あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。新年も旧年同様よろしくお願いいたします。
ここ数年、不甲斐ない年の過ごし方をしているのですが、諸事情により生活が安定しましたので今年こそは頑張りたいです。
まずは例年通り、昨年の目標の達成度合いから。
去年の目標の達成率を鑑みつつ今年の目標を定めます。手段と目標を取り違えるなといいつつ、自分がそれを守れていないような気がするので、もう少し具体的な目標を立てたいと思います。
戦車が来なくなった大洗 共産党が「ガルパン」名指しで戦車展示の中止を要請していた
日本共産党茨城県委員会が、防衛省への要望書の中で、「ガルパン」の愛称で親しまれているアニメ『ガールズ&パンツァー』ファンイベントでの実物戦車の展示中止を求めていたことがわかった。
(中略)
「大洗町で『ガルパン』ファン向け、自衛隊の実物戦車の展示が行われ、今後も実施の意向を示しています。大洗町は環境・観光・町づくり・都市計画マスタープ ランなど多面的な実施計画を作成し、観光地として景観を重視しています。戦車を観光目的として展示することは計画を無視するものであり、都市公園法からみ ても問題があります。中止してください。」
言っちゃ悪いですけど、「美しい景観」なんてものは日本国内に五万どころか五百万ぐらいありそうなわけで。しかも、観光地として景観を重視するなんていう方針を掲げる市町村なんて日本全国にあるなかで、「景観」だけで人がやってくる街なんて無いんですよ。
世界遺産級の景観なら景観だけでも人は来るかもしれないけど、それ以外の場合は景観がよくても交通の便が悪ければ見向きもされないし、宿泊地として名高いところがなければ人はとどまらないし、そもそも、ある程度の知名度がなければ調べられることもない。誰にも知られていないところをわざわざ発掘する人なんて言うのはほんの一握りであって、世間の認知的には大洗の景観というのはその他大勢の中の一つに過ぎないのですよ。
1718市町村全て(H26.4現在)にそれぞれの「るるぶ」を作って、それらが一堂に会して売り上げを競ったら、売り上げの大多数は、奈良、京都、大阪、横浜、東京になるのではないでしょうか。大洗に限らずほとんど全ての市町村の立ち位置というのはそういうものなのです。
そして、たとえ観光地であっても何らかのきっかけがないと人は訪れません。「行きたい」と「行く」はイコールではありません。「行く」を満たすためには「行きたい」+「何か」が必要なのです。いわゆる「きっかけ」です。最近流行のIngressもそうですし、大河ドラマもそうですし、件の「ガルパン」もその中の一つです。
「きっかけ」が多いほど人はやってきます。そして訪れた人がSNSやブログなどでその情報を拡散することで知名度が上がり、その情報をきっかけにまた人が訪れます。きっかけというのは人を動かす原動力なのです。
戦車の実物の展示もきっかけの一つでしょう。大洗を何度も訪れている人なら新しい要素にもう一度行きたくなるかもしれませんし、普段見られない物が見られるならと訪れる人もいるでしょう。
それに対して共産党が行った今回の申し入れというのは、それを削ぐ行動と言えます。
ガルパンが大洗町にもたらした観光客数と、共産党が大洗町にもたらした観光客数をだれか分析して頂けないでしょうか。
話は変わりますが、要望書の中で「航空自衛隊の観閲式・航空祭を中止し、その分の予算を震災復興資金にまわしてください。」などと被災地復興に対するアピールをさりげなく行っています。
自宅から会社に行くまでの間に共産党の看板が二ヵ所あるのですが、津波で流されたエリアに建っている看板にもかかわらず、過去二年間、復興に関するポスターが貼られたことは一度もなく、「9条改正反対」やら「オスプレイ配備反対」といったポスターしか貼らないような政党が抱いている本心はバレバレですので、復興アピールはおやめ下さいね。
閑話休題。
今回の一件で、大洗町とガルパンがまた一つ有名になったのは間違いない。
なるほど、真の狙いはそこにあったんですね(無い 。
ガルパンはいいぞ。
目標を立てたばかりであれなんですけど、とあるイベントというか企画で私の写真を使ってもらえることになりました。公式発表前ですし、公式発表された後も本名で参加しているためここでの発表は無いと思うのですが、まずは第一歩といったところでしょうか。