11月の日記

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2015年11月4日(水曜日)

突然ですが

 引っ越しました。
 いろいろバタバタしているので、10月の日記とか、11月の日記とか、あとあと拡充していこうと思います。ネタはあるんですよ。

2015年11月15日(日曜日)

ingress in TOYOMA 〜とよま街歩き〜

参加まで

 開催告知直後から悩んでいた宮城県登米市登米町の探訪ですが、IGI終了後に「朝8時に一関まで来て頂ければ車に乗せていきますよ」というお話があり、悩みつつも電車の時間的には問題が無いことまでは確認をして、とりあえず保留にしました。
 開催日が迫る中、いろいろ悩みはしつつも、「悩んだらとりあえずいっとけ」という若干オタっぽい精神で参加を決意。やらずに後悔するより、やって後悔するほうがいいというのは、サークル内での合い言葉だったりします。
 参加を決意して、「さあ、きちんと電車を調べよう」と、いつもお世話になっているハイパーダイヤで検索したところ、5時の始発に乗れば7時53分に一ノ関駅に着けることを再確認。途中「はやて112号」に乗る必要があるのですが、仙台と盛岡の間の駅に停車駅がある「はやて・はやぶさ」は同区間内のみで乗り降りが完結する場合は、(やまびこの)自由席特急券で乗車できるという特例を利用することにします。(ちなみに盛岡・新青森間で完結する場合は特定特急券が使えますが、仙台・盛岡間と違ってアナウンスは積極的ではないようですね。)
 それでもなお、往復の交通費は1万円弱となかなかのお値段。もっとも、一関からの送迎の件が無ければ、そもそも行かなかったか、最寄り駅からのレンタカーになっていたので、だいぶお安くなっています。

情報収集

 直前まで参加するか否か悩んでいたため、情報収集はほとんどしていなかったのですが、受付会場の地図をGoogleマップで確認したとき、典型的な町割りと辻が残っていることが一目でわかったため、弥が上にもテンションが上がります。
 歴史的な街である事は地図を見れば明らかだったため、次に確認するのは神社です。登米町&神社で検索すると、すぐに登米神社という神社が引っかかります。歴史がありそうな神社ですし、未だ珍しい女性神職(宮司)がいらっしゃると言うことで、ここに行くことを決意します。
 神社が決まればお昼ご飯の調達です。今回のイベントは「とよま油麩丼の会」が主催と言うことで、油麩丼を提供するお店の一部で割り引きが受けられるようになっているようです。対象店舗として5店舗が掲載されており、全ての店舗が登米市役所ウェブサイト内のページで紹介されています。今回のイベントのために用意したか否かにかかわらず、こういった情報を市役所のページに入れてしまうと言うのは、その気合いがうかがえますね。
 情報が提供されているのであれば、それを活かすのが飯テロ勢として当然のたしなみですので、とりあえずメニューをチェック。お店によって細かな違いがあるようですけど、首藤屋さんの「鶏肉入り」という言葉に惹かれたので、さくっとお気に入りへ登録します。
 このページの凄いところは、Googleマップを埋め込みで使っているため、そのままGoogleアカウントに情報を保存できるところです。Googleアカウントにログインした状態でGoogleマップを使っている人はご存じだと思いますが、Googleマップ上にお気に入りの地点を保存することができます。お気に入りの地点を登録すると、即座に現在地からのナビモードに突入できるといったメリットがあるのですが、このページではGoogleマップを埋め込んでいるため、その保存機能がそのまま使えるのです。このページを作った担当者は相当できる人ですね、これ。
 そして実はこの点が、私の中での評価を上げる最大の要因だったと思います。使い手のことを考えた細かな配慮は印象に直結してくると思います。時間をかけてわかりやすい地図を作るのも大事だと思いますが、既存のサービスを使った効率的な情報提供の仕方もあると思います。

出発

 午前3時半、雨音が響く中での起床です。一歩間違えば二度寝になりそうな中、なんとか身支度を進めます。ちなみに今回は、初めての常時レンズ3本体制(レンズ3本体制は割と普通ですが、常時3本というのは今回が初めてです)となるため新兵器を導入したのですが、それのテストも兼ねています。
 出発予定時刻である4時半には無事に準備も終わり、雨の中、駅へと向かいます。
 ローカル線に揺られること2時間、新幹線に乗り換えて30分、朝ご飯のことを考えていなかったというトラブルもありつつ(車内販売でカツサンドを頂きました)無事に一ノ関駅へ到着。
 一関市民センター 吉田さん、0909 Jabeさん、旅のまるくさん、匿名ネズミさんと合流し(アカウント名50音順)、一路、宮城県登米市登米町へ向かいます。

登米町へ

 9時前には受付場所である「蔵の資料館」近くの駐車場に辿り着き、車を降りて歩き始めると「それっぽい」人たちが同じ方向へ向かっているのがわかります。同人誌即売会の会場へ行くときもそうですけど、「この人たちも同じ目的だなー」と、なんとなくわかるものです(笑)。その中には他のイベントでお目にかかった方も何人かいらっしゃって、「同窓会みたいですね」等と感想を言いながら蔵の資料館の前に到着。

蔵をそのまま使った蔵の資料館
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/80sec, F4.0, ISO100, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

中は意外と広い
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/10sec, F4.0, ISO1250, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 受付の準備が整うまで、別のイベントですでに知り合っている方々と挨拶を交わしつつ、目の前を横切ろうとした本日の賞金首であるK capibaloveさんを捕まえて缶バッジをゲットします。
 そうこうしているうちに受付がはじまり、いよいよミッションのスタートです。

Ingress Mission「武家屋敷を巡る」

 Ingressのミッション(スタンプラリーのような物)をいくつか連続でクリアするときは、地図を見ながら効率的なルートを考えるのが鉄板ですが、鶴の一声で「武家屋敷を巡る」に決定し、早速歩き始めます。GPV天気予報で事前に確認したとおり、小雨が降ったり止んだりを繰り返す天気の中、片手にスマフォやらタブレットを持った怪しい集団が動き始めます。
 実はIngressのミッションを複数人でクリアするというのは今回が初体験で、いつものペースで写真を撮りながら歩いていると、気づいたら50メートル以上離されているという場面が多々あり、歩いたり走ったりしながら皆さんの後をついていきます。みんなもっと気合い入れて写真撮ろうよ(個人の感想です)。というか、町並み見ようよ(笑)。

漆喰と木をつかった塀が連なる
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO320, 35mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 「武家屋敷」とミッション名にもあるとおり武家屋敷が点在するのですが、門扉が開かれている武家屋敷が非常に多く、中の庭もきれいに手入れされていて見応えがありました。町内会か自治会でそういう取り決めがあるのか、暗黙の了解で切磋琢磨しているのかはわからないのですが、観光地として著名な他の武家屋敷にも劣らないと思います。一方で、「『みやぎの明治村 とよま』まちづくり計画(案)に対する意見公募の結果」で市が回答しているとおり、郡としては成立していないほか、町並みとしても「惜しい」と思う部分(後述)もあり、これからの活動に期待したいです。
 ちなみに、なぜかこのミッションが終わる頃には一緒に歩いているメンバーが入れ替わっており、一関市民センター 吉田さん、TAKA amapmさん、匿名ネズミさん、持田崇さん、私という組合せに。いつの間に入れ替わった!?

Ingress Mission「警察資料館へ行こう 辛口」

 次の行き先を考えていると、やはり鶴の一声で「警察資料館へ行こう 辛口」に決定。高低差の激しい道のりを歩きながら、第二チェックポイントである「森舞台」にたどり着きます。

木とコンクリートが絶妙に融合した外観
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO250, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom, Edit in Adobe_Photoshop

 ここはクイズ形式になっていて、確か「これは○のための舞台ですが、なんの舞台でしょう」という設問だったと思うのですが、他の人が解答に悩む中、漢字一文字と推察される問題文からさくっと回答を導き出して正答すると、他の人に答えを教えることなく一人写真撮影モードに突入します。
 初めて知ったのですが、この「森舞台」、正しくは「登米伝統芸能伝承館 森舞台」と言い、隈研吾による設計とのこと。一応、「一番好きな建築家は?」と問われたら「隈研吾」と答えるでしょうけど、こんな建物も設計していたとは驚く限りです。
 そんな隈研吾氏の活躍の幅に驚きつつ、1996年に能舞台を新造するという事にも驚かされました。近年、能といえば屋内に設置された能舞台で行われる方が主流になっているような感じがしますけど、元々は屋外にある能舞台で演じられた物であり、この能舞台は原点回帰とも言える立地でしょう。非常に残念ですが、この日は門扉が閉じられていて見学はできそうにないため、外からの写真撮影で終了してしまいました。
 考えてみれば、能舞台をきちんと見たのは岩手県平泉町・中尊寺に隣接する白山神社の能舞台だけですね。

白山神社(岩手県平泉町)の能舞台 自然の中に溶け込む能舞台
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO320, 35mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 今頃になって調べてみたところ、「白山神社能舞台は,正統的かつ本格的な規模と形式の舞台をはじめ,橋掛,鏡の間,楽屋からなり,完備した構成の近世能舞台遺構としては東日本で唯一といえ,高い価値がある」とのことで、割りと貴重な体験だったようです。

 閑話休題。
 途中「蔵の資料館」で、事前に作成をお願いしていたエージェントネーム(Ingressのプレイヤー名)が書かれたカードを受け取り、そのまま警察資料館へ向かいます。

典型的な辻。左側の緑のフェンスがもったいない。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO125, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 前のミッションでも通った道を通りつつ、「ここの辻が美しいんですよ…」と一人ご満悦。一方でこの辻、その特性上よく目立つのですが、住民が設置したと思われる緑の斜め格子のフェンスが本当にもったいない。せめて茶色の斜め格子だったら、贅沢を言えば茶色の普通の格子だったら、もう補助金を出してでもいいから木製に…と、無理なことを考えつつ先へ進みます。
 全国どこにでも当てはまりますが、美しい町並みを作ろうとする場合、初期費用がかかるのは当然として、それを維持するのは住民です。地域全体で同じ価値観を持つことを強制することはできませんし、特別に決められていない限り外構のしつらえは土地所有者が自由にできますけど、もし市を挙げて町並みに取り組むのであれば、教育的な部分から進めていく必要があるでしょう。景観というのは自発的な活動によって維持され、高まっていく物だと思います。

Ingress Mission「警察資料館へ行こう」

 ミッション名に「行こう」と入っているのですが、警察資料館(旧登米警察署庁舎)から出発するため逆向きになってしまいました。

木造の洋風建築
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/80sec, F8.0, ISO100, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 超広角で門や塀を入れることなく建物だけをバーンと一枚で。
 さて、この警察資料館は元々は登米町の登米警察署として明治22年に建築され、昭和43年まで使われていたようです。明治22年ということで、いわゆる「擬洋風」(明治初期洋風建築)晩期の建築物で、建物の中央に寄棟造二階建にペディメントを設けた車寄せを配置するという典型的な形になっていますね。

Ingress Mission「尋常小学校へ行こう」

 スタート地点へ戻りつつ、最後の目的地である尋常小学校(旧登米高等尋常小学校校舎)へ向かいます。

和洋折衷式のコの字型の校舎と中庭の対比
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO500, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 よくよく見てみると警察資料館(旧登米警察署庁舎)と建物のしつらえが似ていることに気づきますが、こちらは擬洋風ではなく和洋折衷式だそうです。
 擬洋風と和洋折衷式は建物の形としてはよく似ていますが、スタート地点が違います。擬洋風は西洋建築を見よう見まねで作った建物であり、和洋折衷式は最初から折衷が試みられているという点で大きく違います。擬洋風は見よう見まねで作ったという事もあり、相対的に評価が低く見られることもありましたが、職人による創意工夫が見られるため、最近では文化財への登録も行われています。なお、登米警察署は県の指定文化財、尋常小学校は国の重要文化財に指定されています。
 個人的には建物そのものよりも、庭と建物の関係が好きです。もうすぐお昼という事もあり、見学者が多数訪れていたのが印象的でした。時間があれば建物の中も見学したかったのですが、この後の昼食や自由散策もあり、泣く泣く後にします。

 これで指定されたミッションは全てクリアしたので、「蔵の資料館」へ向かいます。道中「とよま観光物産センター遠山之里」で「油麩味噌汁」の試飲が行われていたので頂いたのですが、これはなかなかいけます。

油麩が入った味噌汁を配布中
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F4.0, ISO320, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 おいしく味噌汁をいただき、イベントの景品を受け取るために本日何度目かとなる蔵の資料館へ行くと、「ハイカラさん」がいるじゃありませんか。袴スキーとしておいしく頂きました。
 ごちそうさまです。(二重の意味で)

昼食

 何を食べるか決めてはいなかったのですが、途中から生き別れていた面々から「東海亭(ウナギ)で順番待ち」という一方があったため、合流したライラークさんと共に「東海亭」へ向かいます。東海亭につくとすでに長蛇の列。入り口付近に置かれた「40分〜50分待ち」という張り紙をみて、後から合流した私達一同はあきらめ顔。毎度おなじみ鶴の一声も「油麩丼」になったため、油麩丼を目指して東海亭を後にします。
 割り引きが受けられる油麩丼を提供しているお店はいくつかあったのですが、候補が決まっていないと言うことで、事前に私がリサーチしていた「首藤屋」を目指すことに。

親子丼のような出で立ちの油麩丼
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F4.0, ISO1250, 52mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom, Edit in Adobe_Photoshop

 首藤屋では油麩丼と手作り餃子を選択。650円+330円(イベント割り引きで450円+330円)なり。
 油麩と鶏肉、卵という親子丼風の油麩丼は650円とは思えないほどボリューミー。餃子もちゃんと手作りの餃子でおいしかったです。ごちそうさまでした。

登米神社へ

 昼食が終わると13時ちょっと前。登米町を出発するのが14時でしたので、多少時間に余裕があります。個人的に登米神社へ行くという目的もありましたし、ご当地ミッションをやりたいという方もいましたので、ここからは個別行動へ移ります。私はここで一行と別れ、一人登米神社へ向かいます。ひもとけば1000年以上の歴史を持つ神社ということで、期待も高まります。
 午前中から続いていた小雨模様も曇りへと変わり、自然と足取りも軽くなります。
 本日三度目になる辻を通り過ぎようとしたところ、遅れてイベントに来ていたquari sugarさんと遭遇。ホント同窓会ですね、これ(笑)。
 挨拶やら12月にある同人誌即売会の話をして別れると、いよいよ登米神社へ―――

途方もない階段の向こうに見える鳥居 階段は苔に覆われていて風情がある
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO500, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

なにこの階段。
 朝の9時から4時間以上歩き続けているタイミングで出現した階段に愕然としつつも、「上からの眺めはきっといいはず」と言い聞かせて苔むす階段を上ります。
 登り切ったところで後ろを振り返ると登米町の全景が、正面へむき直すと社務所(自宅?)と思われる家と小庭、さらに階段を上って拝殿へ至る景色が見えてきます。
 御朱印は参拝した後に頂くというマイルールがあるので、ひとまず拝殿を目指します。

山の上にたたずむ小さな登米神社 紅葉との対比が美しい
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO500, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 現在の拝殿が建てられた時期は調べ切れていませんけど、苔むした狛犬も相まってなかなか立派な風格です。

 参拝を済ませると、御朱印を頂くために社務所へと戻ります。呼び鈴を鳴らすと現れたのは無文の紫色の袴をはいた女性の神職(宮司)でした。女性で二級の神職さんというのはまだ珍しいのではないでしょうか。そもそも私自身、女性の神職にお目にかかるのは初めてだと思います。
 神職さんと一緒に拝殿のある方へ戻り、脇にある集会場のようなスペースに入るのを見送っていると、「よかったらどうぞ」と言われたので一緒に中へ。「お邪魔します」と言いつつ中に入ると、地元のおじいちゃんが二人ほど座っていて、先に入った神職さんと世間話をしていました。そのまま御朱印を書き終わるまで待っていると、ドアが開いて今度はおばあちゃんが入ってきます。完全に寄り合い所みたいになってますね、ここ。
 集会場の中に貼られてある寄進した人の一覧をぼーっと眺めていると、おじいさんに話しかけられます。

A「今日はどこから来たの?」
私「**です」
A「おー、遠いところからわざわざありがとう。復興は進んでる?」
私「これからが本番ですね」
A「そうかそうか。今日は、えーっと、なんだっけ、迷路じゃなくて…」
B「あれよあれ」
私「脱出ゲームですか?」
(登米町を会場にして「脱出ゲーム〜異次元カラノ脱出〜」が開催されていた)
A「そうそう、それそれ」
私「実は別のゲームも開催されていて、私はそっちで来てます」
A「あー、だからみんなケータイをもって街を中をあるいてるのか」
私「それですね」
B「脱出ゲーム、凄く難しいらしいよ。子供が今度こそクリアするって聞かなくて、何度も連れてこさせられるって言ってた(笑)」
私「何度でも来てもらわないとですね」

 スマフォをもって街中を歩いてる集団はやっぱり認知されていたようです(笑)。
 そうこうしている間に御朱印が書き終わったようで、神職さんから受け取ります。受け取るとき「最近流行ってるみたいですね、御朱印」と言われたので、「ここ2年ぐらいで凄く増えましたね。都内の神社に行くと長蛇の列だったりしますよ」と、さりげなく流行る前からやっていたアピールをしておきます。といっても、神社巡りはともかく、御朱印を集め始めたのは2008年からなので………って、それなりに長いような気がします。

 「ありがとうございました」と神職さん初め集会場の人に別れを告げると時間は13時35分。今から集合場所へ向かえば時間としてはちょうど良さそうです。

旅の終わり

物見櫓?
α5100(ILCE5100) + SEL55210(E 55-210mm F4.5-6.3 OSS)
1/250sec, F5.6, ISO135, 202mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom

 のんびりと写真を撮りながら集合場所へ戻るとまだ誰も来ていませんでしたので、ちょうど珈琲の露店があったので珈琲を一杯頂きます。淹れてもらっている間に、店主さんと地元の人と思われる人が「おまえなんでここにいるんだ」「今日はここで珈琲淹れてるの」みたいなやり取りをしていて、ホントいい街だなあと思う場面も。東北住みたい町ランキング9位というのも頷けます。

 午前中から断続的に降り続いていた雨もこの頃には完全に止み、あと半日早ければと思う部分もありましたが、コレにて無事にイベントの全日程が終了。登米町に訪れたときのメンバーで車に乗り込み、登米町を後にします。

感想など

 Ingressとしてみたときは、やはりポータルの少なさが気になりました。ミッションの中で重複するポータルもいくつかあり、もっとポータルが多ければ面白いミッションになったのに、と思います。「どうしてコレがポータルじゃないの?」という場面も多々あり(ちなみに登米神社関係は一つも登録されていませんでした)、ポータルの申請が再開されたら是非積極的に申請してもらえたらと思います。
 純粋な街並みとしては、明治時代やそれ以前の建物も多数残っていて、かなり見所のある街という印象です。三日町や九日町のように町割りも保存・復元されている部分もあります。町名からして、昔はこの通りで市が開かれていたのでしょう。この通りは看板の形態や色彩をコントロールしていけば街並みとして美しくなりそうですね。時間があれば建物の中も見学してみたかったですし、武家屋敷を改装した茶屋などにも入ってみたかったですね。
 全体的には、典型的な「のどかなまち」という印象で、人口規模も実家の町とほぼ同じぐらいでなかなか親近感があります(笑)。

 著名な観光地よりは、「ちょっとアクセスが悪いけど面白いものがある場所」というのは、Ingressや町歩きと相性がいいのかなあと思いつつ、今回のイベントがなければ来ることがなかったと思うので、いい出会いを生むことになったイベントの担当者には感謝したいと思います。どうもありがとうございました。

2015年11月30日(月曜日)

在庫を考える

 参加案内が届いてから更新しようと思っているのですが、12月12日に岩手県奥州市で開催される同人誌即売会にサークル参加します。それに伴って、在庫を整理していたのですが、思う事があったので書き留めておきたいと思います。

 まず、イベントに持っていく冊子は、ショコラ、巫女本1、百合本、黒髪本、巫女本2の短編5作品の予定でした。ですが、在庫を確認すると、百合本の在庫がなくなっていて、百合本はなくなり次第終了という形で整理していた事を思い出しました。というのも、希望風として参加すると、詩唄いの発行する本との同時配布になるので、古い作品を持っていくと、スペースの上に並ぶ本が10種類を余裕で越えてしまうんですよね。そういうこともあって、ショコラ、巫女本1、百合本は在庫がなくなったらそこで終了という位置づけでした。
 一方で、雪待終夜としてイベントに参加する場合、作品数がスペースの賑やか度に直結します。多ければ多いほどいいというわけでは無いと思いますが、普段10種類といった環境で参加している中で、突然4種類まで減るのは、レイアウトを考える上でも悩ましくなります。ReSin-ensを持っていけばいいという考えもありますが、小規模な即売会にReSin-ensのような重い本を持っていくのは骨が折れます。

 こういった状況の中で、はたして百合本を増刷するか否かの決断を迫られています。
 ただ、やはり巫女本は2008年の作品ですし、いまから増刷するという可能性は低いように思います。

 さて、問題なのは巫女本だけではありません。ショコラの在庫が1冊という中途半端な状態になっています。初めてのイベントに参加するのに、在庫が1冊だけというのはもったいないように思えます。しかしショコラは百合本よりも古い2007年の作品です。これを増刷するか否かの決断も迫られています。ショコラについては、遊び紙も表紙も特殊紙を使っていて、それらの特殊紙の在庫が残っているという条件も追加されます。特にショコラの表紙は他の作品に使う見込みがない表紙のため、増刷をしなければ、今後使う可能性もありません。これが私の決断を鈍らせているのです。

 ショコラの特殊紙の話が出ましたけど、特殊紙の問題は今後、より顕在化すると思います。3巻まで同じ遊び紙を使っているReSin-ensを除いて、短編・中編作品は作品ごとに遊び紙の種類が異なっています。これはつまり、特殊紙の在庫が増刷を考える一つの要素として加わってくるためです。
 更に、短編・中編は色上質、長編は書籍用紙などというように、本文用紙すら違います。
 今後、長く活動を続けて行くにあたって、表紙(おおむね統一済み)、遊び紙、本文用紙の選択がより重要になってくるように思います。

 まあ、もっとも、これらの問題は印刷所に印刷をお願いするスタイルにする事で、ほぼ全て解決する問題でもあります。

初出: 2015年11月04日
更新: 2015年12月23日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2015 Suzuhibiki Yuki