2005年12月の日記 -2冊目-

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2005年12月11日 (日曜日)

巫女のススメ

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察 in 同人

進捗率グラフ (1時26分現在)
課題 項目 進捗率
巫女本 草案 100%
原稿 100%
校正 0%
恋の from A to Z 原稿 100%
冊子 70%
表紙 0%
設計4(エスキス) 理想 90%
現実 1%
運命 そんなもので割り切れるかー!

 巫女本の原稿、とりあえず、完成です。ちょっと外に出て頭を冷やしてきた後は、文章校正を始めたいと思います。書き上げた直後というのはどうしても達成感で舞い上がってしまいますからね。
 とりあえず、今現在は、22000文字、原稿用紙66枚と言ったところ。実質三日で良くここまで書いたよ、自分。まさに、『4枚の読書感想文より40枚の小説』という感じです。その分、設計は進んでいないけどね(苦笑)。

【雪冬】 「パディングがもう寝ちゃってるから、ちょっと買い物に行ってくるね。」
【みいな】 「分かりました。何時ものお店で、アイスを買ってくるのですね?」
【雪冬】 「うん。」
【みいな】 「気をつけて行ってらっしゃいませ。」
【雪冬】 「いってきます。」

 修羅場の夜長に、ampmのアイス。これがもはや定石となってしまいました。

やっぱり神社だね

 今回の巫女本は、ちょっと宗教について真面目に考えてみました。私の作品で社会問題を取り上げた作品というのは短編を含めてもほとんど無いので、ちょっと珍しい作品かも知れません。この話の中では、私なりの神社に対する考え方もちょくちょく出てきています。
 宗教の話は国によってはかなり禁句としている所もありますが、日本の場合、宗教が既に文化レベルになってしまっているので、宗教について議論すること自体が珍しいでしょう。如何せん、クリスマスを祝って、元旦を迎えて、と言った国ですからね。
 とまあ、そんな状況も手伝って、好き勝手書かせていただきました。以下、適当に抜粋。

「あの…話とは関係ないんですけど…一つだけ、聞きたいことがあるんです」
「なんですか」
 聞きたいことがあった。ずっと昔から。いや、今回の事を通して更に聞きたくなっていた。俺が神を信じなくなった理由………神は平等なのかという疑問。
「神は…平等なのでしょうか。私の恋人は昔から体が弱く、色々と制限されて生きてきました。なのにも拘わらず、健康のことを気にしなくても元気に生きていける人もこの世には沢山います。何故彼女だけ、弱い体を持って生まれてきたのですか。神は、平等では無いのですか」
「天は二物を与えず。きっと、その人は、弱い体を授かった替わりに、別の物を得ているのでしょう。その才能が花開いたとき、彼女は他の人と平等になるはずですよ。人生、悪いことと良いことは最終的に足してゼロになりますから」
 そう言って男は目を細めた。彼が言うことは、万物の摂理ではないだろうし、きっと自分の憶測だろう。だが、それでも、俺を納得させるには十分だった。咲美は素晴らしい力を持っている。それは、プレゼンテーションの時に嫌でも見せつけられるほどの力だ。

作品で世の中を批判 (04:11)

 芸術作品を通して世の中を批判するという手法は昔から良くとられてきました。ノストラダムスの予言も、暗号を解読すれば当時の制作批判になる、と言う説があるぐらいですし、もっと確実なところで言えば、ゲルニカなどは、完全に当時の政治を批判した絵画芸術ですよね。
 で、私もやってみた。

 巫女は俺に目を見据えたままでそう答えた。身長は明らかに俺よりも小さい。丁度、一五〇ぐらいだろう。アルバイトと言うぐらいなのだから高校生以上だろうが、幼さの残る顔立ちや、その身長からはどうにも高校生には見えない。
 だが、その外見にもかかわらず雰囲気だけは、髪を茶色に染め「カッタルゥーイ」と言いながら真夜中に都会をうろちょろする腐った女子高生とは一線も二線を画していた。そんな姿を見せられると、俺も口を開かないわけにはいけない。

 毒舌最高♪

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察 in 同人

進捗率グラフ (6時12分現在)
課題 項目 進捗率
巫女本 草案 100%
原稿 100%
校正 100%
仕上 0%

 只今、午前6時12分。書き上げた原稿を全て読み返して、読みやすくしたり、誤字脱字を修正すると言った微調整が終了しました。後は仕上げ、を残すあまりです。とりあえず、眠いので寝ることにしましょう。
 一回目を書き上げたとき、シナリオを本当に変更して良かったのかな(採用原稿の他にもう一つシナリオがあった)を感じたのですが、読み返してみて案外と悪くないので、ちょっと安心。超理論派の巫女というのも面白いかも知れません。それ故、対象年齢はちょっと高めですけど。萌は詩唄いさんにバトンを渡すことにします(笑)。
 とりあえず、好き嫌いがある作品になりましたけど、それが私の作風です。万人受けするシナリオなんて書きませんからね、私。

 ではでは、おやすみなさいませ。

一斉買い出し (13:27)

 課題と同人活動で使うプリンターのインク、印刷用の用紙、模型製作用の各種道具、および、来週火曜日までの兵糧………一斉買い出し完了。結局、買い物だけで三時間ぐらいかかりました。今日だけで、15キロぐらいは走ったような気がします。昔は、一日40キロとか平気で走っていたので、そのころに比べれば大分楽ですけど、荷物が多いのは難点ですね。
 あと、途中、シャンプー・リンスが無くなりかけていたので、新しいものを買おうとしたのですが、やはり、植物物語は撤退したのか、何処にも見あたらないので、とりあえず、とある人お勧めの『海のうるおい藻』を買ってみた。ちょっと楽しみ。人間は海に還るのですよ、結局は。

2005年12月12日 (月曜日)

ツンデレナショナル

修羅場レベル3.7ぐらい?

 巫女本に関する原稿、全て入稿が完了しました。ひとまずこれで、巫女本に関する作業は、私の分については終了、と言うところでしょうか。結果的に、4万5000文字も書いてしまいました。ただし、今回の作品は、どちらかというと社会的意味外が強いので、萌え成分は全くありません。あらかじめご了承下さい。いえ…まあ、無理に萌えようと思えば萌えられますけどね、オタクなら。

 ということで、今現在私が出来る12月のイベントに向けての作業は全て終了しました。後は、学生としての人生を全うするのみです。
 とりあえず、今現在目の前にある目標は、12月20日の設計4の提出。これが終わったら、21日から23日の3日間で、『光になりたい ~上巻~』、『光になりたい ~下巻~』、『恋の frm A to Z』の印刷が待っています。
 さて、いつもの台詞、言っておきますか。
 さあ、行こうか。更なる高い場所を目指して。

Dim 修羅場レベル As Single = 3.7 

イベント情報更新

 明日から20日まで修羅場に入ることを考えると、今日だけしか更新する日がないので更新しました。希望風のページと、空の彼方、二つのサイトを更新するというのも手間がかかると思われがちですが、実はそうではありません。
 まず、二つのサイトが、デザイン部分にCSSを用いていると言う点。つまり、HTMLは純粋なHTMLですから、タグをコピペするだけで、デザインはそれぞれのサイトに溶け込むのです。こういうとき、CSSは役立ちます。
 それに、二つのサイトは、両方とも私がCSSを担当、つまり、デザインを担当しているので、共通しているclassやIDが多々あります。ですから、そのままコピペすれば、特殊なクラスを指定してあっても、全く問題ないのです。
 強いて言えば、毎日のようにFTPを使っているので、アップロードは神のごとき速さです(笑)。ディレクトリ指定とか早いですよ(自慢にならない)。

 ということで、イベント情報は未だ未決定な部分もありますが、これにて一件落着、と言ったところでしょうか。
 あと、今までどうして気が付かなかったかわからないのですが、左側のメニュー、更新情報の示し方を変更しました。初めからこうすれば良かったよ………。
 あと、もう一つ気が付いたのですが、『恋の from A to Z』は冊子においては中編小説なのですが、サイトでは短編小説カテゴリに分類されていますね…。中編小説というカテゴリを新設するのもちょっと面倒なのですが…どうしましょうか…。むしろ、26個の作品と見れば短編小説になってしまうので、この辺りの分類は難しいですね。長辺恋愛小説同盟においては、中編小説と言うことで登録してありますし………。

今年の流行語

「あのさ…べ、別にあんたの為に言ってる訳じゃないけどさ、古いナショナルFF式石油暖房機、あるんだったら出しなさいよ? 使い続けると死んじゃうかも知れないんだからね。まあ…別に…私は…あ、あんたが死んでも気にならないけどさ………ほら、もし、万が一死んじゃったらさ、わた………みんな…みんなが悲しんじゃうでしょ! どーせ、あんたのことだから点検なんかしてないんだし、そこを私が点検してあげるって言ってるんだから、素直に連絡しなさいよ? わかった!?」

 むしゃくしゃしてやった。ツンデレだったら何でも良かった。今はすっきりしている。

援軍到着

 親からインスタント食品が届きました。印刷に使う紙の発注をしていた件について、料金を振り込みました。課題提出まで一週間になりました。
 ………いや、うん、確認しただけ。

 何が問題って、この忙しい時期にサブマシン『彩音』の電源ファンがまたホコリで死にました。この忙しい時期に………。部屋の気温が低いのをいいことに、しばらく電源ファンレスで動かしたいと思います。
 ………今度は、フィルター付きのファンを買おう…。
 この時期に、パソコンのトラブルがあると、ゴキブリが暖かさに惹かれて侵入したのかと疑ってしまう私がいます。でも、巷では結構多いみたいですよね、冬場のゴキブリ侵入。

ジゴワット級の雷が必要だ

 突如、雷が落ちて、ひらめいてしまったので、やってしまいました。

巫女みこナース エキサイ子たん(;´Д`)ハァハァバージョン
前奏

「すべて」
「ーとどのようにがあなたですか?」
「そして、至急、言ってください !!」
「1・2・3人の看護婦」

1番

「拒食症」「寝不足」動悸。神経衰弱。それ。鼓動止まりません。
「かすがい」の、そして、「情緒不安定である」「頭痛」は「それが悲しくはありませんが、秋を引き裂きます」。Zkizki愛の病気。恐らく……

Pipitsuが一目に適しているときはいつも、胸は人の胸にきつさを持っています。
おーい、○ Shi E Te Shi I Tokimeki愛のレシピ

I Love、あなた
熱い心臓のパルスたった今、それを言いたいと思います。
それはそれ、および通知必需品が密接にしっかり抱擁して、キスするように誘います。
心とボディーすべてが集められます。
それはそれを示します。
Ikenaiの秘密のAtoZ私はあなたを必要とします。

確実に変化するのは可能です。 すてきなWatashionnaの子供
髪、胸、および唇また、光り輝くことができるジェスチャーはあなたのTsです。
恋に落ちましょう。
後悔します、そして、それはしません。
愛の天使。
神子神子看護婦。

2番

Pitatsuと指が触れるときはいつも、胸は痛みます、そして、胸は痛みます。
私、あなた、おーい、Shi Te Shi I Caican愛のリハビリテーションで私は、あなたが欲しいと思います。

熱い心臓の微熱そしてそれがたった今奪われる。
招待して、触れていて、Itが可能である重要な場所腐ります。
心とボディーあなたのものだけ、すべて。
眠るのは可能ではありません。
Setsnai刺激All Night Long。

私はあなたが恋しいです。
確実に変化するのは可能です。 素晴らしいWatashionnaの子供。
ため息をついてください。そうすれば、一目はフェルトにため息をつかせます。
声、ジェスチャーはあなたのTsです。
愛してください。
10年の100年間でそれらは1億光年です。
「私はそれが好きです。 ……愛してください。 」
神子神子看護婦。

3番

「スチール写真」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「Umugiu米国の神子神子看護婦」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「カエル看護婦の神子の神子Pyocopyoco」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「性的で、すみれ色の神子神子看護婦」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「ソウルの列車神子神子看護婦」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「姉の3の六角の神子神子看護婦」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
一緒に引くこと。
「神子神子看護婦。」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」
「神子神子看護婦神子神子看護婦。」

「神子神子看護婦。 神子神子看護婦。 」
終わってください。
「神子神子看護婦」

エキサイト翻訳

 神子 = 巫女

 個人的には「性的で、すみれ色の神子神子看護婦」がちょっと…きますね。や…確かに、紫は性欲を向上させる効果があるとかないとか…。
 食欲不振が拒食症になるのは、ちょっと賢いと思ってみたり。

 そのうち、これを利用した暗号文とか出てきそう…。意味不明な日本語をエキサイト翻訳すると、きちんとした日本語になって、暗号が解読できる………むりか。

2005年12月13日 (火曜日)

タイトル未決定

設計4

 修羅場ってくると学業の話題が多くなる、それが鈴響クォリティ。読み手にとってつまらないと知っておきながらガシガシ書き上げる、それが鈴響クォリティ。まさに確信犯(用語の誤用を検出しました)。

 今回の課題は、スポーツ公園………「っていうか、運動公園って書け」と、突っ込みを入れたくなる課題です。厳密に言えば、「スポーツ公園、および、付属施設」です。
 この課題は、第一課題の集合住宅で、あまりにも庭のデザインが酷かった(建築ばかりデザインをして庭をデザインしている人が少なかった)と言う現状を受け、急遽作られた課題で、事情が事情なだけに、庭のデザインがとても重要になります。
 個人的に、今回の課題の要点をまとめてみると、たぶんこういう事だと思います。

 とまあ、大体、五つに分かれるわけです。言い換えれば、最低限、この五つの目標をクリアしなければならない、と言うわけですね。

 今回の課題は、さっくりとまとめると、「スポーツを決め、それに見合った建築と庭の空間をデザインする」と言うもの。私のような芸術的建築より論理的建築を得意とする人には、発想力を試される辛い課題でもあります。

 ちなみに、私は、「乳幼児の遊び」と「ウォーキング」の二つを選び、それらを公園という形で表現しようと思っています。が、まだ、何も出来ていないんですよね。今日が、課題提出前の最後の講義。つまり、殆ど全てのプランが完成した状態で、先生の判断を仰ぐ、アドバイスを貰う、と言う段階になってなければいけないのですが、それが出来ない状態です。言い換えれば、自分の考えだけを信じて突っ走れ、と言う事になるのですが、これ、絶対失敗します。
 腐っても鯛(ATOK先生の敬語表現突っ込み。「腐っても鯛」は褒め言葉ですが、腐ってもの部分が嫌われるため、目上の人に使うのは推奨できません)。先生は凄いもので、流石全員現役の建築家、と言う感じです。出来るだけ先生の話は耳に入れておいた方が、確実に作品の安定感や説得力が増します。
 私としては、出来るだけ多くの図面をそろえて先生に見せて、何かしらのアドバイスが欲しいのですが、今の段階では見せるものもないという燦々たる有様。講義が始まるまで後数時間。この数時間で、平面図ぐらいは書き上げたいものです。本当は模型も作らないと話にならないんですけどね…。

 今回の課題で私が一番怖いのは、作業時間が不透明と言うことです。最終プレゼンテーション準備に使える時間は僅か6日(前回は8日)。手書き図面の場合、自分の作業スピードを把握しきっているので、二日もあれば全ての図面が揃うと、今の段階でわかるのですが、今回は『はじめてのCAD (発売元:ZERO)』ですから、どれだけの時間を掛ければ図面を仕上げることが出来るのかさっぱりわかりません。模型も総天然色で庭を作り込まないといけないですし…。
 つまり、スケジュールを立てるのも難しければ、スケジュール通り進むのかもわからない、と言う状態なのです。
 と言うことは、最大限まで睡眠時間を削って作業時間を確保しなければいけないうえに、作業密度も高くしないといけないので、なまじ前回の集合住宅なんかよりも体力的に厳しくなってしまいます。前回も死ぬかと思いましたけど………。

 と、まあ、休憩を兼ねたパソコン弄りもこれにて終了。このぐらいの文章なら10分もかからないので、小休止にはもってこいですね。

修羅場修羅場っていうけどさー

 雪冬姉って「修羅場修羅場」って言うけどさー、あれだけ何度も繰り返してると、修羅場と判断する閾値が低いんじゃないのー。実際、修羅場って言っておきながら、じつは、余裕だったりしてー。
 と言う疑念に対して、今回は修羅場をビジュアル的に表現したいと思います。

 みんな…本当にお世話になったね。来週の資源ゴミの日にきちんと弔ってあげるからね。
 つまりまあ、いわゆる「コーヒードーピング」です。修羅場一回あたり、このぐらい消費します。今回は、インスタントコーヒーを用意したので、UCCやブレンディにお世話になることはないでしょう。

(この写真はノンフィクションであり、前回の修羅場を忠実に再現したものです。)

(鈴響CPUタイム:5分)

2005年12月14日 (水曜日)

本文より補足の方が多い

中途半端に

 中途半端に土曜日辺りから睡眠時間を削っていた影響で、既に眠いです。巫女のススメ…怖いなあ…。
 課題の話ばかりでは申し訳ないので、ちょっと同人の話でも。

 さて、こっそりとまた更新したイベントページを見た方ならわかると思いますが、イベントの当確通知が届き、正式に参戦が決定しました。スペースはE-13…だったかな? 正しくは、イベントページを見るのだ。
 参加サークル数が募集数に比べ圧倒的に少ないのは予想通りですが、それでも、前橋ライブよりサークルが集まっているところを見ると、人口は少なくても同人人間は多い、とちょっと威張ることが出来ます。

 で、雪解け水ではイベント恒例の、冊子取り置きについての対応をどうしようかな、と思案したのですが、今回は取り置きを行わない、と言う路線で行きたいと思います。理由としては、以下のような感じ。

 とりあえず、二つめの理由が一番大きいと思います。メールの返信が何時になる変わらない状態で、取り置きをやっても、利用する側が怖いのではないか、と言う推測。それに、イベント参加二回目ですからね…。知っている人は殆ど居ないでしょうし。大丈夫。取り置きを利用しないと売り切れると言うほどに、売れていまs(自主規制)。

 いか、おおざっぱに新刊紹介。

恋の from A to Z

 いわゆる、創作入門誌。地方のイベント特有の現象として、いわゆる飛翔系(ジャンプ)が強い、と言う状況があり、買い手も殆どそれを目的にしているため、参加者層は8割以上が女子中高生だったりします。そう言った創作文芸に風当たりの強い場所で同人サークルを運営するためには、と考えた結果、手に取りやすい同人誌を作ろう、と言う考えに至り、「読みやすくて買いやすい短編小説」を作品として出品していますが、それを、創作入門誌、と私は読んでいます。
 つまり、創作文芸を読んだことがない人向けの手に取りやすい同人誌、と言うことですね。

 地方イベントの特徴と言えば、以下のようになると私は思います。

 まあ、こういう状況ですから、創作文芸がまともに活動できるわけもなく………。
 ただ、ここで落ち込まないのが小規模イベントで育った(参加スペース20SP、参加費200円とか)同人サークルの魂。「市場がないなら市場を開拓すればいいじゃない(マリアン風)」という考えに基づいて作ったのが、創作入門誌なのです。

 現在発行している創作入門誌という位置付けにある同人誌は、『透明という色』は150円。ラミカ一枚100円~200円、表紙フルカラー・24ページ漫画同人誌一冊500円~、という世界ですから、この値段はイベント会場内でも最低クラスの値段に入ります。そもそものコンセプトが、「1000円札で表紙がカラーの同人誌を買ったときに来るおつりで買える本」ですからね。
 ただ、短編の表紙をシンプルに作る傾向がある雪解け水では、『透明という色』だけでは人の足を止めることはとうてい出来ません。これでは、どんなに読み親しみやすい本を作っても手にとって貰うことすら叶いません。そこで、長編小説を利用するのです。
 長編小説は写真を元にした画像で表紙を作っています。ジャンプ系などのキャラクターを前面に押し出さなくてはいけないサークルが多い地方イベントでは、これだけで相当目立ちます。アニメと実写、肌色と他の色、と言う二つの要素だけで、人の足を止めることが出来ます。
 以下、雪解け水と地方イベントの戦いを時系列で追ってみたいと思います。

  1. イベント開始
  2. 委託スペースに人がごった返す
  3. ジャンプ系に人がごった返す
  4. ラミカ系サークルに人が集まり始める
  5. 目的の本を購入した人がゆっくりと会場を歩き始める
  6. 『光になりたい』と『アクロス・ザ・タイム』の表紙を見て人が足を止める
  7. 値段を見て躊躇する
     (見たことがない創作文芸サークルの本に400円とかはちょっと辛い)
  8. 隣に『透明という色』が150円で売っている
  9. とりあえず買ってみる

 とてもわかりやすい図式ですね。

 ということで、創作入門誌は、雪解け水の知名度を上げるのにも、売り上げを伸ばすのにも、売り上げ0部数で落ち込みそうになる売り子の私の精神を安定させる上でも非常に役に立つ冊子ですが、如何せん、発行年が2003年。何度か日記にも書いてきましたけど、進退を考えなければいけない時期です。(結果的に、A5サイズの本として作り直すことにしましたが。)
 そう言った状況で、雪解け水的に二冊目となる創作入門誌として、『恋の from A to Z』を発行することになりました。
 今回の作品は書き下ろしも加筆も行わない完全にサイトの再録ですから、値段は限界まで抑えて100円。値段が決まった経緯も「ワンコインで」と言う軽いのりです。(元々は無料誌で、二人分を一冊にまとめる予定だったんですけど、二人とも頑張って一人90KBとか書いちゃうから………。)
 B5サイズ、43ページで100円ですから、ちょっと安めのお値段ですね。
 位置付けとしては、創作入門誌ですが、横書きの文章が嫌いだ、と言う人は、この冊子でお楽しみ下さい。たぶん、持ち込み部数は10部程度です。

 冊子紹介はおおざっぱだけど、前置きがおおざっぱじゃない冊子紹介でした。

巫女のススメ

 昔から作る作ると言って一度も作らなかった作者連合『希望風』に所属作者を複数集めての合同誌ですが、今回ようやく実現しました。 このような構想は結構昔から在りまして、希望風と雪解け水の合同誌とか、案は沢山あったのですが、結局一度も実現することなく、年月が過ぎてしまいました。
 ですが、今年の夏頃に、合同誌の構想が急浮上、ものの数十秒で二人で巫女本を作る、と言う事が決定しましたが、これがその本です。

 お互い、作品の傾向が全く違うことを把握しているからこそ、できあがった作品は面白そうだな、と思っていたのですが、案の定、二作品の方向性が真逆。都会の巫女と田舎の巫女が登場します。
 物語の路線としては、シリアス。詩唄いさんの作品は全く読んでいないのですが、本人がシリアスだと言っているので、シリアスでしょう。私は最初から最後までシリアスです。萌えなんてありません。エロい人にはそれがわからないんですよ。
 発行名義は、『雪解け水』でも『萌屋』でもなく、『希望風』です。ページ数は40ページ前後で、こちらは雪解け水的に標準価格の250円です。もしかしたら、雪解け水と萌屋の合同誌という扱いでもあるので、栞がそれぞれのサークルの分として1枚ずつ付いてくるかも知れません(笑)。

 …栞…印刷しないと…。

2005年12月15日 (木曜日)

タイトル未決定

ちょっと多いよ

 修羅場にはいると、本来複数に分けて書くような文章を一つにまとめてしまうことが多くなる、鈴響雪冬です。ただ単純に、一つあたりの記事が短くなるから、一つにまとめざるをえないだけですが…。

 さて、イベント情報を簡単に整理してみたのですが、作者連合というのも凄いものがありますね。「希望風」はサークルではなく作者連合と呼んでいますが、これはまさにその通りで、季節風は現在4人の作者で構成されています。
 作者が全員サークルを持っているのも特徴で、ひとたび希望風名義で参加すると、本の数が異様に多くなるのが特徴だったりします。
 今回のイベントも、希望風名義での申し込みですが、実際の所、作者連合「希望風」、サークル「萌屋」、サークル「雪解け水」、サークル「こもれび」、サークル「芹架」と言うように、五つのサークルが参加していることになります。
 申し込みスペースは1SP、追加椅子無し、と言う状態で、5人の売り子が入れ替わり立ち替わり、9種類の創作文芸同人誌を売るという光景は………異様ですね。

 一応、作者連合ですから、希望風の法人メンバーとして別のサークルが入るのではなく、作者個人が所属しています。ですが、実際、全てのサークルが個人サークルのようなものですから、季節風の中に沢山のサークルが入っているように見えてしまうのも事実。このサイトの冊子紹介でも、わかりやすさを考慮して、作者による分類ではなくサークルによる分類を行っていますしね。希望風発行のペーパーには、作者名とURLを記載していた気がします。
 とりあえず、正式名称は『作者連合「希望風」』ですから、サークル連合と取られることはないでしょうけどね。

 そういえば、希望風のロゴマークを真面目に作り直す(高解像度版)という話はどうなったのでしょうか…。私の仕事なんですけどね(コラ 。大丈夫。きっと、フォトショで作り直すよ………何時の日か。
 あっ…フォント…別のにしようかな…。『DFフリー流線』という、サークル名にぴったりなフォントもあるし…。(ちなみに今は『DFれんれん体』。)

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察

 ちょっと詳しくしてみた。

進捗率グラフ (0時10分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 80%
基本設計 20%
図面 各階平面図 0%
立面図(2面) 0%
断面図(2面) 0%
模型 敷地周辺 50%
建物 0%
0%
パース 内観(CAD) 0%
外観(写真) 0%
プレゼン 計画 0%
作成 0%

 修羅場に入ってから、設計も終わっていないという危機的状態は今回が初めてです。間に合うか………?

クレーマー (04:09)

 一太郎Webにて、一太郎の機能についての意見を募集していたのですが、面白いのが、Word互換機能について。私達はもっとWordファイルをスムーズに読み込めるようにしたい。だから開けないファイルはアップしてください、等という事を書いてあったので、1000文字限定という意見投稿フォームに、990文字ぐらい入力して、早速Wordファイルを添付してみました。
 ………………………レイアウトが崩れて見るに堪えなくなるWordファイルと、開こうとすると一太郎が無限ループ(永遠にエラーウインドウを出し続ける)に陥る恐怖のWordファイルを(最低だ)。

 たぶん、ジャストシステムからメールが届きそうですね。より詳しい事情を聞く可能性があります、と書いてありましたし。

 実際問題、雪解け水で作った、つまり、私が作った同人誌は今まで全てWordファイルになるのですが、全部、一太郎でまともに読み込めませんでした。パッケージには、読み込めなくファイルが無くなるまで実験を重ねた、と書いてあるのですが………開け無いどころか、一太郎が混乱するしなあ…あのファイル………。
 とりあえず、メモリ1GBなのをいいことに、ちょっと待ってみました。2分以上待ってもエラーウインドウが出続けるので、解析を諦めました。

 とまあ、Wordファイル内で、セクションが20近く出てきたり、気合いでルビを振ってあったり、スタイル機能をとことん使っている影響で、言い換えればただのテキストファイルなのに、下手な画像ファイルの容量を超えるファイルが沢山あったりします。

 これ、ファイル内部に画像を使っているならまだしも、純粋にテキストだけですからね…怖いものです。
 ちなみに、今回私がジャストシステムに提供したファイルは、2004年11月のイベントで使った2ページ足らずのペーパー用の原稿(レイアウトが著しく崩れるファイル)と、2004年の夏コミで配布したみずいろの進藤本(一太郎が謎のエラーメッセージをはき続ける危険なファイル)です。

 ジャストシステムの今後の動きに期待。

2005年12月16日 (金曜日)

タイトル未決定

後悔は先に出来ないから後悔と言うのですよ

 やっぱり、手書きの方が数倍早かっただろうな、と思う今日この頃。本当に間に合うかどうか、自分でも心配になってきました………。

進捗率グラフ (2時55分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 100%
基本設計 100%
図面 各階平面図 30%
立面図(2面) 0%
断面図(2面) 0%
模型 敷地周辺 50%
建物 0%
0%
パース 内観(CAD) 0%
外観(写真) 0%
プレゼン 計画 0%
作成 0%

 もう少し、即決できる判断力が欲しいと思った今日この頃。今となっては、初めから諦めておけば良かった、と思う場所が多々………。
 ちなみに、上の進捗率、本当は今日の3時の時点(今ね)で、図面の全項目が100%になっていないと、スケジュール通りではないのです………。

 ただ、諦めた部分が何カ所か在るので、吹っ切ってしまえば後は早いことを信じます…。ようやく、Vector Worksの使い方にも慣れてきましたし…。フォトショップとユザーインターフェイスが似ているのがせめてもの救いですね。(厳密に言えば、AdobeがVector Worksにインスパイア(笑)されただけなのですが。)

困ったときの (15:10)

 困ったときの神頼み。どんな人かわからないですけど、面識があるわけでもないですけど、とりあえず助けを叫びたいと思います。
 「困った困った………じゃなくて…。」

      _ _
    ( *゚∀゚)
 ググッ "⊂ノ
      _ _ ∩
    ( ゚∀゚)彡 エーリン! エーリン!
     ⊂彡

「助けてERINNNNNN!!」

妄想

 黒髪ロングは真で出来ている。黒は純粋で、長さは清楚。
 幾たびの美容院を超えて不敗。ただ一度のショートカットはなく、ただ一度のセミロングもなし。
 担い手はここに孤り。鏡の前で黒き髪をとかす。
 ならば、光無き世界に意味は不要ず。彼女の髪は、ただ、真だけで出来ていた。

「はじめてのきゃど」

 このゲームに登場する人物はみぃ~んな18歳以上です♪

 ああ…どうしてこう…CADって使いづらいのかしら…。

 うん。本当に、慣れろ、と言う事なんでしょうけど…。この程度の図面、手書きなら一日で終わるのに…。既に作業を初めて二日目って………。しかも、上の予定表、微妙に課題の趣旨を取り違えていた影響で、間違ってるし…。

進捗率グラフ理想 (22時55分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 100%
基本設計 100%
図面 各階平面図 100%
立面図(2面) 100%
断面図(2面) 100%
模型 敷地周辺 100%
建物 100%
50%
パース 内観(CAD) 0%
外観 0%
模型写真 0%
プレゼン デザイン 0%
作成 0%
進捗率グラフ現実 (22時55分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 100%
基本設計 100%
図面 各階平面図 80%
立面図(2面) 0%
断面図(2面) 0%
模型 敷地周辺 50%
建物 0%
0%
パース 内観(CAD) 0%
外観 0%
模型写真 0%
プレゼン デザイン 0%
作成 0%

 外観パースと模型写真…今回は併用不可能だったようです…orz

 今日の一番鬱だったこと。二度寝…orz
 2時間半で強制再起動に成功したのが、せめてもの幸い。

2005年12月17日 (土曜日)

翼クロニクルと何時も間違える

決戦兵器、始めました

 従来の音楽鑑賞体制は、とりあえず垂れ流しにする曲を100曲ほど収録した「Default」と、テンションを上げたいときに聞く曲を30曲程度収録した「マイベスト」と、最終兵器として用いる「最終兵器」という、三つのプレイリストを用意していました。
 しかし、昨今、修羅場に対する需要が急激に高まってきた影響か、従来のプレイリスト体制では持ちこたえられなくなり、ついに、「決戦兵器」と言うなのプレイリストを導入しました。これは、最終兵器と収録している曲が被らないというルールの下、私が膨大な音楽ファイルから選び出した、十数曲を収録し、より早くより高くテンションを上げるために用いることにしました。
 さて、自我を晒してみるとしましょう。以下、創設されたプレイリストの記念すべき第一期生になった、楽曲達。

 うん。相変わらず、J-Popが一曲もないね。

 先日チャットで、「翼はPleasure Line買った」と言ったら、「今更かよ」と突っ込まれた。好きなのは好きだからしょうがない。
 ………こんなタイトルの本、少女漫画であったような気がします。


 少女漫画と言えば、エロ傾向が強くなっていると聞きますが、個人的に、日本のエロ傾向…と言うよりも、供給側のエロ傾向が低レベルになっている気がします。言っちゃ悪いですけど、いわゆる(と言うより勝手に命名)、『米国式エロ』です。
 露出や描写における過激度は上がっているけど、逆にエロさがなくなった、と言う話。

 例えば、私は『成人向け三次元映像収録磁気帯』には全くと言っていいほど興味がないのですが、最近はどうやら、「過激度は上がっているけど、逆にそれが萎える」という意見も多いようです。特に、デジタルのたまものとして、性器の周辺だけに綺麗にモザイクを入れる技術が確立されてしまったわけですから(デジタルモザイク)、昔のそれより、遥かに鮮明な映像を見ることが出来るのですね。でも、それが実は逆効果だった、と言う話もあるようです。
 いわゆる裏ビデオにおいては、その流れは顕著なようで、そもそも性器が見えてしまっているのですから、女優の演技や話の演出にこだわらなくてはいけなくなり、結果的にそれが、いわゆる過激系コンテンツ(SMや調教、縛りなど)の増殖に繋がっている模様です。如何せん、そこでしか差の付けようがないわけですからね。
 しかも、DVDが登場し、再生する毎に劣化すると言う心配もなくなったのも、これを助長しているように感じます。

 大体のオスはのぞき見るといった行為にフェチズムを感じます。これを批判するメスもいますが、実はこれ、大きな間違いなのです。
 少し思い出してください。インディージョーンズを初めとした冒険ものの映画の場面で、よくこのような場面があると思います。

 場所は森の中。主人公は木立の中を、森を抜けるために歩いている。ふと、目の前の光の量が増えたと思い、目線を上げると、森の終わりが見えてきた。感動のあまり、森をそのまま抜け出すかと思えば、木立の中から開けたところをしばらく見つめ続ける

 これが何を意味するかわかるでしょうか。木立、すなわち、森の中は視線が通りづらく、外敵に見つかる可能性の少ない場所。広場とは視線が抜けるためすぐに見つかってしまう場所。ライオンもそうですが、狩りを始める前というのは、深い茂みの中に身を隠し、タイミングを見計らって飛び出します。
 つまり、全ての動物は、本能的に、「自分の身の安全を確保しながら、相手の隙をねらえる場所、開けた視界を確保できる場所を好む」のです。(裏を返せば、森を見たときに人間が怖いと感じるのは、自分の立ち位置から中を眺めることが出来ないので、完全に外敵から見て劣位な立場にあるという恐怖感によるものであるといえる。)
 それが、先ほど紹介した映画の場面に繋がってきます。先ほどのような場面というのは、人間…いえ、ホモサピエンスが本能的に好む場面なのです。
 これが、メスや女性に批判される、「盗撮」と言う流れに繋がります。オスというのは基本的に、のぞき見るという行為が好きなのは、実は太古の昔から脈々と受け継がれてきた文化なのですね。

 話を戻しましょう。
 人間というのは、面白い生き物で、一つの物事に対して、複数の感覚器官を導入してより多くの情報を得ようとします。例えば、窓を閉め切った部屋の中から、窓越しに、子供達が外で楽しそうに遊んでいる様子や、雨が降っている様子、雪が降っている様子を見ると、思わず窓を開けたくなりませんか? つまり、視覚以外の情報を使って情報を得ようとする行為ですが、実はこれ、人間が多くの情報を得たいという本能に従って動いている証拠なのです。
 このような行動は、身の安全を守るため、と言う本能に直結するのですが、それはひとまずおいておきましょう。
 より多くの情報が一瞬にして手にはいると、人間はそれ以上の探求を止めます。必要な情報が整ってしまうわけですからね。映画を見る前にシナリオを全部友人に教えられてしまい、見る気がなくなった、と言うような行動は、これに関わってきます。
 論述が逆になりましたが、人は、自分の知り得ない情報がある、と言うことを理解すると、その事項に興味を抱くようになり、自分の欲求を解決するための行動に出る、と言う本能を持っています。
 例えば子供。いきなり走り出して道路にうずくまったり、動くものを見ると手を出す、と言う行動は、「自分がこれに対して何か働きかけを行ったら、このものはどのように反応するんだろう」と言う、本能的知識欲に基づいています。人間、きれた皮膚や折れた骨を補うために、細胞が活発的に反応するのと、無い物を得ようとする脳味噌の働きは、やはり同じなんですよね。

 この、無い物を補おうとするのが好き、と言うのを、もう少し直感的かつわかりやすい事例を用いて説明してみましょう。

 日本を初め、多くの語り継がれる面白い物語は、同じ要素を持っています。

  1. 何かが足りない、何かが奪われる
  2. それを補おうとする
  3. その過程で困難な場面にぶつかるが、努力をする
  4. 足りない物を得て、ハッピーエンド

 例えば、身近な作品、宮崎駿の「千と千尋」では、

  1. つまらない日々(引っ越しに対して興味がなさそうな態度より推測)。両親が豚にされ、事実上、失う
  2. 親を人間に戻そうと決心する
  3. 豚の群れの中から親を捜せなくなったり、自分の名前を忘れそうになったりという困難にぶつかるが、めげずに頑張る
  4. 最後の試練に打ち勝ち、親を取り戻し、ハッピーエンド

 ね? 全くと言っていいほど同じですよね。続いて水戸黄門。

  1. 年貢が払えないんじゃあ、こいつは貰っていく。「あーれー。」
  2. 嫁を取り返したい。お手伝いしてくれるという老人に出会う。
  3. 老人と共に、事件の裏を暴いたりする。
  4. 老人、印籠を出してひれ伏させる。最後の最後に、主人子に対して嫁を帰してあげ、心に残る一言を言い放つ。

 ね? 全く同じですよね。最後に、4月に放送終了の、プロジェクトX。

  1. 時は経済成長時代。何か足りない技術が出てくる。自動改札とか液晶とか。
  2. それを解決するために、役立たずと言われた人達が立ち上がる。
  3. 米国のサブマリン特許や、予算問題にぶつかるが、めげずに頑張る
  4. 最終的に評価をされ、英雄になる。

 と、まあ、人間という生き物、欠けた物を補おうとする事に対する執着心は強いもので、それが好奇心に繋がってきています。その上で、問題を解決したときの喜びを味わおうとします。だからこそ、長寿番組や長く語り継がれる物語には、上で取り上げた共通点が見出せるわけですね。

 さて、成人向けの話に戻りましょう。
 人間はこのようにして、自分の知り得ない情報に対して興味を抱く、すなわち、脳が活発に動こうとします。なのにも拘わらず、ビデオの再生を始めたらいきなり女優が全裸で立っていたら…知るべき情報(最終的には女性の性器についての情報)はその瞬間に全て得られてしまったわけですから、ここで得られる興奮、すなわち、脳の活性化作用はエロだけになってしまいます。
 もしこれが、メイド服を着た女性が立っていたとしましょう。
 まず、メイド服の構造を知らない私達は、メイド服について詳しく知ろうと思います。彼女に近づき、カチューシャに手を触れてみたり、スカートの裾のラインを確かめたり、フリルがどうなっているかを確かめようとします。この時点で脳味噌は新しい情報を得られたことに、興奮度マックスです。大脳新皮質を縦横無尽に電気信号が走り抜けています。
 さて、より多くの情報を得るために、スカートを脱がしてみることにしました。するとそこには見たことがない白い布が見えています。後に主人公は、これをペチコート呼ぶと言うことを知ることになりますが、それは未だ後の話。その見たことがないペチコートがどのような肌触りなのかをしろうとして、手を伸ばし、また、電気信号が流れます。
 (中略)
 苦労してメイド服という新しい構造体の情報を調べ終わった主人公は、最終目標である、女性の体を手に入れて、エロに関する興奮度マックス。これにて、性欲も解消できて、メイド服という情報も手に入れて、一件落着、一石二鳥なのです。

 つまり、裸より、多少なりとも別の要素があった方が、ホモサピエンスとしては、より高度であるといえます。

 ということは、純粋にエロばかり求めるような人間は、高度化された情報には興味が無く、ただ単純に、繁殖欲求に従って動いている、下等動物になってしまうわけですね。そりゃあ、過激なアダルトビデオに嫌悪感を抱くはずですよ。だって、つまらないわけですからね。

 日本を見つめると、日本人は基本的に、チラリズムが大好きだと言われます。全身をすっぽりと覆うような和服という民族衣装が在りますけど、あの和服で見えるのは、うなじと言う領域です。
 しかも、最近は髪を下ろすのが基本スタイルなので、うなじが普段見えていません。だからこそ、浴衣を着たときに見えるうなじに反応する男子諸君が多くなっているわけです。普段見えないわけですから。
 「絶対領域」や「着替え途中の女の子を覗いちゃった」、「はいてない」などと言うオタク文化にもそれはかいま見え、絶対領域は「見えそうで見えない」、着替え途中の女の子は「完全な全裸ではない」、はいてないは「穿いていないように見えるけど実際はどうなっているかわからない」と言う、いわゆる、何か必要な情報が欠けている状態なのです。
 今ひとつ、説得力に欠けるので、もう一つ事例を。年代が限られてしまいますが、セーラー服の隙間から偶発的に見える真っ白なスリップに興奮した人も多いのではないでしょうか。高い場所にあるものを取るとき、授業中に手を挙げるとき、セーラー服はその構造上、服が上に引っ張られ、セーラー服の下に着ているスリップが見える瞬間があります。その瞬間が好きな男子諸君も沢山いるでしょうね。これも、普段見えない制服の下が見えた、と言う偶発性と、自分が着ることがないセーラー服の中にある更に未知の領域に手を伸ばしてしまったという、知能性による効果と見ても構わないでしょう。

 高等動物である人間は、より多くの情報を得て自分を優位に保とうとする本能から、欠けている物を補おうとする知識欲を生み出し、それを得られたとき、快感を味わうように出来ています。つまり、初めから全てがわかっている情報は人間には無意味であり、知らないことを得ると言うことが、人間にとっての快感であると言えます。
 すなわち、過激化され、より開放的になったアダルト向けコンテンツや少女漫画は、人間の本能を満たすことはあったとしても、更に高次の欲求(知識欲)までは満たしてくれない程度の低い作品群であると言わざるを得ないのです


 なお、服装倒錯型フェチズムは、服を脱がそうとしないので、知識欲があるかどうかは不明瞭ですが、強引と言われつつも持論を展開すると、以下のようになります。
 本人は感じ取っていないが、実は脱がしたいという欲求を持っていて、その欲求を押さえることにより、更に興奮を高めようとしているのではないでしょうか。
 もう少し真面目に調べると、結構面白い結果が出てきそうです。丁度、景観工学の分野に触れ、人間が情報を得たとき、どのような行動に動くか、と言う内容を扱っているので、資料は手に入りますし。

 日本語とは素晴らしいもので、感情を表現するための言葉は沢山あります。ここでは、その中から一つ、今回の論述にぴったりなものを選んでみました。

 メイド服を着ているから素肌が見えない。だが、それがいいw

三倍 (06:16)

【インポータント】 「お早うございます、お嬢様。」
【雪冬】 「お早う、インポータント。起きがけに早速で悪いんだけど、濃いめのコーヒー、淹れてくれるかな。」
【インポータント】 「かしこまりました。」

【インポータント】 「お待たせいたしました。」
【雪冬】 「ん。ありがとう。」
【インポータント】 「目、真っ赤ですね。」
【雪冬】 「そうかもね。寝てないし。」
【インポータント】 「お疲れ様です。あっ、ところでお嬢様。」
【雪冬】 「ん?」
【インポータント】 「先週の日曜日に買ったばかりのコーヒーが、既に半分になっていますが、どうしましょうか。」
【雪冬】 「うーん…買い足さなくてもいいかな。あと20杯分ぐらいは在るでしょ?」
【インポータント】 「はい。そうだと思います。」
【雪冬】 「ならだいじょうぶよ。きっと…。」】

 一週間で、瓶が一つ、からになるぞ…。

 そういえば、つい数時間前、コーヒーを飲んだのですが、その直後の一言。
「効っくぅー。」
 何かが間違っているような気がしました。
 ダッチコーヒーとか、エスプレッソの辺りを一気飲みすれば、もっと凄い一言が出るんでしょうね、きっと。

ダッチコーヒー
 水出しコーヒー。お湯を使わないため、珈琲本来の味が出る。飲み慣れない人が飲むとただの苦い飲み物。一度は飲んでみたい。
エスプレッソ
 アイスにかけたり、小さなコップに入れて飲んだりする、深入りした珈琲。ゆっくりと時間を掛けて濃いめに出すので、これも飲み慣れていない人にとっては苦いだけ。バニラアイスにかけて食べるのが、鈴響的一押し。

連続起動時間

 ただいま連続起動時間、26時間。

2005年12月18日 (日曜日)

鳴風みなも + 佐藤裕美 = 笑いの神様

日本語

 間に合わないことを悟りつつある鈴響雪冬です。

 コンビニの店員さんの挙動、特に言葉に関する挙動は中々面白いものがありまして、箸の数を聞くだけでも、

などなど、様々存在します。
 もちろん、この聞き方、店員さんの年代によって纏まりがあることはすぐ予想が付くというものです。

 常日頃から、正しい言葉遣いを心がけている、と言うわけではないですが、表現の正確性は何時も考えています。これは、小説を書いている影響ですね。ですから、店員さんに、「何本付けますか」と聞かれて、即座に「一膳でお願いします」と答えられると、ちょっとうれしい気分になります。今まで吊られたことは、記憶にある限りないので、そこはちょっとした誇り。

 と、まあ、コンビニに関する話題を書いたときは、コンビニを利用した日である確率が結構高いこの日記。今回も、ちょっとばかり、コンビニ弁当のお世話になりました。

 人間、酒を飲んだ後ラーメンを食べたくなるのは、血液中の水分とカリウムが…などどいいますが、疲れたときに甘いものを食べたくなったりするのも、体内の栄養バランスなどを脳が察知して、指示を送っていると言うのは有名な話。食べたいときに食べたいものを食べる、と言うのも、案外と健康法として確立できるかも知れませんね。最近の日本人は本能すら失いつつあるから当てにはならないでしょうけど。
 で、先日からどうも体がだるく、胸がむかむかする、と言うよりも、常時吐き気が続くと言う並々ならぬ非常事態。これをどうするべきか、と考えたとき、最初に浮かんだものが、サラダ、でしたので、サラダを買ってきました。ついでに、ビタミンも足りていないだろうと勝手に推測し、オレンジジュース(100%)を買ってきました。

 はい。落ちなんてありませんよ。たまには「日記」を書いてもいいじゃないですか(笑)。

 ………でも、世の中のブログの半分ぐらいは、こういう記事なんでしょうね…。

  _ _ ∩
( ゚∀゚)彡 3A! 3A!
 ⊂彡

うん。実に、48時間以上、予定より遅れてるね。

進捗率グラフ (02時55分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 100%
基本設計 100%
図面 各階平面図 90%
立面図(2面) 30%
断面図(2面) 100%
模型 敷地周辺 50%
建物 0%
0%
パース 内観(CAD) 0%
外観 0%
模型写真 0%
プレゼン デザイン 0%
作成 0%

 えっと、確か予定だと、今日の午前3時で模型完成っと………。うん。着手してもいないね。

プリントスクリーン

 「気になる作業」から改名。「プリントスクリーン」にしてみました。

 ここまでくると、この画像だけで何が言いたいかわかる人なんて極限られてくるでしょうけどね…。
 図面を書くとき、基本的には、平面図、断面図、立面図、と言う順番に書き上げていきます。平面図を元にして、他の図面を展開していく、と言うのが、常道ですね。
 例えその作業が、手書きからCADに変わっても、この順番が変わることはまず無いでしょう。つまり、こういう事。
 平面図で間取りを決め、断面図で屋根や天上、床の高さを決め、立面図でそれらを元にした外観予想図を仕上げる、と言う流れになるわけです。

 上の画像は、書き上げた平面図を読み込んで、立面図のファイルに表示して、そこから各種寸法を拾って図面に置き換えている場面です。やっていることは何ら手書き図面と変わらないわけですよ。
 ちなみに、私が使っているソフトはVector Worksといって、いわゆる三次元CAD(というより、モデリングソフト)ですから、二次元モードを使っていても壁厚や高さなどを全て設定すれば、自動的に立面図や断面図、さらに、内観パースまで処理してくれる優れものです。でも、使い始めて三日の私にそこまで高度な操作を求めることはあまりに酷ですから、ひとまず、直線と曲線だけを使って戦っています。

擬似ねこねこソフト (11:03)

 以下、私が思わず吹き出した出来事を忠実に再現。

【鳴風みなも】 「まこちゃん………何しに来たの…。ねえ…何しに来たの? 何しに来たのよ! 遅いよ…。まこちゃん…来るのが遅いんだよ…。私…待ってたのに…なのにまここちゃんは来なくて。お父さんが亡くなって私…本当に寂しかったのに…。来たのはひなたちゃんで…私…まこちゃんにとってなんなの? まこちゃんにとってなんなのよ! 私、まこちゃんにとってなんなのよ!! ねえ、まこちゃんにとって私はなんなのよ!」
 (8分ほど中略)
【鳴風みなも】 「昔の私じゃなくて、新しい自分に変わろうって。だけど、まこちゃんは私を見てくれなかった。まこちゃんは最後まで私を見てくれなかった。嫌いなら嫌いってはっきり言ってよ! 私に気のある素振りを見せないでよ!! いまここで、私のことが好きなのか答えてよ! そうしないと私…まこちゃんのこと…何時までも想い続けちゃうじゃない。苦しいんだから…想い続けているのはとても苦しいんだから!」
【鳴風みなも】 「うっ…ひっく………ひっく…う………」
【佐藤裕美】 「♪ほら 二人の空 広がって 遠く遠く届く この想い。くちづけて 眠る青い夢の中 あふれだすよ この想い。歌にのせて~♪」

 珍しく『みなもの問いつめ.mp3』を最初から最後まで再生しながら作業をしていたのですが、みなもが最後の台詞を言い終えた後、しばらく泣きじゃくって、その鳴き声が収まった瞬間、アコギをバッキングに佐藤裕美の歌声で「ほら 二人の空 広がって 遠く遠く届く この想い」って…。あまりに不意打ちだったので、笑ってしまいました。
 早速プレイリストを確認したら、「みなもの問いつめ」の次に「カナリア」って入ってました。ランダム再生なので、曲順は関係ないんですけどね…。
 たぶんこれ、「Wind」で使われている曲だったら、さほど感動しなかったと思います。やはりこれは、佐藤裕美の「カナリア」だからこそ出来た技。
 以前、チャットで(MSNの再生中の曲を表示する機能を使って)どんな曲を再生しているか、と言う無駄に盛り上がった大会(?)があったのですが、懐メロやネタ曲を中心に展開したその大会で、「よし、私これ聞く」といって、突っ込んだ、「みなもの問いつめ.mp3」。そして同大会中、「これなんて懐かしいよね」と言いながら突っ込んだ「カナリア」。完全に無関係な曲が今こうして出会ってしまったわけですね。たぶん、この過程があったからこそ、笑ってしまったネタ。
 foobarは単曲再生が出来ないのでプレイリストに登録することになるのですが、そのプレイリストに登録すると言う行為が、こうした形で笑いネタに発展するとは…。人生の伏線というのも面白いものですね。

 でも…いいタイミングだったなあ…。一瞬、「ねこねこソフト」さんがよく使う演出を思い出してしまいましたよ。(シナリオの中で最後の台詞を言い終わった瞬間、OPテーマが流れる演出。個人的には、「みずいろ」と「朱 -Aka」は秀逸だと思います。)

 プレイリストに登録した曲をランダム再生していると、面白い再生順序に出会うことも多いかと思います。特に、電波ソングが織り交ぜられたプレイリストは、感動的な曲が終わった後、「あーそのパンツ可愛い」とか言われるわけですからね。

2005年12月19日 (月曜日)

タイトル未決定

提出日前日スペシャル (02:59)

進捗率グラフ (02時59分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 100%
基本設計 100%
図面 各階平面図 100%
立面図(2面) 100%
断面図(2面) 100%
模型 敷地周辺 50%
建物 50%
50%
パース 内観(CAD) 0%
外観 0%
模型写真 0%
プレゼン デザイン 50%
作成 0%

 さてさて、只今、提出日前日午前3時。提出締め切りから逆算すると、提出まであと34時間となりました。厳密に言えば、原稿を出力するためにコピー屋さんに原稿を持って行かなくてはならないので、実質、30時間と言ったところ。ここから、授業時間や食事の時間、睡眠時間を削ると、24時間ぐらいまで減ってしまうのではないでしょうか。
 何度か話題に取り上げてきましたけど、検討を重ねれば重ねるほど、品質は上がっていくのなら、品質の限界を決定するのは、時間、ですね。泣いても笑ってもあと24時間です。何時もなら、3時と言えば布団に入る時間ですが、ここはもう少し粘ってみたいと思います。
 あと…24時間か…提出時間まで起きていられるかな…。でも、その後21時まで授業が………。

 ついでに、課題提出日の夜、設計4の参加者ほぼ全員で飲み会をやるようですけど、参加するつもりは一切ありません(うわ)。

危機的状況において精神安定の為に人間が行う現実逃避行為およびその内容についての考察 (11:42)

 最近のマイブームは、句読点無しでどこまで長い文章を作ることが出来るか、ということ。句読点無しでも理解できる文章というのは、単語の序列が整っていると言った条件が必要ですが、これが結構難しいもの。今回のタイトルは、比較的上手くいったかな、と思います。
 というのも、小説を除いた殆ど一般的な文章は句読点の間隔が短いので、それになれてしまうと、ジュブナイル小説によく見られる、句読点でぶつぶつ区切ったリズム感の欠如した文章を書き出してしまう可能性があるわけです。
 まあ、そのような理由はともかく、句読点を使わないでも文章を表現できるようになる、と言うのは、読みやすい文章、滑らかな文章がかけるようになることと等価ですからね。練習しておいて損はないわけです。

 閑話休題。
 模型の材料を継ぎ足す為にお世話になっている画材屋に足を運んだときのこと。ある看板を目撃して、前々から日記のネタにしようと思っていたネタを思い出しました。

 私の街には、とある不動産屋さんがあるのですが、そのお店の名前が、七海不動産。
 でもね…読みは、「ななみ」ではなくて、「しちかい」なんだって………。知った瞬間ショックでした。那波様じゃなきゃ意味がないのです。そんな中途半端な読み方なんてやめてしまいましょう。そして、やるならもっと大胆に、「七海」と書いて「ティコ」と読むようにしちゃいましょう。
 株式会社七海(ティコ)不動産。うん、なんかイメージは大海原なんだけど、不動産という単語が現実的すぎて、いい具合にミスマッチ。

BGM: ブルーウォーター
出典: [アニメ] 不思議の海のナディア
歌: 森川美穂

今朝の情景を国際化ドメインで表現する (16:02)

http://www.三日間連続二度寝.orz

 何時かのエイプリルフールネタにありましたけど、".orz"って、誰か作らないですかね。
 それ以前に、IEは早く国際化ドメインに対応した方がいいと思います。国内での普及が遅れているのは、ほぼ確実にIEが非対応だから、ですからね。7.0で対応らしいので、少し期待。エンコーディングでバグ発生とか、嫌よ。

 で、肝心の二度寝は、一時間で再起動できました。危ない危ない。

提出時間、12時間前スペシャル (20:12)

 残った課題は、模型とパースとパネル。この作業の中で、唯一私にとってプラスに働くのはパネルだけでしょう。今回は、フルデジタルですからね。いつもは今ぐらいから印刷を初めて、朝までにレイアウトを仕上げて、コピーという流れですけど、今回は、全てパソコンで編集できると言うだけで、たぶん、2時間ぐらいは短縮できそうな予感です。レイアウトを決めるのも、ドラッグでできますからね。
 A1(300dpi・CMYK)の画像を、メモリ1GBと言うパソコンで編集できるかどうかは、かなり怪しいですが。

 とりあえず、人生3度目のリポビタンを買ってきました。ああ…高校生の時以来だ…。

2005年12月20日 (火曜日)

タイトル未決定

提出日当日スペシャル (10:29)

進捗率グラフ (10時29分現在)
大分類 項目 進捗率
設計 基本計画 100%
基本設計 100%
図面 各階平面図 100%
立面図(2面) 100%
断面図(2面) 100%
模型 敷地周辺 100%
建物 100%
90
パース 内観(CAD) 100%
外観 100%
模型写真 100%
プレゼン デザイン 100%
作成 100%

 一悶着合ったフォトショップによるプレゼンパネル作成も、無事に成功。あとは、塚本千紗ちゃんの実力にお任せ(w 。
 とりあえず、フォトショップの起動中は、頭の中でずっと応援してました。「がんばれ、頑張るんだフォトショ」と(笑)。

 私のパソコンに搭載されているメモリは1GBですが、WindowsXP起動時に、全ての関連ファイルを守りにロードする設定になっているので、起動直後の時点で、残り600MB。フォトショップには512MBのメモリを強引にロックするようにして貰っているので、軽作業なら全てメモリ上で展開できます。
 ですが…今回のパネルは流石にサイズが大きかったです…。縦の長さが9933px! 今現在の標準解像度が1024*768だとしたら、ディスプレイを縦に12台繋げたような感じですね(繋げなくていい)。
 とまあ、そんなこんなで、フォトショップの画面右下にフォトショップが管理するメモリを表示することが出来るのですが、その書式が、『確保した仮想メモリ/確保した物理メモリ』となっています。で、今回の課題のファイルを開くと………。

 2.1GB / 512MB

 あっ…あれ? 単位が違う。ちょっと古い表現になりつつありますけど、ものすごいスワップしてますね、これ。

 興味ないでしょうけど、後々パネルの画像、アップしますねー。とりあえず、遺言。

「わたし…今回の課題…評価悪くてもいいよ。だって…自己満足だけで幸せに慣れそうだから………(この後スタッフロール)」

それは終わりを定義し、新たなる始まりを予感させる

「ただいま、日常生活。おかえりなさい、睡眠時間。」

初出: 2005年12月11日
更新: 2005年12月21日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2005 Suzuhibiki Yuki

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