2005年9月の日記 -3冊目-

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2005年9月21日 (水曜日)

1にリニューアル、2にリニューアル、3にリニューアル

リニューアルの後戯 (02:53)

 ひとまず、安定したようです。確認した範囲では、おかしなエラーも起こっていないですし、サーバーの管理者から怒られる様子もないですしね(笑)。

 まずは、お詫びと諸連絡を。

 リニューアル作業の本丸、すなわち、ファイルをアップロードする際、SSIの動作が確認できるまでの40分間、サイトへのアクセスを禁止していました。その時アクセスしてくださった方、ご了承下さい。

 セカンドページ(フレームのあるページ)にリンクをしていた方、すでにそのようなファイルは存在しませんので、インデックスか新たなるセカンドページにリンクを張り直すことをお勧めします。

 今回のリニューアルの影響で、メニューは左側だけとなりました。元々、幅広い解像度の方に読めるように工夫して作ってあるはずのデザインですので、それほど影響はないかと思います。

 一応、IEやOperaなど、主力ブラウザでの閲覧は確認してあります。テキストブラウザへの配慮などは、また日を改めて行いたいと思います。こちらは、全てのファイルに同一のリンクを張るだけですので、すぐに完了する予定です。

 このサイトの全ての機能を使うためには、CSS Level2に対応したブラウザが必要です。ただし、対応していなくとも、最低限の文章を読むことは可能です。

 top.htmは残っておりますので、従来通り、top.htmを使った、サイトの更新情報取得はアドレスを変更することなく可能ですので、ご安心下さい。

前言撤回 (03:30)

 全ページ、新しく挿入したタグが間違っていましたので、また全HTML、アップし直しました。サーバーさんゴメンナサイ。

【みいな】 「サーバーへの反省もそうですけど、私にも謝ってくださいね。どれだけのファイルを転送させられたことか…。」
【雪冬】 「えっと…なんだかんだ言って、四回転送し直したから、1200ファイルぐらいかな?」
【みいな】 「HTMLファイルだけで1200ですよ。他にも、SSIの実験とか実験とか実験とか………。」
【雪冬】 「あー御免なさい御免なさい御免なさい。もう少し効率のいい方法を考えるから…。」
【みいな】 「反省しているならいいです。」
【雪冬】 「………中身を見て注意してくれたっていいじゃない…。」
【みいな】 「なんか言った?」
【雪冬】 「………みいな、怖い…。」

負け犬?

 Operaからついに広告が消えました。有料ブラウザが流行らないと言うことを悟ったのでしょうか。現実問題、販売開始から数年経ってもライセンスは伸びず、ライブドアの社長が『俺が売ればもっと売れる』と言っていた割には、無料化ですか…。ちなみに、購入年月日を証明できれば返金に応じるそうですけど………レシートなんてみんな捨ててるって(笑)。

 さて、超高速レンダリングを煽り続けているOperaですが、以前実験したとおり、IEにもMozillaにも遠く及ばなかったのですが、その点はどうなったことでしょうか。
 海外のサイトで、各ブラウザのレンダリング速度を測定しているサイトがあるのですが、Operaはバージョンが上がる度に、CSSのレンダリング速度が遅くなっているみたいですね…。現実問題、このサイトを読み込むと、Pen4でも辛そうにしているのはとても印象的です。

 あっ…インストール速度は速くなってる(笑)。
 でもたしかに、8.5は早いかも知れないです。起動時間もものすごく減りましたし、レンダリング速度もなかなかだと思います。でもまぁ、Mozilla系列のいいところは、自分好みに改造することができる、と言うことですね。ネスケ4.7の時代から、Gecko系のブラウザを使ってきていますが、 Mozilla1.7.11 はまさにその延長線上に立つ最高のブラウザと言えるでしょうね。…ネスケ4.8と言うレアなブラウザもきちんと持ってますよ(笑)。
 Mozilla Suite は、 Seemonky として受け継がれるようになりました。すでにベータテストは配布されているようですね。

 そう言えば、 Firefox の拡張で、Mozilla Suite のように、メモリにFirefoxを常駐させて、起動時間を短縮するものが有るはずです。Firefoxの起動時間が遅いと思っていて、メモリに余裕がある方は探してみるのもありだと思います。…探したら簡単に見つかったので、リンクを張っておきますね。
 Firefox Pleloder

 ただし、 Firefox はメモリの使い方が、 Mozilla Suite のように上品ではないので、ものすごくメモリを消費するかも知れませんが…100MBとかね(多すぎ)。まぁ… Mozilla Suite は200MBとか平気で持っていきますから、それよりは遥かにましでしょうけど。

オークション最前線

 瀕死の重体のDVDドライブの替わりを探すためにたまにオークションを覗いたりしています。そこで見かける写真がまた凄い。全体を示す写真が一枚と、何処のメーカーの物かを示す写真(ドライブの上部に張ってあるあのでかいシール)と、合わせて二枚の写真を公開している人が殆どなのですが、とりあえず一つ言いたい。
 後者の写真…ピントが合っているのを見たことがない。

 デジカメには近接撮影モードがあるのですから、せめてそれを使ってください。お願いします。普通の撮影モードでは、1メートルがいいところですよ、最短焦点距離は…。
 デジタルカメラはカメラというよりは家電ですから、ちょっとは説明書、読もうね。

2005年9月22日 (木曜日)

大容量の引用文

大容量のCSS

 リニューアルの効果として、結果的に、CSSファイルを一つのファイルにまとめることに成功したのですが、そのCSSファイルの行数、1100行。BASIC的に言えば、11000行のプログラム(笑)。
 初めはリンクの色を変えるためだけに使っていたCSSも、ここまで大きくなると驚く物です。今となっては、CSS無しではこのサイトは成り立ちませんね。………10月15日は、一日だけCSSを取っ払うというのも面白いかも知れません。

 でもまぁ、サイトのリニューアルは、1月1日に誓った約束事の一つですから、達成できて満足満足です。『窓辺に座る小さな妖精』の連載終了、というのは難しいですが…。

冊子版“ReSin-ens”作業日記

 本当にゆっくりですが進んでいます。しかし、今まで書いた原稿を見る限り、4巻構成になりそうです。まさに、起承転結。
 さて、そんな冗談はさておき、四巻構成となると、話を何処で区切るか、と言う計画を立て直さなければなりません。話の区切りが変わると言うのは面倒なことで、話の区切りを一つの演出としている私にとっては悩ましい物です。

 では、冊子版“ReSin-ens”の原稿から、引用を行いたいと思います。今までは文法的な面で引用してきましたから、事実上初めての紙面紹介という形での引用になるかと思います。

 彼女の言葉通り、俺達は再会した。彼女の別れ際に発した言葉通り、俺達は再会した。一度目は丘の上。二度目は学校の図書館。同じ学校の生徒なんだから、今までもどこかですれ違っていたのだろう。だけど、お互いの事を知らなかったからこそ、その存在には気づかなかった。しかし、俺達はその存在を認知してしまった。認知することから物事は始まる。まさに、その通りだった。
 そして、彼女は再び、『また』という再会を意味する別れの言葉を口にした。ただの社交辞令なのかもしれない。図書館を管理する側としての当たり前の礼儀なのかもしれない。しかし、二つの線が一時でも重なり合ってしまったのは事実だった。
 整理しきれない心を断ち切るかのように音を立てて本を閉じ、俺は図書館を後にした。

 あの事件。あの事件が全てを変えた。全ては俺のせいだった。俺のせいで仲間を皆殺しにした。お母さんまでも殺した。もう…傷つけるのも傷つくのも嫌になった。一生分の傷を負った。そして、一生この傷を背負っていくことになった。
 だから。
 仲間を作らないようにした。人と関わらないように生きてきた。
 あの瞬間。あの瞬間に全てが変わった。感情が高ぶったせいだった。自分を押さえきれないせいで仲間を皆殺しにした。お母さんまでも殺した。もう…自分を見失うほど感情が高揚するのが嫌だった。一生分の傷を負った。そして、一生この傷を背負っていくことになった。
 だから。
 人と関わらないように生きてきた。人と関わらなければ、気持ちが高ぶる事もない。
 端から見れば寂しい人なのかもしれない。でも、俺にとってはそっちの方が気楽だった。人と関わらなければ、気持ちが高ぶる事もない。気持ちが高ぶらない限りなら、自分の力をコントロールできる。
 無視しようと思えば出来たはずだ。『貴方には関係ない』と言えば済む事だった。なぜその言葉も、その態度も浮かばなかったのだろう。後輩だからか。図書室を管理している人だからか。見知った仲だからか。遼風さんだからか。その全てが可能性であって、正解ではない。でも、無視できなかった存在である事だけは事実だった。だから俺は彼女の質問に答えた。………いや、会話を早く切り上げるために彼女の質問に答えたのか…?

 体を起こすと、時計は八時半を指していた。窓の向こうにある光と言えば、街灯と家々の明かりぐらいだった。物思いにふけってそのまま寝てしまったらしい。開いたままのカーテンを閉めるために起きあがり、床に足をつけると、その感触でストーブを付けていない事を思い出した。何も羽織らずそんな部屋で寝てしまったためか、身体が冷えていた。身体の末端は冷たく、思った通りに動かない。ストーブをつけても反射式ストーブが部屋を暖め始めるには三十分はかかる。厚着をしてもいいが、それでも冷えた身体が完全に温まるまでは時間がかかるだろう。
 温かいスープ…それはそれで作るのが面倒だった。
 コーヒー…コーヒーは利尿作用があるから体温が下がる。
 お風呂…湯冷めする。
 ………温泉…か。
 堂々巡りの末にたどり着いた名案をそのまま実行に移す事にした。

 古めかしい音を立てるガラス戸を開けると、木造のこれまた古めかしい内観が目に飛び込んで来た。打ちっ放しのコンクリートの上に簀子を乗せただけの簡易的な玄関に、木造の下駄箱。もちろん、扉はついていない。そんな玄関の片隅に、先客がいるのだろう。二足のスニーカーが並んで置かれている。そんなスニーカーですら、古風に見えるのは、水明温泉自体の雰囲気の影響だろう。上り框を超えると、ビニル製の床があり、その奥に昔ながらの番台がある。
 靴を脱ぎ、簀子に足を乗せると、乾いた音が響いた。一段上り、番台の近くまで行くと、本を読んでいた七夏が顔を上げた。
「君がこの時間にくるとは珍しいな」
「まぁな」
 そう言いながらポケットから財布を取り出すと、大人料金の220円を取り出し、皿にのせる。300円が一般的な入湯料の中で、水明温泉は格安の温泉だった。俺が入りに来る時は何時も誰もいない上に、これだけ安くて経営が成り立っているのかと心配するぐらいだが、昼間はそれなりのお客さんが来ているのだろう。そう考えると、値段に対する興味も失せた。
「しかし、人間嫌いだと思っていたが、こんな時間にくるなんてな」
 小銭を処理するために十円玉をたっぷりと盛り込んだ220円を一瞥しても無表情な七夏は、さっきの会話を続けた。
「身体が冷えたからな」
「そうか。まぁ、先客は二人とも女だ。男風呂は誰も入ってないぞ」
「わかった」
 十円玉の事は気にもとめないのか、浮揚のない声で言った七夏に、右手を挙げてのれんをくぐろうとしたら、彼女は姿勢をそのままにしてゆっくりと口を開いた。
「…まぁ、少し賑やかになるかもしれないがな」

 ふぅ…。別ページで引用しろと言われそうな長さですが、別に数キロ増えたところで、日記全体から見て、ものすごく容量が増えるわけではないですから、気にしないことにしてください。
 引用した部分は先日書き上げたところなので、言葉の言い回しやリズムなどは未だ洗練されていないですけど、大体の雰囲気は伝わると思います。
 …引用した後で気がついたのですが、前半部分は以前にも紹介した部分ですね。これでは申し訳ないので、もう一箇所引用しておきます。

 真っ白い床をスクリーンにして、木の葉達が影絵で遊んでいた。ゆらゆらと、ゆれる、諸々の葉。二度と同じ形を作ることのない万華鏡のように目に飛び込んできて、何時間見ていても飽きなかった。
 窓枠をフレームにして、その中を泳ぎ回る光ある証は、水槽の中で泳ぎ回る魚のようにも見えた。
 けど、人間の好奇心の持続時間には限界があった。それに従うように私の興味も薄れ、する事が無くなった私は、全ての情報を遮断するように目を閉じた。

 目の前に、人形が座っていた。目を閉じ、軽く下を向いて控えめな寝息を立てているその姿は、まさに人形そのものだった。違う事はその人形が生きているという事。
「はるかぜさん?」
 声をかけてもテンポを乱さない首のメトロノーム。その動作を止めるのも可哀想なぐらい、マイペースに船をこいでいるはるかぜさん。でも、本を受け取らない事には話も進まなかった。はるかぜさんの足下には、借りてきた本が入ったであろうバックが、学校指定のバックと一緒に置いてある。
 ベッドから降り、はるかぜさんが腰掛ける椅子の所まで移動し、顔の高さをそろえるために、前にかがみ、声を―――
 ふわり
 と、香りが舞い踊った。その匂いは…天日干ししたバスタオルの匂い…そう…お日様の匂い。

 此処の部分なんて、昨日書き上げた上に、一度も書き直してないですからもっと悲惨な文章ですけど………まぁ、読めないことはないので公開しておきます。

頭のいいアナウンサー

 千葉県の下着泥棒の話をしていました。押収数は680点だそうで…。そこでそのキャスターは普通に終わらせてしまったのですが、もう少し頭のいい展開を期待していた私は馬鹿でしょうか。
 例えばこんなの。

 下着と言っても、ショーツは一枚1000円、ブラジャーに至っては2000円するときだってありますからね。もう少し女性のことを考えて欲しい物です。

 ………ね? …電話が殺到しそうだけど。

 まぁ、丁度半々だとして、34万円+68万円で、102万円ですよ。ものすごい被害額です。
 ………そう言えば、お馴染みの警察庁による押収物公開映像があったのですが…縞パンはなかったなぁ…。

 ちなみに、資料集めの成果により、そこらのギャル(死語)より、下着に詳しい自信はあります。えっ? そんな自信は持って無くていい? いえいえ。酒の肴になると言うものですよ。………創作文芸仲間と下着だけで数時間トークとかね。

同人誌の予告

 これからお世話になるであろう紙屋さんに、色見本を送ってくれるようにお願いしました。同時に、色見本の対象となる紙を取り寄せて、インクジェットの印刷に耐えられるかも試験する予定です。

 さて、リニューアルという1月1日の目標を一つクリアし、もう一つの目標である、『“透明という色”に替わる短編小説を発行する』というものを達成する予定です。テーマは未だ未決定ですが、たぶん、“と言うという色”テイストで行くと思います。水に続いて風、のような感じかも知れませんね。予定のページ数も未定ですが、20ページ前後の本になると思います。いわゆる、入門用、ですね。
 実際問題、透明という色を発行してから既に2年以上が経ち、鮮度は大分落ちているのが現状で、何時までもイベントに持っていくのは複雑な心境です。そろそろ短編小説を一本仕上げてもいいと思うんですよね。

 あと、イベントの予定ですけど、12月25日の青森に出る可能性が高いです。久しぶりにイベントあわせで本を書くような気がします。いつもは、本ができあがったらイベントに出る、と言う形を取っているので、締めきりに追われることはあまりないのですが、今回はイベントという締め切りができてしまいましたから、集中力と持続力で乗り越えてみたいと思います。
 まずは、タスクを減らすために、100のお題ね。

国勢調査

【雪冬】 「みいな。来月頭の国勢調査だけど、こんな感じかな?」
【みいな】 「どれどれ…。」
【雪冬】 「どきどき。」
【みいな】 「雪冬さん?」
【雪冬】 「どうかしたの?」
【みいな】 「国勢調査で、生年月日を誤魔化すとはいい度胸ですね。」
【雪冬】 「あっ…やっぱり駄目?」
【みいな】 「だめです。」

【みいな】 「大体にしてこんなネタを作っている暇があったら、100のお題を書きなさい。」
【雪冬】 「はーい。」

2005年9月23日 (金曜日)

ジュブナイル小説、ジュニアノベル(小説)

不覚にも (03:47)

 用語集は全て書き終えてからアップロードする予定だったのですが、サイト全体をリニューアルしたときに、用語集もアップロードしてしまいました(苦笑)。
 書きかけですけど、読んでみるのも面白いかも知れません(自分で言わないように)。

 今まで何でなかったんだというような単語、『サークル』や『同人活動』なんかも加わっています。

不覚にも2 (04:05)

 未だ参加したことがない同人即売会は世の中にたくさんありますが、埼玉県で行われている同人誌即売会に目がいきました。その即売会のサイトを眺めている間に、気がつくと何故かサークル参加の約束事のページを見ていました。
 そのままつらつらと読み続け、他のコンテンツも読み終わると………時計は28時を指していました。

 書いてあることは何度も同人誌即売会に参加したことがある私にとって、ごくごく当たり前のことなのですが、なんだか初心に還るつもりで読みふけってしまいました。そして、やっぱり自分は同人活動が好きなんだと改めて認識してしまいました。
 この出会いに私は感謝しますし、この出会いを作ってくれた方にも感謝しています。世の中にはこんなに楽しいことがあるのかと。

 思えば、一年近くイベントに参加していないのが現状。最後のサークル参加が去年の11月のはずですから、もうすぐ本当に一年が経ってしまいますね。別にやる気がないとかそう言うことではなく、新刊を持たずしてイベントに参加することに抵抗があるのかも知れません。それこそ、サークル希望風(現: 作家連合希望風)は、全てのイベントに新刊だけで参加した、ある意味ものすごいサークルですが、その影響もあるかも知れません。それに加え、“ねこはし.59”も毎回イベントには新刊を持ってきていましたから、そう言う環境で育った私としては、新刊を持たずしてイベントに出ることに抵抗があるのかも知れません。
 でも、最近落ち着いて考えると、今の私のようなやり方は、必然的に出会いの機会を減らしていることだと思うようになりました。それこそ、一年間も即売会に出ていないのですから、常連さんなんてできるはずもありません。もしかしたら、前のイベントで私の本を手にとって次のイベントで声をかけてみようと思った読者が沢山いたのかも知れないのに、イベントに出ていないのですから、そんな機会も実りません。そうして、読者の記憶は風化し、私という存在が消えてしまうのでしょう。
 こうして考えると、新刊が無くてもイベントに出ると言うことはとても大事なことのような気がしてきています。偶には…新刊を一冊も持たず、再版だけでイベントに挑む、と言うのも新鮮かも知れませんね。
 ………11月も12月も前橋のイベント………予定が被ってでられない罠…。ついに高崎進出か? 私も…自分自身に試練を貸した方がいいのかも知れませんね…。それこそ、かつての希望風が成し遂げた一ヶ月に3回のイベントに出て全てのイベントで新刊発行、と言う事は無理ですけど、別の意味で何かやれることを探したいと思います。
 偉そうに書いていますけど、私はイベントでの売り子があまり上手くないと自覚しています。そう言う点を直すためにも、イベントに出ることは間違っていないと信じます。

 と、言いつつ、12月の青森のイベントでは新刊を2冊ほど用意する予定です。片方は詩唄いさんのご厚意により無料配布にできるかも。詳細は追ってイベント情報なんかで取り扱っていきます。

色見本

 頼んでいた店から色見本が届きました。早速手持ちの小説本文の紙を探してみたところ、どうやら、アイボリーが一番近い様子です。頃合いを見て、2500枚の発注を行いたいと思います。
 あぁ…厚口の紙が使いたいなぁ…。

 今使っているお店より安い店が見つかって、厚口の紙が使えそうなら、将来的に使い始める可能性はありますね。

日記レス

 まずはリニューアルお疲れ様でした。
 運営を初めて長いサイトは色々なところで凝り固まっているので、リニューアルをするのは一苦労です。おおよその管理人は過去のページについては切り捨てる傾向があるのですが、そのような傾向にめげずリニューアルを成し遂げたことは凄いと思います。

 リニューアルについては私も先日やったばかりなので、苦労がよく分かります。いくら置換ソフトを使っても、やはり手作業に頼る部分も多いのが現実。一度リニューアルをすると、二度とリニューアルなんて、と思ってしまいます。
 しかし、統一の企画を作ってしまうと、後はものすごい楽ですね。


 リニューアルと言えば、先日のリニューアルですが、特に問題がないと見て、掲示板に立てていたスレッドを消しました。MSNで見かけるサイトの常連さんには声をかけて、リニューアルの感想なんかを聞き出しているのですが、やはり異口同音で、『早くなった』と答えてくれます。具体的に何処がと言う話ですが、やはり、セカンドページ…意味合いでのインデックス(目次)ページは、快速のようです。フレームページを読み込んでから、メニューとコンテンツを呼び出すのに比べれば、手間は三分の一で済みますから、早くなって当たり前ですけど、レスポンスがいいのはいいことだと思います。

日記レス2

 ラノベ(ジュニアノベル)を毛嫌いしているわけでもないんですけどね。ラノベが嫌なのは、独り言のような作品が多いと言うこと。後書きを見て出てくる出てくる『戦争物が書きたくて書きました~』………。そう言うのはチラシの裏に書いてください。
 大事なのは、『戦争物が書きたくて書きました』というのは、動機であって、目的になってはならないと言うこと動機が目的になってしまったら、自己満足な作品しか仕上がりません。そんな作品が売れるのならば、今から私がカラオケに行ってアニソンを一曲、全力(自己満足)で歌い上げてきて、その歌声をCDにプレスして全国で売り出したら、たちまちミリオンセラーですよ(笑)。オレンジレンジなんて目じゃないぜ、みたいな。(や、あれは人の作品をパクっている時点で、人間として最悪ですけど)。
 用語集の“同人活動”の欄に書いてしまったので、あまり多くを語るつもりはないのですけど、プロなのですから、自己満足な作品ではなく、他己満足な作品を書いて欲しいと思います。

 レベルが低い、というのは、自己満足のために作品を書いているためだと思います。作者の思いの丈を一方的にぶつけられるだけの作品があまりに多いので、読んでいてつまらないんですよね。いえ、確かに、“メカが書きたい”とか“縞パンが書きたい”とか“学園ものが書きたい”というのは、動機としては素晴らしいと思うのですけど、それを最終的目標にしてしまっているからこそ、その先に何があるか見えてこないのです。
 つまり、『メカが書きたくて書くのはいいけど、それを書いて何がしたかったの? 何を読者に伝えたかったの?』と言う質問に対して、作者が明確に答えられそうな作品があまりに少なすぎるんですよね。
 作品を書く上の動機として、自分の想いがあるのは全く問題はないですが、目的にまで自分の自己満足を持ち込まれても困るのです。作品を書く目的はやはり読者のために有るべきで、自分が書きたいから、というのは目的にされたら、それは自己満足のためだけに作品を書いて生きていられるアマチュアと同じです。同じと言うより、アマチュアです。
 一言で言ってしまえば、プロ意識に欠けるんです。それどころか、プロとアマチュアの中間領域にいる同人作家にも負けるんです。だからこそ、ラノベにはこの言葉がぴったりなんです。『そんな作品はチラシの裏にでも書いておけ』

 別に毛嫌いをしているわけではないですけど、あまりにそう言う作品が多いので、読んでいて頭を抱えそうになるんですよね、ラノベって。ここ数年は特に………。

 どんなに小説が素晴らしいサイトでも、サイトの文字が見づらいサイトは毛嫌いされるんです。その理由は、読者のことを考えていないから。白背景、灰色文字、でフォントサイズが標準より小さいサイト、っていうのは、誰がどう見ても見づらいはずなのに、意外と小説系のサイトで多かったりします。で、そう言うサイトに限ってあまりお客さんが少ないわけです。
 それと同じで、どんなに技術が優れていても、読者に読ませようという気持ちがない限り、読者は付いてこないんですよね。例え神レベルだとしても………。2ちゃんねる用語をあえて使うなら、もにょるんですよ。

 今思えば、近年のジュブナイル小説にここまでまともに言及したのは初めてですね。

2005年9月24日 (土曜日)

命を粗末に扱うな

これを持ってリニューアル終了?

 つい先ほど、新しく書き直した".httaccess"をアップしました。これによって、かつての遺産であるフレームページ(index_02.htmなど)にアクセスした場合、エラー410を出力するようにしました。何時かの日記でエラー410の使い方を間違っていると指摘されたことがありますが、今度は大丈夫です(笑)。
 ついでに、小説ページは前回のリニューアルの時にディレクトリを全て変更したので、そちらは新しいディレクトリにリダイレクトするように設定しました。ちょっと…対応が遅いですけど…。

 とにかく、見える部分については、これでリニューアル完了、と言うことにしましょう。後は、日記ページの過去ログへの待遇を決めるだけですね。

100のお題、貴方という人

100のお題、完成率
項目 割合
100: 貴方という人 68%

 目標は今月末に完成ですが、さてさて、微妙な進捗率です。長い話なので、後半に行けば行くほど文章が変わってきているというこの異常事態にどうやって対応するかが、個人的問題です。

万国博覧会と言えば

 万国博覧会と言えば、マスコミの矛盾です。いや、もう、マスコミは24時間矛盾してますけどね(笑)。

 万国博覧会の会場が決まり、いざ建設が始まったとき、対象地には天然記念物である鳥の巣があることが発覚し、会場の場所についてマスコミがものすごいバッシングを行ったことを覚えている方はいるでしょうか。
 そして、いざ万博が始まると、万博の楽しみ方と言って、全力リポートを繰り広げる辺りが何とも言えないぐらい矛盾しています。

 こういった矛盾は探せばきりがない物で、ロケット開発にはお金がかかるからやめろ、と言っておきながら、先日のロケット打ち上げ成功を喜んでみたり、ゴミを拾っていないのにゴミを拾ったと報道してみたりと、裏では汚いことばかりやっているマスコミも、そろそろ立場が危うくなってきました。
 というのは、以前にも書いたとおり、情報を提供するのがマスコミだけではなくなってきたと言うこと。インターネットの爆発的普及により、私を始め、多くの人が情報を発信できるようになりました。それこそ、一昔前ならば自分の活動を世間に示すためには、新聞の投書欄に投書するぐらいしか有りませんでしたけど、今となっては、誰でも手軽にできるようになってしまいました。
 特に最近面白いと感じるのは、数年前までマスコミは、インターネットの利便性を国民に伝えようとかなり努力していました。そして、今日、そのインターネットによってマスコミが攻撃されています。この流れ、面白いと思いませんか?

 もはやマスコミがそれほどまでに大きな役割を担っていないと言っても、未だにテレビ局は未曾有の自体に対応できるように、テロが侵略しても迷いやすいような建築的に複雑な構造になっています。生放送当たりで隣のスタジオに移動するだけなのにものすごく時間がかかっていたり、とあるクイズ番組で外と中を行ったり来たりするとき、かなりの曲がり角を通り抜けたりするところでそう言うところに気がつくでしょう。
 しかし、腐ってもマスコミ。相も変わらず情報を捏造するマスコミを信じ続ける人はマスコミに騙され続けるでしょう。マスコミが作り出した嘘情報は沢山あります。代表的な例が、“ヨン様ブーム”とそれを発端にする“韓流ブーム”です。元々“ヨン様”と言う言葉は、とある雑誌が『ヨン様を知っているか?』という見出しで記事を売り出したところに始まります。当時、それこそペ・ヨンジュンは無名の人物でしたが、雑誌であたかもブームであるかのように取り上げられると、一瞬にしてその熱は広がっていきました。
 そして、ワイドショーなどで彼が取り上げられるようになりますが、彼に興味を抱いている40歳代の主婦は、全体の僅か数パーセントという調査結果が出ています。それに明らかなように、マスコミは誇大報道を行っていたわけです。もし本当にブームなら、関西国際空港にはもっと大量の人が押し寄せていたでしょう。一億二千万の国民がいますが、そのうち半分が女性だとして、女性の何割が40代でしょうか? その人数はものすごい数になるはずですが、たたき出された利益はあまりに小さいです。これが、韓流ブームの真実です。現実問題、日本テレビが放送する韓国ドラマの視聴率は時として一桁になりますし、国民が勘違いしているほど韓国ドラマは注目を浴びていないんですね。

 最近のマスコミと言えば、“萌え”を取り扱いますけど、あなた達、去年は、フィギュア萌族とか言ってませんでしたか(笑)?
 年に一度発生するかどうかわからないオタクによる殺人事件を、大事件のように伝えますけど、一年で2000件の殺人事件が起こっています。そして、その中には、無差別大量殺人も含まれます。本来、人の命を奪うという行為に優劣は付けがたいはずです。しかし、マスコミはいとも簡単に殺人事件に優劣を付けます。これは、命の重さに優劣を付けるのと等価です。結局、一番命を軽々しく扱っているのは、マスコミなんですね、きっと。

 結論。
 事件は衝撃的なものほど、国民全体の娯楽となり、報道機関の餌となる。

恋の from A to Z

 さて、予想外に単語が集まっております(笑)。明日からは、D、E、Fの募集も始まりますが、A、B、Cの三つに寄せられている単語を、中間報告として発表したいと思います。

 どういう組み合わせで応募してきたか悟られないように適当に順番を入れ替えてあります。意外にも、他の方が書いた単語と被った単語なんかも出てきました。

 さて、あと一週間募集するのですが、現段階でものすごくヘビーな単語が集まっていますね。みんな、Sだ(ぉ 。いや、本当に、これらの単語の中のどれか一つずつを選んで恋愛小説にするわけですが………どんな話になる事やら。
 ちなみに、私が一番驚いたのは、"crescendo"という単語。わかりやすく言えば、クレッシェンドなのですが、これ、英語ではなく、イタリア語です。英語ばかりくると思っていたのですが、イタリア語が登場するのはかなり予想外でした。このままドイツ語とか来たらどうしよう、と思ってしまいます。
 もう一つ上げるとすれば、"AI"。ADSL等と言った略語はOKと言うルールをフル活用した単語ですね。
 この中からどれか一つをサイトの読者に選んでいただくわけですが…どれが選ばれるか本当に分からなくなってきました………。

 あと一週間、A、B、Cについては募集していますから、どうぞ単語のご応募を。明日からは、D、E、Fについても募集を開始します。

2005年9月25日 (日曜日)

タイトル未決定

100のお題、貴方という人

100のお題、完成率
項目 割合
100: 貴方という人 86%

 神が降臨して、進捗率大幅アップ。今月中に公開することはほぼ確実だと思われます。

新しい紙屋さん

 やはり個人向けに紙を卸しているお店は高いようで、楽天という枠組みから離れて、インターネットという広大な世界を舞台に、みいなと共に新しいお店を探していたら、素晴らしい店を見つけることができました。
 現在選考に入っているのは、大王製紙の再生色上質、中厚口なのですが、今までの店は2500枚で送料込み3500円でした。一枚の値段に置き換えると、1.4円です。
 今回新しく見つけたお店は、同じく大王製紙色上質ですが、厚口で、2000枚で、3884円。一枚当たり1.9円………あれ? 高くなったぞ………。

 ちょっと計算し直してきます。

 御免なさい。中厚口で統一しても、今までの店の方が安かったです………。

実録! 同人作家密着24時間

 土曜日だか金曜日だかは忘れましたが、朝から電話続きで、一日だけで7時間も電話に費やしたりしましたが、同人作家たるもの、意外な日常生活を送っているものです。
 そこで今回は、某サイトに便乗して、どのような経緯で次のイベントの参加を決めるか、と言うことを書いてみたいと思います。
 あー、書いてあることは、もう一つの方と同じなので、二番煎じな茶番、ということでお願いします。

 作家連合希望風のメンバーは、詩唄い、幻霧無名、結城あきら、鈴響雪冬の四人なのですが、この四人の中で、メンバーの連絡を中心的に担っているのが詩唄いです。丁度、ネットワークに置き換えると、詩唄いがルーターで、残りの3人がネットワーク端末、と言う感じでしょうか。と言うことで、大体、活動内容に関する連絡は詩唄いさんから来ます。
 そんなこんなで、季節風の中で一番の年増である私は、家でぼーっとしてます(笑)。国語的な話をすると、“年増”って女の人にしか使えない言葉なんですけどね。

 さて、今日の昼頃でしょうか、そんな詩唄いから電話が来ました。どうやら私の地元では子供フェスタが行われているようで、その視察に行っていた模様です。子供フェスタと言えば私にとっても思い入れのあるお祭りなのですが、その会場から電話がかかってきました。
 必要な会話が一通り終わり(必要な会話は5分ぐらいで終わって、そこから数時間雑談、と言うのがいつものパターンです)、同人誌の紙の話になりました。その日は丁度インターネットの世界を彷徨いながら、同人誌を作る上でのコツや、紙の扱い方を取り扱ったスレッド(ここが2チャンネラーらしい)をあさっていたのですが、そんなときに電話が来たのです。
 私が使うことに決めた紙のいろ(アイボリー)を知らせて、二人で同じ色になってしまったことに多少なりとも笑いながら、会話は進みます。
 そんな中、電話の向こうから「浴衣の女の子がいる」なんて言う発言が…。それはもう、無駄に盛り上がります。で、そんな会話をしながら、次のイベントはどうしようか、と決めるわけです。

 中心的な話題は紙の話題なので、私は、電話をしながらぐぐるたんを駆使して紙に関する情報をリアルタイムで集めます。
 そんな中、電話の向こうから「ロングスカートの女の子が走ってる」と言う声が…。思わず、「写真に撮れ」と言ってしまいます。思わず、というよりは、それをすべきだと妄信的に信じながら取った方が正しいかも知れませんけどね。
 中心的な話題は紙の話題なので、私は、電話をしながらぐぐるたんを駆使して紙に関する情報をリアルタイムで集めます。
 そんな中、電話の向こうから「浴衣を着た女の子が居るんですけど、ポニテです」と言う声が…。思わず、「写真に撮れ」と言ってしまいます。思わず、というよりは、それをすべきだと妄信的に信じながら取った方が正しいかも知れませんけどね。
 中心的な話題は紙の話題なので、私は、電話をしながらぐぐるたんを駆使して紙に関する情報をリアルタイムで集めます。

 ………。
 こんな調子で、端から見れば全く話が進んでいないように見えるのですが、実は結構進んでいるもので、某港町に行って紙に関する調査をしてくると言うことことになったようです。私は家でぼーっとしてます(笑)。

 普段日記で、同人活動についてまじめに書いたりしていますが、大体、裏側はこんな感じなんですよね。たぶん、他の同人作家もそうです。
 ただ、こういった雑談、というのはものすごく重要なことでして、お互い住んでいる場所が違うので、それぞれ目に入る世界が違います。一人で活動していたら、世界を見つめる目というのは一人分だけですけど、二人で活動していたら、それだけ広い視野を得ることができます。だからこそ、雑談って、結構大事なんですよね。
 そして、そう言った雑談を酒の肴にしながら、本来の目的である同人の話をする、と言うのが、私達の基本形と言っても過言ではありません。

 小説を書くに当たって必要なのは、きっと、雑学です。と言うよりも、頭の良さです。勉強ができるとかそう言うことではなく、頭がいいか悪いか、と言うことは、小説を書く上でかなり重要な要素になります。言葉を上手く見つけられるか。物語をスムーズに進められるか。主人公達の性格を把握しているか。それら多くの要素において、勉強ができる、と言うことは全くと言っていいほど役に立ちません。必要なのは、頭の良さです。
 頭の良さ、すなわち、回転率の高さ、思考の速さは、かなり重要な要素です。日本で一番頭がいいのは、銀座のクラブのママでしょう。酔っぱらいが言う意味不明で文脈はたんを起こしている文章を、全て脳内で再構成し、硫黄としていることを完全に把握してしまうのですから。
 回転率の良さは別の表現に置き換えることができます。相手が言った言葉に対して、それに関連する話題をすぐに用意することができると言うことです。そして、用意する話題が多ければ多いほど、より的確な言葉を出力することができます。より的確な言葉を出力するためには、それだけの語彙を持っていなければなりませんが、語彙というものは、今までその人が見てきた世界の多さに比例します。
 インターネットもやらず、部屋に閉じこもっているだけの人と、世界中を旅している人では語彙の多さに明らかな差が付くでしょう。言い換えれば、電話などでの雑談を通して、別の世界、別の視点から得られる情報を手に入れるという作業は、頭の回転をよくする作業と等価であり、結果的にそれは頭の良さに繋がります。
 端から見ればただの電話代の無駄遣いになるような雑談ですけど、実は案外そうでもなくて、電話だからこそできる作業と言っても過言ではないのです。メールや手紙では一度に伝えられる情報量に限界がありますし、スピードという点では更に差が出ます。その点、電話では、思い浮かんだことをその場で話せばいいだけですから、断然楽なのです。

 だからこそ、本編五分、雑談三時間、と言うものすごく無駄に見えてしまう電話でも、本編以上の収穫が雑談から得られたりするわけです。
 こうして物事を捉えてみると、一見馬鹿馬鹿しそうな話をして、ものすごく脱線しているような会話でも、実は気がつかないところで、ものすごく役に立っているわけです。

 ふっ。正当化に成功。

2005年9月26日 (月曜日)

前夜祭…?

意外とまじめに調査

 韓国はなぜ反日か、と言う文章を読んでいたのですが、結構細かく調べていて驚きました。韓国のことばかりを書いているのかな、と思っていたのですが、後半では、比較のためと言うことで、パラオが日本を尊敬し、崇めるために(表現は良くないが)、日本国旗の日の丸(日章旗)を模して、月章旗を作ったと言う話まできちんと乗って居るんですね。
 意外なことかも知れませんけど、アジアには親日国は結構存在していまして、それこそ、韓国と中国、北朝鮮以外の国は全て親日国と言っても過言ではないんですよね。特に、大東亜戦争で日本が占領していた国は。
 今でも、それら親日国に日本人が観光に行くと、地域の住民が自主的に観光案内をしてくれたり、タクシー代を無料にしてくれたりするぐらい、日本のことが好きな国が存在します。それどころか、それらの国には、“神社”まで存在していたりします。この神社、もちろん、地域で育った宗教ではなく、日本の神道に由来する神社です。そこには、現地で戦った日本人や地域住民が奉られています。ついでに巫女さんなんか居たらもう(コラ)。

 戦争美化は良くないとする人もいますけど、私はそう思わない人の一人です。現実問題、大東亜戦争の前まで世界は白人の国だったと言うことを認識できるでしょうか。アジアのほぼ全ての国は欧米諸国に占領されています。このぐらいのことは、中学校の教科書のカラフルな図版にもはっきりと残っています。そして、大東亜戦争が終了した後、それらの国境はどうなったでしょうか。それは、今の世界地図を見ていただければ明らかです。
 私が思うに、日本人は戦争という点で謙虚になりすぎています。確かに、戦争は悪いことかも知れません。現地の人を巻き込んだ可能性だって多々あります。しかし、その誤認識が、現在日本を敵視している国から持ち込まれた認識だと把握している人はどれだけ居るでしょうか。
 現実問題、報道でしか語られないそれらアジア諸国に自ら赴いてみると分かります。日本人を尊敬する人がどれだけ居ることに。
 更に言ってしまえば、それらアジア諸国、大東亜戦争で独立を手に入れた国で発表された独立宣言の多くに、日本を尊敬すると言った文章があることを忘れてはならない。

 ちなみに、日本はアジア諸国から嫌われていると思いこんでいる人が多いかも知れないが、これは間違いである。アジアの範囲は世界最大の大陸だけ合って実に広い。少しばかり紹介したサイトから引用をすると、アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イエメン共和国、イスラエル、イラク共和国、 イラン、インド、インドネシア共和国、オマーン、カタール、カンボジア王国、 キプロス共和国、クウェート、サウジアラビア王国、シリア、シンガポール共和国、 スリランカ民主社会主義共和国、タイ王国、大韓民国、朝鮮人民民主主義共和国、 中華人民共和国、中華民国(台湾)、トルコ共和国、日本、ネパール王国、 パキスタン、バーレーン、バングラデシュ人民共和国、東トルキスタン、フィリピン共和国、 ブータン王国、ブルネイ、ベトナム社会主義共和国、マレーシア、ミャンマー連邦、 モルジブ共和国、モンゴル、ヨルダン、ラオス人民民主共和国、レバノン共和国………これは全てはアジアに属する国である。この中で明確に日本を敵視しているのは、中華人民共和国、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国の三カ国に過ぎないのです。残りの国は親日国か、日本と関わりを持っていない国です。トルコなんて、公式に日本と仲良くなって、トルコアイスとか大ブームになりましたよね。

 ついでに言っておけば、世界有数の論理国インド。インド人はマイクロソフト内部に多くの社員を抱えるほど、論理的お国柄ですが、そのインド人ですら、全ての証拠を並べた上で、大東亜戦争は間違いではないと述べているのですね。

 で、更に言ってしまえば、北朝鮮を批判する報道は多いんですけど、中国、韓国を批判する報道って………見たことがありますか? こういうところに気がつくと、いかにして日本人が、日本を敵と思う国によって感情を動かされているか、と言うことに気がつくでしょう。
 同じ反日国の北朝鮮の反日教育はものすごく批判する報道も、反日国である韓国の反日教育をものすごく批判する報道って…見たことがありますか? 私よりも年上である読者の皆様。
 実際、韓国で流行っているドラマとして色々と日本に紹介されますけど、韓国で本当に流行っているドラマって…北朝鮮と同じように、反日的な内容のドラマなんですよね。それこそ、視聴率五割を超えたりすることも…。

 結果的に、国民全体がマスメディアとか、自虐的すぎる精神に侵されているわけですけど、これはあと何十年経てば解決するのかな、と。北朝鮮より危険かも知れないんですよね、韓国って。
 そう言う点で、靖国参拝を確固たる信念としてやり遂げる小泉首相は格好いいです。

文字を主体とするブログで、ものすごく腐っているデザインを採用しているライブドア

 ノーカスタマイズのブログは、サービスの提供をする側のデザインを使用することになり、それらのデザインは、ウェブデザイナーという名の自己満足デザイナー(中には素晴らしい人もいるんですけどね)が作っているわけですが、本日それをかいま見てしまいました。

 このサイトのメニューのデザインを変更するため、ブラウザのとある設定をデフォルトに戻して、ライブドアの運営するとあるブログを見に行ったのですが………96dpiの画面で、文字サイズ画面上2ミリ以下という素晴らしい値をたたき出すデザインを見てしまいました。私の目は顕微鏡じゃないっての。
 この『ブラウザのとある設定』というのは、Gecko系ブラウザには標準搭載の、『最低文字サイズ』と言うものです。ウェブ制作者がどんなに小さな文字を指定しても、その値以下には小さくならないという素晴らしい設定なのですが、それをオフにした時、その悲劇は起こったのです。

 この文字サイズを見て、明らかにCSSに間違いがあるだろと思い、ソースからCSSファイルのありかを割り出し、該当の構文を探してみました。そして、その中に驚愕すべき構文が書き込まれていました。

        .main{
                font-size:xx-small;
                color:#666666;
                margin:10px 0px 15px 20px;
        }

http://blog.livedoor.jp/sakuin/site.css

 強調した部分が何を意味するか理解できる人は多いかと思いますが、この命令、すなわち、"font-size: xx-small"は、文字の大きさを最小にせよと言う構文です。
 文字のサイズを小さくする値プロパティには、"small (若干小さめ)"、"s-small (かなり小さめ)"、"xx-small (最も小さめ)"と言う三つの値があるのですが、よりにもよって、最小を選択しています。果たしてこれで読ませるつもりがあるのかと、ウェブデザイナーを疑ってしまいました。

 かなり前の日記で、私が mixi から撤退するときに、撤退する理由を述べましたけど、その中の一つに『文字を中心とする交流施設で、文章を読ませようとする意図を一切感じ取ることができない文字の大きさ』が有ると書きました。それこそ mixi のデフォルト文字サイズは小さめで、かなり抽象的に表現することになりますけど、大体、 "font-size: 0.8em" ぐらいです。今皆さんが日記本文を見ていると思いますが、それの2割引程度の大きさです。
 そして、今回辿り着いたそのブログは、"font-size: 0.5em"ぐらいです。もっと言ってしまえば、"font-size: 2mm"です(笑)。単純に、今見ている文字の大きさの半分、と言うことになります。果たしてそのような文字サイズで書かれた日記、読みたいと思いますか? たとえ文字サイズを調節して読むことができたとしても、読ませようと想う気持ちを少しは疑ってしまいませんか? 私は、小説サイトの管理人として、少しどころかかなり疑ってしまいます。

 身内とは何度も話しているのですけど、 blog を初めとする、企業側にデザインのイニシアチブ(主導権)があるサービスは、なぜか決まって文字サイズが小さいんですよね。文字を中心にしているサービスであるのにもかかわらず。
 一部のウェブデザイナーは、英語で書かれたサイトのように、日本語も小さくすれば格好良く見えると勘違いしているようですが、日本語と英語では密度が全く違います。小さくすれば小さくするほど文字が込み入って読みづらくなるはずなのに、平気で文字の大きさを小さくしようとしています。果たして、彼らに、デザイナーを名乗る資格があるのかと。

 多少なりともデザインに関わりのある方向に進もうとしている私は、何度にも渡ってこの日記を用いて“デザイン”と言う言葉の定義をしてきました。そして、それは用語集にも自分の意志としてしっかりと書いています。今、もう一度、デザインの定義をしましょう。
 デザインとは、形作られた物を使った時に心地よい時間が過ごせすように考慮して立案することです。

 このデザインの定義を元にして、それら文字の小さいサイト、特に、今回であった文字サイズ2ミリのサイトを評価するとしたら、どのような評価をすることになるのでしょうか。

 そこで新しい言葉を考えました。

「私は、芸術家にも研究社にもなることができません。私は何をすればいいのですか?」
「それならば、評論家になりなさい。」

 この言葉をもじって、

「私は、空間デザイナーにもユニバーサルデザイナーにもなりません。私は何をすればいいのですか?」
「それならば、ウェブデザイナーになりなさい。」

 世の中に素晴らしいウェブデザイナーは沢山いますけど、それにもまして、別の意味で素晴らしいウェブデザイナーも沢山います。さぁ、もっと素晴らしいデザインを利用するためにも、そんなブログはさっさとごみ箱に捨ててしまって、違うサービスを利用してみませんか?

 ついでに、問題のCSSを、つい先日リニューアルしたと思われる w3c のCSSチェッカーにかけてみました。私が言うのも何ですけど、本職にしている人が書いたCSSがこんなものでいいのでしょうか………。スペル間違っていますしね(=構文が効果をなさない)。
 ちなみに、私のサイトのCSSもチェックにかけるとエラーが出力されますが、これは、Internet Explorerが持っているバグを回避するために、Internet Explorerだけが解釈する用にわざと間違った構文を書いている為です。他の部分は全て問題なしです。
 と言うかこのデザイナー、

a.adld{text-decoration:underline;}
a.adld:link{text-decoration:underline;}
a.adld:visited{text-decoration:underline;}
a.adld:active{text-decoration:underline;}
a.adld:hover{text-decoration:underline;}

 この部分を、

a.adld,
a.adld:link,
a.adld:visited,
a.adld:active,
a.adld:hover {
        text-decoration:underline;
}

 このように書くことができるという、CSSの基本的な書き方を知らないのでしょうか…。
 私のサイトのCSSはこれが使えなかったら、普通の画像サイズよりも大きくなるぐらい複雑怪奇(でもサイトの見た目はシンプル)なCSSなんですけど…。

 ちなみに、2ミリという明確な根拠ですが、JIS一級を獲得している製図用の定規で、画面上に出力された文字を実測した値を元にしています。


 あっ、ちなみに、上に書いたとおり、メニューのデザインを変更しました。今までのものよりももう少しシンプルになったはずです。

 格言。
 『安っぽくて単純』と『洗練されて無駄がない』では、中身が全く違います。

 ところで、イニシアチブと言う言葉、なんか嫌らしいですけど、そう感じるのは私だけ?
 ………さわやかに鬼畜!

衝撃的な一言

 昨日、部屋に来た一般人の友達から言われた言葉。

 この間オタクの部屋って言うのをテレビで見たけど、あんたの部屋、他のオタクの部屋に比べれば未だ可愛い方ね。

 ………なんか複雑。

究極の自己満足日記。
サイト開設四周年記念、前(×19)日祭

 おかげさまで、更新速度は明らかに滞りながらも、サイト運営からまもなく丸四年が経とうとしています。過去の日記を全て消さないという、いつまで経っても自虐プレイをし続ける私ですが、ついに四年が経ってしまうわけですね。
 そこで、サイト開設四周年記念前日祭、改め、サイト開設四周年記念前(×19)日祭を行いたいと思います。

 ずばり、今までのサイトの歴史を画像と共に振り返ってみましょう。今まで何度過去のようなネタはやってきましたけど、今回は記念祭ですから、いつもの四倍ぐらい豪華に、画像枚数も18枚とかなりパワーアップ。いつもはトップページの画像しか公開しないのですが、開設当時から有るコンテンツ、サイト紹介のページの画像も公開してしまいます。これによって、トップと通常ページのデザインを歴に沿って見比べることができるわけですね。

 あらかじめ言っておきます。このコーナーは、管理人の完全自己満足によるコーナーです。それに加え、ナローバンドには一部不適切な表現があります。画像は全て1024*768px。容量は全て200KBを超える高画質JPEG画像です。
 これらのことを承知した上で、サイトの歴史を振り返ることに付いてきて下さる方は、私と共に振り返ってみましょう。

2002年10月15日 (サイト公開一周年)

 自虐ネタと言えばお馴染みのスクリーンショットです。サイト運営開始から丁度一年経ったときの様子ですね。今思えばかなり見た目が痛いサイトです。文章もどことなく馬鹿っぽくて、個人的には見るに堪えません(笑)。
 このころの特徴と言えば、タイトルに画像を用いていなかったことです。今では画像を用いるのが普通でしたから、それに比べれば全く違いますね。ただ、この時点で既にサイトのイメージカラーは青色となっていて、それから全く変わっていないというのは、自分でも凄いと思っています。
 ちなみにこのデザインが、いわゆる“第一期デザイン”です。

 ウェブサイト紹介のページは音符を大量に用いているのが自分でも気持ち悪いです。あのころの自分にマジレスしたい気分になりますね。

2003年2月12日

 さて、大きな変化はやはり、タイトルに画像を用いるようになったこと。このタイトル画像は1代目の画像ですね。デザインには大きく変化はありません。トップページから分かることですけど、このころの私は、ICQをやっていましたね、そう言えば。
 トップ画像の配置位置が今と同じですが、当時はテーブルを使ってこのレイアウトを再現しています。そう言う点では、技術の違いが見え隠れしていますね。
 ちなみにこのデザインが、“第2期デザイン”です。

 サイト紹介も同じです。文章にあまり変化はありません。強いて言えば、音符がびっくりマークに変わっていることぐらいでしょう。

 蛇足ですが、この一ヶ月後、音瀬みいながマスコットキャラクターとして登場し、その二ヶ月後、私は神薙雨音さんによって美少女化されます。

2003年9月15日

 引き続き、第2期デザインです。
 トップ画像、左上のバナー、両方が変わるとこれだけイメージが変わるという実例でしょう。メニューの数はこのころが最も多いはずです。メニューフレームのスクロールバーの細さがそれを物語っていると思います。このころから、サイト全体の容量が増え始めます。このときは19MBでした。
 面白いのは、ReSin-ensのメニューがあることです。この当時からReSin-ens計画が発動していたことを物語っていますね。

 さて、サイト紹介の文章は大きく変化し、かなり丁寧なイメージになっています。ものすごくテンションの高い文章から、少ししっとり系になっています。サイト紹介の文章にもありますけど、当時のコンテンツの数は28コンテンツもあったのですね。

2004年2月19日 (第三期デザイン)

 さて、二ヶ月ほどかかって全ページのリニューアルを完了させた第三期デザインです。第三期デザインはテーブルレイアウトを全て廃止して、CSSを全面的に用いたデザインですね。こうしてサイト全体の歴史から見てみると、CSSを使い始めたのはつい最近、と言うことになります。
 こちらも、トップ画像、左上のバナーが変化しています。この当時から、私の中で、可愛いフォントブームが流行り始めます。この可愛いフォントブームですが、裏には“サイト管理人美少女化計画”が絡んでいます。神薙さんによって美少女化されてしまった為、私は吹っ切れ、こうなったら、可愛いサイト作りを目指してやる、と心に誓ったのです。その結果、この辺りからサイトのデザイン性、方向性、文体が大きく変化しています。
 面白いのは、この当時、サイトにはまだBGMが存在していたと言うことですね。あと、このときには一時着なくなったはずの用語集が、私と読者の共通見解により、復活することになりました。

 気がついた方がいるかと思いますが、サイト紹介の文章に注目して下さい。この当時のサイト紹介の文章と、今現在のサイト紹介の文章に大きな差はありません。この事からも、大体このときに、今のサイトの方向性が決まったと言えるでしょう。

 容量という点では、5ヶ月前に比べ100MBも上昇し、122MBになりました。ファイル数は574。かなり巨大なサイトになりつつあります。この巨大化には、MIDIファイルを録音し、MP3ファイルで公開し始めたという影響が大きく関わっています。

2004年9月16日 (デザイン大幅変更)

 サイトをDIONのレンタルスペース(20MB)から現在のサーバーに移動させて四ヶ月経ち、デザインに大幅な変更を施した時のサイトの様子です。大幅変更と言っても、見出し要素のCSSを書き換えただけで、さほど大きな変更でもありません。第三期デザインのマイナーバージョンアップのような物です。ただし、見出し1<h1>の背景として画像を用いるようになったことは、かなり重要な変化です。この伝統は今に引き継がれています。
 このころには、サイトのトップに一言送信フォームが設置されています。このフォームを設置してから一年が経つというのはかなり以外です。ちなみに、この匿名フォームを設置してから、サイトの読者さんからお手紙をもらうことが断然増えました。
 トップ画像は相変わらず“窓辺に座る小さな妖精”の広告です。連載期間が長い作品ですので、今後も至る所でこの画像は出てきます。

 サイト紹介の文章などには大きな変化はありません。画像内にはありませんが、サイト紹介の下の方には、音声ブラウザでの操作方法などが記してあります。これは明らかに“光になりたい”を書いた影響でしょう。

 容量という点では、7ヶ月前に比べさらに50MB上昇。合計で、178MBになりました。ファイル数は一気に増え、837ファイルにまでなりました。ファイル数の上昇の原因は日記の影響ですね。

2005年1月14日 (第四期デザイン)

 さぁ、サイトを運営し始めて三年と半年、大きな変化が訪れました。それまでずっと同じ画像を使ってきたこのサイトですが、ついに背景画像を取り替えたのです。それと時を同じく、タイトル画像も差し替えて、より柔らかい雰囲気のサイトに生まれ変わったことに気がつくでしょう。
 裏話をしておきますと、それまで使っていた背景画像は、ClubBBQと言う大手無料掲示板の一つのデザインで用いていた背景画像をそのまま流用したものだったのです。というのは、サイト運営時、このサイトは、ClubBBQの掲示板を借りていましたが、サイト全体の雰囲気を統一するため、その掲示板と同じ背景をサイト全体に適用したのです。著作権に対してかなり意見を書いていたサイトですが、3年半にもわたって、サイトの背景というかなり大きなところで著作権を侵害していました(最低だ)。
 ですから、全ての素材を手作りで用意したこの瞬間というのは、私にとってもサイトにとってもかなり大きな一歩になったわけですね。

 サイト紹介を含めた一般的なページには、差し色としてオレンジ色を用いるという斬新な試みをしています。ピンク色やオレンジ色は、服飾ファッションの分野でも差し色として使われる扱い方が難しい色なのですが、比較的綺麗に収まったという印象があります。

 この時点で、今日とほぼ変わらない容量になっています。サイト全体の容量は235MB。変な企業のサイトの容量を軽く凌駕しています。ファイル数も1006ファイルと、ついに四桁に突入しています。

2005年4月1日 (エイプリルフール)

 今まで一度も大々的にエイプリルフールに関してネタを繰り広げたことがありませんでしたが、いよいよ2005年に、まじめにエイプリルフールをやることを決意し、一ヶ月以上前から準備したネタを用意しました。個人的には、今までで一番大きな企画だったのですが、一番反応が少なかったような気がして結構ショックだったという記憶があります(笑)。この瞬間ほど“沈黙のオーディエンス”と言う言葉を重く感じたときはありませんでしたね。
 この日だけはライブドアにサイトを買収されたと言う設定でしたから、CSSを変更し、色から配置まで全てライブドア一色にしました。流石にロゴマークをパクるのは危ないので、ライブドアのロゴマークと向きを反対にしたり、liveboorとしたりと、細かいところで作り込んでいます。
 ちなみに、トップのニュースの文章は、二ヶ月近く掛けて編集しました。

 デザインが違うと全くイメージが変わります。青色と反対色と言っても過言ではない赤色をポイントカラー、無彩色を基調色にしただけですが、サイト全体が引き締まって見えます。
 見出しの後に付いている“Produced by livedoor”はCSSの“内容生成”機能を用いているので、Gecko系列のブラウザでしかその効果が適用されなかったのですが、個人的には結構お気に入りの仕掛けでした。

2005年9月20日 (第四期デザイン最終形態・リニューアル前日)

 第三期、第四期デザインは全てCSSによって見た目を処理してきたため、細かいところでは頻繁にデザインを変化させてきました。その中でも、第四期デザインの集大成といえるべきデザインです。
 シンプルの中にもデザインを、そんな言葉をテーマにしたかは定かではありませんが、第四期デザインを作り上げてからも、シンプルさに磨きをかけてできあがったデザインは、それまでのデザインと一線を画しています。
 このころになるとコンテンツの統廃合が終了し、一時期28もあったコンテンツは、18にまで減少しました。しかし、サイトの内容自体にはさほど変化はありません。それどころか、年々カオスが増しています。

 第四期末期になり、見出しの背景が大きく変わります。この背景の変化は、常連さんの間では特に好評なようで、『今までよりも見やすい』と言った意見や『写真の主題がわかりやすくなった』と言うもの、『そもそも写真じたいがいい』等と言った多くの好意的意見を頂きました。サイトのデザインについてこれほどまでに言われたのは初めてでしたので、変更したかいがあるというものです。 

 サイト全体の容量はさほど変化していないのですが、ファイル数は前人未踏の1200ファイルを突破しました。もはや、一個人で管理する要なサイトではない気がします。

2005年9月26日8時 (第五期デザイン)

 そして、この画像で最後になります。ウェブサイト“空の彼方へ…”が始まってからほぼ四年。初期の頃とは方向性を若干変えながらも、何となくサイト全体の雰囲気は当時のままで今日まで成長してきました。細かな仕様変更は沢山ありましたけど、全体的な部分では全く変わっていないのかな、と思います。
 しかし、見た目では大きな変化がありました。それは、フレームが無くなったことです。この瞬間、サイト運営時から存在していたフレームページのアドレス、"index2.htm"や"index_02.htm"、"index-02.htm"は役目を終え、エラー410を吐き出すようになりました。一つの歴史に幕を閉じた瞬間と言っても過言ではないでしょう。
 述べ閲覧者数は60000万人を超え、このようなインターネットの片隅にあるサイトとしてはよくここまで成長してきたなと、思う所存です。

 前述しましたが、巨視的視点では殆ど変わっていないこのサイトですが、微視的視点で見ると、多くの仕様変更がありました。何より、サイト全体の雰囲気の変化は大きいです。雰囲気を変化させた直接の原因はやはり“サイト管理人美少女化計画”です。この事は、例え私一人で運営しているサイトであっても、必ず他のサイトと繋がっていることを意味します。
 また、BGMを廃止した直接の原因は、掲示板に意見があったから。フレームを取り外す直接の原因は、秀逸なデザインのサイトを見るようになってから。ファイル数が爆発的に増えたのはADSLになったから。
 ………。
 これは、私一人によってできることではありません。もう一度書きますが、例え一人で運営しているサイトであっても、必ず何処かで他のサイトや他の人の影響を受けていることになります。そして、時としてその影響がものすごく大きい影響になる場合もあります。

 結局、サイトの運営も、人生も、一人でやっていくことなんてできないと思います。ウェブの管理は楽勝だ、と思う新人の管理人が多いのも事実です。そして、それら多くの管理人が、三ヶ月でサイトの更新を挫折するのも事実です。そうです。サイト運営は、意外と人生と共通する点が多いのです。少なくとも私はそう思っています。
 だからこそ、私は何時も思っています。サイトは管理人だけのものではなく、そこを訪れる閲覧者のためであると。
 だからこそ、私は苦労します。自分だけではなく、他の人に見やすいサイトを作ろうとすることに。
 だからこそ、私は楽しいのです。苦労して作り上げたサイトには必ず何らかの反応が返ってくることに。

 あと2週間と数日でこのサイトは運営を開始して四年が経ちます。四年間存続しているコンテンツも存在しますし、すぐになくなったコンテンツも確かに存在します。
 栄枯盛衰を共にした古くから存在する閲覧者、つい最近このサイトに巡り会った閲覧者。その他、多くの閲覧者が居ます。
 このサイトが、それら閲覧者にとって、ただの通過点なのか、宿場町なのかは分かりません。でも、述べ六万人以上の方がこのサイトを訪れました。そして、それはこれからも増え続けていくでしょう。その中の幾人が、このサイトと成長を共にするかは分かりませんが、一つだけ言えることがあります。

 袖振れ合うも多生の縁。

 何らかの巡り合わせが合ってこそ、私と貴方は出会いました。だからこそ、私は望みます。六万分の一人でもいいです。私と一緒に、サイト四周年を祝いませんか?


 長い文章におつきあい下さりありがとう御座います。サイトを九つの時代にわけて紹介してきましたが、どうでしょうか。
 古くからの読者さんは懐かしいと思ったでしょうし、新しい読者さんはこんな時代もあったのかと笑ってしまったかも知れません。
 恥ずかしい話ですが、この文章を書いているとき、あまりの懐かしさに一瞬目が潤んでしまいました。

 しつこいぐらいですが、まもなくこのサイトは四周年を迎えます。その記念すべきを皆様と一緒に迎えられるよう、心からお祈り申し上げます。

2005年9月27日 (火曜日)

物語の終焉

100のお題、貴方という人 (01:14)

100のお題、完成率
項目 割合
100: 貴方という人 90%

ここはブラジル? (01:17)

 昨日はなぜか徹夜をしてしまい、結局一睡もしなかったのですが、夜の六時頃になって急激に眠気に襲われたので、一眠りと言うことで、1時間半後に目覚ましをセットしてベッドに入りました。

 ………………………。

 目が覚めると辺りは真っ暗。時計を見てびっくりびっくり。午前1時。

 これはあれですか? 目覚まし時計の音に気がつかず、爆睡!
 ………昼夜逆転。みいなも起こしてくれればいいのに…。

 まっ、日記のネタはできたけどね♪

 うーん、開き直って、星空の写真でも撮りに行こうかな…。ちなみに、徹夜をしたときも、朝が来たときに開き直って、朝日の写真を撮るために、15キロぐらい走ってきました。

日記レス

 ネットの世界は人脈と横の繋がりと(以下略)。ギブアンドテイク。

PS3はベータデッキの二の舞を演じるか

 ここ十数年のSONYにおけるおきまりの戦法と言えば、スペックを前面に押し出して商品を売りさばくという手法がメインです。そして、それは、ベータデッキで失敗したときの戦法でもあります。

 ベータデッキとVHSデッキ(以下、ベータ、VHS)が争ったとき、SONYはその画質やサイズばかり主張しました。確かにベータはVHSより画質に優れていました。しかし、最終的に勝ったのはVHSです。これは、VHS陣営が、レンタルビデオ業界に商品を売り込んだから、なんですね。この事は記憶に新しいかと思います。
 ちなみに、CDのサイズを決めるときも、SONYは外国の会社と、その円盤のサイズでスペックを売りにして戦っています。

 そしてつい先日、SONYはスペックを売りにして新商品を発売しました。MD2。これは、MD(ミニディスク)を更に進化させたディスクですが、MP3オーディオ全盛期のこの時代、SONYはなぜかMD2と言う新しい規格を持ち出してきました。ポスターには、MDより高音質、長時間、と書かれています。結局、スペックを前面に押し出した商法を取ったのです。そして、ものの見事、負けました。

 そしていま、SONYはまた、スペックを前面に押し出して、PS3とBR(Blue-Ray)を発表しています。クロックではなく、フロップスという単位を用いてCPUの演算能力を説明しないと行けないほど高性能なCPUを積んだPS3。画質と音質が綺麗だと言って発売されるBR。果たして、消費者はどのような選択をするのでしょうか。

 現実問題、一般的な消費者はあまり性能にこだわりません。電化製品のお店で冷蔵庫コーナーに行くと、値段の下に小さく消費電力なんて言うのも書いてありますが、あれを見て吟味している人を見たことがありません。所詮、日本人はブランド志向なのです。
 SEGAのドリームキャスト撤退を受けで、SEGA本社に手紙を送りつけたことがある私だからこそあえて言うのですが、ゲームハード失敗の要因は、広告戦術と発売されるゲームにあります。この中に、スペックというものはありません。
 ゲームソフトに的を絞って言えば、ムービーだけが綺麗なRPG、ただ敵を倒していくだけのRPG、背景だけが綺麗な格闘ゲーム………そんな、スペックのもてあまし的なゲーム…もっとはっきり言えば、中身が空っぽのゲームが増殖する時代に、果たしてスペックを更に高めたゲームハードが売れるかどうかは分かりません。

 まぁ、日本人のブランド志向によって、PS3は任天堂やマイクロソフトより売れるでしょう。これは間違いないと思います。しかし、PS3を純粋に楽しむことができるユザーがどれだけ居るかは分かりません。

 SONYのいかにに高品質なハードを作るか、という思考に対して、任天堂・マイクロソフト陣営は、『いかにして楽しいゲーム環境を提供するか』と言うことに重点を置いています。据え置きゲーム業界では完全に下手に出ている両ブランドですが、それぞれ得意分野があります。PSPが発売されてもその圧倒的シェアを譲らなかった任天堂。OSシェア9割を超えるマイクロソフト。
 もし、このような点にユザーが気がついたとき、日本のゲーム業界は大きく傾くでしょう。

 実際、SONYのスペック思考や開発費の高騰において、SONYへの不審を抱くゲームソフト提供メーカーはPS2の時から増えています。これは曲げられない事実であり、インターネットを探せば関連する記事が沢山見つかるでしょう。あとは、トゥナイト2を見ていた人とかも特集などで知っているはずです。
 そのような現実をふまえた上で、PS3でも開発費の高騰は避けられません。より高い技術を使うためには、よし新しい技術を使うためには莫大の費用と時間がかかります。丁度、DivXが普及し始めた頃、エンコード方法について取り扱うサイトが少ないため、独学で苦労して設定を見つける作業に似ています。新しい技術に作り手が対応するのにはものすごく苦労が必要なのです。

 思うに、SONYが乗り出した頃から、ゲーム機は大人が遊ぶものになりつつあります。夏休みにお菓子を持ち寄ってマリオカートのリーグ戦をやった時代が懐かしく思えてきます。確かに、日本の人口を考えると、大人の人数が遥かに子供の人数を上回ります。それに、子供の頃からゲームなんて、と言う親も多いかも知れません。でも、私達は、大人が考えている以上のことをゲームから学びます。『桃太郎電鉄で日本地理と各地の名産を覚えた』と言う人も多いと思います。『信長の野望で日本史を覚えた』という人もいるでしょう。『真・三国無双で三国時代に興味を持った』と言う人もいるのでしょう。
 真のエンターティメントは、ゲームで遊んだ後、ユザーに何かを与えなければなりません。何の感情ももたらさないエンターティメントは観客を減らします。そうです。丁度、ストリートライブで感動を与えてくれないと、お客さんがどんどん去っていく所に似ています。
 果たして、スペックだけを追いかけて、ユザーに感動を与えることができるか、ユザーに何かを与えることができるのか…それは不明です。そして、このような基本的なことに、ゲーム業界のトップが何時になったら気がつくか、それによっては今後の日本業界は大きく変わるでしょうね。

気になる作業 (05:55)

 ただいま、“100のお題”の最後の題目、“貴方という人”を最後まで完成させたところです。後は最初から読み返しておかしなところがないかをチェックするだけです。

 さて、“気になる作業”に話を戻しましょうか。
 先日、小説を書く上で新しいソフトを導入すると発言しましたが、それを使っているところをキャプチャーしてみました。

 以下に、便利なところをリストアップ

 あとは、テキストの順番が自分の思い通りなってほしい、というのと、フォルダを作ったら、自動生成するファイルもフォルダを作って入れて欲しいな、と言うこと。ソフト上でフォルダを作っても仮想フォルダなので、Windows上ではフォルダができていないんですよね。

 文章のアウトライン管理、とまでは行きませんけど、関連する話題を沢山集めておくのには便利かも知れません。ある意味、デジタル版のネタ帳と言えるかも知れませんね。
 このソフトのおかげで、小説のネタが細切れで浮かんできたのを管理するのが大分楽になりました。あと、上には書いていないのですけど、適当に文章を選択して眺める、というのは本当に便利です。適当に辞書をめくって面白そうな単語を探したりするのが好きな人にとって、ファイルをいちいち開いたり閉じたりするのは面倒ですから、一つのソフト上で一括管理できるというのは本当に便利ですね。

文字書きさんに100のお題、完結 (17:17)

 連載開始から10ヶ月。当初の目標は三ヶ月で完成でしたが、遅れに遅れてここまで来てしまいました。
 “文字書きさんに100のお題”、100題目の“貴方というひと”の完成を持って完結しました!

 本当に長かったです…。テキストだけで35KBを超え、文字数に置き換えると16000文字ぐらいになります。同人誌だと…17ページ分ぐらいになるでしょうか。

 ストーリーの構成上、残りの99題を全て読んだ方の方が楽しめると思います。また、タイトルの意味を考えながら最後まで読むと、とある法則性に気がつくかも知れませんね。
 それでは、感想などお待ちしております。


 あのような物語の作り方は本当に賛否両論が集まりそうですけど、私はあのような作り方も有りだと思います。見方によっては『蛇足』、見方によっては『納得』するはずの100題目の“貴方というひと”はお楽しみ頂けましたでしょうか?

2005年9月28日 (水曜日)

育児すら本に頼らなくてはいけない人間ですから、人口が減少するのは当たり前ですし、さっさと滅んでしまった方が地球にとっても優しいので、これから皆さんに殺し合いをしてもらいます。

 ブログってよく考えなくても、Web + log の組み合わせによる造語ですね。書いたことがログとして残る、だからブログなのですが、その機能性から、日記によく使われるんですよね。
 ただ、あくまで、日記は一つの手法であって、別の使い方だってできるはずです。ただひたすら小説をアップすることだってできるわけですし、ただひたすら写真をアップすることだってできるはずです。でも、殆ど日記なんですよね、ブログって…。

 最近気になるのは、ブログを始めよう、というような本がありますけど、ブログすら本を使わないと使えない人は、インターネットすらやらない方がいいと思うんですけどね、極論ですか? それこそ、パソコンに関する知識やサイト開設の知識まで本で勉強したことがない私にとって、これが普通の考え方なのですが……。
 きっと、これは周りの環境に影響するのでしょうね。私の周りはパソコンを使う人が多いですが、彼らがパソコンの操作に関する本を買っているのは見たことがありませんし、そもそも買っていないです。みんな使って覚える派なんですよね。だから、私からすれば、人に聞くことや本を開くことは、パソコン関係では結構邪道だったりします。分からなかったら聞く前に調べる調べる前に使ってみる。
 特にパソコンは、変なことをやっても、論理的に購入時の状態に元に戻すことができるので、失敗しても全く気にしなくてもいいんですけどね。

 あれですよ。日本には素晴らしい言葉があるんです。

 百聞は一見にしかず。百見は一動にしかず。


 あと、もう一つ、本に関連して。
 『~で失敗しない方法』というような本が沢山ありますけど、あれって本当におかしいと思うんですよね。そもそも、人生って失敗してなんぼのものじゃないですか。失敗したほど得なんですよね。だって、一度体験しないと間違いを間違いとして認識できないじゃないですか。こういうのを、頭でっかちと言います。
 そんなに失敗したくないのなら、さっさと死んでしまった方が楽ですよ、きっと。

 先日の日記で、今までのサイトの歴史を振り返ってきましたけど、今では間違いだと思っている表を使ったレイアウトを平気でやっていましたしね。
 ようは、人間は成長する生き物なんです。成長するためには失敗が必要なんです。失敗が嫌なら、成長を拒むことになり、成長を拒むのなら、人間としての存在価値はありません。存在価値がないのなら、死んでしまった方がいいじゃないですか。だから、失敗したくない人はさっさと死んだ方が楽、と言う結論に辿り着くわけです。『自分に存在価値がないよ…』といって悩んで悩んでノイローゼになるよりだったら、死んだ方が楽ですよね?
 だから、成長することをやめた瞬間、その人は人間じゃなくなると思うんです。老人は体力が落ちていくだけだから成長しないと考える人も多そうですけど、老人にもきちんと成長はあります。それは、結晶性能力といって、それまで蓄積された経験や知識に基づいた能力です。蓄積された物ですから、年を取れば年を取るほど成長するわけですね。
 そもそも、心理学的分野から見れば、米国の精神分析学者エリクソンが、『人間は心理的、社会的には生涯発展し続ける』と述べています。人間は何々、と言う形ですから、これはそのまま人間の定理に当てはまります。すなわち、成長し続ける生き物(病気など特別な事情を除く)が人間となります。つまり、成長を自ら拒んだ時点で人間じゃなくなるんですよね。

 思うに、失敗には2種類あって、取り返しの付かない失敗と経験になる失敗があります。取り返しの付かない失敗と言えば、死ぬことですから、こういう本を書いてみましょう。『失敗して死なないようにする方法』。他にも考えられそうですね。『失敗して全財産を捨てないようにする方法』とか『失敗して人を殺さないようにする方法』とか。うん、大ヒット間違いなし。


 希に、ものすごい極端なことを書く日記ですけど、うれしいことは、『それは絶対違う!』と言う自分の考え優先主義なメールが来ないことですね。テレビ局とかはこういう話題が好きそうですけど。『インターネットは暴言が飛び交う世界だ』とかね。

衝撃的事実

 昨日のことですが、100のお題のページを更新するとき、たまたま長編小説のページを見ました。そして、“光になりたい”の連載時期が、2003年の11月で終わっていることに気がつきました。もう2年前の作品なのですね。
 先日、『“光になりたい”の話がまた出てきましたけど仕様ですか?』のうようなメールを頂きましたけど、この日にしょっちゅう“光になりたい”の話題が出てくるのには理由があります。

 “光になりたい”は時期的にみると、ReSin-ensを書き終わった頃の作品です。大体そのころは、自分の小説の技術にあきれた次期でして、必死に勉強した次期でもあります。そして、その勉強の成果として“光になりたい”を書き上げ、私の創作史上、もっとも反応が多かった作品です。
 “光になりたい”は当時の私にとって、一つの集大成とも言える作品です。いま、日記に、小説に関する考察をするとき、そのような考え方を持つようになった理由に大体“光になりたい”が絡んできます。ですから、自然と“光になりたい”に関する話題が増えてしまうわけですね。
 それに加え、“光になりたい”より新しい作品は未だ連載している途中の作品ですから、話題にしづらい(伏線がばれる)ので、自粛するとなると、必然的に“光になりたい”を使わざるを得ないのです。
 冊子版の“アクロス・ザ・タイム”を話題にしてもいいのでしょうけど、圧倒的に読者は少ないですから、これもまた話題にしづらいのですね。

 しかし、もう2年前の作品とあらば、そろそろこの話題も打ち切りにしなければな、と昨日感じました。
 幸い、100のお題も連載終了となり、そちらの方から話題を引っ張ってくることもできますが………短編集のくせに最後の一題だけがものすごく長いので、読み終わる人が出てくるまで時間がかかりそうですね(笑)。
 ともあれ、そろそろ次の時代に目を向けなければならない次期でしょうか。

2005年9月29日 (木曜日)

目覚めは悪夢

日記でメールレス

 100のお題の11個目の題って何ですか?

匿名のメールフォームから届いたメール

 11個目の題名は『やわらかい殻』ですよ?
 ………というのはあまりにも酷いですね。
 これは、100のお題の100題目“貴方という人”の11個目のタイトルは何ですか、と言うことだと思いますが、それに対する答えはこれです。

 全ての事象には訳がある。

 と言うことで、11個目のタイトルが空白になっているのも作者から読者への挑戦状です。その謎を解いてみてください。
 ちなみに、このような質問がくると言うことは完全に予測済みでしたので、この時点でまずは私の一勝です(笑)。

 なお、『日記でメールレス』のガイドラインに則って、一般的な話題や質問は掲示板にお願いしますね。

うら若き乙女が襲われる

 お早う御座います。久しぶりに『みずいろしょんぼり☆ミュージアム』の更新をしたら、一番下に、『Web Designer: 鈴響雪冬』と書いてあってちょっとだけ落ち込んだ鈴響です。

 今日の目覚めは最悪でした。よりによって男の人に襲われる夢…。
 目が覚めてベッドの上で朝日を満喫していると言うシチュエーションなのですが、そこに部屋のドアを開けて男が侵入。布団を引っ剥がしました。必死に抵抗して『出ていけ』と言ったら、素直に出て行きました。
 ………なんだかよく分からないけど、ものすごく気持ちの悪い夢でした………。その男なんて、下半身丸出しだったし…なぜか男根無かったし… (;・`д・´)な、なんだってー!!(`・д´・(`・д´・;)

シンクロ率上昇?

 詩唄いさんと時を同じくして、と言うとちょっとずれているような気がしますが、これからつくる同人誌に使う紙を業者に発注しました。大王製紙の再生色上質、中厚口。
 再生紙ですから自然に優しいですし、アイボリー色ですから目にも優しいのです。

 ということで、古い作品も在庫が無くなり次第、新しい紙へと切り替わっていきますので、その点をご了承下さい。

 2500枚か………。“ReSin-ens”が全4巻80ページだとして、20冊ずつ作ったら…3200枚…。あっ、足りない。
 そもそも、“アクロス・ザ・タイム”を十冊作るだけで一冊(500枚)使い切るんですから、当たり前と言えば当たり前ですね。

貴方の日本語とIT用語の知識を問う

 米国国内で一般人が分かりづらいと応えたIT用語ベストファイブを、一般人にもわかりやすい言葉に置き換えなさい。

 鈴響雪冬の回答。

 所々強引ですけど、間違っていないはずです。少しばかり解説をしながら、この用語を選んだ理由でも。

 帯域は、周波数の事ですね。帯域幅(使える周波数の範囲)が広ければ広いほど速度は伸びていきます。これを道路に置き換えると、道路があって、道路の幅が広ければ広いほど一度に人が通れるわけですね。ですから、道路、と置き換えられます。

 HTMLは、言ってしまえば、他の文章を手軽に参照するための文法のような物ですから、リンク集。本当は、文章に対してパソコンが構造を把握できるように見出しといった意味づけを行うための文法、なんですけどね。

 ホスト名は一番悩みましたけど、まぁ、サークル名と言っても同義でしょう。サークルAとサークルBに同姓同名の人が所属していたとしたら、サークルAの鈴響、と言う風に指定するわけですね、ネットワーク上では。まぁ、その集団の親玉の名前、と言うことで。

 エイリアスは一番初めはショートカットとしたのですが、あだ名でもOKかな、と。実際問題、私の自宅サーバーでは、"D:\My Documents\Web-Site\h-page_02"を"/public_html"と指定しています。どちらかというと、ショートカットよりはあだ名ですね。

 IPアドレスはもはや住所以外の別の表現があるかどうか聞きたいぐらいです。

日記レス

 ターミネーター、マトリックス、デスクトップ…全てが既にレガシーですね…。一家に一台ドットインパクトプリンタを配備してみたい物です(笑)。

 ちなみに、恋愛はNo、デートはYesは、朝鮮日報ですから、その点はご注意を。まぁ、何処の国にも何割かは馬鹿が存在しているわけですね。日本の場合は、上に行けば上に行くほど馬鹿加減が上がっていくのはどうかと思いますけど。

会社の備品だからいいや

 面白い記事ですねー。私の場合、学校のパソコンの方が自分のパソコンより環境が整っていないので、大胆になれないのですが…。自分のパソコンだとやりたい放題なので、何でもやっちゃいますね。

 ただ、ここで面白いのは、職場のパソコンだから、と言う理由で危険な行動を取ると、会社側はセキュリティー対策を施さなくてはいけません。そして、そのセキュリティー対策に使われる費用は社員の給料から引かれるわけですね。結局、自分の所に戻ってくるのです♪
 短絡的思考しかできない人がいかに世の中に多いか考えさせられる記事でした。

 ………というか、極論かも知れないですけど、職場の方が設備が整っている、のではなく、自宅のパソコンを整備できていないだけ、だと思うんですよね、いや本当に。
 だって、今日、OSの半分以上はWindowsXPですけど、XPは一応NTと9x系統の融合系ですから、ネットワークなどという面においては、手軽に入るWindows系列では最高峰の装備を兼ねそろえているわけですよね。それで、会社と自宅のパソコンの違いは、そのネットワーク機能を使っているか使っていないか、ですから、会社の設備が整っていると言うよりは、家の設備を整えていないだけになるわけです。

 やろうと思えば家庭内でLANを組むことは簡単にできますし、実際、私も二台しかパソコンを持っていない割には、Gb-LANを構築しています。
 結局、言い訳にしか過ぎないわけです。起動しているパソコンの画面を見ればその人のパソコン操作の実力が分かってしまう。ITとはそう言う世界なのです。

 まぁ、世の中、自己責任の世界ですから、危険な電子メールを開いて、社内のネットワーク設備に危害を加えてしまった場合、復旧費用などは全てその人が支払うことになるんでしょうね。社内のパソコンにはキーロガーが仕込んであったりするわけですから、簡単に特定作業もできるでしょうし。
 サーバーの復旧費用はものすごいですよ。もしサーバーを壊したりしたらねぇ…メモリだけで一ヶ月分の給料が飛ぶかも知れませんね。

ついかっとなってやった。今は後悔していない。

 "favicon.ico"を作った。ただ…それだけ…。Firefoxのように、HEADに書いていなくても"favicon.ico"を読み込もうとするブラウザには便利かも。

2005年9月30日 (金曜日)

タイトル未決定

冊子版“ReSin-ens”制作日記

 目の前に、人形が座っていた。目を閉じ、軽く下を向いて控えめな寝息を立てているその姿は、まさに人形そのものだった。違う事はその人形が生きているという事。
「はるかぜさん?」
 声をかけてもテンポを乱さない首のメトロノーム。その動作を止めるのも可哀想なぐらい、マイペースに船をこいでいるはるかぜさん。でも、本を受け取らない事には話も進まなかった。ハルカゼさんの足下には、借りてきた本が入ったであろうバックが、学校指定のバックと一緒に置いてある。
 ベッドから降り、ハルカゼさんが腰掛ける椅子の所まで移動し、顔の高さをそろえるために、前にかがみ、声を―――
 ふわり
 と、匂いが舞い踊った。その匂いは…天日干ししたバスタオルの匂い…そう…お日様の匂い。世界中に存在する香水をかき集めても手に入れることができない最高級の匂い、お日様の匂い。一言で表現できないぐらい不思議に落ち着く匂い、お日様の匂い。どんなに科学が発達しても、どんなに技術が発達しても、人間の手で合成することができないその匂いは、ハルカゼさんの周りに確かに存在していて、薄く、それでいて、穏やかに存在感を主張していた。
 思わず、一歩引いてしまう。あまりにも、崇高すぎるからだ。そして、また驚いた。
 オレンジ色だった。窓の外には既に傾いた日が最後の自己主張をし、それに呼応するように世界全体がオレンジ色に染まっていた。その色は、燃えるようでいてほんのりと暖かく、懐かしいようでいて今だった。その色は、山梔子(くちなし)も向日葵も山吹も…橙も蜜柑も頭を垂れる稲の実も、それら全てのオレンジをかき集めて作られているかのように、純粋な色だった。
 そんな太陽の色に、透明な窓ガラスですらその色を身に纏い、病室の床も壁も天井も、カーテンも、シーツも、テーブルも、全てのもの達が応えていた。
 そして、そんな日の光を体いっぱいに浴びて、椅子の上で静かに寝息を立てている一人の少女がいた。ハルカゼさんはそこにいる事がビッグバンの瞬間から決まっているかのように周りの風景にとけ込み、“人間”と言うよりも、“背景”のように病室の中に収まっている。冬服の象徴である紺色のセーラー服ですら、オレンジ色の中に沈み込み、気配を消していた。
「ハルカゼさん? 起きてください」
 薄いガラスの置物を扱うかうように優しく指を肩に載せ、緩やかに揺らす。小さく、言葉とも取れないような声を僅かに発してもなお、起きる気配はなかった。
「ハルカゼさん?」
 ゆらゆら。
 ゆらゆら。
 何度か声をかけた時、ようやく瞼に隠された奥行きのある黒色の瞳を垣間見ることができた。
「…おはよう…ございます………ぁ」
 椅子の上でバランスを崩しそうになるハルカゼさんを腕で支える。自分でも小柄だと思っていたけど、ハルカゼさんはもっと小さくて、軽かった。
「あっ…ありがとうございます…」
 未だ完全に目が覚めていないのか、目をこすりながらハルカゼさんは言った。
「すいません…。目が覚めるまで待っていようかと思っていたのですが、音瀬さんの寝顔を視ている間に私も眠くなってしまいまして…そのまま…」
「大丈夫です。気にしていませんから。あの…それで…本は…」
 彼女の台詞を半分断ち切るかのように本の話題を出したことに私は後悔した。元はと言えば自分が押しつけた仕事だ。ハルカゼさんが言い出すまで待つのが道理というものなのに、私は自分のことだけを考えて本の話題を持ち出した。
「あっ、すいません。少し待って下さい」
 そんな私の罪悪感をよそに私に対して謝ったハルカゼさんは、床に置いた鞄を膝の上にのせ、ファスナーを開いた。飾りが殆ど付いていないショルダーバックから出てきたのは、五冊あまりの本だった。
「あの…どれがいいか分からないので、適当に選んできました。人気の本を置いてあるコーナーから数冊と、適当に選んだ本です。これで…よろしいでしょうか…」
 何も悪いことをしていないはずなのに、相変わらず申し訳なさそうな態度を見せるハルカゼさんを見て、私は少しだけ自己嫌悪に陥った。出会ったばかりの人に用事を頼んだことが一つ。もう一つは、そんな私に対して、自信なさげに本を取り出すハルカゼさんの態度にだ。
 気を取り直してハルカゼさんから受け取った本を並べてみる。七冊の本は、恋愛小説からミステリー小説まで幅広く取りそろえてあったけど、その全てがエンターテイメント小説だった。
「うん。これなら大丈夫です。どうもありがとうございます」
「いえ、お役に立てて何よりです」
 さっきまでの顔を捨て去ってようやく笑ったハルカゼさんを見て、私は少しだけ安心した。この子は嫌がってなんかいなかった。

 長文引用です。

 もはや三年にわたって関わってきた“ReSin-ens”は、私の代表作の一つになると思います。もちろん、それだけの想いが込められているからですね。
 ただし、想いだけではなく、新しい表現や新しい考え方、それに加え、私らしさを作品全体から感じ取っていただきたいと思いますし、その期待に応えるだけの文章を書こうと思っています。

 “ReSin-ens”には、細かな伏線や挿話が沢山あると書きましたが、それとは別に中核となる話も沢山あります。その一つが上に引用した部分です。この部分を書き出すのに数時間かかりましたが、結構好きな場面です。
 この部分では、遼風の優しさと、音瀬の内面の優しさを同時に描く、と言う効果があるほか、遼風彩音のイメージというのを文章的な見方をすれば読者に定義させるシーンでもあります。このシーンを読んだだけで、遼風彩音がどんな人か想像が付きませんか?

 まだ推敲が足りないので言い回しが強引な部分がありますけど、それは追々修正していきましょう。まずは勢いで第一巻分の原稿を書ききってしまいましょう。


 久しぶりに100KBを突破しそう(笑)。

宣戦布告! (02:35)

 寝オチした…。あっ、でも、こびとさんが私の替わりにReSin-ensを………。
 すいません。あり得ませんね。

 さて、そんな上の2行はともかく、今日は成績発表です。つまり、今日から学校生活の日々が戻ってきます。今まさに、同人作家と学生の兼業生活が始まろうとしています。
 と、気合いを入れたところで現状把握。

 さて、どうしようかな(苦笑)。

 見る人が見たら「巫山戯ているのかおまえは」といった猛烈なツッコミをかましてきそうですけど、私は全く巫山戯ていません。この六つの目標、全てクリアして見せようではないですか。
 かつて、塾に通うのが嫌で必死に勉強して学年順位を50番以上持ち上げたことや(全220人)、推薦で学校に合格した後勉強を始めたことや、絶対間に合わないと思っていた原稿を間に合わせたという過去の伝説に基づいて、今回のこの無謀とも言えるタスクを全て消化して見せましょう。
 実際、自分の中では毎年毎年レベルが高くなっていく伝説の条件を、全てクリアして伝説を打ち立ててきた思っています。ならば、今度もこの伝説、達成して見せようではないですか。

 さて、今年の一月一日に立てた目標、皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。

  1. サイト関連
    1. コンテンツの統廃合
    2. 『窓辺に座る小さな妖精』連載終了
  2. 同人関連
    1. 二年ぶり(『透明という色』に続く)になる新作の短編小説を書く
    2. 『ReSin-ens』の全巻発行
    3. 希望風との連携を強く
  3. 本職関連
    1. メリハリをつけた生活を行なう(サイト管理と本職を両立させる)
    2. 卒業後の方針を決める
    3. 自分だけにできることを見つけ出す
    4. 柔らかな発想を取り入れる

 以上、八つの目標です。このうち、既に目標達成が不可能と思われるのは、『『窓辺に座る小さな妖精』連載終了』、『『ReSin-ens』の全巻発行』です。残りは達成したり、達成できる範囲内の目標です。ならば、この達成できる範囲内の目標を全てクリアして見せましょう。それが自分への試練です。

 事の重要性が分からない人が見れば、どれだけ重みのある目標かどうか分からないと思います。そこで、それぞれの目標について、自己考察をしてみたいと思います。

 ………うわー。できるかどうか自信がなくなってきましたよ(苦笑)。
 でもまぁ、やるしかないわけです。頭の中にどれだけ沢山のメイドさんが住んでいようとも、決して現実世界の仕事を手伝ってくれるわけではありません(当たり前です)。ならば、私がやるしかないんですよね。
 継続は力なり。たぶん、こういうのを、正念場というのでしょう。修羅場とはまた違った雰囲気が漂っています。逆を言えば、ここさえ乗り切れば、私自身、人間として大きく成長するような気がします。

 いつもは修羅場の前にしか使わないこの言葉を使ってみたいと思います。
 更なるたかなみを目指して。

完全勝利

 のまネコ問題、2ちゃんねる側の勝利、というのもどうかと思いますが、とりあえずは、問題沈静化、と言う感じですね。
 例え、モナーをモチーフにしていなかったとしても、著作権的に問題はなくても、人道的に問題が出てくるのは明確で、後々問題になるでしょう。それならば、今回のような対処は会社的にはごく普通、と言うことになりますね。(実際は、モチーフにしたと言うような見解を公式で出しましたが。)
 何時だったか、BANDAI(たぶん)という会社も2ちゃんねるのアスキーアートキャラクターを商標登録しようとして、ひろゆき氏による公開質問などをへて、商標登録を自粛しました。その時の理由は、『法的に問題なくても、一般市民が許してくれないだろう』というような物でしたよね。

 結局、礼儀と規則(マナーとルール)は違う、と言うことでしょう。

 この問題の一番面白いところは、エイベックス側が公式見解として、『モナー』などのアスキーアートにインスパイヤされて映像化され、当社と著作権管理会社が商品化にあたって新たなオリジナリティを加えてキャラクター化したもの、という文章を出したところです。そしてこの後、皆様において『モナー』などの既存のアスキーアート・キャラクターを使用されることを何ら制限するものではございません、と言う文章を出したのですが………当たり前だと批判されます。
 その後、2ちゃんねらーが、エイベックスに所属する浜崎あゆみのロゴマークに非常によく似た作品を発表し、エイベックスと似たような公式文章を提出しました。つまり、このキャラクターを商標登録し、商業展開すると述べたわけです。
 ある意味核抑止力を用いたような戦法により、今回の問題は解決した、とみてもいいかと思います。

 結局、著作権に一番うるさかった業者の一つであるエイベックス(コピーコントロールCDとかね)が、著作権がらみの問題を起こした、と言う、ものすごく面白いネタを残して、今回の勝負は決着が付きました。うん。2005年のベストニュースの一つになりそう。

完全勝利2

 松下の特許に関する一太郎問題ですが、9月30日に判決が言い渡される、と有りましたが、松下側の敗訴のようです。それどころか、特許を無効にするべきだという判決まで出ました。
 これもおおむね予想通りですね。現実問題、WindowsやMACで似たようなシステムはとっくの昔から使われていますし、今回の判決も、その点に基づく判決だったようです。

初出: 2005年9月21日
更新: 2005年9月30日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2005 Suzuhibiki Yuki

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