2005年12月の日記 -1冊目-

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2005年12月1日 (木曜日)

普段はおしとやかで物静かな黒髪ロングの清楚な巫女さんまでもがトテトテと走り回るほど忙しくなる月、“巫女駆”になりましたね。

光になりたい ~上巻~ 第4版 (01:49)

 タイトル通り、と言うわけでもないですが、正式リリース、と言う形までこぎ着けました。明日は下巻を作成して、正式リリースまで持っていきたいところです。アクロス・ザ・タイムは、イベントあわせで第4版を作成、と言うのはちょっと難しいかも知れません。まだ2章までしか構成が終わっていませんです、はい。
 元々作品を読むためにはパソコンの知識が必要不可欠なのですが、アシスタントに意味が難しすぎるとか、読解不能とか色々文句を言われています(苦笑)。や、この作品は難しいからこそ面白い、と開き直ってみるのもあり。朔太郎のように。

 で、AtoZの方は一切手を着けていませんし、イベントあわせの巫女本のシナリオも全く書いていません。さてさて、課題に着手すると作業時間が0になるのですが、果たして私は間に合わせることが出来るのでしょうか。本当なら、巫女本の原稿を真っ先に仕上げた方がいいのでしょうけど…。
 ………無理を承知で、スケジュールを変更して、印刷関係を全部後回しにして、二日で仕上げると言うPM870C苛めでもやってみようかな…。
 こういうとき、本当にプリンターが二台あったらなあ、と思います。

 閑話休題、正式リリースと言うことで、見本誌を作ったのですが、この瞬間が結構好きです。見本誌は一番始めに印刷する冊子ですから、自然と緊張する物。それをホッチキスで閉じてぺらぺら捲る瞬間というのは、何とも気持ちのいい物です。

ギリギリアウト

 ギリギリLoveとは一切関係ありません。

 先月の28日にサーバーの利用料を支払い、契約期間を来年の11月末日まで引き延ばしたのですが、振り込み確認の連絡が入ったのが11月30日。あと一日ずれていれば、このサイトはアクセスが出来なくなっていました。結構危なかったですね。

【みいな】 「それもこれも、雪冬さんが決済を誤魔化すからですよ。10月の打ちに振り込む予定でしたのに…。」
【雪冬】 「仕方が無いじゃない。模型を作るのにはお金が必要なんだから。」
【みいな】 「それで、今度の出費予定はなんなのですか?」
【雪冬】 「まず、印刷用の黒インク。これは一本でOKかな。あとは、印刷用の紙、これは4000枚だから5500円ぐらい。これに加えて、課題提出の模型作り用に10000円、プレゼンテーションパネルのA1出力に4000円、と言うところかな。」
【みいな】 「合計、25000円、と言うところですね。」
【雪冬】 「で、これから自由に使えるお金が、35000円。特別予算枠を組んで銀行から新たにおろすお金が10000円だと仮定したら、合計45000円。」
【みいな】 「予算枠から必要経費を差し引いて、残ったお金が20000円。一週間の食費がおよそ5000円と仮定して、帰省前までに必要なお金は15000円。余剰金5000円、と言うことろでしょうか。」
【雪冬】 「あー、それと、今回のイベントで作る無料誌の表紙になる紙の購入費が500円ぐらいかな。」
【みいな】 「ということは、4500円余る計算ですね。」
【雪冬】 「ただし、月末に課題提出があることを考えると、インスタント食品への出費が大きくなるから、かなり厳しい値になるわね。」
【みいな】 「大体にして、来週の月曜日までに使えるお金が400円しか無いんですよね。大丈夫なのですか?」
【雪冬】 「お米とお水は確保できるわよ。向こう一ヶ月ぶんは。」
【みいな】 「………。まあ、私はご飯を食べなくていいので、苦しむのは雪冬さんだけですね。」
【雪冬】 「うー。」

時速140キロ (23:30)

 22時だと思ったら23時。鈴響雪冬です。

 予定では今日中にAtoZが追いつくはずなのですが、各話のまとめと言うことで、ものすごく進行が手間取り、結局朝起きてから1今までで1話しか進まないという驚愕の事態に陥っています。
 知らない間に幻霧さんは追いついているし、これによって遅れているのは私だけになるし、内心、『この裏切り者(さぎり風)』と言う感じなのですが、こういう状況に自分をおとしいれたのは自分自身なので、言葉に出さず文章に出すにとどめておきます。

 先ほどようやく“V”を書き終わったのですが、12時間かかったわりには、首をひねるような出来上がりだったので、さくっと全部書き直してしまいました。文字数3000文字。ざっと6KBなり。と言うことは、B5同人誌換算2.5ページと言うところですね。

 とりあえず、これから、WとXを書きたいと思います。

 自己矛盾しそうですけど、WとXを書き上げたら、今日だけで18KB進んだことになり、ある意味驚愕のスピードですね。前言撤回します。今日中には書き上がりません(コラ 。

2005年12月2日 (金曜日)

有限の限界

表現の限界

 絵画、音楽、小説、と言うように芸術が細分化されているのは、それぞれ表現できることが違うからであるが、小説を書きながら他の芸術分野に触れると、時々『これは小説では表現できないな』と言う表現を見つけることがある。つい先日、そのような表現に出会って思わず感動してしまったものだ。
 それは、ひいきにしている劇団『Peek-a-boo』の最新の公演で用いられていた表現手法だが、その表現を見たとき、『演劇でしかできない表現だ』と思わず感動してしまった。元々この劇団は役者の割に登場人物が多い演劇作品を作り上げる劇団であるが、それによって、同じ人が他の役を演じると言うことが多々ある。一人二役という状況をもちいて、作風をコミカルに仕上げることが得意なようにも見える。
 しかし、最新公演では、一人二役という状況を非常に上手く、言い換えれば、非常に感動的に仕上げてくれた。基本的に世界を二つの視点から描くと言う方法で演劇は進んでいくため、暗転する度に視点が交互に入れ替わっていく。Aと言う視点で主人公になっている人とBと言う視点で主人公になっている人は全く同じ人であり、役だけが違っている。
 このとき、Aと言う視点の主人公に関わりを持とうとする少年(元々人と接しようとしない少年)がいて、主人公にしつこくつきまとうようになる。Bと言う視点の主人公には友達がいなくて、誰も自分のことを守ってくれない。
 この流れが物語の後半まで続き、いよいよB視点の主人公が絶体絶命のピンチにおとしいれられたとき、A視点で主人公に絡んできていた少年を演じる人が別の役としてB視点の主人公を助けに来る。
 二つの視点の物語が一つに繋がった瞬間、小説書きと言うよりは一般客として背筋がぞくっとしたのだが、この瞬間、負けたと思ってしまった。
 その後、A視点も主人公と少年は友達になり、物語はハッピーエンドになったのだが、視点を交錯させるという技法に加え、演劇でしかできない手法を用いてその視点を収束させたことには非常に驚き、感動したものである。

 表現には限界という物があって、小説においてもそれは変わらない。だからこそ、代替とも言える多くの芸術の分野が存在している。

 果たして私は今までの作品で、小説でしか表現できないことをやってきたのかと言われたら、それは自ら否定しよう。やろうと思えば別の芸術でも表現できるからだ。今年のエイプリルフールでは『光になりたい、アニメ化!』なんというネタをやったが、事実上、やろうと思えば簡単にアニメ化できるであろう。
 一般的な創作文芸の小説書きと違い、恋愛ゲームをやりまくっている(とは言えないかな?)私は、表現手法が他の人と微妙に違ってはいるが、ただそれだけの違いで、小説独自の表現というのはない。
 日本語という言語はそもそも柔軟性のある言語であるから、他の芸術分野では出来ないことをやるのには適していると思うが、未だに私が日本語を使いこなせていないためか、そのようなことが出来ていないのが現状だ。

 失礼な話だが、これは身の回りの同人作家にも言えることで、だからこそみんなで集まって討論になる。これから自分達がどうあるべきか、と言う。
 私を含め、身の回りの同人作家はそれぞれの初期の作品を持ち合っている。つまり、私は希望風のメンバーが作った初めての同人誌を持っているし、希望風のメンバーは私が作った初めての同人誌を持っている。よく詩唄いさんと『核抑止力』といいながら冗談半分で言葉の暴力を楽しんでいるが、あながちこれが為になる。
 過去の作品を見つめ直すことは悪いことではないと思う。同人誌の見本誌を手に取りながらぺらぺらとページを捲りながら、『こんな本を書いたのは誰だ』と自虐ネタをかましてみる。別にそれは悪いことでもないだろうし、逆に自分の今いる場所を再認識するためには有効な手段であろう。
 そしてそのような過程を通して、気が付くのだ。
 こんなのは他の芸術分野で表現できてしまう、と。

 他の芸術分野で表現できないことはなんだろう、と考えを巡らせると、一つだけ見つけることが出来る。それはきっと細やかな伏線だ。小説をアニメ化するとき、必ずと言ってもやらなくてはいけない作業は、主線に必要ない部分をそぎ落とすことだ。このとき、小さな伏線は全て排除される。しかし、小説において物語の奥深さを生み出しているのはこの伏線であり、映像作品として収録するときにその伏線を事実上そぎ落とすのなら、この細やかな伏線というのは小説でしかできない伏線となる。
 作品が新しくなればなるほど私自身、伏線を増やそうと努力しているため、伏線の数は増えてはいるが、それは細やかな伏線とは言えない。物語に奥深さを生み出しているのではなく、主線を補っているにしか過ぎない。きっと、このような部分を描けるようになれば、また一つ、小説書きとして前進できるのであろう。

鈴響的トップ10

11月に鈴響雪冬のパソコンで再生された音楽のランキング
順位 相対 楽曲 出典 再生回数
1 ZERO はぴねす! 256
2 - どっちにするの? シス×みこ 134
3 げっちゅきっちゅSummer AQUABLUE 133
4 - 翼はPleasure Line クロノクルセイド 123
5 Help me, ERINNNNNN!! 東方ストライク 113
6 - 雷神の系譜 Elysion -楽園への前奏曲- 84
- - Feel on the wind. Wind 74
8 - いちごコンプリート 苺ましまろ 74
9 ☆☆☆☆☆☆ 六ツ星きらり 71
10 innocent starter 魔法少女リリカルなのは 70

 総体順位の『-』の基準は、ランク外からのランクイン、または、新譜。

集計期間
 11月1日0時から11月30日23時59分59秒まで(サーバータイム)。
集計対象
 再生曲数述べ4351曲中、集計可能な3767曲。
集計方法
 みいなのご奉仕。

 修羅場という危機的状況を乗り切るために作られたプレイリスト、『マイベスト』と『最終兵器』の積極的導入によって、ランキングは大荒れに荒れましたが、一位は先月と変わらず、ゲーム『はぴねす!』のOPテーマ、『ZERO』。見事に二ヶ月連続で次点の曲に100回以上の差を付けて一位をもぎ取りました。強いぞ強いぞ、『ZERO』!
 上位三曲はいわゆる『最終兵器』。流石に強いです。4位は新着ですね。アニメ『クロノクルセイド』のOPテーマです。
 6位の『Feel on the wind.』は予告通り、トップテンに入りました。この曲は先月までは集計対象ではなかったので順位は不明でしたが、ふたを開けてみれば6位という結果に。この結果が12月に引き継がれるのでしょうか。
 8位の『いちごコンプリート』は、アニメ『苺ましまろ』のOPテーマ。アニメが私のハートをがっちりと捕らえる秀作だったので、来月のランキングには引き続き期待がもてるでしょうか。
 ちょっと元気がなくなったのは10位の『innocent starter』。しかし、月末に再生が始まったのにもかかわらず、再生回数50回で27位に、同じく水樹奈々が歌う『魔法少女リリカルなのはA's』のOPテーマ、『ETERNAL BLAZE』がランクイン。来月にはトップテン入りしそうな勢いです。

 さて、注目すべきその他の楽曲ですが、相変わらず14位にはハピマテの5月バージョンが鎮座しています。
 来月に関する考察ですが、今月末に修羅場が控えているので、再び『ZERO』が一位になる可能性が濃厚です。しかしながら、2日時点での一位は水樹奈々の『ETERNAL BLAZE』。果たして来月はどのようなランキングになるのでしょうか。こう御期待。

 それにしても、歌手ではなく出典を明記できるあたり、AKIBA-Popの占有率が高いことを伺わせてくれますね。

萌える。 (17:10)

 AtoZ、Wまで終了。Xまで書き上げたらひとまずアップできますね。
 一応目標は今日中です。で、その今日アップする、V・W・Xですが、お勧めはVです。書いていて楽しかったですね、Vは。こういうのが好きなんです。物語の雰囲気自体はリバースバレンタインのような感じでしょうか。
 Wもツンデレ風な美希が登場して、これまた個人的には好きな雰囲気に。恥ずかしがる女の子はかわいいのですよ、本当に。

 さて、問題はXですが…。誰ですかっ! 木琴なんて選んだのはっ!(笑)。 これはまた嫉妬(ジェラシー)波に難しい予感。ここまで話が進んでいると路線変更するわけにも行かないので、木琴で何とか頑張ってみたいと思います。うーん…難しいですね、木琴。
 「木琴。土日のビブレはお楽しみ」と言うローカルネタを思い出します。

2005年12月3日 (土曜日)

仁義なき戦い

手厳しいぐぐるたん(;´Д`)ハァハァ

 ページランク3の管理人、鈴響雪冬です。

 ページランクを3から4にするためにはどれほどの実力が必要なのだろうと適当に探してみたら、余り知りたくない事実に辿り着いてしまいました。

ゲーム派ドットコム
5
サーファーズパラダイス
6
CMC

 ごめんなさい。ページランク3で諦めておきます。普通のサイトだとまず無理。

仁義なき戦い

 とあるメーカーが作ったとある乙女ゲーでバグが大発生しているようです。HDDのファイルを消すと言うバグは結構前からありますけど、セーブファイルとスクリーンショットが上書き処理されず、Tempフォルダにファイルを量産し続けると言う珍しいタイプのバグ(10GBぐらい持っていくらしい)の他にも、沢山のバグを持っている模様。
 ただ、このような状況で一番面白いのは、バグが発生したのが乙女ゲーであると言うこと。つまり、こういう構図が成り立つのですよ。

 ヘタレプログラマー VS パソコン初心者集団

 一般的に女性のパソコンユザーの方がパソコンになれていないので、対処方法を教えてもちんぷんかんぷんなことがあります。さてさて、泥沼化しそうです。

 で、公式BBSによると、問い合わせをしてきた殆どの方が『VRAM』が足りていないようです、とあるのですが(意訳)、なるほど、VRAMですか…。
 家電量販店を含め、市販のパソコンはVRAMのスペックを明記していることはかなり少ないです。それこそ、大解像度でもない限り、VRAMは8MBもあれば実質十分ですから、わざわざ記載する必要もないんですよね。それどころか、ノートパソコンのVRAMは安価版ですから、必要な機能を全て搭載していない場合が多く、3Dのゲームは大体ノートパソコンでの動作を保証していません。サクラ大戦とかが有名どころでしょうか? VRAM32必須のサクラ大戦をVRAM4MBで動かしていた時代が懐かしいです。
 確かにこのゲーム、必要とされるVRAMのスペックは厳しくて、VRAM32MB以上で、DirectX9.0b以降に対応した3Dアクセラレータカードって…。DirectX9.0に完全対応するチップって、メーカー純正パソコンではそんなに見あたらないような気がします。ここのところ、市販のパソコンを見ていないので、事情が分からないですけど、今のパソコンは16MBぐらいは搭載しているのでしょうか…。
 そもそも、平面AVGでVRAM32MB以上を必須とするスクリプトの動作原理がよく分かりません。バルドフォースですらサクサク動くのに…。

 他にも面白い状況が重なっていまして、デバックはメーカーが行わず、請負会社に丸投げしているようで、パッチ制作も請負会社と協力し合ってやっているという状態。
 ついでに言えば、修正パッチを当てても動かないようで…。
 何処かのゲーム会社が出したバグ量産ゲームに対して、熱狂的なファンが互換プログラムを作って無料配布、と言う流れがありましたけど、乙女ゲーというだけで、そのような流れが起こることは難しいでしょうし、これからどうなるかがちょっと楽しみです。丁度今は、スタジオみりすもバグで荒れている時期ですからね…。

 大丈夫です。世の中には、特定の開発環境がインストールされていないとセットアップされないDLLを使うゲームを作って、DLLが足りないと言うエラーが発生するという苦情が来たとき、『Windowsに標準的に組み込まれているDLLを使っているため、そのような事態はあり得ません』とか、返答するゲーム会社があったりもします。

 でも私は応援するよ、メーカーを。頑張って初心者達を調教してあげてください。きっとその努力は(逃げ出さない限り)誰もが認めてくれますから。

錯綜する初心者ユザー

 パソコン使用に関する閾値が下がれば下がるほど面白いことが起こります。

  • 105 名無しさん@初回限定 sage 2005/12/02(金) 19:42:04 ID:lHQ64E4A0

    仕事でPC使っててもディレクトリ構造理解しない人多いからな
    職場の先輩にはショートカット作ってやらないとFDすら開けない人がいた
    スタートメニューとデスクトップのショートカットしか使えない人って、意外と多いのかもね

  • 106 名無しさん@初回限定 sage 2005/12/02(金) 20:21:49 ID:uAyE2bu10

    XPになって、マイコンピューターとマイドキュメントの『ショートカット』をデスクトップに作る人を見ると
    こいつもパソコンに使われている人なんだと頭の中で笑っている自分ガイル。

  • 107 名無しさん@初回限定 sage 2005/12/03(土) 02:03:50 ID:fDkUENLM0

    マイドキュメントは実体が別にあるのを知らなくて、
    ファイルが見つからないと大騒ぎしていたゼミの先輩を知っている。

  • 108 名無しさん@初回限定 sage 2005/12/03(土) 02:16:13 ID:lFnuvRxg0

    Wordで書類を作ってそのファイルをFDに保存したはいいが、
    次に開く時にFDを入れずに「ファイルが開けない!」と大騒ぎした上司がいる。

  • 109 名無しさん@初回限定 sage 2005/12/03(土) 05:46:53 ID:aDIT5m7a0

    昔サポセンにいたんだが、デスクトップにマイドキュメントのショートカットが2つ出来ちゃって、
    ひとつ消したいって言うおばさんが電話してきて、そのままゴミ箱に入れてかまわないって言ったら、
    それじゃマイドキュメントが消えちゃうじゃないのって怒られたことがある。

ふざけたバグ・ユーザーサポート 8報告目

 あぁ…懐かしい。私もパソコン使いたての頃はサポセンを利用したものです。でも、サポセンを利用したと言えば、DIONの接続速度上がらない事件(NECとメルコとDIONの三社協力の下、一年間かけて解決)と、BASICがWindows98で起動しない事件(当たり前ですが)ぐらいですね。正直、サポセンに繋がるのを待つより、自分で解決方法を調べた方が早いですしね。

 ここ最近、パソコンの知識がないひとが自作パソコンを組み立て始めたらしく、私の所にしょっちゅう電話がかかってくるのですが、目の前のネットを使えと小一時間。もう嫌なんです。S-ATAって何、とか、PentiamがCPUであることを理解していないとか…。そんなんで自作をしないでください。

 パソコン関連の話題が出たので、掲載しようと思ってその時期を逃してしまった写真を今更のように公開しておきますね。夏頃の写真のはず。

 メーカー製パソコンもここまでくれば、パソコンとしての天寿を全うしていると思うのですが、どうでしょうか。世の中には、省スペースパソコンにHDDを増設したり、新しい機材を取り付けるためにケースまで改造する人が居ますけど…。

日記でメールレス

【ソニー-ウィルスCD】Amazon.co.jpも購入者に全額返金
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/news/1132835058/403-407

  • 403 :番組の途中ですが名無しです :2005/11/28(月) 22:21:59 ID:GxeGigdd0

    >>>>393
    この件がテレビや新聞などで「まったく」報道されてない理由として、2chなどでは
    「ソニーの圧力」とか「広告主だから」って意見が多いけど、実はそれは「ダミー」の理由。
    本当の理由は

    「この事件が、”著作権保護”をお題目に行われているから」。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    つまり、この件に関して報道すると、今まで自分たちが色々な無茶を正当化してきた
    根拠である「著作権」「著作権保護」の正当性を根底から疑われてしまうから。

    「著作権は大切、著作権を守れ!著作権を守れ!著作権!著作権!」

    必死になってメディアや業者が結託して行ってきた「消費者に対する洗脳」が解けたら
    困るのは、メディア自身なんだよね。
    だから、メディアは「やぶへびをつつかない」ために、この件に対して口をつむぐわけ。

    決してソニーを擁護してるんじゃない。
    この件を報道することは、自分たちが今まで消費者を洗脳して、思考停止ワードにしてきた
    「著作権」のタブー性を木っ端微塵にする結果になるから、やらないってこと。

  • 404 :番組の途中ですが名無しです :2005/11/28(月) 22:34:14 ID:Z39lqAt/0

    >>>>403
    ヘタすりゃカスラック叩きにまで発展するってのかい
    …見たいな、それ

  • 407 :番組の途中ですが名無しです :2005/11/28(月) 22:49:32 ID:GxeGigdd0

    >>>>404
    発展すると思う。マジで。

    今回の犯罪は、「著作権を護るためだから、自分たちの行為は正しい」という論理で行われてる訳だよね。
    少なくとも、ソニー側はそういう論理を「正当性」としてテロ行為を行ったわけ。
    今回の事件を報道すると、報道する側としても、それを見る側としても

    「著作権を護るといえば、何をやっても許されると本気で思ってるのか?」
    「著作権を護るために、ユーザーに不便や被害を与えることが許されるわけがない」
    「だいたい、著作権著作権ってうるさいけど、そんなものが本当にたいした権利なのか?」

    というような、現在の著作権ゴロの流通業者などの主張を否定することになる。
    「著作権を護ることが、全てに優先されると考えるのは大間違いだ。
     今までは著作権といえば黙っていたが、これからはそうは行かない」ということになる。

    そうなると、レコード会社、出版社、テレビ局、新聞社、そしてJASRAC。
    いろいろなところが、「今まで行ってきた詭弁」を責められることになる。
    特にJASRACに関しては我が物顔でいたわけだからね。

まさか、そこまで広範囲に及ぶとは…。

匿名希望のメールより

 SONYのCDに著作権保護のためのウイルスが仕込まれていたという事件についての書き込みですね。事情がよく分からない方は、まとめサイトの『簡単なまとめ』を参照すること。
 どうなるのかなとうずうずしながら静観してきましたが、そのような事情があったわけですね。本当にマスコミは自分達の保身に精一杯のようです。

 ご存じの通り、ウイルスを生み出してばらまくことは法によって規制されていますから、日本でも訴訟を起こすことも可能なわけですね。著作権がらみですから、著作権高裁によって半年ぐらいで解決、SONYが大変なことに、と言うシナリオもありかも知れません(ジャストと松下の時も著作権高裁でしたね)。特に、米国はウイルスに関しての対処は厳しいですから、米国側での訴訟の行方には今後とも注目です。米国は高速裁判ですからすぐに結果が出るでしょうし。
 NPF等を導入していて、通信を完全に制御できるならまだしも、一般ユザーはパソコン標準搭載のFW任せですから、被害は大変なことになりそう。既に日本国内での被害が世界で最も多いという報道がありますから(2位の米国の二倍)、これが世間一般に報道すると大変なことになると分かっているからこそ、報道しないと考えるのはなるほどよくできた推察です。
 そういえば、昔、ウイルスが混入したゲームソフトを発売して大騒ぎになったギャルゲーメーカーがあったような気がします。

 ウイルス云々については、マカフィー、トレンドマイクロ、シマンテック、マイクロソフトと言った会社が、ウイルスとして認定した、と書いておけば、殆どのユザーはウイルスだと認識するでしょうか。実に多くの会社がウイルス認定しています。

 行きすぎた著作権保護はしばしば話題になりますけど、これは日本が技術立国、すなわち、著作権を盾にして世界の技術をリードしていこうという国の方針の影響だったりもします。個人情報保護法みたいに過剰反応しているふしがありますけど、まさにその通りだと思います。
 いっそのことテレビ局も開き直って、SONYたたきを始めたら面白いのに。『SONYが自社の著作権を保護するため、CDにコンピュータウイルスを仕込んでいた事件で、』と言う感じで。

 まあ、こういう状況を示す的確な言葉が極東アジアには存在するのですよ。
 必 死 だ なw

 ちなみに、ウイルス感染が発覚した場合、それ相応の機関(IPA)に通報するのが推奨されていますので、いっそのことみんなで通報してしまうのも面白いかも知れません。

ついでに総まとめ

 今までこの日記で取り扱ってきた時事ネタのその後

 と言う感じでしょうか?

授業受けるときは帽子ぐらい取った方が………

 日本テレビの某料理番組をちらりと見た瞬間、芸能人の感覚を疑いました。
 ネイルアートをしたまま料理を作るんだね、あなた達………。

2005年12月4日 (日曜日)

戦いの果てに

Re:Re: 日記レス

 こういうタイトルを付けると、『Re:』は一回限りとするのがルールだろ、と突っ込まれそうですけど、そこは気にせず。言われたら、こうやって書きますから。
 Re:^2

 バルドフォースは確かに2Dっぽいですね。ただ、あのゲームの場合、透過処理などを行っているので、画面内部に全てアルファブレンドを行っているとなると、あの動きはものすごい物があります。
 3Dゲーム云々は、XYだけではなくZ軸も加わってくるので、データ量は単純に考えて乗算になってしまいますね。これに光源を加えて、ガラス素材に反射率やテクスチャを当てはめるとなると、その計算量は恐ろしいことになりそうです。3Dゲームに大容量のメモリが必要というのも当たり前ですね。

 グラフィック処理は余り詳しくないのですが、VRAMの容量だけで解決できない問題も沢山あったりします。ハードウェアレベルでアルファブレンドを処理したり、フォグエミュレーション(煙のシミュレーションだったかな?)もハードウェアレベルで処理できる物もありますし、DirectXでお馴染みの3Dアクセラレーターや、メディアプレイヤーで画面をキャプチャするときにお馴染みの、ハードウェアアクセラレーターなんかも、グラフィックボード側の処理のはずですね。
 中には、OSに寄生して画面出力を助けるもの(強化CPU命令セット)とかもありますから、VRAMの容量だけで全てが語れないのも事実。ノートパソコンのグラフィックチップは、AVモデルとか高級モデルではない限り、あくまでもエミュレーションというレベルですから、VRAMが多くても動かないゲームは多々あります。タイピング・オブ・ザ・デッドやサクラ大戦は、ノートパソコンでの動作は保証していませんし、PC版のギャラクシーエンジェルも同様ですね。ここ最近のMMOなんかは殆どかも知れません。
 近年のノートパソコン普及率と、新規パソコンはノートパソコンという流れの影響で、問題を起こしたゲームのプレイヤーの大半がノートパソコンユザーという可能性もありますし、VRAMの容量が可変的だとしても、それを変更できる人は少ないでしょうね(完全な偏見)。

 ただ、最も重要なのは、二次元AVGで最低動作条件に32MBも指定するゲームシステムですが…。
 現在の業界標準は、800*600ピクセルですから、必要なVRAM容量は、800*600*32=15360000bit=1.9MB。ウインドウモードで起動したとして、ここ最近主流になりつつある解像度1280*1024の場合でも、1280*1024=41943040bit=5.2MB。必須条件には16MBと書いておけば十分な領域だったりします。それに、液晶だったらリフレッシュレート60Hz固定と言ってもいいので、CRT全盛期よりもVRAMにかかる負担は少ないんですけどね。そもそも、そもそもギャルゲーでVRAM容量を指定するゲームなんて滅多にないのですが………。2.5次元(笑)のゲーム、トゥーンでも、VRAM容量は指定されていませんでしたしね。
 更に突っ込むと、平面ゲームでDirectX9.0b以上必須とか、どんなに高度な技術を使っているんだろうと考えてしまいます。PC版真・三国無双3をもってしてようやく9.0必須、バルドフォースは8.0、演出にこだわっていることで定評の『ういんどみる』の最新作はDirectX8.1、こちらも演出にこだわっている『minori』の最新作も、DirextX8.1b。age作品に限って言えば、DirectX未使用ですし…。

 ネタになりそうなので、メーカーページから必要スペックを引用してみます。

  • OS Windows98SE/Me/2000/XP 日本語版専用
  • CPU PentiumIII/500MHz以上
  • 必要メモリ 128MB以上
  • VRAM32MB以上で、DirectX9.0b以降に対応した3Dアクセラレータカード(AGP接続またはIntel社製オンボードチップ845G以降を推奨)
  • 対応音源 DirectSoundに対応したサウンドカード

 OSがWin98SEと言うのは非常に多くのユザーがこのゲームを楽しむことが出来ると言うことを暗示していますけど、VRAM32MB以上で、DirectX9.0b以降に対応した、という部分は、詳しい人が見れば、ものすごい高スペックを要求されていることが分かるはずです。(逆に言えば、こういうスペックシートを要求するメーカーのパソコンへの知識が欠jy(以下自主規制))。
 DirectX9.0が発表されても、DirectX9.0に完全対応したグラフィックボードが発売されたのは、そのしばらく先のことです。RANDEONで言えば型番5000代以降になるのかな。DirectSound対応なんていうのは、ハードウェア上で各チャンネルの音声をミックスしているからでしょうけど、この程度のことならWin98世代のパソコンなら楽に出来ますね。ただ、DirectX9.0となると話は別次元です。
 調べてみると、Intelが845Gチップを発表したのは2002年で、Pentiam4用のチップですね。
 ということは、これらの矛盾を全て解決するために、必要スペックシートを書き換えると、

 ………とまあ、凄い結果が出てしまったわけですが。
 ヤバイ…。真・三国無双3の動作必須条件(CPU:1.7GHz、メモリ:256MB、VRAM64、DirectX9.0)と殆ど同じだ…。画面内に100人以上の攻略対象キャラが同時に存在して、その人にぶつかる度に光を放つ乙女ゲーなんですね、きっと。

 まあ、今回の場合は、VRAM云々の前に、ゲームメーカーのデバック体制や、スクリプト部分でミスがあるのは明らかなので、メーカー側が、ユザーのVRAMが足りていない、なんて言う弁解をしても無意味なのですが………。
 ただ、今回の事件を泥沼化させているのは、メーカーに対して自分のパソコンのスペックを申告できないほど、パソコンに詳しくないユザーが多いというもまた事実。アンインストールするためにフォルダごと削除しちゃったYO、みたいな報告があるからこそ、メーカーも『窓の手』インストールして、レジストリから削除しろサポートページに書き込むわけですし。
 とりあえず、この言葉で締めておきましょう。

 お互い五十歩百歩。メーカーもユザーも頑張れ。

 とはいえ、ゲームのバグを放置する方向にあるギャルゲーメーカーが、ユザーからの働きかけで少しでも体質を改善してくれるといいのですが………。発売日前日に修正パッチを出す(ねこねこソフト)とかはまだマシですけど、放置するとかサポートBBSを封鎖する(すたじおみりす)のはどうかとおもいますけどね。そう言う点ではみんな、エルフとかF&Cとかを見習って欲しいと切に願います。
 まあ…男性ギャルゲーマーなんて言うのは、こういうバグ騒ぎにはとっくの昔から慣れているので、何を今更、と言う感想を持っている方も多いでしょうけど…。(この感情が生まれること自体が業界全体の問題ですが)。

 蛇足ですが、24bitでも32bitでも扱える色数が1667万というのは、32bitのうち16bitをアルファブレンドと言った、画像とは直接関係ない部分に割り当てるように、と言う基準の影響だったりします。

終ーわりっ!

 『恋のfrom A to Z』、終わり~! 全てを書き上げたのが昨日の29時というのは内緒です。

 感想を一言で書いてしまえば、結構面白かったかな、と。毎週毎週どんな単語が届いて、どれが採用されるかは全て読者次第ですから、先が見通せない不安感というのは結構怖いですね。私の場合、続き物作品ですから、単語が変わると想定していたストーリーと変化してしまう可能性があったので、どうやって考えたとおりの物語に収めていくか、と言うところは非常に頭を悩ませました。
 今でも記憶に残っている嫌らしい単語は、Jの『嫉妬』とXの『木琴』。物語の後半に、ストーリーとは全く関係のない単語を持ってこられると、ものすごい苦労する、と言うことだけは分かりました。結果は読んで明らかなとおり、比喩表現に木琴を使うことで解決(ごまかし?)しました。

 とりあえず、単語Zにて、全ての物語を収束させ、一つにまとめることが出来たと私は信じています。登場人物達の関係がそれぞれ明らかになったかと思います。そのあたりを読み解いてみると、ちょっとは面白くなるのかな、と。百日草の花言葉に『変わらない思い』があったのはかなり私にとって有利に働いたと思います。この単語を送ってきてくれた人に熱い抱擁を………って、いらないか。

 短編作品というのは文章を少なくしなければいけませんから、表現しなくてもいい部分は表現しないようにしなくてはいけません。ですが、それによって物語全体が軽くなってもいけません。そこで、全ての物語を有機的に結合して(この言葉マイブームね)、読み切りだけど実は長編作品、と言う具合にしてみました。一話ずつに分解してしまうと原稿用紙数枚の作品ですけど、『恋のfrom A to Z』と言う作品で見ると、4万文字超、実に原稿用紙137枚分の中編クラスの作品になります。
 その結果、最後のZでとりあえず言いたいことは全部言えたかな、と、自己満足が出来る作品には仕上がりました。これが他己満足になるかは、私の実力次第、と言ったところでしょうか。

 苦労したとはいえ、長編作品に比べれば楽しくできたかな、と思います。私の作品は一人称の作品なので、長編作品を書き続けていると同じ文体が続き、どうしても飽きが来てしまいます。ですが、今回のように五つの視点が交互に現れる作品の場合、書き方が何度も変化して、from A to Zまでテンポ良く書ききることが出来ました。こういうところが、面白かった、と言う感想に繋がってきていると思います。

 ともあれ、二ヶ月という期間、『恋のfrom A to Z』という企画に関わっていただき、企画立案者および主催者として厚く御礼申し上げます。
 また、私の作品、および、他の二方の作品にお付き合いいただきありがとう御座います。
 反省点は沢山あるかと思いますが、とりあえず今は、企画をやり遂げたという満足感に浸るために、負の方向には目を瞑った上でアイマスクをしたいと思います。
 それでは、今までお付き合いありがとう御座いました。そして、お疲れ様でした。

貴方にご奉仕
大好きお掃除
時々こけけたり
失敗お仕置き(ごめんちゃ~い)

【マージン】 「うんしょ、うんしょ。」
【雪冬】 「はぁ…はぁ…。」
【ボーダー】 「これで終わりです。」
【パディング】 「ふぅ…。」
【みいな】 「…どれだけ溜め込んでいた事やら…。」
【雪冬】 「新潟で震度七とか書いてあるから、一年ぐらいかな。米軍制圧、とか書いてある。」
【みいな】 「2004年5月…。」
【雪冬】 「とりあえず、ようやく時期が合ったね…長かった…。」
【みいな】 「溜め込みすぎです。」
【雪冬】 「読売新聞が、回収期間を二ヶ月に一度から一ヶ月に一度にしてくれれば、こんな事もないと思うよ。」
【みいな】 「………。」

 私の所では古新聞を新聞会社直々に回収してくれるのですが、それが二ヶ月に一度で、日付が分かるのが前日という条件が付加されます。課題の影響で、毎日新聞を読まず、一週間にまとめ読みとかをする事が多いので、一度回収の機会を逃してしまうと二ヶ月間待たなくてはいけません。
 それが溜まりに溜まって一年半年分。押し入れに入りきらず玄関や台所まで新聞が溜まっていたのですが、明日回収してくれるとの情報を入手したので、AtoZが終わってから大騒動。袋に入れていない新聞を袋に詰め込み、できあがったのは新聞8袋。1袋に一ヶ月ちょっと入りますので、相当な量です。一ヶ月で8キロ程度とのことですので、ざっと100キロはありそうな予感………。
 ひとまず、全ての新聞を紐で亀甲縛りにして、まとめることに成功しました。あとは天気が晴れてくれればOKですね。いや…新聞100キロとか、荘厳な眺めですよ。景観工学を取っている私としては是非とも研究対象にしたいところ(笑)。

 ところで、カテゴリを分けるほどの話題でもないので、ここに書いてしまいますが、このサイト、時間帯によってはものすごく表示が重いんですね…。たぶんこれは'.httaccess'に、リダイレクト命令を沢山書いているからです。二ヶ月ぐらい前のサイト内部ディレクトリ整理によって、ぐぐるたんの検索結果が404になるので、全部該当のファイルにリダイレクトをするようにしてあるのですが、きっとこれの影響です。様子を見ながらリダイレクト関係の記述は削除する予定ですので、もう少しお待ち下さい。Redirect permanentRedirect goneが合わせて13個も連なっているのは、私自身気持ち悪いので。

2005年12月5日 (月曜日)

技術志向

AtoZ終了を確認。第一次作戦終了。これより、第二次作戦突入。
以後、修羅場レベルを3に移行。予定タスクは、設計4、および、巫女本

 一難去ってまた一難。そんな12月。

 AtoZが終わり、これからは設計4と巫女本に時間を割り裂いていきたいと思います。たぶん、今までよりもハードになりそうな予感。
 設計4の締め切りは20日なのですが、全くと言っていいほど触っていません。火曜日にはエスキスチェックもあったりします。CADに加え、総天然色模型やフルデジタル版下入稿など、未体験ゾーンが多いので、第一課題より修羅場になりそうな予感です。と言うより、既に切羽詰まっています(苦笑)。CADとか…わけわからん…。
 巫女本は時間の隙間を見つけつつ執筆していくことになりそうです。AtoZの時は最速一日15KBぐらい進んでいるので、このリズムを持ったまま修羅場に突入したいと思います。

合い言葉は…

 今のような状態になると、詩唄いさんと言い合う合い言葉があります。

 「時間がないのなら寝なければいいじゃない。」

 ………はあ…。なんというか…もうね…末期?
 発音は、マリー・アントワネットに準ずる、ということで。

恋の悩み

 冊子版『恋のfrom A to Z』を作って、創作入門誌という位置付けで販売する予定なのですが、このとき、とある文章を入れるかどうか未だに悩んでいます。僅か5行の文章なのですが、この五行を入れると全ての謎が解けると言う形になっています。
 ですが、その五行が蛇足にも感じてしまい、未だに入れるか入れないかで悩んでいます。冊子版の原稿には現段階で組み込んであり、気にくわない場合はさくっと削除してしまえばいいのですが…はたしてどうしたものか…。ウェブ版では表現の都合により、明らかに蛇足になると判断して削除した行だけに、冊子版で入れるかどうか、もう少し悩む必要がありそうです。
 最終章のタイトルが『from Z to A』になっている理由について触れているのですが………うーん…。

 …あっ…表紙で伏線を張ってしまうと言うのもありかな…。

解像度一悶着

 初めてのデジタル入稿に備えて、解像度に関する調査をしています。雪解け水的には、CMYKの4色分解、解像度350dpiで何時も原稿を作っているのですが、これはあくまでB5のサイズです。ですが、今度の課題はA1サイズで出力ですので、A1サイズを350dpiで作った場合、ものすごいデータ量になってしまいます。
 そこで、解像度に関して調査をして、実務的にどのぐらいの解像度があれば用が足りるのかを調べることにしました。いつものお店がどのような出力装置を使っているかを調べる必要があるのですが、きっと大判プリンターを使っているだろうと勝手に推測。HPの大判プリンターが出力解像度600dpiなので、ここから逆算すると、170dpiもあれば十分だろうと言う結論に達しました。万が一出力が、1200dpi出力のイメージセッタとなると、的はずれもいいところですけど、線数120程度とのことなので、線数より解像度が多いので、何とかなるでしょう。
 あとは、A1サイズ、解像度170dpiのデータを、フォトショップに割り当ててあるメモリ512MBいないで作ることが出来るか、が勝負になりそうです。随時ラスタライズを行いながらやっていった方が良さそうですね。


 適当にフォトショップに投げてみたところ、上記サイズでは、画像サイズが85MBぐらいになるそうです。350で作ると………360MB………。大人しく、170dpiで作ってしまいましょう。

 これにて、メモリ周りの問題は解決です。今度は、私がCADを使いこなせるようになるか、ですね。今まで手書き図面で生計を立てていたので、CADには困惑しそうです…。

 解像度関連で…。
 キヤノンとかエプソンが解像度9600dpi*2400dpiのプリンターを作っていたりしますが、この場合、解像度が低い方が事実上の最大値と見て構いません。9600dpiと言うのはエミュレーションによって再現しているに過ぎないですから。
 2400dpiの解像度を使うためには、それ相応のデータを用意しなくてはなりません。出力解像度に対して写真のサイズがあまりにも小さい場合、どうしてもプリンター側で引き延ばしてしまうので、画質も悪くなってしまいます。(または、同じ面積を塗りつぶすのに解像度を高くすると無駄に時間がかかると言う認識もあり。この場合は劣化と言うより無駄。)
 出力解像度2400dpiのイメージセッタの場合、標準出力線数は150らしいので、これに見合う解像度は線数の倍で300dpi。これがプリンターに当てはまるとしたら、画像は300dpiで用意しなくてはいけません。A4に四辺縁なしで出力するとして、引き延ばしによる画質劣化をさせない為に必要な最低画像サイズは、4093*2894px
 私のデジカメは7Mpxですが、このときの画像サイズは3072*2304pxですから、7Mpxのデジカメで撮影した画像では、引き延ばしが行われ、画質が劣化します。10Mpxのデジカメで画像サイズが3680*2760pxになるそうですから、これでもまだ引き延ばしが行われます。11Mpxになってようやく必要な画像サイズを満たすようですから、プリンターの性能を発揮するためには、11Mpxのデジカメを買って写真を印刷するしかありません。
 長い時間説明にかかりましたが、素人が2400dpiに手を出しても無駄、と言うことになります。それに、一眼レフでない限り一般的にデジカメが吐き出す画像はJPEGですから、圧縮による劣化も存在します。しかも、JPEGの圧縮は目に付きにくいところを圧縮する形式なので、プリンタ会社が隅々まで綺麗と言っても、その隅々が元の画像で劣化している、と突っ込みも出来たり…。
 とまあ、突っ込みどころを突っ込んだところで、もう一つ致命的な突っ込みをしておきたいと思います。1200dpiより高い解像度で印刷しても、画質の差は人間の目では判別できません。画質を求める美術雑誌でも1200dpiや1440dpiですからね。

 ちなみに、エプソンのロール紙に、「子供の身長を等身大で出力できる」とかそう言う謳い文句が書いてあったはずですが、幅210mmのロール紙では、等身大出力したら、横方向は圧縮しないといけませんからーっ! 残念!

 ………なつかしいなあ…。


 慣性の法則で言っておきますと、雪解け水の表紙は、エプソン的に言うとスーパーファイン(720dpiらしい)で印刷しています。キヤノン的な言い方に直すと、ファインモードですね。

スパムスパムスパムスパム…!

 先日紹介した自動投稿型のスクリプトが走り回っている件について。ぐぐるたんもようやくその被害を把握し始めたようで、日本語のみの検索絞り込みで8件引っかかるようになりました。このサイトの場合、アクセスを拒否した次の日には来なくなったのですが、時々アクセスをしようと試みているようです。
 だから、貴方は、永久アクセス規制リストに(以下略)。掲示板を持っている管理人さんは要注意です。

 3A!の世界では、トラックバックスパムとかコメントスパムがありますけど、防ぎようがないサーバーや、防ぎ方が分からない管理人の場合、色々と問題になるようですね…。

 そういえば、今の時点でサイト表示が体感的に早くなっているかと思います。".httaccess"の編集をして、サーバーへの負荷を軽減してみたのですが、如何でしょうか。それでも47行あるんですけどね…。
 SSIを全ページ使用と言うのは、どうしてもサーバーに負担がかかるようですね…。

2005年12月6日 (火曜日)

タイトル未決定

AtoZの整理

 AtoZ関連のページを整理し、特に問題がない限り永久凍結出来る段階までになりました。一言で言い換えれば、『長辺恋愛小説同盟の直リンクに完全対応した』と言う感じで。
 今まで明記してこなかった長さも、完結と同時に明記しました。実に43000文字。原稿用紙130枚を超えるなかなかの作品です。100のお題が58000文字ですから、1作品あたりの長さは倍以上ありますね。
 で、この43000文字という文字数ですが、かつて『長辺恋愛小説』だと言い張ってきた『丘の上の物語』一人分の長さを簡単に超えてしまいます。そう言った点を見ても、結構大きな作品だったのかな、と思います。

 気分一新、閑話休題。
 あとは20日の課題提出と、25日のイベントへ向かって驀進するだけですね。
 以下、詩唄いさんとの契約による時限爆弾(自分への戒め)の設置。

2005年12月7日 (水曜日)

一太郎の限界

美術

 アニメ『Canvas2』を見ながら何時も思うのですが、背景のパースが狂っているのはどうにかなりませんかね。美術学校を扱うアニメとしては死活問題だと思うのです。別に、登場人物と背景のパースの関係が可笑しいとか、アニメではありがち(背景委託による不一致)な所に突っ込むわけではなく、背景単体でパースが狂っているのはどうかと思います………。
 それと、学校が画面に映ると、「あー、この建築は地震に弱いなあ」とか「柱の位置が揃っていないから、地震が起こったらここにヒビが入って倒壊するな」とか見てしまうのは、職業柄です(笑)。実際、窓ガラスが多すぎて、耐震要素がないために地震が来たらすぐに崩れてしまいそうな建築だらけです、アニメは。
 ただ、武蔵野美術学校協力の下作られた『ハチミツとクローバー』は、流石にパースが狂っているとか、建築が現実的だとか、そう言ったことはありませんでしたね。フジテレビの新アニメ枠は、今までのアニメと違って、きちんとスポンサー契約を結んだ上で放送しているため、予算も多く確保できるでしょうから、品質の高いアニメを期待します。

 あと、あの構造計算書偽装問題ですが、オタクにも影響を与えています。関東や大阪を中心に展開する大手コピー専門店のキンコーンズの大阪店が、例の建築の中に事務所を構えていたらしく、無期休業状態に。大量コピーをしてコピー本を作るサークルにはかなり大きな痛手になるでしょうね。

調査結果

 気になったので調べてみたら、先月のこのサイトの転送量は音楽ファイルを除いて600MB程度だそうです。日記と小説と、たまにデジカメの写真やスクリーンショットだけで、600MBを超えてしまうんですね。有名サイトはもっと凄いことになっていると思うと、有名と言うだけあるな、と思います。

一太郎、Wordに負ける

 確かに…確かに一太郎は凄い。アウトライン編集から文章構成、そして仕上げ。それらのツールはほぼ完成されていると言っても過言ではない。でもね…でもね…官公庁で多く用いられているから、と言う事が裏目に出て、案外と、縦書き文章の編集能力はよろしくないように思えます。特に、行間設定の弱さが裏目に出て、裏表印刷をすると、表と裏の行がずれるという現象が発生します。

 ページ内均等割付を行うWordの場合、全くずれないのですが、一太郎の場合ページの端を基準にレイアウトをしているらしく、行末の方でずれが発生してしまいます。これを解決するために行間を調整すると、後一行は入るという隙間が…。その隙間を埋めようとして行数を調節すると、今度は裏表で行の位置が………。
 とりあえず、某巨大掲示板群のそれ相応のスレに投げて解決方法があるか探っています。駄目なら…ジャストシステムにメールかな…。

 特に、薄い紙を使わざるを得ないサークルにとって、裏表の行が揃うか揃わないかは死活問題です。薄い紙の場合どうしても裏写りが発生してしまうため、裏表の行位置をそろえることによってそれを軽減します。ですが、行がずれている場合、表ページの行間に裏ページの行が裏写りすると言った事態が発生し、その読みづらさは………ご想像にお任せします。

 他にも、縦書き必須機能の縦中横(半角文字を縦に表示)を行った文字に対してルビ(ふりなが)をふれないとか、かなり厳しいですね…。
 よくを言えば、横書き縦書き変換機能で、半角文字を漢数字にしてくれるのですが、その時、文章の形式によって数字の表記法を臨機応変に切り替えて欲しいです。これは、次の通り、漢字表記のルールを見ていただければ分かります。

縦書きにおける数値の漢字表記には、上のように、単位としての『十』や『百』が入るかどうかの違いがあるわけですが、今のところ、どちらか一方の方法でしか変換できません。これが、数字のタイプを見分けて自動的に変換してくれるようになれば…と思います。この機能があるだけで大分まともですが…。
 あと、OpenTypeフォントに真面目に対応してください。XP対応ソフトで、日本語ワードプロセッサなら、OpenTypeフォントへの対応って常識だと思うのですが…。だって…ジャストシステム…『一太郎としてはOpenTypeフォントに対する特別な措置は行っていません』って………。OpenTypeフォントの最大の魅力は、異体字(いわゆる旧字体)を使えること。その機能を使えないって…日本語ワードプロセッサとしてどうなのかと思います。


 今回の日記は、ワープロとしてのあり方を問うために、あえて『日本語ワードプロセッサ』と言う正式名称でお送りいたしました。

サイト運営史上最大の失敗

【雪冬】 「と、いうことで、至急調査お願いね。」
【みいな】 「タスク優先度はどのようにしましょうか。」
【雪冬】 「リアルタイム。」
【みいな】 「了解です。」


【みいな】 「結果が分かりました。」
【雪冬】 「えー、10秒も経って無いじゃないよー。こんなに早く原因がつかめるものなの?」
【みいな】 「ええ…。これだけわかりやすいミスを犯していれば、ネットワーク関係者なら数秒で…。」
【雪冬】 「それで、原因は?」
【みいな】 「ええとですね、結果的に言えば、雪冬さんが原因です。」
【雪冬】 「えー。」
【みいな】 「いいですか、雪冬さん。ネットマスクは上位ビットから指定するものであって、下位ビットから指定するものではありませんよ…。」
【雪冬】 「とっても嫌な予感…。」
【みいな】 「はい、その予想、大当たりです。」
【雪冬】 「すいませんでした…。」

 何をとちくるったのかとてつもなく広大な範囲の人を403エラーに放り投げていたようです。どのぐらい広大な範囲を潰していたかと言いますと…IPアドレスの範囲にして、
0.0.0.0 ~ 191.255.255.255
 まあ、全世界のインターネット人口の74%ぐらいかな。

 ………。すいません。平謝りします…。
 教えて下さった方、ありがとう御座います。私のIPが2**で始まるのが事態発覚を遅らせた理由ですね…。たぶん、数時間アクセス拒否が行われていたことになります…。

 ああ…今日の分のサーバーログがスクールデイズのバッドエンド風になりそう(4xxエラーは赤色表示)………。


 それどころか、確認のためにIEでインデックスページを閲覧したら、CSSに間違いがあることも発覚…。

2005年12月8日 (木曜日)

ジャストシステム

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察 in 同人

 CSSのコメント文に、IEとOperaは<table caption>の取り方が可笑しい、と書いてあったのですが、実際に可笑しかったのはOperaだけでした。御免ね、IE。疑って悪かったよ。

進捗率グラフ (1時26分現在)
課題 項目 進捗率
巫女本 草案 90%
原稿 0.5%
恋の from A to Z 原稿 100%
冊子 70%
表紙 0%
設計4(エスキス) 理想 90%
現実 1%
運命 そんなもので割り切れるかー!

 最後が可笑しいのは、現実逃避のためです。

 巫女本のパーセンテージ算出法は、目標容量の20KBに対する、現実の進捗率をパーセンテージに置き換えたものです。目標値を超えた場合、値が100%を超えることをご了承下さい。
 巫女本の序文を書いていて思ったのですが、悪い癖が身に付いてしまったようです。それは、こんな感じの書き方。

 何時までも雲は分厚いままで、人は何時までも俯いたままで、街全体は無彩色の海に沈んでいた。まるで、未来なんて存在しないかのように。その場凌ぎに買われる100円の傘のように。

 つまり、文章を二つに分けて、倒置法に変えてしまうと言う書き方。回数が少なければいいのですが、数が多くて困っています。人物描写にはあまり使わないのですが、風景描写に多く使う傾向があります。文体と見るか、悪い癖と見るか、それはこれからの使い方次第。もしかしてAtoZもこんな文章だらけだったりして………。

 それと、進捗率が割とピンチなのですが、鈴響体育大学の研究結果によると、被験者鈴響雪冬は最大八泊九日の間、睡眠時間を3時間まで削ることが可能という結果が出ていますので、この研究結果を信じて頑張りたいと思います。パソコンの画面を見つめ続けているので、気分は放送開始1時間50分後ぐらいのムスカですが…。

気になり出すと…

 ジャストシステムから届いたメールに、このようなことが書いてありました。

飛躍的な進化を遂げた最新バージョン「一太郎2006」「花子2006」が、いよいよ予約受付をスタートしました。

 ああ…よりによって一太郎の広告にこんな日本語が使われてしまうとは…。上の文章には致命的問題があるのですが、探し出すことが出来るでしょうか。この文章における間違えは、『本を探しに行ったんだけど、探していた本が売っていなかったよ』と通じるところがあります。
 「本が売っていなかった」と言う文章構造を分解して考えると、『本が(主語)』『売っていなかった(述語)』となるのですが、この場合、『本』と言う人が能動的に本を売っていなかった、と言う言い回しになっています。簡単に言うと、「本が (該当単語無し) を売っていなかった」と言う意味になってしまうわけですね。
 普通は、『本が売られていなかった』となるわけです。売られるは、能動的な形状で、それは本という単語に結びついてきます。

 では、引用した文章はどうなるのでしょうか。

 飛躍的な進化を遂げた最新バージョン「一太郎2006」「花子2006」予約受付いよいよスタートしました。

 きっと、普通はこうなるはずです。もう少し国語的な突っ込みをすると、きちんと対応する日本語がある外来語は日本語に置き換えることが望まれますので、

 飛躍的な進化を遂げた最新版の「一太郎2006」と「花子2006」の予約受付がいよいよ始まりました

とするでしょう。更に組み版や日本語の規則に則った書き方(特に表現にこだわらない限り商品名は『』でくくる)に置き換えると、

 飛躍的な進化を遂げた最新版の一太郎2006花子2006の予約受付がいよいよ始まりました。

で、ちょっと高度な突っ込みをしておくと、『最新版の“一太郎2006”』では、一太郎2006のマイナーアップデートしたとも取ることが出来るので(文章が不明瞭ということ)、『最新版の“一太郎”』とするのが普通です。

 飛躍的な進化を遂げた最新版の『一太郎』と『花子』の予約受付がいよいよ始まりました。

で、マニアックなところに突っ込んでおくと、このメールの送り主はジャストシステムですから、『始まりました』とすると、変に客観的になってしまうので、

 飛躍的な進化を遂げた最新版の『一太郎』と『花子』の予約受付をいよいよ始めました

『冷やし中華始まりました』って書く人なんて居ないですよね?
 で、『いよいよ』ですが、意味合い的にはこれから始まることを暗示する単語なので(過去形としても使うけどあまりなじまない)、別の表現に置き換えてしまいます。むしろ、売る側が『いよいよ』なんて使うと、変に盛り上げようとしているのが見え見えですから、お勧めできません。

 飛躍的な進化を遂げた最新版の『一太郎』と『花子』の予約受付をついに始めました。

 閑話休題、原点回帰。
 『本が売っていなかった』、『パソコンソフトが予約受付をスタートしました』。こうやって改めてみてみると、文章が可笑しいことに気が付きますよね。両方とも本もパソコンソフトも名詞であって、受け身的な存在なのに、能動的な使い方をされているからです。ですから、『本が売られていなかった』、『パソコンソフトの予約受付をスタートした』とするのが理想です。
 口語なら問題ないでしょうけど、文語、しかも、ジャストシステムという会社が送ってくるメールとしては、ちょっとまずいかな、と言う指摘でした。


無駄な単語を省く、と言う精神に基づけば、ここまで整えることが出来ます
 飛躍的な進化を遂げた最新版『一太郎』・『花子』の予約受付を始めました。
意味合いを無視して、限界まで削ると、こんな感じ
 『一太郎』・『花子』の予約受付を始めました。
フライデー風に
 あの『一太郎』と『花子』の予約がついに始まる!?
中吊り広告風に
 『一太郎』・『花子』、予約受付開始!
2ちゃんねる風に
  • 535 名無しさん@そうだ選挙にいこう 2005/12/08(木) 02:42:35

    ttps://www.justmyshop.com/app/servlet/cb26?m=jui6b02
    すでに予約した俺は勝ち組w

血に染まるサーバーログ

403エラーがサイト全体のアクセス数の1/7に達した証拠画像。 予想通り、サーバーログが血に染まりました。404エラーが354回と非常に多いですが、これは、IEたんのCSS実装ミスによるものです。
 本来なら、[http://whitesnow.parfe.jp/miina-system/css/print.css]と言うアドレスのCSSファイルを印刷時にだけ取得しなければならないのですが、何を勘違いしているのか、通常時にまで[http://whitesnow.parfe.jp/url(miina-system/css/print.css) print]と言うアドレスでファイルを取得しようとするため、404エラーが非常に多くなってしまいます。実装ミスはサーバーへの負担も増加させる、と言う事例でした。

 とまあ、そんな話は水に流して、問題は、403エラーの数。199回って…。サイト全体へのリクエスト数が1475でしたので、実に1/7近くのアクセスが403エラーとして処理されてしまっていたようです…。
 OCN、plala、わくわく、Uコムなどなど…。対象地域は数知れず…。もしここにDIONが入っていたとしたら、もう少し発見が早かったはずなのですが…。


 ログを見ていて気が付いたのですが、read a little.さんのところで走らせているロボットが何時もと違う動きを見せていたのが気になりました。いつもは、トップページ(top.htm)と最新の日記ページ(dialy-YYYY-MM-XX.htm(Xは通し番号))を取得し、更新時間をげっちゅしていくのですが、昨日に限ってトップページだけになっていました。疑問に想い、取得した更新時刻を掲載しているページを見に行って、日記カテゴリを覗いてみたら、

9999/99/99 99:99 (P) 日記 / 鈴響雪冬

Light Seek - 更新アンテナ - (read a little.)

と書いてあるわけです。この更新アンテナの書式は、[YYYY/MM/DD hh:mm]ですから、これが全部9になっているのは何かのエラーが出ているのかなと思い、パラメーターPの意味を探るため、ページ下部にある記号の意味を閲覧したら…。

P
固定

Light Seek - 更新アンテナ - (read a little.)

 つまりあれです。取得しなくても毎日更新しているという事のようです(たぶん)。
 日記カテゴリで、固定扱いされているサイトは一つもないのですが、音楽サイトでは、『夢の音楽館』や『CMC』、『E-Wind』などなど、毎日更新されているサイトが綺羅、星のごとく並んでいるわけですね…。

 鈴響雪冬、今日で、935日連続日記更新。依然、記録更新中。

 ちなみに、PはPreservedの頭文字のようです。

巫女本(プロジェクト名)制作日記 (17:44)

 ちまちまと原稿を書き始めています。とりあえず、いわゆる序文を引用。

 雨が降っていた。色づいた葉はその光沢を増し、道は黒色に染まる。道行く人は何処か生彩を欠き、誰もが皆、ただ目的地だけを目指していた。傘がぶつかり合い、人は拒み合う。都会を埋め尽くすアスファルトとビニールの天蓋に雨は休み無く降り注ぎ、音を立て、やがて側溝へと流れ着く。
 それは、朝から見続けている光景。何時までも雲は分厚いままで、人は何時までも俯いたままで、街全体は無彩色の海に沈んでいた。まるで、未来なんて存在しないかのように。その場凌ぎに買われる100円傘のように。
 今日は咲美(さきみ)とデートの約束があった。咲美と同じく一限だけで講義が終わる木曜日、俺達は駅前に集合することを約束した。同じ大学なのに学内で待ち合わせをしないのは、何処か気恥ずかしさがあるからだろう。俺達がデートをすると言うときは、何時も駅前で待ち合わせをしていた。
 そんなデートの待ち合わせ場所を目指すため、俺は自転車に乗って風景を後ろに押し流していた。

 巫女本は合同紙なのですが、もう一人の著者、詩唄いさんの作品は田舎の神社が物語の中心らしいのですが、私は都会のど真ん中の神社です。境内の木の替わりにビルが木に見えるような神社です。物語としてはいつもの私のような感じです。もっと具体的に書くと、『透明という色』と言う感じです(作品名を上げるな、という話)。
 さて、まずは目標の20KBを目指して頑張ります。例え20KB書いても、10ページ足らずなのですが………。
 ちなみに、私の作品にしては珍しく、物語が始まってからしばらく会話文が全く出てきません。まあ、冊子版ReSin-ensの改訂は一発目の台詞が喘ぎ声なので、それよりは数百倍マシだと思います。

2005年12月9日 (金曜日)

神を束ねる巫女さん

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察 in 同人

進捗率グラフ (0時16分現在)
課題 項目 進捗率
巫女本 草案 100% (+10)
原稿 40% (+39.5)
恋の from A to Z 原稿 100% (+0)
冊子 70% (+0)
表紙 5% (+5)
設計4(エスキス) 理想 90% (+0)
現実 1% (+0)
運命 そんなもので割り切れるかー!

 予想より進んでいない罠。

 火曜日に設計があったので、月曜日の夜から根を詰めていた影響がもろに出て、今日は爆睡。起きたらみのもんたとお早う御座いますをしていました。ちょっとショックでした。

 巫女本の原稿は、長くなりつつあるのにもかかわらず、シナリオ的には展開を見せないという状況。何処かばっさりと削ってしまうか、逆にこの長さを利用するか、運命の分かれ目です。プロットは箇条書きで20行あるのですが、目標値の40%と言う値まで文字を書いたのに、箇条書きの一つも進んでいません………。
 目標としては今日中に殆ど完成させて、土曜日からは設計に打ち込みたいのですが…どうなるでしょうか…。

『巫女本』制作日記

 とりあえず『巫女本』と言う本について少しふれておきましょう。
 『巫女本』とは、詩唄いさんと私が共同で作っている創作文芸の同人です。100円ショップで詩唄いさんがお賽銭箱型の貯金箱を見つけたところから、企画が始まったはずです。意外と安直な理由だったりします(笑)。
 で、巫女本とはあくまでプロジェクト名ですから、実際の冊子の名前は未だ未定。たぶん、私が修羅場に入って連絡が取れなくなる今週の日曜日とか、その辺りに冊子のタイトルが決まるか、詩唄いさんの独断と偏見で決まるかのどちらかだと思います。
 ついでに言えば、私が書く作品のタイトルも決まっていません。

 ページ数は未定ですが、二人で30ページは超えるであろうと信じています。

 さて、そんな巫女本ですが、日付が変わって予想外のスピードで原稿が進んでいます。今は朝の2時ですが、容量は14KB。ざっと7000文字。ページ数に直すと、6ページぐらいになります。で、7000文字目にしてようやく巫女さん登場(笑)。初めの6ページは重々しい雰囲気で綴られています。
 で、今回の巫女さんですが、未だ名前が決まっていません。髪の長さも未定です。後数行で外見描写が始まるので、さっさと決めないといけないのですが、どうしましょう。黒髪ロングも有りかなと思ったのですが、舞台が現代であると言うことと、都会のど真ん中と言うことを考慮して、普通の髪型になる可能性もあります。
 その巫女さんについてですが、決まっていることが唯一ありまして、おしとやかではありません。っていうか、超理論派かつ現実的です。
 小説における「リアリティー」とは、小説内部の世界における辻褄の欠落のなさですが、今回の作品に限っては、「リアリティー=現実的」になりそうです。

 と言うことで、別段「萌え~」とか、そんな話ではないです。あー、本当に、『透明という色』に雰囲気が似てるぞ、自分。
 とりあえず、制作日記なので、適当に一文、引用しておきます。

 しばらく続く街路樹を走ると、鳥居が目に入り、そのまま通り抜けた。
「これは…」
 小さくつぶやくと、予想通り別の鳥居が街路樹をまたぐように設置されていた。
 木漏れ日、というよりは、殆ど影になるほどある街路樹の枝振りは、さっきの大通りよりも遥かに密実で、樹種の違いや歴史の違いを漂わせている。
 街路樹の向こう側に三つ目の鳥居が見え、俺は自転車の速度をゆるめた。その鳥居は今までの鳥居とは違い、周りに多くの木々を従え、蒼然とそこに立っていたからだ。
 近くにあった駐輪場に自転車を止め、弁当を片手に鳥居をくぐる。
 瞬息。
 都会の雑踏が耳から消え失せ、自分の心臓の音が聞こえてくるほどの静けさに包まれた。深く息を吸い込んで吐き出したくなるほどの透明感と、病院の空気以上に匂いのない清潔さ、喉を軽やかに通り抜けていく滑らかさを持っている空気。講義の時よりも遥かに張り詰めている雰囲気とは対照的に、柔らかく地面に落ちる木漏れ日。振り向くと、天然木で作られたであろう鳥居が俺を見下ろしていた。

 神社に入るまでで、5000文字も使っているのは内緒。

熱い巫女さん

「神様が生まれた理由をご存じですか?」
「神が生まれた理由…?」
「始めに結論を述べてしまうと、神様は人間が作り出した空想上の人物です」
 またもや巫女は神の存在を否定した。少なくとも彼女にとって神聖な空間である神社の境内で、神に仕えるとされる巫女が発してもいい言葉とは思えなかった。
「太古の昔、文明は川の流れの在る場所で発生しました。やがて、狩りから農作へと生活が移り変わっていきました。しかし、自然は人間に牙をむき続けます。寒冷、温暖、嵐、干ばつ…それらの自然現象が訪れる度に、人は農作物が育つ地へ、安定した気候のある地へ移動し続けます。その過程で、気象が荒れるのは『神』が起こっているからだと言う考えが生まれてきます。これが神の発生です。自然現象は神が起こしている、そのように当時の人は考えたのです。神は人間が生み出した架空の存在なのですよ」
 巫女は終始笑顔で話し続けた。そして、次の言葉を紡ぐ。
「この神社の謂われについても説明しましょう。神の存在が確立すると、人はこう信じるようになります。『この土地に長らく平和に暮らすことが出来るのは神様が見守っているからだ』と。つまり、人は、気候が安定した土地、農作物が豊かに育つ土地を神様が見守っている土地として、その恩恵を授かろうとします。そこで、神様を奉る施設、日本で言うと神社を各地に建てるようになります。そして、人は定期的に集まり、自分達の結束を確かめ合うために、神様を崇めるために祭りを起こすようになります。この神社もその過程で生まれた神社に過ぎないでしょう。こうやって考えると、神様や神社なんて言う存在は希薄なものですよ」
 巫女はあらかじめ準備してあったかのようにすらすらと言葉を繋げた。

 神に仕える巫女が、神の存在を否定する瞬間(笑)。

 なんか、詩唄いさんの方の原稿がほのぼのしているらしいので、ものすごく肩が凝るような話を書いています。や、これはこれで楽しいですよ。巫女が神と神社を否定しているなんて(笑)。やばいですもん。自分が勤める神社の謂われに対して、「この神社もその過程で生まれた神社に過ぎないでしょう」とか、あり得ないです。
 あー、ちなみに、今現在、23KB。ようやく10ページ分と言ったところ。

 で、ここまで書いて気が付く。地方イベントの購入者層って、中学生が多いんだよな…。推敲しよう…。もっとわかりやすくしよう…。(この文章の次に、量子力学の話が(以下略))

「日本の神様は西洋と違って面白いんですよ。なにせ、住所不定ですから」
「住所不定?」
 おおよそニュースでしか聞かないような言葉に俺は反応した。
「神社に参拝するとき、鈴を鳴らしますよね、ガラガラと。あれで神様を自分の所に呼び寄せるんですよ。他の宗教だと、神は何時も天上にいてそこを仰ぎ見ないといけないのに、日本の神様は鈴を鳴らすと目の前に来てくれるんですよ。しかも、普段は何処にいるか分からない…いえ厳密に言えば、八百万ですから、周りにありふれているんですけど、その中から希望の神様を鈴で呼び寄せる訳ですね。しかも、十月になったら出張といって、日本中の神様が全員出雲に集まっちゃうんですからね」

 前代未聞。神様を馬鹿にするような発言をする巫女さん。

2005年12月10日 (土曜日)

タイトル未決定

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察 in 同人

進捗率グラフ (0時16分現在)
課題 項目 進捗率
巫女本 草案 100% (+10)
原稿 150% (+110%)
恋の from A to Z 原稿 100% (+0)
冊子 70% (+0)
表紙 5% (+5)
設計4(エスキス) 理想 90% (+0)
現実 1% (+0)
運命 そんなもので割り切れるかー!

 予想よりも進んだ罠。巫女本の原稿の値が100%を超えたので、次回からは、ストーリーの進捗具合に対するパーセンテージで計算してみたいと思います。一日で20KB。案外と出来るものですね。

補色の恐怖

 私はテキストエディタの背景色を薄い緑にしているのですが、その影響で面白い現象を体験しました。ずっと緑の画面を見つめていた事になるのですが、ブラウザを起動する必要性が出てきてブラウザを起動しました。私のブラウザのホームページはgoogleですので、起動した瞬間、真っ白い背景が表示されます。その時、面白いことが起こりました。
 人間の目は同じ色を見続けて、違う色を見ると、始めに見ていた色の補色が見えるという特性があるのですが、その影響で、真っ白に表示されているはずのgoogleがピンク色に。補色って凄いな、と思った次第です。

 病院の手術室の壁の色が緑なのは、血の色ばかり見ていると補色として緑色が見えてしまいます。その時、壁が白いと、壁の一部が緑色に染まって見え、医者の具合が悪くなるため、補色と同じ色、つまり、血の補色色である緑を壁に塗ってあるわけですね。きちんと考えられていますね。
 変な豆知識として、手術室の床は光触媒が大半です。手術室は多くの光を使いますが、光がある限り抗菌効果を発揮する光触媒タイルは、手術室にはもってこいの素材なのです。光触媒を開発した日本人万歳。
 あと、タイル繋がりで、学園ものの小説に登場する床の素材『リノリウム』ですが、あれ、実は天然素材です。一枚引っ剥がしてみると、下地として食物の繊維を使っていたりするので、すぐに分かるはず。天然素材なので、靴の素材にもよりますけど、静電気が発生しづらいと言うのは利点ですね。

文章と小説の狭間で (11:54)

 こんな日記ですが、一応、読みやすいようにと、普段書く文章よりも改行の頻度を多くしています。ただ、その改行の頻度を多くすることになれてしまい、小説を書くときに、不必要なところに改行を入れてしまいそうになります。
 Enterキーを押すのが癖になっているのかも知れませんね。この左の文章だって、本来は改行する必要のない文章ですし。

巫女本への叫び

 神を信じない主人公と、神を馬鹿にする巫女。そんな二人がビルに埋もれる神社で出会う。
 神は本当にいるのか。だとしたら、何処に存在するのか。
 そんなお話。

 ちなみに、巫女さんについては、メインヒロインでもなければ主人公でもないのであしからず。完全なサブキャラです(えー。いえ、私的には、十分主役ですけどね。登場シーンも、巫女さんの方が多いですし。
 この辺りは、物語の読み方に依存すると思います。私としては巫女さんが主人公と思って書いていますが、人によっては違うように捉えるでしょう。この辺りも、「『透明という色』で、『美水』と『少年』のどちらが主人公に見えるかによって違う」、と言うのと同じですね。

 で、気が付いた。物語も後半なのに巫女さんの服を一度も描写してない罠。

またNHKか

 で、ハピマテは紅白に出ないわけですが、スキウタ投票で上位100組に入らなかったアーティストも呼ばれていることでまたもや大問題。別に、中等部2-Aをだせと言っているわけではなく、上位100組にすら入らないのに、紅白に呼ばれるというこの状況。
 NHKは今回の紅白を、皆さんの声で変える、と言っていたのですが、怪しくなって参りました。で、最近の動きと言えば、公開質問状がNHKに出されました。
 内容を軽く紹介すると、こんな感じ

  1. スキウタと言う企画をやった理由
  2. 出場歌手に上位100組以外のアーティストがいる理由
  3. 上位100組の出場歌手が選ばれなかった理由
  4. 発表順が50音だった理由
  5. 投票方法の理由
  6. データ放送の投票を他の投票の十数倍(実に47倍!)という重みで扱った明確な理由
  7. 今回の出場歌手選定にスキウタの結果を活かしたか

 とまあ、極々普通の疑問点を並べただけの質問状。脅迫も何も在りません。ちなみに、回答期限は特に設けていないようですが、送付時期から10日が経つ12日までに回答が来なければ黙殺と見るようです。
 毎回毎回NHKの出場アーティストというのはどうにも偏っているのが気にくわないです。いっそのこと、超大御所であっても人気がなければ切ればいいのに。まあ、名目上NHKは国営放送ではないので、いざとなったら、私達一般人が受信料を払わなくなれば(以下略)。NHK音響技研のデータを活用している人には悪いですけどね、NHKは一度廃れた方がいいのではないかなと思います。
 あれだ。CDセールス50万枚以上のアーティストの中から無作為選出、とかいったら面白そう(笑)。(そう言えば、日本の音楽業界では一年半年ぶりにミリオンを達成したあの二人組も、選ばれていませんね。)毎年同じアーティストが出場して、新曲を歌わず、昔大ヒットした歌を歌うよりは遥かに未来のためになると思いますけどね。だって、大御所なんて出演料高いじゃないですか(笑)。こういうところで節約した方がいいですよ。
 ついでに、司会者も無作為ね。司会者が羽鳥アナウンサーでも泣かない(どういう意味だ)。
 実際、紅白歌合戦って、毎年つまらなくなってきているので、このぐらいの企画を用意した方がいいと思いますよ、NHKさん。

 ここのところ多くなっている公開質問状という手段はかなり有効だと私は想います。特に、多くの場合、この質問状に回答がなかった場合、事実として認めたとして処理します、と言う一文が効いていますね。
 なお、某個人情報漏洩携帯電話フルブラウザ開発メーカーは、公開質問状を無視したのでまたもや大問題。

 私がスキウタに投票しようとしたら、メールアドレスが受け付けられなかった件について。

紙発注

 今度のイベントに使うための紙を発注しました。事前に見積もりをしていた紙をお願いするだけなので、別に何事もなくスムーズに進行。郵便局でお金を支払えば、頼んだサイズに裁断して届けてくれます。
 とりあえず、事前準備は殆ど終わったので、後は、設計と巫女本に取り組むだけですね。

 巫女本の原稿は確実に間に合うペースですが、文章構成や校正に時間がかかりそうです。ちょっと勢いを付けて書いた部分が多々あるので、修正には時間がかかりそうな予感です。とりあえず、今日の0時までには片を付けたいと思っています。日曜日からは学生モードに戻らなくては。
 ………………………。
「学生モード。うにゃ☆」

 ………………………。
 鬱だ氏のう _| ̄|○

自己嫌悪にならない小説

 個人的に、短編作品というのはどうしても書き上げたときの達成感が、長編小説に比べて少なくなってしまいます。書き上げるまでにかかった期間や、資料を集めた期間、その他諸々が、長編小説の方が断然多いからですね。
 だからこそ、短編小説を書いた後というのは、すぐに冷めた気持ちになって(悪いことではないのですが)、どうしてこんな小説を書いたんだろう、と思うときがあります。勢いだけで書いて、読み返してみたらぐだぐだだった、と言うことも良くあります。
 ですが、『恋の from A to Z』は、私が今まで書いた短編作品の中では一番いいと自信を持ってお勧めすることが出来ます。そう言う意味では、異色の短編小説と言うことになるのでしょう。

 たぶん、この達成感の裏には、目標としていた伏線を全て含むことが出来た上に、Zで全てを綺麗にまとめることが出来た(と思う)からでしょう。個人的に、今回のような連載作品の中では、かなりおきにいりの締め方です。こういうのを、伏線が収束する瞬間の気持ちよさ、とでも言うのでしょうか。

 個人的に今回の作品は『始めから終わりまで』と言う意味があるので、どうやって恋を終わらせようかと考えていたのですが、自画自賛で目標達成です。
 あと、この作品、二週目もお楽しみ頂けるようになっていますので、二週目は、是非、Zで明らかになった伏線を確認しながら読んで下さいね。

初出: 2005年12月1日
更新: 2005年12月11日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2005 Suzuhibiki Yuki

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