飲みやすかったです。ごちそうさまでした。
 後々調べてみるとブレンドだけでも数種類、ストレートもかなりの種類があるほか、甘味もおいしそうなので、今度はメニューを見て選んでみようと思います。

手書きの伝票がかわいい
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F3.2, ISO640, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 優雅なBGMの流れる店内でひとときを過ごして、ミッション再開。H(八幡郵便局)、G(もりおか 啄木・賢治青春館)、E(もりおか歴史文化館前の時計塔)、D(エーゲ海に捧ぐ)、C(モスビル横 循環)と回ったところでミッションクリア。
 13時から始めて、終わったのは16時50分でした。お昼ご飯を食べている割りには結構さくさく終わったようですね。移動距離は後から調べてみたところ最低でも8kmと結構な距離に。

 問題そのものは結構易しめの設定で、問題文そのものから答えが推察できるものや、ミッションの対象となるポータルの周辺を探せば簡単にわかりました。ラリーの方は答えがあっているかどうかわかりませんが、Ingressのミッションは答えがあってなければ次に進めないので、答え合わせも同時に終わるという、ラリーだけに参加しているひとからしたらちょっとずるいかもしれません(笑)。もっとも、簡単な問題でしたので全問一発正解でしたけど。
 ミッションの攻略数が実績に関係しているためか、5分ぐらいで終わる簡単なミッションが増えているなかで、約3時間かかるミッションというのはなかなかボリュームがあったと思います。しかも全てパスコード入力を求められるというのも、個人的には楽しい要素でした。奇しくも翌々日に上野公園で実施された公式のミッションイベントは、パズル要素を含むという非常にハードなミッションでしたし、12月に開催された登米市登米町のイベントでもミッションの中にクイズが含まれていたので、これからのイベントはHackだけではなくプラスアルファが求められるイベントが増えるかもしれませんね。自治体や商工会が開催するイベントは街を発信するという大義がありますから、そこに関係する部分をクイズにするというのは当然の成り行きでしょうか。
 そういうことを考えると、去年の2月に開催されたハックアンドキャンドルはクイズ要素ありという時点で先見性があったとも言えますし、今回のイベントはある種原点回帰とも言えるイベントだったのかもしれません。
 あと、こればっかりはIngressのUIの問題でもあるのですが、盛岡市内にはメダルアート系のミッションが以前よりだいぶ増えていて、イベント用のミッションを探すのに苦労するという、この地域(というか都会?)ならではの問題があるように思えます。(ぱっと思い浮かぶだけでメダルアートミッションが5つぐらいありますよね、県庁周辺に。)検索ができるようになるだけで解決できる部分でもあるので、NIAには頑張って欲しいところです。

開運橋フォトコンテスト

 ミッションを無事に終えたので開運橋フォトコンテストに応募するための写真を撮るために南側の不来方(こずかた)橋へ。ホテルに向かう途中にあるこの橋は開運橋の南側にあり、開運橋全体を写し取ることができます。一方で、凝った構図ではないので他の人と被る可能性は高いですが、細かいことを考えていてもしょうがないのでとりあえず夕暮れ時の開運橋を一枚。薄闇の向こうに岩手山を望みつつライトアップされた開運橋という、おいしいとこどりの写真になったと思うのですが、応募作という関係上、非公開にしますね(笑)。

 そのままホテルに………と言いたいところですが駅のロッカーに荷物を預けているので駅まで戻ってからホテルにチェックイン。この時点で17時30分頃でした。タブレットを充電しつつ、一脚やフィルターのたぐいを用意してホテルを出たのは18時10分頃。すっかり夜の景色になった開運橋の写真を同じ場所から撮って、いよいよ「もりおか雪あかり」の会場へ向かいます。

「もりおか雪あかり」

 昼間に歩いていた時から思っていたことですが、一言で言えば「雪が少ない」。去年は雪上に雪像があったのですが、今年は地面の上に雪像が置かれているといった具合で、雪像を作るための雪もどこかから運んできたというのは容易に想像できます。

ネコの雪像?
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F2.2, ISO2000, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 雪像が雪の上にあればもう少し明るくして雪と雪像と灯りといった対比ができるのでしょうけど、今年は地面が黒いので、露出アンダーにして暗闇の中に灯りが浮かぶようなイメージで。
 雪が少ないおかげで、高台に上るのは楽でしたけど、雪がある景色でも撮ってみたかったですね。

上から見下ろす
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA) + Cross Filter
1/25sec, F2.5, ISO2000, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

輝く灯籠
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA) + Cross Filter
1/25sec, F2.2, ISO640, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 クロスフィルターを新調したのでちょっと遊んでみました。光芒が6本のいわゆるスノークロスには薄枠タイプの商品がなく、広角では使いにくかったのですが、昨年の12月にマルミがスノーとサニーにも薄枠タイプのフィルターを出したので、これを機に入れ替えたのです。まあ、77mmで統一することにしたので、薄枠じゃなくてもよかったような気もしますけどね。

エンライテンドのロゴが闇夜に浮かぶ
α5100(ILCE5100) + SSEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS) + Original Filter
1/30sec, F4.02, ISO2000, 64mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 あとはオリジナルフィルターでIngressの陣営ロゴを映し出そうと頑張ってみたり………これはもうちょっと研究の余地がありそうです。望遠側の時がきれいに写ったので、大口径の中望遠(85mm,F1.8とか)を使うときれいかもしれませんね。シグマのEマウント用単焦点がF2.0かF1.8なら購入を検討するんですけど、F2.8なんですよね。

 なんだかんだと遊んでいるうちに20時になり、係員が灯りを消し始めたところで撮影終了。結局1時間30分ぐらい会場にいたことになりそうです。

おつかれさまでした

 「もりおか雪あかり」の会場から2キロほど歩くといつもお世話になっているお店に到着です。

ベアレンビールで乾杯
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F1.8, ISO5000, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 本日もお疲れ様でした。

 ラリーとミッションで8km、ホテルから「もりおか雪あかり」の会場→飲み屋で4kmと、合計12km歩いた後のビールは格別ですね。ラストオーダーまでのんびり過ごしてお店を後にしました。

2016年2月21日(日曜日)

α6300

 海外では2月の上旬に発表されていたSONYの新しいミラーレスα6300の情報が日本でもようやく発表になりました。急速に円高が進んだので価格設定 に悩んだのではといった憶測もあるようですけど、α5100の発表が金曜日でしたし、CP+直前だし、20日発売のカメラ雑誌もあるし…といった感じで、 日程的には妥当と思えます。インターネットが発達したこのご時世、海外と日本の発表日をずらす意味がどれだけあるかは不明ですけどね。

 α5100を使っていて不満だったことがいくつかあります。

撮影モード切替ダイヤルがない
 それまでメインで使っていたCanon S100についているというのも大きな要因ですね。
電子水準器がない
 夜景や星景を以前より撮るようになったので、結構不便。今現在はISO25600に設定して撮影して水平を確認して…といった作業をしています。
モニタが上下ティルトじゃない(上側180度のみ)
 ハイアングルから撮りたいときに困る。
高感度特性がよくない(体感ではISO2400が限界)
 S100よりはだいぶましだが、ISO3200ぐらいまでは使いたい。
タッチパネル邪魔
 普段はAFエリアを中央一点にしてAFロックで撮影しているが、何かの折にタッチパネルに触れてしまうとそこにフォーカスを合わせようとするのが邪魔。

そして、今回発表されたα6300はこのほとんどを解決してくれました。モニタの上側へのティルト幅が狭まったのは残念ですが、それ以外はおおむね良好だと思います。α6300が発表されたとき、タッチパネル非対応ということに不満を持っている人が結構いるようなのですが、タッチパネルが邪魔だった私にとってはない方が好都合ですし、これでいいと思います。消費電力も減りますしね。

 ということで、予約受付も同時に始まりましたのでヨドバシでさくっと予約。3万ポイントほど貯まっていたので、ポイント値引きで11万ぐらい。カメラが届いて動作を確認したら、手持ちのα5100はソフマップかマップカメラにドナドナしてもらおうと思います。

 さて、メインカメラはともかくとして、サブカメラのS100もG7X markIIに移行したいのですが、4月の旅行を控えているさなかにカメラを2台とも置き換えるというのは、財布的にはかなり辛いので、サブカメラはもう少しがまんしようとおもいます。

初出: 2016年02月04日
更新: 2016年02月07日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2016 Suzuhibiki Yuki

Fediverseに共有