2005年11月の日記 -1冊目-

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2005年11月1日 (火曜日)

テレビ局

「黙れ小僧。お前にHDDの騒音を防げるというのか?」
「出来ますが何か?」

 ここ最近、連続でHDDを取り替えていますが、おかげさまで、うるさいHDDが無くなったため、非常に静かです。一つめは外付けHDDですが、こちらは半ば死亡状態で、必要に追われて(中身だけ)取り替えたのですが、高周波が全くと言っていいほど無くなりました。これで外付けHDDの24時間起動も気にならなくなりました。強いて言えば、チップ部分が(USB2.0⇔IDE)古いので、転送速度が遅いぐらいです。まぁ、所詮、ムービーファイルとゲームファイル置き場ですから、速度はそんなに必要ないので、問題なし。
 で、もう一台は、サブマシンのHDDです。こちらは六年間働き続けたHDDです。特に、ここ一年とちょっとは24時間起動を強いてきたので、記録面に影響はなくても回転音に高周波が混じるように。アクセスがないと電源を切るように設定していても、回り始めると気になるもので、しょうがなく、取り替えました。おかげでものすごく静かに。

 静かになると、マスキング効果の発生源が無くなるので、別の音が気になるようになります。その音とは、ケースファンとCPUファン。面白いことに、ケースファンが低音担当、CPUファンが高音担当と言う具合に、混声二部合唱を24時間奏で続けています。
 いよいよ、Intel純正CPUファンには眠っていただいて、新しいファンを付けるときが来たでしょうか。回転数が常時3800rpmですから、うるさいと言えばうるさいですしね。思い切って、12センチファンを取り付けられるタイプのヒートシンクでも付けてしまいましょうか。ケース内は結構空間が空いていますし、もう少し改造できそうです。もし駄目でも、銅製ヒートシンクに交換してファンの回転数が少ないタイプの物に変えるだけで静かになりそうです。
 ケースファンの低音、と言うのはきっと、ファン全面にある網のせいだということは分かっています。網と言っても、扇風機のような穴ではなく、蜂巣型の穴ですから、自然と抵抗値が増えてしまっています。これは改造する予定があり、既に改造のためのパーツを買ってきてありますので、設計の課題が終わり次第取りかかろうかなと思っています。

 静かになると、作業に集中できるようになるので、設計の効率も上がるというもの。大事なのは、音に対する耳への暴露を減らすため、音楽を再生するときのボリュームを結構絞ってあるのですが、その時にパソコンの駆動音が混ざってくるんですよね。それが解決されただけで、かなり効率アップです。

Dear 自虐が大好きな管理人お二人へ (01:09)

 AtoZは、面白い展開になっています。久しぶりに、今までに応募されている単語を公開してみましょう。

 何時も集まる単語に対して物語を意味づけしていくと言う作業は難しいのですが、今回もかなり難しいです。あと一週間募集期間があるわけですが、果たしてどのような単語が来て、どのような単語が選ばれるのは、ドキドキです。
 ちなみに、“precious”と言う単語を曲のタイトルに使った曲があるのですが、今回ようやく意味が分かってハッピーハッピー(自分で調べなさい)。

音楽: Precious flap
出典: [ういんどみる] 結い橋詰めちゃいました!P.R.O
歌: NANA

誰のための学祭? (03:41)

 自分の通う学校の学祭にすら、課題で忙しくて今まで行ったことがない鈴響です。お早う御座います(ぉ 。
 29・30日と私の学校で学祭があったようですが、今年も行きませんでした。毎年毎年課題でお疲れ様、と言う感じです。課題が多いのは建築学科の特徴のようなのですが、どうやら建築学科の生徒で学祭に行ったことがある人はごく僅かのよう。行かない理由を尋ねると必ずと言って帰ってくる台詞が、「学祭に行っている暇があったら課題やる」です。あぁ、学生の鏡(笑)。
 というわけで、毎年芸能人を招いているらしいですが、未だかつて見に行ったことがないです。それどころか今年は、パンフレットすら渡されませんでした(苦笑)。これはもう、行くな、と言うことでしょうか?

 学祭の時期は何かと課題の提出と重なるもので、去年も今頃は第一課題の締めきり間際で忙しかったようです(日記より)。その前の年は…あー、イベントの用意をしていたようです(笑)。
 そんなこんなで、一度も行ったことがない学祭。まあ、学祭の準備は主に朝の生徒がやっているようで、私のような夜の生徒には少しばかり関係が薄いようにも感じてしまいます。如何せん、小さな学校ですから、全校生徒上げて学祭準備、なんて、時間と税金(公立学校)の無駄遣いなんてしないという点では、地域住民にほめていただきたいところ。芸能人を呼ぶのにどれだけお金を使っているかは不明ですが…。
 たぶん、来年も学祭に行くことはないでしょう。一応、来年の後期は殆ど授業を取らず、卒業研究に没頭、と言う予定になっていますから、学祭に行く暇があったら、研究、と言うことになるでしょうね。

 もっと現実的なことを言ってしまえば、前の学校の学祭が気合い入り過ぎで、その視点から見ると、何処の学校の学祭も陳腐で見る気になれないのです。以前も書いたかも知れませんが、体育館丸ごと一個をジュラシックパーク風に改造して、恐竜の首が油圧ジャッキで動いたり、電流イライラ棒を作ったり、スターウォーズの飛行機ゲームをコントローラーと連動して操縦台が傾いたりするようにしたり、建築科は建築科で庭を改造して滝とかししおどしを作ったりと言う、いかにも工業系の学校らしい学祭でして、進学系の学校を含め、その盛り上がりを勉強に向けろと言いたくなるほど盛り上がる学祭でしたから。
 特に、入場者数においては周辺地域の学校では最も多く、今年の文化祭も新記録を樹立したとか。地元にある中学校と昔トラブル(中学校の文化祭と日付がずれていた影響で、生徒が中学校に殴り込みに行ったという事件など)があったので、中学校と毎年日付を同じにして、生徒が中学校に殴り込みに行かないようにしているのですが、それをさしおいても入場者数が多いのです。(中学校と日付が被らなければ、中学生も学祭に来てくれる。)
 そんなこんなで、何かと楽しい学祭生活をしていたので、やはり何処の学祭もちょっと見劣りしてしまうわけです。読んで字のごとく“文化祭”と言う感じが漂っているのは、趣旨から一歩もはずれず、非常に優秀なのですが、ちょっと盛り上がりに欠ける物があります。
 その点、私の学校の文化祭は、今までの成果を発表するという点においては他の学校と同じでしたが、その発表方法が極端(体育館一つ使って巨大滑り台とか(笑))なので、そう言う意味では、お遊び的な要素もあって、なおかつ成果発表もしているので、バランスの取れた文化祭だったなあ、と思うわけです。そのうち、私の所属していた部活が同人誌を本気で売り出しそうな気がするのが、唯一の心配点ですが………。

 ま、長い文章を書いてきましたが、一言でまとめると、きっと今いる学校の学祭には参加することなく卒業してしまうでしょう、ということ。(もはや、後半の語りは関係なし。)

だからCDは売れなくなる

 日本テレビ系列で放送していた“ヒットの秘密”とか言うタイトルの、音楽業界話。一応、放送内容は全てみていたのですが、「あーこんなんだと、CDが売れなくなって当然だよねー」みたいな感想でした。
 きっと批判されそうですけど、個人的に最も正しいと言うことを言わせて貰うと、ヒットに法則なんて存在しないんですよね。だって法則が存在していたら、人類2000年超。流石にその法則ぐらい見つけているでしょ? なら、今頃CDだって馬鹿売れなんですよ。
 でも、それが起こっていないと言うことは、法則は存在しない、そんなことが言えるわけです。同じアーティストの曲でも好きな曲と嫌いな曲があるように、人間の好みなんて言うのは千差万別かつ流動的で、追いかける事なんて本人すら出来ないのですからね。

 何より面白いのは、プロモーション活動がどうとか、未だに広告費にお金をかけていること。アルバムの殆どは広告費に使われているのでしょうね。同人の範囲に限って言えば、CDのプレス費用なんて1枚100円を切るときがありますから、ぶっちゃけて言えば、2900円は流通費用とか広告費。まあ、他にも、アーティストの取り分とか作詞家の取り分、ミキサーの取り分、作曲者の取り分なんて言うように、沢山ありますから、何とも言えないですけどね。
 CDが売れない時代と言いますけど、個人的には今の売れ行きが当たり前だと思うんですよ。たかが一種類のCDが日本全国民100万人が購入するって結構凄いことだと思いませんか? 端的に言えば、趣味も思想も生まれた町すらも違う人達が、100万人単位で感情を共有しているってことですよ?

 印象に残ったことと言えば、紹介される会社の一つにアベックスが含まれていたことですね。CCCD、のまネコ、大塚愛盗作疑惑などで揺れるアベックスが登場していたことは、明らかに視聴者に次のような感情を抱かせます。「必死だなw」。まあ、企画から取材、放送となると、一ヶ月以上かかるので、時期はちょっとずれてしまうのですが、放送時期が運悪かったですね。明らかに悪印象ですよ、これは。
 あと、インディーズ上がりの女性キーボーティストに対して、叱咤する場面が描かれていたのですが、その叱咤をしていた場所というのが、ついさっきまで女性が歌っていた場所、すなわち、人目につく場所でした。こういう行動って、日本人は酷く敏感に捉えます。また、同情でCDを買ってくれる時代ではありません。あと、女の人も女の人で売る意志が全く見られないというのはちょっと変だな、と。
 世の中面白いもので、業務が細分化され専門化されてしまったものですから、歌う人は歌うだけの時代なんですよね。そう言う時代で、アーティスト本人が売ると言う行動自体は個人的にはかなりいいと思うのですが、反面、アーティストの気迫というのが直接的に聞き手に伝わってしまいます。つまり、売る気がないというのが見えてしまうわけですね。
 同人活動を積極的に行っている人なら分かるでしょうけど、スペースを眺めた瞬間、上手い下手を評価対象から除いても、売る意志があるか無いかはすぐに分かってしまいますよね? それと同じです。
 アーティストが市場に近いところにいないと、需要を把握できないのは当然のことで、独りよがりな歌、独り言のような歌を歌っても、本人が満足したところでプロの仕事としては問題外でしょう。萩原朔太郎のように、自分の作品が好きな人だけ読んでくれ、と言うような作風が売りの人ならともかく、色々な人に聞いて貰いたいと思っているならなおさら市場の動きに敏感でなければいけないのに、録音ブースにこもりっきりで、マイクの向こう側にいる聞き手ではなく、ただ目の前のマイクに向かって歌っているようなアーティストの曲が売れるなら、私が先にCD出しますって(笑)。あっ、曲は、栗林みな実さんの、“翼はPleasure Line”でお願いします。

 数年前の話になってしまいますけど、何処かのCD会社が「今の聞き手は癒しを求めているはずだ」と決めつけて、癒し系CDを発売しまくって、売り上げが危うくなった例がありますけど、結局、売り手が市場を正確に把握していないわけですね。だって、独りよがりですもの。全国を対象に街頭アンケートを採ったわけでもないのに、「癒し系を求めているはずだ!」なんて言われてもねぇ、統計学的に見ても一般道義的に見ても、間違っているとしか言いようが無いじゃないですか。
 さらに、今の高校生は中学生が何を考えているのか分からないと言うぐらい、世代間の考えの差は広がり、価値観が多様化していますから、もはや万人に受け入れられる曲なんて存在しないのかも知れませんね。
 結局、音楽業界全体が、消費者の需要を把握していないと言うのと、価値観多様時代に爆発的ヒットを期待すること自体が間違いである、と言うことに気がつくまであと100年ぐらいかかるんでしょうか? それとも、馬鹿は死んでも治らないのでしょうか…。

 あと一つ。「自分達は歌も踊りも出来るアーティストです」なんて言う言葉を売り文句にしている人。それが本当なら、踊りながら歌って、CD音源レベルの歌を披露してみろと小一時間。多種多様な表現を用いて一つのことを表現するのは芸術において一つの技法ですから、素晴らしいことでしょうけど、その影響で二つともおろそかになってしまっては、『二兎を追う者は一兎をも得ず』ですよ。
 ま、マイクがないと声が伸びないようなアーティストのCDが売れてしまう時代ですから、聞き手のレベルが落ちていることも事実でしょうね。ん? もしかしたら、そんなアーティストの曲が増えた影響で、CDの売り上げが伸び悩んでいるとしたら、聞き手のレベルはそのままで、アーティストのレベルが落ちた、と言うことですね、この場合。

2005年11月2日 (水曜日)

テレビ局2

駄目! 挿れちゃだめ

 日本テレビ系列の某番組で、美人看護師が登場という謳い文句だったので見てみました。まあ、日本テレビはつい最近まで報道機関のくせに看護って表現をしていた(もちろん誤字)会社ですから、あまり信用できないと言えば出来ないのですが、ちょっとだけ見てみました。(過去の日記にあるとおり、上の誤字は日本テレビのメールフォームで突っ込んでおいたらすぐに訂正されました。)
 で、序盤から看護師さんが注射を打つシーンだったのですが、記憶が正しければ、看護師は看護担当ですので、入れると言う行動をすることが出来ません。つまり、メスを入れるとか投薬するとかそう言ったことです。もちろん、注射器針も点滴針も挿入できないはずです。
 ただ、病院も一つの会社ですから、不景気の煽りを受け、医師削減ですから、医師がわざわざ注射をするわけにはいかないのです。ということで、看護師が注射を担当しているわけですね。私の地元の病院も注射センターという科があるのですが、全て看護師で構成されています。流石に、看護助手が注射をすることはないでしょうけど。
 医療関係の小説を書く人は、この点を頭に入れておくといいかも。ただし、あくまでも記憶が正しければ、ですから、その辺は各自チェキすること。

 なお、医療も日進月歩で、一定以上の床数を持つ病院はデジタルカルテを導入すること、と言った指針が出ていますが、“ReSin-ens”で、居元直哉が先生の持つ遼風彩音のカルテを見て、手あかがびっしりと付いている、なんて言っていますけど、これも後数年すれば過去の話になってしまうわけですね。数年後には、アナログカルテなんて存在していないでしょうから。
 それに、ナースキャップも廃止の方向ですし、ナースサンダルも足に悪いと言うことでスニーカーに変わりつつありますね。

 時代の流れとは恐ろしいものです。冊子版の“アクロス・ザ・タイム”も、時代の流れを反映して、パソコンのスペック関係は全て書き直しましたけど、数年経てばすぐ追い越されてしまうのでしょう。半年で半導体は倍になる。

自業自得

 お腹がすいている状態で24時に夕ご飯を食べたら、微妙に具合が悪くなって、横になれなくなった可憐な乙m(みいなの検閲により削除)、鈴響雪冬です。
 さて、設計の授業の後ですから本当は眠りたいのにもかかわらず、中途半端に眠れなくなったので、少しサイトのログを眺めていたら、面白い事実を発見しました。

 なんというか…光栄です。
 というか、後者は、本家のサイト(全国各地の盲導犬協会のウェブサイト)をさしおいて、一位に表示していいものなのかと小一時間。
 盲導犬の飼育基準が法律で定められているわけではないので、指示語にも盲導犬協会毎に若干違いがあるのですが、“光になりたい”では、比較的多く用いられる指示語をそれぞれの団体からピックアップして用いています。そう言う意味では、資料価値は皆無かも知れませんね。

 こういうとき、<title>って、大事だな、とウェブ制作者ならではの発見事項があったりします。

2005年11月3日 (木曜日)

ようこそ!

朝起きたら昼の三時。そんな日常。

 28時に夕ご飯。起きたら15時。そんな日常生活、鈴響雪冬です。設計の影響もあって、全体的に体内時計が狂い始めているような気がします。体内時計リセットと言えば、太陽光を見る、ですが、天気は曇り…。ああ、私は天気にも見放されたのか…。
 いえ、ただ単に、不規則な生活をしている私が駄目人間なだけですが。

 ということで、ちまちまと設計を進めているのですが、設計対象が大きすぎるのが問題です。土地の長辺方向が70メートルとか、ものすごく大きい。しかも、変形四角形ですから、色々と難しいわけです。ただ、今回の課題、この変形四角形の土地をどうやって使うかが裏の目標になっていると私は考えています。
 設計の課題では、表の目標と裏の目標があります。駐車台数20台という車をどうやって敷地内に収めるか、と言うのと、南側に交通量の多い道路があるが、光を入れようとすると音が入るが、それをどうやって解決するか、と言うのが表の目標です。それに対して、裏の目標は、発表されないのですが、きっと、今回の私の推測が裏の目標だと思います。

 表の目標をクリアできない場合、建築として愚作としてみなされます。つまり、最低限の目標、最低限改善すべき環境問題なのですが、それを解決できないのは、考えが足りないと言うことを言いたいわけですね。裏の問題は、その問題を解決した状態で、取りかかることを許可されるようなものです。
 なぜならば、裏の問題をどれだけ解決したとしても、表の問題を解決できていないと、済みたいと思えるような建築が出来ていないことになるので、建築としては最低だ、と言うレッテルを貼られるからですね。

 ということで、ちまちまと設計を進めているのですが、プランは出来たので後は方眼紙に落とすだけなのですが、広い! 確かに、朔太郎文学館という前々回の課題よりは狭いですが、あのときより苦労している印象があります。如何せん、まだ先生にできあがった図面を見せられていないのが、すでに、前例にない状態。
 むー。今日中に最低限の図面は書いてしまいたいところ。

 あー、修羅場になると、ようやく“日記”らしくなるサイトですね(笑)。基本的に、向上心100パーセントだからこそ許される行動ですが。
 ふっ…愚痴を吐き出すことがあっても、非生産的な愚痴は絶対吐き出さないね、私は。そこまで落ちぶれてないですもの。そんな、非生産的な愚痴を吐き出している暇があったら、本でも読んでいた方が未だマシですよ、と、全国各地の愚痴が大好きな人に投げかけてみるテスト。だって、愚痴を吐いて物事が解決するなら、戦争なんて起こらないでしょうし。

日記のポリシー(方針)

 非生産的な愚痴なんて、誰も聞きたくないって。そんな愚痴を聞いても「だから何が言いたいの?」って言う感情しかわきません。いやー、極東アジアには素晴らしい言葉がありますね。
 そんなことはチラシの裏にでも書いておけ。

音楽: 乙女のポリシー
出典: [アニメ] 美少女戦士セーラームーンR
歌: 不明

長辺恋愛小説同盟

 長辺恋愛小説同盟を含め、ウェブ同盟、ウェブリングに代表されるリンク集は、登録された順番でサイトのリストが構築されますから、古くから参加しているサイトほど、後のページの方に表示されるようになります。サーファーズパラダイスで登録をしてからしばらく放置していると、検索結果が後ろの方に表示されるようになり、効率が悪くなるのと同じですね。これはきっと、情報の鮮度という観点から見ては非常に良好なシステムなのでしょう。
 ただ、実質的に更新をしていないサイトに加え、いわゆる老舗的安定感を持ったサイトも、リストの後ろの方に並んでしまうのはいささか問題があります。そこで、サイトの管理人さんは、それぞれの同盟のルールに従って、自分のサイトの情報を更新します。つまり、同盟に登録しているデータを書き換えて、リストの頭の方に並ぶように構築し直すという行為をすることになるのです。

 サーファーズパラダイスでは半年に一回(相互リンクをしている人は二ヶ月に一回)、ゲーム派ドットコムでは、一ヶ月に一回の登録情報更新が認められています(数字は目安です)。
 さて、このサイトのアクセス数の半分近くを担っている長辺恋愛小説同盟はどうでしょうか。こちらは、認められている、と言う条項はありません。ですが、サイトの開設記念日に同盟の管理人さんが、底上げ処理(つまり、サイトの登録情報を更新してリストの頭に表示されるようにする)をしてくれます。つまり、私達がやらなくても、管理人さんがやってくれるわけですね。

 そんなこんなで、10月15日に、開設四周年を迎えましたが、それと時を同じくして同盟で底上げ処理が行われました。それによって何が起こるか。長辺恋愛小説同盟から訪れる人が増えるわけですね。リストの一番上に表示されるわけですから。
 私はさほどでもないですが、サイトの転送量やカウンター値が励みになっている管理人にとって、これは大きな影響力をもたらすでしょうね。どちらかというと私は罪悪感があったりします。『ごめんね。作品数が少なくてごめんね』みたいな…。

 この間知ったのですが、長辺恋愛小説同盟に登録してほぼ三年になりますが、居心地のいい同盟であると私は感じています。
 長編小説の更新頻度を一ヶ月に一度単位まで戻したいのですが、正直、少し難しいのが現状。んー。常連さんにも同盟を利用している人にも迷惑かけるサイトですね、本当に。

新たなる発見

 設計を行うときは、その土地の気候特性を把握する必要があります。今回の設計では、外部にカフェを設けようとしているのですが、果たして採算が取れるか、と言う事を考えるために、気象庁の観測データーを眺めていました。外部のカフェにはどのような要素が絡んでくるかといいますと、まずは、降雨日数。雨が降ると外での営業は出来なくなりますからね。そして、平均気温。寒いと誰も外で食べたくないですからね。
 ということで、目的のデータを得ることに成功して、十分採算が取れるだろうと判断しました。一日に10ミリ以上の雨が降る日は、一年間通して40日前後でした。平均気温が15度を超えるのも、4月から10月までと、十分であると把握しました。そもそも、小さなカフェですからそのカフェだけで運営がまかなえるはずもなく、他の職業と兼業する事になるわけですから、多少なりとも採算が合わなくても大丈夫なのです。

 で、何が新たなる発見なのかと言いますと、積雪量。今年から積雪の観測方法が変わったらしいのですが、全国各地でどのように値が変化するのか、と言う特集を組んでありました。で、見てみたら、札幌、旭川、青森、秋田、新潟、鳥取、と言う例があったのですが、一番積雪が多かったのが青森でした。
 県都(県庁所在地)という地域に限定すれば、青森市は日本国内では1・2を争う積雪量になります。去年辺り、述べ積雪量7メートルとか言う値をたたき出しましたけど、これは市街地においてはものすごい値ですね。確実に、経済に影響が出ます。これだけ雪が降るのに、札幌市のようにロードヒーティングが埋めてある所なんて市内において皆無ですから、気分はまさに、「いがんど、なしてそったらところさ住んどるんじゃ?」と言う感じです。一日で170センチ(2005年3月3日)の降雪とか、わけわがんねぇじゃ。

二系統出力が便利

 ちょっとばかり音楽系の話題。…こうやって前振りしないといけないほど、音楽の話題が少ない音楽サイトの日記。

 サウンドカードの二系統出力が非常に便利と言うことを知りました。私のサウンドカードは、標準モノラルジャックの出力と、デジタル出力があります。今までは、デジタル出力をメインスピーカーに入力し、サブスピーカーにはメインスピーカーの出力から入力していました(しかもヘッドフォンアウトをラインインに繋ぐ冒涜ぶり)。
 しかし、先日、パソコンに取り込んであるアニメをビデオに録画しないといけなくなり、ちょっとばかり配線を見直すことになったのですが、サウンドカードにアナログアウトが搭載されていることを思い出し、サブスピーカーへの出力を、アナログアウトから直接持っていくようにしました。

 いやはや、これが便利便利。サブスピーカーは主に課題をやるときに使う(パソコンに向き合わないとき)スピーカーなのですが、今までは、メインスピーカーの電源を入れ、ビデオの電源を入れ(いったんビデオに入力してある)、サブスピーカーの電源を入れないといけなかったのですが、それが一つ省略されました。
 音質の劣化もなくなったので、快適な課題生活を送れそうです(なんか嫌だ)。

 とりあえず、何が言いたかったのかと言いますと、なぜアナログアウトを使わずに、スピーカーのヘッドフォンアウトをラインインに繋いでいた、自分の思考回路を晒したかっただけです。
 ………なんで、アナログアウトを今まで使わなかったんだろう…。

 ちなみに、仮想ミキサーでアナログ出力とデジタル出力は自由自在にコントロールできるので、普段使わないときは、アナログ出力をカットするだけでOKと言う利便性。音量調整もかなり楽になりました。
 更にちなみに、サブスピーカーというのは、今のメインスピーカー(モニタースピーカー)を使う前に、使っていたYAMAHAのコンパクトスピーカーだったりします。ほら、ハードオフで2000円で買ってきたやつ(苦笑)。
 ………ま、イヤホンでDTMをやっていた時代(しかも結構長い)がある私は、音質を語る資格なんて無かったりしますが。


 話がごたごたしていますが、サウンドカードに二系統出力が搭載されていると、用途によってスピーカーを使い分けている人にとっては非常に便利、と言うことですね。いちいち、信号線切替機を購入する必要もないですし、何より、切替機による音質劣化が防げるわけですから。
 そう言えば、過去に、4CH出力のMIDIファイルを作るとか言った記憶がありますけど、あれは音源のエフェクトの関係で、ちょっと無理っぽいですね。もう一系統の出力端子はエフェクト回路を通ってないですから…。

ぼやき

 デニーズというレストランに入ったときに連呼される、「いらっしゃいませ~。デニーズへようこそ!」と言う台詞が、あの台詞に聞こえてしまって、何時も笑ってしまいそうになる鈴響雪冬です。

 なんか、馬車道が電車で190円の距離にも進出してきているようです。

 徒歩、十数秒の距離に、制服のデザインの好評さで取り上げられる“フライングガーデン”があったりします。以前日記に書いた、ドジっ娘ウェイトレスさんに水をかけられた店です。

 スターバックスとドトールは制服にちょっとだけ、あれ系のデザイン要素を入れるだけで、売り上げ数割増になるような気がします。


 …まてよ…。
 デニーズはファミレス界の老舗で、昔から存在している。出店地域は兵庫県から福島まで。F&Cの本社は東京で、もちろんデニーズの出店地域。デニーズと言えば、「いらっしゃいませ、デニーズへようこそ!」。ピアキャロットと言えば、「いらっしゃいませ! ピアキャロットへようこそ!!」。
 ………ははは。まさかね。

 いや…ただの偶然でしょうけど、実際は。

 関係ないですが、デニーズは日本と米国でそれぞれウェブサイトを持っているのですが、サイトデザインがもろにお国柄を反映しているのが、楽しかったりします。

2005年11月4日 (金曜日)

オリコンチャート

気がついたら900日

 そういえば、と思って、エクセルのファイルを開いたら、11月2日で、日記連載900日を達成していました。後もう少しで四桁の大台。ここまでくると、まさに揺るぎない日記という感じですね。

鈴響的オリコンチャート

 や、オリコンは、オリコンがやるからオリコンであって、鈴響がやるなら、鈴響チャートになると言うツッコミは無しね。
 ということで、予告通り、やってみることに。

10月に鈴響雪冬のパソコンで再生された音楽のランキング
順位 楽曲 出典 再生回数
1 ZERO はぴねす! 220
2 Help me, ERINNNNNN!! 東方ストライク 94
3 ☆☆☆☆☆☆ 六つ星きらり 91
4 聖~ひじり~ セイクリッド・プルーム 88
5 innocent starter 魔法少女リリカルなのは 66
6 drizzly rain 東方ストライク 62
7 げっちゅきっちゅSummer AQUABLUE 58
8 お嬢様組曲 お嬢様組曲 52
9 遙かなる道を ~I pray shinnin' star~ 魔法天使ミサキ 50
10 ブルーウォーター 不思議の海のナディア 47

 10月の間に再生した曲数は、延べ3398曲。うち、集計可能なのは2750曲分。

 何が凄いって、まずは“ZERO”。再生回数数回ので“最終兵器”に分類された破壊力は伊達じゃないですね。今月初めて聞き始めたのに、あっという間にランキングのトップをもぎ取っています。しかも2位に二倍の大差を付けていますよ。バスケット的に言えば、ダブルスコアですよ。
 “☆☆☆☆☆☆”は今月も検討。これは詩唄いさんに教えていただいた曲ですが、のりがいいので結構気に入っています。
 HEY! HEY! HEY!に出演した、水樹奈々が歌う“innocent starter”も堂々のランクイン。流石、演歌出身の歌唱力は侮れません。既に、声優の域を超えている歌唱力…むしろ、そこらのJ-Popアーティストをも超えてるけど。
 “げっちゅきっちゅSummer”は老舗の風格、でしょうか(笑)。修羅場でもなかったのに再生回数は比較的多めですね。
 で、問題児が“ブルーウォーター”。もはや懐かしすぎです。ナディアですよナディア。もはや、GAINAXだということすら記憶から風化してしまいそうですね。

 さて、ランク外で面白いところを探してみると、12位にハピマテの5月バージョンがランクインしています。しぶといですねー。ノリで買ったCDも、これだけ再生されるなら本望でしょう。

 ちなみに、今月の統計は来月に発表する予定ですけど、修羅場を間近に控えているので、ランキングが大きく変化する可能性はあります。ようは、プレイリスト“最終兵器”に登録されている三曲がどのような割合になるのか、と言うことです。それに、Sound Horizonの楽曲もどうなるか注目ですね。
 あと、メインのプレイリスト105曲(11月4日現在)に登録してある楽曲は殆ど全曲タグを入力し終わりましたので、集計できない曲というのは減ってくるはずです。

 で、全部の楽曲の出典が、ゲームかアニメに帰着するのが、鈴響クオリティー。あれ…? いちおう、J-Popもプレイリストに入っているんだけどなぁ………“ぺちゃぱい”だけだけど。

携帯電話のマナーシリーズ 二回目 ~個人情報?~

 日本人、一億人もいればここの考え方が違うのは至極当然で、言い換えてしまえば考えの違いが個性です。ですから、自分と考え方が違うからといって、相手を一方的に批判するのは愚行といえるでしょう。まあ、私は、一方的に批判されても“流す”という特技を持ち合わせていますし、寝ると忘れるという特技もあるので、全く気にならなかったりもしますが…。批判するよりもう少し利益のある会話をしませんか?
 とにかく、相手の考えを一方的に批判するのはちょっと可笑しい行動なのですが、個人的に見て、明らかに間違っていると言う事象は世の中に沢山あります。特に、携帯電話を含めた交流関係ですね。

 私はPHSが無線電話の中核を担っていた時代からPHSを使っていたりする(今は携帯電話)のですが、そんな時代から見たらずいぶんと時代も変容し、それに伴い、考え方も変化したな、と思うのですが、少し可笑しいと思うことも増えてきました。
 『携帯電話へのワンコール』が嫌いと言うことは以前説明したので、今回は、第三者に当事者の個人情報を聞こうとする行為について言及してみたいと思います。

 第三者に当事者の個人情報を聞こうとする行為と書くと、少し大げさに見えますが、実は、結構世の中にはあふれかえっています。こんな会話がそれに値しますね。

【A】 「ねーねー。Cちゃんのメールアドレスわかる?」
【B】 「あっ、知ってるよ。」
【A】 「じゃあ教えて。」
【B】 「いいよ。えーと確か(以下略)。」

 実はこれ、個人的に、『やられたくない携帯電話にまつわる行動』で三本の指に入ります。この二人は、二人とも頭が狂っているとしか言いようがないのですが、どうでしょうか。
 まず、第三者にメールアドレスを聞こうとする行動自体、「それってどうよ」と思う行動ですし、聞かれて教える人も教える人だと思うのですよ。私の脳内から前頭葉をはぎ取ったような言い方になりますけど、「おめーに『いいよ』なんて言う権利はもとからねーだろーし、そもそも、第三者に聞くんじゃねぇよ、馬鹿」と言う感じですね。
 過去に一度やられた事があるのですが、あのときは唖然としましたね。

 確かに、情報通信網や情報通信端末は爆発的に普及して、メールアドレスや電話番号の情報的価値は殆ど薄れたと言っても過言ではありませんけど、個人情報には変わりないのです。それに、メールアドレスや携帯電話の番号(以後、携帯番号)を他の人に教えたくないと言う人だっているわけですから、安易に第三者に聞くのも教えるのも、礼儀というよりは規則に反している気がします。
 私は、携帯電話を持っていること自体教えたくない人間ですから、もし私の知らないところでこういった取引が行われていたらものすごく嫌ですけど、たぶん意外と多くの人がこのような行為を嫌っていると思うのです。
 もしメールアドレスなどを私の友人が他の人に教えていたとしたら、たぶん、二度と付き合わないでしょうね、その人と。

 少しばかり主観的立場に立ちすぎましたけど、メールアドレスだって携帯番号だって立派な個人情報です。知り得たかったら本人に直接聞くか、本人が言い出すまで待つのが礼儀というものだと思います。特に、知りたい相手が直接的知人ではない場合は、人としての精神を疑いたくなるときもあります。
 前述しましたけど、確かに情報端末は普及率が高く、持っていることでその人の評価に影響を与えるというものでもなくなりましたけど、やはり個人的なものには変わりないわけですから、その辺りをもう少し考慮できる人間が増えてくれるといいなと思います。

個人的にやられたくない携帯電話にまつわる行為 (一部を抜粋)
  • 第三者に当事者の個人情報を聞こうとする行為
  • 電車の中で電話に出て「今電車の中なので」と言って電話を切る、中途半端な礼儀
  • 静かな場所で電話に出て、口元を押さえながら会話をする中途半端な礼儀
  • ワンコールで着信履歴を残し、相手の不安感を煽り、自分に電話をかけさせる行為
  • ある日突然舞い降りてくる『今何してる?』と言うメール

パソコン検定 (21:42)

 Windows系のパソコンに関する経験値を測る一覧表(適当バージョン)。好評なら、まじめに作る予定あり。

 とりあえず、適当に作ってみました。上級者クラスの検定問題は私の能力が足りないため、本物の上級者にとってはあまり難しくない問題が揃っているかと思います。上級者による問題提案を希望。後半に進むに従って、アルファベットが増えるのを見ると、専門用語が増えていくことがすぐに分かりますね。
 一応、ネットワーク、ソフトウェア、OS、ハードウェアのジャンルから出来るだけまんべんなく出題したつもりです。ただし、Windows限定ということで、比較的ソフトウェアよりの問題構成になっています。段位認定基準は…設問の半分以上をクリアできたら、と言うところでどうでしょうか。
 ちなみに、上級より上の設問は半分ネタで半分本気だったりもします。

 で、私の検定結果は、“上級クラス~一般~”でした。

2005年11月5日 (土曜日)

「宣誓! 僕達! 私達は! スポーツマンシップに乗っ取り…(略)」
そんな台詞を運動会で聞いた、中学生時代。あのときから私はちょっとずれていた。いや、ビッグバンの瞬間からかも知れない。

宣言!

 今週と来週のAtoZの締め切りは、確実に間に合わないことを誓います。更に次の週に追いつくことを誓います。
 えー、その通りです。今週の日曜日と来週の日曜日、私はAtoZの更新を休みます。今の作業量で間に合ったら、神の領域なのですが、私は人間ですので、無理です。
 くっ………これが、設計4のパワーなのねっ! さ、流石、設計系最上位講義!
 設計5は都市計画ですから、事実上設計4が設計系の科目では難易度が一番高かったりします。

 日曜日にでも片づけなさいと言われそうですが、ごめんなさい、日曜日は約束が入っているのです。どうしても抜けられない約束なのです。数ヶ月に一度しか訪れないデートの機会を捨ててたまるものですかっ! ………きっと、英気と萌えパワーを通常の三倍養って帰ってくると思うので、期待age、たくし上げでお待ち下さい。

伝統の低価格

 “スタジオYOU”にはQandA掲示板があるのですが、どのぐらいお金を持っていけばいいのですか、と言う質問に対し、一冊当たり1000円あるといいです、と言う回答がありました。あぁ…お高い…。
 漫画系の同人誌は一冊500円がある種の基準になっているようで、総天然色表紙で本文24ページで500円という値段をちょくちょく見かけますが、あの値段だけはどうしても慣れませんね…。創作系列、創作少女なども含めて、もう少し単価が安いのに慣れていると、ちょっと買うのをためらってしまいます。
 例えば同じ1000円で、一般的な同人誌が2冊、創作系列の同人誌は3冊時には5冊ぐらいまで買えたりするわけですから、この値段の違いはかなり大きいです。それに、一般的には小説の方が読むのに時間がかかりますしね。ということで、漫画同人誌を買うと、微妙に損をした気分になってしまうのは、創作文芸出身というのと、周りの低価格サークルの影響です(苦笑)。

 まー、どうでもいいですけど、質問掲示板で顔文字はちょっと抵抗がありますね…。でもまぁ…いいことがあったので許します。
 ………黒髪ロングっていいなぁ…。


 個人的に凄いと思うのは、手作り同人誌(つまり印刷所に投げない同人誌)で、装幀にこだわっている人が多いと言うこと。これは、創作も二次創作もそうなのですが、あの手の込んだ表紙や本文の組み版には驚かさせられることがあります。基本的に私の表紙は一枚の絵として扱うような構図を目指している上にB5と言う面積を扱うので、手の込んだ表紙を作るのはちょっと意に反するのですが、人によっては、表紙を窓上にくりぬいて次のページが透けるようにしていたり、トレーシングペーパーを効果的に使っていたりします。
 多少なりとも壊れやすくなってしまうのが欠点ですが、手の込んだ装幀というのは見た目でも楽しめる物ですね。

来年の話をすると鬼が笑う

 あー、来年の今頃は、微積をクリアー。
 ………いや、つまりそれって、進級できていないって事だから、今年クリアしろと言うツッコミはかなり的を射ています。

 気がつけばPC3200も古い規格となり、クロック400MHzで512MBのPC3200クラスのメモリが、サムシングチップでも6000円を切る値段で買えるようになりましたね。いい加減、1GBと言うメモリ環境では、フォトショップなどと言ったソフトが大解像度編集には耐えられないので、来年の頭当たり、2GBに増設します。こういうとき、有り金を叩いてPC3200を買っておいて正解ですね。規格が古いのと混在させると、古い方に性能を合わせられてしまいますから。
 一応、このパソコン(と言うよりメインボード)は1GBのメモリ4枚差しまで対応できるので、最大4GBまで搭載できるのですが、メモリ4枚に5万円もかけられないと言うことで、そのアイディアは廃止。とりあえずは、512MB4本で諦めることにします。

ReSin-ens記念日

 言われて気がついたのが、昨日のReSin-ens記念日。11月3日、ゲーム版のReSin-ensでは、各キャラクター専用シナリオへの分岐フラグが立つ日ということで、ReSin-ens記念日だったりします。別名、直哉が壊れる日(それは冊子版だけです)。
 さて、ゲーム版の11月3日の遼風彩音シナリオと言えば、丘の上に行って絵を描くシーンです。このシーンの後、直哉と彩音は一緒に山を下りて、彩音を見送って直哉は自分の家に戻ります。ベッドの上で今日のことを回想して、眠りに就いた直後、オープニングムービーが“貴方への花束”をBGMに流れると言う展開になっていました。
 あの当時は、MPEGファイルを使わず、Nスクリプトのアニメーション機能で何処までやれるか、と言うことにやたらと気合いを入れていたような気がします。しかも、分岐したキャラクターによってムービーが微妙に変わったりも………。変なところにこだわるところは昔から変わっていないようですね。なにげに、サムネイル付きセーブのルーチンを作ったり(苦笑)。そう言えば、あのソースコードはオープンソースにしましたね(懐かしい………)。

 と、いうわけで、懐かしさに浸ってみたのですが、目の前には冊子版ReSin-ensという厚くのしかかる壁が…。もしかしたら原稿用紙4桁を突破してしまうのではないか、と言う恐怖があるのですが…出来るだけ気にしないようにしましょう。
 削除する部分もあれば、新しく導入する部分の話もあります。とりあえず、茜の思いを断ち切るための直哉の行動とかも欲しいですね。メモオフとかをプレイして、どろどろのシナリオを勉強しようかな…。

 ただ、一番難しいのは、他のキャラクターのシナリオがないので、彩音ストーリー一本を追いかけていると、いきなり萌が登場したりしてしまうことです。ということで、彩音ストーリー上で萌と直哉を違和感なく引き合わせるという必要性が出てくるわけですね。こういった本筋とは殆ど関係ない話を新たに導入するという行為は、一歩間違うと物語がご都合主義になってしまうのでかなり要注意です。特に遼風彩音ストーリーは新たに出会う人物が多すぎるのでこの作業が多くなる傾向がありますね。
 更に危険なのが、他のキャラクターのシナリオが一切無いので、ある一言を言うためだけにそのキャラクターが登場する可能性が増えてくるのです。例えば、ゲーム版なら、一言を言わせるためだけに登場しても別のシナリオでは主役に持ってこれるのでいいのですが、小説版は一言を言わせるために出してしまったら、その人の出番が無くなってしまいます。彩音シナリオの萌なんかはいい例ですよね。ですから、実質的に一言を言うためだけに登場しているひとの為にも登場場面を増やし、物語の中に溶け込ませなくてはいけません。これがかなり苦労しますね。

 ということは、複数のキャラクターを出すことによって一つのシナリオに仕上げると言う形式を取っていたゲーム版と、一人のキャラクターだけで物語を作らないといけない小説版では、話の流れは同じでも、中身は全く別になると言うことです。この辺が、ゲーム版(ウェブ版)を読んだ方にとっての楽しみの一つになるように頑張りたいです。
 確かに、文章の校正能力という点では当時と比べものにならないほどになったどころか次元が違うので、見た目は変わっていますけど、話の流れは殆ど変わっていないので、こういったところで差を付けていかないと、小説に書き起こす意味がないですからね。ちなみに、詩唄いさんはストーリー自体が完全に変わっている(ゲーム版と連載中のウェブ版ですら違います)ので、小説になるとどうなるか、私自身も楽しみだったりします。
 後は、作者二人でお互いの変更点を確認し合いながら、書き進めていかないと、途中から矛盾が生じてしまいます。なぜなら、茜ストーリーと彩音ストーリーの両方を読まないと、ReSin-ensに隠された謎が全て解けないのですから。例えば、死神の存在理由とか形成理由、直哉につきまとう理由等と言った項目ですね。他にもコミカルな伏線もあったりするので、二つとも読んだ方が面白いと思うのです。

 極東アジアの一部の地域の一部の人が、『冊子版の原作みたいなのをサイトで公開しないのですか?』と言う疑問を持っているようですが、そのつもりは一切ありませんのでご注意を。冊子版の原作は上がっているじゃないですか、ゲームシナリオをそのままHTMLになおしたものが(笑)。
 ということで、冊子版の様子を知りたいたい方は、日記でたまに引用する冊子版の文章から察してください、と言うことになってしまいます。
 それでは、早速引用。

 目をあけると飛び込んできたのは薄紅の壁とクリーム色のカーテン…そして、においを感じない空気…。全身を包み込む暖かく柔らかい感覚………布団…保健室? あたりに目をやると、ガーゼを置いてある戸棚もスチールの机もない。大きく開かれた窓からは夕日が差し混み、白いシーツの上に柔らかい影を落としている。ふ、と、全身に感じている感覚とは異なる感覚がある事に気がつく。私はその感覚がある体の部位…右手のほうへと視線を動かす。
 そこには紺色の服…正確には私の通っている学校のセーラー服に身を包んでいる…女の子がいた。私の手は…彼女の右手によって包まれていた。かすかに彼女の熱が伝わってくる。でも、その手は私より冷たかった。
 …。
 何、この子。人が寝ているときに手なんて繋いじゃって。
 何、この感覚。ただ手を繋がれているだけなのに…。
 大体にして、この子誰なのよ。同じ学校というのはわかるけど、何をするために此処にいるのよ。
 大体にして、何で私が泣かなきゃいけないのよ。何で視界を曇らせる原因が、何物でもない涙なのよ。
 心配して手を握ってくれているかもしれないけど、私より手が冷たいってどういう事よ。
 心配して手を握ってくれているかもしれないけど、貴方の手、私より…冷たいよ。
 何、この、心の奥をそよ風がそっとなでていくように包み込む感触………。
 心の奥をそよ風がそっとなでていくように包み込む感触。
 …。
 作り出した感情と、私のどこかで彼女を求める感情がぶつかり合う。そして、それはやがて、一つの感情にたどり着いた。
 私…の…手を………握っている? こんな…私の手を握っている………。
 次の瞬間、まぶたの上でその形を保っていた涙が、堰を切って流れ出した。
 次の瞬間、自分でもわからないのに、涙があふれていた。
 次の瞬間、自分の耳に誰かの泣き声が聞こえてきた。
 そして…その泣き声は…私の声…どうして泣いているのかわからなかった。自分が泣いている事が信じられなかった。でも私は確実に泣いている。頬を伝う暖かい感覚…。耳に入る少女の泣き声。わたし…どうしたんだろ…。
 私の声に目を覚ましたのか、彼女は顔を上げた。おでこには制服の後が赤く残っている。全体的に丸みを持っていて、幼い顔立ち。大きめの丸まった目がそれをさらに強調している。
「よかった…」
 髪は別の色に染める方法が浮かばないぐらい完全な黒で―――。
 彼女が発した言葉。私はその言葉に釘付けになった。よかった…たったそれだけなのに…たとえようもないぐらい嬉しくて…私はまた泣いた。私の嗚咽に多少戸惑いつつも、彼女は私の手を離さなかった。私は自らの感覚を右手にゆだねる事にした。

勉強の出来具合と頭の良さが比例しないように、成績と実際の生活が比例することもない

 ………この部屋…本当にインテリア2、A評価の人が住む部屋ばのでしょうか…。写真は自主規制。
 鈴響雪冬部屋汚染度測定法に基づくと、震度3ぐらい。

2005年11月6日 (日曜日)

超初心者級の問題は作り直さないとね

日記レスおよび、パソコン技術検定の補足

 該当項目が過半数を超えたら、そのランクはクリアですから、上級者クラス~一般~の、7項目中4項目を超えていたら、“上級者クラス ~一般~”の位を認定されます。
 中級者から上級者に上がるためには、中級者までの全ての設問をクリアする、と言った条件を加えても大丈夫そうですね。

 個人的に玄人志向のキワモノシリーズはまだ手を出したことがないのですが、玄人志向が作る水冷キットの製品としての品質がどれほどの物か興味があったりします。キワモノシリーズで水冷キットが出たら………怖いなぁ…本当に。まさに、キワモノ。

夜汽車は行く 星くずのなか

 上のタイトルに書かれた文面で、映画のタイトルまで分かった人はドラえもんマニア認定。ドラビアンナイト、ね。

 ということで、ちょっくら、癒されがてら、Peek-a-booの公演を見てきます。

2005年11月7日 (月曜日)

官能小説

暴挙

 今まで積み上げてきた設計内容を、締めきり一週間前にして破棄して、新しく作り始めるという暴挙に出た鈴響雪冬です。今日中に煮詰めて、明日にでも先生にどちらを使うべきか聞いてみることにします。

日記でメールレス

 トップページに、AtoZのお知らせを付けているため、デザイン上の都合で一言フォームをはずしたので、メールレスをするのも久しぶりですね。

とりあえず、何が言いたかったのかと言いますと、なぜアナログアウトを使わずに、スピーカーのヘッドフォンアウトをラインインに繋いでいた、自分の思考回路を晒したかっただけです。

微妙に面白い文章だなぁと思いました。

【誤字脱字?】
パターン1
  ×繋いでいた、自分の思考回路を
  ○繋いでいたのか、という自分の思考回路を

パターン2
 × なぜアナログアウトを使わずに
 ○ なぜかアナログアウトを使わずに

パターン3
 ×言いますと、なぜアナログアウトを使わずに
 ○言いますと、アナログアウトを使わずに

ここだけだと、どれでもいけそうな感じ。

匿名希望のメール

 おー、確かに面白い…。
 しかし…凄い文章を書いた物ですね…。個人的には三番目を使うかな。

まともな食事も今日で最後

【マージン】 「最後の晩餐は何がいいの?」
【雪冬】 「とりあえず、肉。肉。肉。」
【みいな】 「そんなに肉がいいのならおでこに書いて上げましょうか?」
【雪冬】 「…そ、それは嫌。」

 さて、明日から修羅場に突入するわけですが、今回は今までにないぐらい悲惨な修羅場になりそうです。色々とやることがありますし、アホみたいな事も考えていますし…。秋葉原で発行ダイオードも100個買ってきたし、準備は万端ですけど、私の体力がついて行けるか、ですね。発光ダイオードを何に使うかは内緒(ぉ 。
 ということで、火曜日からはインスタント食品、簡単調理可能食品に頼り切ることになるので、まともな食事は今日で最後になりますね。

【インポータント】 「ということは、ご自身で買い物に行かれると言うことですか?」
【雪冬】 「そうね。修羅場における兵糧の確保は自分でするわ。」
【マージン】 「ねー、ATOK、兵糧って何?」

【マージン】 「兵糧?」
【ボーダー】 「食料の事だよ、マージン。」
【パディング】 「具体的に言えば、戦いなどにおける兵士の食料の事ね。」
【インポータント】 「それにしても…兵糧を買いに行くとはどういう事でしょうか…。」
【ATOK】 「すぐに分かるわよ。」
【インポータント】 「ATOKさん。」
【ATOK】 「ちなみに、兵糧の意味はね、『将兵のための食糧のことで、一般的にも食糧の意味で使う事がある』というものよ。」

2005年7月10日の日記より

【ATOK】 「分かった?」
【マージン】 「あー、どうりでデジャブ…。」
【雪冬】 「アルツハイマー?」
【インポータント】 「それは言い過ぎですよ、雪冬さん。」
【雪冬】 「“私の中の消しゴム”が流行っているらしいから…。大丈夫。痴呆とボケの違いは、本人に認識があるかどうか、だから。」

 ということで、兵糧確保部隊は何時もお世話になっている乾物やインスタント食品が異様に安いお店へと向かうのです。

 小説(<div class="novelsection">)の中で、ブロックレベル引用を使うというのも面白いですね。緑色とオレンジ色と言う組み合わせは、一番(デザイン的に)やってはいけない組み合わせなんですけど、それぞれの色の明度が高いときは比較的まともですね。

日記連載の秘密

 さて、ついに連載900日という大台を突破したこの日記ですが、何時か書いた物に追記するような形で、日記連載の秘密にでも迫ってみようと思います。
 前回の結論としては、常日頃から色々な方向にアンテナを張っていると言うものでしたね。これは小説を書く為なのですが、結果的に日記にもその効果が出ていると言うことですね。言い換えれば、文章を書きたければ、色々なことに目を向けなさい、と言うことですね。いえ、別に、生理的に受け付けない物まで情報を集めろと言うわけではないですけど、ある程度は持っていた方がいい知識だってあります。
 例えば私はプリクラが大嫌いで、生理的に受け入れられないのですが、プリクラというシステムを作り上げた過程ぐらいは簡単に話せますし、内部構造も大体知っています。
 まぁ、そんなこんなで、このサイトの日記とは、今書き進めている小説に関連する話題が増えてくる傾向があります。

 前置きが長くなりましたが、今回は、HTMLを書き上げるシステムについて。
 日記の連載を滞りなくできる理由には、確実に文章をHTMLに置き換える環境が良いと言うものがあるでしょう。もしこれが、毎日毎日メモ帳更新なら、確実に更新速度は落ちていくでしょうね。タグ挿入支援型エディッタなら未だマシでしょうけど、それでも、ビルダーのようにタグを自動的に挿入してくれるわけではありませんから、意外と面倒な点は多いです。支援のタイプとしては、タグの前半部分を入力すれば、続きのタグを一覧表示してくれる物がありますけど、あれ、タグを忘れてしまえば意味がないんですよね。ということで、タグを自動的に挿入してくれるソフトを使ってサイトを更新しているというのは、日記を毎日書き上げる動力源になっているのは確かでしょう。

 手軽にそのようなことが出来るツールとしては、Weblog 通称 Blog が存在しますね。書き上げた物が履歴として残る、WEBにLOGが出来る、Weblogなのですが、あれも書けば勝手にHTMLに変換して、インターネット上に公開してくれる物には変わりません。一応、装飾タグも使うことが出来るようですが、構文を入力する必要があるところを見れば、自由度という点ではHTMLには劣ってしまいますね。
 全体のデザインはテンプレートからも選べるので自由度が利くでしょうけど、その文章に見合った演出を含めたデザインとなると、また少し難しくなってしまうのも事実。その場の思いつきでデザインを変更と言う小回りという点では、やはりHTMLが個人的には一番使いやすいのでしょう。

 こういった、自分の行動にあったシステムを使うことによって、日記を書くというテンションが持続していると言えるでしょう。そんなこんなで、今回のまとめ。

 この手の話題は、900日連載という揺るぎない実績がありますから、批判が出にくいというのが文章的特徴ですね(笑)。

官能小説用語表現辞典

 と言う辞書が存在するのですが、希望風を構成するメンバーの一人のサイトの日記で触れていました(修飾語“の”が3回以上連続で出現しました)。買うかどうか悩んでいるのでいるのですが、買ってしまうと私と同じ穴の狢になってしまいますね(笑)。
 私は発売された当初にこの辞典を購入した口です。日本の官能小説の文化については過去に一度触れたことがある気がするのですが、その文化の形成過程で直接的な表現を回避して性器を表現すると言う文章が求められたわけですから、官能小説における比喩表現とは素晴らしい物があります。表現にこだわる方は是非とも購入をお勧めします。

 ついでなので、ちょっとだけ代表例を上げてみましょうか。

 一応、健全サイトなので比喩の中でも綺麗な物を選んで引用してみました。全部、女性器である“膣”を描写した物です。

 簡単に分析すると、物を比喩するときはその形などからヒントを得ることが多いのですが、官能小説の分野になると、形どころか甘さや柔らかさ、それを用いたときの感動と言った次元で比喩表現を探し出そうとしています。ただのエロ小説とか赤本(パラダイムノベル)とは違うのですよ。
 官能小説って、ホラー小説に文章表現が繋がるところがある気がします。ホラー映画もそうですけど、ものすごい細かいところまで描写しようとしますよね。普通なら一言二言で済むような事象だって、数行を使って説明しようとする。そう言った、日常生活とはかけ離れた表現というのは、人間の心をくすぐる物です。

 例えば、私達人間は左回りに走るのが大好きです。陸上のトラックも競輪のコースも野球のベースも全て左回りですよね? でも、お化け屋敷やジェットコースター、忍者屋敷は右回りにすることが多いのです。つまり、日常生活とは違う行動をさせて、私達の不安感を駆り立てると言う罠が仕掛けてあります。
 不安感によるドキドキと、恋愛感情のドキドキは錯覚する、と言う話は知らない人はいないでしょう。実際、米国の心理学における調査で、ぐらぐら揺れる橋の上で出会った女の人と、普通の場所で出会った女の人とでは、前者の方が記憶がはっきりしていますし、出会ったと同時に渡された電話番号に電話をかける確率も高いと言う結果が出ています。つまり、揺れる橋の上にいる不安感によるドキドキを、恋愛感情のドキドキにはき違えてしまったわけですね。

 と言うことは、読者をドキドキさせる必要があるホラー小説で執拗な文章表現を用いる事は、読者をドキドキさせる必要がある官能小説で執拗な文章表現を用いることと等価なのです。だからこそ、官能小説はホラー小説に通じるところがある、と言えるわけです。

 官能小説はアダルトビデオとは違います。とりあえず雄と雌の交尾を映像に記録してモザイクかければ出来上がり、みたいなアダルトビデオと違って、官能小説では前述したような遠回りな表現を用いますから、読者に想像させるわけですね。何度かこのサイトでも話題にしましたけど、『裸に興味があるのはただのオスで、多少なりとも隠れていたりチラリズムに興味があるのがである』と言えるわけです。
 そりゃ、交尾なんて言う行動は人間の基本的欲求の一つですから、見れば誰でも興奮するわけですけど、官能小説はそうはいかないわけです。確かに、アダルトビデオにはモザイクがかかっていますから、その部分は想像しないといけないと言う言い訳が出来てしまいますが、その代わり音が表現要素として加えられています。人間は視覚と聴覚で大体の事柄を判断しようとしますから、片方さえあれば、おおかた脳内で構成できてしまいます。
 それに比べると、官能小説なんて言うのはただの文字列ですから、『女の裸』と言う文字列に興奮しろと言われても無理なのです。そりゃ、「女のノの字の、はらいの部分の滑らかな曲線がいいねえ」なんて言う、文字マニアは別ですけど。つまり、文章を読み解き、そこに書かれてあることを脳内で再構成して、そこに興奮しないといけないわけですから、全球ストライクど真ん中のボールを投げられるアダルトビデオとは一線を画すわけです。

 というわけで、比喩表現を本気で勉強したかったら、官能小説を読め、と言う結論になります。ただし、性器描写だけに特化したとしても私は責任を取れませんが………。
 でも、少しでも小説を書き慣れている人ならば、比喩表現をそのまま勉強するのではなく、比喩表現の手法を勉強できると思いますので、官能小説を読めとまでは言えませんけど、“官能小説用語表現辞典”を購入するのは、一つの手段としては間違ってはいないでしょう。

 うわ、なんだ、この手の込んだアファリエイトの様な文章。じゃ、ついでなので、アファリエイトしてみる(嫌な日本語だ)。

 ちなみに、アファリエイトを日本語に意訳すると、事業者と提携することによって提供する広告、と言う雰囲気になるでしょうから、『アファリエイトする』でも案外と間違いではないのかも知れません。
 あっ、楽天のアファリエイトの為のHTMLタグは、自動生成の物をそのまま鵜呑みにして使うと、アクセス解析を埋め込まれるようになっているようですから、使っている人は要注意です。携帯電話用のリンク、と言う形で提供されているタグにはアクセス解析は埋め込まれていないようなので、出来るだけそちらを利用するようにしましょう。
 だって…<IMG src="*********" width="1" height="1" border="0">なんて…こんなの怪しすぎですもん…。

2005年11月8日 (火曜日)

戦いの日々

修羅場レベル

 ついに来ましたこの時期。修羅場レベルを3にセットします。

電波くれー

 課題と言えば音楽。音楽と言えば電波ソング。と言うことで、最近発売されたゲームを中心に、電波ソングを教えていただけると幸いです。こんな電波ソングがあるよ、と言う情報、お待ちしております。ソフトハウスとゲーム名程度の情報があれば簡単にデモバージョンをダウンロードできるので、よろしくお願いします。
 ただし、電波は電波でも、テンポが速いのでお願いします。

 私信。“つよきす”のOPテーマは、濃度は薄めですけど確かに電波でした。

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察

 文章よりも見やすくて素晴らしい、直感的に理解できる、喧嘩した妹と仲直りできた、ウエスト周りの脂肪を減らすことに成功した、肌が綺麗になったなど、各所から大好評が寄せられている、作業状況進捗グラフを今回も作ってみました。

進捗率グラフ (21時54分現在)
平面図 (3階分) 10%
配置図 (1面) 0%
立面図 (4面) 0%
断面図 (2面) 0%
矩形図 (1面) 0%
建物模型 0%
敷地模型 0%
外観パース (2面以上) 0%
内観パース (2面以上) 0%
プレゼンテーションボード 0%

 さーて、どう料理するか、ですね。今回は敷地模型すら未着手なので、結構危うかったりします。

 とりあえず、Operaはバージョン8.5まで進化しても、未だに"caption"に対するマージンの取り扱い方(厳密に言えば、"caption"をブロック要素として扱っていないと思われる動作によるバグ)を早く解決して欲しい物です。初期のバージョンからこのバグは残り続けているはずですよね。

2005年11月9日 (水曜日)

タイトル未決定

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察

 お早う御座います。早速、これ。

進捗率グラフ (6時13分現在)
平面図 (3階分) 20%
配置図 (1面) 0%
立面図 (4面) 0%
断面図 (2面) 0%
矩形図 (1面) 0%
建物模型 0%
敷地模型 0%
外観パース (2面以上) 0%
内観パース (2面以上) 0%
プレゼンテーションボード 0%

 敷地広い。図面細かい。難易度高い。ここまで図面に手こずるのも珍しいですね…。

音楽: Help me, ERINNNNNN!!
出典: 東方ストライク
歌: ビートまりお

 目覚めの一曲は、エーリン、エーリン!。原作やったこと無いけどねー。

日記レス

 もう、吊り橋効果だろうが動脈硬化だろうが、正式名称はこの際関係なし、と言うことで(笑)。

鈴響雪冬体験ツアー (22:35)

 今の状況なら言える。私は忙しい! 

 ちなみに、鈴響雪冬体験ツアーのメニューとしてはこんな感じ。

一日目
 6時起床。以後、29時まで製図を書く。

 今日の研究結果。一日21時間も製図を書いていると、気が狂いそうになる。何時も狂ってるとか、そう言うツッコミは無し。両手を頭に付けてネコミミの体操~♪

音楽: 妹エプロン体操
出典: 『はるのうた』 -はるのあしおと vocal album-
歌:鷹月さくら

2005年11月10日 (木曜日)

タイトル未決定

鈴響の野望 Off Line

 どうやら、Vector Worksと言うソフト(簡単に言えば3D-CAD)は、EPS形式(画像)で、CADの図面を保存できるらしい。AutoCADやJW-CADは、汎用的なファイルにも保存でき、それを、Vector Works で読み込むことが出来る事は既に分かっている。
 これすなわち、JWやAutoで図面を書けば、いったんVector Worksで読み込み、画像として保存。フォトショップで画像形式で保存した図面を読み込み、フォトショップ上でプレゼンテーション用のパネルを作成。何時もお世話になっているコピー屋さんの出力サービス、と言う手順を踏めば、フルデジタルでパネルまで作成できると言う野望が見え隠れすることに…。

 現時点で、私が二次元CADを扱えないので、全て手書きでプレゼンパネルを作っている段階なのですが、これを全てパソコン上で編集できるようになるとしたら、作業効率が飛躍的に増すという物。
 フォトショップの扱いは大分慣れてきているので、後はCADを練習すれば野望達成、と言うことになります。
 こんな風にメリットが具体的に分かると、CADを練習しないといけないな、と本気で思ってしまいますね。今の課題が終わったら、短期集中講座という形で、CADを練習しよう。「貴方はいつまで手書きなの?」と先生にあきれられていますからね、私。…だって、手書きで図面を書いている人なんて、もはや、今の設計四の授業では数えるほどですから………。
 マウス操作には自信があるので(過去の日記より)、ちょっと、頑張ってみようと思います。

視覚的に訴えやすい表を用いた課題の進捗率の提示における効果の考察 (06:29)

 朝の恒例?

進捗率グラフ (6時31分現在)
1/100平面図 (3階分) 90%
1/50平面図(3階分) 0%
配置図 (1面) 0%
立面図 (4面) 25%
断面図 (2面) 90%
矩形図 (1面) 0%
建物模型 0%
敷地模型 0%
外観パース (2面以上) 0%
内観パース (2面以上) 0%
プレゼンテーションボード 0%

 予定表に対する進捗具合、すなわち、予定表追従率は9割ぐらい。すでに遅れが出ています…。

本日の個人情報流出

 あー、ついに携帯電話に新しい業者が参入してきましたね。とりあえず、どんなに安くてもソフトバンクの携帯電話だけは絶対に使いません。だって…ねぇ…前科有りですし、色々と。

 三つ目は問題、と言う訳でもないですけど…。ソフトバンクが発行する原画集で評判がいいのはあまりないし…。ただ、その意気地なさにあきれただけです。あれです。極東アジアの極東地域の言語を用いれば、「この、ぐずなし」です。

建築の裏事情

 一応、建築を勉強して早六年。六年も勉強していれば、住宅の広告に掲載されている間取りを見るだけで、その住宅にどのような問題が発生するかを事前に予測できるまでになりました。世の中、おかしな建築は沢山ある物で、積水やトヨタといった有名宅建会社でも、これはないだろ、と言う住宅があります。流石に、大手だけあって、滅多に見かけないですけど、小さな会社は結構怪しい物があります。
 これはきっと建築業界の構造の影響なのでしょう。基本的に、新聞紙の折り込みチラシとして住宅を紹介するような会社(ここではこれを宅建会社と定義する)は、元請けという位置付けにあります。プランナーというカタカナを使った方がわかりやすいでしょうか。つまり、企画担当です。と言うことは、実際の設計は別の事務所が行っている可能性があります。私の実家も地元では大きな宅建会社に頼んで建てて頂きましたけど、半ば強引に手に入れた住宅の設計図の青焼き写真の設計者の欄には、●●設計事務所、なんて言うきいたことがない事務所の名前が書いてあります。つまり、住宅の設計を依頼した会社がどんなに大手でも、実際に設計するのはそこの会社とは限らない、と言うのが現実です。
 iPodはアップルコンピューターが作っていますが、表面の鏡面加工は日本の小さな下請け会社がやっていることは有名ですけど、それと似たような感じでしょうか。(この場合は、いい意味で下請け会社が使われているので、単純に比べることが出来ないでしょうけど。)

 このようにして、建築業界は多少なりとも複雑怪奇な構造をしています。これは少し考えれば分かることで、家を一軒建てるときに必要な設備などを考えると、沢山の会社が関わってくることが分かります。電話線を引っ張るのにはその工事を担当している会社が必要ですし、電気配線もまたしかり。

 ざっと思いついただけで、これだけの関係業種が出てきました。一説には200以上の業者が関わるとのこと。設計を依頼した会社が、これらの業種に関する部門を全て自社内に設けているなら話は別ですが、流石にそんな会社は世の中に存在しないでしょう。必ず何処かで、下請けが登場するのです。
 とまあ、このように、家一軒見ただけで、私達の目線から離れたところで何が行われているか分からないような構造になっていますから、裏で何をされても私達は何も気づかないわけですね。

 さて、このような業界システムを利用して悪巧みを謀る方法の他に、もう一つの方法が建築業界には存在します。きっと、何処の業界も同じでしょうけど、私達一般人が法律に無知であることを利用して、消費者の印象を書き換えてしまうと言う技が存在します。
 身近な例では、駐車場に存在する『駐車場内での自己などについては一切保証を負いかねます』と言う表示は、消費者の権利を利用すれば簡単に無効化できます(消費者が一方的に不利になるような契約は無効)。ただ、このような事実を知らない人が多いので、事故が起こったとき、店の担当者を呼び出して口論をする物の、この看板を盾にして店は逃げてしまうでしょう。

 では、話を本題に戻して、建築業界での法律に関する裏話。
 最近、東京都内は『再開発』と言う言葉を主題にして、至る所で再開発が行われています。六本木ヒルズや汐留なんかは皆さんの記憶にも新しいですね。東京駅前の丸の内だって今は再開発のまっただ中です。
 さて、そんな再開発と共に、都心に住居と商業施設が一体化したビルが増えてきていますが、このビルの宣伝文句が、『広い公園をビルの周りに配置し、環境を整えました』と言うもの。結構このような言葉は聞くと思います。自然保護とか、目の保養とか、リラックス効果とか、謳い文句はそれぞれありますが、大体、高いビルの周りに公園を設置していることを強調しようとしています。それを見た消費者やテナントは、『ああ、環境保全に取り組んでいるんだ』と考えてしまいがちですが、これにはとんでもない裏話があったりします。
 近代の日本には通称『百尺制限』と言う制限が存在し、高さ百尺(約30メートル)を超える建築物は、一切作ってはいけなかったのです。ですから、少し古いビルは30メートルという高さギリギリに造られています。しかしこれでは近代化に追いつけなくなり、高さという概念から建ぺい率という概念へと移り変わりました。
 広告でもよく目にする建ぺい率という値ですが、これを少し解説しましょう。

 今、土地の面積が100平方メートルだとします。この土地の建ぺい率が200パーセントなら、最大で200平方メートルの延べ床面積を持つ建築を立てることが出来ると言うものが、建ぺい率です。ですから、この土地に、一階当たりの床面積が50平方メートルの建築物を建てるとしたら、各階床面積の合計値(延べ床面積)は土地面積の200パーセント、すなわち200平方メートルまで可能ですから、4階建ての建築を立てることが出来ます。(厳密には高さ制限もあるので、4階建てとは限りません。)

 地域にもよりますが都心のような商業地区は、建ぺい率400パーセントと言う値を割り当てられていますから、100平方メートルの土地に400パーセントの建ぺい率が指定されていたら、一階当たり50平方メートルの建築なら、8階建てまで可能と言うことになります。
 さて、ここからは、公園を設置している本当の理由に言及してみましょう。現行の建築基準法では、公開空地という土地を敷地内に設けると、建ぺい率を免除して貰うことが出来ると言う条文があります。つまり、その土地の所有者以外の人も自由に使える公園を作れば、400パーセントの建ぺい率が500パーセントになる、と言う感じです。
 猫の額のような土地を上手く活用して多くの利益を上げるためには、沢山のテナント契約を結ぶのが王道です。すなわち、店が沢山はいるように床面積を沢山確保すれば良いわけです。
 数値としては大げさですが、次の例を元に計算してみましょう。

 現時点では、建ぺい率500パーセントですから、最大5000平方メートル。一階当たり200平方メートルを割り当てると、25階建てのビルが出来ます。
 さて、1000平方メートルから建物の面積200平方メートルと駐車場の面積300平方メートルを取り除いたら、500平方メートルが余ったとします。この余った土地を全て公園にして、公開空地として認定されたとしましょう。公開空地を確保した分だけ建ぺい率が割り増しされ、仮に600パーセントになったとします。
 すると、最大6000平方メートル。一階当たり200平方メートルのビルを建てると、30階建てまで可能になりました。一階に一つの店が入っているとしたら、公開空地を設ける前に比べて5店舗多く、契約を結ぶことが出来ます。テナントビルのオーナーも『うっはうは』ですね♪

 以上の話を簡単にまとめると、『私達は自然保護に配慮して都心に緑を植えて良好な環境を作っています』と言う立て前の裏には、『空地を作れば建ぺい率のおまけが貰えて、床面積を増やせる分、より多くのテナントと契約できるから、商売繁盛!』みたいな本音が隠れているわけですね。
 ああ、建築業界って、嫌だなあ…。

 ちなみに、東京都内では、余った土地の何割かを緑地化しなさい、と言う条例がある影響で、必ず緑地を設けないといけないわけですから、そう言う点でも、本音と建て前を利用した消費者を騙す罠というのは凄い物があります。

既に限界突破 (21:41)

 水曜日の0時から今までと言う、46時間のうち、実働38時間の成果がこれ。

進捗率グラフ (6時31分現在)
1/100平面図 (3階分) 90%
1/50平面図(3階分) 90%
配置図 (1面) 100%
立面図 (4面) 90%
断面図 (2面) 90%
矩形図 (1面) 0% (タスク処理中)
建物模型 0%
敷地模型 0%
外観パース (2面以上) 0%
内観パース (2面以上) 0%
プレゼンテーションボード 0%

 奥行き70メートルの敷地とか、何それ、と言う感じです…。広すぎるよ、本当に…。一階の平面図と配置図を書くだけで、A1サイズをまるまる使い切る恐怖…。本当にCADが必要ですね、これからは。

 模型作りになると、模型製作に飽きたら3D-CADと言う感じで、他の作業と並列できるのですが、図面は一番始めに書かないといけないものなので、他の作業と並列できません。つまり、長い時間やっていると飽きが来るわけですね…。飽きが来ると眠くなるわけで、時々歌ったり、“こみっくパーティー”を見たり、“苺ましまろ”を見たり、“げんしけん”を見たりしているのですが、それでも効果が危うくなってくるものです。
 でも、残りは矩形図だけになりました…。これを乗り越えれば、まずは一段落…。遅れていると言う事実は覆りませんが…。

 完成度が90%なのは、まだ変更する可能性がある場所や、文字を記入していないからです。これらを全て完成させるのにはざっと六時間ぐらい必要でしょうから、今現在、予定よりも八時間ぐらい遅れて作業進行中、と言う感じでしょうか。
 今回は予定通りにやっても間に合わないと言う可能性を秘めているので、出来るだけ予定を追い越して作業をしている、と言う状態を作りたいのですが…ちょっと今現在危ういですね…。矩形図で追いつけるかな…?

初出: 2005年11月1日
更新: 2005年11月11日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2005 Suzuhibiki Yuki

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