2007年3月の日記 -1冊目-

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2007年3月1日 (木曜日)

勘違いが生み出した駄文

こんにちは。JASRACの者ですが。

 グダグダな展開を魅せる森進一氏と川内康範氏による、楽曲『おふくろさん』にまつわる騒動ですが、素晴らしい解決方法を一文でお届けします。

 川内氏が義理人情に厚い、すなわち礼節を重んじる人だと言うことは一旦どけて………『おふくろさん』にまつわる権利は全てJASRACに移譲されているので、とりあえず、非著作権所持者の川内氏には「黙りなさい」、著作物を改編した森氏には「JASRACに行って謝ってこい」という感じで、解決してみてはいかがでしょうか。

楽曲『おふくろさん』に関わる著作権の状態
権利者情報 管理状況
No. 権利者 識別 契約 信託状況 所属団体
1 川内 康範 作詞 全信託 JASRAC
2 猪俣 公章 作曲 全信託 JASRAC
3 渡辺音楽出版 株式会社 出版社 全信託 JASRAC
日記でメールレス

> ………『おふくろさん』にまつわる権利は全てJASRACに移譲されているので、

違います。
同一性保持権(おおざっぱに言うと、改変を禁じる権利)だけは著作者に残っています。
JASRACが許可している(許可できる)のは、改変無しで利用する場合(DTMで言えば耳コピ)のみです。

(編者注: 本文に本人より訂正が入ったので、修正した文章を引用文として明記しています)

 移譲できない著作権の中に人格権があるのは知っているのに、それを常日頃から無視して物事を考えるようにしていると、こういった凡ミスをしてしまうといういい事例、ということで、この記事のオチにしておきましょうか。
 著作権=財産権とすると、著作権が全てJASRACに信託されている、という表記でも間違いないところが、この手の間違いの怖いところですね。今回は改編のことを問題にしているので、簡単に読み解けるでしょうけど。

 しかし、これで解決が出来ないとなると、泥沼化ですね。謝れと行っているのに、謝りに行くと怒るし…。そう言えば、「時間は決して夢を裏切らない」問題はどうなったんだろう。

備考「著作権の種類」

2007年3月2日 (金曜日)

日々進化する

今日の日記は、ナローバンドには不適切な表現があります

どうして今までこの発想が出てこなかったんだろう

h2:after {
        content: "(性的な意味で)"open-quote;
}

 これで全自動。

ちょっとした挑戦

 小説での勉強シーンの描写というのはまず滅多にやらない………というか、記憶にある中では『丘の上の物語』の千夏ストーリーで一度しかやったことが無いはずです。一応、冊子版ReSin-ensでは音瀬紗がノートを広げて勉強をする描写がありますけど、勉強の内容にまでは触れていません。

「だから、ここは『関係代名詞』の前に『,』があるから、『関係代名詞の非制限活用』になるの」
「…」
「ここの英文つまり『Meat is the main dish in their meals, and for dinner they like to have a big steak, which is sometimes over 450 grams.』は、『肉は彼らの食事のメインで、晩ご飯に好んで食べます。そして、それは時に四百五十グラムを越えます』になるの」
「なぁ、『which』の前の『,』はともかくとして、『and』の前にある『,』はどういう意味なんだ?」
「ねぇ~修、それって中学校の基本だよ? ちなみにこの場合は『同格』だけど…」

 普通、こういった描写が必要になる場面というのはそんなに多いものではないと思います。ギャルゲーなんかで主人公が授業を寝て過ごして始まりと終わりのチャイムしか聞かないのも、勉強シーンの描写に意味がないことを暗示しているととることが出来ますからね。

 ただ、勉強を教えて貰うという場面そのものが何らかのイベントになる場合、勉強シーンの描写というのは重要な描写の一つになるものだと思います。映画なんかでは多用される、食事シーンを描写することによってその人の性格を示すという手法によく似ているかも知れません。
 勉強の場面における師弟関係、関わる人の学力、考えるときの癖、シャーペンを持つ手を描写することによる聞き手の暗示等々、一つのシーンで沢山の物事を描写することが出来るからです。こんなに使い勝手のいいシーンを、「二人で勉強した」だけで済ますのも何となくもったいないものがありますね。

 もちろんキャラを定義するために勉強シーンを使う必要はなく、他のシーンなんかで十分それらは可能ですけど、もし勉強という場面がそれなりに重要な場面なら、勉強の場面を使ってキャラの定義をしてもいいと思うのです。
 こんな考え方は丘の上の物語を書いていたときは持っていませんでしたけど、引用した場面で、蓮と修司の学力や師弟関係が見て取れるというのは、勉強場面によってそれらがきちんと描き出されている事の証拠ですね。

 ここで解の公式を使うから…えっと、解の公式は2a分の-b±―――さん―――ルート…
「音瀬さん?」
「え、あ、はい?」
「あっ、ごめんなさい。計算途中でしたか?」
「大丈夫です。解の公式を思い出している真っ最中でした」
「なるほど。公式は丸々暗記してもいいですけどその場で計算して作ってしまってもいいですよね。特に解の公式は面倒ですし」
 遼風さんがノートに〈ax2+bx+c=0〉と書いた。
「これは基本的な二次方程式ですけど、これを変形するだけで解の公式になるんですよ」
 〈ax2+bx+c=0〉の下に遼風さんは〈ax2+bx=-c〉と書き加え、〈4a2x2+4abx=-4ac〉と書き連ねた。
「ここで何をしたかはわかりますよね」
 二つ目の式と三つ目の式を見比べながら、「4aを両辺にかけた」と言うと、遼風さんは「当たりです」と褒めてくれる。そして四つ目の式として、〈4a2x2+4abx+b2=b2-4ac〉とシャーペンを滑らせる。
「これは両辺にb2を足しただけですね」
「その通りです。そしてこの式をよく見ると、こういう形に変形できますよね」
 〈(2ax+b)2=b2-4ac〉と書いた。
「そっか。累乗を外すためにはプラスマイナスのルートにすればいいから、2ax+b=±√b2-4acになって、」
「後は左辺のbを右辺に移項して、xイコールの形に直すために2aで割れば………ほら」
 最後の一行は見覚えのある解の公式だった。教科書の証明は分数や括弧が沢山出てきてわかりづらいけど、遼風さんが教えてくれた方法は分数が一つも出てこなくてとてもわかりやすい。

 ということで、ReSin-ens第二巻ではこの勉強の描写を一つ取り入れてみました。音瀬と彩音が図書館で勉強する場面ですけど、二人の関係が何となく見て取れる、そんな場面になっていると思います………なっているといいな。

 ただこの手のやり方というのは非常に危険なやり方でもあります。特に、勉強内容が指導要領に沿ってない場合、現代小説の場合はそれだけで矛盾点に繋がってしまいます。私の冊子版ReSin-ensは2002年と2005年を舞台にした物語で、この当時は解の公式は中学生の単元ですけど、今は高校で習う単元になっています。
 時代の流れによって学ぶ内容も変容していきますから、物語全体でどこかに一貫性を持たせて描写しないと大変なことになってしまいますね。

 こういった部分では、『窓辺に座る小さな妖精』なんて言うのは、秋葉原クロスフィールドの小路が本格化する前の話になりますから、今の秋葉原の風景をそのまま描写できない、といった部分の注意点に似ていると思います。

 でも、一番大事なのは、この式を一太郎で表現できるかという、装幀的側面だったりします。一太郎の数式エディッタの操作性はあれですけど、一太郎でもWordの数式エディッタを使うことが出来るはずなので、それで何とか出来るかな?
 今思えば、『アクロス・ザ・タイム』で静先生が次元を説明するときの場面の描写は微妙に苦労しましたね。

このぐらいだったら、15禁で十分でしょ

 前半に切断ネタ画像がありますので、苦手な方はリンクをクリックしないでください。

  1. 「あ、今日の貴方、激しいわ。」「きっとマカビンビンのおかげだな」
  2. 「ああぁぁぁっ!」
  3. 「出来ちゃった♪」
  4. 「可愛い双子じゃないか」
  5. 「明日もまたおねがいね、貴方。おやすみなさい」

 総制作費用、630円(税込み・全て百均で調達)。折りたたみ式のネットというのは以前から使っていましたが、今回200円ほど追加投資して、自立できるように改造しました。
 また、以前より小型化したので、持ち運びや、隣のスペースへの圧迫感も若干改善されたはずです。

 この辺りの、「折りたたみ式」というのは、会場まで自転車で全ての物を搬入する事が多いことの表れですね。出来るだけ荷物を小さく纏めなくてはなりませんし。ただ、こういった装備があるおかげで、東京のイベントでも、「電車での移動費とほぼ同じだけの値段を払って宅配搬入する」といったことをしなくてもいいのですから、経費節減には役立っているのは確かですね。

制作費用
商品 個数 小計
ネット 2枚 210円
タイラップ(白) 1袋 105円
ホック(3連) 2個 210円
チェーン 1個 105円

ディスプレイ改良案

 チャットで某人に、『改良したディスプレイを晒してください』といった趣旨のことを言われたので、晒しておきます。

 ちなみに、以前日記で紹介した2月11日に開催された『おでかけライブ in 高崎 104』当時のディスプレイ

改良案1
 雪解け水時代のディスプレイを参考に、お品書きを飾ることを前提に改良したディスプレイ。雪解け水当時とは、縦置きの本の向きが90度変わっているうえに、平積みの本を設置することに成功している。
改良案2
 雪待終夜のディスプレイに改良を加えたバージョン。上段のイーゼルの向きの改良(イーゼルに改造を施すことによって正面を向かせることに成功)、平積みしている本のPOPの位置の改良に成功している。
 全体的に見たときにバランスが悪いのが欠点で、縦置きした本が最も目立たないディスプレイになってしまう。また、4冊の本を正面に配置するため、非常に圧迫感が強い。
 コミケットでの実績がある。
改良案3
 お品書きを使わないという決断さえする事が出来れば実現可能な、改良案1よりも雪解け水に近いディスプレイ。『光になりたい』の表紙を活用する、人の目を引き寄せる点では最も秀でたディスプレイ。
 イベント会場でこのディスプレイ(当時は平積みはない)を展開したときに周囲のサークルから嘆息が漏れた(実話)という伝説的なディスプレイに多くの共通点を持つ。ただし、似たようなディスプレイは、改良案2で上段に『光になりたい』を2冊並べるだけで実現可能なため、現状では用いられる確率は最も低い。
 そうさく畑での実績がある。

 などという案がまとまっています。
 と、書いた側から、改良案2に対する更なる改良案が脳内に降ってきたので、早速シミュレーションしてきます。

 このディスプレイ凄い! マジでいける! 全ての問題を一発で解決。しかも、今までで一番お品書きを有効活用している雰囲気。
 さよなら、改善案1から3。さようなら、改良したブックスタンド。
 出来上がったディスプレイを見て「売れるかも」と思ったのはこれが初めてです。これは売上げ目標をどーんと通常の三倍にしてもいいんじゃない? (ここ、私のいつもの売上げ目標を知っている人は笑っていいところですよ。)

 そして、最終案を日記上で紹介しない。それが生殺しクオリティー。

 それにしても、使っている道具自体は殆ど変わらないのに、配置を少し換えるだけでこれだけスペースの印象が違うのだから、デザインとは奇妙なものです。

2007年3月3日 (土曜日)

信者

この曲いいなー、って思ったら

 大体、上松さんが作曲しているんです。
 どうやら私の中のベストアーティストというのは、上松さんに決定しそうです。

クラスAの

 昨日は一日かけてA級の大掃除をしていました。A級となると私の中では年末の大掃除に匹敵する大規模な掃除で、学期が終わるだとか、大規模な同人誌即売会の後といったタイミングでやることが多いです。
 ちなみに、B級になると、テスト前だとか修羅場中にやりたくなります(笑)。

 掃除中に、無くしたと思っていた自転車の鍵が出てきて幸せな気分になりました。ずっとスペアキーを使っていて不安だったんですよ。無くしたらどうしようって。
 尤も、前回は二つのうちの一つを無くした時点で、自力で鍵の交換をしたわけですから、全く同じ事を繰り返すだけなのですけど、鍵だって2000円ぐらいしますからね。おでかけライブ一回分に相当しますよ。

 備考。
 A級掃除とは、通常の掃除に加え、荷物を全部移動しての掃除機がけ+ワックスがけ、台所の本格的な掃除といった具合。
 B級掃除は、通常の掃除に加えて、荷物を全部移動しての掃除機がけ程度の掃除です。

火曜日には発表かな?

 スタジオYOUさんから、チケットの発送が完了しましたというメールが届いたので、火曜日辺りには参加スペースについてサイト上でお知らせできそうです。

2007年3月4日 (日曜日)

タイトル未決定

超、ツンデレ喫茶

 一般人への警告。ツンデレ喫茶は通常、メイド喫茶の日替わりイベントの一つであって、実店舗としてのツンデレ喫茶は存在しません(または非常に少ない)。

【SE】 カランコローン
【男】 「ただいまー。」
【TD】 「お帰り。悪いんだけど、今混んでるから、隣の公園で食べてて。」
 渡される紙コップに注がれた麦茶。


【男】 「はぁ…。何のために来たんだろう………」
【SE】 パタパタパタ
【TD】 「べ、別にあんたと二人っきりで食べたくて追い出した訳じゃないんだからね。あなた煙草苦手なの知ってるから、外に誘導してあげただけなんだからね。勘違いしないでよ、ばか。」

 店にも入れてくれない。無店舗型ツンデレ喫茶。
 私ツンデレの描写は苦手なので、ツンデレ好きの人は適当に修正してください。

 …無店舗って書くと、風俗を連想してしまいますね。

意味深な予告は、私をよく知る人へのメッセージ

 ちょっくら、帝都へ行ってくる。
 そして、金曜日まで日記がおろそかになる。

2007年3月5日 (月曜日)

タイトル未決定

わーい、内壁だー

 宇都宮ライブ、外周部に配置されました。あ、あの、先輩、実は私、こういう配置、初めてなんです。
 一日中壁に向かっているってどんな心境なんだろう………。

惨劇に挑め

 山手線の車内に、城南予備校の広告としてこんな文章がありました。

円周率が3.05より大きい事を証明せよ。

 東京大学の入試問題だそうです。
 どこの大学かは忘れましたけど、詰め込み教育への反旗として、本当の思考力を計るテストを作るようになってきたようです。制限時間二時間で証明問題が四問だけ、とかそう言ったテストもあるようで。
 少なくとも、大学入試問題ですから、高校の必修カリキュラムをしっかりと押さえた上である程度の応用力があれば解けるはずなのですが、貴方には解けますか?
 私は只今挑戦中です。明日までに回答が見つかればいいな。

 ちなみに、答えは城南予備校のウェブサイト上に掲載されているようです。

2007年3月6日 (火曜日)

円周率が3.05より大きいことを証明しろという問題に挑戦中

他人のふり見て

 電車に乗っているとき、隣に座っていたおばさんが、自分の目の前にいる大声で会話をする女の三人組を見ながら小さな声で、「うるさいなあ」と言っているのを聞いてしまいました。
 でも、貴方、さっき、電車の中で電話してましたよね?

2007年3月7日 (水曜日)

タイトル未決定

Suica

 NHK教育テレビで電子マネーについての話題を取り扱っていました。Suicaの総発行枚数も1000万枚を突破し、Edyもそれに続いています。現金の電子化は急激に進み、それに伴う店がわのサービスも変化してきました。
 今日、携帯電話にも電子マネー互換機能が搭載され、その携帯電話を持ち始める年齢の低年齢化も進んでいます。

 そう言ったところから始まる、お金を使ったという実感の薄れ、という問題を主題に取り上げていると私は感じました。
 私自身の考えとしては、子供というのは、お金を使うことによって小さな経済を身に着けているものだと思います。今日は多少桁は違うでしょうけど、子供の頃は100円玉を握りしめて近所の小さな店に入って、ゴールドチョコレートを買ったものです。そして、入っている金券で盛り上がったものです。
 お金を使って、商品が来る替わりに、持っていたお金の数字が減る。
 100円玉一つだったのが、10円玉6枚になって、数は増えたけど、価値は減る。
 そう言った、小さな経済を、私達は小さな頃、お小遣いを使うことによって無意識のうちに学ぶようになります。人によっては、お小遣い帳を付け、大人で言う家計簿を付けるための練習を無意識のうちにする人も居たでしょう。

 それが、先払い型の電子マネーに置き換えられたら、表示されるのは商品の金額とチャージされたお金の残高。こういった世界が日常化してしまった場合、子供はどこで経済を学ぶのでしょうか。

 そう言ったことも含め、最近では学校の購買でわざと電子マネーを使えるようにして、電子マネーとの付き合い方や正しい使い方を教えると言った教育を進めているところもあるようです。
 教育は常に実社会への対応が遅れる傾向にあります。ですが、それを当たり前のように思ってはいけません。
 今後、社会で日常的に用いられるようになるであろう、携帯電話やパソコン、電子マネー、陪審員制度といった事柄については、やはり早い内に、正しい知識を身に着けるべきでしょう。

 Suicaの登場は2002年、私がSuicaを使い始めたのは2003年、ずいぶんとまあ生活に馴染んだ感じがします。便利さには常に危険が伴うもの。その使い方や付き合い方には気をつけていきたいですね。

あれ、先輩とお揃いですね。わたし、嬉しい♪

 『おでかけライブ in 宇都宮』を『おでかけライブ in 大宮』と言ってしまう罠。

復活のお知らせ

 セカンドマシン、彩音が復活しました。これでUD二台体制に夏になる前に復帰。その過程でちょっとごたごたがありましたけど、夏コミまでにそれも解消予定。

 HDDの容量も10GBから40GBへパワーアップ。FAT32のフォーマットにはWindowsMeの起動ディスクを使いました。

2007年3月8日 (木曜日)

タイトル未決定

家政婦は見られた

 星が綺麗なのに、枝によって撮影できない。そんな、写真好きを苦しめる自然の大いなる罠。

2007年3月9日 (金曜日)

100万ポイントと20万ポイント前からUDしてる

新しいシステムの導入

 今度のおでかけライブでは新しいことに幾つか挑戦してみようと考えています。
 まずは、搬入方法の見直し。遠地でのイベントではカートにダンボールを乗せて本を搬入するようにしていますが、ダンボールの部分をプラスチック製の箱に差し替えてみようかな、と。特定の人にわかりやすい表現をするならば、農協なんかで使われている折りたたみ出来るプラスチックの箱、みたいなものですね。
 もう一つは、ディスプレイ。スタジオYOU専用のディスプレイとして作ったのですが、改良を加えることによって、コミケでも使えるようなディスプレイになってしまったディスプレイを使ってみようかな、と考えています。

 この二つが上手く行ったら、今度からは実践投入ですね。

紙の乾燥方法

 同人誌をレーザープリンタで印刷する場合、乾いた状態の紙を用意することが重要ですけど、紙を乾かすために使っているシリカゲルの待遇を少しばかり変えてみました。今回のイベントでは巫女のスヽメを増刷することになりますが、今回の方法が上手く行った場合は、これも今後採用することに。
 考案と実践と改善によって日々進化。改善を諦めないものだけが成長する特権を得られるのです。

FAXモデム

 実家の方で新しく購入したパソコンに、モデムポートがないので、FAXモデムをPCIで増設することに。しかし、今のご時世店頭で売っているところも見つからず、おなじみの九十九電機で注文しました。
 FAXモデムもそろそろレガシーディバイスの仲間入りでしょうか。

1000000ポイント

【画像】 抗ガン剤作成プロジェクトUDでの功労に応じて付与されるポイントが合計100万ポイントを達成した画像。 参加を初めて数年。ポイントが100万ポイントを突破。ランクの変動も気にならなくなり、静かに孫の成長を見守る老夫婦の心境ですが、それなりに頑張っています。パソコンのメンテナンスという点のみで。

2007年3月10日 (土曜日)

第二版

増刷

 来るべき『おでかけライブ in 宇都宮 117』にむけて『巫女のスヽメ』を絶賛増刷中。現在1時4分。相変わらず、夜に印刷するのが好きなようです。
 同人誌紹介ページも合わせて変更してありますが、最近の同人誌は全てレーザープリンタで印刷してあります。その性質上、印刷された紙が歪んでしまうのですが、夜に印刷して、寝ている間に重しを載せて放置すると、次の日にはそれなりの状態になることを見越した上で、夜に印刷するようにしています。

 こういった、在庫が無くなったら必要な分だけ増刷、というのは、過剰な在庫を持つ必要もなく、住宅事情にやさしいですね。それに、イベントへの参加回数や、一度のイベントで配布できる量に限りがある私にとっては、この印刷方法の方が非常に合理的です。自力オンデマンド印刷、とでも言っておけば少しは格好いいかも。
 こういったところにも、オフセットに移行できない理由が含まれていそうですね。
 まあ、オフセットが同人誌における印刷の最高峰、というような、単純なピラミット構造になっているわけではなく、それぞれの活動の在り方によって印刷方法が変わるのですから、「オフセットに移行する」、「オフセットこそが最高の印刷である」という認識は間違っているでしょう。
 そう言う点では、自らの発言、「オフセットに移行できない」という言葉に、ネガティブな意味は全く含まれていません。

 にしても、レーザープリンタの印刷速度はインクジェットと比較すると(hpのインクジェットプリンタを除く)凄いものがありますね。

新郎A-1、新婦A-2、友人代表C-25…という感じで

 とある掲示板で、群馬県で本を中心にした同人誌即売会を開こう、と盛り上がっています。スタッフとして参加することは出来ませんけど、何か意見を出すことや、サークル参加をすることによってイベントを盛り上げることぐらいは手伝えるかなあ、と思ってみたり。
 実際、ぽつぽつではありますけど、それなりに意見は投稿しているつもり。

 イベントの運営というのは昔から考えていたことで、結婚式に入場するためには自作の同人誌を持ってくること、といったルールを設けてしまおうかと考えてしまったことがあるほどです。平たく言えば、今は槍の独創的な結婚式をベースに、結婚式で同人誌即売会をやってしまおうというアイディア。実用新案非申請中。
 思えば、初めて参加した同人誌即売会も、会場設営としての参加でしたし、原点に返るという意味でも面白いのかも知れませんね。当日の設営ぐらいは手伝うよ、と、元生徒会で設営しまくっていた私の宣戦布告。

 地方のイベントというのは大体どこも同じようなもので、グッズ中心、ジャンプ系強し、という構図になっています。そして、需要もグッズに集まってしまうので、本を作っているサークルが出づらくなってしまい、都心イベントへの作家の流出、という状態になってしまいます。
 私が前橋のイベントに出続けるのも、最近までは意地のようなものでしたし。ここ最近は、創作サークル同士の交流が楽しいので、ワクワクですが。

 企画倒れにならないように見守りつつ、開催が決定したらリンクの一つや二つ、参加表明の一つや二つ、率先して出したいものです。

2007年3月11日 (日曜日)

タイトル未決定

帰省準備

 日常生活の多くを音楽に依存しているという自覚のある私です。普段、パソコンで音楽を再生しているのですが、帰省するときにそれらの音楽ファイルの一部を、BGM用ファイルとして外付けドライブにコピーして、実家に持ち帰っています。
 foobar2000のメニューから、プレイリストに登録されているファイルを丸々コピーして、エクスプローラー上でペーストしてしまえばいいのですから、ファイルのコピー自体はとても簡単です。
 この時、mp3などの単一で音楽ファイルとして成立するファイルはいいのですが、TTAファイルをCUEシートで切った状態で再生している場合、何らかの音楽ファイルに変換しなくてはなりません。そして、この変換しなければならない音楽ファイルの割合が、帰省の回を重ねる毎に増大傾向にあるところを等をみると、私のパソコン上での音楽ファイルの拡張し勢力の変化を感じるのです。

 別に、音質至上主義というわけではありませんし、ピュアAVマニアというわけでもないですが、色々と使い勝手のいい状態で音楽ファイルを保持しておくと、何かと便利ですよね。

ぬるい所から、厳冬の所へ (17:05)

 暖冬だからおおっぴらに「寒い」と言うほどでもないでしょうけど。

2007年3月12日 (月曜日)

タイトル未決定

ampmのデザートコーナーに、~三昧っていうお菓子があったような気がする (08:16)

 電車の中で作り上げた物語というのはパソコンで読み込めない形式ですから(OCRを使えば別)、パソコンに入力し直す必要があります。作業日数とすれば今月の四日と昨日の分と、わずか二日ですけど、時間にすれば総計六時間。文章量としてはなかなかのものがあります。というより、一度にノートからパソコンに写す文章量としては過去最高かもしれません。
 ノートに書いた物語をパソコンに入力していくという作業は一見無駄にも思えますけど、脳みそから直接出力するのに比べて、一段階バッファが多いわけですから、その際に若干の修正を加えることができます。
 修正をしつつ物語を書き進めているのに、どんどん入力されていく文字列、というのはみていて気持ちがいいものです。人間、そんなところでもモチベーションが左右されますね(笑)。

 第二巻の発行がいつになるかはまだ未知数ですけど、今月はReSin-ens三昧になりそうです。

 ちなみに、現在11kB。ようやく先月末に達成すべき目標を達成しました。先が思い遣られます。

私今、輝いている

 勢い余って、録画したものの一話も見ていなかったハチクロ2をコンプリート。山田可愛いよ、山田。
 ここで普通、まだ2話までしか見ていないKanonを引っ張り出してくるところなのですが、家に置き去りにしたことを後悔。でも、次のクールで見るアニメが一つぐらいしかないので、Kanonはそちらに回してしまいましょう。
 個人的には、建築の話が沢山出ていた一期の方が楽しかったです。

2007年3月13日 (火曜日)

日本語って難しい

半日10センチメートル

【雪冬】 「ねえ知ってる? 一晩で積もった雪の深さ。」

 青森でも、三月頃になると雪が溶け出し、最高気温もプラスに割り込むようになり、春が近づいていることを感じることができますが、油断できないのが、3月の大雪。
 この大雪。卒業式の前後にくることが多いような気がするので、卒業式当日を真っ白な世界で迎えると言うことも多々あると思います。
 しかもこの大雪。シーズン中でも上位に組み込むような量になることが多く、2003年3月の大雪は、一日で69センチというエロい量が降り積もりました。

 そんなこんなで、今日の雪。量こそ多くないものの、一晩で街を白で埋め尽くしてくれました。
 帰省するまでは雪が降っては解けるという状態が続き、「今年は雪が拝めないかも」などと思っていましたが、ばっちり帰省当日に降ってくれました。というかなに、このツンデレな天気。

 ひとまず、4月下旬に雪が降ることもあるのですから、今年は雪がもう降らないだろうと油断して夏タイヤに戻してしまったドライバーはご愁傷様です………。

新技術と旧技術の融合

 WindowsXPになっても、ダイヤルアップ接続。WindowsXPの画面なのに、モデムの発信音が聞こえるというアナログさ。

こんな些細なところに気がつく私はもはや変態?

 新幹線の車内広告にこんな文章がありました。

旅先でも、
いつものATMが
使えます

 一見普通の文章なのですが、「旅先でも」と「いつもの」という部分に違和感を覚えてしまいました。

 「いつも」という意味は「普段」という意味ですけど、このとき「いつものATM」という言葉は、「普段使っているATM」という言葉に置き換えることができます。
 つまり、「いつものATMが使えます」という言葉は、「普段使っているATMが使えます」という言葉と等価になります。

 このことをふまえた上で、「旅先でも」という単語に目を向けてみると、なんとなく「旅先で」というように、「も」を取り除くことができるように思えませんか?

 ここでの「でも」は、旅先という単語に係っていますから、旅先というのは他の要素に比べて例外的扱いであることがわかります。

(編者注: 一部を抜粋。)

でも (副助)
  1. 極端な例を挙げて、他はましてと同類の事柄を類推させる。…でさえ。…だって。「山頂は夏でも寒い」「これしきは子供にでもできる」

 このとき、旅先を強調する必要がないのなら、「旅先でも、いつものATMが使えます」という文章は「旅先で、いつのもATMが使えます」と置き換えることができます。しかも、こちらの方が5・7・5のリズムになって、より語調が良くなります。
 また、同一文章内に「も」という言葉が出てくる回数を減らすことができるので、聞こえも良くなります。「の」や「も」という音は、一文中に何度も出てくると意味が曖昧になってしまいますからね。
 さらに、これが最も重要なのですが、「いつものATMが使える」と広告すると言うことは、「旅先」では普通は使えない、という意味を暗示しているので、「でも」を使って「旅先で」使えることを強調しなくても良いと思えます。
 つまり、後ろの文章で旅先をイレギュラー要素として扱っているのだから、イレギュラー要素を意味する「でも」を使って旅先を強調する必要性がそれほど感じられない、ということです。

 語調を乱すためといったデザイン的視点に立って「でも」を使っているのかもしれませんが、私個人としては、「旅先で、いつものATMが使えます」のほうが、文章として洗練されているイメージがあります。

 尤もこの場合、「いつものATMが使えます」の「が」の使い方の方に違和感があるのですが。

よくある間違い、「本屋で本が売っていなかった」

 「いつものATMが使えます」という文章は、「ATM」が主語、「使えます」が動詞になります。
 つまり、「ATM(人間)が、使えます」という意味になってしまうのです。ATMたんが何を使えるんですかね、というつっこみを受けてしまっても仕方がない文章なのです。

 「本が売っていなかった」という文章は、本を行動を起こす主体としてとらえることができないため、受け身的な処理を施す必要があります。すなわち、「本が売られていなかった」と書き下すのが普通です。
 この例からもわかるとおり、「いつものATMが使えます」という文章は、ATMが行動を起こす主体ではないので、受け身的な処理を施し、「ATMを使えます」とする必要があると思われます。

 最終的な私の結論としては、「旅先でも、いつものATMが使えます」という文章は、「旅先で、いつものATMを使えます」とするべきではないでしょうか、と言ったところに帰着するでしょう。
 日本語って難しい。

 文章を考えた人の弁解としては、「広告的効果をねらっている」などと言われそうですけど、こういう微妙な差というのは、揚げ足をとられる元になります。
 JR東海あたりの広告、

「そうだ
 京都
 行こう」

といったように、明らかに「へ」をわざと省いていると行ったものではない限り、デザインとして一般人に理解されづらいと思われます。
 デザインというのは一種の符号化作業を含んでいるのですから、対象者が一般人の場合、一般人にわかる符号を使って行うのが普通でしょう。
 もっとも、このキャッチコピーを作ったコピーライターが、芸術性をねらっているのなら、話は別ですが。

 そういう点では、ジブリ作品の多くのコピーを作る有名コピーライター(名前忘却)は、優れているようにも思えます。

2007年3月14日 (水曜日)

プライスレス

何の気なしに幸せな日々

 四時に寝て十時半に目が覚める。
 自室から一階の居間へと階段を下りて向かう。
 ストーブのスイッチを入れて、シャワーを浴びるために風呂場にも暖房を入れる。
 部屋が暖まるまでと、自室に戻る。
 気温四度の部屋の中、布団に潜り、最高に泣ける本を読む。
 二重窓の外にはしんしんと降る雪。
 何の気なしに幸せな瞬間。

 というか、『雪、無音、窓辺にて』の長門気分。
 私は長門。眼鏡かけてないけど長門。さあ萌えろ。私に萌えろ。

2007年3月15日 (木曜日)

私が降る

大気の様子が

 ニュースで大気の状態が不安定と言っていたとおり、雪が断続的に降り続く状況。晴れたと思っていたら、一時間後には雪とか、そんな様子です。
 いとおかし。

初出: 2007年3月1日
更新: 2007年3月16日
著作: 鈴響雪冬
Copyright © 2007 Suzuhibiki Yuki

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