2007年6月の日記 -2冊目-

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2007年6月16日 (土曜日)

引用デー

『ReSin-ens 遼なる風、彩りの音』シリーズ、執筆日記 

ReSin-ens第二巻、原稿の進捗状況
進捗率 前回比
8~13章 100% -
14章 50% +13%
全体 77% / 約14.0万文字 +2%

 13章、14章が意外と間延び。テキストファイルの段階でこれだと、一太郎に流し込んで修正を加えたらもっと長くなるかも知れません。一通り書き終わったらいらない場面の削除や、三巻への持ち越しを検討しないといけないかも。この調子だと、320kB超えてしまいます。

「二人は仲がいいんだな」
「はい」
「もちろん」
 お互いの言葉に満足したのか、二人は顔を向け合ってそれぞれ笑った。音瀬さんは親指をぐっと立てそうな勢いで、遼風はそんな音瀬さんを見守るかのような表情だった。
「幼馴染みだったりするのか?」
「いえ、中学生の頃からの付き合いですから、時間で見ればそれほど長い付き合いというわけでもありません」
「それはなんだか意外だなあ」
 さっきみたいに同時に顔を見合わせたりする辺り、意気投合しているから付き合いが長いのかと思ったのだが、そうでもないらしい。ただ、行動には対照的なところがあるし、似たもの同士と似ないもの同士は友達になりやすいというから、彼女たちは後者なのかも知れない。
「幼馴染みどころか、姉妹に間違えられちゃったりすることもありますよ」
「ああ、何となく分かるかも。髪型とか、息がぴったりの所とかそんな雰囲気だし」
 音瀬さんは前髪をヘアピンで留めているというのと、遼風の独特の前髪や音瀬さんより少しだけ長いという所に気をつけさえすれば見分けるのは容易だが、もしそれらの差がなかったら見分けるのは少しだけ難しくなるかも知れない。もちろん、顔の輪郭だってパーツの作りだって遼風の方が音瀬さんより少し丸っこくて、全体的に幼く見えるし、何より身長差があるからそこにさえ気が付けば容易であることには変わりないのだけど。
 ただ、こうして考えると、一見似ているように見えて小さな所では相反するところが多いのかも知れない。

 音瀬と彩音は設定上では正反対の項目が多いのですが、実際に描写をしてみると似ているところが結構出てきます。ですから描写は似ていても、その裏に見え隠れする二人の差違を見極めると、結構面白い読み方が出来るかも。

 街の光が雲に反射し、星が瞬く夜よりも空も道路も明るい。河流駅の方角からサーチライトが空に向かって伸び、鈍色【にびいろ】に濁った空に灰色の円を二つ、描いている。
「おっと」
 右手に握った袋の持ち手が指先へ向かって勢いよく滑っていくのを何とかこらえる。空に気を取られて力が抜けたのだろう。卵が死んだら元も子もないと言い聞かせ、袋をしっかりと持ち直す。左手に持った弁当は一応水平を保っているようだ。
 人通りの多い道から外れ、学校に向かう一本道に出る。通学路と同時に家への帰路であるその道は街灯もまばらで、時折走り抜ける車のライトと家の窓から漏れ出る光、そして空から降り注ぐ光だけが足下を照らしている。ただ、空全体が淡く光を発しているからか、道路に出来る影も心なしかいつもよりはっきりしていた。
 時間にすればたいしたことはない。夏ならまだ日が照っていてもおかしくない時間だ。しかし、それは夏の話で、今は秋…もうすぐ冬だ。同じ時間でも気分はもうすっかり夜で、それだけの事なのに、家に行ってから晩飯を作る気力がなくなってしまう。人間というのは、つくづく環境に影響されやすい生き物だと思う。
 いつの間にか、家に行くまでの道で唯一曲がるところである交差点の目の前まで来ていた。
 自転車を使えばいいのに、と自分ながらに思う。しかし、商店街よりも更に遠い学校まで歩いているのに、商店街までは自転車を使うというのも何か違和感がある。それ以前に、どうして学校まで歩いていくのだろうかと聞かれて答えられる自信はない。茜と一緒に登校するためだろうか。のんびりマイペースで歩きたいからだろうか。どんなに考えても、小学校の頃からずっと続けている慣習の理由を探ることは出来ない。それはきっと、俺にとっての日常だからだ。箸のタブーだって、家庭科の時間に習わなかったら、なぜタブーになったのかを知ることはなかっただろう。意識的にやっていた事が文化になり、やがて日常に溶け込んだ途端、なぜそんな行動を取っていたか分からなくなる。それと同じだ。
 玄関の鍵を開け、家に入り、靴を履き替えると同時に挨拶を呟く。この挨拶だって、やる必要はあるのかと問われたら、首をかしげることしかできない。
 冷蔵庫の前に袋をおろし、すぐに使わないものを冷凍庫へ、明日明後日のうちに使う予定のものと買ってきた弁当を冷蔵庫にしまい、野菜は野菜庫へ。底と奥が見えていた冷蔵庫を食品がまばらながらも埋め尽くす。これで一週間は戦えるはずだ。
 台所を後にしてストーブのスイッチを入れ、一分も使ったかどうか分からない電気を消して廊下に出る。そのまま階段を上り自分の部屋から替えの下着を持って一階の廊下に戻る。止まることなく風呂場へ向かい、置いてあるカゴにシャンプーとコンディショナー、洗顔用の石けんにフェイスタオルを詰め、バスタオルに下着を包みその上にポンプを押してしまわないように軽く乗せた。
 そして、もう一度玄関に来ると、靴を履き替え、外に出た。

 久しぶりの引用なので、もう一箇所ぐらい引用紹介しておきます。

2007年6月17日 (日曜日)

管理人

雑務って言うほど雑な仕事でもないけど、やっている内容は雑な仕事なんですよね

 夏コミ当選を受けて各種サーチエンジンの登録情報を更新。『駄文同盟』、『ゲーム派ドットコム』、『サーファーズパラダイス』と三箇所の更新が今日付けて全て終了しました。

 『サーファーズパラダイス』に関しては、登録できる紹介文が全角120文字なので、その120文字に収まるように紹介文を何度か推敲。結果、120文字ぴったりの紹介文になりました。語彙を駆使する字書き万歳。
 あと、活動状況を考慮して、一つ決めることが出来るメインジャンルを『MIDI』から『創作小説』に変更。ジャンルも各ゲームで登録していたのを検索される割合の高い『AIR』と『みずいろ』を残し抹消しました。そのうえで、小説にかかわるジャンルを二つほど増やしました。
 一年ぶりの更新なので大規模な更新になったかと思います。

 『駄文同盟』にかんしてはキャンペーン欄という紹介文の他に、全角20文字で宣伝が出来る欄があるので、そこにコミケの当落情報を入れてきました。

 『ゲーム派ドットコム』については、『夏コミ3日目』という、ジャンルがあるのでそちらを登録。

 このサイトを登録してる主要サーチエンジンと言っていい三箇所全ての更新が終わったので、一段落と言ったところ。あと、サーパラに関しては今回の更新でようやく『雪待終夜』というキーワードで検索できるようになったはずです。
 ただ、こういった検索エンジン。多くの場合、最終更新日時が近い順に検索結果が表示されるので、オフライン活動をメインにしている状態で更新すると少しばかり心苦しいものがありますね。オンラインでの更新内容は皆無なので。
 でも、表記される内容とサイトの実情が違っているとそれはそれで検索してきた方に対して迷惑なので、負の感情を押し殺して更新。雑務のようで雑務ではない雑務をこなすのも美少女管理人のつとめです。

『ReSin-ens 遼なる風、彩りの音』シリーズ、執筆日記 

ReSin-ens第二巻、原稿の進捗状況
進捗率 前回比
8~13章 100% -
14章 90% +53% (再計算含む)
全体 80% / 約14.0万文字 +5% (再計算含む)

 14章、15章、16章の構成を書き直して予定の長さを調整。17章の推定長さも確定。このペースで行くと、丁度15万文字程度の小説になりそうです。あれ? 一巻と同じ? ただ、会話文多めなので、ページ数自体は一巻より膨らむかも。そうなったら私の中では一大事の600円台に乗り上げるかも。
 タスク待機中の詩唄いさんに挿絵指示を出さないと、まずい。

2007年6月18日 (月曜日)

ぼろぼろ

曜日の調整

 毎週月曜日に提出物があると、日曜日を楽しむことが出来ないと言うことに気が付いた鈴響雪冬です。大型課題って大体火曜日とか水曜日に提出だったので、今まで気が付きませんでした。
 そのうえ、健康診断で至るところが引っかかって今日は再検査。日曜日にお酒も飲めない罠。もう、体もぼろぼろです。11箇所の検査項目のうち、要観察以上の項目が4箇所という病弱ぶり。病弱属性の方、私を貰ってください。今ならストールとアイスも付いてきます。
 でも、善玉コレステロールは毎年の検査を始めて5年目にして基準値を突破。よかったよかった。

 で、その再検査と言うことを忘れていて何時ものノリでコーヒーを飲んでしまったのだからさあ大変。また尿検査でウロビリノーゲンがプラスになるぞ、と、自分自身に小一時間。

エマージェンシー

 何を間違えたのか、全体的に金欠気味。今週中頃までの生活を維持できなくなったため、親に電話を掛けてお金をおろす承諾を得ることに。

私「お金が足りなくなったからおろしていい?」
親「どうしよっかなー」

 この辺りのやり取りが、私の親だと思います。つくづく面白い。インターネット上を巡っていると、自分の親を馬鹿にするような日記を時々見かけますけど、何となく寂しい気持ちになりますね。もちろん、実際に馬鹿親は存在するでしょうし、私は良く馬鹿親という言葉を社会に対して使いますけど、そう言った愚痴をオンラインに公開するのはどうかな、と思ってみたり。

 そういえば、親の知り合いに言わせると、私と親はよく似ているらしいです。

 私の身長は極めて平均的な値ですけど、親世代から見れば大きく見えるらしく、「大きいですね」と言われることが良くあります。なので、それに対するテンプレート的答えとして「身長と態度だけは」を用意しています。

親 「うちの子供。」
親の友 「はじめましてー。お世話になってます。」
私 「はじめまして。」
親の友 「大きいですねー。」
私 「身長と態度だけはー。」
親の友 「(笑)。親にそっくりですねー。」

 私の笑いのセンスは親に似ているらしいです。というか、私が大きく見えるのは、親が小さいから相対的に大きく見えているだけ何じゃないかと。身長差で言えば、直哉と彩音ぐらいの差はありますし。
 これでも、雪解け水メンバーの中では一番背が小さいですし、希望風の中でも真ん中ですからね、身長は。

2007年6月19日 (火曜日)

2.0

何でもかんでも2.0にすればいいってもんじゃないって事を、私が全力全で証明してみせるわ

 Docomo2.0なんていうのはいい例で、実に酷い。i-modeなんてとっくの昔にバージョン2.0なのですから、これを機に3.0にバージョンアップしてしまえばいいのに。G3はG4ですかね。
 番号持ち運び制度が始まってシェアが落ちたドコモですが、これを機会に巻き返しを図るようです。現役でi-mode1.0世代の人間としては、そんなところに気合いを入れるよりだったら、シンプル携帯の機種を増やしてくれないかなあ、と思ってみたり。最近三菱が少し頑張っていますけど。

 とまあ、戯れ言はこのぐらいにして、ご近所のはてなで2.0ジェネレーターを使ってまた遊んでいたので、私もフォトショップを使って遊んでみることにしました。

ウェブ2.0風『空の彼方へ…』ロゴ。文字に掛かっているグラデーションが二種類あり、境目を持って上下に分かれている で、こういう画像を作るのが、空の彼方へ流というより、鈴響雪冬流。もう、フォトショップの使い方の不憫さに使っている私自身も涙がちょちょぎれそうです。
 漠然としたイメージですけど、何となく「2.0」っぽいですよね、こういう画像。画像の途中でグラデーションが途切れ、したに光沢面があるがごとく全体が反射している画像って。

 そういえば、グラデーションが途切れ、と言えば、むかし作った『音楽会アリス』の広告バナーでも使っていました(グラデーション部分は虹乃音さんの要望)ね。まさか、虹乃音さんはこの時からウェブ2.0の到来を予想していたのか!

(;・`д・´)な、なんだってー!!(`・д´・(`・д´・;)

おまけ。期、放送決定。以上、馬鹿の一つ覚えでした。

2007年6月20日 (水曜日)

2.0.1

何でもかんでも2.0にすればいいってもんじゃないって事を、私が全力全で証明してみせるわ 2

日本語は文字化けするかと思いますが、こんなのありますよ。
http://h-master.net/web2.0/

 日本語文字化けするから、努力が無駄になったって嘆いている訳じゃないんだからね!

2007年6月21日 (木曜日)

下着フェチです。この人→

男の絵描きはもっと下着に気合いを入れるべきだと思うんだ

 言葉通りの意味よ。

 下着って、白とか黒とか縞々以外にも沢山柄の種類があるわけですし、もう少し気合いを入れて欲しいかな、と思ってみたり。完全に脱がしたりしないとか、脱いだとしても足に引っかけたままとか、そう言うところまでこだわるのなら、ついでに下着にもこだわってくださいと小一時間。あと、クロッチの書き忘れ(デザイン上、最初から無いものは除く)は絵描きとして失格だと、思う字書き。

下着2

 制服が夏服に切り替わり、中間服や夏服が交互に街を行き交う季節になりました。

 先日の話。高校生ぐらいの女の子がセーラー服を着て親と思われる人と買い物をしていました。最近の傾向として、制服の下はすぐにブラだと思うのですが、その子はキャミSoul。下着と言うよりはランジェリー属性の私としては、絶滅危惧種との遭遇に心躍りました。
 これだけだとただの変態。

 でも、同じ服を毎日着回す制服こそ、ランジェリーが重要になってくると思うのですが、どうでしょうか。汗の臭いが気になるからと言って、ファブリーズやリセッシュを原液に浸けるがごとく使うよりだったら、下着一枚で汚れや汗から制服を守り、手入れも簡単になるのなら、ランジェリーも馬鹿に出来ないと思うのですよ。

 とまあ、そんな思考回路と属性も相まって、ReSin-ensのランジェリー着用率は極めて高いのです。というか、設定上、長編小説に登場するメインヒロインは全てランジェリーを着用していたりします。

『ReSin-ens 遼なる風、彩りの音』シリーズ、執筆日記 

 進捗率表記を伴わない作業日誌もあるんですよ。

 15章の出だしの部分の執筆に丸三日掛け、ようやく滑り始めた雰囲気です。15章は第二巻での「転」にあたり、複線の回収と再配置を同時に行う部分で、ひとえに私の技量にそのおもしろさが左右される場面に仕上がる予定です。そのため、15章を書きながら、前の8から14章にも手を入れるため、なかなか筆が進みません。
 それでも、回収に関する部分は殆ど終わったはずなので、あとは彩音と音瀬が男子禁制の場所で色々なお話しを―――。

 続きはオフラインで。

 とまあ、そんな雰囲気で、15章は進捗中。15章が終わったらあとは16・17章、文字数にして推定2万5000文字。いよいよ物語作りも佳境になってきました。そして佳境の真っ直中に、受験が控えているという神展開。去年も締め切り直前に考査がありましたね、そう言えば。
 といっても何も偶然の産物でもなく、執筆期間が半年にも及べば、一つや二つその期間中に大きな行事が入るのは当たり前ですね。このあたり、長編小説の運命ですね。この程度のことでくじけていたら、ReSin-ensを全て書き終えるであろう4年から5年の歳月で訪れるであろう幾つかの人生の修羅場なんて乗り切れませんよ、と。

2007年6月22日 (金曜日)

進行中

予定通り!

 D.C.やD.C.S.S.、うたわれるものなど、2クールなのにOPテーマが変わらなかったアニメが続く中、リリカルなのはStSのOPは切り替わるようです。
 歌い手はシリーズ通してお馴染みの水樹奈々氏。曲名は『MASSIVE WONDERS?』、作曲者は矢吹俊郎氏。
 矢吹俊郎氏については、知っている曲が余り多くはないのですが、有名どころだと、ゲーム朱の『朱 -AKA-』や、水樹奈々氏の『PROTECTION』、『POWER GATE』があるかな、と。熱い曲が多いなあ。

 個人的には、魔法少女アニメなのにALIPROJECTが似合うという特長を生かして、そのままアリプロに頼んでみて欲しかったり。ジャムプロも似合いそうだよね。

 EDは変わることがずっと前から分かっていたので、ここではカット。でも、一期、二期みたいに、話の空気を思いっきり無視した曲調だったら、リリカルなのはっぽくて好きになりそうです。でも、StSは、各話タイトルの「~なの」も自重してますし、期待できないかも。

喪服

 喪服代わりにセーラー服を着る女の子って(以下略)。

 ReSin-ensの原稿を書き進めているときに、「あたし、どうしても服選びが苦手で」と入力しようとしたのに、「あたし、どうして喪服選びが苦手で」と変換されたとき、思わず「ATOKー!」と叫んでしまいました。

『ReSin-ens 遼なる風、彩りの音』シリーズ、執筆日記 

ReSin-ens第二巻、原稿の進捗状況
進捗率 前回比
8~13章 100% -
14章 100% +10%
15章 30% +30%
全体 85% / 約14.0万文字 +5%

 進捗率のグラフをまた作ったのですが、前回作ったのが5月21日なので、ほぼ一ヶ月ぶりというとてもいい感じの機会に。偶然の産物なので、自分自身でも少し驚いてみたり。

 このグラフを作る過程で一つ学んだのは、グラフに第二軸を加えなくても、一つのグラフだけ種類を変えることが出来ると言うことです。線グラフと面グラフを主軸だけで同じグラフ内に作ることが出来るなんて予想外でした。
 それにしても、Excel97のデフォルトの色は少ない上に汚い。早く三四郎を買わないと。

 あと、新しく作るに当たって、ReSin-ens第二巻の遅れの原因の殆どは第八章の出だしであると言うことが判明しました。

2007年6月23日 (土曜日)

民営ってそんなものだよね

所詮、民間企業だもの

 腐っても郵便局。腐っても郵政公社。腐っても国営。郵便に関わるサービスは国が運営すべきという思考回路なのですが、既に10月に民間企業になるのが決定しているのは動かしようのない事実。
 そして、それにまつわる値上げが行われるのも必至なのですが、どれだけ値上げするかが分かりました。

 一番身近なところで、定額小為替の発行手数料が1枚10円から、1枚100円に。なにこの、当社比10倍。

 国際的な事情はともかく、やはり郵便・貯金は国がやるべき事だと思うのです。国際化って、他国の趨勢にその身を預けることではなく、他国の趨勢を理解し吟味し、自分の国との違いを学び、お互いよりよい方向に発展していくことだと思うのです。

所詮、ヨーロッパだもの

 鯨が減少した原因って、多くがヨーロッパによる乱獲なのに、なんで日本の捕鯨が規制されないといけないのかな、と思ってみたり。しかも、その反対理由が、漂う雰囲気では、意地だとか意固地だとか、そんな、宗教的でも科学的でもない、感情的な理由なんですもの。
 数字を扱う人間としては、工学的・科学的な数字を元に議論をしていただきたいものですね。

所詮………やっぱり、似たようなタイトルを付けるのって無理があるね

 ここ最近の青森、弘前のイベントでショコラが好評なようで、手持ちや夏コミのことを考えて増刷。今回の印刷から第二版になりました。私の中でのショコラの位置付けは、今まで書いてきたとおり、初見さんむけです。この初見は、サークルとしての初見に加え、創作としての初見や、小説としての初見と、あらゆる初めてに対応する本に仕上がっていると思います。
 スペースでお勧めはありますかと訪ねられたら、「作風を知りたい場合はAtoZ」、「手軽に読んでみたい場合はショコラ」といった紹介をするでしょう。AtoZは値段の点では一番手軽ですけど、ショコラの方はルビを振る基準を緩めていたり、文体もわざと読みやすくしている点があるので、こういった位置付けになっています。

 あと、両作品とも伏線はありますけど、よりスルメに近い複線はAtoZの方が多いでしょうし、AtoZはショコラと比べて謎解き要素が若干含まれていますから、とにかく作品を読んでみたいとか、年齢が若めの方だとショコラをお勧めすることになりそうですね。

 とまあ、まるで今日増刷したかのような文章の書き方ですけど、一朝一夕で出来る印刷・製本方法でもないので、印刷は二日前、製本と仕上げが今日、と書くのが正確でしょうか。作っている過程で材料が一つ無くなってきたので、後で発注しておかないと。購買のおばちゃんに。

2007年6月24日 (日曜日)

起きないから奇跡って言うんですよ

売れていく本達

 五冊増刷したショコラの大半が売れ、次のイベントまでにまた増刷しないといけないかなと言う嬉しい悲鳴。コミケのことも考えて久しぶりの二桁増刷が待っているかも。

 詳しくは明日辺りにイベントレポートに書きますけど、今回の高崎は非常に反応が良く、さくっと調べてみたら、お客さんの数だけでみれば、過去のおでかけライブで最大人数タイ記録となりました。
 ただの偶然なのか、ディスプレイに対する改編効果なのか、一生に一度はあるというモテ期なのかは分かりませんけど、売れていく本を見ながら呆然としていました。


 本の搬入数を決める際、ReSin-ensの在庫数などを確認してみたのですが、今後を戦い抜いて行くにしてはすこし少ないかな、と言う量になっていました。これも夏コミ前までに増刷する必要性がありそうです。
 (平時から在庫数を確認していない、と言うわけではなく、通販の関係上、在庫の有る無しは把握しているのですが在庫の数までは調べていないことが多いのでこうして時々思い出したかのように調べないと、自分でも数を把握していないことが多いのです。)

2007年6月25日 (月曜日)

貰った

誕生日プレゼント

【写真】 『蔵本の梅酒』という酒を真正面から取った画像。標準的な瓶に和紙風の紙と毛筆体の文字がいい具合にマッチ。 昨日のイベントで「6月は誕生日でしたよね」という一言と共にこんなものを貰いました。梅酒ー!!
 梅酒に焼酎と砂糖を加えた一品のようで、度数は今まで飲んだことのある梅酒の中で最も高い14~15度。蜂蜜梅酒が7度、さらりとした梅酒が10度、黒糖梅酒が14度だったと記憶しているので、さらに若干高いことに。
 黒糖梅酒のストレートが色々な意味できついので(美味しいけど)、これはどうかなと思ってみたのですが、予想以上にあっさりしていて、ちびちび飲もうと思っていたのに、昨日今日と二日の間に残り3割方まで減ってしまいました。明日には無くなりそう。

2007年6月26日 (火曜日)

技術力の無駄遣い

時代は手作り製本

 もともとは23日辺りに書く予定の日記でした。

 製本方法を通称「次世代製本」に切り替えて以来、何度かイベントに参加していますけど、「オフセットですよね」とか「しっかりとした本ですよね」等という形で、製本そのものにお褒めの言葉を頂くことが多くなってきました。普通、そう言った評価の的にされるのは見本誌で、その見本誌は製本に何らかの形で欠点がある本を選ぶことが多いので、欠点があってもそれなりによい形に仕上がっているのでしょう。
 手作り製本故に誤差が出てくるのは仕方がないことですが、その辺りは手作りならでは、と割り切っていただけると、家内制手工業の私としては嬉しいものがあります。

 手作り製本には印刷所のパックに(普通のプランでも印刷料金を抑えるために色々な簡略化が図られている)不可能なことでも、時間を掛けてしまえば大概のことが出来てしまうと言う利点があります。
 バブル期の同人誌のように4ページごとに紙替えと言ったことも可能ですし、普通に考えれば2ページごとに紙替え可能なのですから、オフセットより更にきめ細やか。第一、科学的視点で捉えれば、工業製品という形になる以上、ある程度の妥協が必要になるのは当然のこと。その点では手作り同人誌はオフセットを上回るのです。
 ReSin-ensなんかは、表紙、遊び紙、扉A、扉B、本文用紙と実に五種類の紙が登場し、こういった本を一般的な同人誌印刷所に発注すれば、無理と言われるか追加料金を支払うことになります。しかし、手作り製本ならば必要なのは紙代と手間と技術力だけ。私がオフセットを使わない理由はこう言ったところにもあります。

 それでも普通に考えれば製本という点でオフセットよりも質が落ちるのも事実で、どのようにして質を上げていくか、オフセットに近づけるかと言った課題が残ります。だからこそ、「所詮、平綴じのホッチキスを使った製本でしょ」と言われそうなので、一枚だけ、写真を公開しておきます。そういえば、去年の今頃公開した写真の中に、制作途中のReSin-ens第一巻が紛れ込んでいることに気が付いた方はいますか? 右側に注目ですよ。

 本作りって楽しいなあ。

だからこそ、最低限の基準

 私のように基本完璧主義者だからこそここまでやってしまうと言うこともありますけど、読者という立場から見た最低限の基準が存在することも事実で、それさえ満たせば、本の形なんてどうでもいいと思います。

 個人的に、製本をする時にこれだけは守らないといけないなと感じていることは、

 一つ目は捲ったときに、文字の配置が内側に寄りすぎていると、見開いたときに真ん中の文字ほど読みづらくなります。特に硬い紙を使う場合は気をつけたいところ。
 二つ目はページを捲る動作に関わります。小口(捲るときに指を当てるところ、開くところ)が揃っていないと、次のページを捲ろうと思ったのにいきなり3枚ぐらい捲れたり、それどころか最後のページまで飛んでしまうこともあります。とくに落ち着いて本を読む場面ではなく、ぺらぺらと捲って中身を確認することが多い即売会本番で差が出てきます。
 三つ目は読者と他の本への配慮です。ホッチキスむき出しは特に嫌われる製本の形態ですけど、よくを言えばホッチキスの背を潰すところや、その先の製本テープやカバーを使って針がむき出しにならない形に収めるのが理想的です。

 二つ目や三つ目は色々な場面で論じられることが多く、どんなに安くても買いたくないとか、他の本が傷つくからどうにかして欲しいとか、作者には悪いけど自分で針を潰して製本テープを巻いてしまうと言う声も時々聞こえてきます。
 この三つは犯してはならない、柔らかく言うと極力避けるべき事ですけど、裏を返せばこれさえ満たせば、本を手にとって貰える確率だとか、「製本が荒いなあ」といった感想をもらう可能性が大分減るという事にもなりますね。

 あと、こぼれ話として、ホッチキス製本を繰り返しているうちに気が付くのは、二箇所留めは足りないと言うこと。B5での二箇所留めは製本テープである程度軽減されますけど、ページを捲ったときにノドにしわが寄ったり隙間が出来たりと、見栄えがよくありません。それに強度という点でも不安が残りますし。
 秘密というわけでもありませんし、なにより『恋の from A to Z』のように製本テープを使った本だとすぐに分かるのでここに書きますが、最近は9箇所ホッチキスで留めています。流石にこれはやり過ぎだと思いますが。
 B5なら最低でも3箇所、理想は5箇所、A5でも最低3箇所ぐらいは留めておきたいものです。どうせ100円程度で1000針も買えるわけですから、積極的に使っていきましょう。一度に5針使っても200冊も製本できるわけですし。

大好きだ

 諸君 私は無駄遣いが好きだ。
 諸君 私は無駄遣いが大好きだ。

 だから、こんなのを平気で作る。コミケのデジタルカタログが本当の意味でのデジタルになって、あるところが開発したという3Dへの触覚体験を可能とする技術と、任天堂のバーチャルスコープを組み合わせたら、未来のコミケカタログはこうなっているかも知れないという可能性の諮詢。
 DirectXの無駄使いが大好きだ。

 作業時間はCADに2時間、フォトショップに1時間で、合計3時間。

2007年6月27日 (水曜日)

私的にはよろしくない

新しくなった九十九電機

 九十九電機のウェブサイトが神リニューアル。ごちゃごちゃしていた上に、固定レイアウトだったのも修正され、非常に使い勝手がよくなっているのに驚きました。逆に見づらくなった部分があることは否定しませんが。情報の分け方が個人的に好みじゃないのです。

 欲しいゲームのためにグラボをパワーアップさせようと思った矢先、この展開に驚きです。弾幕ゲームは要求スペックが高くて困ります。
 ………それは貴方のGeForceが5200FXだからだよ、という突っ込みは無い方向で。

斜め上を行くエレコム

 このキーボード。ローマ字入力を主にしている人や、タッチタイピングを修得した人向けとして記事では紹介されていますし、実際にメーカーもそのような意図で開発しているのでしょう。しかしその実情は、カーソルキーがめり込んでいる(ノートパソコン風の配列といったほうがわかりやすいかも)形状で、この時点で修得したブラインドタッチが適応できません。
 ブラインドタッチをマスターしている人ならばカーソルキーもほぼブラインドタッチで入力することになるでしょうけど、この製品は標準配列ではない場所にカーソルキーがあるため、それに慣れ親しんだ人にとってはこのキーボードは益体無しと言うことになってしまいます。
 どうせなら、テンキーを削って、カーソルキーなどは現状維持、と言った方が形状的に良かったのに、と、キーボード選びの際はカーソルキーの位置にこだわる私なりの感想。

2007年6月28日 (木曜日)

無駄遣い

『ReSin-ens 遼なる風、彩りの音』シリーズ、執筆日記 

ReSin-ens第二巻、原稿の進捗状況
進捗率 前回比
8~14章 100% -
15章 100% +70%
16章 0% -
全体 89% / 約15.0万文字 +4% (再計算)

 15章、無事に完成。予定より一日遅れですが、何とか完成しました。最終的な目標文字数を14万文字から15万文字へ変更したので、全体的な進捗率はそれほど進んでいませんが、比較的順調とも言えます。
 様々なものを犠牲にして何とかここまで辿り着きました。このグラフは当初12万5000文字を目標としてパーセンテージを表記してきたので何度か進捗率を下方修正しましたけど、最初に打ち出した別の目標は15万文字を前提として作っていたので、そちらの目標に照らし合わせると、6月末までに250kB(12万5000文字)という目標は、今日現在268kBと悠々と突破。これから7月の11日にかけてReSin-ensの執筆はお休みにするのですが、それを含めても7月末までに300kBという数値目標はギリギリ達成できそうな雰囲気です。

中間締め切り
合計
4月末日 150kB
5月末日 200kB
6月末日 250kB
7月末日 完成

 これは今年の4月7日に打ち出した数値目標です。7月末日における容量は記載していませんが、作った当初は280kBから300kBを想定していました。ですから、今日の時点で6月の目標である250kBを18kBも上回っていると言うことは、280kBから300kBに想定値が移ったとしても、元々の目標通りに進んでいることになります。
 7月12日から執筆を再開したとしたら、二週間強で32kBを書き上げることになりますが、一日辺りの作業量としては3kBを切るぐらいで、不可能な領域ではありません。それに、二巻が終わるシーンである、イベント名『月夜のナイフ』に関しては11kBにも及ぶ仮組の原稿が出来上がっていますから、実質的な作業量としてはもっと少なくなります。
 確実、と、今の段階で言い切ることは出来ませんが、夏コミにReSin-ensという目標は今のところ「達成できそう」という所まで来ました。表紙に関しては殆どデータが出来上がっていますし、扉も表紙のデータを加工するだけですから数時間で完成します。時間は掛かりましたが、いよいよゴールは遥か彼方ではあるものの見えてきたというのが、今の感想です。

 ではそんな書き上がったばかりの15章からちょっと引用。

 何人もの人とすれ違い、追い越され、追い越し、成本書店に大分近づいた頃、そのお店は見えてきた。
「ここです」
「ここですか。見たことはありますけど、入ったことはありませんでした」
「少し割高ですけど、頑丈ですし、サイズも結構あるんですよ」
 自動ドアを二回くぐると、涼しいと言うよりは肌寒さを覚える冷気が体を包んだ。
「大きなお店のエアコンって、寒すぎると思いません?」
「そうですね。でも、それだけ、今日が暖かいと言うことですよね」
 梅雨前線に気合いが足りないのか、高気圧達が頑張っているかは知らないけど、慌てて夏用の服をベッド下から引っ張ってこないといけないほど暖かかった。
「後はトップスとそれに羽織る服ですね」
「はい」
 手近な服を手にとって、「これなんてどうです?」と遼風さんに差し出す。偶然手に取ったそれは、おへそが見えそうなぐらい短いキャミソールで、すぐに「さ、流石にこれは…」という遼風さんの躊躇いが聞こえてくる。だいたい、あのスカートにこのキャミソールはバランスが悪すぎる。羽織る服で少しは変わりそうだけど、使い勝手は悪そうだ。
「これは?」
 手に取ったそれは至る所にレースが施されていて、服と言うよりはベビードールを連想させた。
「ありえないですね」
 自分で発言を取り消し、元の場所に戻して、行動そのものをなかったことにする。
 次。ワンピースだし、スカートの意味がない。
 次。青色だし、爽やかだけど、遼風さんには似合わないと思う。
 次。スモッグの服もありだけど、ラブリーが行き過ぎて子供っぽくなってしまうから困る。
 次。
「こういうのは?」
 目を瞑って選んだかのように取り出したそれは、胸元から裾まで紐が交差を繰り返し、袖や裾、ありとあらゆる口にフリルが施されている服だった。誇らしげに〈ヘッドドレス、キャットガーター付き〉とハンガーに貼られた紙に書いてある。

大好きだ2

 諸君 私は修正作業が好きだ。
 諸君 私は修正作業が大好きだ。

 だからこの間の配置図こうやって作り直す

 いやあ、スペースの配置そのものを間違っていたら、配置図として成り立ちませんからね(言い訳)。
 余りにも作りが雑なので一気に修正。ついでに配置もなおしました。あのままだとお隣のサークルの乗っ取り行為に………。

 ジャンルを囲う半透明の白い枠は、マイホームデザイナー上で、サークルの位置を示す半透明の緑色はフォトショップ上で後から合成しています。各種文字もフォトショップ上で普通に入力した上で、テキストをラスタライズ、その後、自由変形でパースに溶け込むように修正しています。
 イベント当日は、手前半分が本中心サークル、と言った形になっていたかと思います。

 作り終えて思うのですけど、ほんっっとうに、色々なものを無駄遣いしているような気がします。

 あっ、Fix.バージョンで机と机の間に微妙な隙間を再現してあるのは、私なりのこだわりです。数値上では、隙間は4ミリです。

無駄遣いも役に立つ

 それでも、こういった無駄遣いをすることによって着実に技術力が向上していくのが自分でもよく分かります。特にフォトショップに関しては、普通なら同人誌の表紙を作ることにしか使わないので、数ヶ月に一度立ち上げるかどうかですけど、サイトの日記に使う画像の大半をフォトショップで作ることによって、確実に速度の向上や機能の使いこなしが上がっています。
 マイホームデザイナーもその一種で、日記の画像を中心に技術力の向上を追ってみましょう。

  1. 2003年9月 「部屋紹介

     自分の部屋を紹介するために作った画像。この画像がマイホームデザイナーで作った画像の初登場になります。

  2. 2004年7月 「部屋紹介2

     『管理人ルームファイト』という、部屋を晒す企画がこの時期ネット上で話題になりましたが、その時に作った画像ですね。小物の扱い方が少し向上しているところに注目です。

  3. 2004年12月 「本のある部屋

     学校に提出するために作った画像です。この辺りからマイホームデザイナーを本格的に使うようになってきます。記憶が正しければアルミサッシのあたりは既存のパーツではなく自作パーツですから、この辺から自分でパーツを作るという概念を学んだようです。光源設定は相変わらず下手ですね。

  4. 2005年6月 「文学館

     同じく学校の課題です。各種パーツの種類が圧倒的に増え、表現に緻密さが出てきました。背景に自然の風景がありますが、これはこの時初めて使った「合成技術」ですね。専門用語になりますが、天井を支えているトラス梁は自作パーツです。マイホームにこんな部品、使いませんからね。ここまでくると殆どのパーツが手作りになりつつあります。

  5. 2005年7月 「カフェテラス

     当時の技術力を相当注いだ作品ですね。ここにきて初めて、私がよく使っている椅子とテーブルのセットが登場します。初登場はもう2年前になるのですね。テーブルセットや背景の樹木を除いて殆ど自作、または既存パーツに手を加える形で使っています。トラス梁はここでも登場。前回からの流用と言うことがすぐに分かりますね。

 2006年のものも新しく用意しようと思ったのですが、レンダリング済みので「これだ!」という作品がなかったので止めました。実寸幅30メートル級の大型パースなのですが、レンダリング済みの画像として保存してあるのが全て全体図ではなく詳細図なので、インパクトに欠けてしまうのです。

 こういったデジタル面でもそうですけど、サイトという形で人に見せられるレベルを保とうとすると、自然とよりよい方法を模索したり、勉強したりするようになります。一番いい例はきっと写真で、デジカメを買った2005年から今までの間に撮影に関する技法や、構図の取り方はかなり上達しているはずです。もちろん、同人誌の素材として使うことも多いので、それに向けた撮影方法を使っているというのもあるのですけど、日記で公開することを前提とした写真も、初期の頃に比べればかなり気合いを入れるようになりました。
 写真も、フォトショップも、マイホームデザイナーも、もちろんこういったソフトの使い方を逸脱して、文章の構成だとか、HTMLの書き方と言った方面も、この日記やそれを包括するサイト、同人活動などによって向上したという側面がありますし、「戦時のエースが平和なときに就く仕事」でもないですけど、普段使わないとなまってしまう技術をこうやって保っているという側面もあるでしょう。
 ですから、無駄遣い無駄遣いと言っておきながらも、無駄にはなっていないでしょうし、私自身が楽しんでやっているのですから、それは悪いことではないはずなのです。

 まあ、こう言ったことを言い訳にしておけば、「無駄としか言いようのない画像」を作っても誰にも責められないわけですよ。以前のorz特級とか。

2007年6月29日 (金曜日)

ほくほく

サイトの整理

 何日前かは忘れましたが、サイトの構成を若干整理しました。当初の予定…というよりは、妄想通り、作詞に関するコンテンツを、超短編小説の下に移しました。あと、二重影から貰った作品は全て頂き物の下に移動させました。
 あと、リンクに関するのも若干整理。
 久しぶりにディレクトリを弄る作業だったので、ホームページ・ビルダーの機能を使ってサイトの整理をしたのですが、一つのファイル名を変更するだけで30秒ぐらいかかりました。ファイル数、1600、フォルダ数100オーバーともなると、ソフト側も処理が大変なのかも知れませんね。

遠くの百均

 新聞の折り込み広告に琴線に触れる服を発見。店の場所を地図で確認してみると、素通りしたことがある店だと言うことが発覚したので、のんびりと15分ぐらい掛けて自転車で行ってみました。結果、希望の服が売り切れているという悲しい展開。湿度も気温も高く、不快指数も鰻登りの中、たどり着いた店は絶望でした。
 ショッピングモール…というより、いわゆるショッピングセンターなので、その中の百均に入ってみることに。ダイソーは店舗ごとに入荷する商品が違うので、他の店で手に入らないものが別の店で手にはいると言うことが多々あります。このダイソーは売り場面積こそ、身の回りのダイソーの中でも小さい方でしたが、イベントで使っているブックスタンドと同じものが多数入荷されていました。他の店で手に入らなくなっているという現状を、目の前にそれがあるという状況に嬉々と舞い踊り、5個ほど買ってきました。夏コミで順調にいけば二冊本が増えることになるので、それに対応するためにも必要ですし。

 洋服のために用意したお金は、ブックスタンドへと消えたのでした。百均って、ついつい他の商品を見てしまいますよね。「イベントに使えるものはないかなあ」って。

メールの破棄

 メールボックスに過去に受信したメルマガなどが大量に未だ残っていることが発覚したので、Thunderbird-子協力の下、1200通ほどを纏めて削除。先日も同じぐらいの数を捨てたような気がするのですが、未だ残っていたのですね。

2007年6月30日 (土曜日)

タイトル未決定

人生最大の危機………全力全開で回避

 ストレスというか、心労で胃が痛くなったのは、高校生の総合文化祭以来ですので、かなり久しぶりの出来事。向こう数十年の人生を決めるかも知れない一大事に関わる用紙を記述しなければいけなかったのですが、そのことをすっかりと忘却。締め切りすら覚えていなかったため、「もう締め切りを過ぎてしまっているかも!」というのを筆頭に、「親になんて謝ろう」とか「先生になんて謝ろう」とか、「この後どうやって過ごしていこう」だとか、そんなことばかり考えてしまい、ああ、懐かしいこの感覚。ああ、久しぶりの吐き気。

 締め切りを確認できる状態になるまでの四時間が地獄でした。

 そして、つい先ほど締め切りを確認。来週の木曜日でした。

 ああ………法悦。

初出: 2007年6月16日
更新: 2007年7月1日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2007 Suzuhibiki Yuki

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