2009年1月の日記 -1冊目-

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2009年1月1日 (木曜日・元日)

新年

あけましておめでとうございます

 旧年中は誠にお世話になりました。本年も、鈴響雪冬、音瀬みいな、および、その他大勢の愛娘達をよろしくお願い致します。

一年の計は元旦にあり

 毎度おなじみ、元旦を元日に差し替えての、新年の抱負を。

2008年の目標達成率

 まずは、昨年度立てた目標の達成率を。昨年度の目標はこんな感じ。

  1. サイト関連
    1. 短編小説を中心に更新再開
    2. サイトの維持管理
  2. 同人関連
    1. 黒髪(ロング)本、発行
    2. 大イベントへの参加回数を増やす
  3. 本職関連
    1. 進路に関する具体的行動の継続
    2. 新しい環境に素早く溶け込む
短編小説を中心に更新再開

 更新を再開できたかどうかはともかく、2作品更新しました。このペースでまったり行きたいものです。

サイトの維持管理

 この目標を毎年掲げるかどうか疑問ですけれど、こうして、今日、更新できたことが、達成した証拠ですね。

黒髪(ロング)本、発行

 はいー、達成できませんでした。楽しみにしていたかた、ごめんなさい。あとで詳しく書きますが、夏完成の予定を目指して、鋭意ネタ出し中です。今しばらくお待ち下さい。

大イベントへの参加回数を増やす

 コミケに加え、コミティアを2回と、大規模イベントへの参加を例年の3倍に。これは十分目標を達成したというのではないでしょうか。

進路に関する具体的行動の継続

 これは、現在進行形で継続中。今後も継続ー。

新しい環境に素早く溶け込む

 とけ込む、というよりも、新しい環境にやってくる人達を招き入れる立場でしたが、まあ、よくやれていたと思います。後輩もそれなりに慕ってくれているようですし、まあ、満足ですね。

2009年の目標~

 自分の本職についてこの日記で触れるのも微妙な気がするので、サイトと同人に限って目標を公表することにします。

  1. サイト関連
    1. 更新作業をため込まず、できるときに、できるだけ
    2. 過去の清算
  2. 同人関連
    1. こんどこそ黒髪(ロング)本、発行
    2. 同人誌の書店委託スタート、および、成功
    3. 同人イベントへの継続的参加

 今年の目標はこんな感じですー。
 それでは、皆様も目標を立て、それを実現できるような一年にしていきましょう。

2009年1月2日 (金曜日)

実家

帰省

 厳密には昨日からですが、実家に戻りました。去年は年末年始のスケジュールが立て込んでいたこともあり帰省することができませんでしたが、今年は意地でも帰省すると言うことで、様々な課題を残した上で帰省しました。たまにはリフレッシュも必要!
 心配していた電車の遅れもいっさいなく、青空・星空が広がる中、実家に戻って参りました。やっぱり、冬と言ったら、雪景色だよね。

新年会

 忘年会を行った後輩達に合流し、今日は新年会。ボウリング→カラオケ→飲み会のフルコース。
 毎度おなじみの「とりあえず生中」で届いたビールで乾杯。乾杯の音頭は私の強い要望により私がやることにしました。今年も残すところあと364日となりましたが、といった挨拶で、それぞれの健闘を祈ることから、今年一年という新しい年の幕が上がるのでした。

2009年1月3日 (土曜日)

三が日

土曜日だけど

 年始と結託されると、土曜日って感じがしないよね?

本家

 我が家の風習として、元日は家で黙っているというものがあったりするのですが、本家に集まるのもその影響で二日以降。今年は三日に集まりました。だから初売りとかを元日にされるのが嫌だったり。店員さんだって、元日ぐらい家でゆっくりしたいですよね? 実業団駅伝の選手も、新年早々走りたくないですよね?

2009年1月4日 (日曜日)

一日に二回ボウリング

ボウリング

 あとで気がついたのですが、4日に、二回もボウリングをしていました。まあ、日付の魔力といったところなのでしょうけど、3日の深夜と、4日の昼間ということもあり、どちらも4日扱いになり、一日に二回もボウリング場に行くと言うことになってしまったのです。お正月料金で高いときに………。
 いつもならスコアを貼り付けるところなのですが、手打ちHTMLで表をつくるのが面倒なので、やめます(笑)。

2009年1月5日 (月曜日)

タイトル未決定

恐怖の月曜日

 後輩の多くが実家から自宅に戻り、仕事始めという今日一日を過ごし始めましたが、私はもう少し惰眠をむさぼりたいと思います。
 私は案外時間の使い方が下手な方で、一週間単位での時間の切り分けはなかなかうまくこなしているという自信があるのですが、長期や逆に一日というスパンで見たときの時間のやりくりはあまりうまくありません。やりくりと言うよりも、時間の使い方と表現するべきでしょうか。
 ようは、まじめじゃないんですよ。一週間という時間が与えられたら、最初の五日は何もせず、一日前に腰を上げて、最終日に一気に片づける。まあ、そんなやり方です。ということで、突然新たな締め切りが発生すると当然のことながら狼狽します。これじゃだめだ、と思いつつも、結局やる予定だった黒髪本の原稿は今日現在、いっさい手つかずだったり。
 これじゃだめだ。

2009年1月6日 (火曜日)

タイトル未決定

思い返してみれば、初めて初売りで何かを買ったかも

 私はシリコンオーディオプレイヤーに

これらの機能を要求しているのですが、幸い、T.sonicはそれをすべて満たしているようなのです。電気製品は某匿名掲示板郡で情報を収集してからというポリシーに乗っ取り情報を集めてみると、ボリューム調整が荒いぐらいで(ファームウェア1.3で修正)、実用には問題なく、音質も悪くないそうなので、数十分ほど考えて購入を決意。
 T.sonicは今現在私の傍らで眠っております。

 以前使っていたSIRENのシリコンオーディオプレイヤーも必要最低限という点では、まあ及第点だったわけですが、やはりフォルダ内ランダムリピート機能は搭載してほしかったかな、ということで、数ヶ月でお役後免になりました。ハードオフに売りに行こう。
 肝心のT.sonicですが、今現在は結構満足しています。若干本体が大きいことも、公称15時間連続再生というところで納得できますし、及第点でしょう。

思い返してみれば、初めて初売りで何かを買ったかも その2

 青森県八戸市にPower DEPOというパソコンショップがありまして、そう、minoriが青森市に行かず八戸市に行くときにいつも会場になるあのお店です。全国チェーンのPC DEPOTの方が世間的に有名でしょうけど、青森においてはPower DEPOの方が先輩ですし(PC DEPOTの前進のOAシステムプラザを含めたら分からないけど)、個人的な認知としても、デポと略したら、Power DEPOの方を指します。
 まあ、そんなスイーツのような前置きはともかく、そのお店に行ったところ、UACのキーボード、UACC-6868/PS2が980円という値段で販売されていました。展示品はありましたがビニールがかぶせられていたので、ビニールの外から試し打ちしたときはあまりよい印象はありませんでした。
 しかし次の日に同じ店に行ったら(遠いのに二日連続で行くのは…)ビニールが取り外されていました。その状態で試し打ちをしたら、案外悪くない。ラバードームにありがちな独特の引っかかる感じはありますが、980円ならとりあえずかっておいても損はないかなと言うことで、購入。
 一番下の段(Ctrlとか変換キーがある列)のキー配置バランスが若干おかしいのと、キートップの印字がちゃっちいのが非常に遺憾ですが、まあ980円なら有りかなと思います。しかしどうしてこんなおかしなキーの幅になったんだろう…。

2009年1月7日 (水曜日)

タイトル未決定

パソコンパーツ売り場を縮小しているヤマダ電機に買われるぐらいなら

 九十九電機がヤマダ電機の傘下に入る可能性が濃厚になったというお知らせ。

 九十九電機の社員には悪いけど、ヤマダの傘下に入るぐらいなら潔く倒産するか、店舗を切り捨ててオンラインに注力するかのどちらかを選んでほしかったかも。単月で黒字になるような会社だから倒産することはないと思っていましたが、まさかの方向性に、玄人志向がバッファロー傘下という話を聞いたとき以上にショックを受けております。比べ方が微妙ですが。
 ヤマダ電機が九十九電機の経営にどこまで口を挟むかで今後の情勢が変わりますよね。九十九電機で取り扱っているファンが全部SNE社製になったら、九十九のポイントカードを破り捨てるかも。
 今回の破産は経営陣の責任なんですし、その経営陣だけを一掃するだけで良かったのに。たぶん、多くの社員も「ヤマダか………」と思っているでしょう。

 今月末までに合意をねらうとのことなので、文字通り、今月が山場ですね。

作品を書く理由

 小説を書く理由って何だろう。
 これに限らず、創作活動をしている人の多くが、これに類する自問自答をしたことがあると思います。自分はこうして小説を書いて同人誌として発行しているけど、はたしてこの同人誌を発行することに意味があるだろうか、といったたぐいのものです。
 流行の言葉で表現してしまえば、賢者モードなのでしょうけど、立ち止まり、一歩引いたところで自分の背中を眺めると、自然とこのような疑問が浮かんでしまうでしょう。人によっては、その疑問は売り上げに直結し、同人誌を書いたけど全然売れないし、この同人誌に意味はあるのかな、という方向性に発展することもあるかもしれません。

 私自身は、結局、正当化するしかないと思っています。たとえば、何らかの論文を書くとき、人の言うことばかりを追いかけていては、オリジナリティーのない、既存論文を書き直しただけの論文になってしまいます。論文というのはどこかに自分自身の考えを織り込む必要があります。言い換えれば、自分の考えが正しいと考えた上で執筆しなければならないのです。
 幸い、私はこのような問いそのものを強く意識したことはないのですが、もし思い詰めることがあるのならば、こういった考え方もあるんだなあと、後から自分の日記を振り返ってみたいと思います。

2009年1月8日 (木曜日)

タイトル未決定

すごいなあ…

 まだシリコンオーディオプレイヤーは二台目ですけれど、このT.sonic 320というやつは、とても頭がいいようです。以前使っていたシリコンオーディオプレイヤーもそうですが、パソコンのUSB端子に接続すると充電するタイプでした。そのとき、前の機種は充電中を示す表示が常に同じ所に表示されていたため、有機ELが焼き付いていました。その上、再生中も無操作時間が一定量になるとバックライトが消えるだけで、表示は継続していたため、シークバーやら音量、その他諸々の常時表示される項目が焼き付いてしまいました。
 しかしどうやらT.sonicはそういったことを避けるようにプログラムされているようで、充電中であることを示すアイコンは一定時間毎に画面内を移動しますし、再生中も一定時間がたてば表示が消えるようになっています(スクリーンセーバー機能あり)。スクリーンセーバーの内容として時計を表示することも可能ですが、その時計も、一定時間毎に画面内を移動します。
 有機ELの欠点はその耐久時間と焼き付け耐性の弱さですが、後者をうまく回避する設計には脱帽です。まあ、単純に前の機種が安物だったということもあるのでしょうけど。

2009年1月9日 (金曜日)

タイトル未決定

数字だけを追いかけるー

 もうまもなく市or町or村長選が行われる私の地元ですが、選挙活動も少しずつ見受けられるようになって参りました。そんな中で届いたある候補からのパンフレット。こいつを開くと、町の現状といったページがあり、10年間で人口がn人減ったとか、中心商店街の店舗数が減っただとか、農業生産額がn億減っただとか、色々書いてあります。
 さて、そんなご多分に漏れず衰退化している私の地元ですが、ご多分に漏れず地方交付税ほしさに合併しました。しかし、この現状に関するデータの一番上に書いてある人口。どう考えても、10年前の合併する前の人口と、今日の合併した後の人口を同列に語って、n人減少、って書いてあるんですよ。もちろん、町全体から見た人口の推移ですから、単純な統計としてはそれでいいのでしょうけど、でもそれって、厳密に町の現状と言えるのでしょうか。合併していなければ、もっと人口は減少しているはずですし、それが、町の本当の現状というのではないでしょうか。
 うがった目で見ると、この候補者の後援会ってどうせ町のウェブサイトの人口動向をもってきて載せているだけでしょ、と思えてしまいます。この手の統計データというのは、厳密には町目単位で行われているので、きちんと集計すれば、合併前と同じエリアで比較することが可能なのです。
 それに加え、他のデータはいささか値が古い。農業生産額は大がかりな統計が5年に一度しか行われないので仕方がないとしても、商業動向はH16年のデータですからね。2年に一度の統計だとしても、この時期なら平成18年分が出ていてもおかしくないですし、後援会の情報収集能力が低いのか、町の役人が働いていないのかは分かりませんが、このような数字を堂々と根拠として用いていることに不安を覚えます。

 示されている数字を穿ってみることができるようになれば、と思います。

2009年1月10日 (土曜日)

タイトル未決定

「252 生存者あり」

 映画「252 生存者あり」を見た感想でも。

 ネタバレやめてよ。読み飛ばすよ!

 全体的な感想としては、不自然なところが多いな、という印象。個人的な好みでおもしろいか否かと判断を求められたら、中の下ぐらいでしょうか。

 物語の中盤手前から「結局助かるんでしょ?」という感想が出てくるぐらい、主人公に有利な展開が多かったような気がします。特にドラえもんの秘密道具的な存在が出てきたときは、実際の意味とは若干違いますが「画に描いたようなデウス・エクス・マキナだなー」と思ってしまいました。もちろん、私自身の物語に対する見方が「必然性」に重きを置いているから、というのもあるのでしょうけれど、「どうしてこんなものを持ちだすんだろう」と素直に思ってしまったのです。
 それ以降、作品全体を非常に冷めた目で見るようになってしまい、どんな問題が起こっても「結局助かるんでしょ?」と思うようになってしまったのです。

 また、若干のネタバレになるのですが、地下に閉じこめられた5人のうち、1人が元レスキュー隊、1人が研修医というバランスにも違和感を覚えてました。結局「運」なのでしょうけど、それにしては救いの要素が多すぎるなあという印象です。

 ただ、序盤の群衆劇はわりとよくできているなあと思いました。都内に無秩序に伸びる地下空間の欠点をうまく表現していますし、埋め立てによってつくられた東京というのを非常によく反映していると思います。実在する旧新橋駅をモチーフにしているのも、着眼点はいいかな、と。ただ、結局の所「旧新橋駅」という存在そのものが、この映画にとって「救いの要素」となっているのは残念です。

 あと、こういった災害救助ものにりがちな恋愛要素が割と薄かったのには好感が持てます。多くのアメリカ映画や、「 日本沈没」のように「(男女)愛のパワーで何とかなる」といった展開が少なかったのはよかったかな、と。純粋に「生きたい」という気持ちはよく伝わってきたかなという感想です。

 しかしながら、災害や絶望から未来への希望といった意味では、ドラマ版ではない「漂流教室」(原作ファンの方は全体的に酷評のようですが、個人的には好きな作品です)や、古い方の「日本沈没」といった作品にはいまいち追いつけていないなあ、という感想です。
 前述の通りですが、一言でまとめると、都合のよい(不自然な)展開が多くて、興ざめになるシーンが多かったのが残念ですね。

 先に書いたとおり、この映画の見所は前半の群衆劇なのですが、個人的に本当におすすめなのは、日本テレビ開局55周年記念作品として見たとき、映画開始直後にフジテレビが真っ先に津波に飲み込まれて壊れるところですね。笑いをこらえるのが大変でした。いくらお台場が海にせり出しているからといって、そこはないだろと。

送別

 あのね、雪が雪冬に帰るなって言ってるの。

 とかいう、冗談を言ってる場合じゃない(笑)。帰る日に限って大雪。文字通りの、牡丹雪ですね。直径が3センチぐらいある雪がだおだお降っております。
 何というか、久しぶりに、

というフルコンボを達成したような気がするよ。暴風雪・波浪・着雪・雪崩ぐらいなら、割とよく見るけど。まあ、吹雪いていないだけ、純粋に雪を楽しめる余裕があるってこった。

 まあ、それ以上に恐ろしいのは、八時の段階で、東北新幹線が全線で営業しているということと、ローカルも遅れ程度ですんでいるところ。

デジタルオーディオプレイヤーなのか、MP3プレイヤーなのか、シリコンオーディオプレイヤーなのか

 代表的な製品にipodを上げることができる、携帯音楽(オーディオ)プレイヤーですが、呼び名が錯綜しているという印象があります。ただ、これらを総称する言葉として一般的に用いられる「デジタルオーディオプレイヤー」には若干の違和感があります。
 音楽メディアの代表格CDは歴としたデジタルデータですし、MDなんかもデジタルデータです。それ故、CDプレイヤーやMDプレイヤーもデジタルオーディオプレイヤーの範疇でしょう。しかし、時勢の流れも含め、一般的にデジタルオーディオプレイヤーといった場合、CD・MDのそれと区別されてる印象があります。
 思うに、デジタルオーディオプレイヤーというのは、CD・MD(はやってないけどDVDオーディオとか)を含めた範疇でのプレイヤーのことであり、さらには携行性を絶対的に求められているものではないでしょう。この名称には、デジタルデータを再生できる程度の意味しかないため、小型であろうが据え置きであろうが、デジタル媒体を再生できればデジタルオーディオプレイヤーなのです。

 となると、現在一般的に用いられる小型オーディオプレイヤーというのは、なんと呼ぶのがふさわしいのか、ということに注目せざるを得なくなります。というよりも、カセット→MD→シリコンオーディオと変遷してきた私の小型音楽再生機器を振り返ると、「デジタルオーディオプレイヤー」という名称でひとくくりにしてしまうのには猛烈な違和感があるのです。

 では、言葉の意味を含め、

といった五つの言葉を独断と偏見でその意味を定義・議論してみたいと思います。

デジタルオーディオプレイヤー

 まずは、今回の物議を醸し出した名称ですね。
 前述の通り、デジタルオーディオを再生するための機器なのですから、小型・据え置きにかかわらず、また、MP3プレイヤーといった範疇にとどまらず、デジタル形式のオーディオを再生することができれば、すべてデジタルオーディオプレイヤーと言えるのではないでしょうか。ようは、レコードやテープといった従来のアナログメディアの対極にある存在といえるでしょう(さて、アナログメディアにデジタル形式で記録しているDATはどうしようか)。
 その一方で、一般的には、小型であることをデジタルオーディオプレイヤーの要件としている部分があります。

シリコンオーディオプレイヤー

 たぶん、般人には馴染みのない呼称でしょうけれども、私が最も使う呼称でもあります。別に私独自の呼び方というわけでもなく、パソコン用語事典などにも登場する名称です。
 シリコンとはフラッシュメモリを指し示しており(シリコンディスクがRAMであり、フラッシュメモリがROMの一種であることを考えるとなんか違和感がありますが)、それらフラッシュメモリという記録媒体に音楽データを記録し、再生する機器のことを示しています。普通こういった機器は携帯型であり、現在広く用いられている携帯オーディオプレイヤーのほとんどがこれに属するのではないかと思われます。
 一方、初期のipodのように小型HDDに記録するタイプのものは、シリコンオーディオプレイヤーとはいえません。

MP3プレイヤー

 一見理にかなっている名前ですが、現在のように小型HDDやSDカード、フラッシュメモリといった媒体が普及する前には、CD-Rに記録したMP3を再生するプレイヤーが存在していましたし、現在のような携帯オーディオプレイヤーをMP3プレイヤーという言葉で置き換えるのは若干無理があるでしょう。
 その一方で、MP3(に加え最近ではWMAやAACも)を再生できるプレイヤーという意味はきちんと表現しているため、現在主流となりつつある携帯オーディオプレイヤーを指し示す名称としては、デジタルオーディオプレイヤーよりも遙かに的確であると言えるでしょう。

HDDオーディオプレイヤー

 フラッシュメモリの技術革新によりめっきり少なくなりましたが、1.8インチや1インチのHDDに記録するタイプのオーディオプレイヤーです。シリコンオーディオプレイヤーと対極とは言えませんが、記録方式という分野で見た場合、二大勢力の一方として捉えることができるでしょう。

携帯オーディオプレイヤー

 字面の通り受け取れば、ポータブルオーディオプレイヤーのことですから、持ち運び型のCD・MDプレイヤーを包括するのでしょうけど、一般的には、更に小型のシリコンオーディオプレイヤーやHDD型のオーディオプレイヤーを指し示していると考えられます。


 ざっと用語を記述してみましたけど、デジタルオーディオプレイヤー(DAP)を、小型のMP3プレイヤーのみを指し示す言葉として用いるのは、少し無理があるような気がします(というよりも、無理があると考えたからこの日記を書いたのであって…)。
 上の記述でも分かるとおり、これらの呼び名は、使い方と記録方式がごっちゃになっている部分があると思います。そこで、記録方式や使い方を分類の主軸として体系的に整理してみました。

 とまあ、ざっとまとめてみると、苦労の割に「デジタルオーディオプレイヤーでもいいんじゃない?」という結論が見えてきました。ということで、みなさんはどうぞ好きな言葉をご利用下さい。
 私は、シリコンオーディオプレイヤーという言葉を愛用することにします。

2009年1月11日 (日曜日)

タイトル未決定

東北

 何がすごいって、あの大雪の中、一分の遅れもない東北新幹線と、JR東日本の耐雪性能ですね。

2009年1月12日 (月曜日・成人の日)

タイトル未決定

毎年恒例、成人式の会場

 何かと取りざたされる、成人式を執り行う会場の模様ですが、全国で開催される成人式のうち、いったいどれだけがああいった状況なのでしょうか。全国的に広がっている、などとアナウンサーは言いますが、具体的な数で示されたことって、一度もないんですよね。成人式以外の様々な事象についても同様ですけど。

2009年1月13日 (火曜日)

タイトル未決定

実質的に本日より

 実質的に本日より授業再開。休み明けの授業は、朝一発目でした。相変わらず、この授業の出席者はどうしてフェードインするかのように増えていくのでしょうか。授業開始から30分かけて。

 というか、学内の学生の中で準最高位の立場にいる人達が、授業開始前に全員そろわないことそのものに問題があるような気がします。開始10分以上経ったら特定の事情がない限り欠席扱いにしてしまってもいいのに。

2009年1月14日 (水曜日)

入院手続き

ドア to ドア

 エプソンのウェブサイトから、プリンタの修理を申し込みました。住所の入力と何回かのクリックをするだけで、プリンタの引き取りサービスから修理、修理完了品の配達といった注文をすべて行うことが出来るというのは、とても楽ですね。代金も配達されたときに代引きで支払えばOKですし。

 これで、中三日ぐらいで修理されて帰って来るというのですから、修理技術や運送技術の進化というのはすごいですね。
 修理の期間といえば、NECあたりも気合いを入れているようで、パソコンを含め、ほとんどが修理期間一日で終わるような話をどこかの記事で読みました。これに配達などを含めれば、実質四日ぐらいで修理されて帰ってくるわけですね。

 なお、EPSONの場合ですが、修理先から帰ってきたプリンタには動作検証用に使ったインクがそのまま添付されて帰ってきます(実質ほぼ新品のインクが取り付けられた状態で戻ってくる)。私のプリンタは自宅までプリンタを引き取りに来るサービス(ドア to ドア)を利用しても、1万円弱で修理できるのですが、ここからインク代の3500円をさっ引けば、実質6000円ぐらいで修理できてしまうわけですよね。

2009年1月15日 (木曜日)

検索キーワード

検索キーワードからネタを発掘する

 陰湿な話、ウェブサイトの管理人の楽しみの一つとして、どのような検索キーワードで自分のサイトが検索されたかを見て喜ぶ(他にも色々な感情がわくものですが)というものがあると思います。普通、こういった楽しみというのは、管理人同士の飲み会などで明かされるのであって、表に出てくると言うことはまずないと思います。

 そんな検索キーワードですが、私もちまちまチェックしていまして、時々「どうしてこんなのでこのサイトがヒットするんだろう」とか、「どうしてそんな組み合わせでサイトを検索したの?」というもの、「質問文をそのまま入力して検索してくれるサイトなんてまだほとんどないよ」とつっこみたくなるものまで、様々です。

 まあ、そんな沢山の検索キーワードですが、今日、ティンと来るものを見つけました。

 巫女本ではなく、冬が語頭についています。
 でも確かに、白く染まった大地に、一点の緋袴というのは、すごい構図ですよね。神社なんかも、古い形式で建てられていて(朱色に塗られていない)、常緑樹一切なしという、モノクロの空間の中に、一点の緋色。これはこれで、あり、ですね。

 どうやら、検索キーワードから小説のネタを発掘する、という方法もあるのかもしれません。というか、絶対、誰かやってるような気がします。

検索で思い出したけど、

 検索という言葉で思い出しましたが、「空の彼方へ」というキーワードでgoogle検索すると、サイトリンクが表示されるようになっていました。このリンクリストって、大手のサイトや老舗のサイトに表示されるというイメージがあるのですが、このサイトもついに老n………ではなく、年増になってしまった訳ですね。

 「検索結果の下に表示されるリンク リストを Google ではどのように編集していますか?」によると、サイトの構造が原因で適切なリンクを見つけられない場合サイトリンクは表示しないといった文面があるのですが、これって文章を置き換えると、HTMLの文法に乗っ取ってサイトを記述しているサイトは、サイトリンクが表示されやすくなる、ということですよね。
 このサイトのHTMLはGoogleのお墨付き、そう受け取っていいのですね、Google先生!

2009年1月16日 (金曜日)

タイトル未決定

プリンタ、入院

 クロネコヤマトがプリンタを受け取りに来ました。土日を挟むので、帰ってくるのは水曜日以降になるかと思いますが、元気になって帰ってこいよー。そしてまた働いてもらうから。

エクセルとVBA

 先輩に頼まれてエクセルでデータの統計処理をしていますが、初めてエクセルでVBAを使いました。もちろんVBAそのものはインターネット上で公開されているソースを利用していますが、それでもエクセルの実力をかいま見た気がします。

 このVBAは表から特殊なグラフを作り出す機能を持っているのですが、出力される表が自分の理想と少し違うので、VBAのソースをのぞき込んでみました。一応、VBAをさわったことがありますし、何よりソースが非常に丁寧(主要な部分にすべてコメントが書き込んである)だったので、思惑通りのグラフを作れました。
 インターネットも、エクセルも、すごい。

 そしてこの活躍が後にさらに仕事を増やすことを、鈴響雪冬はまだ知らずにいたのであった。

2009年1月17日 (土曜日)

タイトル未決定

突発的に遊びに来る親

 東京で研修があるという理由をつけて、私の家まで特攻してきた親に連れられ、飲み屋へ。親と外で飲むのはまだ2回目だったりします。実家ではよく飲んでますが。本人も言っていますが、親になると子供と飲みたい、というのは一つの夢なのでしょうか。お酒が嫌いな人はともかく。

2009年1月18日 (日曜日)

タイトル未決定

生産性

 何も生み出さない会話というのは、退屈だ。

 常に「ものを作る」だとか「物作り」といった場面の中で育った(むしろ、自分でそう言った場面を作り続けてきたと言うべきか)私にとって、何も生み出さない人間関係ほど退屈なものはないです。文語的に表現すれば、「とりとめもない会話」とでも言うのでしょうか、そう言った会話というのは、ただ時間をつぶすだけであって、何も生み出さない、少なくとも私はそう感じています。

 たとえばそれが友人同士・先生と生徒・恋人同士、そう言った関係であっても、やはり私は感性のぶつかり合いのようなものを期待したいです。特定の母集団を非難するわけではないですが、相談事に対して同意しかしないというのは、私から見れば、時間の無駄でしかないです。

 発見が私にとっての喜びであり、楽しみである故に、何も生み出さない会話というのは、ただただ退屈でつまらないものなのです。

ということを

 一部の方にお送りした性格診断の結果から何となく導き出しました。

物事を事実に基づいて分析し、客観性を重視し解決に導くタイプ。意思決定等にも理論を盛り込み、論理的・分析的である。対人関係も友好にすすめることができるが、論理を重視するので理屈っぽく聞こえる場合もある。

 「物事を分析し客観性を重視して解決に導く」。ここだけを見れば、「困ったときの良き相談相手」という分類になるでしょうが、「ただ自分の話を聞いて欲しい」という人間から私を見たとき、それは面倒な人間に他なりません。「愚痴を聞いて欲しいだけなのに私の駄目なところを諭されたー」とか、そんなトラブルが巻き起こることなんて、予想の範疇です。むしろ、よくあります。
 まあ、経験則から私自身もわかっていることなので、相談してくる人には「愚痴を聞くだけなんてしないから」といった前置きをしています。

 教える側として参加している後輩の授業では、「正論しか言わないから」とか「正論でへこませるのが私の仕事だから」とよく言っています。あくまでも私自身は、自身の性格を分析した結果において、私の役目は「いいわけじみた意見に対して正論で真っ向からぶつかり、凹ませる」ところにあると思っているので。
 世の中正論だけでは生きていけないとよく言いますし、それが現実といってしまえばそれまでですが、最後の良心として、作り手がそう言った信念を失ってはいけないと思います。その信念の通りに動けるかどうかは別として。

2009年1月19日 (月曜日)

首が回らない

忙しすぎて、体が足りない

 やっぱり、コピーロボットが欲しい。学校用に3台、メイド用に1台、昼寝用に私本人。

2009年1月20日 (火曜日)

全品1割引より、100人に一人無料、のほうがお得に感じるマジック

2着目1000円

 コナカでも、AOKIでも、青山でもどこでもいいですけど(コナカってどこかとくっついたような)、スーツ2着目1000円といったキャンペーンを展開するときがありますよね? まあ、一着だけ買うと3万9800円ぐらいで、二着同時に買うと合計で4万0800円になるような、あれです。実質、一着あたり2万円になるわけですが、これもうまいトリックのような気がしてきます。

 仮に、元値が2万円のスーツがあり(これでも大分安い)それを2万円として売り出すと、すごい安っぽいイメージになってしまいますが、一着目は4万、二着目は1000円とすると、普段は4万もするスーツが、二着で半値で買えた! という思いこみが発生して、安く感じられるという、トリック。

 実際、一着目だけ購入すると、割引価格になり2万強ぐらいで買えるわけですが、これを足し合わせると、2万強+1万強のスーツを買ったことになります。でも、一般的な思考回路では、4万弱のスーツに1000円のスーツという、強烈な安売りの刷り込みが発生し、お得に感じるというトリック。
 私は一着目だけおいしく頂きました。すでに一着あるし。

2009年1月21日 (水曜日)

タイトル未決定

帰ってきた

 肝心のインクヘッドの修理(交換?)の他に、前面用紙トレイ(収納してもロックがかからず戻ってしまう症状があった)、廃インク吸収パット(縁なし印刷などで紙に印刷されず用紙外にこぼれたインクを吸収するパット)が交換されて帰ってきました。なお、インクは8割残った状態で戻ってきました。
 実質、新品同様です。これで8925円。なんて言うお値打ち価格。
 これで家でも印刷できるようになります。

 一気にこなすよー。

2009年1月22日 (木曜日)

タイトル未決定

これが、ゆとり、ってやつか?

 少なくとも、私が5年前、同じ立場だったときと全く状況が違うような気がします。

 時間に遅れる、課題はやってこない(それを理由に休む)、冬休みになにも作業を進めていない、のらりくらりといいわけを続けて生産性もない、そのくせ、課題に対して、難しいと難癖を付ける。
 現代の学生の親に当たる人達の思考回路には、子供を学校にさえ預ければ立派な大人になって帰ってくるからしつけなんて家でする必要ないよね、というものが埋め込まれているらしく、何とも自堕落な人間ばかり生み出したのだろうと、もはや同情してしまいます。もはや、NEETって親の責任じゃない?

 まあ、このあたりというのは、「希望してない職種だし…」だとか、「今まで働いていた職種で働きたい」だとか、『手取り25万ももらっていたのに、貯蓄がなくて職を失ったら路頭に迷う』といった人々にも当てはまるわけで、べつに「ゆとり教育」に限った問題ではないでしょう。

2009年1月23日 (金曜日)

タイトル未決定

人員動員

 任された仕事が終わらない。
 ということで、職権乱用というか、特権乱用をして、人員を5人ほど動員して、火曜日から今日までで、一気に行程の半分を終わらせてやりました。
 ただ、練習と言うこともあり、前半は簡単なものばかり片付けたので、また数日で残りの半分が終わるとは限らない、というのが現状。来週も忙しくなりそうです。

2009年1月24日 (土曜日)

タイトル未決定

作業用メガネ

 先日親と飲んだときもこんな話をした気がするのですが、作業用メガネが欲しいです。作業とはもちろんVTD作業のことですが、別に紫外線コート機能が欲しいわけではありません。機能的には読書用メガネに近いでしょう。
 用は、近くの画面を見つめるとき、遠くを見ているような感覚にする。まあ、遠視用メガネといったほうが、わかりよいのかもしれません。

 とにかく、家でも学校でもパソコンという状況により、数年前まで2.0という、幼稚園児の3割が視力1.0未満という去年12月中頃のニュースをガン無視したような視力だったのですが、ついに1.0にまで低下してしまいました。いくら夜中の徘徊が好きで、その途中途中で星を眺めているとはいえ、圧倒的にパソコン画面を見つめている時間の方が多いわけですから、視力も悪くなるというもの。
 となると、作業用メガネを作ってしまった方が、視力の減退速度を少しでも遅らせることが出来るのに、というもくろみがあったり。

2009年1月25日 (日曜日)

タイトル未決定

悲観論と視聴率

 日本のテレビ局というのは、どうして同じ論調なのだろうか。A局が右を向けば、他の局も右を向いている、そう思いませんか? どこの局にチャンネルを回しても同じ論調、同じ意見。これでは、テレビ局が複数ある意味がないじゃないですか。
 そんな状態に気づいたのか、テレビ局側は他局との差別化を目指していますが、その差別化の内容が、肝心の報道内容やそれに対する見識ではなく、なぜか番組後半のラーメン特集や、安っぽいお涙頂戴系列の特集だったりするわけです。肝心のニュースはいつもなおざり。これじゃあ、テレビ離れが進んでもしょうがない。

 この不景気の時代、どこか一局でもいいから独自の視点で選び出したニュースを提供し、明るい話題をも提供してくれる局があったら視聴率なんて簡単に他社から奪えるのに、と思います。連日暗い話題に、同じ見識くらい話題しか提供しないテレビなんかより、多種多様な情報にあふれ、自分好みの情報を選択していけるインターネットの方が力を得つつあるというのは、テレビ局の傲慢が招いた結果でしょう。因果応報、因果応報。(因果応報もかわいそうだ…。良い行いも悪い行いも両方取り扱うのに、悪い意味でしか使われないし。)

2009年1月26日 (月曜日)

タイトル未決定

一週間

 多くの人がそうであるように毎日学校に行くわけではないのですが、さすがに土日を含んで毎日というのは面倒であります。来週には何とかなるかな。と、「来週から本気出す」と似たような意見を口走ってみる。

2009年1月27日 (火曜日)

さくらたん、頑張る!

SSL

 さくらのレンタルサーバーが、共用SSLをスタンダード以上のプラント契約している人向けに提供することにしたようです。

共有SSLについては、データベース同様に要望が多く検討していましたが、他社様でよくやられているような”ホスト部分が同じでパスだけが異なる”という仕様の場合、クッキーの漏えいなど重大なセキュリティーホールになる可能性もあり、慎重に検討してきました。今回、サブドメインで完全に分割する方法を取ることにより、無事対応が完了することになりました。

 さくらを利用している商用サイトの中には、顧客との通信を行う部分だけ別のSSL対応サーバーを借りて対応しているというところもあったようで、さくら関係のコミュニティーでは、結構話題になっています。
 このサイトについての影響といえば、まあ、メールフォームからの通信内容を暗号化できる、といったところにあるでしょう。通信内容の暗号化が可能なら、同人誌の通販において、最初から住所氏名を入力してもらって注文をするという形式にすれば、手順を数段階省くことが出来るでしょう。

 肝心の、メールフォームから入力されたデータは、同じさくら内部にあるメールサーバーに送信され、そこから私の手元まではすでに暗号化されているわけですし、ネットワーク構造には詳しくありませんが、

 個人のPC →[暗号化]→ さくらさーばー → さくらのメールサーバー →[暗号化]→ 私のPC

といった経路になるのかな? まあ、この辺の解釈は、某NEさんが指摘してくれるでしょうから、追々。

 あと、私個人は利用していないですが、ようやくMySQLのバージョンを5にするようです。バージョン4のサポートはすでに終了していますし、バージョンアップの要望はかなりあったようですから、利用者にとっては有り難いでしょうね。

一つ目の仕事、完了

 委託用の同人誌を文真堂宛に発送しました。
 いつ頃店頭に並ぶかはわかりませんが、情報を掴み次第、サイトで情報を出していきたいです。
 今年の活動は昨年に比べて縮小せざるを得ませんが、こういった形で、同人活動を継続して行けたらと考えています。

 いつ頃からそうなったかわかりませんが、同人活動というのは、今の私にとってかけがえのないものになってしまいましたね。

 同人活動をしていると、一部の人は「そんなにお金をかけてどうするの」と思うかもしれませんが、私のような活動スタイルですと、純粋に同人にかけているお金というのは、さほど多くありません。昨年一年の家計簿を眺めてみると、全出費の2%未満なんですよね、私の同人活動費。交際費とか、服飾費、生活用品費の方が圧倒的に高いという。

2009年1月28日 (水曜日)

タイトル未決定

科学的根拠0の血液型占いが持つ、真実という側面

「A 型はまじめだけれど頑固」なんて先入観を持つ人は、A 型の「A 型っぽい」振る舞いに注目する。 A 型がどう振る舞おうと、わずかでもまじめに見える部分があれば、「さすがA 型」なんて評価されるし、わずかな意見のすれ違いがあれば、「やっぱりA 型は」なんて納得される。

血液型仮説の理屈は嘘かもしれないけれど、現象としての血液型と性格との相関は、血液型性格仮説を信じる人達にとっては、紛れもない真実としてうつる。

「血液型によって性格が規定される」が真であるかどうかは分からないけれど、「A 型の人が血液型を公開されると、周囲はその人のA 型っぽい振る舞いに注目するようになる」は、真実だと思う。

 非常にわかりやすく、日常生活にありがちなやりとりで表現しようとすると、以下のようになるかと。

A 「私って、何型っぽい?」
B 「うーん、B型?」
A 「実は、A型なんだー」
B 「あー、言われてみれば確かにー。まめなところあるよねー」

 一人称が「私(=女性)」になっているのは、ある意味を内包しています。まあ、ネタばらししている時点で、内包でもなにもないのですが。

 まあ、こういった体験は(私を含めて)よくあると思いますが、上で引用した文章をよく示している一例だと思います。
 何処で見聞きしたかは忘れましたが、「A型の特性として3つをあげ、そのうち2つに該当していると、血液型占いが当たっていると思いこむ」といった話があったような気がしますが、一部分の目立つ特徴にのみ心をとらわれる、というのは、割とよくある事例です。ある事件が起こったとして、目撃者が身長が低いことにのみとらわれ、顔の雰囲気や、髪の色、洋服といった部分について忘れてしまう、といった具合。

知財高裁はよくやってると思うよ、うん

 テレビ番組を録画し、インターネット経由で転送して海外で視聴可能にするサービスは著作権法に違反するとして、NHKと民放テレビ局9社が日本デジタル家電(浜松市)にサービス差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は27日、差し止めと損害賠償を命じた一審東京地裁判決を取り消し、テレビ局側の請求を棄却した。

 知財高裁についての説明なんかは、新聞、ニュース、その他メディアで取り上げられていますから省略するとして、まあ、よくやったと思います。
 知財高裁といえば、松下のジャストシステムに対する提訴が真っ先に浮かびますが、このときも、提訴した側が負けていますね。まあこのときの松下側の訴えなんて、マイクロソフトのWindowsですら同様の機能を供給している(というか、それ以前にマックが…)のに、なぜマイクロソフトを訴えず同じ国内の小さな会社を訴えたんだと、訴えの内容より、訴え方の部分から問題が指摘された、変な裁判でしたね。

 で、地デジの要、B-CAS(俗称、ビーカス)の独占禁止法にまつわる訴えは未だですかね。
 家電リサイクル法の時もそうでしたけど、訳のわからない会社がいきなり出現して、そこの会社の商品しか認めないという国の法律って、どう考えても、天下り先企業の創出でしかないのですね。というか、何処の国の地上波デジタルに、暗号化が施されているのか。

定額給付金

 ついに、交付決定! 待ってました。

 あまりマスコミでは取り上げないけど(少なくとも私が見ている範囲でテレビで報道された形跡はない)、アメリカ、ドイツ、イタリア、台湾、オーストラリア、日本と、6カ国で行われる定額給付金。7カ国目は何処だろう。
 この6カ国の中で一番遅く定額給付金の話をしたのはオーストラリアですが、クリスマス前に給付したような気がします。それなのに、日本といったら「野次を飛ばす政党」略して野党がうるさいから未だに給付されないんですよ。審議拒否に、審議欠席、その上でテレビアピールは忘れない。こんな野党が日本の政治を握ったら、日本は腐るよ。

 マイナスにならない自民党。プラスにならない民主党。

裁判ネタ多いなー

 楳図かずお氏の珍しいデザインをした家について。こちらも、楳図かずお氏側の勝訴に終わりました。まあ、この裁判については提訴が行われた段階で楳図かずお氏の勝訴に終わると日記に書いた記憶がありますが、その通りになりましたね。

 まちづくりを担う都市計画法もご多分に漏れず地方分権が進む中において、地域の景観は地域の住民が守るという方針になっているわけですし、何も対策をしなかった住民側が負けるというのは、法律的な意味で当たり前の結果でしょう。
 もし本当に地域の住民が自分たちの住む街の景観を愛しているのなら、その景観が壊れないようにと何らかの手を打とうと考えるでしょう(マンション建設反対運動もそうですよね。住民が手と手を取り合って手続きすれば、マンション建設の話が出る以前の段階から予防できるのに、工事が決まってから、「マンションヤダ」なんて言われても、もう手遅れなんですよ)。対策を打たなかったことを恥じることなく、裁判に訴えるというのは、いささか調子がいいような気がします。
 元をたどれば、あの家がある新興住宅街というのは、日本の原風景といえる農村風景を壊して作り上げた訳ですし、近隣住民が住む前からあそこに住む人にとって、今回の裁判における原告側がにくくてしょうがないでしょう。社会とはそんなものだと思います。
 私から言わせれば、日本の原風景的景色に、洋風建築をボンボン建てる人の気が知れないですし、そんな人が自分の家のデザインを棚に上げて、「なんだあの家は」というのも筋違いのような気がします。

 まあ、法的解釈についてはこの辺にしておきますけど、「郷に入っては郷に従え」という言葉があるとおり、ある街に家を建てる場合は、その街の雰囲気にあった家を建てるべきだと私は思います。そう言った点から論じれば、まあ、あの家というのはちょっとやり過ぎかな、と思いますね。
 ただ、やはり何も対策を講じていなかった住民側の否というのは見逃すことが出来ませんね。

2009年1月29日 (木曜日)

タイトル未決定

IE6.0

 ちょっと小細工をしてみたところ、IE6.0のバグをまた一つ発見してしまいました。ほんと、MSは、なんて言う欠陥品を生み出したのだろう。Firefoxと同じく無料のブラウザなのに、これだけ性能が違うと…ね。結局、IE7も外れでしたし、IE8の登場を待ちましょう。もうRC1もリリースされたようですし。

 肝心のバグは、ネットの世界では既知のバグのようで、どういった条件でバグが発生するかわかっているので、それを回避するようにCSSを組めば解決できるようです。

準備期間、3ヶ月 (04:50)

 空の彼方のデザインはついに、バージョン6βへ。
 まだ微調整が必要な部分は多いですが、必要最低限の処置は施したつもりなので、今日より新デザインへ。本当は元日に新しいデザインに切り替えようと思い何ヶ月も前から準備していたのですが、忙しすぎてその作戦は失敗したあげく、一ヶ月も遅れてしまいました。

 以下、デザイン指針に見せかけた戯言。

空の彼方へ、バージョン6βの概要

 可読性を最優先に。

 それが、今期のデザインのテーマです。
 第5期のデザインというのは、サイト全体のテーマカラーをうまく表現してはいましたが、背景が水色と言うこともあり、可読性はそれほど高くなかったと考えています。
 また、第4期の悪い意味でのごちゃごちゃしている部分を引き継いでしまったため(たとえばリストのアイコンだとか)、ウインドウを見渡したときの第一印象といえば「うるさい」だったでしょう。
 さらに、小説ページのみ、読みやすさを優先したがために、既存のデザインとの折り合いがうまくいかず、結果的に小説ページだけが変に浮いたデザインになってしまいました。デザインが浮きだつというのは、文字より目立ってしまうことを意味し、結果的に読みづらさにつながります。
 さらに付け足すと、第5期のデザインというのは、このサイト運営の歴史の中でも最も長く使われたデザインのため、デザインそのものも、CSSの記述もスパゲッティ状態になっており、先に挙げた小説ページの例の他にも、デザイン的に調和していない部分が数多く出現していました。

 そう言った数々の問題点をふまえ、読みやすさを最優先しつつ、自分にとっての「空の彼方へ…」というサイトをどう表現するか、ということについて考えを巡らせ、今回の第6期デザインへとたどり着きました。

可読性最優先のレイアウト

 とにかく、見やすくなったと思います。
 デザイン的にちぐはぐだったところは、マージンからパディングまですべて一定の基準の下に統一化を図り、綺麗に納めることに成功しました。また白基調とすることで全体的にまとまりを得ることに成功しています。
 既存のデザインにそぐわなかった小説ページのデザインも、色指定からレイアウトに至るまでほぼすべての点で修正を施し、見やすくなっているはずです。同様のデザインコンセプトで作られている同人誌紹介ページも同様に見やすくなりました。

様々なブラウザへの対応

 推奨ブラウザは書かない主義ですが、一応ターゲットとしているブラウザは存在していて、従来のデザインは、Firefox2とIE6、Opera最新版をターゲットにしていました。その中でも特にFirefoxを最優先とし、他のブラウザは表示が崩れない程度を目安にCSSを記述しました。
 しかし、最新のブラウザが出現し、IEもそれなりにレンダリングがまともになり、Firefoxはずっと放置されていたレンダリングのバグが急遽訂正されるなど、ブラウザ情勢が大きく変わりました。そう言った状態において、バグを持ったブラウザを対象として記述したCSSというのは、現代のブラウザにおいておかしな状態で表示されることがわかっていました。

 そこで、今回のデザインは、Firefox3を基準ブラウザ、IE7を準基準ブラウザと基準を現在に見合った形に更新し、それらのブラウザの表示結果を見ながらデザインを調整しました。

 この途中、アルファチャンネルPNGを導入しましたが、このPNGに非対応であるIE6に対しては、同様の画像をGIFで提供するようにしました。結果的に、対応ブラウザが広がったと言えるでしょう。

まとめ

 とまあ、こんな感じで今回はとにかく「見やすさ」と「統一感」に気を配ってみました。
 細かなところをあげていけば、未だメスを入れていない部分もありますし(具体的には、引用文や、削除・挿入文章といった要素)、今度はそう言う細かなところに手を入れていきたいと思います。

 それでは、改めて今年もよろしくっ!

2009年1月30日 (金曜日)

タイトル未決定

帰宅時間が木曜日の27:05

 3時間は眠れそうです。うん、健康的。

3ヶ月の功罪

 空いている時間を見つけながら、ちまちま3ヶ月もかけてCSSを書き上げただけあって(それでも書き下ろしではなく編集レベルなのですが)、それなりに完成度の高いデザインのような気がします。ただ、昨日の日記の通り、未着手の部分が半分ぐらい残っているので、βから正式リリースになるまであと2ヶ月ぐらいはかかるかもしれません。

 CSSの構文自体は、第5期の最終リリースが1183行だったのに対して、今回のは現時点で1084行なので、およそ1割弱ほどスリムアップに成功しています。容量で見ても、22.2kBから20.5kBへと、1割弱減っているので、ちょうどいいでしょう。
 この後、引用や削除・挿入周りの記述を整理した後、各要素独立して存在している色指定などを一カ所にまとめると、もう少しは整理できそうです。

 個人的には、

ul li{
        list-style-type: disc;
        list-style-image : url("picture/css/list-1.png");
        _list-style-image : url("picture/css/list-1.gif");/*こういうところとか*/
}
li ul li{
        list-style-type: circle;
        list-style-image : url("picture/css/list-2.png");
        _list-style-image : url("picture/css/list-2.gif");/*こういうところとか*/
}
li li ul li {
        list-style-type: square;
        list-style-image : url("picture/css/list-3.png");
        _list-style-image : url("picture/css/list-3.gif");/*こういうところとかが*/
}

すごく無駄な気がするんですよねー。IE6は、アルファチャンネルPNG対応パッチを出して欲しい。

一段落か?

 今日は、論文の梗概の提出日でした。提出するのは後輩ですけどね。
 私の論文関係の提出は3月中頃のはずなので、まだまだ余裕がありますが、今はもっぱら課題と、先輩の論文の手伝いです。

 さて、梗概の提出、論文本論の提出、卒業設計の提出、最終発表会と4段階のプロセスを経て卒業に至るわけですが(もちろん卒業審査をパスするという条件で)、これでようやく、卒業に向けてのスタートを切ったと言えるでしょう。
 私達の仕事というのは梗概のチェックまでですから、私にとっても一段落ですね。

 では、いよいよ、期末の課題と、春に出す論文の準備を始めなくては。

2009年1月31日 (土曜日)

タイトル未決定

一つの区切り

 先輩の論文公聴会が開催され、筑波大学やら日本工業大学やらから教授が聞きに来てました。まあ、主査・副査なので参加しなければ大変なことになるのですが。

 やはり、膨大な資料に裏付けされた言論には、重みがありますね。どこの馬の骨ともわからない資料を利用したマスコミ・政治家のつまらない意見より、遥かに地に足を付けた言論でした。

初出: 2009年1月1日
更新: 2009年2月1日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2009 SUZUHIBIKI Yuki

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