9月の中頃には完成していたポスターの出力がまだ完了していなかったので、前日になってようやく印刷を始めます。ですが、いくら普段から26時まで起きているといってもお酒の入った金曜日の26時といえばいい加減眠くなる時間です。うつらうつらしながらポスターが印刷されている工程を眺めていたらだんだん眠く………。
確信的に布団の中に潜っていた私をたたき起こしたのは前日にかけていた目覚ましでした。簡単に身支度を調え、ポスター制作の続きを始めます。
A3のカッターマットはまだ自宅に置きっ放しなので、段ボールの上にのせてトンボに合わせて切り落としていきます。A3ノビ2枚に分割して印刷したポスターのフチを4辺切り落として、真ん中で貼り合わせると、ようやくポスターの完成です。
10時に予約しているレンタカーを受け取るために家を出ます。普段ならポータルに寄り道しつつ向かう道のりですが、FSの為にアイテム選定を行っていてインベントリが限界なので、まっすぐ向かいます。そのことを誤算していたのか、予定より20分も早くレンタカー事務所に到着。ですが、そこはプロのお仕事ということですんなりレンタカーを借りることに成功。シフトレバー(厳密にはセレクトレバー)がハンドルの脇にあるタイプ(コラムシフト)に多少驚きつつ、いったん家に戻ります。
外を歩いているときに感じたのですが、以外と暖かかったので着替えてしまいます。日頃の行いのおかげでこんなに晴れるとはありがたい限りですね。着替えを済ませるといよいよ荷造り。といっても荷造りはほとんど終わっていたので、印刷したポスターやカメラ、予備のバッテリーがちゃんと鞄に入っているかを確認するだけで終了。特にトラブルもなく出発しました。
一足早く大槌町に入ると、新しくできたミッションの「三陸ジオパーク『大槌小鎚』」をクリアするために大槌稲荷神社へ向かいます。(ミッション説明文では小鎚神社から大槌稲荷神社へ向かうような案内になっていますが、実際は逆ですね。)小鎚神社は何度も行ったことがありますが、大槌稲荷神社はまだ行ったことがないのでちょうどいい機会でした。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/100sec, F8.0, ISO100, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
木漏れ日が美しい一方で、幅員が狭く、至る所でひび割れている恐ろしい道路を上っていくと目的の神社が見えてきます。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO200, 24mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
神社の南側には階段がありましたが、盛土造成のためか、途中から封鎖されていました。昔はここも使えたのでしょうか。
FSの成功を願いつつ、一通りの参拝を済ませ、大槌稲荷神社を跡にします。
次の指定ポイントである「希望の灯り 城山公園」へ行くと、中央公民館の前にはすでにFSの幟が掲げられていました。見覚えのある車もありましたが、とりあえずプライベートなのでここは華麗にスルーしてIngressにいそしみます(マテ 。
ミッションにはポータルの説明文とは別にオリジナルの説明文を加えることができますが、「希望の灯り 城山公園」にもオリジナルの説明文が記載されていて、それによると元は阪神淡路大震災で被害を受けた神戸市で始まり、大槌町にあるのは神戸市から分火されたものだそうです。最近では広島の土砂災害からの復興を祈念するために大槌町から分火されたとか。実物にもそういう情報は掲載されていないので、これはいい情報ですね。
道を下りながら大槌城趾、代官所跡、大念寺とミッションを進めて最後の小鎚神社へ。ここでもFSの成功を願い、これでミッションは無事に終了です。この時点でミッションのクリア人数が0人から一人へ。どうやら私がトップのようです。(FS終了後に確認すると10人まで増えていました。)
三陸ジオパークとしての「大槌小鎚」は震災遺構にカテゴライズされているようですが、このミッションも基本的にはそれを踏襲していて、東北地方太平洋沖地震の津波から難を逃れたり、逃れるための避難先になった場所や、復興現場を高台から眺めるという構成になっています。ミッション用の説明文もほぼ同様ですね。
今のところ、仮設道路を行き来する必要がある関係で、非常にやりづらいミッションですが、来年の秋頃に予定されている県道(旧国道45号)が復活すると一本の道で繋がるので、その頃にはやりやすくなっていると思います。特に最後の小鎚神社へのアクセスは劇的に改善するでしょう。一方で大念寺は多少行きづらくなるかもしれません。
大槌FSが開催されるちょっと前に、大槌を初めて訪れる人に向けて食事処を紹介していたのですが、「当日、多分私は千勝でから揚げ定食食べてると思いますw
」という予告通り、千勝で唐揚げ定食を注文。Google+のストリームを確認しようとタブレットを取り出したところで、FS参加者ご一行が到着。「唐揚げを食べに来ました」と言ってもらえたので、紹介した甲斐があるというものですね。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F4.0, ISO800, 32mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
ところで、珉珉の閉店も痛いですけど、つい最近復活したばかりだったビストロがまた休業に突入していて、「あらら…」状態。どこのお店もそうですけど、三陸沿岸部は需要に対して人的な供給が追いついていないところがあるので、その関係でしょうか。
山の中腹に建つ大槌町公民館は、入り口が複数あるのと、図書館や体育館が併設されていること、そして何より大槌町役場のウェブサイトに館内の案内が載っていないという、嫌な予感を感じる建物でしたが、入ってみたらやっぱり迷路でした(笑)。ですが、公民館の中には大量の矢印による案内が張り出されており、おかげでなんとか迷わずにたどり着くことができました。集合場所である第一会議室に行くまでに20枚ぐらい矢印を見たような気がします。ところで、催し物の案内が「まちあるきイベント」になっていたのは、カモフラージュですね、わかります。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/100sec, F4.0, ISO100, 81mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
入り口にポスターが!(写真のポスターを壁に止めているテープの色が、緑と青ということに気づいた人はどのぐらいいるかな?)
こういうことなら私もネットプリントに登録しておくべきだったかなーと思いつつ、中に入ってみると…「うわ、なんだこの人だかり」。
二週間ぐらい前、緑のファクションリーダーである持田さんとお話ししたときは、「全体で10人も集まればいい方ですよね…」とか、「初心者が1人でもいてくれたら…」とか、「レベルゲイン二桁行きたいね…」といったネガティブな会話を二人でしていたのですけど、蓋を開けてみたら37人も参加者が集まるというわけのわからない展開に。
班分けも、申し込みフォームの情報を元に班を4つ作っていたようですが、まさかの5班目が成立するという大盛況。ここまで人が集まると、逆にポータルが少なくて大丈夫かしら…といううれしい悲鳴状態です。そしてこのことが最終局面であんな悲劇を生むことになるとは、今の私はつゆほども知らなかったのである…。
そんな賑やかな会場で受付を済ませ、指定された班のテーブルへ着席。そして当たりを見渡すと………。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F4.0, ISO400, 34mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
!?
なにこれ、かわいい。即ゲット。
いや、これ絶対売れますよ。大槌のおばちゃんのいい仕事にもなりますしね。もっとアピールしましょう! たくさん稼ぐのは公式からもお達しが出ているので要打ち合わせでしょうか。
13時になり、受付が一段落したところでいよいよイベントの本丸が始まります。まずは公式が配布している動画を見て、Ingressのストーリーを軽くお勉強。見終わったあとは各チームのリーダーが発表され(どうやら皆さんリーダーである事を事前に知らなかったようです)、リーダーを中心にXFMに突入します。
ところがここでちょっとした事件が。
私のチームのリーダー予定者がまだ会場に到着していないようで、急遽私がリーダーをすることに。「え? いいの? FSに参加したことないけどいいの?」という表情を向けながら、とりあえず名ばかりリーダーに就任。同じチームの青の方にFSに参加したことがあるという方がいたので、なんとかなったような気がします。
私のチームにはつい最近始めた方と、これから登録する人が一人ずついましたので、この二人を中心にしていく事になりました。イベントの特性上、先輩プレイヤーには申し訳ないですけど、プレイヤー人口が増えることが単純に面白さに繋がるゲームでもあるので、ここは我慢して頂きましょう。(あとから確認したら、とうてい誰もレベルが上がるような状態ではなかったので、割り切ってよかったと思います(笑))
もうすぐXFMが終わるというタイミングだったと思うのですが、陸前高田の高田大隅つどいの丘商店街で復興のサポートをする山本さん(もちろんエージェント)が「この中でFSに参加したことがない人ってどのぐらいいます?」と聞いてきたので、元気よく手を上げます。
あれ、なんだか山本さんと持田さんの視線が痛いですよ。
だからGoogle+とかで言ってるじゃないですか、FS初参加だって。
同じチームのメンバーからの「大丈夫かな…このチーム」という視線はあったかもしれませんが、記憶にございません。
いろいろありながらも、チーム内の自己紹介が一通り終わったところでちょうど出発時間となりました。いよいよブートキャンプのスタートです。
城山エリアを使おうと思っていたのですが私がぐずぐずしていたせいで取られてしまったので、大槌城趾エリアを中心に進めていきます。
レベルアップの効率だけを考えたら、R1をどんどん刺してもらって先輩プレイヤーに破壊してもらうのがいいのですが、それはちょっとIngressの楽しみ方とは違うと思うんですよね。奇しくもFSの直前に、レベルアップだけに終始するファーストサタデーは危険といった趣旨の投稿を見ていたので(本当なら引用したいのですが、原文を思い出せないので記憶だけで)、Ingressの楽しみ方をできるだけ丁寧に伝えたいと思っていました。
幸いにも、FSに参加したことがある青の方も同じような考えなのか、私に合わせてくれたのかはわかりませんが、非常に丁寧な説明をして下さり助かりました。
二人のエージェントがほぼ同時にLv1からLv2になり、ちょっとしたお祝いモードへ。
一時間が経過したので、そろそろCFを作ろうかという流れになったのですが、ポータルが二つしかないため別働隊を作成して別のポータルへリンクを飛ばす手はずを整えてもらうことに。
ですが一時間を経過したためか、各地で攻防が激化していてリンクはおろかポータルの維持すら攻撃の余波を受けて危ない感じに。ポータル間隔が狭いのと、参加者が多いのが裏目に出た感じです。
ということで、ここで作戦変更。
城山にはポータルが4つありリンクもCFも作れるので、城山を目指すことにします。持田さんが歩いて10分ぐらいと言っていたので、なんとか間に合いそうですね。(一度だけ行ったことがあるのですが、10分で行けたかなあ…と懐疑心を持ちつつ。)
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/160sec, F9.0, ISO100, 82mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
案の定、15分かかりました(笑)。歩行者用の登山道を使えば10分かもしれませんけど、ちょっとリアルMOD(熊はともかく蜂は…)は勘弁して欲しいので、車道を行った結果がこれでした。
ひとまず、大慌てで既存のCFを破壊し、リンクを張り、まずは緑のCFから。なんとかCFを張り終わると一瞬で破壊してもらい、今度は青のCFへ。先輩方もUPCを稼げたようでよかったです。
一通り終わったところで規定の15時30分となりましたので、事前に手配してもらっていたバスに乗り込み、会場へ戻りました。
ブートキャンプの成果を入力して集計をしてもらいつつ、お楽しみの頒布会に突入です。
今回の頒布会の何が凄いってその景品の量!
全員に配り終わってもまだあまりがあるため、二周目に突入したあげく、じゃんけんやらステータスの値やらでばんばん景品が配られた結果、多い人では5個も6個も景品をもらう場面も。頒布条件の一つ「一番若い人」も、誰もが納得する条件を満たした子がいたために和やかに進みます。くじ引きでは運営側の名前が挙がり「あ、我々ももらいまーす」と堂々と宣言。もう、面白いから、何でもありでいいです。
結局私は台湾のお土産と宮守のわさびエールなどをもらいご満悦。
みんなこんなに景品を持ち寄るなら、私も三陸の地酒とか提供すればよかったと軽く後悔してしまいました。
さて、30分を優に超えた頒布会が終わりを向かえる頃、ついに計測結果が発表されました。
わかる人にはわかるこのすごさ。一部エージェントからどよめきが漏れます。レベルゲインは二桁も行けばいいな…といっていた二週間前の話が嘘のようです。
大槌のFSは同日開催の4つFSの中では一番スタートが遅いため、他の地域の結果が出ていましたので、早速比較が始まります。まさかの盛岡越えが判明し、「え、何事」状態へ。
興奮冷めやらぬまま、記念撮影に突入し、気がつくと会場を借りている17時が迫っていたのでそのまま閉会宣言、感動のフィナーレへ。(大槌FS参加メンバーのごく一部が言っていた「感動のフィナーレ」の元ネタは、この辺とか、この辺にあります。)
エージェント同士の会話がそこかしこで行われ、活気の中で、町としては日本で二番目、開催都市人口規模としては日本最小の大槌町で行われたFirst
Saturdayはこうして終了しました。
まず、ファクションリーダーでもなければ運営のコアメンバーでもありませんし、大槌町民でもないのですが、この度は大槌に来て下さり本当にありがとうございます。私自身、ちまちまと大槌の復興状況をネットに掲載していますが、やはり「見てもらう」のが一番だと思います。(そのため、私のチームでは大槌の歴史や復興の状況なんかもちょっとだけ説明させてもらいました。)
そしてお詫びですが、当日はつたないリーダーっぷりを発揮して、思うようにレベルが上がらなかったり、先輩プレイヤーに至ってはほとんどAPを稼ぐことができなかった部分があり、申し訳ありませんでした。理想と現実はこうも違うものだと実感する部分でもあります。
いろいろありましたが、けがもなく無事にFSが終わったことに安堵しています。
どうもありがとうございました。
願わくば、本日参加した方々のエージェント名が書かれたLv8レゾネーターをどこかのポータルで見かける日が来ることを。
会場の撤収が完了し、興奮冷めやらぬまま、夜の帳が落ち始める駐車場にたたずむ寂しそうなエージェントたち。そこに、この後の持田さんの予定はフリーという噂が流れ込んできた結果、こうなりました。
α5100(ILCE5100) + SEL24F18Z(Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
1/60sec, F2.2, ISO1000, 36mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
お店は私の隠し球である隠れ家的なお店です。まだ秘密にしておきたいのでGoogle Localにも感想は書き込んでいません。お店のことを考えたら、どんどん公開した方がいいのでしょうけど、もうしばらくは静かなお店でいて欲しいと願っています(酷)。
個人的に何回か来ているのですが、今回は参加者が5人もいたので今まで食べたことがないメニューをたくさん頼むことができてちょっと幸せな感じに。
Google+のイベントページに流れてきた、バスの中でヱビスを飲む光景の写真に対抗心を燃やしながらも、夜は更けていったのです。
効率を求めるわけではないですけど、今後のプレイを考えると、Lv4ぐらいまでは上げてあげたいのが老婆心です。ですが、いざブートキャンプになってから2時間の間にIngressのルールの説明や操作方法まで案内しているとどうしても時間がかかってしまい、Lv2や3で止まってしまいます。私のチームでは2名ともLv2で止まってしまいました。
そのため、基本的な操作はブートキャンプの前に教えてしまい、ブートキャンプではそれを実践する、という形を取ればもう少しスムーズにできたかなと思いました。
ナイアンテックの方からは簡単なスケジュールのテンプレートが出ていますが、XFMの時間をもう30分ほど長くとってそこで説明を実施するといいかもしれませんね。
私はタブレットでIngressをプレイしていますが、今回わかったのはこのタブレットが便利だと言うこと。まず単純に画面が大きいので、操作を紹介するときに見せやすいというのがあります。これは盲点でした。チームリーダーはどんな人がやってもいいと思いますけど、タブレットを持っている人ならその画面の広さを有効活用できると思います。
特に大槌町は仮設道路を使っている関係で、カーナビは役に立ちません。大槌町のような地域でイベントを開催する場合は、会場までの地図は必須だと思います。
実は、今回のFS開催に当たり、GoogleMAPを使用して会場までの案内図を作成していたのですが、情報としてはあまり広がっていなかったようなので、もう少しなんとかしたいですね。
元を正せば、Google+のイベントページが見づらいという欠点もあるのですが、他のイベントがやっているように、イベントページとコミュニティの2本立てでイベントページを作るというアイディアは有りかもしれません。まあそもそも、イベントの案内文のところに地図のURLを書いてくれれb…ゲフンゲフン。
昨日、岩手県の大槌町でIngressのイベントである「First Saturday」が開催されました(以後大槌FS)。Ingressにおける「First
Saturday」とは主に初心者向けの講習会のことで、序盤のレベル上げが大変なIngressにおいて、先輩プレイヤーが初心者のレベル上げを手伝ってあげるというような形になっています。
大槌FSのレポートを書くかどうかはともかく、実はその大槌FSのポスターをポスターを作っていたので、備忘録としてまとめておこうと思います。
【ゆるぼ】
・大槌の美味しいところ情報
・ついでにお土産情報
(~16日くらいまで募集)・FSのポスター(A4フルカラー?)作ってくださる方
(~17日まで募集)
8月24日にイベントの情報が告知されて、即座に参加を表明しましたが、この投稿を見るまでは何かを手伝うという意志は特になかったと思います。会場設営ぐらいはやったかもしれませんけどね。
先に紹介した投稿は9月13日19時3分に投稿されたものなのですが、なぜか同日22時30分にはこんな事になってました。
「大槌町」を思い浮かべたとき、ひょっこりひょうたん島のモデルの一つと言われている蓬莱島(の赤い灯台)と、緑と海という鮮烈なイメージ(=記憶)が頭に浮かんだのは確かです。そしてその風景の記憶を探るように写真フォルダを漁っていると、イメージ通りの写真が発見されましたのです。
PowerShot S100
1/400sec, F4.5, ISO80, 68mm(35mm equivalent focal length)
これがその写真です。2014年の6月に撮影した写真なのですが、この光景が結構強烈だったのか、蓬莱島・青と緑(Ingressカラーでもある)を満たすこの写真がすぐ浮かんできました。
なぜかは分からないのですがポスターのデザインもほとんど同時に浮かび上がり、たった数時間で第一弾として一つ前のような光景に至ったのです。
そしてさらに数時間後、たたき台としてのポスターがなぜかできあがっていたのです。
件の投稿から7時間後の9月13日26時、なぜかポスターの草案ができあがっていた。
A4程度のポスターという事でしたけど、FSのあとは必ずといっていいほど記念撮影が行われることは知っていたので、記念撮影の時に使える程度の大きさということで元データをA3で作成していました。ですが、作業解像度360dpi(EPSONのプリンタの内部解像度は720dpiなのでその整数比で作成しておけばジャギーも出づらくなる)で作成しているうえに、コンデジで引き気味に撮影した写真を相当大胆にトリミングし、さらに大幅に色調補正を行っているため、肝心の写真があまり綺麗ではありません。
写真が綺麗でなければする事はただ一つ、取り直しです。
9月15日、およそ二週間ぶりの快晴となったこの日、仕事の合間を縫って写真を撮りに行くことにしました。
14時頃、いつもの撮影スポットに移動し撮影をしてみたものの、空は雲が覆い尽くし、海の色も青色というよりは灰色で、あまり満足がいくものではありませんでした。
ですが、写真というのは偶然というか忍耐が試される部分もあり、仕事が一区切りついた17時頃、雲が一つも無くなっている事に気がつき、もう一度蓬莱島が見える場所まで向かいました。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/80sec, F8.0, ISO125, 73mm(35mm equivalent focal length) + HDR ±1.0EV
Development in Adobe_Lightroom, Edit in Adobe_Photoshop
雲もほとんど無く、日を浴びてキラキラと輝く水面の上に浮かぶ蓬莱島と、その向こうに見える緑が美しい写真になりました。諸元にも書いてあるとおり、海から空までしっかりと描写したかったため、±+1.0EVの写真も同時に撮影し、HDR合成を行っています。
NDフィルターと三脚があれば水面を鑑のようにすることもできたかもしれませんが、これはこれで綺麗なのでよし。
写真の用意はできました。いよいよポスターへ加工していくことになりますが、まずは写真の色味を変更します。
頭の中にあるイメージ「青と緑の中に浮かぶ蓬莱島の赤い灯台」を生み出すため、大胆に色調補正を行います。撮影時間が17時と言う事もあり、すでに日は傾きつつあり、赤い灯台もどことなくオレンジ色になってしまっているので、そういった所も修正しつつの作業になります。
なんということでしょう。
ちなみに、ビフォーアフターで並べるとこんな感じです。
ポスターとして使うのを目的にしていたため、色味として不自然にならない程度にインパクトがでる感じに仕上げたつもりです。
元となる写真の最終的な色調補正が終了したら、あとはポスターに仕立てていくだけです。
各陣営のロゴなどはここのサイトで配布されているものを使用しました。素材の使用条件は「CC BY-NC-SA 3.0」ですので、非営利であれば大丈夫そうですが、作者の表示が求められているので、Google+に既に投稿していたものについては写真情報の所に素材提供元を追記しておこうと思います。
居ないと思いますが、このポスターを使って何かをしようとする場合、素材の使用条件には「継承」が含まれているので、素材の配布元と同じ条件で使用して下さい。
お借りしたロゴを入れつつ文字の位置や間隔を微調整して完成です。背景の写真も大きくトリミングを行い、蓬莱島をアップに。
たたき台の頃と比べて陣営のロゴの位置が左右逆になっているのは、特にルールなどは無いと思いますが世界的に見て左側がレジスタンスという事例が多いようなのでそれにそろえた格好です。
振り返ってみれば、9月13日の19時3分に始まったこの一件は、その日のうちにたたき台の完成、翌々日に写真の撮り直し、そして同日にポスターとして完成と、50時間という短い間に私自身もビックリするような速度で進展しました。デザインとはまったく無縁の世界で生きている人間ですので、大槌FSに参加された方の中には「私ならもっとやれる!」と思った方もたくさんいると思いますが、最初に目だった人が勝つのです(酷)。
まあ、そういうジョークはともかく(笑)、勢い余って作ったポスターがきちんと使われ、他の方が作ったチラシや缶バッジも有効利用され、肝心の大槌FSは誰も怪我をする事無く、成果としても上々な形で終わることができたのはとてもよかったと思います。
そして大槌FSが終了した後、記念撮影はこのポスターと供に行われました。このために作ったと言っても過言ではなかったので、私としては大満足です。
めでたしめでたし。
大槌FSが大団円を迎え、皆さんが会場を後にして、一部では参加したプレイヤー同士の飲み会や食事会が開催され、みんなが笑顔で家路につく頃、それは起こりました。
2015年10月4日1時21分(日本時間)、Ingress公式アカウントから、メッセージと供に記念撮影の様子がアップロードされたのです。怒濤の勢いで増えていく+1(Facebookでいう「いいね!」や、Twitterでいうファボにちかい)と再共有(Twitterでいうリツイート)。そして、プレビュー数。
公開から30時間で4万2000PVという恐ろしい数字をたたき出していました。再共有先でのカウントは加算されていないと思うので、実際のページビューはもっと多いと思います。
わたしのポスターが世界中に…(/ω\)イヤン
今回、主催の持田さんの次ぐらいに近いところに住んでいながらも、事前の準備などは一切手伝わなかったことが未だに気がかりなのですが、ポスターの作成やお勧めの食事処の紹介、当日急遽割り当てられたチームリーダーとしてそれなりに頑張ったつもりなので、それでチャラにして貰おうと思います(笑)。
こうやって振り返ってみると、制作秘話のくせにデザインはほとんどスルーで、背景の写真のことばっかり書いているというのは、私のなかでの比重がよく現れているような気がします。
ともあれ、大槌FSが無事に終了し、ポスターも作ったかいがあったので、今はそれだけで満足しています。
大槌FSの企画運営に携わった方々、そしてエージェントの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございます。
今のサイトは2013年2月11日にリニューアルを行った状態です。ですが当時のリニューアルには一部不完全な部分があり、表面的にはコンテンツの整理が行われていても、サイトの構造的な部分はリニューアルが行われていませんでした。
新カテゴリ | コンテンツ | ファイルの保存場所 |
---|---|---|
同人サークル | 作品紹介 | 同人サークル |
サークル紹介 | 同人サークル | |
参加予定イベント | 同人サークル | |
ウェブ掲載作品 | 小説 - 長編 | ウェブ掲載作品 |
小説 - 掌編・短編 | ウェブ掲載作品 | |
音楽作品 | ウェブ掲載作品 | |
読み物 | 日記 | このサイト |
イベントレポート | 同人サークル | |
副産物 | このサイト | |
用語集 | このサイト | |
このサイト | サイト紹介 | このサイト |
自己紹介 | このサイト | |
メールフォーム | このサイト | |
リンク集 | このサイト |
表を見て頂くと何となく分かるかもしれないのですが、表面的にはリニューアルをしていても、各ファイルの保存されている場所は旧来のままだったのです。
ですがこの度、日記ページ以外の全てのファイルの移動を行い、サイトの構造とサイトの見た目がほぼ一致した状態となりました。閲覧するときに具体的に何かがかわるわけではありませんが、アドレスバーに表示されているアドレスが精神的に落ち着くかもしれません。
ちなみに日記に関しては動かしていないため、内部構造的には昔のとおり「このサイト(manager)」に保存されています。将来的には日記のファイルも移動を実施したいところですが、このサイトで最もデータ量を消費している部分であるため、腰が重いのが事実です。
そのうちやれたらいいなあと思いつつ、あと二日で訪れるサイトの誕生日を迎えようと思います。
14年前の今日、このサイトがこれだけ長く続くことになるとは誰が予想していたでしょうか。
14年も経てば、環境も、立場も、考え方も、その他多くのことが変わります。
このサイトは趣味のサイトですが、その趣味だって変わる可能性はありますし、実際に変わりました。ですが、サイトはまた続いています。二度の移転と、何回かのリニューアルを繰り返し、長い年月を経て、それでも「空の彼方へ」は、まだここにあります。
来年の今頃、このサイトはどうなっているのでしょうか。それは誰にも分かりません。ですが、同じように続いていると思いますし、今のところは続けたいと思っています。だからこそ、いつかの周年の時も書きましたが、この時期になるとこのサイトのサーバースペースを提供して頂いている「さくらインターネット」から、契約更新のメールが届きますが、今年もまた延長を行いました。
14年間おつきあい頂いた方も、今日初めてこの日記を表示した方も、今までありがとうございますと、これからもよろしくお願いします、をお届けします。
2015年10月15日 「空の彼方へ… ~Wing of Wind~」 管理人 鈴響雪冬
大槌FSの成果をどこのニュースサイトでも取り上げてくれなかったので、勢い余って大阪FSの新聞をリスペクトして新聞風にまとめたら大変なことになりました。
記事そのものはもっと長かったんですが、レイアウトの都合でカットした部分や、レイアウトが余ったら追加しようと思っていた部分がありました。ただ、このままお蔵入りするのはちょっともったいないので、日記で供養しておこうと思います。新聞風の記事とか毎年エイプリルフールで作るぐらいでしたけど、あの時の記憶が意外と活きてくるものです(笑)。
具体的には、「同じ被災地、小さな町の勇気になれば」と「用語の解説」がレイアウトの都合でカットした部分で、「編集後記 晴歩雨歩」が、余ったら追加しようと思っていた部分です。実は編集後記が一番言いたいことだったりするんですけど、それは大槌FSとあまり関係が無いのと、しけた話題になるので入れなかったという側面もあります。
「同じ被災地~」ぐらいまでは入れておいても蛇足にならなかったかもしれませんね。
ポータル数50 人口1万人 日本最小開催地の奇跡
Android・iOS用のゲームソフトウェアIngressの(イングレス)のイベント「ファーストサタデー」が10月3日に開催され、大槌町(岩手県)が全世界ランキングで5位の成績を収めたことが判明した。
ファーストサタデーはプレイヤー間の親睦及び初心者プレイヤーのレベルアップを目的に、2014年11月から毎月第一土曜日に世界各地で開催されている。今回で12回目となった同イベントには、34カ国から95の都市が参加・開催し、日本からは大槌町の他に盛岡市、大阪市、山口市が参加していた。
大槌町はイベントに参加したプレイヤーのレベルアップした総計を競う事実上の総合成績であるLv Gain部門で22ポイントという驚異的な成績を記録して世界5位、プレイヤー一人当たりが取得した経験値を競うAP/Agent部門で92位、プレイヤーが歩いた距離の総計を競うTrekker部門では52位をそれぞれ獲得した。なお、レベルゲイン部門1位の大阪市は55ポイント、2位のゴールデン(米)は34ポイント、3位のミネアポリス(米)は28ポイント、同じく岩手県から参加していた盛岡市は18ポイントで7位となっている。
過去のファーストサタデーにおいて、町での開催は日本で2例目、開催自治体の人口規模としては日本最小の一万人強という中で、なぜ5位という成績を成し遂げることができたか。それは、参加したプレイヤーの想いに他ならない。
大槌町がファーストサタデーの開催を告知したのは8月25日。その直後、盛岡市も同日ファーストサタデーに参加する事を発表し、関係者を慌てさせた。ファーストサタデー成功の鍵は、参加するプレイヤーの人数はもちろんのこと、ポータルが多い方がよい。大槌町は盛岡から車で2時間以上かかる場所にあり、町外のプレイヤーが参加する可能性は低く、また、盛岡市には東京都内の各区に匹敵する千以上のポータルがある一方で、大槌町のポータルは200km2に及ぶ広大な町域をもってしても50個、会場周辺には12個しかなく、盛岡市と比べて圧倒的に不利だからだ。地の利以外にも知名度という壁が立ちはだかる。岩手県庁はかねてよりIngressを利用した観光振興に力を入れているが、これまで県庁が主催したイベントは全て盛岡市内で行われ、その知名度は抜群であり、大槌町周辺のプレイヤーが盛岡市のファーストサタデーに参加するというストロー現象が危惧された。
悲壮感が漂う中、誰にも命令されることなく、彼らは自発的に動き出した。大槌町のファーストサタデーを企画した5人のコアメンバー以外のプレイヤーから、チラシを作ろう、ポスターを作ろう、大槌の名産品を紹介しようという声が上がったほか、一部の参加者はイベント開始直後にレベルアップができるようにレベルアップ直前まで経験値を稼いでおくなどといった、スポーツ選手さながらの調整を行いファーストサタデーに挑んだ。その他にも、岩手県外から大槌町のためにと参戦する者、知り合いを勧誘する者、景品を提供してイベントに花を添える者、沿岸地域一帯に告知をする者など多くのプレイヤーの想いと努力がつぎ込まれていった。イベントの告知と同時に発表された一関から大槌町までのバスツアーも最低催行人数を突破し、徐々に盛り上がりを見せていく。
そしてイベント当日、心配されていた爆弾低気圧の影響は一切なく、真っ青な空の下に、今日からIngressを始めるという初心者を含め、県内外、遠方では東京からの参加者が集まった。その数、37人。イベント開催2週間前、イベントの主催者は「10人は集まって欲しい」と語っていたが、実に4倍ものプレイヤーがそこにいたのである。
津波やその後の火災で市街地のほとんどが失われ、いまなお復興の途中にある大槌町。かつての大槌城の麓に広がっていた町内最大の集落、町方地区は、いまは重機が行き交う場所になっている。震災後の人口流出が危惧され、住民票でこそ1万2000人を有していることになっているが、実態としては1万人を切っているのではないかという噂が飛び交っている。
一方で、真っ先に復旧した港には今年の春完成した製氷施設が大型船の水揚げを待ちわび、仮設の商店街ではかつて商売をしていた人たちが店を並べ、4年ぶりに行われた吉里吉里海岸の海開きでは子供たちの歓声があふれ、震災を経て戻ってきた鮭の遡上が関係者を安堵させた。
大槌の光は消えていない。
ゲームの中に登場するアイテムである「ポータルキー」を、大槌のおばちゃんが木(MDF合板)で模して作った「ポータル木ーホルダー」は800円という価格でありながら瞬く間に売り切れた。大槌町名産の「さけ最中」や千勝の「唐揚げ定食」などは訪れた人の心をつかんだ。ファーストサタデーのさなか、イベントの参加者と町民が会話をするような場面があった。「どこからきたの」、「こんにちは」。小さな会議室に集まった参加者は、普段はゲームの画面やネットの中でしか接点がない同じゲームのプレイヤーとして和気藹々としていた。
それらはとても小さな事かもしれないが、一様に皆、笑顔だった。
イベントの主催者はこう語っていた。「大槌町のような町でもファーストサタデーができるということがわかってもらえれば、他の地域も後に続いてくれるのではないか」と。
石巻、陸前高田、そして今回の大槌。沿岸地域によるIngressを活用したイベントは一様に大成功を収めているように思える。それは悲壮感を下地にしたのではなく、とにかく楽しもう、人を呼ぼうという極めて前向きな部分が下地になっているからではないか。もちろん「なんとかしよう」という焦燥感はあるだろう。だが、それを表に出さず、自分たちのやれることをする、みんなに楽しんでもらいたい、ただその一心で動いているように思う。
さて、この三つの地域は大きく二つに分けることができる。それは、イベントの主催者が地元の人か否かである。石巻は地元出身の古山氏を中心に、一方で陸前高田と大槌でIngressの研究会を立ち上げたのはそれぞれ山本氏と持田氏が中心となっており、彼らは被災地の復興のためにやってきた人である。勘違いしないで頂きたいのは、ここで大事なことは、地元かそうでないかではなく、彼らがいなくなったあと、彼らの意思を引き継ぐ人が現れるかどうかである。
イベントは確かに大成功を収めた。しかし、これを継続しようとすると話は別である。復興支援で来ている人は、その役目を終えたとき、元の場所へ戻っていく。もちろん、三陸を新たなふるさととして居住してもらえればそれは大変喜ばしいことではあるが、それは稀なことだろう。継続していくためには地元の人や力がどうしても必要なのだ。
幸いにも、現在は大槌町の町役場に各自治体から支援職員としてやってきた職員の間で同窓会が行われたり、川越市役所では、大槌町の支援を経験した職員が自分のこづかいで三陸の名産品を購入して、そのままの金額で販売しているが、いつまで続くかは不透明だ。もちろん、続いてくれることを願っている。
この盛り上がりを続けていく、言い換えれば、持続可能な発展をしていくためにも、各自治体の職員や県庁の出先機関である沿岸振興局はもちろんのこと、地元の中から町を元気にしていこうという活動が巻き起こって欲しい。「まちづくり」や「まちおこし」は公務員や専門家が行う一時の仕事ではなく、そこに住んでいる人たちが継続的に続けていくからこそ、意味があるのだ。
10月31日とその翌日の11月1日、岩手県庁が先頭に立って「いわて・ぐるっと・Ingress」と呼ばれるIngressのイベントを開催される。イベントはいわゆるミッションデイ形式で行われるが、一関、盛岡からそれぞれ出発し、南は陸前高田、北は大槌・橋野鉄鉱山を見学して釜石に宿泊し、盛岡に戻るという一泊二日のバスツアーも用意された大がかりなイベントだ。このイベントがきっかけになって、新たな担い手が誕生することを期待したい。(鈴)
2012年に当時のNiantic Labs(現 Niantic, Inc.)が開発したAndroid・iOS用のゲームソフトウェア。
21世紀、この世には未知の粒子が存在し、それは人々が自然と集まってくる文化、宗教、思想的に重要な拠点(ポータル)の周辺に多く存在すること、そして人間の精神に何かしらの影響を与えることが最新の研究によって判明した。研究者によってXM(エキゾチックマター)と名付けられたその粒子は、太古の昔から存在していたと考えられ、人類の歴史に大きな影響を与えてきたのではないかと推察された。研究が進むにつれ、XMによる人々への干渉は何者かの意思が介入している事がわかり、研究者は彼らをシェイパーと呼ぶことにした。エージェントと呼ばれる者は、自身の持つスマートフォンにXMやポータルを制御するプログラムIngressを導入し、シェイパーの介在を人類が発展を遂げる機会であるとして利用しようとするEnlightend(覚醒者・緑)と、XMを正しく制御して行くべきだとするResistance(抵抗者・青)に分かれ、日夜戦いを繰り広げている―――というストーリーに沿って、プレイヤー(エージェント)は緑か青のいずれかに所属し、ポータルと呼ばれる現実世界に点在する教会や神社仏閣、美術館などに赴き、スマートフォンを操作して自分の陣営の支配下に置いたり、支配下にあるポータル同士を結んで陣地を作り、陣地の中に取り入れた住民の多さを競うゲームである。
ゲームの特性上、ポータルが歴史や文化と結びついた物であることが多いこと、また実際に現地に赴く必要があることから、観光と親和性が高く、岩手県を筆頭に、全国の自治体でIngressを活用したまちおこしが行われている。
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1/125sec, F8.0, ISO400, 82mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/250sec, F8.0, ISO4000, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
α5100(ILCE5100) + SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS)
1.6sec, F8.0, ISO100, 27mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom
α5100(ILCE5100) + SEL1080(E 10-18mm F4 ZA OSS)
1/60sec, F8.0, ISO1250, 15mm(35mm equivalent focal length)
Development in Adobe_Lightroom