2005年7月の日記 1冊目

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2005年7月1日 (金曜日)

夏 -AIR-

気がついたら7月…ですね。

 タイトルの通りです。もう7月です。今年も折り返し地点を………。

イコライザー

 私の部屋にはスピーカーが二組ありまして、片方は何時も使っているスピーカーで、DTM用途としても用いることが出来るコンパクトも二カースピーカーで、もう片方はゲームをやる時に使うスピーカーで、今までDTM用途として使ってきたスピーカーのお下がりです。
 このもう一つの方のスピーカー、すなわち、ハードオフのジャンク売り場から発掘してきた定価8000円のスピーカーの音がどうもあまり良くないのです。課題をやる位置、スピーカーA(DTM用)の位置、スピーカーB(ゲーム用)の位置から考えると、課題をやる時はスピーカーBを使った方が良いのですが、スピーカーBはあまり音がよろしくないのです。音が良くない理由をたどるとどうやらバランスが悪いようで、同じ曲を聴いた時もスピーカーBの音の方が明らかに曇っているのです。そこで、foobar2000のイコライザーを使って音質を補正して再生はしているものの、それでも理想には近づかないので、ちょっといつもの方法でイコライザーの設定を変えることにしました。

  1. マイク、スペクトルアナライザー、ホワイトノイズ発生ソフトを用意
  2. スピーカーからホワイトノイズを出力させる
  3. マイクでその音を収録し、リアルタイムスペクトルアナライザーへ出力
  4. スペアナを見ながらイコライザーでフラットになるように調整

 DTMerなら、「あぁなるほど」と思うような段取りです。ホワイトノイズは全ての周波数域にわたってバランスよく音が出ているので、それを録音すると、基本的には全ての音域で同じぐらいの音が出ているフラットな音になります。これが、スピーカーのバランスが悪いと、特定の周波数だけぽっこりとへこんだり出たりしているので、スペアナを見ながらイコライザーで調整し、なるべく平らになるように調整していきます。

 早速試してみると、どうやら、60~200Hzと700~1200Hzのあたりが極端に落ちて、10kHzのあたりが盛り上がっているようですので、そこをイコライザーで補ってみると………おっ、いい音。画像ですが、私のイコライザーの使い方は減算法なので、ちょっと分かりづらいかもしれません。

 録音特性に優れるマイクを持っているなら、別途測定器を買わなくてもいいので、試してみる価値はあるかと思います。基準となる音を聞いていないと、他のスピーカーで再生した時、高いか低いか分からないと思うので、一つぐらいは特性をフラットにそろえておくと良いと思います。

 全てをパソコンでやる場合は、ハウリングにご注意ください。出力する音に録音の音が混ざると………。

死亡フラグ

 毎日何万という書き込みがある2ちゃんねるは、たしかにすさんだ世界かもしれませんが、社会の縮図と言い切ることも出来るかと思います。さて、そんなことが言いたいわけではないので本題へ。
 毎日の書き込みが何万と有るわけですから、すばらしい書き込みに出会う確率は変わらずともその数は増えることになります。そんな中で見つけた納得できる書き込みを一つピックアップ。何処のスレッドに書き込まれたかは覚えていないので、原文を照会することは出来ないですが…。

 私は2ちゃんねるに書き込まれた内容の中で、自分が気に入ったものを全てスクラップしています。その中から、少し紹介をしてみたいと思います。

ありがちな死亡フラグ

  1. この戦争が終わったら、俺、結婚するんすよ
  2. いいか、俺が帰ってくるまでここを動くんじゃないぞ
  3. セックスする前のシャワー
  4. いわく付きの場所で若者がいい雰囲気
  5. 「必ず戻ってくるから」
  6. 「この中に犯罪者がいるかもしれないのに一緒に寝れるか!俺は自分の部屋に戻るぞ!」
  7. 「明日は娘の誕生日なんだ」
  8. この最後の仕事を終えたら足を洗うと決意してる状態
  9. 「この仕事が終わったら2人で暮らそう」
  10. 「××様が出るまでもありませんよ。ここは俺に...」
  11. 今まで目立たなかった脇役が急に目立つ
  12. 「今度の仕事でまとまったカネが入るんだ」
  13. 「おのれ~!ええぃ、出会え!出会えーぃっ!! 」

 言われてみれば納得です。最後はネタでしょうけど、これもこれでありかな、と。ただし、“水戸黄門”や“暴れん坊将軍”は全て峰打ちですから死にはしないんですよね。皆さん気絶。

  • 587 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 05/05/27(金) 03:09:55 ID: dgHSOAIs

    んじゃ漏れも保守がてらに昔話・・・

    小学生の頃、学校からの帰り道に捨てられた仔猫が鳴いていた。
    かわいらしい黒猫で、当然の事ながら飼いたくなった漏れは
    とりあえず親に相談するために家路を急いだ。

    相談してみるとあっさりとOKが出たので、急いで仔猫のもとへ走った。
    ところが一足違いで知らない子供が親と一緒に仔猫を連れて帰ろうとしている所だった。
    今となってはわからないが本当は捨て猫じゃなくて、
    その親子に飼われていたのかも知れないし
    偶然に一足違いでその親子に拾われたのかも知れない。

    意気消沈してトボトボと家に帰ると、気の早いお調子者の父と母が
    仔猫の首輪や道具を買い揃えて待っていたwwww
    結局使うこともなくなったそれらの道具は押入れの奥にしまわれた。

    それから十数年後、家のリフォームをするときに
    押入れの奥からあのときの首輪や道具が出てきた。
    リフォームついでに大掃除していたので、それらをゴミ袋に入れて
    ゴミ置き場に持っていくと・・・そこには捨てられた真っ黒な仔猫がちょこんと座っていた。

    その仔猫はその後どうしたかというと・・・
    大きくなって今ちょうどモニターの上からこのスレを覗き込んでいるwwww

    VIPPER全員でぬこ育てようぜ 7匹目

 偶然ってやっぱりあるんだなと思った瞬間でした。こういう暖かみのあるストーリーって好きです。

   AA板の若者が           新作を作っているとき
   オカルト板の娘は         暗闇の中でスレを見て怯えている。
   東京の中年が          ほほえみながらラーメン板で情報を集めているとき
   大阪の少年は         恋愛板で青春の悩みを打ち明けている。
   映画のエロシーンで     実況板がとんだとき
   釣り板では          マッタリとしたスレが交わされている。
   金曜日のFLASH板で   サラリーマンが疲れを癒しているとき
   無能な母親が       育児板を見て議論をしている。
   株上級者が        株板で知識をひけらかしているとき
   未来技術板で      人類の未来が語られている。
   毒男たちが        女性に虐げられた経験を語るとき
   筋肉オタクが      ウエイト板を見ながら鉄アレイを上げ下げする。
   中国板で        糞スレが乱立するとき
   ジャズ板で       1つの名スレが誕生する。
   この日本では   いつもどこかで2ちゃんねるがはじまっている

   ぼくらは感情を共有するのだ   PCからPCへと
   そうしていわば交替でお気に入りの板を守る   眠る前のひととき耳をすますと
   どこか遠くでHDDの起動音が鳴ってる      それはあなたの書いたレスを
   誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

 これはJTのコマーシャルとしても使われているある作品のパロディーと言うことはすぐに分かりますね。原作も結構好きなのですが、この文章も割とお気に入りです。何となく、「あっ、いいな」と思ったのでスクラップしました。

 私達の人生というものは平均でも80年続くわけだが、その80年の間にどれだけの間文章に触れることが出来るのか。一つの説によると、人が一生に読める小説の数は3万冊だそうだ。その数が多いか少ないかは別として、一生に読む文章の中にどのようにしてこれらの書き込みが潜り込み、そして、記憶に残るのか。
 ふと、考えてしまうが、ここに書き込んだ人達は何を思って書き込んでいるのかと。大量消費的に愚痴が言いたいだけなのかもしれないし、記憶に残る文章を書きたいのかもしれない、はたまた、ネタ職人と言われる人達は人を笑わせるために文章を書く。それぞれに書くと言う行動があるのだから、必ずどこかに理由がある。書くだけの理由があるはずだろうし、読む人はそれらの文章を読むことを好いている。だからこそ、書き込みはいっこうに収まらないし、利用者もどんどん増えていく。その結果、大量の文章が生み出され、一つ一つの文章は混沌の中に埋もれていってしまう。

 自分の知らないところに自分の好きな文章が置いてあるかもしれない。誰も知らないところに書き込まれた悲壮があるかもしれない。そう考えることが有るし、それを実際に体験したことがある人もいるはずだ。誰にも知られることなく没していく文章、インターネットという情報の洪水の別の側面である。そして、その洪水の中ですばらしい宝石を見つけると、人は「もっと」と言って新しい宝石を求める。発見と創作、無限ループの中で私達は文字とふれあっているし、文字から感動を得る。
 その最たる世界が2ちゃんねるであるといえ、だからこそ沢山の人が集まる。疲れ切った時にいつものスレを覗くと、自分のために書かれた言葉じゃないのに、ふと、癒される瞬間があったり、カップル崩壊間近の片割れが悩みを相談し、それをみんなで解決してあげる場面がある。多くの罵倒とそれに呼応するだけの多くの感動。出会いがあって別れがあるインターネットの世界は、何処か現実世界と似ている部分がある。
 結局、全てが回り続ける。創作と消費、出会いと別れ、罵倒と感動………。それらの洪水の中で人は何を見つけるのだろうか…それらの洪水を作るために人は何をするのだろうか。人生と言う長い視点で考えた時、そこに触れるのはわずか一瞬かもしれないが、必ず残るものがある。だから人は文章を書くことも読むこともやめない。
 これは小説にも言える。我々書き手は何を書いて、何を残すのか。混沌の中に埋もれる石になるか、光り輝く宝石になるか。その境目は曖昧だが、一つだけ言えることがある。たとえ、万人に受け入れられない文章があっても、ある一人の人がすばらしいと言ってくれればその小説は光り輝くことが出来るであろう。勿論、自分でもいい。大事なことは、満足できる作品を書くこと、自分の持っている力を出し切って文章を書くことなのだから。

仁義なき戦い

 アンダー69、トップ75(AAカップ)の音瀬みいな、アンダー67、トップ76(Aカップ)の遼風彩音による仁義なき戦いが今始m(みいなの検閲により削除。理由コード:始まりません)。

【みいな】 「………あたしが最下位ですか…。」
【雪冬】 「何を今更。」
【みいな】 「むぅ…。」
【雪冬】 「?」
【みいな】 「私の胸の設定にはとっても納得がいきません。このサイズになった理由を教えてください!」
【雪冬】 「何って、一つしかないじゃん、そんな理由。」
【みいな】 「?」
【雪冬】 「彩音ちゃんより小さく。」
【みいな】 「………………………。生まれた時から最下位になる運命だったんですね…。」
【雪冬】 「大丈夫よ。まだAAAと言う選択肢があるから。」
【みいな】 「とってもうれしくないです、そんな言葉。」

 ちなみに、私が描いたキャラの中で一番胸が小さい人達です、この二人。そういえば、ランク付けをやったことがないので、メインヒロインだけで大きさを競ってみましょうか。

  1. 水瀬千夏
  2. 田村由梨絵
  3. 時ノ沢夏菜
  4. 遼風彩音

 これは………髪が長いほど胸が大きい法則が成立するのですか?

  1. 水瀬千夏 (ロングヘアー)
  2. 田村由梨絵 (ロングヘアー)
  3. 時ノ沢夏菜 (一部ロングのショートカット)
  4. 遼風彩音 (ショートカット)

 ………当てはまった………。となると、次は黒髪ロングで貧乳のキャラですね(違います)。そういえば、沙希に関してはこれ系の設定がないのですが、たぶん、彩音と夏菜の間ぐらいだと思います。密かに、沙希たんは萌えキャラです。3章以降にどんどん可愛くなってきます。

2005年7月2日 (土曜日)

人生を楽しもう

日記でメールレス

萌え鈴響さんはゴスロリ浴衣はお好きですか?

匿名フォームより

 可もなく不可もなし、と言うところです。この質問をされた時、嫌な予感が頭をよぎったのは………気のせいと言うことにしておきましょう。

 ミニ浴衣、ゴスロリ浴衣等という形で、浴衣が現代の価値観にあわせて変化してきていますが、どうやら浴衣風パジャマまで出来ているようです。トリンプ…恐るべし。
 ………というか、よく探してくるよ、自分。

姉さん

 気がつくと、ネット関連を含め、このサイトを知っている友人から「姉さん」と呼ばれることが多くなってきました。代表例が「鈴姉」なのですが、その他にも「さん」なんて言うものまで………。そんなに「姉貴」と言う印象が強いのでしょうか。

 そういえば、私のハンドルネームは色々な呼び方があるのですが、中でも少数派事例を取り上げてみると、「鈴さん」、「ゆっきー」と言ったものがあります。「鈴さん」は常連の方から呼ばれたりするので、それほど少数というわけでもないのですが、「ゆっきー」なんて言う呼ばれ方は一人にしか………。
 呼ばれ方とはおもしろいもので、特定の人が特定の呼び方をする場合があり、その人の考え方というのも何となく分かりそうな気がします。勝手に例に挙げて申し訳ないですが、「萌え管理人」「萌え鈴響」等という形で、頭に“萌え”がつくと、大体神薙さんだったりします。

 で、話を戻します。この“姉”シリーズですが、元祖が曖昧なのです。この呼び方で呼んでくださる方を一人は確実に把握できているのですが、その他が曖昧なのです。ずっと前からチャットで呼ばれていたような気もしますし、そうでない気もする…そんな曖昧な呼ばれ方です。ただ、「雪冬姉」「鈴姉」「姐さん」と言ったように種類があると言うことは、やはり以前から呼ばれていたのでしょうか。逆に言えば、呼ばれている本人が混乱するほど、とけ込んでしまった呼ばれ方ともとれると思います。
 まあ、この呼ばれ方については文句を言うつもりもないですし、本人は至って気に入っているのでどんどん呼んでやってください。もう「鈴姉」だろうが「雪冬姉」だろうが「姐さん」だろうが「黒姉(←それは違うだろ)」だろうが、好き勝手に「姉」を付けてよんでやってください。意外と喜びます(笑)。そのうち、「姐御」とか呼ばれそうで怖いですが…(苦笑)。

 それにしても何故「姉」がつくようになったのか、というのは気になります。その理由として、一番始めに浮かんだのが、みいなとの位置関係なのかな、と。去年の3月に登場して以来、かなりの高確率で登場するみいなですが、そのショートストーリーでは、必ずと言っていいほどみいなが下手に回り、鈴響が姉的役回りになるので、姉と呼ばれるようになった、と。
 まぁ、あくまで想像にしかすぎないので、何とも言えません。ただ、姉と呼ばれるようになった素因は分かっていまして、“管理人美少女化計画”の影響です。えぇ、これが素因です。誘因は何かは分かりませんが、ここに大きな元があります。


 自己紹介の呼ばれ方一覧を見たら、もっと沢山あるのですね、私の呼ばれ方。

  1. 鈴響さん
  2. 鈴さん
  3. 雪冬さん
  4. 雪冬ちゃん
  5. 雪冬たん
  6. 雪冬姉(ゆきねえ)
  7. 鈴響雪冬さん
  8. 萌え管理人
  9. ゆっきー
  10. 響ちゃん

 このリストに“姐さん”とか“鈴姉”とかを追加しておかないといけないわけですね、私は。

日記レス

 いいよいいよ。みいな萌えるよ。

スルー!?

 "Jcode.pm"が使えない問題に新たなる展開。質問掲示板に投稿したのに完全にスルーされました。………お金…払ってるんですけどぉ…。なんて愚痴をこぼすと、日記ごと消されそうなのでやめておきますが(書いている時点で終わり)。調べていると思ったら…答えるつもり…無かったんですね………。これで2回連続なのですが………そんなに高度な質問をしているとは思えないので、………うーん………。サポートBBSは名ばかりで、サーバーの動作報告BBSですかね(苦笑)。
 と言うことで、日記の一番下にある“Now BGM is...”ですが、アマゾンでの検索は出来ないと言うことで。

 含みたっぷりの文章なので、分かりづらいかと思うので、ちょっとばかり説明を。

  1. アマゾンの検索システム変更により、文字列を UTF-8 でエンコードしなくてはならなくなった。
  2. UTF-8に変換するためには、今まで使ってきた "jcode.pl" ではなく "Jcode.pm" を使わなくてはならない。
  3. サーバーに "Jcode.pm" を設置して動かそうとすると、きちんと動作しない。
  4. サーバーのサポートBBSに使えるかどうかの確認を取る。
  5. 私の質問が無視され、次の質問(サーバーダウン関連)に対する返事が行われる。

 ………そうですか…。技術的話には応じてくれないのですね…。
 結果的に何が言いたいかというと、分からないなら分からないと答えて欲しいのです。パーミッションもおかしくない(そもそも通常アクセス権限でOK)、アドレス指定も間違っていない、ローカルサーバーではきちんと動作する、と言うこの状況で、動作しないとなるとやっぱりサーバー側に何かしら問題があるわけですが、それに対して分からないなら分からないと答えて欲しいと言うことです。

コスプレ系衣装販売会社の実態に関する考察

 今日もチェキチェキ。
 そんなわけで、一つの画像が目の前に出たわけですが、その制服は Leaf の名作、 “To Heart” の制服でした。そして、商品説明には………『ツーハート』………ちょっと待てぇいっ! “富士エアー”のDVDプレイヤーを思い起こさせるような展開はやめなさいと小一時間。
 やはりあれですか。コスプレ衣装は手作りが一番愛がこもっていると言うことで。

女王の教室

 日本テレビ系列の土曜新ドラマですが、この話作り、どうも裏がありそうです。物語の後半戦でどうなるかは曖昧ですけど、とりあえず3つぐらいパターンが浮かんだのでよしとしましょう。

 周りにアンテナを張り巡らして常に感受性を高めようとしていたり、小説を書いていたりすると、どうもドラマや映画などを純粋に感動することが出来ません。なぜならば、物語を分析しようとしてしまうからです。
 物事を客観的に把握することが出来ると言うことは、小説を書いたりする時は非常に重宝するのですが、感動しづらくなると言うのも欠点………。ですが、物語を読もうとする時、作者の描く文章に感動したら負けだと思っています。なぜなら、その時点で作者の思うつぼにはまったわけですからね。作者の張り巡らす技に対して、あくまで冷静に物語を読み、物語の流れや構想自体を取り込んでいく、すなわち、うわべだけの流れにとらわれず、物語の本質を見抜くことが出来るかが、書き手側の責務だと思うのです。
 衝撃の最終回が私にとって本当に衝撃の最終回になりうるのか、それは脚本家と私との勝負ですね。

 ただ、このような勝負は比較的読み手側です。最終回の作り方は、滑らかに移行する場合と衝撃的展開を迎える場合に別れますが、滑らかに移行するのはすぐに最終回が分かるのでこれはおいておいて、衝撃的展開を迎える場合も、私達に有利です。衝撃的展開と言っても、その展開を作るためには前振りをしておかなければならない(伏線の始点を作らなければならない)ので、必ずどこかにヒントがあるのです。何処にもヒントが無く最終回が大どんでん返しならば、それは作者の傲慢であり、ミステリー小説で言うと、アンフェアなトリックになるのです。
 つまり、どんなに衝撃的な展開を迎えるとしてもその展開が起こる理由がどこかに隠されていなければならないのです。これは物語を作るうえでやらなければならないことなので、必ずどこかにヒントがあります。このヒントを見つけ、最終回を予想することが出来たのなら、作者(脚本家)の仕掛けた罠を解き明かしたのと同じ事になり、私達読み手の勝利となります。反対に、作者の思うつぼにはまり、最終回で驚いてしまうようでは…読み手の負けなのです。
 あくまでこのような感覚は書き手側の感覚ですから、純粋な読者の皆さんはまったりとテレビを見ていてください。

 しかし…この最終回予想………神薙さんがものすごい得意なんですよね………。

 映像メディアの中で私がエンディングを読み切れず、かつ『まいった』と白旗を揚げたのは“シックスセンス”、“オーシャンズ11”のあたりです。この2作品は凄いですね、本当に………。流石に負けたままだといやなので、3回ほど見て伏線を満足できるまで解決しておきましたが(笑)。
 ちなみに、エンディングと言うよりは、役者にやられたと言う点では“踊る大捜査線2”を挙げておきます。あの女管理官に対しては、「むかつく~。悔し~。」と言った感想が………。むかつくのは役所、悔しいのは演技力に負けた私自身。

2005年7月3日 (日曜日)

タイトル未決定

日記でメールレス

 燃料電池に関する考察、乙女可憐様です。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花?

 こんにちは、セシールのメルマガの“撫子度チェック”で、最高評価を頂いた鈴響雪冬の登場です。もはや自分が何者高分からなくなってきました。
 こんにちは、自分のイメージにあった植物を探してくれる“ハイパー図鑑”で、サポナリア(ナデシコ科)が出てきた鈴響雪冬の登場です。花言葉は「清い心」「友の思い出」だそうです。汚れきっていると思われがちな心も、花だけは理解してくれるようです(散れ)。
 こんにちは、誕生花による花言葉が「見かけ以上の人(木犀草)」、「爽快(スパティフィラム)」、「雄志(ユッカ)」、「思い出(ライラック)」と言った、本人の性格と全て間逆になりそうな勢いの鈴響雪冬の登場です。

 他人に対するイメージは一目見た時に決定し、それを修正するのには多くの時間が必要と言いますが、一部例外も………。見た目はおとなしそうな私も、ひとたび語り出すと止まらない止まらない………。と言うことで、私とお友達になる方は、そんな私の話を聞いてくれる人限定の方向で。
 ………牡丹にはなれそうにありません。

 ちなみに、芍薬の花言葉は「はじらい」、牡丹の花言葉は「風格」、百合の花言葉は「純潔」となるそうですから、三拍子そろったら本当に大和撫子になりそうです。私にあるものは………………………どうあがいても見つかりませんでした…。
 いいよいいよ、恥じらいはいいよ(←こんな事を書くから大和撫子なんかにはなれない)。

 更にちなみに、各小説ごとの登場人物の誕生花による花言葉をざっと調べてみました。

 ついでなので、音瀬みいなの誕生花も調べてみました。みいなの誕生日は3月30日です。誕生花は………………………これはやばいですね、いえ、本当に………。

【雪冬】 「ちょっと何よ、その完璧なまでの花言葉は…。」
【みいな】 「雪冬さんとは正反対ですね、何もかも。」
【雪冬】 「う~ん、言われてみればそうかも。花言葉は似通っているけど、性格がねぇ…。」
【みいな】 「…自虐ですか。吹っ切れましたか?」
【雪冬】 「何を今更。それにしても………上品で清楚で博愛で………。」
【みいな】 「どうかしましたか?」
【雪冬】 「半分くらい私に分けて。」
【みいな】 「雪冬さんにあげたら汚れます。」

アクセスログより ~対ロボット用ディレクトリ構造~

 何処の学校かまでは名指しで取り上げませんが、どこかの教育機関からロボットが来ていたようです。一発目に "robot.txt" を読み込み、その後、サイト内のファイルを調べ始めました。………全部のファイルを調べるのに30分以上かかったようですが………。なんというか………お疲れ様です。

 どうでもいいですけど、ロボットを他のサイトに走らせる事より、自分のサイトの検索方法で google に頼っているところを脱却する方が先決だと思いますよ。自分のサイトにロボットを走らせなさいと小一時間。

デジタル音楽プレイヤー

 以前からものすごく突っ込みたくても我慢していたのですが、我慢しきれなくなったので突っ込みます。

 デジタル音楽プレイヤーって言うけどさ、 MD だって CD だってデジタルだって………。あれだ、アナログ回線と言って、 ADSL がはずれるのと同じような感じ。メディア関係で、アナログと言えば、テープとかビデオしか残っていないですからね。
 と言うことで、新しい呼び方を探しているのですが、なかなかいいものが見つからないのです。かといって“第二世代”と先頭に付けるのは携帯電話みたいで嫌なのです。うーん、何か無いかな。やっぱり、“メモリ型”とか“HDD型”とわけて、一つにまとめることはあきらめた方がいいのでしょうか。

友達以上恋人未満

 “友達以上恋人未満”と言う単語、よく考えると、友達も含むんですよね、これ。で、そこに目を付けた人が「友達だってはいるじゃん」と突っ込めば、単なる馬鹿。友達で済むなら“友達”と言う単語を使うのです。つまり、代替する言葉があるのにも関わらず“友達以上”と言う単語を使うと言うことは、暗黙的に“友達”は入らないよと示していることになるのです。
 ということで、“友達以上恋人未満”と言う言葉において、友達は入るのかと言う考えでは、言葉の意味としては入るけど、暗黙的同意の面では入らないと言うことになりますね。うん、日本語って難しい。

オタク的言い訳

 一部の人に「いろんなジャンルの曲聞けよ」とか突っ込まれますが、よく考えてみると、色々なジャンルの曲、聞いてますよ。以下、代表的な曲のピックアップ。

 以下面倒なので略。ゴスペルは“天使にラブソングを”のサントラ、ユーロビートは“イニシャルD”、ダンスとかテクノとかは“I've”で補うとしたら、聞きそうにないジャンルは“Hip pop”とか“Ska”とか“Noise”、“Country”、“Funk”のあたりになりそうな予感です。と言うか、音楽のジャンルなんて、枝葉まで調べなくても50は簡単に超えそうですから、多ジャンルの音楽を聴けという命令自体が達成不可能の予感。むしろ、普通の人よりは多くのジャンルの曲を聴いているような気がするのは私の気のせいですか? まぁ、一番の問題は、『“AKIBA-Pop”の範囲に限る』と言う条件が付くことですけどね。

 ジャンルの問題はともかく、私の作る曲に一貫性がないというのは、色々なジャンルの曲を聴いていると言う証拠になるような気がします。まぁ…どのジャンルの曲を作っても、貰う感想の中に「鈴響さんらしいですね」と言う感想があると言うことは、何処かしらに癖があるようです。

 癖と言えば、私の中の一つのブームとして『同じコード進行を繰り返す』と言うものがあります。つまり、8小節の中で2小節のパターンを組んだら、後はそれを4回繰り返すと言う感じになります。一番わかりやすいのが、シールドの“穏やかな日々”、felling lineの“まぶしい日差しの朝”、ReSin-ensの“秋空の日曜日は…!!”の3曲ですね。この中では、一曲だけダウンロードできますが、その一曲を聴いただけで、「あっ、鈴響っぽい」と思うかもしれません。この3曲は一つのシリーズのような感じで作っているので、所々似たようなところがあるのも特徴ですね。ちなみに、残りの2曲が公開されていない理由は、以前公開しようと思ってあまりの未完成具合に見合わせたのです。
 まあ、このようなノリの曲は私の作る曲の典型的事例だと思います。

 似ている曲と言えば“焦り(仮)”と“The time which never stop ~決心~”はそっくりですね。これはコメントにも書いて有るとおり、“焦り(仮)”の派生曲が“The time which never stop ~決心~”であるゆえですね。で、私としては何時もと違う曲を作ったはずなのに、「鈴響っぽい」と言われることに疑問が残るわけです………。それにしても、“焦り(仮)”を作ったのが、2002年となると、タイムパンディレイを使い始めてもう3年になるわけですね。
 タイムパンディレイは私が最もよく用いるエフェクトです。エフェクトの説明は用語集に任せておくとして、こういったエフェクトの使い方の面でもその人の考え方が見えて来るというのはおもしろいかもしれません。
 タイムパンディレイは目立たないところでは結構使っているのですが、それ自体をメロディーラインとして使ったのは“焦り(仮)”と“The time which never stop ~決心~”の2曲だけです。となると、何時もと違うジャンルの曲を作ったのにもかかわらず、エフェクトはいつものパターンの拡張版を使っていると言うことは、どこかで『私』と繋がっているわけですね。音楽っておもしろい。


 で、こうやって“タイムパンディレイ”の事ばかり書くと、「タイムパンディレイ、タイムパンディレイっていうけど、実際どんな使い方をしてるか聞かせてくれよ」と言う突っ込みがありそうなので、“The time which never stop ~決心~”の主旋律にかかっているタイムパンディレイを取り外したバージョンを用意しましたので、そちらを聞いて体感してください。タイムパンディレイ(以下エフェクト)をはずすと、主旋律はずいぶんと寂しくなります。この寂しく感じる主旋律が本物の主旋律ですから、残りはエフェクトによって付け加えられた副旋律と言っても過言ではありません。
 コードの余韻に対して新しいコードを引いて二つのコードを組み合わせ新しいコードとする、と言ったテクニックが有るようですが、それと似たようなものだと思って頂ければいいでしょう。

2005年7月4日 (月曜日)

タイトル未決定

第一段階クリア間近 (23:20)

 映画館の設計ですが、第一段階のクリアが間近になりました。今回の課題ではこの第一段階を突破するのが重要視されているので、ここを乗り越えただけでまずは一段落。残りの2週間で改善点を修正して、今度は、人の流れと言った機能的部分だけではなく、空間構成などを含めた建築としての良さを追求していかなければなりません。
 とりあえず………………………今日は寝る。

2005年7月5日 (火曜日)

タイトル未決定

 ママチャリで時速30キロをたたき出す鈴響です。

日記でメールレス

 多分、皆さんが言うジャンルとは、AKIBA系のことを指すんじゃないのかと思いますが?

匿名の投稿フォームより

 書いてますよん♪ まぁ、一番の問題は、『“AKIBA-Pop”の範囲に限る』と言う条件が付くことですけどね。

日記レス

 花言葉に戦争…ですか…。それはそれで凄いですね………。バラは色によって花言葉が変わってくるのでおもしろいものがありますが…。

修羅場宣言!

 時間がもったいない。時間が欲しい。
 どのぐらい時間が欲しいかというと、シャワーを浴びる時間とか風呂に入る時間とか睡眠時間とかを全部消して課題制作に回すぐらい時間が欲しい。そもそもお風呂なんてひとたび長期休暇を終えれば二月に一度はいるか入らないかの奇跡的時間の消化方法になるのだから、無理もない。
 そんなこんなで時間を削って、生活をまともに推敲できる時間が寝る時間と食べる時間まで減少して、残りは課題に回す、と言う日々が既に当たり前になってしまったことに感動するというかため息が出るというか…。

 24時間の時間があり睡眠に4時間半取られるとして残りの時間をどう過ごすかが重要になる。こう言う時、ご飯を早く食べられるという特技を持つ私は、ご飯を作るのに20分、食べるのに5分という明らかにバランスの崩れた食事形態を容易に保つことが出来るのがせめてもの救いであろう。3食作っている暇なんてあるはずもないので、2食に減らすというのは当たり前であり、更なる時間短縮を狙うならレトルトかコンビニ弁当のどちらかになる。お金で時間を買うような気分がするのは気のせいではない。
 お風呂の時間なんてそうそうとれるものではないから、シャワーにするわけだが、このシャワーを浴びる時間ももったいない。しかしながら、一週間体を洗わないというのも流石に現代生活を送る人間としての尊厳に関わってくるので、せめて二日に一回は浴びるようにしている。私個人としては学校に行かなくていいのならば、このような状態では一週間やそこらシャワーを浴びなくても平気なのだが、学校に行くとなると、それこそ『特定交通機関乗車時香水使用量制限法』に別の意味で引っかかってしまいそうなので自粛している。まぁ、エアコンが常用の学校内において汗をかくことはほとんど無いので、このぐらいは何とかなると言うのが現状だ。

 こうして、睡眠と食事という人間の初期レベルの欲求に値する時間をも消費して生活をするのだから、他の時間は0と言っても過言ではない。一部の例外としては買い出しぐらいで、それ以外はカットする。とことん切りつめる。その結果、一日のうち数時間もの時間を節約し、課題に回すことが出来るのである。

 さて、前置きが長くなったが、課題の提出まで後二週間を切ったので、そろそろ修羅場レベル3を宣言したい。

 昨日、設計の授業が終わった後、先生に師事して色々とアドバイスを頂いたおかげで、今回の建築を紐解くヒントが得られたような気がする。よっぽど追いつめられないと学校から帰ってきても課題をやらないと言う私が、課題をやろうと思ってしまえるぐらい今は気分がいい。今回、初めて、自分から同人関係の仕事を辞退したのだが、これによって後門の憂いは晴れたのもある。後は一直線に駆け抜けるだけ。
 さあ、プレイリストに詰まった100を超える曲をランダム再生にして、修羅場に向かって歩み始めようじゃないか。

2005年7月6日 (水曜日)

タイトル未決定

Mozillaの後継者

 開発停止宣言がされて久しい "Mozilla" ですが、新たな動きがあったようです。正式な後継版ではないものの、 "Mozilla Foundation" 協力の下、別の団体が "Mozilla" ベースの新しいブラウザ、 "SeaMonkey" を開発しているようです。個人的には、Mozilla系列の豪華版、すなわちフルセットバージョンでる "Mozilla suite" と、機能を簡略化したバージョンである "Mozilla Firefox" は共存するべきだと思っているのですが、そのことについては今年の3月で否定済みですから、Firefoxに移行するのか、それともNetscape8.0に移行するのかと言う二つの手段しかなかったのですが、これで第三の選択肢が生まれたわけですね。今のところ第三の選択肢を選ぶ可能性が高いかと思います。問題は日本語版が出るか、でしょうが。

 私は色々なブラウザを使っていますが、それぞれの位置づけはこのようになっています。

Mozilla Suite
 通常閲覧用。いわゆるデフォルトブラウザ。サイトの表示確認などは全てこのブラウザを基準に行っている。
Mozilla Firefox
 2ちゃんねるに貼られたリンクを踏む時専用のブラウザ。アップローダー巡回にも使うことが多いので、広告カットCSS搭載。
Live2ch
 2ちゃんねるブラウザ。2ちゃんねるの閲覧専用。
Sleipnir
 IEでしか動作しないページに行く時に使うブラウザ。
Internet Explore
 ウインドウズアップデーター専用ブラウザ(笑)。
Opera
 たまに起動して、メモリ使用量が多いなと文句を言うためだけのブラウザ(コラ)。CSSの大規模な変更を行った時にレイアウトの崩れなどがないか調べる時にだけ使用。
Lynx
 広告がうざすぎてしょうがないページや、忍者にはじかれるサイトを閲覧する時専用のブラウザ。

 まあ、このようになっているのですが、メインブラウザが開発終了となるとサブブラウザ的役割のFirefoxに移行するか、NN8.0を使うしか方法がなかったわけですね、今までは。やはり拡張をインストールしない状態、すなわち、デフォルトの状態で『メモリへの常駐』機能が使えるというのは便利だと思います。個人的にMozillaを使い続ける理由は、この『メモリへの常駐』と『きめ細やかなクッキーの設定』が可能なところです。MozillaはGUIベースでクッキーの設定を8項目4段階にわたって調整できます。対するFirefoxは1項目2段階だと思いましたから、その差は歴然ですね。
 ネスケ8.0がGecko(Mozilla系)とTrident(IE系)の二種類のレンダリングエンジンを切り替えられるというのは利点ですけど…NNはなぁ…黒歴史が………(笑)。

中の人

 メルコを始めとした各社が初心者向けに出している外付けドライブが有りますが、分解してみると普通の中付けドライブと変換用の基盤だけ、と言う事実を初心者の何割が知っているかは分かりません(むしろ知っている時点で脱初心者?)。
 さて、私も外付けで一台のCD-RWドライブを持っています。そして、パソコン本体には壊れたCD-ROMドライブが未だに搭載されたままです。
 ここまで書いて何をやったか予想できる人は日記玄人です(意味不明)。

 雨も上がり、気分の上々な水曜日。ディスプレイを買い換えないとと思いつつ、大きいディスプレイにするとディスプレイの周りにある外付けドライブを片付けなくてはいけません。何処におこうかなと悩んだ時、ひらめいたのです。『外付けCD-RWドライブ』が一台ある。『中付けのCD-ROMドライブ』は壊れている。『外付けのドライブの中身は中付けドライブ』である。この三つがそろった時、一つの道が見えたのです。つまり、外付けドライブを分解して中付けドライブを取り出し、壊れている中付けドライブと取り替えてしまうと言う道が…。

 と言うことで、早速やってしまいました。作業時間十数分。取り替え完了です。ディバイス名も正確に認識できていますし、種類もOKです。こういう改造が手軽に出来るのは自作パソコンの強みですね。
 このような改造を行う場合の最大の利点は………DMA転送が使えるようになると言うことでしょうか。それとUSBにおける転送の不安定さも回避できますね。音楽的話題にこじつけるなら、ACアダプターが一つ減るので、電源ノイズが減少するということでしょう。

 ちなみに中身が無くなった外付けドライブの入れ物については、壊れたドライブを入れておきました。

 さて、気分もいいことだし、ストライキした電球の換えを買ってこないと。

ストライキ?

 つい先日、製図を書こうとしたらシャーペンが身を挺してストライキを行った(つまり折れた)という話をしましたが、今度は製図を書こうとして電気スタンドに電源を入れたら電球のフィラメントがストライキをしました(つまり切れた)。3つも買いだめをしたはずなのですが、既に3つとも切れていたので、また新しいのを買ってこないと行けません。幸い水曜日は買い物の日。ちょっとヤマダ電機まで行ってきます。
 ………………………食品を買う店がへ5キロ。ヤマダ電機がへ5キロ。

日記レス

 なるほど、ポニーテールに萌えますか。ポニーテールなら何でもOKですか。そのまま待っていてくださいね、今私が自分の髪をポニーテーr(みいなの検閲により削除。理由コード:迷惑行為等防止条例違反の疑い)。
 うなじと鎖骨は最強のアイテムです。特に浴衣を着ている場合鎖骨は見えづらい状態にあるため、見える瞬間と言えばそれは………はだけた瞬間、ですね。

 ………みんなで浴衣を着てビリヤードなんていかがですか(ぉ 。玉を狙う時姿勢が前屈みになって(以下略)。

みんなの心へのレス

 最近日記の調子がおかしいなと思っている方へ。「何を今更。

エイプリルフールネタだと思っていたら本当にやるみたい

 『オタク検定試験』と言う試験があるのですが、ネタだと思っていたらマジみたいです。私が思うに、オタクの定義は知識量ではなく、自分の好きなものにどれだけ時間をかけているかではかれると思います。知識はその結果身に付くもの。すなわち、オタクを構成する要素として、まず『好み』があって、その好みに費やす『時間』があって、その結果『知識』となるわけですから、知識はあくまで生成物。すなわち、オタクの本質とは微妙にそれているような気がするのです。
 例えばドラえもんに詳しい人が居たとして詳しいだけではそれで終わりですが、ドラえもんに時間を費やしているとなるとオタクっぽいと思えませんか?

 先日“文章オタク”に皆さんから認定された私も文章に関わる時間は多いですし、関わった時間に比例するようにして知識が増えているのですから、やはりオタクの基礎となるのは時間であって、知識ではないような気がするのです。
 ここで大事なのは、時間は絶対量ではなく、日常生活や社会生活を24時間からさっ引いて、残った時間の何割を自分の趣味に捧げているかと言うことです。すなわち相対量。毎日仕事に精を出している人が、自由時間の何割を趣味に使うことが出来るかと言うことがオタクのバロメーターとも言えます。つまり、24時間趣味に捧げている人と、余暇の2時間を全て趣味に捧げている人は、二人とも100%となり、十分オタクと言える、これが私のオタクにおける定義です。
 オタクの定義として『自分の趣味に際限なくお金をかけることが出来る消費者』と言うものも有りますが、お金をかけなくて済む趣味だってあるわけですから、やはり時間だと思います。色々な利害を無視すれば、お金はいくらでも稼げますが、時間を稼げる量は限界があります。すなわち、その限られた時間を自分の趣味に捧げていると言うことは、それだけですばらしいことですし、まさにオタクと言えるでしょう。

 さて、この検定試験で問題になりそうなことをざっと予想してみると、設問に誤りがある事がオタクの指摘によって発覚する可能性があると言うことです。問題を誰が作るかは知りませんが、回答するのはオタクです。その道のプロです。プロに出す問題なのですから、プロが作らないと行けません。つまり、オタクの知識量を測る問題をオタクが作らなければなりません。すなわち、オタクを測るのがオタクになるわけです。では、そのオタクを測るオタクは誰がどのようにして審査するのか、と言うことです。
 かなり前の話ですが、とある学校の入学試験でAと言う作者が書いた小説を取り上げ、問題にした後、Aと言う作者本人がその問題を解いたら殆ど0点に近かったと言う話があります。これが何を意味しているか。Aと言う作者が考えたことはAという作者本人か、それに近い人しか計り知れないと言うことです。つまり、どこかの学校の先生が作った問題はあくまで先生の予想の範疇であり、作者が本当に表現したいことを言い当てていない可能性があるのです。だからこそ、オタク検定の問題はオタク自身が作らないと行けないのです。で、そのオタクを測るオタクはいったい誰が審査(以下略)。
 これはあくまでオタクが問題を作った場合ですからいいとして、先に挙げた『設問に誤りがあることがオタクの指摘で発覚』というのは案外と多そうです。

 まぁ、ここから先はあくまでも勝手な予測ですが、オタクと言っても一般的に『オタク』と使った場合、狭義のオタクである『アニメ・ゲームオタク』を指す場合が殆どですが、オタクには様々なジャンルが有ります。例えば、私の場合は今のところ『文章オタク』ですが、このオタクに対して行われる試験は有るのでしょうか。もしこの試験がしばらく存続するのならば、そのうち部門が沢山出てくるのでしょうか? また、基本的にオタクは自分の得意ジャンルというものがあり、エヴァンゲリオンオタクならエヴァンゲリオンにのみ詳しく、他の話題はそうでもないと言うことが多いかと思います。と言うことは、今後この試験が存在するのならば、

 試験概要。
 これはアニメ系オタク試験である。設問は基本知識40点満点、専門知識60点満点で採点され、それぞれ8割以上の得点を有したものだけ合格とする。基本知識は全員が答えるとし、専門知識は以下に定められたジャンル、または番組名の中から一つのみを選び回答すること。なお、アニメ系オタク試験において、一つ以上のジャンルでオタクの称号を有しているものは、基本知識の試験を免除される。

 ジャンル一覧。
 専門知識部門はジャンルを選択しそのジャンルにのみ答えることになる。ジャンルのリストは以下の通り。
 ドラえもん、エヴァンゲリオン、(以下65536タイトルほど省略)。

 頑張って、問題を作ってくださいね♪

 と言うことで、色々と楽しみにしています。

 ちなみに、個人的見解ですが、この検定、オタク人口を見据えた営利目的にしか見えないんですよね。国民の4人に一人が確実にマーケティングの対象になる介護用品に参入する企業が爆発的に増えたように、オタクの人口をマーケティング対象にとらえたビジネスにしか見えないと言うこと。
 まあ、野村総研だったかが出したオタク人口が180万人ですから、もしかしたら結構大きな市場規模になり得そうですけど、オタクビジネスに共通して言えることは『流行るか流行らない』です。流行れば大当たり、流行らなければ大はずれ。もちろん、他の人が目を付けないところに目を付けるのもオタクの仕事ですけど、絶対量が少ないわけですから商売としては成り立たないですよね。果たして商売として成り立たないかもしれないと言う危険性を犯してまで、商売として成り立たなくてもがんっている同人作家を含めたオタクの世界に飛び込むことが出来るのか、それが見物です。

 大体にして、オタクって、『頑張ってなる』ものじゃなくて、『気がついたらなっていた』と言う世界ですから、それを試験で判定しようと言うこと自体が間違っていると思うんですよね。精神性を試験で測ること自体が不可能なのですよ。

2005年7月7日 (木曜日)

笹の葉さらさら

超えられない金額という壁

 私が使っている製図道具は5年以上前に購入したもので、当時ならそれで良かったものの、今では長さが足りなかったり種類が足りなかったりして、私の求めている機能を満たさなくなりつつあります。そこで新しい製図道具を探そうと思い立ち、今現在お世話になっている“UCHIDA”のサイトに行ってみました。これは、と思うコンパスを見つけ、値段を確認したら………6000円…。コンパス一つに6000円ですか………。ハードオフに行ったらジャンクのパソコン3台は買えますよ。原画集にしたら2冊ですよ。
 しばらく新しい製図器を買うのはあきらめます。

 そういえばこの間とある業務用ショップ(と言っても“グントー”の事ですが)に行って、定規を見ていたら『目盛りが端からある定規!』とかいううたい文句の定規があったのですが………それって、定規じゃなくて『物差し』って言うのではないですか?

2005年7月8日 (金曜日)

二度あることは…

あっ、あれ?

 一度あることは二度ある。

 のりのいい曲調を持ったアニソンの正道を行ったとも言える5月バージョンから一転して、スティールギターをバッキングに持ってきた涼しげなナンバー。これだけ曲調が変わっているのに同じアレンジャーというのは個人的に尊敬できます。

風呂に入る

【マージン】 「流石にそろそろ限界です…。」
【パディング】 「マージンに同じく。」
【ボーダー】 「同じく~。」
【みいな】 「三人そろってどうかしましたか?」
【ボーダー】 「あのね、御嬢様のことなんだけど。」
【みいな】 「………………………同じです。私もそろそろ言おうかと思っていた頃です。」
【インポータント】 「助かります。流石に私も………。」


【みいな】 「失礼します。」
【雪冬】 「どうぞ~。」
【みいな】 「…わっ…。」
【マージン】 「うっ。」
【パディング】 「…えっ。」
【ボーダー】 「…えっと…。」
【インポータント】 「ありえない…ですね………。」
【雪冬】 「どうぞどうぞ、お入り。」
【みいな】 「宙に浮ける私はともかく、他の皆さんにとっては足の踏み場もないのですが…。古風な表現をするならまさに『豚小屋』です。最上位の表現をするならば『豚小屋に豚が三匹』です。」
【雪冬】 「仕方が無いじゃない。締め切りが近いんだし。ところでみんなでどうしたの?」
【みいな】 「今日はお伝えしたいことがあって参りました。」
【雪冬】 「ものすごいかしこまってるわね。」
【みいな】 「雪冬さん。臭いです。」
【雪冬】 「ん? 部屋が?」
【みいな】 「雪冬さん自身が、汗臭いのです。このままではメイド達の仕事に支障が出ると決まりましたので、強制的にお風呂に入って頂きます。」
【雪冬】 「ちょっ! その間誰が作業するのよ。」
【マージン】 「わ、私は食事の用意が。」
【ボーダー】 「私は部屋の掃除が。」
【パディング】 「私はボーダーの手伝いが。」
【インポータント】 「私は3人の管理が。」
【ATOK】 「私は整理担当ですから。」
【サンダバコ】 「私はメールの整理がありますから。」
【みいな】 「私はそもそも物に触れられませんし。」
【雪冬】 「ということで、この勝負私の―――。」
【みいな】 「特攻!」
【全員】 「きーっ!」
【雪冬】 「ちょっ、まってっ。って、それ以前に、何でみんなショッカーの鳴き声?」

【みいな】 「いったい、最後にお風呂に入ったのは何時ですか? シャワーは毎日ですからともかく、お風呂は何時ですか!?」
【雪冬】 「えっと………設計3の第一課題を提出したその日に入ってお風呂場で眠りかけたあたりだから………5月の―――。」
【みいな】 「………………………それ以上はいいです………。北欧ならまだしもここは日本です。こまめにお風呂に入らないと、このままでは屋敷が疲弊してしまい、まさに危急存亡の秋です。直ちにお風呂へ!」
【雪冬】 「ちょっ! 1800年前の文献(“出師の表 (著:諸葛孔明)”)から引用改変することはないでしょ。っていうか、そんなの引用したら一部の読者にしか分からない―――。」
【みいな】 「何を今更。」
【雪冬】 「人の決め台詞を勝手に使わない。」
【みいな】 「さっさと入らないと必殺技(“65536アンペア×65536ボルト”)を使いますよ?」
【雪冬】 「………………………はーい………。」


【みいな】 「任務完了。」
【全員】 「流石です、みいなさん。」

 たぶん…5月の16日です。

最新の………

 サンダバコが加えて持ってきたメールのタイトルに『最新ツインテール』と書いてあるのを見て、喜び勇んでメールを開封しようとしたら『最新デザインツール』の読み間違えでした。ソフマップの馬鹿やろー。

 よりにもよって7月7日(昨日)は『ポニーテールの日』だし………。

悩む夕食事情

 金曜日は帰りが23時をすぎるのですが、こう言う時に悩むのは夕食です。食事担当のマージンがいるこのとき、食事のことについて悩むのはおかしいのでは、と思う方もいるかと思いますが、これが結構悩みます。
 問題はその時間。帰ってくるのが23時となると、そこから調理をするわけですから食事にありつけるのは24時。食後二時間は寝ないというのはもはや常識ですから、24時に食事を取ったのなら寝る時間は26時に。土曜日も授業がありますから、起床時間も制限されています。
 そんなこんなで、どうしても金曜日の夜はコンビニ弁当になってしまうのですが、400円で睡眠時間を確保できるのならそれでいいかな、と。とりあえず、来週は食事を作る時間がとれるはずもないので、日曜日に作り溜めておきましょう。

 …夜に料理をすると、次の日の朝と昼は夜の余り物で行けるので、結局夜に調理することに………。昼間は課題をするので、料理に時間を割けないとなると、結局夜にご飯を作ることに………。あぁ、悪循環。

2005年7月9日 (土曜日)

繰り返す日常

朝の仕事

 朝起きて一番始めにすることと言えば、窓を開けて空気を入れ換えることです。なにせ24時間連続で2台のパソコンが動いているので、そのパソコンの排気によって空気はいとも簡単に汚れます。それこそ、煙草の煙のようにダイヤモンドより少し柔らかい程度の粉塵が飛び散っているわけではないですから、それよりは安全でしょうけど、空気がよどんでいるのも事実。目覚ましを止めて、その足で窓を開けに行って水を一杯飲んで、こうして私の朝が始まります。
 どんなに忙しい時でも必ずやることと言うのが人間にはあって、私にとってはこの『窓を開ける』というのと『日記を書く』と言うことが該当するようです。こうした無意識の領域がその人の一部を支配しているとなると少しおもしろいものがあります。

貴方の好きな

 ふと思い出したのですが、今の学校にはいる時の面接の質問の中に、「貴方の好きな建築家は誰ですか?」と言う質問がありました。私は祖父が棟梁でしたので「祖父です」と答えたのですが、「もっと有名な人では?」と聞かれて言葉に詰まりました。後から思えば、「世界的に有名な人では距離が有りすぎて実感がもてません。身近な人を指すことは良くないことでしょうか」と訪ねれば良かったと思ったのですが、流石に、面接で学校を汚した人ですのでそこまで言う勇気はありませんでした。
 ただ、何度か日記にも書いたので、ご存じの方もいるかと思いますが、私がアーティスト単位と言ったレベルでその人の作品を好きになると言うことはありません。例えば、私の好きなアーティスト(言葉の彩ですが)はZARDですが、その中でも、嫌いな曲は結構多いです。半分以上が該当するかもしれません。私が『好きなアーティスト』と言う言葉を使う時、それはアーティストのことが好きなのではなく、そのアーティストの出す曲が確率的に私好みの曲であることが多い時です。つまり、アーティストで選んでいるわけではなく、好きな曲がたまたまそのアーティストだった、ということなのです。ですから、ZARDの曲の中でも、「こんな曲聞けないよ」と言うものから「この曲良いね!」と言うものまで有ります。言い換えれば、『ZARDが好き』なのではなく『ZARDの●●という曲が好き』と言う訳なのです。
 ですから、先ほどの面接の質問、『貴方の好きな建築家は誰ですか?』と言う質問に、固有名詞を挙げること自体が私の心情に反していると言うことになってしまいます。そうして考えてみると、あのときは答えなくて正解かな、と思いました。今も『好きな建築家』と言う人は私の中に存在しません。

 ただし、アーティスト単位で嫌いな人というのは存在します。オレンジレンジとかね。人の曲パクるなって。


 ちなみに、上の文の中に『面接で学校を汚した』と言う一文がありますが、この事について説明しておきましょう。面接を受けた当時から日記を書いているのですが、この事には触れていませんでしたし。

 私の学校は面接が3回あり、それぞれ5分程度なのですが、第3面接の時だと思います。面接官に「最近気になることはありましたか?」と聞かれ、その回答の中で間接的に学校を責めました。
 学校がある町の駅を降り立った時、改札を抜けると自転車が駅の中を走り抜けていきます。その駅はちょうど幹線道路を遮るような位置にありますから、駅の中を自転車が通り抜け、裏側に抜けると言うことが結構あります。本当は降りて通行しなければ行けないのですが、それを守っているのは一部で、殆どは走り抜けていくわけです。
 そのような事例を目の当たりにした私は、『最近の気になること』についてこの問題を取り上げ、次のように答えたことを未だに記憶しています。

「M駅についてです。M駅構内を、自転車が走り抜けていけますが、注意やマナーなどで押さえつけるのも限界があります。ならば、こういった問題は建築的に解決する必要があるかと私は思います。しかし、建築科がある学校がここに存在するのに、この問題に関して何も動いているように見えないのはおかしいと思います。」

 これを言い放った時、面接官の3人の先生の反応は、『「おぉ」と小さくうなずく』『原稿から目を離し私を見つめる』のどちらかに別れました。それを見た時私は、『よし!』などと内心思ってしまいました。どうやら、言いたいことを言うと言う私の性格は、どこでも起こりうるようです。
 まぁ、そんな私も今ではその学校の生徒というわけです。他の面で評価されたのか、あの事件のことが評価されたかは分かりません。小論文も結構自信があったのでそちらかもしれません。ただ、合格したという既成事実が残るまでです。

スパムメール最前線

 スパムメール本文に書かれているアドレスの末尾にアルファベッドが幾重にも続いている場合、メールアドレスが暗号化されているとここでも書きましたが、最近はもう少し高度になっているようです。
 見かけはテキストメールですが、実は HTML メールになっていて、メール本文では普通のURLだけど実際にリンクされるURLはメールアドレスが暗号化されているURLとなっているようです。流石にこのような手口には驚きました。結局、スパムメールのアドレスは踏むなと言うことですね。

<a href="http://www.******.com/os.php?メールアドレスが暗号化されている部分">メール本文上のアドレス</a>

 Outlook Express では、リンク先のアドレスがステータスバーに表示されませんから、そのようなメーラーを使っている人はいとも簡単に引っかかると言うことですね。

分別回収でゴミは減ったか

 『分別回収でゴミが減った!』と言う報告がテレビや新聞をにぎわせますが、果たして本当でしょうか。確かにゴミは減ったかもしれませんが、仮定から出る廃棄物そのものの量は変わっていないのではないでしょうか。つまり、今まではゴミとして出していたペットボトルがリサイクルに回っただけで、家庭から出た物そのものの量は変化していないという事です。もしかしたら、ゴミが減ったと勘違いしているところで、廃棄物そのものの量は減っていないのかもしれませんね。

 さて、そんな矛盾点が見つかる今日のリサイクル思考。個人的にはうれしいなと思いつつも、やはり疑問点が残ります。例えば、ペットボトル。とある会社がつぶせるペットボトルを開発し、これによってゴミが減ると言っていますが、減ったのはゴミの体積であってゴミの質量自体は変わっていないわけですね。ペットボトルに限って言えば、以前書いたとおりペットボトルを作るには莫大なエネルギーが必要ですから、それを分解してもう一度材料に戻すにも莫大なエネルギーが必要であると言うことは簡単に分かりそうです。
 リサイクルとは、製品の製造・消費の過程にもう一度戻してあげることです。すなわち、一度材料に戻さなければ行けないのです。リユースとは製品そのものをもう一度使うことです。つまり、材料に戻すことなくそのまま使うと言うことです。わかりやすく言えば、前者は、ガラス瓶を溶かしてもう一度ガラス瓶にすること。後者はガラス瓶を洗ってそのまま使うことです。どちらがエネルギー使用量が少なくて済むでしょうか。ガラスを溶かすには加熱する必要があります。加熱をするためにはそれだけの熱エネルギーが必要です。対して、ガラスを洗うのはそれほどエネルギーを必要としません。確かに洗剤などを消費しますが、その洗剤だって今は水と二酸化炭素レベルに分解可能な洗剤が出ていますから、それほど気にする必要もないでしょう。勿論、石灰で洗えば最強ですが(笑)。

 学校給食で出される牛乳が、瓶から紙パックになりましたが、両者の特徴はリサイクルできると言うことです。細かい言い方をすれば、瓶はリユース、紙パックはリサイクルです。瓶は洗ってもう一度使えますが、紙パックは一度繊維まで分解して作り直さなければなりません。紙パックに移行した最大の理由は『軽い』と言う物ですが、循環に戻すためのエネルギー使用量は増えたと言うことになります。大体にして今の小学生は太り気味と言いますから、重い瓶を運ばせて多少なりともカロリーを消費した方が逆にいいんじゃないですかね(笑)。

 そんなこんなで、『リサイクル』と叫ばれる今日、リサイクルに必要なエネルギーまでは論じられていないのが現状。リサイクルとリユースを混同することが既に笑止千万ですが、とりあえず、両者を比べた時、リユースの方が遥かにエネルギー使用量が少ないと言うことだけは確かです。エネルギー使用量が少ないと言うことは、二酸化炭素使用量も少なくて済むと言うことですから、リサイクルよりも圧倒的に環境に優しいと言うことになりますね。
 広義のリサイクルは確かにリユースも含むかもしれませんが、全く性格が違う両者を一つの単語で扱っていいとは思えません。

 さて、ペットボトルの話に戻りましょう。大量のエネルギーを消費して作られたペットボトルは耐久性も高いことでしょうから、瓶のようにリユースすることも可能でしょう。と言うことで、ペットボトルもリサイクルより更に高位の位置にあるリユースすることを考えてみては如何でしょうか。昔のお店みたいに、ペットボトルを店に戻すと10円戻ってくる、なんて言うのはどうでしょうか?

 話が飛び散って申し訳ないですが、食品トレイについて。お店で肉や魚を買った時についてくる食品トレイが有りますが、アレって結構無駄なんですよね。肉や魚の値段には食品トレイの値段も含まれています。しかし、食品トレイは捨てなければなりません(リサイクル送りは除いて)。ゴミを捨てるのにはお金が必要ですから、食品トレイについてもお金を払っていることになります。つまり、ゴミになると分かっていて私達はそれを買っているわけです。例えば、食品トレイの値段が5円だとして、処分費用も5円としましょう。魚を120円で買ったら、115円が魚のお金で残りの5円がトレイの値段です。魚だけを買えば115円で済むのに、トレイの購入費用と破棄費用の併せて10円も無駄な出費をしていることになります。ね、意外と無駄遣いでしょ?
 勿論、一つあたりの値段はもっと安いでしょうけど、一週間に一度買い物をするとして、その時5個の食品トレイがついてきたとします。一年は52週間ですから、52*5=260個。一個あたりの購入費用と破棄費用をあわせて2円だとしたら、一年で520円ですね。意外と安いと感じる方もいるかと思いますが、破棄するのには人件費や施設の維持管理費なども有ります。それを私達は税金という形で支払っているわけですから、実際はもっと金額が上乗せされることになります。
 ゴミを買ってゴミを捨てる。なんか、馬鹿みたいだと思いませんか? いずれ書こうと思っていますが、一番お金を無駄遣いしているのは私達一般人という可能性が有るわけです。

 話を強引にまとめると、リサイクルとリユースは全然違う物で、リサイクルと叫んではいるものの、リサイクルに必要なエネルギーは叫ばれていないということ。ペットボトルのリサイクルにどれだけ二酸化炭素が消費されているのでしょうか。
 大体にしてペットボトルの原料も石油ですから、後40年もすればペットボトルもこの世から姿を消すわけですね。循環型社会を目指そうと超えたからかに叫んでいますが、元になる材料が無くなればそれで終わりという物です。

2005年7月10日 (日曜日)

タイトル未決定

アニソン

 以前、『アニソンをかかっているのを見たことがない』と言う意見が届いたので、プレイリストの中のアニソンを数曲増やしてみました。確率的には10パーセントぐらいでしょうけど………。
 ちなみに、1曲だけ入っているJ-Popは『ぺちゃぱい』です(うわ)。

 I'veの曲でお勧めの明るい曲があったら教えてください。もはや沢山ありすぎて全曲聞けているわけではないので、持っていても聴いたことがない曲が結構あるのです。

史上最大のスペクタクル

 設計3の締め切りとインテリア2の締め切りがほぼかぶったよ。両方とも、図面と模型とプレゼンパネルを用意しないと行けない課題なのですが………死ねと?
 鈴響雪冬のタスクに全米が泣いた!

今年の流行語 2

 前二つは少し脳内人気にかげりが………。「想定の範囲内(外)」は…ちょっと飽きてきたかな。「御主人様と呼べ」は使い勝手があまり良くないし…。「何を今更」は今大ブームです。
 去年の流行語は「ついかっとなってやった。○○なら何でもよかった。今は反省している。」ですけど、今年は何になるのかな?

買い物

【マージン】 「あれ~、御嬢様は~?」
【インポータント】 「先ほど、みいなさんと一緒に買い物に行かれました。」
【パディング】 「珍しいですね、みいなさんも一緒に行かれるなんて。」
【マージン】 「それでー、何しに行ったの?」
【インポータント】 「買い物に行くと言われていました。」
【パディング】 「買い物なら私達に任せてくれればいいのに…。」
【インポータント】 「いえ、「これは自分の戦いだから自分で兵糧は用意する」とおっしゃっていました。」
【マージン】 「兵糧?」
【ボーダー】 「食料の事だよ、マージン。」
【パディング】 「具体的に言えば、戦いなどにおける兵士の食料の事ね。」
【インポータント】 「それにしても…兵糧を買いに行くとはどういう事でしょうか…。」
【ATOK】 「すぐに分かるわよ。」
【インポータント】 「ATOKさん。」
【ATOK】 「ちなみに、兵糧の意味はね、『将兵のための食糧のことで、一般的にも食糧の意味で使う事がある』というものよ。」
【マージン】 「さっすが!」

【雪冬】 「ただいま。」
【みいな】 「ただいまです。」
【インポータント】 「お帰りなさいませ、御嬢様。ずいぶんと沢山お買いになったようで。」
【マージン】 「ねぇねぇ、何を買ったの?」
【雪冬】 「兵糧。」
【みいな】 「言い換えれば、修羅場専用食料。」
【マージン】 「スパゲッティーに、チャーハンの元………うわ、簡単調理系。」
【雪冬】 「ということで、マージン。19日まで私の分の食事は作らなくていいから。」
【マージン】 「えー。」
【雪冬】 「だって、一人だけ別になると準備も面倒でしょ? それに、いきなり夜中に食べたいと言われても困るだろうからね。自分の分は自分で用意するわ。」
【マージン】 「わかったよ。」
【雪冬】 「水曜日ぐらいに、木牛・流馬によって更に食料が運ばれてくるから。」
【マージン】 「木牛? 流馬?」
【ATOK】 「諸葛亮孔明、生没年181年から234年。中国、三国時代の蜀に使えた軍師が開発した、輸送用の四輪車と一輪車の事です。」
【みいな】 「言い換えれば、宅配便で食料が送られてくると言うことですね。」
【雪冬】 「そ。もう調達しておいたから、そのうち実家から届くわ。」
【インポータント】 「了解しました。」
【雪冬】 「それじゃあちょっと逝ってくる。」

定番アイテム

 この時期になると何故か“広瀬香美”の曲が聴きたくなります。えぇ、真夏に広瀬香美。最高の組み合わせです。サザンやTUBE、B'zといった諸々の夏向けアーティストが苦手(全国500万人ぐらいを敵に回したかもね)な私にとって、夏をイメージさせる曲にはあまり良い曲が無いので少し残念です。“KinkiKids”の“フラワー”は結構好きだったりしますが…。
 話を戻しましょう。この時期になると広瀬香美の曲が聴きたくなります。去年もこんな事を書いていると思います。何故か、夏、何ですよね。スキー場でかかる広瀬香美もいいですけど、真夏の広瀬香美もいい感じです。

 スキーと言えば、私はとりあえず滑れますが、あまりスキーに行くというわけではないので、広瀬香美の曲はスキー場で、と言うイメージはあまりありませんね。
 そんなこんなで、この時期は一時的でありながら、J-Popを聞く確率がほんのわずかに上昇する季節です。

 久しぶりに、AKIBA-Pop抜きの話題でした。


 ちなみに、AKIBA-Popで夏をイメージさせる曲と言えば、“げっちゅきっちゅSummer”や“夏色小町”、“夏草の線路”、“あちちな夏の物語”、“鳥の詩”のあたりでしょうか。今思えば、ゲームの雰囲気が最優先される世界ですから、それほど季節感は重視していないのかと言えば、あながちそうでもないようですね。ゲームの雰囲気に季節が一役買っているとこの傾向はますます強いようですね。結局、ゲームの楽曲はゲーム雰囲気によって規定される、と言うことでしょう。

 それにしても、自己紹介の好きなアーティストの蘭に、“広瀬香美”と“堀江由衣”と言った声優達が一緒に並んでいるところは自分で見たも笑えるものがあります。

  • 川澄綾子
  • 堀江由衣
  • 坂井泉水
  • 中島みゆき
  • 小田和正
  • 槙原敬之
  • 広瀬香美
  • NANA
  • 長谷川めぐみ
  • 研ナオコ
  • かぐや姫
  • 中村あゆみ
  • 佐藤裕美
  • KOTOKO

 本当、女性アーティストだらけ。

一般人とオタクの違い ~プリンター編~

一般人
「さぁ、もうすぐお正月。年賀状を100枚作らないと。」
オタク
「さぁ、来週はイベント。50ページの本を50冊作るから、2500枚一気に印刷するぞ~。」

 こうして我が家のプリンターは、通常の三倍以上の速度で劣化していくのでした。実家に寄贈した初代同人誌印刷マシーン、 PM770C のプリンタヘッドがそろそろ限界のようです。

初出: 2005年7月1日
更新: 2005年7月8日
著作: 鈴響 雪冬
Copyright © 2005 Suzuhibiki Yuki

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