2008年1月の日記 -2冊目-

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2008年1月16日 (水曜日)

酷い一日

脳トレ、撤退

 ラウンド1のゲームフロアには脳トレが導入されているようですが、そのフロア自体オープンしているかどうかは未だ調べていません。少なくとも、私が住む街には脳トレがないので、遊ぶためには高崎まででないといけません。

 さて、テンションも少し高かった今日、色々なタイミングが重なり合い、高崎のアニメイトにCDを買いにいけることに。「サクラキミニエム」を買う予定だったのに、アイマスの「Christmas for You!」(完全初回限定生産)が売れ残っていたので、勢い余ってそっちを買いました。もう、5トラック目の「DING DONG」のためだけに買ったと言っても過言ではありません。あと、ようやくSound Horizonの「聖戦のイベリア」も購入。

 そしてその帰り、古びた商店街の中にあるこれまた古びたゲームセンターまで脳トレをやるために遠征………入った瞬間、嫌な予感が。リニューアルオープンでもしたかのように店の中身ががらっと入れ替わっていました。もしかして、と思ったら、案の定、脳トレ撤退。
 せっかく高崎まで来たのに…という静かな闘志が、私の足を駅を挟んで反対側にあるレジャーランド(大型ゲームセンター)へ向かわせます。友人と車でしか来たことがない上に、高崎駅からの行き方も知りませんでしたが、持ち前の地理的勘を駆使した結果、一度も迷わず無事に到着。高崎のレジャーランドには、脳トレとAn×Anが隣り合っておいてあるので、脳トレでウォーミングアップした後、An×Anに挑戦。そして、Sリーグへ昇格。

 ゲーム周りではいいことがあった一日でしたが、まさか駅を挟んで東西を歩いて移動することになるとは思ってもいませんでした。

日テレのNEWS ZEROが酷い

 日テレの深夜のニュース枠にはNEWS ZEROという番組が放送されているのですが、今日のNEWS ZEROは酷かった。アナウンサーなのかコメンテーターなのかは良く分かりませんが、男性キャスターが、とにかく噛む。似たような言葉を3回近く連続で間違えたときは、思わず「ラップか?」とツッコミを入れてしまいました。
 そして極め付きは、「耳障りのよい」という表現。きっとこの人の頭の中では、「肌触り」と「耳障り」は同じような位置付けなのでしょう。誤用の例として取り上げられるものの一つですが、まさかそれをニュース番組で聞くことになるとは思ってもいませんでした。

 最近の民放系ニュース番組はニュースの紹介をした後、アナウンサーが自分の考えを述べる時間を確保するのが流行りのようですが、このコメントの時間は酷いことが多いですね、どの番組でも。
 聞くところによると、NHKのアナウンサーも最近は酷いらしいですから、ここ数年のテレビ産業の廃れ具合には、このまま廃れて無くなればいいのにと応援すらしたくなります。

2008年1月17日 (木曜日)

雪冬さんが記憶喪失美少女になった日 (音瀬みいな)

音瀬みいなの私的メモ

 21時頃、雪冬さんが記憶喪失美少女に進化しました。

2008年1月18日 (金曜日)

雪冬さんが記憶喪失美少女になった日2 (音瀬みいな)

音瀬みいなの私的メモ

 本日、雪冬さんが実家に強制送還になりました。

2008年1月19日 (土曜日)

気分としては、浦島太郎

北へ

 どうやって説明をすればよいのかよくわからないですし、本人が覚えていないので何ともいえないのですが…一言で表現すれば、頭を打った衝撃で一過性の健忘症になったようです。
 もっと厳密に言うと、17日の21時過ぎ、ヤマダ電機からの帰り道(ここまで財布に入っていたレシートより推察)に転んで頭を打ったらしく(ここまでたんこぶや足の痣などから推察)、一過性の健忘症になった(医者の判断)ようです。

 転んだ後どうやって帰ったかはわからないですが、どうにかして家にたどり着いた後、親に電話をしているのですが(これも親から聞くまで知らなかったし、今でも思い出せない)、どうやら相当ひどかったらしく、とにかく会話がループ(言ったことを覚えていないため何度も繰り返す)していたそうです。と、こうやって書くとものすごく心配されそうなのですが、いかんせん本人が全く覚えていないため、一番本人がけろっとしている状態なのです。

 とまあ、そんな状態だったので、金曜日、たまたま仕事が休みだった親が私の家までやってきて、一緒に病院に行った後、実家に連れ帰ってきたのです。ということで、学業まわりのことで一月中に実家に帰るつもりはなかったのですが、ひょんなことから帰ってきてしまいました。
 あと、なんとなく文面で察していただけると思うのですが、本人は木曜日の記憶がまったくない以外、非常に元気で、親に「口から生まれてきた口太郎」と小学生時代から絶賛されている口の滑りも絶好調ですので、ご安心ください。

 金曜日に医者の診察を受けたときは、一月の四日あたりからの記憶がごっそり抜け落ちていたのですが、今現在はそのあたりの記憶は思い出し始めて、先に書いたとおり残すところは木曜日の記憶だけですが、これはまあ、何らかのきっかけがない限り思い出すことはないのかなあ、と考えています。

 とりあえず、この件に関してはこのぐらいの説明で。

石橋をたたいて渡る人工知能

「第3回 全国一斉!日本語テスト “口説き力”判定」の結果、「石橋をたたいて渡る人工知能タイプ」、点数は70点。 詩唄いさんのサイトで面白そうなことをやっていたので、私も参戦してみました。
 石橋をたたいて渡る、ということは「慎重派」、人工知能というのは、「頭が固い」か「計算高い」という意味でしょうか。でも、なんとなくこの診断結果は納得いきますね。良くも悪くも頭が固い上に、一応数字を扱う学問なので、論より証拠タイプであることは間違いありません。というよりも、そういった論理的展開ができるように学校で教え込まれますからね。見方によっては、自分がやってきた勉強結果に沿った結果になっているといえるでしょう。

2008年1月20日 (日曜日)

見る予定のなかった雪

雪が、降っている

 私たちのような北国の人からすれば、ホワイトクリスマスなんて感動するほどのことでもなく、むしろ雪が積もっていないクリスマス、通称「ブラッククリスマス」のほうが盛り上がったりします。地域によっては、雪に対する見方というのはこれほど違う物ですね。

ニコニコ動画のすごいところ

 とあるブログで、YouTubeとニコニコ動画の違いについて実際に動画を投稿して感じたこととしてまとめている所がありましたが、私自身も動画を投稿してみて納得してみました。
 ニコニコ動画は確かにコメントの瞬発性だとか、そういった物がとにかくすごいです。ウェブサイトの管理人として簡単にまとめてしまうと、掲示板とウェブ拍手ぐらいの違いがあると思います。

 ニコニコ動画はその特徴にコメントがありますけど、コメントを前面に押し出すサービスというのは、WWW上では珍しかったと思います。普通、掲示板を含めた、ブログのコメント欄や、読売がやってるなんちゃら小町もそうですが、一般的にはコメントの内容に重みが置かれます。しかしニコニコ動画の場合は、コメントがあること自体に価値があり、そのコメントの視覚に訴える能力だとか、混沌とした様が優先され、コメントの内容は後回しにされることのほうが多いイメージがあります。
 擬似的な時間共有というコメントの扱い方が取り上げられることも多いですが、そういった面も、ニコニコ動画のおもしろさやコメントのつきやすさを助長している様な気がします。

謎解き

 さりげなく実家のパソコンから日記を更新していますが、ez-HTMLのインストールとFTP接続ソフトの設定をすでにしてあるからこそなせる技ですね。今回の場合はサイトそのもののファイルも持ってきてありますが、もし無かったとしても、サーバからダウンロードすればよい話しですし。
 昔、日記で書いたような記憶がありますけど、「ホームページのファイルを削除してしまったため更新できません」という文章を見るたびに、FTPソフトでサーバからダウンロードすればいいのに、と思ってしまいます。

2008年1月21日 (月曜日)

進化

エクセルレベルがアップした

 親にエクセルを教えたのは私です。

漫画読み

 そんなに大量の漫画を持っているわけではないのですが、すべての漫画を持って行けば居ますんでいるところはあっという間に荷物だらけになってしまうので(パソコン1台で2畳も使っていればそれは狭いよね)、大半の漫画は実家においてあるのですが、やっぱり実家に来るとその漫画を読んでしまいますね。
 今回は「魔法陣グルグル」と、毎度おなじみ「ガンバ Fly High」を。

 私がこういった漫画を読むときは、だいたい三冊を一単位として読むことが多いです。お風呂に本を持ち込むときもだいたい三冊を目安にしています。三冊の本なら、だいたい45分から60分ぐらいで読み切ってしまうので、いろいろとちょうど良い単位なのです。

2008年1月22日 (火曜日)

タイトル未決定

記憶がない。ただの物忘れのようだ

 実家に帰ってくるときは外付けのHDDに「帰省」というフォルダをつくってそこにすべてのファイルを入れて持ってくるのですが、今回の場合、それをつくったのがあんな状態だったので、こっちに来てびっくり、持ってきていないと思っていたファイルを持ってきてあるのです。
 学校で使うデータはもちろんのこと、ウェブサイトのデータもあるのですが、その他に某掲示板を閲覧する専用のソフトのログが入っていたりして、まさか持ってきているとは、と思いました。しかも物が物なだけに普段ならZIPに格納(無圧縮)して持ってくるのですが、それもきちんと順守しているのです。本当に、ただ単純にやったことを忘れているだけですね。脳みそって不思議。

明日

 回復速度が医者と親の斜め上を行く状態なので、今週の日曜日まで滞在する予定でしたが、明日に戻ることに。忙しい時期なので出来るだけこっちにいる時間は短くしたいですし。
 とりあえず、真っ先に確認するべきことは、私は木曜日、学校に行ったのか、ということ。木曜日以外の記憶はほとんど完璧になるまで戻ったのに、木曜日だけは闇に包まれたままですし、たぶん今後もこのままなので、記憶の補填をしなくてはなりません。記憶の補填といえば、「まほらば」の大家さんを思い出しますね。

2008年1月23日 (水曜日)

SSI

SSIでやると

 とあるサイトの日記に、そのサイト自身のトップに小細工を施したと記してあったので、HTMLとその小細工が挿入されている位置から、JavaScriptは読めずとも、何となく行っている処理を把握。
 SSIで実行するとしたら、

<!--#config timefmt="%Y"-->
<address>Copyright &copy; 2001-<!--#flastmod file="sample.html"--> Suzuhibiki Yuki</address>

と言った具合になるのかなと考えてみたり。確かにこの方法なら、更新日時も自由自在ですね。応用すると、

<address>初出: 2001年11月1日<br>
更新: <!--#config timefmt="%Y年%m月%d日"--><!--#flastmod file="sample.html"--><br>
著作: 鈴響雪冬<br>
Copyright &copy; 2001-<!--#config timefmt="%Y"--><!--#flastmod file="sample.html"--> Suzuhibiki Yuki</address>

となると思うのですが、表示形式に関する定義を、同じHTMLファイルで二回も行っていいのかな、と言う未知の文法に対する不安が。

 ただ、SSIなら当たり前のことを、JavaScriptで手軽に実現できる、と言う意味の方に価値があるはずなので、別段、「SSIって凄い!」と言う中身でもありませんね。

日記レス

 そこで、<noscript>ですよ、と。
 じゃあ、最初からJavaScriptで動的に処理せず、HTMLに直接書けばいいジャン、と言うツッコミ禁止。

2008年1月24日 (木曜日)

2dbマイナス

ファン変更

 パソコンのケースファンを、Panaflo(販売はOwltech)の1900rpmから、AINEX(OEM元は不明)の2000rpmに変更しました。製品の型番はCF-85MFという、知っている人は知っている、5方向吸気ファンです。
 色々と怪しいところもありますが、少なくとも、回転数は100rpm増えつつ、騒音は2.2db減っているので、例えメーカーが謳う「風量アップ」が嘘だとしても、今のファンと同程度の性能で、騒音が減ることになるので購入しました。

 そして、実際交換してみたところ、何となく、風量も上がり、音に関しては何となく減少しているような気がします。例えプラシーボだとしても、精神的に安泰なので問題なし、ということで。

 パソコンの冷却ファンで気になることと言えば、とりあえず、どのメーカーも風量は、CFMとm^3/minの二種類で掲載して欲しいなと。いえ、即座に換算できてこそ自作ユザーと言われればそれまでですけど…。

2008年1月25日 (金曜日)

タイトル未決定

インターネットと一部の公共団体を騒がせたウイルスの作者、著作権法違反で逮捕

 「原田ウイルス」と言えば、いわゆる暴露ウイルスの一種で、自らの姿をAVIファイルに偽装し実行を誘い感染するという、SRC形式のファイルで、ウイルスとしては非常にレベルの低いウイルスでしたが、感染者が後を絶たず、キンタマと同じく、多くの企業及び個人の情報漏洩を巻き起こしました。
 日本にはウイルス作成を禁ずる法律はありません(禁じたら今頃SONYなんて)から、同ウイルスを実行したときに出現する画像(多くはアニメやエロゲーの画像が用いられた)を無断で利用したことによる著作権法違反による立件となったようです。
 山田ウイルス、原田ウイルスは、ここ数年騒がれているパソコンによる情報漏洩の原因のほぼ全てを担っていると言っても過言ではないでしょう。

 原田ウイルスは、その亜種を含めて一般的に次のような動きをします。

 感染方法に癖があるため、一般的に用いられる駆除方法は、Windowsの再インストールです。亜種が数多く出回っているうえに、日本という世界的に見れば極めて小さな範囲で蔓延しているウイルスのため、全ての亜種に対応するウイルス駆除ソフトは存在せず、Windowsを残した状態での駆除は極めて難しいとされています。

 ファイル共有ソフトの特性上、一度広まったウイルスを削除する手だてはありませんから、例え逮捕されたとしても、今後も情報漏洩は広まっていくでしょう。


 普通、P2P上で蔓延するこういった類のウイルスは、トロイの木馬ですから、ダウンロードしても実行しなければ危害がない場合が殆どです。そのため、ウイルスの作者も、ファイルをAVIに偽装したり、Windows XPの仕様(ファイルにある拡張子を用いるとアイコンがフォルダのアイコンになる。SP2で改善)を付いたり、もっと簡単なものでは、エロ動画にありがちなファイル名にしたり、圧縮ファイルに見せかけたりして、実行を誘います。

 もし企業のパソコンよりも圧倒的にセキュリティー面でリスクの低いパソコンでファイルを扱う必要があるのならば、ファイル暗号化機能付きのUSBメモリにファイルをコピーしてでーたを持ち帰り、家のパソコンではHDDにコピーせず、USBメモリ上にファイルがある状態で編集をすると言った手法が考えられます。
 従業員がでーたを勝手に~、を代表とする企業の釈明というのは、その企業にとって「セキュリティー意識の低い企業」、「自宅でサービス残業を強いる企業」といった、マイナスイメージしか得られませんし、アホみたいな対処療法である「Winnyを使わない」以前に、セキュリティーに対する意識をもう少し向上させる必要性があるようです。


 直接関係はありませんが、いいことを書いているので紹介。

自転車修理

 先日の転倒事件から一週間。昨日発覚した自転車の不具合を直すためにいつもの自転車屋さんに。事件がきっかけとなって壊れたと思われる、スタンドとベルを総取っ替えしました。交換料込みで3500円。次はSTマークの更新と一緒にチェーンを交換…と思っていたのですが、その前に自転車屋さんに行く用事が出来てしまいました。

ボーカロイド暴走

 DTM関係の通販(たぶん)最大手の、サウンドハウスのメーリングリスト。ついにソフトウェア部門の売上げ一位が初音ミクではなくなりました。そして代わりに一位になったのが、鏡音リン・レン。ちなみに、第二位は初音ミク。
 シリーズ完結となる三本目が発売されたら、上位3位を独占…も夢ではないかも知れません。

2008年1月26日 (土曜日)

タイトル未決定

大人って

 子供の頃、大人はもっと賢いと思ってみた。

 そして今、子供の時よりも、もっと大人を身近で観ることが出来るようになった今、大人って、案外賢くないと言うことに気が付いた。美味しい話に引っかかって大金を巻き上げられる、おかしな方向に国をねじ曲げる、子供にあり得ない名前を付ける。

 私達が子供の頃観ていた大人とは、何だったんだろう。

格差社会って

 連日のように格差社会について討論するテレビを観ていると、日本が資本主義国であることを忘れそうになります。誰が決めたか知りませんが、資本主義である限り格差が生まれるのですから、格差を是正したければ、資本主義から脱出すればいいのに、と思うことがあります。
 逆の見方をすれば、資本主義国でありながら格差を問題視する時点で、日本はまだまだ社会主義国であるんだなあと思います。

2008年1月27日 (日曜日)

雪冬姉さん、トばしすぎ!

不運なJavaScript

 先日の記事で間接的ながらも、JavaScriptを使って、HTMLファイルにそのファイル自身の更新年月日を追記できることを把握した上で、それをSSIで実行する為の構文を書いてみました。そのことについて、少し脱線気味の話を。

 いつも前置きしているとおり、私はネットワーク関係の専門家ではないですし、そういったこともありWEBやHTML、WWWといったその辺りのサービスには疎いのですが、それを前提に書きます。

 インターネットに接続されたパソコンは増え続け、携帯によるパソコン用のサイトを閲覧できるようになった今日、サーバへの負荷やトラフィックも増え続ける一方である。携帯電話向けのサイトは一般的にパソコンより質が高いものが多い(もちろん情報の質という意味ではない)。これは、パソコン用のサイトと違い、携帯用のサイトは有料のコンテンツが成り立ちやすいからだ。
 無料で公開されていることが当たり前になってしまったパソコン用のサイトは、どれほど設備投資をしても、どれほどコンテンツを充実させても、そこから得られる収入とは非常に少ない。通販などのように物販を主にしているなら話は別だが、普通、広告による収入をあてにするしかない。
 一方、携帯電話用のサイトは利用料を携帯電話供給会社が代行するというシステムが完成しているため、利用料の要求も、支払いも非常に手軽に行うことが出来る。この手軽さが、携帯電話向けの有料コンテンツを生み出した。

 一言で言ってしまえば、パソコン用のサイトは「物」でしか利益を得ることが出来ないが、携帯用のサイトは「サービス」その物で利益を得ることが出来る。収入のあるコンテンツと、収入のないコンテンツ、貴方が企業のCEOでなくても、収入のあるコンテンツに設備投資をするだろう。

 パソコン向けのサイトというのは、善意で公開されているといってもよい。例えば、このウェブサイトは、私が5000円(一年)という額を、さくらインターネットというサーバを運営する会社に支払うことによって、今この日記を閲覧している人は(通信料を除き)無料で閲覧することが出来る。もちろん、私は好きでやっているのだから、利用料を皆さんから摂取するようなことはしなかったし、これからもしないだろう。
 もし仮に、このサイトを閲覧する上で、サーバが大量の503エラーを吐き出すようになったとき、私は追加料金を支払って、上位プランへ移行するか、サイトその物を閉鎖するかの選択を迫られる。たぶん、私ならばお金を払って上位プランへ移行するだろう。好きでやっているからだ。
 しかし、企業は違うかも知れない。何ら見返りのないウェブサイトの維持管理とその運営に必要なサーバに毎月多額のお金を払い続けなければならない。サーバに負荷が掛かるようならばサーバを増強しなければならない。そして、また必要なお金増えていく。どれだけ投資しても、増えるのはPV数とトラフィックだけ。サイトを閲覧した人が、企業に対してどれだけお金を払うだろうか。

 手近な例では、ニコニコ動画が好例だ。ニコニコ動画は一時期、一気に会員が増えた。この時、普通ならサーバを増強するだろう。しかし、ユザー数が100倍に増えたのに対し、サーバを100倍に増やすのはただの馬鹿だ。そしてそれはニコニコ動画側も同じ事を考えた。だから、プログラムに修正を加え、サーバを極力増やさず、ユザーの増加に耐えた。
 私が毎日のようにお世話になっている某掲示板だって、ある時増えすぎたユザー数に耐えきれず、保持しきれなくなった記事が消失していく中、プログラムの修正でその危機を乗り切った。
 このように、増えすぎた負荷に耐えるため、サーバへの増資を押さえつつ、許容量を増やすというのは、ユザーにその対価を求めないパソコン用のウェブサービスなら至極一般的に行われているといっていい。(例示は私の趣味趣向によって極めて偏ってはいるが。)

 この時取ることが出来る手段として、1ウェブサイトの管理人としては、サーバサイドで行っていた処理をユーザサイドで実行させることが考えられる。
 例えば、普通、ユーザがあるファイルを表示したいとサーバに対し命令(リクエスト)を送ると、サーバはそのファイルをリクエストに応じてユーザにそのまま提供する。しかし、このサイトのようにSSIと言う技術を用いている場合、あるリクエストに対してHTMLファイルをそのまま提供するのではなく、HTMLファイル上で指定された処理を予め実行し、その実行結果をユーザに提供している。これがSSI、Server Side Includeである。

 このSSI、上に書いたとおり手順が増えるため、サーバの負荷が増える。このウェブサイトは、掲載しているHTMLファイルのほぼ全て(もしかしたら全てのHTMLファイル)においてSSIを実行するように指定してある。

 閑話休題。このようにサーバサイドで行っている処理を、ユーザサイドに行わせることが出来るとしたら、それだけでサーバの負荷は軽くなる。そのための手っ取り早い手段が、JAVAとJavaScriptである。この二つは単純に言えば、ユーザサイドで特定の処理を実行させるための一つの手段と言っていい。実装に差はあるが、一般的には、OSやCPUに関係なく、同じ処理を行わせることが出来る。

 そう、JavaScriptやJAVAは非常に便利な言語なのである。今後も増えていくアクセスに対し、JavaScriptやJAVAを用いれば、サーバの負荷を少しでも軽くする他にも、トラフィックの軽減なども望むことが出来る。

 しかし、JAVAはともかく、JavaScriptは非常に嫌われている。
 それは何故か。
 「ホームページ小技集(笑)」の影響である。

 JavaScriptを用いて、マウスカーソルを追いかける画像(マウスストーカーなどと呼ばれる)や、ページ全体に雪を降らせたり、ページを表示した瞬間「●●のホームページへようこそ」などと表示させたり、手が込んでいると、「グーグル検索で辿り着きましたね? ●●へのホームページへようこそ」などと、リファラを参照して、直前まで表示していたページを教えてくれるお節介なサイトもある。
 右クリックをすると「右クリック禁止!」と表示させて、いちいち「OK」ボタンをクリックさせたり、配色があんまりなのでテキストエディッタにコピペしようと思ったら、ドラッグできないようにしていた、ページを表示した瞬間大量のポップアップ(TOK2なんかが有名でしたね)を表示して、パソコンによっては、ブラウザクラッシャーどころか、パソコンクラッシャーになっているサイトなど、その嫌がらせは多岐に及んだ。

 そして、これらのウェブサイトにより、JavaScriptは非常に嫌われ者になってしまい、長年サイトを閲覧している人は、ブラウザの設定でJavaScriptを普段はOFFにして、使うときにONにするといった方法をとっている人もいるでしょう。私もその一人です。
 JavaScriptをOFFにするメリットにはセキュリティーという面もありますが、こういった嫌がらせを回避するというメリットもあります。代表的なところでは、Yahooが提供するウェブスペース、ジオシティーズなんかは、JavaScriptをOFFにしていると、その広告が一切表示されません。

 このように、JavaScriptをOFFにしているユーザが増えるとどうなるか。ユーザにメリットがあるような形でJavaScriptを活用しているサイトがあっても、そのメリットを享受できない人が増えるだろう。何度も通っているサイトならば、JavaScriptをONにした方が使い勝手がよいと言うことを予め知っているから、予めONにして閲覧を開始することが出来るが、そうでなければ、せっかくのJavaScriptの有用性に気づかず、「このサイトってなんか見づらいなあ」や、「どうしてこんなに飾りっ気がないんだろう(CSSをJavaScriptを用いて切り替えるようにしているページに多い)」、「クリックしたのに何も起きない(有用なポップアップと代替手段がとれるポップアップがあるが)」など、様々な問題を引き起こす。

 本来、閲覧者にとって便利なための技術が、「ホームページ小技集」等という言葉に踊らされた人達によって、閲覧者に不便を押しつけることになっている。

 そして、これらが積み重なり、サーバで処理すると負荷が増えるし、ユーザ側に処理させるにしても、JavaScriptをOFFにしている人が居るし………というジレンマになってしまう。
 もう、「小技」とか、やめましょう?

キャノン先生、トばしすぎ

 を買ってきた。駄目だ。読みふけってしまう。

2008年1月28日 (月曜日)

タイトル未決定

命題の一つ

 男女間における命題には、

の二つが最低含まれていると思うのですが、面白い記事を発見しました。

 文中では色々と考察していますが、別の見方をすれば、自分に自信がない人ほどこういった類の質問をする傾向があるように思えます。

「男と女はそもそも、脳の構造からして大きな違いがあるんですよ。女性脳は“記憶を瞬時に引き出せる能力”と “さりげない事でも深読みする能力”が優れています。だから女性は、『2人が出会ってからの思いの軌跡や記憶を確認したい』『相手の本当の気持ちを確認したい』なんて気持ちが盛り上がり、『私のどこが好き?』なんて質問を繰り返す傾向があるのです」

 この辺りは、男性と女性の脳の作りが違うところを取り上げた、非常に使い勝手のよい文章ですね。ただ、「どうして●●なの?」と問いただされたとき、男性と女性の脳の作りについて一から順に教えたら、先ず殴られるでしょうけど。

 男の勘は経験則、女の勘は本当に勘、というのもありますけど、理論的か、感情的かで、男女の行動には面白いほど違いとすれ違いが生まれますよね。

2008年1月29日 (火曜日)

引用って、大事だよね?

そういえば、きちんと質問できる人も減ってきてるよね?

 記事としては割と古めのようですが、面白かったので紹介。記事の中で紹介されていた記事にもリンクしておきます。

「完全にプライベートな日記として、公開せずに使えるブログ」は、無いでしょうか?

ブログ全体の公開、非公開を設定できて、非公開にすると、「IDが自分」以外の人に見られることなく、完全に個人的な、「見られては困る日記として使えるブログ」です。

よろしくお願いします。


回答 No.5

そもそもWeblog(ブログ)は公開することが目的です。
(そもそもインターネットの基本的な考えは「公開すること」です)
公開を目的としたツールを絶対に公開したくないものに使うのは間違いではありませんか?

 自分に一番しっくり来るやり取りに置き換えると、
「ネットをやるためにパソコンが欲しいんだけど、何買ったらいい?」
「ネットをやるだけだったら携帯でもいいんじゃない?」
というやり取りを思い浮かべます。

 育ちの環境というのもあってか、私は理論から入らないと駄目な人間なので、回答者側の気持ちがよく分かりますけど、質問者が求めているのはそんな答えではないんですよね。
 実社会において先ず必要なのはその場をやり過ごせる能力、すなわち実戦経験で、理論というのは同時進行で学ぶか、後から学ぶのが普通でしょう。義務教育だって似たような流れで、子供なりにも生活の中で覚えたことを、勉強することによってその理論を学ぶ、至極当たり前の流れです。
 質問者にとっては、とにかく今目の前の問題を解決しなければならないのですから、やはりそういった質問に対しては、質問に即した答えを出すのが親切なのかなあと思います。実際、「良回答」という評価を得たのは、質問者の問いに対して真っ直ぐに答えた人ですし。

 ただし、私はそういうのは若干苦手です。ということで、他人と友人の中間ぐらいの人が相手ならともかく、友人相手なら先ず理論から教えるようにしています。

 とまあ、ここまでは序文で、ここから先はタイトルの話。

 回答者もそうですけど、質問者にも同じようなことが言えます。タイミングがよいことに、同じブログの執筆者が、「きちんとした質問が できない人たち」というサブタイトルの記事を今日書いています。

 自分を棚に上げてしまいますが、小説に代表される、頭の中を書き出す作業を常日頃のように実践していると、言いたいことを頭の中で整理してから出力できるようになるので、会話がリズム良く進みます。その逆で、普段会話をしていると、相手の会話のテンポが悪いなあと思うときがよく起こります。私は脳の診断によると一応入力は理論的で出力は感情的という結果が出ているので、自分の言いたいことを理論的に伝えている方ではないようですが、その私ですらなんとかなっているので、こう言ったことも日頃どれだけ気をつけているかでしょう。
 会社や学校でプレゼンをする機会が多い人などは、この手の会話は得意そうです。


 ところで、全然関係ないですけど、今回リンクしたブログ。私が今まで観てきたブログの中でも、かなり「引用」に関して気を遣っているブログだと思います。引用文に対する、他の文章との差別化や、引用元のURL・タイトルの明示など、三拍子揃っているブログも珍しいなあと思います。本当は、この三拍子が揃っていないと(厳密には引用文と本文の主従関係もあるので四拍子)引用してはならないのですが………。
 そういえば、W3C関係に言及をすることが多いブログなんかも、引用に関しては厳密にやっている節がありますね。

2008年1月30日 (水曜日)

SM

甘えん坊なのに、S

あなたは甘えんぼエス

普段のあなたはマイペースなエスです。
あなたは生活も性格も「気まぐれ」という言葉がぴったりのタイプで
アップダウンも結構激しいまわりは困惑するほどの気分屋です。
かといって他の人にも「こうしてほしい、ああしてほしい」という要求や支配欲はありません。
オンリーワン精神というか周りに興味がないというか
まわりからの期待や要求には結構うといタイプです。
わざとスルーしているのか?とまわりが疑うほどのマイペースっぷりは自己中の極み。
動物でたとえると「その辺の猫」って感じです。
「どんだけマイペース?!」などと突っ込みを入れられても
「え?なに?どの辺が?」というボケっぷり。
ツッコミを本人に入れても、本人にとっては突っ込まれる要素じゃないためぼやっとしてしまいます。

オレルールで行動を起こして毎回そのときの気分次第。
まわりはあなたの行動を読むだけ無駄と思ってあまり計算の中に入れていません。
想定外のタイプとして設定されているでしょう。
あなたもまわりの行動を想定の上行動することなんてないでしょう。

そんな駆け引きしないあなたも恋人にはもちろん駆け引きを発揮。
相手をしてもらってじゃれたりするのに喜びを覚える、あなたはなんとセクシャルエム。
相手がうざがることをしつこくしたりして「も~」って言われるのが快感とか♪
でも実はそれって甘えて相手を思い通りにしてるんですよね?
ペースを乱してまで自分と関わってくれてるなんて♪とか思ってませんか?

あなたは相手のペースを乱すことが快感と思うタイプです。
え、それってセクシャルエムに見せかけて「超自己中」じゃないですか?
奴隷と女王とかじゃなく、絶対的にかわいがられるペットって感じですね。

 個人的には、SもMも中間的だと思っていたのですが、この診断ではSよりだそうです。でもSなのに甘えん坊。それがゆっきークォリティー。

 気まぐれなのに、A型。これが、血液型占いの信憑性のなさを物語っています。

2008年1月31日 (木曜日)

タイトル未決定

高速電脳、おまえもか

 秋葉原の有名PCパーツショップ「高速電脳」が突然閉店した。店の入り口に貼られた代理人名義の告示書には、2008年1月31日付けで、同社が諸般の経営事情により事実上倒産したと記載されており、ドアも固く閉ざされている。

 秋葉原内の、冷却系パーツ有名店である高速電脳が倒産したようです。実店舗には未だ行ったことが無く、今年の夏辺りにでも友人を引き連れていって見ようと思っていたのですが、それも叶わなくなりました。
 通販で見ている限り、ファンやヒートシンクの品揃えは半端無く、市販されている冷却パーツの殆どは手に入ったのでは、と言う印象を持っていました。

 冷却パーツを多く手がけるCoorer Masterの正規代理店なだけに、今後の動向が気になるところです。

 昨年一年は秋葉原の店に関して多くの出来事がありました。手っ取り早く思い出せるのは、サクセスの倒産、ソフマップの生き残りをかけた統廃合など。そして、今年第一報は、高速電脳の倒産。秋葉原に何が起こっているのでしょうか。

初出: 2008年1月16日
更新: 2008年2月1日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2008 Suzuhibiki Yuki

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