Top > 読み物 > 日記 > 2006年7月 -2冊目-
http://snowysnow.sakura.ne.jp/
ベータテスター募集中(ぉ 。一日過ごしてみて変なエラーが出なければ、本格的に移転を始めます。
既知の問題として、nowplayingが動作しないということが分かっています。
何を勘違いしたのか、アドレスを公開しておきながらパスワード認証を解除するのを忘れていましたorz 。今度こそ大丈夫です。
ただ単に、foobar2kに関わるCGIの置き場所に対してアクセス制限をかけていただけでした………。何をやっても駄目だなあ…。
物語を書くうえで、必要なものの一つに知識があります。もちろん、物語を書くだけなら誰にでも出来るかと思いますが、中身の伴う物語を書くためにはそれなりの知識が必要だと考えています。
例えば、お酒に関して詳しくない人は、お酒の場面において、
『男は手に持っていたウィスキーをテーブルの上にのせ、胸ポケットから煙草を取り出した』
としか描写できないのですが、お酒に詳しい人は、
『男は手に持っていたスコッチをテーブルの上にのせ、胸ポケットから煙草を取り出した』
というところまで描写できるようになります。
前者は単純に『お酒を飲む人なんだな』という印象しか読者に与えませんが、後者は『お酒が好きなうえにスコッチが好きなんだな』というところまで描写できます。文字数に殆ど差がないのに、後者の方が情報量が増えます。
とくに経済がある程度発展し、個人が趣味を謳歌できるようになった今日社会において、『ウィスキー』とだけ描写された小説を、ウィスキー好きの人が読んだら中身が軽くなってしまいます。読者の趣向に会わせて物語の描写も進化していくべきでしょうから、作者にもある程度の知識が必要です。
お酒に関しては、世界銘酒辞典というかんじで辞典があるのでそれを一冊持っておくだけでも十分でしょう。
もちろん、全てにおいて細かく描写する必要があるとは言いません。物語には描写する必要のない部分が大多数ありますので、それらを全て描写する必要は無いでしょう。ただ、いざというときのために、引き出しが多い方がいい、これが、作者に要求される知識でしょう。
さて、こういった知識を常に脳味噌に蓄えておくことが可能ならば誰も苦労はしません。人間には基本的に記憶できる量に限界がありますから、パソコンで言うと補助記憶装置のように、人間も自分の脳味噌以外に知識をストックする場所が必要になります。
パソコンで言う補助記憶装置にはフロッピーや外付けHDD等がありますが、人間にとっての補助記憶装置は本やノートといったところでしょう。
私も幾つか補助記憶装置に該当する本を持っています(本棚の整理方針が大きさ順なので、資料の中に一般書籍が混ざっているのは仕様です)。これらの本の中から物語を書き始めるときに数冊選び、何時でも開ける状態にしておきます。中にはあらかじめ目を通し、必要と思われる部分にはしおりを挟んでおき、何時でもページをめくれる状態にしています。
基本的に全ての本において、「この部分は使える」と思った部分にはしおりを挟んでいるので、栞が何十個あってもたりない状態が続いています。一時期、コピー用紙を短冊状に切って栞にしていることもありました。
とまあ、こういう感じで、補助記憶装置を利用することによって、物語りに深みが増すのです。もちろん、資料に足を引っ張られすぎるのは厳禁ですので、その辺の力加減も幾つか数をこなすことで身に着けていく必要があるでしょう。
サイトを正式に新しいアドレスに移転しました。ブックマークやリンク先を新しいアドレスに置き換えることをお勧めします。
なお、ディレクトリ構造は基本的に同じですので、『http://whitesnow.parfe.jp/』の部分を『http://snowysnow.sakura.ne.jp/』に差し替えるだけでリンク先を新サーバーに差し替えることが出来ます。
アホみたいに忙しいのに、サイトの移転をやったり、同人誌の原稿を片づけたりしている自分は、バカといえばバカなのに、別の点から論じればマルチタスキングな人間だと自負できるのかも知れない。
【雪冬】 「我ながら素晴らしい処理能力だわ」
【みいな】 「マルチタスキングなら、シングルタスキングの時と同じ結果を導いてくださいね。」
【雪冬】 「どういう意味?」
【みいな】 「全てにおいて手抜きをすることなく………つまり、一つひとつの結果が全ての点において完璧であることですよ?」
結局、このサイトの日記が続くのは、偶然の積み重ねもあるかも知れませんが、維持管理だけならばそれほど時間を食わないというところでしょうね。全てはソースが物語っている、ということで。
【ネット】 "悪意の名無しさん" 掲示板で中傷・プライバシー侵害する人、突き止めろ!…総務省、指針策定へ★3
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1152727655/1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★ :2006/07/13(木) 03:07:35 ID:???0
★中傷の発信者突きとめろ 情報開示促す指針策定へ・総務省は10日、インターネットのホームページや電子掲示板にプライバシーを
侵害したり、ひぼう・中傷の書き込みをされた被害者が、発信者を突き止めやすく
するための環境整備を進めることを明らかにした。同省は、プロバイダー(接続業者)や掲示板の管理者が、書き込んだ人の情報を
開示できる事例を明示した指針を通信業界に策定するよう要請。これを受け、
業界団体が今秋にも指針をまとめる見通しとなった。被害者が中傷を書き込んだ人を特定し、損害賠償請求などで対抗できるように
することで、ネット社会が抱える「匿名性」の悪用を減らす狙いがある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000147-kyodo-soci※前:http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1152552449/
17 :名無しさん@6周年:2006/07/13(木) 03:24:38 ID:WwnovTSj0
これ、人権擁護法案の時にも議論の種になったことなんだが、名誉毀損で
訴える等、現行法で十分対処できることなんだから、それでやればいい。
余計な法律をつくるなといったところなんだが、何故それができないのか?
なぜ現行法で名誉毀損で訴えるだけじゃ不満なのか?それは、訴え出ると訴訟を起こした人が明るみに出てしまうからだ。
訴訟起こして目立つのがマズイ、目立ちたくないからということ。
批判した人の素性を知りたいが、自分が訴訟を起こして自分が目立つのも
嫌だ、とそういうことだ。批判を浴びる政治家や自民党が2chの個人を相手に
訴訟起こして目立ちたくないわな。だからだ。つまり、これは”名無しに問題あり”として個人情報の公開を進めようとしているわけだが、
実態は”知りたい人間側を名無しにして批判的な言動をする人の情報だけ取りたい”
ということなのさ。
Ω ΩΩ<ナ、ナンダッテー!?
法律には裏が沢山ありますけど、17番さんが言っていることもその推測としては間違っていないと思います。PSE法だって、PSEマーク適正品かどうかを審査する会社に公務員の天下りが沢山行われていることから、公務員の私服肥やしだと言われているぐらいですし、このぐらいのことはあっても当然といえるでしょう。あれだけ給料を貰っておきながら、まだお金が欲しいんですね。
思えば、取引を簡単にするために共通単位として我々は貨幣を生み出し、貨幣に対して現金を割り当てたわけですが、貨幣の機能に『貯蓄が出来る』という機能が加わったが為に、人はお金を保持しようとするわけですよね。いっそのこと、貨幣の機能から『貯蓄が出来る』という機能を取り外してしまえばいいのに。
大昔の人は言いました。金は天下の回りものだと。
やはり、長年夢見ていた法案を議員立法で作ってもらうしかないのでしょうか。
「国会議員における月給の年合計金額は、国民の平均年収と同等にすること」
地方公務員は頑張っています。中央が腐っているだけなんです。赤絨毯のうえを歩いている人にはそれが分からないんです。
感動という言葉が、イコール『泣きたくなるような』になっているんだとしたら、それはとても悲しいことだと思います。感情を動かされたらそれすなわち感動なのですから、笑うことだって泣くことだって萌えることだって燃えることだって感動の一つだと思います。
「感動できる物語」として紹介される物語の多くが「泣ける物語」ならば、それは凄く見ている世界が狭いと感じます。
話はもの凄くずれますが、AAを見るだけで、「これいいな」と思うことがあります。
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| J( 'ー`)し.|
| ( ) .| ( 'A`)
| 幸 | | | 辛 ノ( ヘヘ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| J( 'ー`)し .|
| o一o | ( 'A`)
| 辛 〈 〈 | 辛 ノ( ヘヘ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| | 'ー,`)し
| |o一o ( 'A`)
| 辛 | U 辛 ノ( ヘヘ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| ガンバルノヨ | ヽ('∀`)ノ
| J( 'ー`) し| ( )
| 辛 ノ( ヘヘ | 幸 | |
それが母はんヌクモリティ
いい話や。
今回のイベント(C70)については、取り置きフォームを作らない方向で行きたいと思います。というのも、いつもならイベントの直前に時間的余裕があるので、申し込みがあった分の本を増刷するだけの時間があるのですが、今回はイベント直前に増刷をするほどの時間を確保できないからです。
ですので、今回は冊数に余裕を持たせて会場入りする、という手段で取り置きの代わりとすることにします。それに、そもそもそんなに売れてn(以下自主規制
新刊のReSin-ensについては、鈴響雪冬史上最大の20冊搬入する予定です(20冊で最大…)。『AtoZ』と『光』はその場の気分と、時間次第、というところでしょうか。目標は最低10冊というところです。たぶん、全種類20ぐらい調子に乗って作りそうですが………不良債権逝き間違いなし(w 。
新しいサーバー(を運営する会社のメールサービスを利用して)にメールアドレスを作り、『鈴響雪冬』に関するものを全て新しいサーバーに引っ越すことに成功しました。
といっても、@sound.design.co.jpのメールアドレスはそのまま使えますので、メールの送り先は今まで通りどうぞ。
例外として、@parfe.w8.jpのメールアドレスは使うことは出来ますが、受信をすることはなくなりましたので、十分にご注意ください。
ついでといってはなんですが、メールフォームを少しだけ改良しました。テキストエリアが広くなったのですよ。
リンク先を新アドレスへ
リンク先を新アドレスへ
前々から構想していたマルチカラムレイアウトへ。各種リンクがより見やすくなってグット。でも、ニュースサイトっぽくてデザイン的には好きになれない罠。近いうちにトップページと目次ページを一本化する予定に対する前準備か?(ぉ
URL変更のお知らせをメニューに表示。これで全てのページでURLを変更したというお知らせを表示できるように。SSIは本当に便利
トップページとメニューを修正すると同時に、CSSを修正。既知の問題、IEとGecko系ブラウザにおける表示の違いを一つ改善。
『ねこねこソフト』、『Key』、『E-Wind』のリンクを修正
ひとまずこれで、私の記憶が正しい限り、私が直接リンク先を編集できる外部サイトからのリンクは新しいアドレスに変更したはずです。あとは一般的なサイトのリンク先が新しいアドレスに変更されるのを待つだけ、という形になりました。
サイトを移転して何が楽しいって、googleのページランクが0なんですよ、今。旧アドレスへのアクセスは全て新しいアドレスにリダイレクトするようにしてあるので、旧アドレスの高いページランクを利用してこちらのページに誘導するという作戦が効果を発揮しているようです。
たぶん、一ヶ月もすれば元のページランクに戻るのかな、と。
夏コミ関連の進捗度!
項目 | 詳細 | 進捗率 |
---|---|---|
新刊 | 原稿 | 100% |
校正 | 40% | |
書式 | 100% | |
仕上げ | 0% | |
印刷 | 0% | |
製本 | 紙 | 100% |
道具 | 75% | |
イベント | 道具 | 50% |
配布物 | 10% |
本文校正に意外と時間がかかるんですよ、本当に。ちなみに、このグラフに、既刊の増刷は含まれていないところが重要です。
あと、イベントで『配布物』の項目が10%あるのは、栞の印刷が終わったからです(本は未だ)。
毎度お馴染みマイホームデザイナーという、一軒家をシミュレーションするソフトで、今度は街区丸ごと作成中。過去の事例としては美術館とか映画館とかがありましたけど、それはあくまで一つの建物。今回は街区丸ごと作ってます。
私が使える3Dモデリングソフトがこれしかないのがそもそもの問題なのですが………。Vector Worksも3Dモデリングソフトの一種ですけど、パーツを自作しなければいけないのが欠点でして…。その点、マイホームデザイナーなら、市販されている家具の3Dパーツがインストール時にセットアップされるので、それを並べていくだけで、三次元空間に建物を構築できるのです。
もちろん、マイホームですから、機能としては弱い部分もありますが、がむしゃらにこのソフトばかり使ってきたので、少しぐらいなら代替手段で乗りきることもできます。
私にとってはいい相棒ですよ、もう。
が、Pro4と比べてもの凄く進化している件について。
同社のソフトにインテリアデザイナーというソフトがあるのですが、そちらで培った技術をそのまま導入した雰囲気です。照明回りのパワーアップが凄いことになっています。今までは照明といいつつも、『光源』しか指定できなかったので、太陽光のような光は再現できても、家具照明が放つ光の再現はとても下手でした。それが一気に改善されているようです。
Pro2、Pro4と購入しているので、次に買うのはPro6でしょうけど、これはかなり期待しても良さそうな予感。
マイホームデザイナーはその機能の割に安いあたりが消費者に優しいソフトです。定価は5万近くですが、実情販売価格は3万後半ぐらいですし。このあたり、Adobeも見習ってください。ただし、アカデミックパックがないのが玉に瑕。
いえまあ…Adobeのソフトは値段以上の機能を持っているのは確かですし、その恩恵に私も与っているのですが、如何せん初期投資が………。
SAKURAインターネット(これからお世話になるレンタルサーバー屋さん)に向こう二ヶ月分の使用料金と初期費用を支払ってしまいました。もう………戻れない関係になってしまいました。金銭的に余裕が出てくる10月にでも年間契約に移行してしまおうかなと、思案中。
流石、スペック的に高いこともあって、左側のメニューが表示されないということも私が見ている限りはありませんし、CGIも最後まで実行されているようですし、現状では大満足です。
夢現のトンネルを抜けるとそこは午後3時の世界だった。
ようやく14話まで追尾完了。原作についてはノータッチですので、以後、エンディングについての大予想(ぉ 。
『うたわれるもの』ですが、登場人物の全員が耳や羽という面において、いわゆるホモサピエンスとは違った動物であることを思わせます。偏屈な解釈をすれば、ファンタジー路線というやつですね。
そうなると疑問に残るのは、私が見ている限りハクオロの耳についてはいかなるシーンにおいても描写されていないという点。ようやく13話まできて、シーンにして数秒でしたが、耳が描写されました。私が見る限りそれはホモサピエンスの耳でした。
ということは、『うたわれるもの』において、その他雑多なキャラクターは私達の世界においては、動物の象徴で、ハクオロが人間の象徴だと捉えることが出来ます。同じく13話で、ハクオロが一時的に鬼のようになる描写がありますが、これも人間と見れば、人間のある意味の本性を示しているといえるでしょう。
ということを、原作『うたわれるもの』をやった人に話したら、「近からず遠からず」と言われましたorz 。
『ハウルの動く城』、一つだけいいところ見付けたよ。
それはね、ドロワーズとペチコがきちんと描き込まれている所なんだ。
SAKURAインターネットが四日後からキャンペーンを実施して、期間中に契約をすれば賞品が抽選で当たった件について。
ああ、まるで、10キロ先の店に買い物に行った次の日に、半額セールをやられたような気分です(殆どそのまま)。
コミックマーケットというイベントが、貴方にとって一つの消化イベントとなっている同人作家はこの文章を読まないことを願いたい。
業界標準、いわゆるディファクトスタンダードにおいて、『聖地』とは『秋葉原』を示し、『聖戦』とは『コミックマーケット』を指す。『コミックマーケット』は登録商標であり、いわゆる夏と冬に行われるあのイベント以外に、コミックマーケットは存在しない。まさに、唯一無二の存在、それがコミックマーケットである。英語的に言えば、"The Comicmarket"であろう。
このコミックマーケットを示す言葉は先に挙げたように『聖戦』であるが、この言葉、私が思うに実に良くできた言葉であるように思われる。
話をあえて脱線させて、少しばかり私の同人人生について簡単にまとめていきたいと思う。ひとまず、自分語りウザーな人は読まない方がマシである。もとより、このサイトはそんなサイトだ。極端なことを言えば、ウェブサイトを運営する奴なんて言うのは、もとより「情報発信」をする事を望んでいるのだから、自分語りが多くて当然なのである。
さて、私が明確に『同人』という世界に足を踏み入れたのは2001年のことである。このとき、私は神薙雨音さんに誘われて、初めてそのものずばりな「同人イベント会場」に足を踏み入れた。客でもサークルでもなく、会場設営という立場でである。募集スペース40、実質参加スペースおよそ20というとても小さなイベントだ。そのイベントは地方のイベントの割には少し特殊で、主催者の性格を反映してか、小さいイベントの割に創作サークルやギャルゲー系のサークルがイベントの1/4をしめていた。
このとき、私は既に音楽サイトの掲示板に顔を出していたり、ある二次創作小説サイトを運営していて、ある点において同人活動に似たような活動を展開していた。また、『雪解け水』も結成済みであった。しかし、それはあくまでウェブであり、同人イベントという世界に足を踏み入れたのはこのときが初めてだった。
2002年5月、今度はサークルの手伝いとしてイベントに参加することになる。
そしてその直後、私は自分自身の関わった制作物を持って同人イベントにサークル参加することになる。これが、このときから2ヶ月後の7月のことである。同人という世界に完全に足を踏み入れてから僅か2ヶ月、私はスタジオYOUのイベント会場にいた。
そしていよいよ2003年4月、『雪解け水』にとって初めての同人誌である『丘の上の物語』と『透明という色』を地元のイベントで販売するに至った。
2001年から2002年にかけて毎月のように地元のイベントに顔を出し、会場設営や製本の手伝い、原稿の仕上げなどに関わってきた。人口数万という小さな街の割に、一ヶ月に3度もイベントがあったりするよく分からない街だった。その街のイベントに参加したくて車の免許を取れない年齢の人が、毎回自転車で2時間以上かけて隣の隣の隣の隣町から同人誌を持って参加している人も居た。
このとき、いや、それ以前から私は『コミックマーケット』というイベントについて知識を持ち合わせていた。DTMの世界でもコミックマーケットという言葉は標準的に使われ、それに触れざるを得ない機会なんてあり得なかったからだ。
地方の小さなイベントに出ながら、私は『コミックマーケット』という舞台が一つの聖地のように思えてきた。自分達が参加している募集スペース20や40、200というレベルではなく、宮城でやっているような数千というレベルでもなく、3万0000サークルという、世界で一番大きな同人誌即売会。もはやそれは同人誌即売会ではなく、一つの祭典、それが、私にとって『コミックマーケット』という舞台である。
閑話休題。
このように感じている地方の作家は多いはずだ。地方の作家は地元のイベントに出ながら、都会で行われる大きなイベントにあこがれを抱く。個人主催の募集スペース20といったイベントに参加しつつ、近くの都市で行われるスタジオYOUのおでかけライブを目標にし、おでかけライブに参加しながら、さらに大都市のおでかけライブを目指す。関東で行われているオンリーイベントに出たいなと願いながらも、地方の作家は地元のイベントに参加するのである。
多くの人は「車で行けばいい」だとか「電車で行けばいい」等と感じるかも知れない。しかしそれは地方のイベントを知らない人だからこそ言えることだと私は考える。地方イベントの最大の特徴は、サークル参加者側の年齢の低さだ。私という年齢から見ても、前橋のおでかけライブの参加者平均年齢は十の位が一つ低いだろうし、地元のイベントに出ていたときでも、私は回りより年齢が高かった。
そんなサークル参加者の殆どが中学生という彼らに、車や電車という交通手段が与えられる機会なんて無いのだ。
地方のサークルにとって、都会で行われるイベントは目標とすべき一つの夢舞台であり、その頂点に立つコミックマーケットはまさに聖戦である。
言い換えて、地方のサークルにとって、コミックマーケットは格好の美化の対象になる。自分の参加しているイベントより1000倍のサークルが集まるイベントだ。参加できない人にとってコミックマーケットはまさに夢舞台なのである。
私はコミックマーケットに参加するために5年の月日を費やした。望んで望んで望んで、そしてようやくコミックマーケットにサークル参加するという権利を与えられた。地方のサークルにとってコミックマーケットとはそんな舞台だ。
関東、またはその近郊に住まう交通費の調達が容易な同人作家が、コミックマーケットについてどのような印象を抱いているかは知らない。もしかしたら多くの人が、コミックマーケットは一つのイベントに過ぎず、特に思い入れのないイベントと感じているかも知れないが、そんなことは知らない。
ただ一つ確かなのは、私にとってコミックマーケットは本当の意味で聖戦であり、ただの大規模な同人誌即売会でもなければ、一年のうちの消化イベントや恒例のイベントでもない。夢舞台なのである。
同人活動を初めて5年、私はようやくスタートラインに立った。そう実感できるのがコミックマーケットへの参加なのである。そして、その区切りとなるイベントに、私にとって区切りである同人誌、『ReSin-ens
遼なる風、彩りの音、降りしきる雪』を持ち込む。
多くの人にとってReSin-ensは面白い話ではないだろう。それは私も十分認識している。死に神も陰陽師も超能力も登場する何でも有りの小説だし、今回の大改訂において原作中では明らかになっていない部分も大幅に追加され、ますます混沌とした小説になっている。
だからこそ願う。このReSin-ensという小説は、「鈴響の小説が好き」という理由で買って欲しくはない。ましてや、サークルや作者間で行われる義理購入や、何時も買うからという惰性で買って欲しくもない。
ReSin-ensはただ純粋に、ReSin-ensの持つ世界観や、ReSin-ensが放つメッセージに共感できる人が550円という金額を支払って購入して欲しい本である。言い換えれば、本当に好きな人だけがこの本を手にして欲しい。
これは作者のわがままだ。しかし、同人誌なのだから多少のわがままは許されよ。
身内であっても立ち読みして買うぐらいの気合いが欲しい。さもなければ、貼り付け獄門のうえ、沖ノ鳥島に島流しの刑に処す。
こうすると言い訳っぽく聞こえるのだが、他の同人誌に手を抜いているつもりは全くない。私にとって、手抜きの作品というものは恥ずかしくてイベントにすら持って行けない存在なのである。
増刷が手軽に行えるのにも拘わらず古い本をイベント会場に持ち込まないのは、作品が恥ずかしいと言うよりも、時代背景が大きく変わってしまったり、作中に込めた考え方が今と違ってしまうという面が強い。
また、恥ずかしいとしても、それは技術的な恥ずかしさであり、作品に対して恥ずかしいとは思っていない。過去の作品はいい意味でとても熱い作品だと私自身が感じているのである。
だからこそ、これだけは約束できる。作品は、その作品を書いた当時の全力を注いで書いていると。
予定では取り置きフォームを設置しない予定でしたが、今回のイベントを最後に絶版にする『丘の上の物語』をこのままでは会場に持ち込まないことになってしまうので、そのことを考慮して取り置きフォームを設置します。
ただし、今回は日記の読者限定ということで、日記上でのみ、そのリンク先を紹介するという方法をとります。
取り置きですので予約とは違います。その辺りはリンク先の説明をしっかりと読むことをお勧めします。
締め切りは今月末までとします。それ以降のお申し込みは印刷が間に合うという自信がありませんので。
夏コミ用の『光になりたい』を印刷中の出来事。途中で紙が無くなったので紙を補給して難なく印刷を再開。
三分後。
『用紙が切れました。用紙を補給してください』と、Windowsが報告。
………エラーダイアログの表示を許可している意味が………無い………。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060720/pony.htm
新しいサーバーに移ると同時に、一つのサーバーに全てのファイルを集約したので、サイトに関する細かい情報を手に入れられるようになったのですが、そこで明らかになったことがあります。
地味に、鳥の詩英語版のダウンロード件数が多いのです。
私の目視の限りでは、サイトで公開している音楽の中で一番ダウンロードされています。
音楽ファイルへの直リンクを防ぐと言うこともあって、音楽が置いてあるディレクトリは検索エンジンに引っかからないようにしているので、一旦日記ページが検索で引っかかって、そこから音楽ページに飛んでダウンロードという形が成り立っているようです。
『教えてgoo』での鳥の詩英語版の歌詞に関する質問や、アレンジストリームでの紹介という影響もあるようで、ちまちまと定期的にダウンロードされる傾向があります。
ただ、明らかに前奏で音を外していると分かるので、その点は少し恥ずかしいです(なら直せ)。
一応、サイトの内部では幾つか検索エンジンに登録されないようにしているページがあります。代表的なのは、
といったところ。日記は古いのが恥ずかしいから、用語集はあくまでもサイトの用語集であるから、音楽ページは無用な直リンク防止、という理由が主なところです。
現時点で搬入を予定している部数をお知らせいたします。取り置きの申し込みがあったぶんは、搬入予定部数とは別に搬入します。
タイトル | 最低部数 | 目標部数 |
---|---|---|
恋の from A to Z | 20 | 20 |
光になりたい ~上巻~ | 10 | 15 |
光になりたい ~下巻~ | 10 | 15 |
ReSin-ens 第一巻 | 10 | 20 |
「搬入部数が少ない」とか言わないように。いつもはこの半分でも売り切れることが(以下略)。今回は創作文芸のサークル数が1.5倍ぐらいに膨れあがっているようですので、売り上げも分散するでしょうし。
あと、詩唄いさんが搬入を担当する『巫女のスヽメ』は20部だそうです。
もしかしたら、『光になりたい』については今回の増刷が最後の印刷になるかも知れません。
あってはならない煽りでスタートした夏コミ進捗状況のお話。
項目 | 詳細 | 進捗率 | 前回比 |
---|---|---|---|
新刊 | 原稿 | 100% | ±0 |
校正 | 40% | ±0 | |
書式 | 100% | ±0 | |
表紙 | 100% | ±0 | |
仕上げ | 0% | ±0 | |
印刷 | 0% | ±0 | |
製本 | 紙 | 100% | ±0 |
道具 | 90% | +15 | |
イベント | 道具 | 50% | ±0 |
配布物 | 30% | +20 |
製本に使う道具の発注が完了して、届き次第、道具は全て揃ったことになります。後は印刷ね。
なんだかんだ言って修羅場に伴うインスタント食事生活でしたが、止めました。寿命とか、色々縮みます、あれは。
久しぶりに普通の食材を買いに買い物に行ったのですが、自分が作れる料理とそれに使う材料をすっかりと忘れてしまい、何時もより長いこと店内をグルグルしていました。何とか料理を思い出し、それに必要な材料を買って事なきを得ました。
絵などは数日描くのを止めただけで腕が衰えるなどと言いますが、料理も似たようなものだな、と思いましたね。
あと、以前日記に書いた美味しくないコーヒーを全部飲みきったので、何時もの香味焙煎を買ってきました。いま、ポットのお湯が温まるのを待っています。
ふふふーん。もう気にしないの。
ちょこっと必要になっていたパネルのデータがマスターアップ。A1、2枚分………長い旅だったよ。もうとにかく、メモリにはお疲れ様といいたいところですが、貴方には未だ同人誌という仕事もあるのよ、と死刑宣告。
といいつつ、ReSin-ensの表紙についてはほぼ完成しており、裏表紙もほぼ完成しています。後は遊び紙の方向性が未だに定まっていないのをどうにかして決めないといけませんね。
製本に必要な道具は明日明後日にほぼ全て揃う予定です。今回から色々と変わることが多く、初期投資額が異常に膨れあがりましたが、これからの活動を続けるためにも大事な投資なのです。色々と進化していますので、昔から本を買って下さっている方は、その辺りもお楽しみ頂けると幸いです。本の形態だけを相手にして楽しめるかどうかという問題はともかく。(少なくとも、作者サイドは相当楽しめるのですが。)
調子に乗って最低10部の『光になりたい』の表紙を、15冊分印刷したので、本文も15冊分印刷しなければならなくなりました(笑)。『恋の from
A to Z』の表紙なんて、印刷の練習にと沢山印刷したので、意地でも20冊持って行かなくてはならないのに、これはこれでまた面倒なことを。
初めてダンボール二箱構成になりそうです。いつもはアマゾンのハイテクダンボール一つに同人誌を全て詰め込めるのですが、今回は…二つ必要ですね。
ダンボールについては、悩むまでもなく、ReSin-ensを20冊持ち込む時点で二つ無ければいけないような気もしますが。(ReSin-ensは一冊あたり厚さ1センチ。)
青春=セックス×ロック×パンク
なんでもない。ただ、思いついたことをタイプしただけ。おおよそ今の時代、これに『覚醒剤』とかを含めても問題なさそうな雰囲気ではありますが。
なんだかんだ言って、毎年この時期になるとスクミズネタを取り扱っているような気もしますが。
日の当たる平坦な道を自転車で走っていると、物干し竿に紺色の物体を干している家があったのですよ。ええ………胸の所に、名前を書いた布を縫いつけた正統派スクミズでしたよ。思わず「ちょ…スクミズ!」とか思って、よそ見運転をしていたらそのまま電信柱に―――ということは、小学校の頃にやったことがあるので、今頃になって電柱にぶつかるほど私は成長していないわけではありませんよと、小一時間。
ちなみに、二着干してありました。
時代はセパレートタイプになりつつありますが、やはりスクミズはGJだと思うのですよ。
あと、googleのイメージ検索で、スクミズを検索すると、時々とんでもないものにぶち当たるので、個人的にはお勧めしておりません。
―――と書いておくと、気になる人が続出して思わず検索してしまって、精神ブラクラにはまって夏コミの原稿に手が付けられなくなって、新刊を落とすという展開が待っているかも(w 。
ちょっと最近UDがだれ気味ですよね。いっそのこと、3人でチーム希望風を作って超高速で他のチームを追い抜いていくという展開になれば面白そうな雰囲気ですが。
ちなみに、サブマシンは三度電源ファンが壊れたので只今休憩中ですの。
夏コミの原稿が間に合わない、というワクワクではありません。あれはハラハラです。
ちょっと小規模な発表会があるのですが、最終リハーサルが13時からなのです。そして、今の時刻が9時30分。余裕があるようでいて無い、それが鈴響雪冬の日常生活。何よりもまず、着ていく服がない。
フォーマルな服装をお願いします、と突然言われましても、ブラックフォーマル…つまりは礼服は実家なんですよね。「どのぐらいフォーマルなんですか?」と尋ねたら、「クラシックが聴けるぐらい」とか言われました。クラシックって…貴方…。(最後に聞きに行ったときはもの凄い私服だったなあ…。)
ということで仕方が無く、昔使ったスーツを引っ張り出してきたわけですが、ワイシャツが長袖しかないというクォリティー。しかも、この長袖ワイシャツ。裸ワイシャツのシチュエーションを再現するためだけに実家から持ってきたという不純な動機で手元にあるのです。
このクールビズ全盛期、梅雨の晴れ間といって予想最高気温30度という日に、わざわざ長袖を着て出掛ける人は何か事情があるとか、長袖大好きぐらいの人しか思い浮かびません。少なくとも、半袖がないとか、言い訳にならない…というよりも、生命の危険をかけて言い訳にしたくないです。
………買ってくるのか…今日のためだけに………。
同じ県にお住まいの方。テレビに映ったら、その時はよろしく(何を 。
プレゼン終了、と。結局、金銭的な都合と、常識的な判断によって、長袖のワイシャツで逝ってきました。でも、ただのワイシャツだとつまらないので、夏真っ盛りな気温のなか、オレンジ色のワイシャツで暑苦しさを演出してきました。みんな白だったから目立ったよ(ぉ 。
アメリカ大統領選挙なんかは、演説の時のネクタイの色で表の数パーセントが動くからと、服装にはもの凄くチェックを入れているようですが、今回はそんなわけでもなく。私服からスーツまで、まさに学生らしさの象徴である『自由』が上手く表現できた発表会だったような気もします。
とりあえず、自己満足バロメーターが最大値を軽く3*10^18ぐらいオーバーしていますので、自慢話になりそうな気配。
でも、たぶん今の私なら、小一時間制作秘話を話せるぐらいテンションが高いので、日記ではこの辺で遠慮しておきます。
ああ…今年度に入ってから一度も寝ることがなかった水曜日~木曜日にかけての夜でしたけど、ようやく………眠れるよ…。やばい。NANA見終わった後に眠れることが快感だなんて………。
ブックマークを整理しているとき、久しぶりに『同人』フォルダの『活動』フォルダを展開し、今までに携わってきたCDやらゲームといった企画の関係者のサイトをひたすら辿ってみました。そしたら、その殆どが閉鎖していました。
ウェブサイトは3ヶ月目と1年目、3年目に分かれ道が訪れるなどと、インターネット上ではまことしやかに語られていますが、まんざらそれも嘘でない様子。そう言った状況を見据えると、気が付けばもうすぐ5周年を迎えるこのサイトも中々しぶといかなと感じます。世の中には10年以上サイトを運営したり、2000日以上日記を連載しているサイト(いずれも、ブックマークに登録してあるサイトの実例)があるわけですから、私のサイトなんて言うのは、3ヶ月、1年、3年という試練を乗り切っただけに過ぎないサイトになるでしょう。
それでもまあ、まもなく迎える5周年には誇りを持てますが。
閑話休題。
ブックマークの整理をすると、意外と沢山のサイトが知らない間に閉鎖しているもので、驚いてしまいます。私が見ている中では、ブログとネット声優のサイトがサイトを閉鎖する傾向が強いような気がします。ただ単に、私のブックマークの運が悪いだけだとは思いますが。
継続は力ななり、とは言いますが、サイト運営を長い間続けられる管理人には尊敬します。
タイトルは、私が今までに何らかの形で関わった同人ゲームです。BGMや音声の収録(あくまで収録で、声の提供ではありません)、SEの提供など、音に関することが全てです。
0本。
これは、その7本のうち、最終的に完成し、イベントへの持ち込みが完了した作品数です。実に、100%の確率で私が参加した同人ゲームというのは失敗に至っています。
ReSin-ensを含め、そのような経験をしてくると、同人ゲームが失敗する理由の傾向が段々と見えてきます。そこで、それらを簡単にまとめてみました。
メンバーを外部から募集した時にこの傾向が強くなると思います。リーダーにもの凄くやる気があっても、それに従うメンバーのやる気が低ければ、ゲームを完成させることなんて出来ません。
典型的な事例だと思います。リーダーが全ての情報を知っているのに、メンバー全体ではその情報が共有されていないため、万が一リーダーが体調を崩した場合に、全ての作業がストップするという減少です。
つまり、リーダーだけが舞い上がって色々頭の中でやりたいことを定めていても、メンバーまでそれが伝わっていないという事です。温度差とも多少繋がりがあるかと思います。
リーダを含め、メンバーの誰か一人が失踪して、それをきっかけに企画がストップ、その後、立ち消えになる現象です。私が携わった中ではこのパターンが一番多かったです。
足並みが揃わない、という表現が似ているかも知れません。この理由と1の理由が複合したのが、ReSin-ensの失敗要因だと私は考えています。
とまあ、幾つか書き出してみました。大体の場合、これらの要素が組み合わさって、企画の立ち消えという展開になります。ただ、ある場合において、一つの共通点が見られますので、それを紹介したいと思います。
メンバーを公募した場合において、メンバーの募集を早期にしすぎた場合。
このような場合、すぐに失敗してしまう傾向が強いと私は感じています。つまり、募集者、すなわち、ゲームの企画者が、端から他の人の力を借りようと考えている場合です。
一時期、このサイトの自己紹介のページに、同人活動への参加を依頼する場合の注意事項を記述していたときがありまして、そこに、「あらかじめ全体の進行が決まっており、ある程度終わりが見えている状態になってから依頼するようにしてください」と記述していたときがあります。
これは、私自身の経験も含め、ゴールが見えない状態でメンバーを募集すると失敗が目に見えているという考えがあるからです。
つまり、簡単に説明すると以下のようになります。
流れが見える形に書き出すと、このようになります。
つまり、外部の人に作業を依頼する場合、それ相応の土台が整った状態で作業を依頼しないと痛い目に遭う、という事です。
これは私がReSin-ensに関わっていたときに経験していたときのことですが、ゲーム制作の実績がないサークルに臨時メンバーとして参加するのには判断材料があまりに少なすぎる、といわれたことに起因します。
つまり、外部から集まるメンバーというのは、その企画に自分が力を貸すだけの効果があるかどうかを何かによって判断しなければならないのですが、企画への理解がないと参加することに躊躇してしまう、ということです。
単純に言えば、過去の制作実績があるか、ある程度完成が見えている状態でメンバーを募集しないと、募集される側は非常に困ってしまうのだよ、ということです。
ちなみに、ReSin-ensの時は、プレーンテキストで10KBになる『企画書』を制作し、スタッフページ(スタッフのみ閲覧できるウェブサイト)に公開していました。これによって、少しでも企画者の意図がメンバー全員に伝わるようにしようとしました。
結局、努力虚しく、企画は立ち消えになったわけですが。
閑話休題。
ゲーム制作や合同誌を含め、複数人で一つの作品を作り上げるときに、大事な要素になるのが『金銭』と『情報伝達手段』だと思います。特に前者は、後々骨肉の争いになることが多いとか(私は前者については、完成すらしたことがないので経験がありません)。
まずは、情報をメンバー全員が共有する。その上で、メンバー全員が一つの目標に向かって足並みを揃えていく。こういった事が、同人ゲームが完成まで向かう一つのコツであることは間違いないでしょう。
ちなみに、普段は集まることがない人達が集まって、一つの作品を作り上げる、という形で参加した同人関連で、最後まで成功したのは、
以上、4作のみです。
参加作品数はそれなりにあるはずですが、最後まで達成できたのはこの4作品だけだと記憶しています。たぶん、確率的には2割程度。
うーん………複数人で作品を作るということはとても難しいことですね。
あっ、そうそう。同人ゲームが企画倒れになる理由として、最近増えてきたのが、リーダーがネトゲーにはまってどうしようもなくなるというパターンです。過去3作がそれによって企画倒れしました。「最近忙しい」って、貴方それ、仮想現実の世界の話ですからぁ! 残念!(ぉ
同人活動をするには沢山の道具が必要になります。私の場合ももちろん当てはまりますが、多くの場合、三つに大別できるかと思います。
原稿を入力するパソコンや、シャープペンシルや消しゴム、下敷きに至るまで、原稿を執筆するときに使う道具です。
印刷所を使う場合はともかく、多くの同人作家はコピー本から始めたかと思います。プリンターや印刷用紙、それらを綴じる為のノリや製本テープホッチキスなどが含まれます。
本を包むための袋や、スペースを飾り付けるための布まで、イベント参加するときに必要になる道具のことです。
まあ、同人活動にはこのように沢山の道具が必要なのですが、最低限、紙とインク、ホッチキスさえあれば、同人活動は今すぐにでも始められます。別に原稿をパソコンで打ち出す必要もありません。紙にインクで書いたのをコピーしてホッチキスレで綴じれば、体裁はどうあれ、それは立派な同人誌です。
やろうと思えば誰でも出来る。それが同人活動です。紙とインクとホッチキスなんて、小学生のお小遣いでも買いそろえられるわけですから、「同人活動なんてやったことがないから分からないよ」なんて言う人は、人間として偽者です。1000もあれば同人活動なんて始められます。
とは言いつつも、活動歴が長くなってくると、段々と色々なことに手を染めたくなるのも事実で、オフセット印刷を主流にしている人も、時々やたらと手をかけた手作り同人誌(いわゆる自宅製本同人誌)を作りたくなるようです。
今回は、そんな自宅製本同人誌に使う道具の話。
まずは、雪待終夜の同人誌作りになくてはならないメンバーの一部を紹介します。
今回はホッチキスを重点的に取り上げてみましたので、まずはホッチキスから。
ホッチキス本体から針を含めて、全てMAX社に統一しています。とにかく、耐久性に優れていますし、針の先端部分の加工も素晴らしいものがありまして、分厚い本にも針が「スルッ」と入る感覚があります。
今現在、雪待終夜では3種類のホッチキス本体、4種類の針を使用して同人誌を作っています。一つ、灰色のおっきいのがありますが、これが雪待終夜にとって二番目の設備投資です。雪解け水時代は、水色の中型ホッチキスで事足りていたのですが、ReSin-ensを製本するに当たって、大型ホッチキスが必要になってしまったので購入しました。
正直なところ、これほど厚い本になると、自宅製本であってもホットメルト(グルーガン)を使って、のり付け製本(無線綴じ)をするのが普通なのですが、面倒くさがりな私はホッチキスで綴じてしまおうと考えています。コピー用紙で170枚まで綴じられる素晴らしい味方です。
ホッチキスの針は先ほど紹介したようにMAX社で統一してあります。百均の針やPLUSの針は間違っても使えません。ホッチキスの針へのこだわりは、コピー本を作っている同人作家なら誰でもあるかと思います。
一番小さい針は、標準的な針で、どこの家庭にでもあると思います。足の長さは5ミリで、およそコピー用紙15枚程度を綴じることが出来ます。『光になりたい』や『アクロス・ザ・タイム』で活躍したのは、10ミリの針で、コピー用紙換算で70枚綴じられます。
今回から新兵器として導入した7ミリの針は、コピー用紙換算で30枚綴じることが出来ます。これは今現在、『恋の from A to Z』に使っています。なお、5ミリの針では製本時に失敗する確率が高いため、今後は一番薄い本でも7ミリの針を使用することになりそうです。
もう一つ、今回から新兵器として導入した17ミリの針は、コピー用紙換算で170枚綴じられます。ここまでくると、もはや凶器ですね。もちろん、『ReSin-ens』に使われることになります。というよりも、専ら『ReSin-ens』専用?
B5の同人誌から徐々にA5に移行するに当たって、厚さが増すわけですから、ホッチキスも次第に大規模になっていきます。
でもまあ、創作文芸的なディファクトスタンダードで物事を語ると、やはり無線綴じなんですよね、普通。
本邦初公開です。仲間内でも、これを使って製本している人が居ないので余り表に出したくはないのですが、写真に写してしまったのでついでに紹介してしまいます。
製本するに当たって大事なことは、紙を揃えることと、揃えた紙をずらすことなく製本することです。このとき、揃えるのは、音通りトントンとすれば揃うのですが、揃えた紙をずらすことなく製本することは難易度の高い作業です。
そこで私はクリップを利用して、一度揃えた紙をクリップで固定し、その上でホッチキスを使って製本しています。(無線綴じなんかでは複数冊を一度にのり付けするので、凧糸で固定する場合もあるようですね。)
このクリップのおかげで、端が揃った同人誌を作ることが出来るのです。
ちなみに、あらかじめ端を揃えておくと、化粧裁ちが必要なくなるので、作業工程を一つ省くことが出来るので、非常に便利です。
ホッチキスでの製本、すなわち、平綴じ(針金綴じ)においては、ホッチキスの処理が大切です。フラットクランチホッチキスといった、針が平らに綴じられるホッチキスを使っている場合は問題になりませんが、普通のホッチキスの場合、綴じた後、裏面が山のように盛り上がってしまします。
これをペンチで一つひとつ丁寧に潰していくのです。こうすることで、本棚に並べたとき、他の本を傷める心配もありませんからね。
なお、ホッチキス製本の時は、他の本を傷つけないために製本テープを利用してホッチキスを包むのが、マナーだと思います。
この、ホッチキスの針をきちんと処理しているかどうかで、製本をしている人の同人誌への考え方が現れてしまうから怖いものです。
自宅製本同人誌を購入するときは、このホッチキスの後処理も一つの目安になるかも知れませんね。
ちなみに、後処理がされていない本は、自宅に持ち帰った後真っ先に、自分で後処理をして本棚にしまうのも、買い手の一般的なマナーかも知れません(笑)。
次回は、カッターについて………紹介するかも知れません。
夏コミ関連の製本に関する道具が全て揃いました。文字通り全てです。後は製本作業によって消費される消耗品を随時買いに走るだけという流れです。
あとは………スペースのディスプレイが………とてもネック。
本文よりも、装幀関連の制作日記が続きますが、今回も装幀。
本扉(中扉)………完成しました!
ただでさえ、別の意味でマニアックな本なので、初めて私のサークルの本を買う人はまず買わないでしょうから、常連さんが、「お、何時もと違うじゃん」と思ってくれるような本作りになっています。表紙のテイストなんかは何時もと全く同じですけど、中身は何時もと少し違う作りになっています。
本文の方は、文章構成が今現在120ページまで進行しています。今日中に200ページまで達成させて、二・三日でそれを原稿に全て反映、という妄想(w 。
では、久しぶりに本文を引用したいと思います。殆ど完成したも同然の原稿から引用するので、ReSin-ensの雰囲気をより明確に味わっていただくことが出来るかと思います。
「ただいま」と言う声に返ってくる言葉はなく、ただ、静かな黒が広がっている。廊下の電気を付け、居間に入ると、外と同じぐらいまで冷え切った空気が俺を替わりに出迎えてくれた。電気を付けながら足でストーブのスイッチを押す。冷蔵庫のモーター音に近い音がストーブから鳴り、始動を教えてくれる。
「時間がかかるんだよなあ…」
時計を見ると既に時刻は九時過ぎ。部屋が暖まるまでは動きたくないし、かといってそこからご飯を作り始めるとなると、食べ終わるのは十一時になるだろうか。そして風呂の支度をして、明日の用意………考えただけでもテンションが下がる。
「どうすっかな」
ストーブを付けっぱなしにして、その間にそこか外でご飯を食べてしまおうか。それこそ、Everydayが開いている。その時、腕を中心にして体中の筋肉が一瞬震え、指先から足先まで毛穴がぎゅっと締まる感覚に襲われた。
「行くか」
立ったまましばらく思案を巡らせ一つの答えに辿り着いた俺は、かごに道具を詰め込むと制服のまま家を出た。
「こんばんは」
「いらっしゃい」
「寒いな」
「そうだな。ん? 学校帰りか?」
きりのいいところまで読み進めたのだろうか、七夏はようやく目を本から外し、俺を見上げた。
「いや、家には戻ったんだが、ストーブをつけていなかったからな」
「そうか」
「じゃ」
「ああ」
世話に砕けた話をしながら、二二〇円を領収皿に置いてもなお本を読みながら応対する無愛想な番台に別れを告げ、のれんをくぐる。目の前に広がった相変わらずの閑散具合に俺は思わず溜め息が出た。教室より少し広いぐらいの脱衣所に、ガラス扉の向こうにあるそれより少し広めの浴場。その中に、俺以外の人は誰もいなかった。
広い浴場に一人というくつろぎタイムを営業時間ぎりぎりまで満喫し、ドライヤーでしっかり髪を乾かしてからのれんをくぐる。
「体、温まったよ」
「沸かし湯じゃないから当たり前だ。それに、それが商売だからな」
今は使われていない昔ながらの番台ではなく、受け付けとも言っていい場所にその身を据える七夏が口元にしわを寄せながら言う。
「お前が直接お湯を温めているわけじゃないだろ」
番台の正面に移動すると、手に持っていたはずの一冊の本が閉じられた状態で置いてあった。革製だろうか、茶色い無光沢のカバーが掛かっていて、タイトルは分からない。栞の紐が本の真ん中当たりから元気良く飛び出ていた。
「その場所を提供するのが、商売だ」
「言われてみれば、そうだな」
「だろ?」
「ああ。じゃ、また来るよ」
「ん」
相変わらず素っ気ない七夏の返事に見送られ、俺は水明温泉を後にした。
中に入ると昼時という事もあり席は殆ど埋まっていて、用意された名前を書く欄には三組ほどの先客がある。そこに続けて俺は自分の名前と、一人という人数を記した。思えば、ファミレスに一人で来るというのは意外と恥ずかしい。自分の前の人は全て四人以上だった。店員が名簿を回収すると、すぐに俺の名前を呼んだ。
「三人席でよろしければ直ぐにご案内できますがよろしいですか?」
多少なりとも自分より先に待っていた人に申し訳ないと思いつつ、俺は店員に了解の旨を伝えると、店員の後をついて行った。
席に着いて渡されたメニューを開くと、すぐにコーヒーの欄に目がいく。ストレートからブレンドまで十数種類が並び、特にブレンドコーヒーには〈朝焼けブレンド〉等と少しひねりが加わった名前が付けられている。もちろん、味とはあまり関係がないのだろうが、簡単なブレンド比率や味の説明があるのはわかりやすくていい。一般的に日本で好まれる、甘みを強調し苦みを抑えたブレンドが多いが、水出しコーヒーなんかもあるところを見ると、なかなか本格的だ。俺はその中からトラジャカロシを中心にした〈夕焼けブレンド〉と、ムール貝のクリームスパゲティを注文した。
ざっと店内を見渡すと、その多くは家族連れだ。だがそれは四人席であって、二人席はカップルと思われる男女が殆どを占めていた。女の店員は忙しそうにフロアを行き来し、幾つもの食べ物を運んでいる。
「場違いかな…」
コーヒーに力を入れているとはいえ、興味本位で昼間に来るのは少しばかり賑やかすぎてあまりよくない。マスターの店の優しいJAZZが流れる雰囲気になれていると、やはり賑やかに感じてしまう。二十四時間営業というなら、夜、外に出た時に寄ってみると俺には丁度いいのかもしれない。
視線を待合いスペースにもどすと、空席待ちの人が更に増えている。そして、その中には見知った顔が合った。一目見た時から小さいという印象があった遼風さんだ。友達と来たのだろうか、もう一人の人となにやら楽しそうに話している。こちらには背を向けているからよく確認は出来ないが、後ろ姿を見る限りでは女の人のようだった。そんな二人を裏切るかのように店員が四人のお客さんを先に案内していく。四人席に二人の客を座らせたくないだろうし、二人席は空気の読めないバカップルで埋まっていて何時までも空きそうにない。
俺の頼んだ食べ物がテーブルに置かれ、半分まで食べても、遼風さん達はまだ待合いスペースにいた。二人の後に入ってきた四人のお客さんはもう既に席に案内されている。
ふ、と、もう一人の人と話をしていた遼風さんと目線が重なった。小さく会釈をした彼女につられて俺も会釈をする。席が空けばあの二人はその席に座ることになるんだろうけど…それは何時になることか。
もう一度店内の様子を目で追いかけると、テーブルの上に置かれたコーヒーを一口口に含み、ゆっくりと飲み込んだ。トラジャ特有の豊かな薫りと深みのあるコクに適度な酸味を加えた飲みやすいブレンドだった。
ReSin-ensの読み方は用語集にもあるとおり「リサイエンス」ですが、少しばかり期待しているのが、この「リサイエンス」のイントネーションです。もちろん、原作者である私や詩唄いさんは公式とも言えるイントネーションを知っていますが、他の殆どの読者はこの「リサイエンス」の正確なイントネーションを知らないはずです。
「リ・サイエンス」なのか「リサイ・エンス」なのか、はたまた別の読み方なのか………それらの発音方法は全て読者の想像にゆだねられています。貴方の発音方法は正解か、それとも違うのか………それが明らかになるのが夏コミです(答えが分かるまで3年もかかった遠大なクイズ!?)。
ちなみに、アルファベットでみると、『ReSin-ens』ですから、「リ」と「サイン」と「エンス」の頭がそれぞれ強く発音されそうなイメージがありますね。それが正解かどうかは、コミケまでのお楽しみですが。
今日は『ReSin-ens』づくし!
居元直哉といえば、コーヒーですが、冊子版でももちろんそれは同じ。少なくとも、私の描くReSin-ensは、ますます物語中のコーヒー含有率が高くなっています。
一応、2年前からコーヒーについての本は2冊ほど購入していて、その本による知識や、普段私が飲んでいる事による体験が、ReSin-ensには反映されています。
居元直哉がコーヒー好き、ということは、物語中にコーヒーを出さない訳にはいかないですし、その居元直哉視点で物語を描くのだとしたら、間違った描写は出来ないはずです。つまり、居元直哉の持つ知識レベルまで自分の知識を高めないといけないのです。
ただし、居元直哉はテストの順位がクラス内で1桁だからお前も一桁になれよ、なんて言わないように。もう、高校生じゃないし♪
来月には、2.0がリリースという話がある中でも、めげずに脆弱性の修正。開発チームは頑張っていますね。
なお、Firefox 1.5.0.5と同様の修正が施されたSeaMonkey 1.0.3も同日リリースされたようです。私は今現在ダウンロード中。
それにしても、自動アップデート機能がついてからFirefoxのバージョンアップは本当に楽になりました。ただ、自動アップデートは一度に殆どのFirefoxを窮地に陥れる可能性もありますから、配布する前のチェックはしっかりしなければなりませんね。
さもなくば、いつぞやのウイルスバスターになってしまいますし。
whitesnowサーバーのファイルを殆ど全て削除しました。さようなら、パルフェネット。
テレビを見ていて思い出しました。
つい先日まで、グーグルアースで閲覧できる衛星画像において、東京ビックサイト周辺の写真がコミケ当日を映していた件について。
気が付いたら写真が更新されていて、もう、あのころの感動をお伝えできなくなってしまいました。
中々ヘビーな問題に土曜日の午後から尽きっきりでチャレンジしていたわけですが、解き終わった時には日付が変わっていました。それでいて、あっているかどうか全く自信がないというオチ。
悔しいので、これから一時間、『光になりたい』を印刷してやる!
この項目は、TVアニメ『うたわれるもの』の考察で、もしかしたら、ストーリーの核心をついてしまうかも知れません。それでもよければどうぞ。
たぶん『うたわれるもの』についての考察も3回目ぐらいになりました。
ずいぶんと前から気になっているこのタイトル、『うたわれるもの』。発音的に見れば、『歌われる者』なわけですが、この「歌われる」がどういう意味なのか。
もちろんこれは、日本語が分かる方なら簡単で、「歌う」の受動系です。つまり、第三者によってある事柄が歌われているわけですね。で、この「もの」が「者」だとしたら、それは人に対することになるはずです。
そもそも、『街』と『町』と『まち』のそれぞれの意味が違うように、漢字と平仮名では意味が大きく異なりますし、漢字に出来る文字列があえて平仮名になっているのなら、それは意図的であると解釈するべきです。少なくとも、書き手ならそう見るべきです。
これらのことを考慮した場合、『うたわれるもの』は、何らかの事情があって平仮名のタイトルにされていると疑わざるを得なくなります。では、元の字はいったい何なのか。
先ほど私は便宜的に『歌われる者』としたわけですが、「第三者によって語られる」ということを考えると、普通は「謡われる」を使うべきだと思います。つまり、『うたわれるもの』というタイトルは、本来『謡われる者』であると考えられます。
この「謡われる」には、「語り継がれる」という意味がありますから、過去があって今日があるという解釈をするべきでしょう。これについてはまた後ほど。
では、この「謡われる」人は一体誰なのでしょうか。それはもちろん、自然的な解釈をすると「ハクオロ」になるべきです。ということは、文字列「謡われる者」の全体がハクオロに係っているというわけですね。で、この事を隠すために、平仮名にしてある、と。
さて、「謡われる」ということは、語り継がれるという意味になるとは先ほど述べたとおりですが、語り継がれるためにはそれなりの行動をした経緯が必要です。人が語られるためには、釈迦のような行いや、豊臣秀吉のような功績が必要なのです。
語り継がれる人物がハクオロだとしたら、将来的にハクオロが全国を統一して素晴らしい政をしたために、後世において語られるようになった、と考えることも出来ますが、ここで私はあえて逆を行くわけです。
ハクオロは物語に登場するそれ以前までの記憶がありません。つまり、ハクオロ自身の目で物語を追っていった場合、過去の自分の業績については知らないわけですから、何かをやらかしていても知らないわけです。
ということは、一般的な解釈で言う
「ハクオロは今後、善政を敷き人々に慕われたため語り継がれている」=「うたわれるもの」
の他にも、
「ハクオロは過去に何らかの行動を起こし、それが語り継がれている」=「うたわれるもの」
という解釈が成り立つわけです。
しかも、記憶を失っている、ということは確実に何かの伏線ですから、そのことを考えると、後者の方が当てはまりが良いようにも思えます。
この辺りは考察が曖昧ですが、ハクオロの過去の行動は何らかの形で語り継がれている、または、将来的に語り継がれる可能性のある人物だ、ということになります。
建築物の特徴は殆どそのまま日本建築に当てはまりますが、作中に登場する規模ほどの日本建築は過去にそれほど例がありません。それこそ、出雲大社なんかは最近の研究で、建てられた頃は高さ数十メートルの高さがあった、等と判明しましたが、それほど大規模な建築は日本の建築史でも極めて希と言わざるを得ません。
仮に『うたわれるもの』が、古い時代の日本をモチーフにしたファンタジー作品なら、対象となった日本よりも技術的に優れているはずです。しかし、その割には、戦に関しては攻め入る道具があまりにも古典的すぎますし、農耕具もそれほど発展しているようには見えません。
建築技術だけ異様に発展しているのに、他の工作物の技術力が低いというこの辺りのずれが妙に気になります。
確かに日本の建築技術は早熟で、ヨーロッパで19世紀以降に発展したいわゆる『近代建築』と同じ手法を、平安時代ぐらいから平気でやってのけているわけで、建築だけ異様に発展しているということもこの辺りから説明が出来ないというわけではありませんが………。
む…ということは、そう言ったことを考慮しても、『うたわれるもの』が、日本をモチーフにしている可能性は高いと言えますね。衣装も全体的に、アイヌ民族の衣装に近い雰囲気がありますし。
そう言えば、地獄の概念もありますね。ということは仏教かキリスト教も絡んでくるのか………。仏教の概念が混ざっているとなると、輪廻の概念もある可能性があるわけですね。
なんか、登場人物の種族とか、位置関係とか技術力を見ていると、『漂流教室』とか『猿の惑星』とか、はたまた『風の谷のナウシカ』といった辺りの世界観も絡んできそうな雰囲気。
む…アニメ版オープニングテーマの、『夢想歌』の作詞者って、須谷尚子氏なのですね。Leaf作品には無くてなはならない作詞者が作詞をしているということは、夢想歌の歌詞も、謎を紐解くヒントになる、ということですね。
じゃあ、次回は歌詞を元に考察をしてみましょうか。
正直、スタジオジブリの作品でまともに見られると思っているのは、年代別に並べれば『耳をすませば』までで、それ以降の作品は見たいと思えません。
大作化していく毎につまらなくなる某四角いエニックスの二大巨頭作品のような末路を、スタジオジブリが歩んでいるといえるかもしれません。もっとも、今のジブリに、存続を応援したいと思えるだけの魅力はほとんど無いのですが。
さて、新作『ゲド戦記』ですが、今作は前作にもまして見る予定はありません。もしかしたら本格的にテレビ放送待ちかも知れません。つまりまあ、通常の入場料、2000円や、レイトショー料金1200円すら払う価値も見出せない、ということ。ましてやレンタルなんていう選択肢はまずあり得ないでしょう。
理由としては多々あるのですが、まず、二世監督って何よ、という反感。
監督一つで物語は大きく変わるのは周知のこと。二軍とまで言われた野球チームが監督一人で優勝できるまでになるわけですから、監督の力はやはり大きいわけです。そこに、今までアニメの制作現場に携わったこともない人が参加するわけですから、それもどうかと。
確かに、時代背景を考えれば、そろそろスタジオジブリは宮崎駿路線を脱出するべきではあります。引退宣言をした割には、それを撤回してまでずるずると作品に関わり、前作『ハウルの動く城』では監督までやっています。撤回した理由の一つにアカデミー賞での受賞を逃した、というものがあるわけですが、千と千尋で達成しましたよね宮崎駿さん。
結局これは、宮崎駿というネームバリューを無くしては語れない程までに、スタジオジブリ=宮崎駿という構図が完成してしまったために、逃れられなかった、とも言えるでしょう。同じジブリの高畑氏が可哀想です。
ただ、だからといって、宮崎駿氏自身が反対したのにもかかわらず宮崎吾郎氏が監督を努めてしまったのはやはり大問題。せめて監督補助として一作品でも作品に関わってから監督として起用するべきだったと、言わざるを得ません。
というか、アニメ制作に参加したこともないど素人が監督になるなんていうのは、親の七光り以外に何が考えられるというのか。
今のようにジブリが有名でなかったら、『海がきこえる』のような、(若手育成のために)若手だけを使った実験的作品も作れただろうに、等と考えてしまいます。
さて、多くの執筆者の悩みの種、テスト期間中の日記。簡単にテストの内容に触れてもそれはそれでいいのでしょうけど、それだとやはり読者は面白くない。いっそのこと、珍回答をスキャナで読み取ってアップするぐらいの気合いが必要ですが、いくら何でも、単位がかかってるテストでわざと珍回答を作ってアップする勇気は私にはありません。
愛と勇気の他にも、臆病とか煩悩も友達の鈴響雪冬です、こんばんは。
校風や専攻教科という要素もあり、絶対的に制作課題数が多い私の学校。数学を除く、一般的教科のテストぐらいだったら、当日数時間勉強するだけで得点も申し分ないのですが、課題制作はそうもいきません。最低でも3日程度の徹夜が必要になります。
この課題、あと一つ残っていて、それがまた他学科の科目な訳です。一応、建設の科目なので、多少なりとも建築と似ている部分があるのですが、それはそれ。建設は建築よりもさらに規模が大きいので、普段から使う図面も、1:2500というサイズ。このスケールになれていない私は図面を読み取るだけでも一苦労だったりします。この辺は、慣れ、というのが大きいことが分かりますね。
1:100程度の図面なら、最もよく使う縮尺なのですぐに現実のサイズをイメージできるのですが、1:2500となると、1ミリが2500ミリになるのは想像できません。
とまあ、そんな愚痴をこぼしながらも、地道にテスト勉強と課題制作とレポート制作をちまちまとやっている自分は、「真面目」というよりは「物事を投げ出す勇気がない」とラベリングされるのかな、と何時も自問自答しています。