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2年間連続日記更新達成まで、17日。
ちょっと現地調査に行ってきますよ。
あぁ、出発する前に一言言わせてください。昨日学校で、ロングスカート(ガーゼ地で薄茶色)を穿いた人を見かけました。…む、脳内保存完了。
季節が季節ですが、白いワンピース(勿論くるぶし丈)に裸足+サンダルっていい組み合わせですよね。
現地調査から10時半頃に帰ってきて、ずっと模型を作っていたのですが、ただ模型を作っているだけだとアレなので、録画していたアニメを見ることに。メディアプレイヤークラシックにクロノクルセイド全話(24話)を突っ込み、連続再生開始。放送終了からだいぶ時間が経ちますが、ようやく最初から最後まで見ました。
なるほど…薦められた理由がわかるような気がします。これは確かにおもしろいです。
で、あまり感動したところを書くと、読んだ人が『これはおもしろい作品だ』と過剰な期待を抱き、実物を見た際にあまり感動しない(過剰な期待は絶望を二乗する)と言う事象が発生するので、感想は全くと言って記述しませんが、一言。アズマリア萌え(ぉ 。
…なんか、物語のシリアスさを一言でかき消すような不純な感想ですけど、気になる人は DVD でもレンタルして全部見てください。
…さて、作業に戻ります。
2年間連続日記更新達成まで、16日。
【雪冬】 「ただいま~。」
【みいな】 「お帰りなさい、お疲れ様です。」
【メイド達】 「お帰りなさいませ。」
【雪冬】 「…なんどかこのやりとりを繰り返してるけど………人数には圧倒されるね…。」
【みいな】 「はい…。」
【雪冬】 「それよりちょっと聞いてよみいな。」
【みいな】 「ん?」
【雪冬】 「朝早く起きて雨もやんでさわやかな朝。風がある中敷地模型を学校まで自転車で運んで、その帰り道、、風向き追い風、家まで数百メートルって言うかなり気分は上々の時の話よ。交差点に犬が居て、どこかに向かって声たからかに「ワン、ワン」ってほえていたのに、私と目があった瞬間「わ…ぎゅりゅん…」みたいな鳴き声上げて黙ったんだよ。これってどういう事よ。」
【みいな】 「あぁ………おいぬ様に御慈悲を…。」
【雪冬】 「…江戸時代に行ってこい。」
…本当に何だったのでしょうか…。
模型は風にあおられて大変でしたけど、何とかはこびました。雨がやんだだけでも気分がいいというものです。
さて、2年連続日記連続更新のカウントダウンを始めました。結構重要な事柄が、書いていない日の日記を後になって記述すると言うことをほとんどしていないことなのです。今年に入ってからはまだ1日分だけ(のはず)ですし、去年もそんなに多くないはずです。
後二十日を既に切っています。短い日も長い日もありましたけど、ここまで来ました。さぁ…やらないか(違
。
ご存じの通り私が使用している打ち込みソフトはCherryですが、作者が行方不明(あくまで表現的な意味)になってから数年が流れますが、いよいよ動き出したようです。
何度かここで紹介した2ちゃんねる内部にCherryスレッドがあるのですが、そこで修正パッチが公開されました。Cherryの主要なバグである『歌詞をテキストとして出力してしまう』と言う問題を解決するパッチです。
さらに改善は進むようで、Cherryの潜在的問題である『ユザー指定のコントロールを表示できない』と言う問題も解決するためにがんばっているようです。
Cherry使いとしてはかなりうれしい展開になりつつあります。プログラムができない私としては見守るしかないのですが、もうしばらくCherryは使えそうですね。
私の環境ではうまく動いています。歌詞が出力されているかどうかの画像での動作報告。画面は T-midi ですが、きちんと歌詞が出力されていることがわかります。こみパメドレーは容量(603KB)や歌詞(歌詞入り)、小節数(807小節)、長さ(26分)、打ち込み(やたらに細かいCC達)、EFX(2、3箇所で使用)、フィルター(全曲で使用)、等々、シーケンサの動作の確認にはもってこいのファイルなのですが、これがきちんと出力されると言うことはたぶん大丈夫だと思います。
知識は曖昧なのであれですが、どうやら数バイトレベルでの争いがあったようです………。ByteですよByte。2HDフロッピーディスクですら1,457,664バイトあるのに、数バイトですからね………。すごいものです…。
2年間連続日記更新達成まで、15日。
特に日記の方針変更を図った、と言うわけでもないのですが、いつの間にかこのサイトの日記は『日記』から『日々思う』に変化したわけですが、記述する内容が変わったとしても、その人個人の生活の基盤はあまり変わっていなかったりします。
サイトを運営し始めたのはもはや3年と数ヶ月前の10月15日。その時も今も同じ学生を続けていますが、節目で生活が変化することがあっても、それ以外はあまり生活という物に変化はない。強いて言うなら、履修に併せて起床時間や買い物に行く日をずらすぐらいで、さほど大きな影響は与えてないのです。
もっとも変化がないのは学校から帰ってきた後の時間の過ごし方です。学校に行く時間は変化しても、帰ってくる時間は毎日同じと言っても過言でありません。その影響もあり、帰ってきてからの時間は今の学校に入学してから全くと言っていいほど変化していません。
私の学校が終わるのは、一応20時50分。遅ければ22時頃になることもあります。ここでは標準的な時間である20時50分の例を取って見ましょう。
学校が終わり家に帰るとだいたい21時頃になっています。家に帰ってきてまずすることは荷物を置いてテレビをつけて色々な雑用を片付けます。そして、何もすることなく1時間ぐらいを過ごします。帰ってきた直後はどうしても疲れがたまってしまっているので、まずは体を休めます。この時間が一番好きなのかもしれません。さんま御殿を始めとした私のお気に入りの番組が入っている時間ですし、学校が終わった開放感もある時間帯です。何をすることなくただぼーっとテレビを見る、これが帰ってきてからの1時間です。この時間帯は本当にやる気も起きないので、いかに課題がせっぱ詰まっていたとしてもこの時間だけは何もしません。
22時になると“空の彼方へ…”のカウンターを記録します。毎日22時、一応前後15分ぐらいまでにはカウンターを記録することにしています。カウンターを記録したら、foobar2000を起動して音楽を流しながら台所に向かいます。この文章からもわかるとおり、料理を始めるのは22時です。ご飯を炊き、炊きあがるまでの間におかずを作ります。この時間帯は台所にいるのでこの時間帯のテレビはあまり知りません。
23時ごろになるとご飯を食べることができるようになります。テレビを見ながらご飯を食べたり、インターネットをしながらご飯を食べたりと様々な様相で食べることが多いですが、だいたいはテレビを見ながらです。この時間になると流石に電話もかかってこないので、非常にまったりとした時間が流れています。場合によっては模型を作ったり図面を書いたりしながらご飯を食べることもありますが、効率が悪いので、先にご飯を片付けてしまってから、作業に戻ることがほとんどです。
23時20分になるとようやく自由になれる時間が確保できるようになります。だいたいこの時間帯はネットの世界に漂っていることが多いです。まずは何時も訪れるサイトを巡回し、日によってはたまに訪れるサイトも見て回ります。この時間帯に日記を書くことが多いです。日記レスはだいたいこの時間帯に書くようになっています。サイトの巡回を終えると2ちゃんねるブラウザを起動し、2チャンネルを閲覧します。頻繁にレスがつくところは毎日見に行きます。それ以外は時間が多く空いた日にまとめて読むことがほとんどです。
24時30分頃になるとサイトの巡回も終わっています。文字が多いサイトを巡るので、サイト数は少なくても結果的にこのぐらいの時間になります。この時間帯は睡眠準備です。日記を書いたりメールに返信をしたりしています。
25時をすぎると眠気が襲ってくるのでおとなしくベッドに避難します。布団に入ってから眠りにつくまで10分以上はかかるので、脳内3Dレンダリングエンジン+声優発音機構再現システム+ストーリー作成機能をフルに用いて小説のネタを考えたり、脳内連載している物語を進めたりします。いい物語や会話、場面が浮かんだ場合はすぐに枕元に置いてあるメモ帳にメモを取ります。このぐらいの時間になると、ようやく他のことに思考を傾けられるようになるので、恋人のことを考えたりしてもいます。
そんなことをしている間に思考はフェードアウト。一日を終えます。
歴史は繰り返すと言う言葉にあるとおり、日常も繰り返しています。しかし、微細な視点で見た時、昨日と全く同じと言うことはありません。そんな、毎日が変化し続ける日常も基本的な部分の生活はあまり変わりません。日常生活は人間の欲求と直結し、それに赴くまま、および、信条や趣向が反映され進行する物ですから、あまり変化しないのかもしれませんね。
ちなみに、今まで一度も説明したことがないのですが、タイトルの横に書いていることがある『時間』ですが、だいたいは書き終わった時間です。書き始めた時間ではまずありません。
このサイトで使っている掲示板は KENT で配布されている掲示板の改造版ですが、この
CGI の需要ってあるのでしょうか。あるならば公開したいと思うのですが…。
特徴は今までさんざん書いたとおりですが、気になる人は、今の掲示板に変わってから一番始めに投稿した私の記事に特徴を書いてありますのでそちらをどうぞ。
あっという間に5の5個ぞろ目を達成してしまいました。予定日より少し前倒しになりましたけど、ここまで辿り着きました。次は60000ヒットですね。まだサイトをやめるつもりはありませんので、よろしくお願いします。
ついでと言ってはアレですが、日記のトップページの警告文章を変えました。
最近アクセスログを見る時間もなくて放置していたのですが、一ヶ月分を読み込んでログを統計してみました。そしたら怪しいアクセスがありました。二週間ほど前、わずか5分間の間に700リクエストを試みた人が居るようです。しかも途中で"robot.txt"を読み込んでいます。サイト全体をローカルへ保存するソフトの可能性もありますし、自作のロボットの可能性もあります。どちらにしても、サーバーにはかなりの負荷がかかるのであまり許された行為ではないことも確かですね。日記ページにアクセスした際の挙動がいかにもロボットのような動きを見せてくれます。上から順番にリンクを読み込んでいますからね。
………まぁ………私として言えることは一つだけ。このサイト全体をローカルに保存するなんて…ハードディスクの容量の無駄ですよ(笑)。このサイトのファイルを全てダウンロードしよう物なら、240MBを消費しますし…。
ローカルへの保存云々については個人の自由ですから何も言うことはないのですが、あまりにも度を過ぎるとプロバイダーへ連絡することもあ可能ですし…。誰も見ていないと思っていると大間違いなのがネットの世界という物です。に
ちなみに、サイトへのリクエストが一番多いのは私という自信があります。foobar2000で音楽を再生するごとにCGIを呼び出していますから、一日に100回近くはリクエストをしていることになりますからね(苦笑)。4月は2000アクセスをCGIのコールだけで費やしているようです。
………DNSサーバーへのアクセスなんてもっと半端じゃないでしょうし。
先日紹介したサイトで修正パッチリリース4が公開されました。主な更新はユザーゲージ(演奏モニターの端二つに表示する項目を自分で決められる機能)が使えるようになったことだと思います。私の環境ではうまく動作しているようです。ピコピコ系音楽では必須のローパスフィルタやレゾナンス、カットオフも表示できるようになるのでうれしい物ですね。
- cherry.ini の ControlChange が実際は Control になっているのを修正
- パラメータボックスが数字以外の入力を受け付けるよう修正
- RT入力のポリフォニックキープレッシャの番号を修正
パッチを適用する際にCRCチェックを行い、正しいプログラムかどうか判断するようになっているようなので、過去の修正パッチを含め改造を施している場合は修正パッチを当てられないようになっているようです。きちんと歌詞が保存できないという問題も同時解決するようなので、安心してください。
今思えばパソコンのソフトはOSを含め、全てソースから成り立っていますが、そのソースがない状態でこうして修正パッチを出すと言うことは非常に労力を必要とする作業だと思います。…Cherry使いとしては感謝しなければなりませんね。
だいたい一月に一回、または、大規模なリニューアルをした時などサイトのファイルを全て圧縮してバックアップしているのですが、今月頭のバックアップで容量が4GBを超えました。開設当時は1.5MBだったサイトもいつの間にか240MB…大きくなった物です。………いや…こう言うのは、肥大化したと言うべきでしょうか?
2年間連続日記更新達成まで、14日。
少々お伺いしたいのですが、本日こちらに繋がらなかった時間帯がありました、それはメンテとかの影響でしょうか?
匿名の方からのメール
時間帯が不明なので何とも言えませんが、メンテナンスは一切行っていませんし、サーバー運営者からも連絡は来ていません。ユザーサポート掲示板にも同様の投稿が無かったため、繋がらなかった時間が存在したとは私は思えません。
同様の時間帯に他のサイトが表示され、このサイトだけが表示されなかった等、明確にこのサイトが表示できなかったと言うことがわかるような情報がありましたらお知らせください。サーバーのログと照らし合わせて調べてみたいと思います。
いよいよこのコーナーも3回目。現地調査、導線検討と続き、今度は敷地模型作りです。現地調査・導線検討と同時進行していた物ですが、完成したので紹介します。
まず、先日部屋に運んだ畳一畳のアレ(スタイロホームという断熱材)を必要なサイズに切り取ります。今回の条件はA1サイズなので、そのサイズに裁断します。あらかじめコピーしておいた敷地周辺の地図(渡された地図は1/600の地図なので、模型のサイズである1/200に拡大してコピーしておく)をスタイロホーム(以下、土台)に乗せ、簡単に下書きをします。今回の土地は起伏に富んだ土地なので、それを再現するように下書きをします。(写真: 土台の上に地図を載せ、位置を確認しているところ)
下書きを確認しながら低くなっている部分を再現していきます。広い範囲をカッターで切るので、手順を踏むことになります。まず縦横にカッターで溝を切ります。次に、水平に一回切ります。小さいカッターに持ち替えて、目的の高さになるまで削っていきます。
これを永遠に繰り返し、土地の起伏を再現します。
土地の原形が完成したら、道路などを造っていきます。だんだんシムシティーっぽくなってきました(笑)。土地の模型は細かく再現しすぎると、上にのせる建築物と釣り合いがとれなくなるので、出来るだけシンプルに構成します。ですから、道路などは全て紙を貼るだけで対応することになります。
地図を取り出し、これを型紙として使います。型紙から紙へと写し取り、ハサミで切ります。ちなみにこの紙、一枚200円などと言ったお値段です(苦笑)。さらに補足すると、紙の色は『桜』と言う色です。
勿論、標高の関係は再現しなければなりませんので、土台、道路、歩道という順番に重ねていきます。これを繰り返し、土地を仕上げていきます。
写真の中にうつっている白い綿は同時に制作していた木です。こういう数を沢山用意する必要がある物はいかにして制作費を抑えるかと言うことが重要になります。作業手順を省いたりする人は、花屋さんに行ってドライフラワーを買ってきて白いスプレーで着色したり、模型ショップで売られている木のパーツを買ってきます(ジオラマを作ったことがある人にとってはおなじみですね)。私の場合は、100円ショップで買った針金と綿をボンドでくっつけて作りました。木は40本用意しましたが、40本用意しても価格は100円以下ですんでいます(針金も綿も半分使っていません)。模型ショップで買ったりすれば1000円を軽く超えるのでかなりいい値段で収まりました。
さて、敷地模型の制作が終わると、いよいよ建物本体に取りかかります。萩原朔太郎の文学館ですので、萩原朔太郎らしい建物を造る必要があります。そこで萩原朔太郎に関する調査を行います。萩原朔太郎は無くなって時間が経つので、著書は全て著作権切れになっています。そのことを見越して青空文庫を見てみますと、全ての作品とまでは行きませんが、作品が閲覧できる状態になっていました。
同時に、作品批評の本や朔太郎自身が記述した作品解説を見て、以下のような傾向をつかむことが出来ました。
以上のような結果から、建物の基本形状にはリズムではなくメロディーを重視するような形を選ぶことにしました。このあたりは音楽や小説を書いていることが幸いし、旋律などを建築に表していくと言う作業は私にとっては比較的得意分野になるのかもしれません。
建物の形状を頭に置きながら、文学館の基本的配置(入り口や搬入口、展示スペース、管理スペース、研究スペース)を思いつく限りのパターンでメモしていきます。
三つ考えたパターンの中で一番適してそうなパターン(Pat.3)を選び出し、さらに細かく考えていきます。
こうして出来た“Pat.3-1”を先ほど求めた朔太郎のイメージ(リズムよりメロディー)に重ね合わせ考えていきます。私が浮かんだのは、リズムが出づらい形(節がない形)である円を採用してみては、と言う考えです。早速これを図面に再現していきます。
青ペンで書かれているのは公園に既存しているの朔太郎の住宅です。これを取り囲むようにラウンジを配置し、ラウンジから展示室(丸が4つ)へと、大きなまるでつなげていきます。図面には現れていませんが、この展示室は地面に若干潜り込んでおり、開口部からは地面すれすれを見ることが出来るようになっています。これは朔太郎が描いた自然の風景を地面に近いところで見て貰おうと考えたためです。展示室同士が離れているのは、一般的博物館などで、展示室がずらーと繋がっているため、一度入ったら最後までぶっ通しになってしまうのを解決しようと考えたからです。いわゆる目休めの意味があります。また、建築を計画しているのは公園で、公園の機能は『何となく時間を過ごす』と言うものです。公園に行って何かしようと言うよりは、公園に行って時間を過ごそうと言う機能を公園には求められています。しかし、既存の博物館は一度展示室に入ったら最後まで続けて展示を見ることになるため、見学する時間は短くなってしまいます。そこで、私が計画した文学館は展示室と展示室の間に廊下を設け、その廊下では公園に自生する植物(かなり植生環境はいい感じです)を眺めながら、ゆっくりと展示室を回れるようにする、と言う考えを元にしています。
展示スペースを左回り(反時計回り)に見るように設定しているのも理由があります。文学作品に関する資料は一般的に縦書きです。縦書きは右側から読んでいきますから、右回りに展示品を見た場合、視線を動かす方向と展示を巡る方向が逆になり、非常に閲覧しづらい物となってしまいます。ですからここでは左回りを採用しています。
図面ではこれらの考えを紹介していないのですが、この考えを元にして“Pat.3-1-1(先ほどの写真)”はできあがりました。
今回はここまでです。勢いよく進んでしまいましたが、次はゆっくり書いていきたいと思います。ちなみに、前回のこのコーナーからここまでの作業は三日程度で終わっています。
2年間連続日記更新達成まで、13日。
揚げ物をしたことがあるかたならわかると思いますが、揚げている時間というのはどうも退屈です。鍋に一度に入る量は決まっていますから、揚がったものは取り出し、新しく揚げるものを入れなければなりません。それだけならいいのですが、揚げている間は時間をもてあますことになります。油の前を離れるわけも行かないですからね。
と言うことで、ぼーっとしながらメイド達と一緒に揚げ物をしていたのですが、やはり暇になってしまいます。しかし、私が運がよかったのです。揚げ物をしていると箸の先には小麦粉等が付着し、少しだけふくらみます。それを見つめて思い立ったこと。『育ててみよう』。
早速、小麦粉が固まって付着した箸の先に卵をつけ、小麦粉をつけ、もう一度卵をつけ、パン粉でくるみます。その作業を繰り返した結果………育っちゃった。
ごめんなさい、こういうネタ、実は大好きです。
電車事故に隠れたところでスキミングに関する新しい動きがあったようです。4月27日付の新聞からの情報ですから、一週間以上経つわけですが…。
スキミングはもはや知らない人が居ないと思われるぐらい有名になったキャッシュカード犯罪の一つです。手っ取り早く説明すると、専用のカードリーダーまたはキャッシュカード読み取り機(銀行に設置してあるやつね)からカードの情報をコピーし、カードそのものを偽装すると言う物です。で、後はパスワードさえわかればお金が引き出されてしまいます。国民の4割が自分の誕生日をパスワードにしていると言う調査もありますから、5枚コピーできれば2枚は成功するわけですね。
で、このスキミングにより、3200万円を引き出されたという事件があったわけですが、東京地裁にて、銀行側と和解し、銀行が全額返還するという流れになりました。
一度こういう事例が出来てしまうと、これに従って動くことになりますし、動かざるを得ない展開になります(あの銀行は返したのにここの銀行は返してくれないのですね→解約)。おもしろくなってきました。
アマゾン、楽天………大手のオンライン書店が爆発的に売り上げを伸ばしています。出版社は売り上げをうけ、初版の出版数を押さえるようになり、地方の書店には本が届かず、オンライン書店への需要が高まっています。地方の本屋の品揃えが悪いのは、本屋の所為ではなく、出版社の所為であるという事実、これは忘れてはいけませんね。
私はオンライン書店をよく活用していますし、オフラインの書店もよく活用しています。オンライン書店は欲しい本が見つかりやすいのが特徴で、オフライン書店は一つのジャンルの中から取捨選択して本を選べるのが特徴です。しかし、本が小さな書店に届きづらくなった今、オフライン書店のメリットである、本を選ぶと言う作業が出来なくなりつつあります。このような状態に陥れたのは他でもない出版社であると私は考えています。
欲しい本のタイトルが決まっている時はオンライン書店は非常に便利です。検索窓にタイトルを入力して検索を実行するだけでお目当ての本が見つかります。始めから欲しい本が決まっているので中身を見てみる必要もなく、後は購入するだけです。
しかし、ただ漠然と本が欲しいとして、タイトルまで決まっていない時、中身を見ることが出来ないオンライン書店はとても不自由です。近くの書店に赴き、ぺらぺらと本をめくりながら自分好みの本を探す、これが出来るのはオフライン書店だけなのです。
たとえレビューシステムや本文抜粋がされていたとしても、流行に流されて本を買うのは最も愚行ですから、そのようにして本を買うことはないでしょう。
本来、オフラインの書店は本を選ぶ場所として機能していたはずです。しかし今日、『出版数が少なくなり本が届かなくなった』、『オフライン書店自体がオンライン書店の売り上げ速報(アマゾンは一時間間隔)を頼りに本を入荷する』と言う状態ができあがってしまいました。これでは、『本をたくさんの中から選ぶ』と言う作業が出来る場所だったかつてのオフライン書店には意味が無くなってしまうと言う事になってしまいました。
親や学校の先生は『本を読みなさい』としきりに勧めます。それは彼らがテレビより本の方が情報が正しいと信じているからです。テレビの言っていることは疑いなさいと言いますが、本の書いていることを疑えとは誰も言いません。それは、本にまつわる『絶対的な正しさがあるという神話』を信じているからです。
しかし、本もテレビも新聞も全て人間が作り出した物です。そこには必ず間違いがありますし、あえて間違った記述をしている物もあります。代表的な例としては童話の『ワシントン』でしょうか。ワシントン大統領は子供の頃に木の枝を折ってそれを正直に父親に告げ、許されるというシーンがありますが、ご存じの通りこれは作者の作り話で、実話ではないのですが、このような作り話を作った理由をたどるとおもしろいことになります。この童話の作者は初版では『枝を折ってそれを正直に告げた』と言う記述は全くしていません。しかし、どうも本の売り上げが悪いので、このような作り話を加えました。すると、『道徳教育に使える』と言うことで爆発的にヒットし、全世界に広がりました。その結果、『ワシントンは枝を折ってそれを正直に告げた』と言う嘘の情報が本によって広がってしまったのです。江戸(明治?)時代に発行された数学の本も途中の版から答えが間違っていたことに気がつき、告知することなくその部分を修正しています。悪い言葉を使えば『本ですら歴史を改ざんすることは大いにあり得る』のです。
しかし、本を読めと親たちは勧め、子供は何にも疑うことなく本の書いていることを信じてしまいます。今の人達は本を取捨選択すると言う能力が劣っているのです。
もし、書店に本が沢山あり、人々が本を自分の力と好みで取捨選択することが出来たのなら、本に対する間違った認識(書いてあることが全て正しいという認識)が育つこともなく、自分が見つけた自分が好きな本(流行に流されない自分の本)を買うことが出来るはずです。しかし、出版社は本を出し渋り、本屋では少ない選択肢の中からでしか本を選べなくなりました。
オンライン書店、オフライン書店にはそれぞれの利点があります。オフライン書店にはオフライン書店なりの役目があるのです。その役目とは前述したとおり、本を選ぶ場所を提供することです。本を選ぶ場所を提供することが出来れば、自分たちの力と好みで本を選ぶことが出来るようになります。流行に流されず、自分が本当に好きな本を買うことが出来るようになるのです。本の中身を見ながら選べると言うことは、本に書いてあることを取捨選択しながら選んでいくことが出来ることに他なりません。すなわち、本を選ぶ能力を養うことが出来るのです。その結果、自分の好きな本を探せるようになり、本を読む楽しみが増えていくのです。
オンライン書店にも役割があります。オンライン決済ならではの売れ行きの最新情報の提供は、初版本の出足をのばしてくれます。初版本の出足がのびるのならば、出版社は多めに本を用意しなければなりません。多めに本を用意すると、地方のオフライン書店にも本が届きやすくなり、オフライン書店もオンライン書店も出版社も活性化していくのです。
これらの流れを作るためには、まず、出版社が本を作らなくてはいけません。在庫が出てしまうのは本に元々魅力がないのか出版社が広告を怠っているかのどちらかです。
書店に本が並ぶようになり、私達が本を選べるようになると、本に対する興味が促進され、出版業界全体への需要が高まり、やがて今日言われる『出版不況』を脱出できるのではないのでしょうか。書店に本が並ぶようにする、それはまず、出版社が本をたくさんすらなければなりません。そして、私達読者は、薦められた本を漠然と読むのではなく、取捨選択し、書いてあることを疑いの目を持って読まなくてはなりません。そして、ただ漠然と他人に本を読むように薦めるのではなく、『こんな本があるけど、興味があったら読んでみて』と、あくまでも勧められる側に取捨選択の余地を与えなくてはなりません。
本に書いてあることは正しいと信じることは正しいかもしれませんが、一方で危険な面を持っています。市販されている『ホームページの作り方』などと言う本の中身が間違いだらけであることは詳しい人が見ればわかりますが、知らない人はそれを信じてしまいます。それほどまでに本は正しいと信じられているのです。だからこそ、沢山の本を参照するべきであり、沢山の本を参照できるだけの場所を提供するべきなのです。それが出来るのは出版社と書店だけなのです。
今日の出版業界が死んだのは、出版社が本を作らないようになり、書店が本来持っていた役割を破棄せざるを得なくなり、本を信じて疑わない読者が増え、流行に流されるようになり、本を選べる能力が消え、ますます書店に対する『本を選ぶ場所』と言う認識が薄れ、これが循環し辿り着いた結果だと私は考えます。
と言うことは、同じ人間が書く私の文章も間違いだらけという可能性もありますね。しかしながら、インターネットという特性上、間違ったことを書くとすぐさま反応があるのはうれしいことで、それを元に討論することも出来ます。書き手と読者の交流というのも大事な要素なのかもしれません。
そういえば、たまーに読者さんから『文字が多い』と言う突っ込みがあるのですが、仕様です。読み慣れてください(笑)。このぐらいの文章を読めないと本なんて読めないですよ(ぉ 。
最近希望風内部で盛り上がっているネタと言えば、『はぁとまぁく』と書いて「きゅん」と発音すること。♥とかいて「きゅん」と発音。皆さん忘れないように。
と言うことは…窓辺に座る小さな妖精のテーマは…『ふとした言葉がきゅんを揺さぶる小説』と言うことになりますね。きゅんきゅん!
…無駄にアンケートを採りたくなってしまったネタ。鈴響雪冬が語尾につけたら気持ち悪い記号(単語)ランキング。
『(はぁと』『☆』『♪』『みゃは』『きゅんきゅん!』………どれが一位に来るのか…。
BGM: とおりすぎゆく人へ
出典: [PULL-TOP] 夏少女
歌: 不明
グラフィカルなブラウザを利用しているかたならわかると思いますが、ページの一番上のタイトル("<H1>
"要素)の背景として空の写真を利用しています。この写真を変えたいと思っているのですが、今浮かんでいるアイディアを実行すると、流行のBlogっぽいデザインになってしまうのであまりやりたくないのですが、本当のところはやりたいのです。つまり、やりたいけどかぶるから嫌だと言うあの心境なのです。むぅ…どうするべきか…。
そもそもこのサイトのデザイン(Ver4.0)は小綺麗なサイト(シンプル)と『空の彼方』と言うのをモチーフにして考えたのですが、いささかこの背景に使っている写真が気にくわないのです。取り替えてもいいけど取り替えるとなんだか…そんな板挟み状態なのです。
2年間連続日記更新達成まで、12日。
マカフィーのウイルススキャンをインストールすると様々なエグゼファイルがインストールされますが、この中にどうも怪しい動きを見せる実行ファイルがあります。以下三つに示すファイルがインターネットに接続を試みる実行ファイルです。
私の場合、メールのチェック(Thunderbird-子非対応)とウイルスマップは実行していないので、これらがマカフィー関連で実行されているプログラムなのですが、"mcinfo.exe"というソフトの役割がとても気になります。"mcinfo.exe"に通信をさせない設定にしてもアップデートは正常に行われますし、定義ファイルの最新版が出たという情報も表示されます。
すなわち、このプログラムに通信をさせなくてもウイルススキャン自体は正常に動作することになります。となると、気になるのはその正体なのですが、ぐぐるたんに聞いてみても謎のままなのです。気になる方は"mcinfo.exe"には通信の許可をしないようにすると幸せかもしれません。10分間隔ぐらいでどこかにアクセスをしているようですし。
ちなみに、フリーソフトを含め、初回起動時に DNS サーバーに問い合わせをするソフトがあるので、ソフトが起動したという情報をどこかに送信している可能性があります。ファイヤウォールはルーターについてくる簡易ファイヤウォールではなく、きちんとソフトウェアとして導入することをお勧めします。
スパイウェアとして名高いソフトと言えば、RealPlayerやFlashGet等がありますが、スパイウェアには要注意ですね。
最近お気に入りの“AKIBA-Pop”と言えば、桃井はるこ氏の『2001年のゲーム・キッス』という曲。どうやらかなりふるい曲のようですが、たまにこういう真面目な曲もいいものです。意外と似合う………。
BGM: 2001年のゲーム・キッス
出典: 不明
歌: 桃井はるこ
年に数回活動するかしないかの通信販売なので、どうせ通販の申し込みなんて来ないよ、と高をくくっていると、ある日突然申し込みが来たりして驚く物です。
さてさて、事は先日、申し込みがあったので、在庫置き場から本を取り出したら、“丘の上の物語
~水瀬千夏ストーリー~”の在庫が無くなってしまいました。売れないからと初版第1刷り分を作っただけで、それ以来印刷をしていなかったのですが、在庫が無くなったとあればこれはピンチという物で、印刷をしなければいけません。
丘の上の水瀬千夏はそれほど需要がある本でもないので、初回ロットも一桁だったりするわけですが(少なすぎ)、こうやって在庫が無くなると感慨深い物があります。………しかし、2003年に印刷した記録が残っているので、2年間初回ロットが残り続けていたわけですね………。
で、“丘の上の物語”フォルダを整理していたら懐かしいテキストファイルが出てきました。ファイル名は“制作秘話.txt”。怪しいです。“ReSin-ens作業日誌.txt”なみに怪しいファイルです。早速開いてみたら…なるほど…“カスタードクリームコロッケ”が出来た理由というのも書かれていました。“カスタードクリームコロッケ”については雪解け水の伝統行事になりつつあるのでどうして出来たかは内緒にしておきます。ちなみに、βバージョンでは“どろり濃厚カスタードクリームコロッケ”と言う名前だったことは秘密です。
何回か書いているような気がしますが、雪解け水の小説は過去の作品を読んでいると少しだけ楽しみが増えます。例えば、主人公が読んでいる小説が“透明という色”だったり、前の小説の登場人物が今の小説に出ていたりすることもありますし、“カスタードクリームコロッケ”が出てきたりすることもあります。メモリーズオフに似ているような気がしますが、特に私はわざと前の作品から何かを引き継ぐようにしています。
その理由を書いてしまうと一瞬で陳腐な物になってしまうのですが、全て物語が同一の世界で同時進行していると言う事を暗黙のルールで決めようとしているからです。例えば“窓辺に座る小さな妖精”では“光になりたい”で登場した如月紫穂が登場しますが、これによって、二つの物語は同じ世界の別の場所で進行している物語であるということをおまけ要素の伏線として貼っています。
ネタバレのような感覚ですが、“丘の上の物語”で登場した“カスタードクリームコロッケ”は“アクロス・ザ・タイム”で登場します。“ReSin-ens”にも“カスタードクリームコロッケ”が密かに登場します。これにより、上記三つの作品は同じ世界の別の場所の物語であることを強調しています。“光になりたい”は一見何処の物語とも関連性がないように見えますが、先ほど書いたとおり“窓辺に座る小さな妖精”と繋がっています。そしてまだ書いていないのですが“窓辺に座る小さな妖精”は“ReSin-ens”とリンクしています。これにより、全ての物語は同一世界で進行していることになります。
また、物だけではなく台詞もわざと同じような台詞を用いる場合があります。これについては書いてしまうとすごいネタバレになってしまうので書かないことにしておきますが、こうして私は自分が携わった作品を全て同一の世界の上で動かそうと密かに企んでいるわけです。
ちなみに、舞台となる町もどこかにモチーフが有り(“丘の上の物語”は完全に架空の町)、それぞれが近い場所に位置していると言うこともあります。代表的な例としては“光になりたい”と“窓辺に座る小さな妖精”は東京を中心に物語を展開していることでしょうか。“光になりたい”では明確に町の名前を証していませんが、東京都のどこかです。“窓辺に座る小さな妖精”については、主人公の勤める会社が品川にありますから、東京都内と言うことは明らかですね(住んでいるところは埼玉県)。それに、おわかりの通り“ReSin-ens”の舞台は青森県ですし、“アクロス・ザ・タイム”の舞台は群馬県です。
こうして書いてしまうと非常に現実的なのですが、今の私の物語の傾向が現実世界を舞台にしているので仕方がないかなと思います。
ただし、現実世界を舞台にすると色々なことが問題になります。現実世界は時とともに変化していますから、風景も様変わりします。特に“窓辺に座る小さな妖精”では秋葉原が登場しますが、秋葉原は区画整備中で駅の前が大規模に変化しています。これは2005年現在の話ですし、物語は2004年ですから、その差異を調節しなければなりません。となると資料集めを行わないといけなくなったり…と作業が増えることになります。
自己矛盾してしまうのですが、私が前の作品から何かを引き引き継いでいるのは『物語が同じ世界の上で動いている』と言うことを表立って証明したいわけではなく、どちらかというと、『昔の作品を読んだことがある読者さんへのファンサービス』が主な目的だったりします。ですから、『この物語はあの物語と繋がっている』と言うことはあまり意識せず『こいつ、こんなところに出てきやがった』と思う程度でよかったりします。“光になりたい”から1年後の時系列にある“窓辺に座る小さな妖精”では、一つ成長した如月紫穂に出会える、そんなおまけ要素程度なのです。
水道局の下請けの業者さんが来て水質の調査をしていきました。コップに試薬を垂らすと水が黄色になっていきます。どこかで見覚えがあるので「残留塩素の検査ですか?」と訪ねたら「よく知ってますね。」と言われました。残留塩素とは文字通りの意味ですが、浄水の際に混ぜる塩素がどれだけ残っているかと言うことなのですが、塩素は必ず混ぜないといけない法律になっていますので、どうしても塩素は出てきます。問題はその塩素がどれだけ水道水に含まれているか、何ですね。
コップに試薬を入れて黄色になるところを見た瞬間、小学校(中学校?)の時に家の水道水で実験した「残留塩素試験」を思い出して、思わず心ときめいてしまいた。昔から理科が大好きで、自分専用の顕微鏡(倍率300倍)が2台有ったりしました。今となっては実験する事なんてまず無いですけど、やっぱり実験って言うのは体感できることが大切だと思うのです。カラーの教科書を取り入れても、目の前で炎が色を変えたり火花を散らしたり水の色が変わったりするのは感動的な体験だと思います。
ちなみに、塩素は揮発しやすいので、水道水を桶にくんで一晩おいておくだけでだいぶ塩素臭さが抜けます。
2年間連続日記更新達成まで、11日。
少ないながらも自分なりに小説を書き続けて今日気がついたことが一つ。そういえば、電話での会話シーンを一度も書いていない。全神経を耳に集中して、相手の言葉に一喜一憂して………こんな表現が出来るのは電話だけなのかもしれないですね。電話での会話というのも何かの技法として使えそうですし、アクセントとしても使えそうですね。試してみる価値はありそうです。
“3Dマイホームデザイナー Pro4”を導入しました。バージョンアップするごとに初心者インターフェイスかするのがこの手のソフトなのですが、そんなこともなく、かなり使いやすいです。画像データを読み取ってそれを下地にして作業することも出来るので、快適です。ここまで使いやすくなっているのに、地形編集機能だけが相変わらず使いづらいのは…要望次第って事でしょうか?
前も書いた気がしますが、最近読み始めた人のために書いておきますが、このサイトで『障碍者』と書く場合それは『障碍所持者』の略称として書いていることがほとんどです。
最近ニュースを見ていないので、オフラインの世界で騒がれているかどうかわからないのですが、“障碍者自立支援法案”について。
法律について語り出すときりがないので、手っ取り早く短く。
憲法25条
- すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
- 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
はい、これで言いたいことは全て言いました。…実際これで終わると非難されそうなのでもう少しだけ書いておきましょうか。金を出し渋れば不景気が解消させると思うのは大間違いですよ、国。
日本の法律ってこのタイトルに騙されることが多々あるのですが、この法律もいい例ですね。だいたいにして自分(国)が立てた目標である「障碍者プラン(ノーマライゼーション7カ年戦略)」ですらほとんど達成できていないのに、こんな法律を作っている場合なんですかね。
自己矛盾と言う言葉がありますけど、平成15年度から24年度までに達成するべき目標として“障碍者基本計画”と言う物があるのですが、その中の重点課題とされている一つに『地域での自立生活を可能とするため、住宅、公共施設、交通等の基盤整備と日常生活支援対策の充実』なんて言う文章があるのですが………新しく作ろうとしている法律って…この部分にかなり矛盾するのですが、どうなのでしょうか?
人権保護法案といい障碍者自立支援法案といい…アホな法律ばかり作る国会ですけど、ほんとにこの人達…自分たちが選挙で選んだんですかね…。
素朴な疑問ですけど、国会議員の中に障碍者って…居ますか? 赤い絨毯の上を歩いている暇があったら、まともにバリアフリー化すらされていない道路の上を歩いてみろっていうものです。
『障碍者が働ける社会』というのは確かに理想です。でも、どうしても働くことが出来ない人が居るのです。例えば、脊髄損傷(特にC1~C3レベル(第1脊椎損傷~第3脊椎損傷))になると可能な運動機能は『首を動かせる』『呼吸障害がある』『上肢、下肢、体幹の全てが麻痺』という状況ですから、ADL(日常生活動作)は“全介助(全て介助される必要がある)”になります。作業は、呼吸や唇、舌、あごの動きを利用したスイッチ操作になり、人工呼吸器や環境抑制装置などが必要になります。こういう方々に対してお金をよこせと国は言うんですね。今まで支払ってきた全金額の1割だけじゃなくて、家族全体の所得に応じてお金を払えとおっしゃりますか? 家族だってこの人を介助しているわけですよ。本当は、彼らに対して国がお金を払わないと行けないんですよ。『生活環境を整備できなくてごめんなさい』と言う慰謝料という形で。それが嫌なら、介助しに来いっていうものです。
もう少しまともな法律を作るか、介護施設の職員や介護される側の意見を聞いたらどうですか?
ん…待てよ…。現場に行くことができないという点では、足を持っていないと同じですから、彼らもある種の障碍者ですかね。他の障碍者と違って悪性の。…その前に、人心喪失病か。
本を読んでいて素朴な疑問が浮かんだのですが、オタクという言葉がありますが、このオタクは『アニメオタク』や『ゲームオタク』、はたまたカビオタクや細菌オタク、その他諸々のオタクを総称して『オタク』と呼ぶわけですが、私は何オタクなのでしょうか。思えば、特別アニメオタクではない(と思っている)ですし、特別ゲームオタクと言うわけでもない(と思っている)でしょうし、かといってパソコンオタクとまでは行かない(と思っている)のですが…果たして私は何オタクなのでしょうか。それとも実は一般人だったりするのでしょうか。
考え始めたら止まらないこの疑問、解決してくれる人を募集します。
理由を入れる場所があった方がいいという意見がありましたので、理由を記入できるボックスを用意しました。今まで投票してくださった方は再度投票する必要はありません。
2年間連続日記更新達成まで、10日。
私が普段使っているスピーカーはメーカー記載のスペックによると 45Hz ~ 35kHz まで再生可能(同シリーズの最新機種がこれより狭い帯域なので誤植の可能性がありますけどね…)とのことなので、これを使って耳の検査をしてみることにしました。サイン波を合成するソフトを用いて何ヘルツまで聞こえるか、ずいぶんと単純な検査です。
スピーカーの音量は何時も通りに設定して、いざスタート。12.5kHzは余裕でクリア。16kHzもクリア。続いて20kHzに挑戦してみると…全くの無音…。頭のどこかに響くような痛みもなく、このヘルツになるとどうやら全く聞こえていない模様です。適当にヘルツを落とし、18kHzにしてみると、頭に圧迫感があります。どうやらここは体感している領域のようです。17kHzにすると実際に聞こえてきました。これによって高音部分は17kHzまで聞けると言うことが判明しました。
続いて低音です。適当に40Hzをチョイスして再生しますが聞こえません。50Hzも聞こえません。63Hzになると突然聞こえるようになりました。どうやら低音の限界は63Hzのようです(ヘッドフォン着用時は40Hz)。
と言うことで、測定の結果、63Hz~17kHzまで聞こえているようです。一般的な人が 20Hz~20kHz まで聞こえると言うことになっているので、そういう視点で見るとかなり危ない値ですね、これは。
人のことを言える立場ではないですけど、デジタル音楽のようなCDの収録可能帯域をすぎるとぶっつりと波形が切れるような音楽(つまり今時のほとんどの音楽)をよく聞く人は、耳に与えるダメージが大きい(疲れやすいですしね)ので、大音量で聞かない方がいいですよ。やっぱり、お椀型の周波数分布が一番耳に優しいと言うことですね。
皆さん、投票有難うございました。思わず笑ったものから納得してしまったものまで有難うございます。
さて、その結果は以下の通りになりました。
項目 | 割合 |
---|---|
オタク | 0% |
ズバリ○○オタク | 75% |
一般人 | 25% |
と言うことで、私は『オタク』と言うことになりました。わーい。
さてさて、投票についてレスをしてみましょう。投票して貰った順番に答えてみようと思います。
文学オタク
一番始めに貰って、思わず吹き出した回答。なるほど、こう言うのもありましたか、と妙に納得してしまいました。
Master ofオタク
上の投票とほとんど同時に受信したので、こちらも思わず吹き出してしまいました。いやー流石に声優さんとかは詳しくないので、マスターは行きすぎですよ。
黒髪ロングスカートスリットオタク。
これも吹き出しました。的確すぎる! ひとつきになるのは、“スリット”という部分。今までこの日記でスリットと言う言葉は一度も扱ったことがないはずなのです。“スリップ”ならフェチ入ってますけど(ついに解き明かしたか)。
エロゲオタク。理由は、
そんな、エロゲーの曲ばかりかけているわけ無いじゃないですか。単なる思いこみですよ、ステレオタイプですよ。今からそれを証明してあげますよ。“Foobar200
now playing”はサーバーに再生している曲情報を送り、それをHTMLに吐き出し、SSIで呼び出すと言う一連の流れによって成立するので、サーバーのログを調べれば何の曲を再生していたかがすぐわかるわけです。
先月一ヶ月で再生した曲はおよそ2300曲ありまして、その中でタイトルがわかるのは1234曲です。で、その1234曲をタイトルに従って分類していくと以下のような結果が得られるのです。
国 | ジャンル | 曲数 | 割合 | |
---|---|---|---|---|
国外 | 洋楽 | 0 | 0.0000% | |
国内 | 邦楽 | 0 | 0.0000% | |
J-Pop | 4 | 0.3252% | ||
AKIBA-Pop | アニソン | 180 | 14.6314% | |
ゲーソン | 123 | 10.0000% | ||
GGM | 923 | 75.0407% |
………………………すいません、訂正します。エロゲーの曲ばかり聴いてます。
やられっぱなしはアレなので…。エロゲーの曲ばかり聴いていると言うことがわかると言うことは、貴方も………。
広く浅くオタク。理由は
自己紹介の“趣味”が物語っているはず。
うわ…同人的に言えば“万(よろず)”ってやつですか。しかし…浅くてオタクでいいのでしょうかね…。
文章オタク。理由は、
自分の思想を書記したり、文章の表している意味を読み取るのが上手いと感じたから。また、文章を書く事に楽しみを覚えている様に思えるから。
文章系二回目ですね。文章を書くことに楽しみを覚えているというのは結構的確です。
さてさて、これまでの投票を分類ごとに割り当ててみると、
分類 | 割合 |
---|---|
文章系列 | 33.3% |
総合系列 | 33.3% |
エロゲ系列 | 16.6% |
趣向系列 | 16.6% |
うわ…ますますわからない結果に…。これは冷静に分析しなくては…。まずは、総合系列ですけど、これは流石に…。広く浅くと言う意見もありましたけど、浅かったらオタクではなくなってしまうので、まずはカットですね。で、マスターは声優などに詳しくないので流石に名乗れません。ということで、総合系列は削除することにしておきます。
エロゲ系列は他の二つには相関関係はなさそうですね。それと、エロゲーの曲オタクならわかりますけど、流石にエロゲオタクはあり得ないかな、と。私の先輩はもっとすごいですしね。と言うことで、これも削除。
趣向系列は割合が少ないので自動的にカットすることになりますね。あぁ、でも、黒髪ロングはマンセー。
残った文章系列ですけど、確かに書くのも読むのも好きですし…萌え文章を書き出すことも好きですし、文章で語ることも好きですし…。ただ、文章オタクと感じるのは、皆さんが私の書いた文章しか読んでいないから、だと思うんですよね。これがもし現実世界で一つのテーブルを囲んで会話する間柄だったら別の考え方が出てきそうですし…。
となると、文章オタクも風向きが怪しいのですが…現実問題、好きですし、割合も高いですし、文章系のオタクと言うことにしておきましょうか。
さて、ジャンルが決まったところでネーミングなのですが、投票では“文学”と“文章”が有ったわけですね。文学を軽く引いてみますと『芸術作品』となるそうで、私が芸術作品を生み出しているかは甚だ怪しいところがありますので、文学はあり得ないと言うことに。
という事で消去法に基づいて、私、鈴響雪冬は“文章オタク”と言うことになりました。投票に協力してくださった方、有難うございました。これで一つの悩みが消えました。
2年間連続日記更新達成まで、9日。
終わった後で ふと思ったんですが、板を問わず2chをチェックしている人間は"ネットオタク"であると言えないかな?
一昔前だとそういう認識だったように思うのですが、今はどうなんでしょう。匿名希望のメール
思わず、「あーなるほど」と思いました。2ちゃんねるについては中身もあるので今まであまりコアには触れて居なかったのですが、常時110スレッド(5月9日現在)確認しています。これは十分“ネットオタク”かな。
近年の報道で2ちゃんねるがかなり有名になりましたので、2ちゃんねるを見ているだけでネットオタクとするのは難しいかもしれないですが、110スレッドも確認していれば十分かもしれませんね。
前回の通販終了以後、通信販売の総量を実質値上げしました。今までは雪解け水の売り上げから補ってきたという名目でしたが、実際売り上げは赤ですし(同人サークルのほとんどは赤字ですしね)本一冊から出る売り上げは微々たるもので、送料をサービスできるほどのゆとりがない、と言うことがわかったのです………(なんか切実だなぁ)。毎回営業所に持ち込んで送料を100円引いて貰っていても厳しいので、値上げすることにしました…すいませんです…。
値上げと聞くと非常に印象が悪いのですが、宅急便・ゆうパックが独自に決めている送料に準じるようにしただけなので、サービスしていた送料を頂くことにした、と言うことになるのですが………やっぱり印象悪いですね…。
値上げの影響を受けるのは、関東や東北、近畿などの地帯で、それより離れると値上げの影響は有りません。今までそれ相応の料金を取ってきたので。ある意味、今回の値上げで、地域による差別がなくなったと言う形になると思います。
オークション出品者や毎月沢山の荷物を送る人は大口契約で料金を下げることが出来るのですが、私はそんなに荷物を送っているわけでないので、そういったサービスも受けられません。と言うことで、苦渋の選択でしたが送料を値上げ(サービスをやめる)することになりました。
ただし、この値上げにより、ゆうパックと宅急便の間に値段の差が出たので、安い方を選んで送ってもらうと言うことも可能です。………事実上、全国どの地域でもゆうパックの方が安いのですが…。評判や使い勝手を確かめた上で、エクスパック(郵便局)による発送も考えていますので(全国一律500円・保証無し)、それも期待していいと思います。ただし、サイズが限られるので、4冊ぐらいまでしか入らないかもしれません。
ちなみに、ゆうパックを利用した場合でも宅急便を利用した場合でも、どちらも営業所が自転車で数十秒の距離ですから、発送が遅れると言うことは有りません。
通販の絶対数が少ないので、皆さんから要望を頂くと言うことがないのですが、もし何かありましたら教えて頂ければ幸いです。送料を安くする方法とか(笑)。
勿論、冊子小包郵便の場合でもペーパーを入れて送ろうと思えば送れますが、やはり違法郵便には違いなく、発覚した場合、送り手も受取手もおしかりを受けることになるのでやりません。郵便局は顔なじみの局員しか居ないので見つかるとちょっと………。
と言うことで、今後もよろしくお願いいたします。送料を値上げしようとも、今まで通り、イベント参加した直後の一週間行ってきた送料値下げサービス(冊子小包は無料、宅急便・ゆうパックは半額)は続行するのでよろしくお願いいたします。
2年間連続日記更新達成まで、8日。
記憶が正しければ、ですけど、ペチコートでスカートはふくらまないはずです。ペチコートの役目は肌と布の直接的な接触を避け汚れるのを防ぐためです故。もしふくらむとしても、ふくらみ度はドロワーズよりふくらまないはずです。ふくらみの大小は『バニエ
> ドロワーズ』ですから、もし差があるとしたらこのどちらかを使っている、と言うことになるはずです。ペチコートはあくまで汚れを防ぐため、のはずです。
バニエの中にも種類がありますから(ひだがが多い(2段や3段))、そういった物で差をつけている可能性もあるかと思います。ドロワーズもカボチャ型とストレート型(便宜上の命名)も有りますから、同じバニエ、同じドロワーズでも5段階近くの差をつけることが出来ます。私が推測するに、ペチコートを用いるのではなく、これらの種類を切り替えることでふくらみ度を変えていると思われます。
そういえば、ドロワーズもバニエも基本的にチュールという堅い布を使うはずなのですが、この布の名前を聞くたびに北欧神話を思い出します。あぁ、チュールは堅くて肌に触れると痛いらしいので裏地は必須だそうです。
さらに関係ないですけど、私も略称として『ペチコ』と呼びますが、わかる人がどれだけ居るかは不明です…。
皆さんに誤解の内容に言っておきますが…ちなみに、このスカートのふくらみに関する知識は去年の夏コミで発行したみずいろの本でコスプレを取り扱ったのでその関係で覚えました。…えっ? 今更フォローなんていらない?
そうか、クロノクルセイドで、主人公のシスターが使っていたのはドロワーズだった。これで一つ引っかかりが解けました(笑)。
点字ブロックをただ漠然と置けばいいと信じ込む都市計画課につとめるアホ公務員が後を絶ちませんが、基本的に、点字ブロックは直角に曲がるべきだとされています。斜めに設置されていたらどっちの方角を自分が向いているか把握できませんからね。
マンホールを迂回するのは無計画な点字ブロックの設置法があらわですけど、破損しているブロックぐらい取り替えてほしい物ですね。
点字ブロックのサイズは一応300ミリ四方となっているのですが、それより小さいサイズの点字ブロックもありますし、商店街のデザイン(ブロックの舗装)にとけ込むように使用しているブロックと同じサイズの点字ブロックを使用している場合もあります。まぁ、こういう設計をする人は見た目の調和を優先して、人がその場に調和するのを後回しにするような馬鹿な人達ですから、そんな人はさっさと追い出してしまいましょう。
点字ブロックの上を目をつむって歩いてみるとわかると思いますが、種類を見分けるのは難しいです。点字ブロックには二種類あり、直線と点(線ブロックと点ブロック)であることは既に周知かと思いますが、それを見分ける(踏み分ける)のは結構難しいと思います。JR東日本が独自に導入している巨大点字ブロック(たぶん400ミリ四方)は簡単にわかりますが、標準サイズと言われる300ミリになるとちょっと難しくなりますし、上記のようにタイルにマッチするように小さく作られた点字ブロックなんて点字ブロックと言えないぐらいです。強いて言えば、靴の状態に応じては点字ブロックの上を歩いているかどうかわからない事も有ります。身近な点字ブロックで試してみてください。
さて、視覚障碍所持者が駅のホームから転落するというのは、一部の噂によると半数近くの人が体験しているそうです。思えば、点字ブロックは複数の種類があるわけではないですから、警告を意味する点ブロックが置かれていても、階段の目印だと思いこみ降りようとしてホームに転落という事例もあります。
どこかの駅で、視覚障害者のための展示案内板を数百万円(数千万だったかな?)かけて設置したところ、こんなのを設置するより人を配置してほしいとすぐにクレームが来たりするわけですから、結局思いこみでバリアフリー化を行っている人が多いわけですね。
思いこみの事例を挙げるとしたら、私が学校でプレゼンテーションをした例を引っ張り出すのが一番手っ取り早いのでそれを使いたいと思います。階段があり、ここにスロープをつけることにしました。バリアフリーという宣言高らかに、階段を全てつぶしてスロープにしたら、車いすは上りやすくなったけど杖を使った人は上りづらくなったと言う話があります。杖は水平な面についてグリップを確保しますから、斜めになっていると杖が滑りやすくなるわけですね。バリアフリーと言っても、何でもかんでもスロープにすればいいという訳ではない、と言う事例です。
駅のホーム事情については、近年の不況もあり、社員数が減少しているため、ホームに常駐する人が減っていて、細やかなサービスが出来なくなっているのも事実です。監視カメラなどがつけられていることもありますが、転落してからでは遅いのです。とりあえず、駅の職員は一度転落を体験してみることをお勧めします(笑)。
JR東日本のマニュアルには、車いす使用者を目の届きやすい先頭車両(車掌のすぐ近く)に乗せるようにと指示しているはずですが、電車を利用することがある人はわかると思いますが、エレベーターがあるのはホームの中央ですが、先頭車両が止まるのはホームの先頭部分です。ホームの先頭部分に行くためには途中エスカレーターや階段などでホームが狭くなっている危険な場所をわざわざ通らないといけないわけです。これって本当に安全なのかな、と思います。
記事の中で出てくる『交通バリアフリー法』ですが、一日あたりの平均利用者数が5000人を超える駅は、原則全てについて、段差の解消、視覚障碍者誘導用ブロックの整備、トイレがある場合は身体障碍者用便所の設置を推進することとしてあります。平成22年までに100パーセントの駅で実施するようにとのお達しですから、今頃何処の駅でもトンカンやっている頃ですが、この工事によってますますホームが狭くなっているのも事実です。ただでさえ鉄道に対するイメージが悪くなっているこの時期ですから、もう少しきめ細やかに対応してほしい物です。
せめて、とある番線のホームの先端に違う番線のホームが入るような増改築計画だけはしないでほしいですね。秋葉原駅はそういう意味では最強の駅ですが…(ホームの途中に階段があり、その階段を上ると別のホーム(中央線)に出る)。
…以下毒。っていうか、「バリアフリーを推進しよう」とか言っている人に限って、バリアフリー化の具体的やり方を知らない人が多すぎるわけで…。口だけなら誰にでも出来ますよ。
用語集を整理しながら思い出したことがありました。先日、詩唄いさんと電話した時、こんな事を言われました。「遼風彩音はフリフリが好きなんですか?」と。「どうして?」と聞き返したら、「ペチコートのレースといい、キャミソールといい、フリフリが多いじゃないですか」という回答が得られました。その後声を大にしての私の返答は「彩音が好きなんじゃなくて私が好きなの」。
作者の趣味が登場人物に影響すると言われますが、まさにその通りですね。
若い人の間ではもはや絶滅の兆しが強いペチコートとかキャミソールは、遼風彩音御用達です。
作者の趣味といえば、私の作品はロングヘアー率が高いと言われますが、それほどでもないと思います。
ね? まだ五分五分でしょ? ………“窓辺に座る小さな妖精”でも、沙希がショートカット(ポニーテール)で、香澄はロングヘアーですね。ほら、まだ五分五分。………………………全作品に必ずロングヘアーの人が登場するのは内緒ですが(笑)。
私の作品は、ロングヘアー率よりもロングスカート率の方が高いと思います。
ね?
最近部屋の中がうるさいなと思い、原因を突き詰めていくと彩音(2ndマシン)のHDD回転音がうるさい事が発覚。部品を取り替えたとは言っても、HDドライブとCD-ROMドライブだけは購入当時のままで、現役である。
1999年の7月に購入しているはずなので、もう5年と10ヶ月になる。HDの寿命が3年から5年と諸説有るが、既に両方の値を超えているのには変わりなく、去年の1月からは24時間機動と言うことを考えると既に寿命が近いのだろう。調子を確かめるために"S.M.A.R.T."を見ることが出来るソフトを導入してみたが、適合性の項目は画面上で7割ぐらい。どうやら寿命が近いという説は本当らしい。
思えば、8.4GBのHDというのも時代遅れではあるが、UDをやるのにはこのぐらいのスペックで十分と、今まで気にもかけてこなかったが、回転音が異常となると何らかの対策をしなくてはならない。40GBのHDが5000円弱で購入できるこのご時世。来月東京に行く用事があるのでその時にでも九十九電機で購入しようかと思う。
引っ越しの時にパソコンを宅配便で運んでおきながら、いざHDを買うとなると怖くて宅配便が使えない鈴響雪冬であった。
2004年12月15日 (水曜日)
萌え萌え
とあるサイトで萌えの意味を尋ねるアンケートが行われていますが、現在の一位が『ぎゅっと抱きしめたくなる衝動』だそうです。
おぉ…あながち間違ってはいない。
萌えの意味を尋ねられますが、そのぐらい察して下さい。
たぶん、日本語で表現出来ないかも(ぉ 。
………日本語ほど表現方法が多い言語で表現不可能なら、他の言語だとますます難しかったりして。萌えの定義↓
http://www.jpf.go.jp/venezia-biennale/otaku/j/aethetics.html
その考察↓
http://ksk-blog.cocolog-nifty.com/ksk/2005/01/post_18.html匿名希望のメールより
萌えの語源は諸説有りますが、やはり誤変換説が有力です。文字を中心としたコミュニケーションが主流だった草の根BBS時代は、誤変換が後を絶たないことはすぐに想像できます。その過程で「燃える」が「萌える」になってしまったという説が有力です。恐竜惑星やセーラームーン等々、色々な説がありますが、私は誤変換説を有力視しています。
まぁ、その後「萌え」が広がったわけですが、考察として紹介されているリンク先に書かれているように、非常に広い範囲の意味を成す単語となりはてました。
ただ、私が注目する項目として、三つ目の『情熱的興奮を表す感情
』という物。これは私達周辺のオタクの間では「火偏の方の燃えね」とわざわざ区別しているところもあり、この点についてはちょっと首をひねる物ですけど、その解釈としてはあながち納得する物が多いです。
4、5、6については著者が今後の展開として予測した物だと思われますが、こういう流れもあり得るかもしれませんね。男性同士のアレな本を『やおい』と表現しますが、この「やおい」という言葉は、「やまなし、オチ無し、意味無し」の意味として手塚治虫が始めに用いた言葉だったはずです。その後、男性同性愛を描く同人作家が自分の作品について自嘲の意味を込めて「やおい」としたことから広がった言葉ですから、「萌え」という単語に、本来持っていた意味「燃える、可愛い(あくまで表現的)」に加えて、自嘲的な意味などが加わる可能性もありますね。
何にせよ、萌えの定義については先日やってしまったので、しばらく触れないことにしておきます。
この文章に対するコメントの中で、定義はともかく、ほんと妙な展示を公的にやらないでほしいですよね。日本の先行きが不安です
、という文章があるのですが、実はこれ、建築的世界では妙な展示と言うよりはある意味都市計画に対する問いかけの意味が相当含まれていると言うことをここに書いてみようかと思います。
この話題はあまりに専門的な話題のため、日記にはあえて記述しなかったのですが、これも機会なので書いてみることにします。
今日における人が集団で住まう都市は以下のような流れに沿って生まれました。
このようにして人が一箇所に住まうようになります。これが都市の形成です。そして、都市の場所を決める際に生活以外の物が生まれてきます。
このようにして我々の文化が形成されました。日本の神道を見てもわかりやすいですが、基本的には農耕神ですよね。
ここから先が今回のキーワードです。
このようにして今日の都市が生まれました。しかし、このような都市は非常に窮屈です。特に日本のように平野部が少ないと、自然と人口密度が高くなり、道が狭く、建物同士が非常に密接な空間が形成されます。このような土地を大手ゼネコンが買い取り(または政策で移動させ)、都市を再形成することを区画整備などと呼んだりします。これは都市環境の悪化が顕著な世界的な都市では何処でも行われ、今日に至ります。
ここで重要なのは、区画整備を行う主体が、地域の住民ではなく、会社や政府という点です。今日の都市はこのようにして、そこに住んでいる人達の意見は無視され、会社や国が自分たちの作った計画に基づいて作り出されました。
しかし秋葉原はどうでしょうか。秋葉原という土地は、かつては世界有数の電気街でしたが今では世界有数のアニメとゲームの町になりました。町の方向性や装いは大きく変化しましたが、それは国や会社の金ではなく、そこに住まう人、集う人の思想によって変化したのです。つまり、秋葉原は世界の他の都市のように『大手ゼネコンや国の計画によって形を変えられた』のではなく『そこに集まる人達の意志や思考で形を変化させた』都市なのです。
この事は、世界中の都市計画を研究する人や建築家に大きな影響を与えました。今日の日本でも言えることですが、何処の町を見てもその地域独特の考えというのはあまり見えてきません。駅前には大きなビルが建ち並び、少し離れると家になり、その外側に田園が広がる、これはある意味なるべくしてなったのでしょうがないことではありますが、問題はそのビルの形です。何処の町を見ても多少の違いはありますが、ビルの形というのはだいたい同じです。このような事態を私は侮蔑の意味を込めて「都市に個性が無くなった」と表現しています。これは決して誇大表現ではありません。なぜなら、実際に起こっていることですから。
これはマニュアルに沿った都市を造り出した国家や会社の影響です。日本中で同じマニュアルが使われ、日本中に同じ表情を持った都市が生まれました。もはや、京都であろうと大阪であろうと東京、仙台、札幌、その表情は全くと言っていいほど類似しています。これが「都市に個性が無くなった」というほかに当てはまる言葉があるでしょうか? もしあったとしても「都市に表情が無くなった」という言葉ぐらいでしょうか。
そしてこれが、全世界的に巻き起こっています。ニューヨーク、東京、中国………全ての都市に同じような建物が建ち、全ての都市の表情が同じになりました。地域性は無視され、グローバルスタンダードとかグローバル化等という言葉を後ろ盾に、このような事態が巻き起こってしまったのです。これは町作りを国や会社が担当しているからなのです。そして、それをまねして地方公共団体が自分たちの都市を形作ってしまったからなのです。
しかし秋葉原はどうでしょうか。今まで再開発の手が伸びることなく、同じ都内、しかも山手線沿線にあるはずなのに、汐留、新宿、東京のような同じ表情を持ったビルが建ち並ぶ地域とは明らかに一線を画しています。これは、国や大手ゼネコンという金を頼りにしてその土地の個性を奪い去るような都市計画を避け続け、そこに集う人達の思想によって形作ったからこそできあがった土地なのです。そして、このような都市は世界中何処を探しても見つからないのです。歴史的な建築が立ち並ぶとされるパリですら、一度都市を取り壊してから都市を再形成しているのです。
秋葉原は世界的に見ても非常に珍しい変化を遂げた都市であり、また、都市の住まう人達によってその都市の表情が決まるという都市が形成されてきた歴史に準じた発展を遂げる唯一の都市なのです。
表情を持った都市は、その都市独自の文化を発展させます。それがアニメ・ゲーム文化であり、グローバル化に押され風前の灯火となっている日本古来の文化を押しのけ、日本の新しい文化(厳密に言えば、日本独自の文化)として世界に認められているのです。
文化と都市は密接に関わっています。そして、都市の個性が無くなった今日、世界中の至る所でその土地独自の文化が失われようとしています。韓国人がキムチを食べられなくなりつつあるというのもそのいい例でしょう。しかし、秋葉原は唯一表情を持って進化を続けている都市であり、その都市独自の文化を発信し続けています。これが秋葉原が世界中の建築家や都市計画を担う人達に注目されている理由なのです。
秋葉原再開発計画が発動し、駅前が一変しつつあります。この世界に残る表情を持って進化をし続けている都市を、汐留や新宿のようなただのビル群にするような事はあり得ないと思いますが、その場に集う人達の意見を反映した都市空間の形成を願うばかりです。
このようにして、一部の国会議員と認識の悪い市民を除いてオタクの文化というのは世界中に注目されているわけですね。アメリカでは"Otaku"はヒーロー的扱いですし、中国でも“誤打区”として理解されてしまうような文化なのです。日本の典型的事例なのですが、国内の文化は自分たちで批判しているのに、世界から見ればすばらしい文化として認められているということはよくありますね。青色発光ダイオードとか(笑)。